JPH10116691A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH10116691A JPH10116691A JP8271013A JP27101396A JPH10116691A JP H10116691 A JPH10116691 A JP H10116691A JP 8271013 A JP8271013 A JP 8271013A JP 27101396 A JP27101396 A JP 27101396A JP H10116691 A JPH10116691 A JP H10116691A
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Abstract
ンプ印加電力が安定するまでの時間を短縮すること。 【解決手段】 タイマ回路124は、電源オン時点から
の所定期間例えば0.5秒を計測する。ランプ電圧検出
回路134は、ランプ電圧が所定電圧例えば300V以
上に達したことを検出する。AND素子123は、タイ
マ回路124の信号S1 とランプ電圧検出回路134の
信号S5 との論理をとる。トランジスタ120は、所定
期間内にランプ電圧が所定電圧以上に達しなかった場合
にオンし、小抵抗値の抵抗119とコンデンサ114と
からなる時定数回路を起動する。抵抗負荷接続時、時定
数回路が起動され、コンデンサ114の端子電圧Vc は
瞬時に定電圧Vccまで上昇し、誤差増幅回路101はラ
ンプ印加電力を大電力から安定電力に移行させる指示信
号を出力する。
Description
どとして使用されるメタルハライドランプなど放電灯を
点灯させる放電灯点灯装置に関する。
は、点灯スイッチをオンした後、速やかに安定点灯状態
に落ち着くことが要求され、この要求に応えるため、次
のような制御が一般に行なわれる。すなわち、まず、放
電灯に高電圧パルスを印加して放電を開始させると共
に、安定時のランプ印加電力よりも大きな電力を放電灯
に印加して放電灯の電極温度を速やかに上昇させ、その
後、ランプ印加電力を漸減させて安定時のランプ印加電
力に収束させる。
電力から安定電力へと漸減させるために、通常、コンデ
ンサと抵抗とからなる時定数回路が用いられる。この時
定数回路の時定数は、通常、放電灯を自動車用前照灯と
して使用する場合、安定時のランプ印加電力を35Wに
設定すると、6〜8秒程度に設定される。そして、時定
数回路の時定数を6〜8秒程度に設定した場合、放電灯
の点灯スイッチをオンし、点灯を開始してからランプ印
加電力が安定した電力に落ち着くまでに約30〜40秒
程度の時間がかかる。
イッチをオンして放電灯が点灯を開始した後、ランプ印
加電力が安定電力に落ち着くまで時間を要するため、速
やかに安定電力を検出したい場合、例えば出荷時に安定
電力を検査、調整するとき等の作業効率が落ちるという
問題がある。
て放電灯の点灯を開始してからランプ印加電力が安定す
るまでの時間を短縮することのできる放電灯点灯装置を
提供することを目的とする。
点灯を開始してからランプ印加電力が安定するまでの時
間を短縮することのできる放電灯点灯装置を提供するこ
とを目的とする。
記載の構成を採用することにより、所定条件下におい
て、放電灯の点灯開始から安定電力になるまでの時間を
短縮することができる。
灯装置の出荷前検査時に放電灯の点灯開始から安定電力
になるまでの時間を短縮することができるため、効率よ
く出荷作業を行なうことができる。
抵抗負荷を接続して安定電力の検査、調整が行なわれ
る。このとき、抵抗負荷に印加される電圧は、放電灯接
続時に放電灯が放電を開始する直前の印加電圧より小さ
い。そこで、請求項3に記載されているように放電灯の
点灯開始後のランプ電圧から放電灯の検査時か否かを判
断することができる。
より、ランプ電圧が放電灯の点灯開始後、所定電圧以上
に達したか否かで放電灯の検査時か否かを判断すること
ができる。つまり、所定電圧に達しなければ放電灯の検
査時であると判断できる。
ら安定電力に漸減するよう制御するために、コンデンサ
と抵抗との直列回路からなる時定数回路が用いられる。
よって、請求項5に記載の構成によれば、所定条件下
(例えば、安定電力の検査時)において、時定数回路の
時定数を小さい時定数に切り換えるため、要求に応じて
放電灯に印加される電力が安定電力になるまでの時間を
短縮することができる。
時定数回路を構成する抵抗の抵抗値を小さい抵抗値に切
り換えることにより時定数を小さくし、所定条件下にお
いて安定電力になるまでの時間を短縮するようにしても
よい。
基づいて説明する。
ブロック図を示している。
両用前照灯としてのメタルハライドランプなど高圧放電
灯、3は点灯スイッチ、4は直流電源回路、5はインバ
ータ回路、6は電流検出抵抗、7はブリッジ制御回路、
8は始動時に後述するHブリッジ回路を高圧パルスから
保護するためのコンデンサを表している。
される1次巻線11aと放電灯2側に配される2つの2
次巻線11b,11cとを有するフライバックトランス
11を備える。フライバックトランス11の1次電流
は、パワーMOSトランジスタ12により制御される。
パワーMOSトランジスタ12のスイッチング動作は、
PWM(パルス幅変調)回路13により制御される。P
WM回路13は、抵抗14を介して1次電流を検出し、
1次電流を電力演算回路15からの指令値に一致させる
ようパワーMOSトランジスタ12のゲートを制御する
ものである。電力演算回路15は、後述する平滑用コン
デンサ17の端子電圧すなわち放電灯2のランプ電圧V
L と電流検出抵抗6を介して検出されるランプ電流IL
とコンデンサ114(図2)の端子電圧VC とに基づい
てランプ印加電力を演算し、このランプ印加電力に基づ
く指令値をPWM回路13に出力するものである。電力
演算回路15は、後で詳述するように、ランプ点灯時に
は、始動直後に比較的大きなランプ電力を放電灯2に印
加し、時間の経過とともに安定点灯時のランプ印加電力
に漸減させる制御を行い、一方、放電灯点灯装置の出荷
前に安定時の電力の調整、検査を行なう場合には、大電
力から安定電力に速やかに移行制御し、出荷前の作業時
間の短縮化を図るよう構成されている。
線11bには、2次巻線11bに発生する交流を整流し
平滑化してインバータ回路5のHブリッジ回路23に供
給する整流用ダイオード16及び平滑用コンデンサ17
が接続されている。他方の2次巻線11cには、2次巻
線11cに発生する交流を整流し平滑化する整流用ダイ
オード18及び平滑用コンデンサ19と、コンデンサ1
9の充電電圧が設定電圧以上に上昇したとき放電する放
電ギャップ20と、からなる始動回路21が接続されて
いる。始動回路21には、放電ギャップ20の放電電流
が流れる1次コイル22aと、1次コイル22aに流れ
る放電電流によって高電圧パルスを発生し放電灯2に印
加する2次コイル22bとを有する高圧コイル22が接
続されている。
を構成する4つのパワーMOSトランジスタ23a、2
3b、23c、23dとブリッジ駆動回路24とからな
る。ブリッジ駆動回路24は、ブリッジ制御回路7から
の制御信号電圧に従い、パワーMOSトランジスタ23
aと23bとのペアと、パワーMOSトランジスタ23
cと23dとのペアとを交互にオン、オフするものであ
る。
示している。図2において、誤差増幅回路101を構成
するオペアンプ102の出力端子15aは、PWM回路
13に接続されている。オペアンプ102の非反転入力
端子は、端子15d、15e間に印加される定電圧Vcc
を分圧して基準電圧V0 を発生する抵抗103と104
との接続点に接続されている。また、オペアンプ102
の反転入力端子は、抵抗105と106とを介してラン
プ電流検出端子15bに接続されるとともに、抵抗10
5と107とを介してランプ電圧検出端子15cに接続
され、さらに、抵抗105と110とを介して他のオペ
アンプ111の出力端子に接続されている。また、オペ
アンプ102の出力端子と反転入力端子との間には、発
振防止用のコンデンサ108が接続されている。従っ
て、誤差増幅回路101は、基準電圧V0 から、所定の
加算値、すなわち、ランプ電圧VLに比例した電圧と、
ランプ電流IL に比例した電圧と、オペアンプ111の
出力電圧との加算値、を減算した電圧を増幅してPWM
回路13に出力する。
電圧としてフィードバックすることによりボルテージフ
ォロア109を構成している。オペアンプ111の非反
転入力端子は、コンデンサ114の正電極に接続されて
いる。コンデンサ114の正電極は、時定数回路112
をコンデンサ114と共に構成する抵抗113に接続さ
れ、抵抗113と定電圧Vccの端子15dとの間に、半
導体スイッチ素子としてのトランジスタ115が接続さ
れている。トランジスタ115のベースは、放電灯2が
良好に点灯開始したことをランプ電圧VL に基づいて検
出するためのランプ電圧検出回路134の出力端子13
4aに接続されている。ランプ電圧検出回路134は、
ランプ電圧VL に応じて信号S2 、S3 、S4 を出力す
るものであり、ランプ電圧VL が低レベルの所定電圧
VLo(例えば50V)以上かつ高レベルの所定電圧VHi
(例えば300V)以下にあるとき出力端子134aの
出力信号S2 が低レベルとなり、ランプ電圧VL が高
レベルの所定電圧VHi以上あるとき出力端子134bの
出力信号S3 が高レベルとなり、ランプ電圧VLが低
レベルの所定電圧VLo以上あるとき出力端子134cの
出力信号S4 が高レベルとなるよう構成されている。ま
た、時定数回路112のコンデンサ114の負電極とア
ース端子15eとの間には、コンデンサ114の放電時
に放電電流が電力演算回路15の電源側に逆流しないよ
う動作する逆流防止用ダイオード118が接続されてい
る。また、コンデンサ114と抵抗113との直列回路
には、放電回路116を構成する抵抗117が並列に接
続されている。
半導体スイッチ素子としてのトランジスタ115との直
列回路には、時定数回路112の抵抗113と比べ低抵
抗値の抵抗119と、半導体スイッチ素子としてのトラ
ンジスタ120との直列回路が並列に接続され、トラン
ジスタ120のベースは、抵抗121を介してトランジ
スタ122に接続されている。このトランジスタ122
のベースは3入力のAND素子123に接続され、その
一つの入力は、タイマ回路124に接続され、タイマ回
路124の出力信号S1 が入力される。このタイマ回路
124は、点灯スイッチ3がオンした時点から所定時間
例えば0.5秒経過した時点で出力信号S1 を高レベル
に反転するよう構成されている。また、3入力のAND
素子123の他の一つの入力は否定付き入力であり、こ
の入力は、後述するトランジスタ131の出力に接続さ
れ、トランジスタ131の出力信号S5 が反転されて入
力される。さらに、3入力のAND素子123の残る入
力は、ランプ電圧検出回路134の出力端子134cに
接続され、出力端子134cからの出力信号S4 が入力
される。
しており、フリップフロップ回路125は、抵抗12
6、127、128、129とコンデンサ130とトラ
ンジスタ131、132とから構成される。フリップフ
ロップ回路125は、端子15dに定電圧Vccが印加さ
れた時点では、トランジスタ132のベース電圧がコン
デンサ130の存在により立ち上がりが遅れるためトラ
ンジスタ131がオンし、トランジスタ132がオフし
た状態で安定している。その後、ランプ電圧検出回路1
34の出力端子134bから高レベルの出力信号S3 が
一旦出力されるようになると、トランジスタ133がオ
ンにスイッチングし、トランジスタ131はオフ状態で
安定する。
路15の動作を、図3を参照しながら説明する。図3に
おいて、(A)は、放電灯2が正規に接続されている場
合のタイミングチャート、(B)は、放電灯点灯装置の
出荷前に安定時の印加電力を調整、検査する作業を行な
うために、放電灯2の代わりに検査用負荷である抵抗負
荷2’(図1)を接続した場合のタイミングチャートを
それぞれ示す。
ら、放電灯2を点灯させる場合の動作について説明す
る。
スイッチ3をオンすると、直流電源回路4が動作を開始
し、コンデンサ17に例えば約400Vの直流電圧VL
が発生し、この直流開放電圧VL はインバータ回路5に
印加される。
回路15のランプ電圧検出回路134にも印加され、出
力端子134a、134b、134cから、それぞれ、
図3(A)に示すように、高レベルの信号S2 、高レベ
ルの信号S3 、高レベルの信号S4 が出力される。
ンジスタ115はオフ状態に維持され、抵抗113を経
由するコンデンサ114の充電路は、遮断状態に維持さ
れる。
ジスタ133がオンにスイッチングし、トランジスタ1
31がオフ、トランジスタ132がオンにそれぞれスイ
ッチングし、フリップフロップ回路125の出力信号S
5 は、図3(A)に示すように、高レベルに反転する。
また、高レベルの信号S4 により、AND素子123
は、高レベルの信号S6 を出力可能な状態となる。しか
し、上記のように信号S 5 が高レベルであり、しかも、
タイマ回路124の出力信号S1 が図3(A)に示すよ
うに低レベルであることから、AND素子123の出力
信号S6 は、図3(A)に示すように、依然として低レ
ベルに維持される。従って、トランジスタ122、12
0は、オフ状態に維持され、抵抗119を経由するコン
デンサ114の充電路は、遮断状態に維持される。
に印加されることによって、時点t1 で放電灯2が放電
を開始すると、ランプ電圧VL は、図3(A)に示すよ
うに、50V以下に低下する。
力信号S2 は、図3(A)に示すように、依然として高
レベルに維持され、トランジスタ115はオフ状態に維
持され、抵抗113を経由するコンデンサ114の充電
路は、遮断状態に維持される。
号S3 は、図3(A)に示すように、低レベルに反転す
るが、トランジスタ132がオン状態に維持されるた
め、トランジスタ131はオフ状態に維持され、フリッ
プフロップ回路125の出力信号S5 は、図3(A)に
示すように、高レベルに維持される。また、出力信号S
4 は、図3(A)に示すように、低レベルに反転する。
従って、AND素子123の出力信号S6 は、図3
(A)に示すように、依然として低レベルに維持され、
トランジスタ122、120はオフ状態に維持され、抵
抗119を経由するコンデンサ114の充電路は遮断状
態に維持される。
イマ回路124の出力信号S1 は、図3(A)に示すよ
うに、高レベルに反転する。しかし、フリップフロップ
回路125の出力信号S5 が図3(A)に示すように高
レベルに維持され、しかも、ランプ検出回路134の出
力信号S4 が図3(A)に示すように低レベルに維持さ
れているため、AND素子123の出力信号S6 は、図
3(A)に示すように、依然として低レベルに維持さ
れ、抵抗119を経由するコンデンサ114の充電路は
遮断状態に維持される。
L が上昇してゆき、時点t3 で50Vに達すると、ラン
プ電圧検出回路134の出力信号S2 は、図3(A)に
示すように、低レベルに反転し、トランジスタ115は
オンにスイッチングする。このため、抵抗113を経由
するコンデンサ114の充電路が導通する。
号S4 は、図3(A)に示すように、高レベルに反転す
るが、フリップフロップ回路125の出力信号S5 が図
3(A)に示すように高レベルに維持されているため、
AND素子123の出力信号S6 は、図3(A)に示す
ように、依然として低レベルに維持され、抵抗119を
経由するコンデンサ114の充電路は遮断状態に維持さ
れる。
を経由する充電路の導通により、抵抗113の比較的大
きな抵抗値とコンデンサ114の静電容量とで決まる比
較的大きな時定数で充電されてゆき、コンデンサ114
の端子電圧VC は、図3(A)に示すように、緩やかに
上昇してゆく。
VC は、図3(A)に示すように、時点t0 から時点t
3 までの期間では略零Vとなり、時点t3 以後は徐々に
上昇してゆき略定電圧Vccに飽和する。
においては、オペアンプ111の出力電圧が低いため、
抵抗107を介したランプ電圧信号と抵抗106を介し
たランプ電流信号との加算信号は抵抗110を介してオ
ペアンプ111により減算されてしまい、誤差増幅回路
101は、放電灯2に大きな電力例えば70Wを印加さ
せる指示信号をPWM回路13に出力し続ける。これに
より、放電灯2に大電力が印加され、放電灯2の電極温
度が速やかに上昇する。
ンプ111の出力電圧が緩やかに上昇してゆくため、ラ
ンプ電圧信号とランプ電流信号との加算信号がオペアン
プ111によって減算される減算分が徐々に減少してゆ
き、誤差増幅回路101は、放電灯2に大電力から安定
電力例えば30Wへと漸減する電力を印加させる指示信
号をPWM回路13に出力する。これにより、放電灯2
に大電力から安定電力へと漸減する電力が供給され、最
終的には放電灯2に安定電力が印加される。
ら、放電灯点灯装置の出荷前に安定時の印加電力を調
整、検査する作業を行なうために、放電灯2の代わりに
抵抗負荷2’を接続した場合の動作を説明する。
スイッチ3をオンすると、直流電源回路4が動作を開始
し、コンデンサ17に直流電圧VL が発生し、この直流
電圧VL はインバータ回路5に印加され、Hブリッジ回
路23のパワーMOSトランジスタ23a、23b、2
3c、23dを介して負荷抵抗2’に電流が流れる。こ
のため、コンデンサ17の直流電圧VL は、上述した放
電灯接続時のような開放電圧とはならず、図3(B)に
示すように、50Vよりも高く300Vよりも低い電圧
までしか上昇しない。
信号S2 は、図3(B)に示すように、低レベルとな
り、トランジスタ115がオンし、抵抗113を経由す
るコンデンサ114の充電路が導通する。
号S3 は、図3(B)に示すように、低レベルであり、
フリップフロップ回路125の出力信号S5 は、図3
(B)に示すように、低レベルである。また、ランプ電
圧検出回路134の出力信号S 4 は、図3(B)に示す
ように、高レベルである。しかし、タイマ回路124の
出力信号S1 は、図3(B)に示すように、低レベルで
ある。このため、AND素子123の出力信号S6 は低
レベルであり、トランジスタ122、120は共にオフ
状態にあり、抵抗119を経由するコンデンサ114の
充電路は遮断状態にある。
を経由する充電路の導通により、抵抗113の比較的大
きな抵抗値とコンデンサ114の静電容量とで決まる比
較的大きな時定数で充電されてゆき、コンデンサ114
の端子電圧VC は、図3(B)に示すように、緩やかに
上昇してゆく。
イマ回路124の出力信号S1 が図3(B)に示すよう
に高レベルに反転すると、AND素子123の出力信号
S6 は、図3(B)に示すように、高レベルに反転し、
トランジスタ122、120がオンにスイッチングし、
抵抗119を経由するコンデンサ114の充電路が導通
する。
を経由する充電路の導通により、抵抗119の小さな抵
抗値とコンデンサ114の静電容量とで決まる小さな時
定数で瞬時に充電され、コンデンサ114の端子電圧V
C は、図3(B)に示すように、瞬時に略定電圧Vccま
で上昇し飽和する。
VC は、図3(B)に示すように、時点t0 から時点t
1 までの期間では低く、時点t1 で瞬時に略定電圧Vcc
まで上昇し飽和する。
においては、オペアンプ111の出力電圧が低いため、
抵抗107を介したランプ電圧信号と抵抗106を介し
たランプ電流信号との加算信号は抵抗110を介してオ
ペアンプ111により減算されてしまい、誤差増幅回路
101は、抵抗負荷2’に大きな電力を印加させる指示
信号をPWM回路13に出力する。これにより、抵抗負
荷2’に比較的大きな電力が印加される。
ンプ111の出力電圧が瞬時に略定電圧Vccまで上昇す
るため、ランプ電圧信号とランプ電流信号との加算信号
がオペアンプ111によって減算される減算分が瞬時に
減少し、誤差増幅回路101は、抵抗負荷2’に比較的
大きな電力から安定電力例えば30Wへと漸減する電力
を印加させる指示信号をPWM回路13に出力する。こ
れにより、抵抗負荷2’に安定電力が印加される。
灯装置は、大電力から安定電力へとランプ印加電力を移
行制御する制御手段(電力演算回路15におけるランプ
電圧検出回路134、トランジスタ115、時定数回路
112、ボルテージフォロア109、誤差増幅回路10
1などが対応する。)と、所定条件下において、ランプ
印加電力を安定電力で制御開始するまでの時間を短縮す
る時間短縮手段(電力演算回路15におけるタイマ回路
124、ランプ電圧検出回路134、トランジスタ12
0、122、131〜133、AND素子123、抵抗
119などが対応する。)とを備えることを特徴とす
る。このため、例えば放電灯点灯装置の出荷前に安定時
の電力を調整、検査したい場合等の所定条件下で、時間
短縮手段により、ランプ印加電力を安定電力で制御開始
するまでの時間を短縮させるようにする。これにより、
電源を印加してから安定時の電力に落ち着くまでの時間
を短くすることができる。よって、安定時の電力の調
整、検査に素早く取り掛かれ出荷前の作業時間を短縮さ
せることができる。
期間内にランプ電圧VL が所定電圧VHi以上に達しなか
ったことを条件として、時間短縮手段により、ランプ印
加電力を安定電力で制御開始するまでの時間を短縮させ
ることを特徴とする。放電灯点灯装置の出荷前の調整、
検査の際には、通常、放電灯2の代わりに抵抗負荷2’
を接続して調整、検査が行なわれ、この時の抵抗負荷
2’の印加電圧は、電源を印加すると同時に抵抗負荷
2’に電流が流れるため、放電灯接続時に放電灯2が放
電を開始する直前(図3(A)図示の時点t1 )の放電
灯2の印加電圧と比べて低い。従って、ランプ電圧VL
、換言すると、抵抗負荷2’の印加電圧又は放電灯2
の印加電圧、が所定電圧VHi以上に達しなかったことを
検出することにより、放電灯2の代わりに抵抗負荷2’
が接続されていると判断することができる。そして、こ
の判断時に時間短縮手段によりランプ印加電力を安定電
力で制御開始するまでの時間を短縮させることにより、
電源を印加してから安定時の電力に落ち着くまでの時間
が短くなり、安定時の電力の調整、検査に素早く取り掛
かることができ、出荷前の作業時間を短縮させることが
できる。
出して上記のような時間短縮のための制御を行なうよう
構成したが、ランプ電圧VL に相関する電圧を検出して
制御を行なうようにしてもよい。例えば、直流電源回路
4のフライバックトランス11の2次側に検出巻線を設
け、この検出巻線に誘起される電圧を検出し、この電圧
に基づいて上記制御を行なうようにしたり、フライバッ
クトランス11の1次側の電圧を検出し、この電圧に基
づいて上記制御を行なうようにしてもよい。
グチャート
手段 119、120、122〜124、131〜134など
時間短縮手段 114、119 時定数回路 120 トランジスタ(スイッチング素子) 123 AND素子(論理回路) 124 タイマ回路 134 ランプ電圧検出回路
Claims (6)
- 【請求項1】 放電灯の点灯開始時に前記放電灯に印加
されるランプ電力が大電力から安定電力になるよう制御
する点灯制御手段と、 所定条件下には、前記放電灯の点灯開始から安定電力に
なるまでの時間を短縮するように制御する時間短縮手段
とを備えることを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項2】 前記所定条件は、前記放電灯の検査時で
あることを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項3】 前記放電灯の検査時であるか否かを前記
放電灯に印加されるランプ電圧に基づいて判断する検査
時判断手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の
放電灯点灯装置。 - 【請求項4】 前記検査時判断手段は、前記放電灯の検
査時であるか否かを前記放電灯に印加されるランプ電圧
が前記放電灯の点灯開始後所定期間内に所定電圧以上に
達したか否かにより判断する手段であることを特徴とす
る請求項3に記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項5】 前記点灯制御手段は、時定数回路の出力
に基づいて前記放電灯に印加されるランプ電力が大電力
から安定電力となるように制御する手段であり、 前記時間短縮手段は、前記時定数回路の時定数を小さい
時定数に切り換える手段であることを特徴とする請求項
1から請求項4のいずれか1つに記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項6】 前記時定数回路はコンデンサと第1の抵
抗との直列回路であり、 前記切換手段は、前記第1の抵抗と並列に接続されてお
り前記第1の抵抗より抵抗値の小さい第2の抵抗と、一
端が前記第2の抵抗に他端が前記コンデンサと前記第1
の抵抗との間に接続されているスイッチング手段とを備
え、前記放電灯の点灯開始後、所定期間内に前記放電灯
に印加される電圧が所定電圧を越えないとき、前記コン
デンサと前記第2の抵抗とを電気的に接続し、前記時定
数回路の時定数を切り換えることを特徴とする請求項5
に記載の放電灯点灯装置。
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JP27101396A JP3412421B2 (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 放電灯点灯装置 |
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JP27101396A Expired - Lifetime JP3412421B2 (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 放電灯点灯装置 |
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1997
- 1997-09-18 US US08/933,514 patent/US5910712A/en not_active Expired - Lifetime
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