JPH0636905A - スパッタ端末を有するバリスタ及びスパッタ端末をバリスタ等へ適用する方法 - Google Patents
スパッタ端末を有するバリスタ及びスパッタ端末をバリスタ等へ適用する方法Info
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- JPH0636905A JPH0636905A JP5127321A JP12732193A JPH0636905A JP H0636905 A JPH0636905 A JP H0636905A JP 5127321 A JP5127321 A JP 5127321A JP 12732193 A JP12732193 A JP 12732193A JP H0636905 A JPH0636905 A JP H0636905A
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- H01C1/14—Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/10—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
- H01C7/102—Varistor boundary, e.g. surface layers
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- Electromagnetism (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多数の電気部品に対し、端末を高品質で同時
形成したバリスタを提供する。 【構成】 上面20及び下面21にスパッタされた金属
層33,34を有する多層セラミックバリスタ19。
形成したバリスタを提供する。 【構成】 上面20及び下面21にスパッタされた金属
層33,34を有する多層セラミックバリスタ19。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、総括的にはバリスタ及
びバリスタその他の電気部品に端末をスパッタリングす
る方法、具体的にはスパッタされた端末を有する多層セ
ラミックバリスタ及びスパッタされた端末を複数のバリ
スタ及び同様の部品に単一作業にて装着する方法に関す
る。
びバリスタその他の電気部品に端末をスパッタリングす
る方法、具体的にはスパッタされた端末を有する多層セ
ラミックバリスタ及びスパッタされた端末を複数のバリ
スタ及び同様の部品に単一作業にて装着する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】「バリスタ」または電圧依存型非線形抵
抗は、他の各手段の中でも、特にサージ吸収素子、アレ
スタ及び電圧安定化素子として使用されてきた。バリス
タには、通常、電圧依存型非線形性を有する単一層デイ
スク型セラミック本体が使用される。多層バリスタは、
1988年に市販されるようになった。このタイプのバ
リスタの調製方法及び一般的構成は、本願に参考文献と
して付記した米国特許第4,290,041号(発明者
ウツミ他)に詳述されている。この引例におけるバリ
スタは、電圧感応型粒界により分離される導電性粒子か
ら成る半導体ブロック状本体を含む。バリスタのセラミ
ック本体形成後、バリスタを「端末形成」させることが
必要である。即ち、導電性コーテイングをバリスタの露
出された電極部へ施さなければならない。これによっ
て、バリスタは印刷回路基板等へ容易に接続可能とな
る。
抗は、他の各手段の中でも、特にサージ吸収素子、アレ
スタ及び電圧安定化素子として使用されてきた。バリス
タには、通常、電圧依存型非線形性を有する単一層デイ
スク型セラミック本体が使用される。多層バリスタは、
1988年に市販されるようになった。このタイプのバ
リスタの調製方法及び一般的構成は、本願に参考文献と
して付記した米国特許第4,290,041号(発明者
ウツミ他)に詳述されている。この引例におけるバリ
スタは、電圧感応型粒界により分離される導電性粒子か
ら成る半導体ブロック状本体を含む。バリスタのセラミ
ック本体形成後、バリスタを「端末形成」させることが
必要である。即ち、導電性コーテイングをバリスタの露
出された電極部へ施さなければならない。これによっ
て、バリスタは印刷回路基板等へ容易に接続可能とな
る。
【0003】一般的なバリスタ製造方法では、露出され
た電極を有するセラミック本体の各部へペーストを適用
することによって端末が形成される。ペーストは、低溶
融性ガラスフリット、及び銀または銀合金等の導電性物
質を含む。ペースト適用後、バリスタは加熱され、これ
により溶媒及び/またはバインダが除去されると共に銀
含有ガラスがセラミック本体へ融合される。端末形成さ
れたバリスタは、それ自体に半田付けされた電気リード
を有するか、或いは表面実装デバイスとして使用するこ
とができる。
た電極を有するセラミック本体の各部へペーストを適用
することによって端末が形成される。ペーストは、低溶
融性ガラスフリット、及び銀または銀合金等の導電性物
質を含む。ペースト適用後、バリスタは加熱され、これ
により溶媒及び/またはバインダが除去されると共に銀
含有ガラスがセラミック本体へ融合される。端末形成さ
れたバリスタは、それ自体に半田付けされた電気リード
を有するか、或いは表面実装デバイスとして使用するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法には
次のような欠点がある。まず、浸出抵抗を改善するため
にパラジウム、プラチナ、及び/または他の貴金属が添
加されると、端末形成化合物のコストが大幅に上昇して
しまう。添加物質のコストは、銀単独の場合の10倍以
上となる。浸出抵抗改善が必要となったのは、ニッケル
メッキ端末形成が表面実装部品に対する工業規格として
規定されたことによる。第2に、たとえパラジウム及び
他の貴金属が端末形成化合物へ添加されても、結果とし
て得られる浸出抵抗はニッケルバリヤを含む端末の場合
ほど向上しない。コストを低減しつつ浸出抵抗を改善す
るため、メッキ作用によりニッケルバリヤ備えたバリス
タを実現するための試みがなされてきた。例えば、端末
形成済みであり銀端末で燃焼された複数のバリスタを、
セラミックコンデンサをメッキするため、周知技術にて
メッキバスケット内に配置可能である。バスケットは、
その後メッキ溶液中に浸積される。十分な金属が堆積さ
れた後、バスケットはメッキ溶液から取り出され、バリ
スタが洗浄される。
次のような欠点がある。まず、浸出抵抗を改善するため
にパラジウム、プラチナ、及び/または他の貴金属が添
加されると、端末形成化合物のコストが大幅に上昇して
しまう。添加物質のコストは、銀単独の場合の10倍以
上となる。浸出抵抗改善が必要となったのは、ニッケル
メッキ端末形成が表面実装部品に対する工業規格として
規定されたことによる。第2に、たとえパラジウム及び
他の貴金属が端末形成化合物へ添加されても、結果とし
て得られる浸出抵抗はニッケルバリヤを含む端末の場合
ほど向上しない。コストを低減しつつ浸出抵抗を改善す
るため、メッキ作用によりニッケルバリヤ備えたバリス
タを実現するための試みがなされてきた。例えば、端末
形成済みであり銀端末で燃焼された複数のバリスタを、
セラミックコンデンサをメッキするため、周知技術にて
メッキバスケット内に配置可能である。バスケットは、
その後メッキ溶液中に浸積される。十分な金属が堆積さ
れた後、バスケットはメッキ溶液から取り出され、バリ
スタが洗浄される。
【0005】このメッキ方法には、多くの欠点がある。
まず最初の問題は、バリスタが電圧感応性粒界によって
分離される導電性粒子から成る半導体であるという事実
に起因するものである。即ち、この電圧変化感度によっ
て、メッキ処理中に「クリーページ」がバリスタに生じ
る。クリーページとは、メッキが本体の端部(目的部
位)のみならず、本体全部を横切って端から端まで端部
からメッキまたは「クリープ」し始めることである。も
ちろん、クリーページが端から端へ到達するとショート
が発生し、バリスタは使用不能状態に陥る。この問題
は、メッキ不要領域にプラスチックバインダ等の絶縁化
合物を施することで除去可能である。しかし、このため
には処理ステップが増大すると共に製造コストが増大す
る。更に、メッキ溶液は通常酸性であるから、メッキ中
に接触してしまうとセラミック本体が徐々に侵食されて
しまう。
まず最初の問題は、バリスタが電圧感応性粒界によって
分離される導電性粒子から成る半導体であるという事実
に起因するものである。即ち、この電圧変化感度によっ
て、メッキ処理中に「クリーページ」がバリスタに生じ
る。クリーページとは、メッキが本体の端部(目的部
位)のみならず、本体全部を横切って端から端まで端部
からメッキまたは「クリープ」し始めることである。も
ちろん、クリーページが端から端へ到達するとショート
が発生し、バリスタは使用不能状態に陥る。この問題
は、メッキ不要領域にプラスチックバインダ等の絶縁化
合物を施することで除去可能である。しかし、このため
には処理ステップが増大すると共に製造コストが増大す
る。更に、メッキ溶液は通常酸性であるから、メッキ中
に接触してしまうとセラミック本体が徐々に侵食されて
しまう。
【0006】本出願人は、当業界でスパッタリングとし
て知られる真空蒸着法により、バリスタにニッケルバリ
ヤを有する端末を形成することに初めて成功した。スパ
ッタリングコンデンサ端末は米国特許第4,561,9
54号(Scrantom他)に既に記載されていた
が、本発明者の知る限りでは、誰一人として、バリスタ
及びバリスタ上へのスパッタ端末形成に使用されるセラ
ミック物質のもつ比較的高い導電性特性を克服できなか
った。しかも、スパッタリングでは、ペーストまたはメ
ッキ作用に固有の問題及びコストを回避することもでき
る。
て知られる真空蒸着法により、バリスタにニッケルバリ
ヤを有する端末を形成することに初めて成功した。スパ
ッタリングコンデンサ端末は米国特許第4,561,9
54号(Scrantom他)に既に記載されていた
が、本発明者の知る限りでは、誰一人として、バリスタ
及びバリスタ上へのスパッタ端末形成に使用されるセラ
ミック物質のもつ比較的高い導電性特性を克服できなか
った。しかも、スパッタリングでは、ペーストまたはメ
ッキ作用に固有の問題及びコストを回避することもでき
る。
【0007】スパッタリングは、堆積処理が施される全
部分を確実に堆積金属と緊密接合させつつ、金属物質の
超薄層を堆積できるという利点を有する。これにより、
バリスタの全端部のみが端末物質と接触する。従って、
スパッタリングによれば、バリスタメッキ法に比して、
欠点少なく遥かに低コストで所望の結果が得られる。し
かしながら、なお端末物質のスパッタリングに固有の問
題として、バリスタの全露出部に対し、金属物質の堆積
増大が生じる。従って、バリスタの側面、即ち端末が装
着される端部間の面がスパッタリング作用から完全に遮
蔽されない限り、バリスタの端部間に伸長するスパッタ
物質膜が形成され、これがバリスタをショートさせてし
まうことになる。
部分を確実に堆積金属と緊密接合させつつ、金属物質の
超薄層を堆積できるという利点を有する。これにより、
バリスタの全端部のみが端末物質と接触する。従って、
スパッタリングによれば、バリスタメッキ法に比して、
欠点少なく遥かに低コストで所望の結果が得られる。し
かしながら、なお端末物質のスパッタリングに固有の問
題として、バリスタの全露出部に対し、金属物質の堆積
増大が生じる。従って、バリスタの側面、即ち端末が装
着される端部間の面がスパッタリング作用から完全に遮
蔽されない限り、バリスタの端部間に伸長するスパッタ
物質膜が形成され、これがバリスタをショートさせてし
まうことになる。
【0008】バリスタへの端末形成手段としてスパッタ
リングを商業的に実現するためには、、数百または数千
個のバリスタを同時に処理できることが重要である。理
論的には、スパッタリングをプラスチックブロック等内
に埋設された複数のバリスタに同時に適用することは可
能であるが、バリスタの位置決め、ブロックの鋳造、ブ
ロックの表面部を除去してバリスタの端末形成用端部を
露出させること、そしてスパッタ適用後のブロック分
解、等が困難であるため、この方法は商業的には実用化
できない。
リングを商業的に実現するためには、、数百または数千
個のバリスタを同時に処理できることが重要である。理
論的には、スパッタリングをプラスチックブロック等内
に埋設された複数のバリスタに同時に適用することは可
能であるが、バリスタの位置決め、ブロックの鋳造、ブ
ロックの表面部を除去してバリスタの端末形成用端部を
露出させること、そしてスパッタ適用後のブロック分
解、等が困難であるため、この方法は商業的には実用化
できない。
【0009】本出願人は、バリスタへの端末スパッタリ
ング技術を幾つか使用してみた。その一つとして、「ク
ロース−パック方法」がある。この技術では、複数のバ
リスタを特殊形成された金属ジグまたはダイへ装着して
端末が形成される。ジグまたはダイがバリスタの側部を
緊密保護し、これによって金属堆積中にバリスタの側面
上にスパッタされた物質の膜が形成されることを防止す
る。特定の本体近傍の包囲セラミック体が該本体の側面
に対する「マスク」として実質上作用することになる。
従って、この方法では、大量のバリスタを単一操作で取
り扱えるよう、本体の製造及びダイの装荷が精密な寸法
で行われる必要がある。
ング技術を幾つか使用してみた。その一つとして、「ク
ロース−パック方法」がある。この技術では、複数のバ
リスタを特殊形成された金属ジグまたはダイへ装着して
端末が形成される。ジグまたはダイがバリスタの側部を
緊密保護し、これによって金属堆積中にバリスタの側面
上にスパッタされた物質の膜が形成されることを防止す
る。特定の本体近傍の包囲セラミック体が該本体の側面
に対する「マスク」として実質上作用することになる。
従って、この方法では、大量のバリスタを単一操作で取
り扱えるよう、本体の製造及びダイの装荷が精密な寸法
で行われる必要がある。
【0010】他の技術は、バリスタの他の部分を遮蔽し
つつ、セラミック本体上に端末をスパッタするというも
のである。該他の部分は、弾性ブロックまたはスラブ内
にバリスタを埋設することによって、スパッタ物質から
保護される。ブロックまたはスラブは、バリスタの端部
を露出させつつ、バリスタの側部と緊密に係合するよう
な大きさの孔部を有する。この技術は、本願に参考文献
として付記された米国特許第4,561,954号(発
明者 Scrantom)(以下「スクラントム」とい
う)において、コンデンサに適用されるものとして詳述
されている。
つつ、セラミック本体上に端末をスパッタするというも
のである。該他の部分は、弾性ブロックまたはスラブ内
にバリスタを埋設することによって、スパッタ物質から
保護される。ブロックまたはスラブは、バリスタの端部
を露出させつつ、バリスタの側部と緊密に係合するよう
な大きさの孔部を有する。この技術は、本願に参考文献
として付記された米国特許第4,561,954号(発
明者 Scrantom)(以下「スクラントム」とい
う)において、コンデンサに適用されるものとして詳述
されている。
【0011】マスクの厚さがマスクの長さよりも若干小
さい場合、スクラントムによって「ランド」、即ち端部
に端末を製造可能である。この端末は、コンデンサの端
部をカバーするのみならず、コンデンサのサイドマージ
ンに沿って若干伸長する。
さい場合、スクラントムによって「ランド」、即ち端部
に端末を製造可能である。この端末は、コンデンサの端
部をカバーするのみならず、コンデンサのサイドマージ
ンに沿って若干伸長する。
【0012】スクラントムの技術は、バリスタの端部に
端末を形成するのに有用であるが、クロースパック法に
おいて付加バリスタを配置可能な領域の大部分を弾性マ
スクが占有してしまうので、一回に端末形成を施せるバ
リスタの数が制限されることとなる。
端末を形成するのに有用であるが、クロースパック法に
おいて付加バリスタを配置可能な領域の大部分を弾性マ
スクが占有してしまうので、一回に端末形成を施せるバ
リスタの数が制限されることとなる。
【0013】更に、そうした弾性物質によって適切なシ
ールドが形成されるが、必然的に真空条件下で実行され
るスパッタリング作用中に、該弾性物質が「アウトガ
ス」する傾向がある。この「アウトガス」が、堆積され
たスパッタ物質とバリスタとの間の境界に、異質付加物
質または混在物の形成を引き起こす。付加物質または混
在物によって、スパッタされた物質と電極との電気接触
が劣化すると共に、セラミックとの接合性も悪くなる。
しかしながら、スパッタリング層をマスクへ予め適用す
ることで、気体放出作用を回避でき、またマスクを十分
に変形可能としてバリスタ全体を装荷プレートからプレ
ート内に補助形成された孔部内へ移動させることができ
る。
ールドが形成されるが、必然的に真空条件下で実行され
るスパッタリング作用中に、該弾性物質が「アウトガ
ス」する傾向がある。この「アウトガス」が、堆積され
たスパッタ物質とバリスタとの間の境界に、異質付加物
質または混在物の形成を引き起こす。付加物質または混
在物によって、スパッタされた物質と電極との電気接触
が劣化すると共に、セラミックとの接合性も悪くなる。
しかしながら、スパッタリング層をマスクへ予め適用す
ることで、気体放出作用を回避でき、またマスクを十分
に変形可能としてバリスタ全体を装荷プレートからプレ
ート内に補助形成された孔部内へ移動させることができ
る。
【0014】このように、クロースパック法の高密度装
荷の利点と、弾性ブロック法の「ランド」形成性能と、
を組み合わせた商業的に実用可能な方法を開発する必要
がある。また、その技術が、バリスタに端末を形成する
だけでなく、コンデンサや抵抗等の他の電気部品に端末
を形成するためにも使用できることが望ましい。更に、
スクラントムに記載の弾性方法におけるような「ラン
ド」を、付加バリスタを配置可能なダイ中の有用空間を
占有することなく製造する技術が望まれる。これは、ク
ローズパック方法では達成できない。
荷の利点と、弾性ブロック法の「ランド」形成性能と、
を組み合わせた商業的に実用可能な方法を開発する必要
がある。また、その技術が、バリスタに端末を形成する
だけでなく、コンデンサや抵抗等の他の電気部品に端末
を形成するためにも使用できることが望ましい。更に、
スクラントムに記載の弾性方法におけるような「ラン
ド」を、付加バリスタを配置可能なダイ中の有用空間を
占有することなく製造する技術が望まれる。これは、ク
ローズパック方法では達成できない。
【0015】本発明の目的は、スパッタにより端末が形
成されるバリスタと、及びバリスタ及び他の電気部品に
改善されたスパッタ方法で端末を形成する方法と、を提
供することである。
成されるバリスタと、及びバリスタ及び他の電気部品に
改善されたスパッタ方法で端末を形成する方法と、を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、電圧依存型非線形抵抗を有
するバリスタにおいて、本体と、本体の離隔領域を除い
て本体内部に配置された複数の電極と、離隔領域に配置
された複数のスパッタ端末と、を含むことを特徴とす
る。
に、請求項1に係る発明は、電圧依存型非線形抵抗を有
するバリスタにおいて、本体と、本体の離隔領域を除い
て本体内部に配置された複数の電極と、離隔領域に配置
された複数のスパッタ端末と、を含むことを特徴とす
る。
【0017】請求項7に係る発明は、電圧依存型非線形
抵抗を示し、複数の隔離された面を有するセラミック物
質と、対向端部を有する複数の内部電極であって、各電
極の一端は少なくとも一の隔離面へ伸長している内部電
極と、少なくとも一の隔離面に適用されたスパッタされ
た端末と、を含むことを特徴とする。
抵抗を示し、複数の隔離された面を有するセラミック物
質と、対向端部を有する複数の内部電極であって、各電
極の一端は少なくとも一の隔離面へ伸長している内部電
極と、少なくとも一の隔離面に適用されたスパッタされ
た端末と、を含むことを特徴とする。
【0018】請求項14に係る発明は、電圧依存性を示
す複数のセラミック層と、セラミック層間に配置された
複数の内部電極であって、該内部電極は2個の端部を有
し、第1内部電極の一端は本体の第1外部位置へ向けて
伸長し、第1内部電極の対向端は本体内に配置され、第
2内部電極の一端は第1外部位置から離れた第2外部位
置へ伸長し、第2内部電極の対向端は本体内に存在し、
シャッタ端末は第1及び第2外部位置に配置されている
ことを特徴とする。
す複数のセラミック層と、セラミック層間に配置された
複数の内部電極であって、該内部電極は2個の端部を有
し、第1内部電極の一端は本体の第1外部位置へ向けて
伸長し、第1内部電極の対向端は本体内に配置され、第
2内部電極の一端は第1外部位置から離れた第2外部位
置へ伸長し、第2内部電極の対向端は本体内に存在し、
シャッタ端末は第1及び第2外部位置に配置されている
ことを特徴とする。
【0019】請求項16に係る発明は、方形または直角
形フレームを有する装荷装置内の電気部品に対して端末
をスパッタ形成する方法において、フレーム内に部品の
第1列を装荷するステップと、部品の第1列近傍に隔離
ストリップを装荷するステップと、隔離ストリップ近傍
の第2部品列を装荷するステップと、部品の露出面上に
端末をスパッタ形成するステップと、を含むことを特徴
とする。
形フレームを有する装荷装置内の電気部品に対して端末
をスパッタ形成する方法において、フレーム内に部品の
第1列を装荷するステップと、部品の第1列近傍に隔離
ストリップを装荷するステップと、隔離ストリップ近傍
の第2部品列を装荷するステップと、部品の露出面上に
端末をスパッタ形成するステップと、を含むことを特徴
とする。
【0020】請求項17に係る発明は、2個の対向列面
と、端末のスパッタ形成中にマスクされる2個の対向行
面と、そして露出される対向した2個の端面と、を有す
るブロック状電気部品に対して端末をスパッタ形成する
方法において、複数の部品を列で装荷するステップと、
列面近傍に配置された隔離ストリップによって列の列面
をマスクするステップと、列内の少なくとも一の部品の
行面を該一の部品近傍の部品によってマスクするステッ
プと、端面上に端末を形成するステップと、を含むこと
を特徴とする。
と、端末のスパッタ形成中にマスクされる2個の対向行
面と、そして露出される対向した2個の端面と、を有す
るブロック状電気部品に対して端末をスパッタ形成する
方法において、複数の部品を列で装荷するステップと、
列面近傍に配置された隔離ストリップによって列の列面
をマスクするステップと、列内の少なくとも一の部品の
行面を該一の部品近傍の部品によってマスクするステッ
プと、端面上に端末を形成するステップと、を含むこと
を特徴とする。
【0021】請求項19に係る発明は、ブロック形状
で、隔離端面及び該端面間に伸長した側面を有する電気
部品上に端末をスパッタ形成する方法において、バリス
タを緊密包囲するようにジグ内に複数の電気部品を装着
し、これによって端末のスパッタ形成中に側面上のスパ
ッタ物質の形成を回避するステップと、隔離した端面上
に端末をスパッタ形成するステップと、を含むことを特
徴とする。
で、隔離端面及び該端面間に伸長した側面を有する電気
部品上に端末をスパッタ形成する方法において、バリス
タを緊密包囲するようにジグ内に複数の電気部品を装着
し、これによって端末のスパッタ形成中に側面上のスパ
ッタ物質の形成を回避するステップと、隔離した端面上
に端末をスパッタ形成するステップと、を含むことを特
徴とする。
【0022】請求項20に係る発明は、スパッタ物質が
装着される2個の隔離面と、スパッタ物質が形成されな
い残存面と、を諷するバリスタ上に端末をスパッタ形成
する方法において、バリスタの残存面をシールドするス
テップと、隔離面の少なくとも一上にスパッタ物質を適
用するステップと、を含むことを特徴とする。
装着される2個の隔離面と、スパッタ物質が形成されな
い残存面と、を諷するバリスタ上に端末をスパッタ形成
する方法において、バリスタの残存面をシールドするス
テップと、隔離面の少なくとも一上にスパッタ物質を適
用するステップと、を含むことを特徴とする。
【0023】請求項24に係る発明は、スパッタ処理中
に多数の電気部品を所定位置に保持する装置において、
2個の平行保持バー、可動バー及びストップバーを含
み、各部品を所望位置に保持するフレームを含み、スト
ップバーは、2個の対向端を含み、ストップバーの各端
部は各保持バーの一端に接続され、ストップバー及び保
持バーはフレームの3側型固定部を形成し、可動バーは
電気部品装荷中に移動する4側部を形成することを特徴
とする。
に多数の電気部品を所定位置に保持する装置において、
2個の平行保持バー、可動バー及びストップバーを含
み、各部品を所望位置に保持するフレームを含み、スト
ップバーは、2個の対向端を含み、ストップバーの各端
部は各保持バーの一端に接続され、ストップバー及び保
持バーはフレームの3側型固定部を形成し、可動バーは
電気部品装荷中に移動する4側部を形成することを特徴
とする。
【0024】請求項31に係る発明は、2個の保持バ
ー、可動バー、及びストップバーを有するフレームを含
み、各保持バーは互いに平行であり、可動バーとストッ
プバーとは互いに平行であり、各保持バーの一端がスト
ップバーに接続され、これによってフレームの3側型固
定部が形成され、可動バーは、プレートが完全に装荷さ
れた時にストップバーに対して係止する第4可動側部を
形成する、装置内に電気部品を装荷する方法において、
フレームの3側型部の前方に、隔離ストリップを可動バ
ーに対して平行となるよう挿入するステップと、部品の
列をストリップの隣のフレーム内へ供給するステップ
と、ストリップ、部品列、及び可動バーを一緒にフレー
ム内へ押し入れるステップと、を含むことを特徴とす
る。
ー、可動バー、及びストップバーを有するフレームを含
み、各保持バーは互いに平行であり、可動バーとストッ
プバーとは互いに平行であり、各保持バーの一端がスト
ップバーに接続され、これによってフレームの3側型固
定部が形成され、可動バーは、プレートが完全に装荷さ
れた時にストップバーに対して係止する第4可動側部を
形成する、装置内に電気部品を装荷する方法において、
フレームの3側型部の前方に、隔離ストリップを可動バ
ーに対して平行となるよう挿入するステップと、部品の
列をストリップの隣のフレーム内へ供給するステップ
と、ストリップ、部品列、及び可動バーを一緒にフレー
ム内へ押し入れるステップと、を含むことを特徴とす
る。
【0025】
【作用】本発明の一態様では、高密度パッキングでのス
パッタリング中に電気部品をマスキングする方法を提供
する。更に、必要に応じ、本発明は、従来のマスキング
方法で必要であった付加バリスタ配置可能な大きな空間
を犠牲にすることなく、バリスタまたは他の部品上に
「ランド」を形成することが可能である。
パッタリング中に電気部品をマスキングする方法を提供
する。更に、必要に応じ、本発明は、従来のマスキング
方法で必要であった付加バリスタ配置可能な大きな空間
を犠牲にすることなく、バリスタまたは他の部品上に
「ランド」を形成することが可能である。
【0026】本発明の例示的形態では、スパッタ端末を
形成可能とするためにバリスタを容易にマスキングする
方法を提供している。この改善された方法は、クローズ
パック方法における部品を緊密間隔で配置できるという
利点と、従来のマスキング方法により得られる利点とを
組み合わせたものである。
形成可能とするためにバリスタを容易にマスキングする
方法を提供している。この改善された方法は、クローズ
パック方法における部品を緊密間隔で配置できるという
利点と、従来のマスキング方法により得られる利点とを
組み合わせたものである。
【0027】
【実施例】図4は、スパッタリング装置内へ組み込むた
めの固定具またはアセンブリの斜視図である。固定具
は、ボトムフレーム部11及び上部フレーム部品12を
含む。ボトムフレーム11は、ベース部13及び包囲側
壁部14を含む。上部フレーム部品12は、側壁部15
及び内方リップ部16を含む。フレームは、弾性物質か
ら成るマスク17を包囲している。
めの固定具またはアセンブリの斜視図である。固定具
は、ボトムフレーム部11及び上部フレーム部品12を
含む。ボトムフレーム11は、ベース部13及び包囲側
壁部14を含む。上部フレーム部品12は、側壁部15
及び内方リップ部16を含む。フレームは、弾性物質か
ら成るマスク17を包囲している。
【0028】好適な弾性体は、登録商標SILASTI
Cとして販売されているもので、ミシガン州所在のドー
コーニングコーポレーションオブミッドランドにより製
造されている。SILASTICは、シリコンラバーを
含む。本発明に使用するのに好適なグレードは、J R
TVシリコンラバーである。他のシリコンラバー組成を
使用してもよい。
Cとして販売されているもので、ミシガン州所在のドー
コーニングコーポレーションオブミッドランドにより製
造されている。SILASTICは、シリコンラバーを
含む。本発明に使用するのに好適なグレードは、J R
TVシリコンラバーである。他のシリコンラバー組成を
使用してもよい。
【0029】図1a、2及び3に示したマスク17は、
対向端部20及び21に端末形成されるバリスタ19を
緊密に包含する大きさの複数の孔18を含む。
対向端部20及び21に端末形成されるバリスタ19を
緊密に包含する大きさの複数の孔18を含む。
【0030】電気部品製造に従事する当業者であれば理
解できるように、バリスタ19は、端面20または21
の一方または他方に電極を露出させるよう製造される。
端末は、全電極を接続する機能を果たす。各端末はま
た、リード等に対するアンカー点としても機能し、これ
によってバリスタを電気回路内へ導入可能となる。
解できるように、バリスタ19は、端面20または21
の一方または他方に電極を露出させるよう製造される。
端末は、全電極を接続する機能を果たす。各端末はま
た、リード等に対するアンカー点としても機能し、これ
によってバリスタを電気回路内へ導入可能となる。
【0031】図1a及び2は、バリスタをマスク17内
の孔18内へ導入するための装置を示す。
の孔18内へ導入するための装置を示す。
【0032】製造コスト節約のため、各マスクに数千の
孔を形成することが望ましい。マスクの多数の孔部を充
填する作用を容易化するため、マスク17の孔部18と
数及び位置が対応した複数の孔23が形成されたロード
プレート22が配設されている。ロードプレートの孔2
3は、バリスタ19の断面よりも遥かに大きなテーパ状
またはじょうご状リード部24を含み、該リード部24
はガイド部25とそして最終的には排出部26と合流す
る。ガイド部25の寸法は、バリスタの断面寸法よりも
若干大きく、排出部26内へバリスタを案内する作用を
果たす。排出部は、バリスタの断面寸法と密に対応する
ような大きさに設定されている。
孔を形成することが望ましい。マスクの多数の孔部を充
填する作用を容易化するため、マスク17の孔部18と
数及び位置が対応した複数の孔23が形成されたロード
プレート22が配設されている。ロードプレートの孔2
3は、バリスタ19の断面よりも遥かに大きなテーパ状
またはじょうご状リード部24を含み、該リード部24
はガイド部25とそして最終的には排出部26と合流す
る。ガイド部25の寸法は、バリスタの断面寸法よりも
若干大きく、排出部26内へバリスタを案内する作用を
果たす。排出部は、バリスタの断面寸法と密に対応する
ような大きさに設定されている。
【0033】実際には、ロードプレート22は、バリス
タのバルクサプライ下方にプレートを配置することによ
って充填され、プレートは、水平面内で振動または往復
運動する。この動作期間中、バリスタは、振動動作によ
って種々の孔23内へ導入される。バルクサプライ下方
における振動期間経過後、プレート22は除去されて継
続的に振動される。期間経過後、各バリスタは、その内
部で一または他の端部20または21がロードプレート
の孔23の少なくともガイド部25内へ進行する位置へ
到達する。
タのバルクサプライ下方にプレートを配置することによ
って充填され、プレートは、水平面内で振動または往復
運動する。この動作期間中、バリスタは、振動動作によ
って種々の孔23内へ導入される。バルクサプライ下方
における振動期間経過後、プレート22は除去されて継
続的に振動される。期間経過後、各バリスタは、その内
部で一または他の端部20または21がロードプレート
の孔23の少なくともガイド部25内へ進行する位置へ
到達する。
【0034】充填されたロードプレート22は、その後
固定具内でマスク17に重畳される。固定具には、マス
ク17下方に配置されたバックアッププレート27が設
けられている。固定具は、複数のプッシャーロッド29
を有するプッシャーグリッド28を含む。ロッド29
は、ロードプレートの孔23と共にレジスタに対して隔
離されている。プッシャーグリッド28は、その後シフ
トダウンされ、ロードプレートからバリスタを取り外し
てマスク17の孔18内へ挿入する作用を果たす。
固定具内でマスク17に重畳される。固定具には、マス
ク17下方に配置されたバックアッププレート27が設
けられている。固定具は、複数のプッシャーロッド29
を有するプッシャーグリッド28を含む。ロッド29
は、ロードプレートの孔23と共にレジスタに対して隔
離されている。プッシャーグリッド28は、その後シフ
トダウンされ、ロードプレートからバリスタを取り外し
てマスク17の孔18内へ挿入する作用を果たす。
【0035】図1aにおいて、プッシャーグリッド28
は、各バリスタの下部端21が弾性マスク17内へ一部
導入させるための下降部を有する形態として、示されて
いる。
は、各バリスタの下部端21が弾性マスク17内へ一部
導入させるための下降部を有する形態として、示されて
いる。
【0036】図2において、グリッド28は最下端位置
までシフトされ、これによってバリスタ19はマスク1
7内へ進められ、この結果、各バリスタの上端20及び
下端21は、マスク17の上面30及び下面31とほぼ
同一面状になるよう位置決めされる。マスク17の弾性
及び変形性により、バリスタはマスクの摩擦によって記
された位置へ保持される。
までシフトされ、これによってバリスタ19はマスク1
7内へ進められ、この結果、各バリスタの上端20及び
下端21は、マスク17の上面30及び下面31とほぼ
同一面状になるよう位置決めされる。マスク17の弾性
及び変形性により、バリスタはマスクの摩擦によって記
された位置へ保持される。
【0037】更に、マスクのフレキシビリテイによっ
て、各バリスタは、バリスタの下端21と孔18の最上
端との位置合わせが若干不完全であっても、この位置へ
強制的に導かれる。このような若干の位置ずれが起こる
場合には、バリスタに対する下方への圧力はマスクを変
形させるのに十分であり、これによって下方に移動する
バリスタはマスク内の若干位置ズレした孔内へ強制的に
導入される。
て、各バリスタは、バリスタの下端21と孔18の最上
端との位置合わせが若干不完全であっても、この位置へ
強制的に導かれる。このような若干の位置ずれが起こる
場合には、バリスタに対する下方への圧力はマスクを変
形させるのに十分であり、これによって下方に移動する
バリスタはマスク内の若干位置ズレした孔内へ強制的に
導入される。
【0038】充填されたマスクは、図4に最もよく示さ
れるように、固定具内に取り付けられる。
れるように、固定具内に取り付けられる。
【0039】この取付位置において、マスクのサイドマ
ージンは、ベースプレート11の側壁14の内面と当接
する。その後、上部フレーム部材12はベースプレート
11に対してクランプされ、これによりフレーム12の
側壁15が側壁14上のマスク17のサイドマージンと
当接し、フレームのリップ16はそのエッジ部近傍のマ
スクの頂面30と重なる。
ージンは、ベースプレート11の側壁14の内面と当接
する。その後、上部フレーム部材12はベースプレート
11に対してクランプされ、これによりフレーム12の
側壁15が側壁14上のマスク17のサイドマージンと
当接し、フレームのリップ16はそのエッジ部近傍のマ
スクの頂面30と重なる。
【0040】以下の詳細説明より明かなように、スパッ
タリング処理を行う際、部品を真空条件下でスパッタす
る必要がある。従って、使用される弾性物質が真空条件
下で漸進的に「アウトガス」する傾向があるため、失敗
率が高くなる恐れが生じる。
タリング処理を行う際、部品を真空条件下でスパッタす
る必要がある。従って、使用される弾性物質が真空条件
下で漸進的に「アウトガス」する傾向があるため、失敗
率が高くなる恐れが生じる。
【0041】「アウトガス」が生じると、スパッタ金属
が露出電極層へ接合するという所望の結果は得られな
い。それに付随して、多数のガラス性混在物により、金
属の電極への接合性も劣化し、良好な接触が行われる電
極数が予測不能となる。
が露出電極層へ接合するという所望の結果は得られな
い。それに付随して、多数のガラス性混在物により、金
属の電極への接合性も劣化し、良好な接触が行われる電
極数が予測不能となる。
【0042】「アウトガス」作用の問題は、マスク17
を装荷前にスパッタリングに供し、マスクの表面30及
び31上に薄型金属膜を堆積させることによって解決さ
れる。金属膜の厚さは1/10ミクロン以下であり、こ
の膜がアウトガス作用を防止する作用を果たす。その後
更にスパッタリングステップを実施可能であり、これに
よって純粋金属層がバリスタの露出端部及び前堆積膜双
方を被覆することとなる。これは、図1bに番号32を
付して例示した。
を装荷前にスパッタリングに供し、マスクの表面30及
び31上に薄型金属膜を堆積させることによって解決さ
れる。金属膜の厚さは1/10ミクロン以下であり、こ
の膜がアウトガス作用を防止する作用を果たす。その後
更にスパッタリングステップを実施可能であり、これに
よって純粋金属層がバリスタの露出端部及び前堆積膜双
方を被覆することとなる。これは、図1bに番号32を
付して例示した。
【0043】マスクの上面30及び下面31双方に対し
て前スパッタリングが施されることが理解される。スパ
ッタコーテイングが各面30の内のいずれかに対して行
われた後、マスクは固定具から取り外されて反転され
る。この結果、次のスパッタリング作用時に、マスク反
転により露出された面31及びバリスタ端21が被覆さ
れる。
て前スパッタリングが施されることが理解される。スパ
ッタコーテイングが各面30の内のいずれかに対して行
われた後、マスクは固定具から取り外されて反転され
る。この結果、次のスパッタリング作用時に、マスク反
転により露出された面31及びバリスタ端21が被覆さ
れる。
【0044】マスクの両面及びバリスタがスパッタされ
た後、各バリスタは、グリッド28に類似したプッシャ
グリッドアセンブリによって孔から取り外される。グリ
ッドアセンブリは、マスクの位置合わせされた孔内へ入
るプッシャロッドを含み、孔18から仕上げられたバリ
スタを移動させる。
た後、各バリスタは、グリッド28に類似したプッシャ
グリッドアセンブリによって孔から取り外される。グリ
ッドアセンブリは、マスクの位置合わせされた孔内へ入
るプッシャロッドを含み、孔18から仕上げられたバリ
スタを移動させる。
【0045】バリスタ除去後、マスクは再充填され、先
の前スパッタリングステップなしに再使用される。理由
は、マスクが金属コーテイングを含むからである。この
コーテイングは、初期の前スパッタされたコーテイング
及びバリスタに端末形成するために行われたスパッタリ
ング処理によりマスク面に堆積されたオーバスパッタリ
ングから成る。マスクは、マスク表面上のコーテイング
または堆積物によってマスクが過度に剛性または耐変形
性をもつようになるまで再使用され、その後マスクの表
面から金属堆積物を化学的に除去し、マスクに対して更
に前スパッタリングステップを施し、その後このサイク
ルを繰り返すことが必要である。
の前スパッタリングステップなしに再使用される。理由
は、マスクが金属コーテイングを含むからである。この
コーテイングは、初期の前スパッタされたコーテイング
及びバリスタに端末形成するために行われたスパッタリ
ング処理によりマスク面に堆積されたオーバスパッタリ
ングから成る。マスクは、マスク表面上のコーテイング
または堆積物によってマスクが過度に剛性または耐変形
性をもつようになるまで再使用され、その後マスクの表
面から金属堆積物を化学的に除去し、マスクに対して更
に前スパッタリングステップを施し、その後このサイク
ルを繰り返すことが必要である。
【0046】図5に、上面20及び下面21を有する処
理されたバリスタ19を示す。該両面20及び21に対
して金属層33及び34がそれぞれ形成される。任意の
従来処理方法を用いて、リード部材が端末33、34に
ハンダ付けされる。
理されたバリスタ19を示す。該両面20及び21に対
して金属層33及び34がそれぞれ形成される。任意の
従来処理方法を用いて、リード部材が端末33、34に
ハンダ付けされる。
【0047】図7に、図5のバリスタと類似したバリス
タを示す。図7のバリスタが図5のバリスタと相違する
ところは、端末部330及び340がバリスタ190の
端部200、210を被覆するのみならず、バリスタの
サイドマージンに沿って若干伸長している点である。こ
れらの構造的特徴は、「ランド」と呼ばれる。図7の実
施例は、バリスタ190をマスク170内へ装荷し、こ
れによって上面及び下面(図6には上面のみを示す)を
マスク170の上部及び下部マージンを若干超えて突出
させることで製造される。この条件は、バリスタの長さ
よりもわずかに小さい厚さのマスクを使用し、マスク1
70の下面とロードプレート27との間に若干圧縮可能
な層を導入することによって達成される。このような状
況下で、プッシャーロッド29がバリスタ190の下端
をマスク170の本体を介して押圧し、これによってそ
れらは圧縮可能層内へ若干入り込む。バリスタの両端
は、マスク170の上面及び下面をそれぞれ若干上方及
び下方へ超えて突出する。このようにして、マスキング
法により、次の方法では得られない特徴であるランドの
製造が可能となる。
タを示す。図7のバリスタが図5のバリスタと相違する
ところは、端末部330及び340がバリスタ190の
端部200、210を被覆するのみならず、バリスタの
サイドマージンに沿って若干伸長している点である。こ
れらの構造的特徴は、「ランド」と呼ばれる。図7の実
施例は、バリスタ190をマスク170内へ装荷し、こ
れによって上面及び下面(図6には上面のみを示す)を
マスク170の上部及び下部マージンを若干超えて突出
させることで製造される。この条件は、バリスタの長さ
よりもわずかに小さい厚さのマスクを使用し、マスク1
70の下面とロードプレート27との間に若干圧縮可能
な層を導入することによって達成される。このような状
況下で、プッシャーロッド29がバリスタ190の下端
をマスク170の本体を介して押圧し、これによってそ
れらは圧縮可能層内へ若干入り込む。バリスタの両端
は、マスク170の上面及び下面をそれぞれ若干上方及
び下方へ超えて突出する。このようにして、マスキング
法により、次の方法では得られない特徴であるランドの
製造が可能となる。
【0048】バリスタにスパッタ端末を形成をする他の
方法は、クロースパック方法である。この技術では、ス
パッタ端末は、複数のバリスタを特別に形成された金属
ジグまたはダイ内へ装着することによって形成される。
該ジグまたはダイは、各バリスタの側を緊密に保護し、
これによって金属蒸着中に各バリスタの側面上にスパッ
タされた物質の膜が形成されることが防止される。実際
には、特定本体近傍の包囲セラミック本体によって該本
体の側面に対するマスクが得られる。この方法では、本
体の製造及びダイのローデイングが、単一操作で大量の
バリスタを扱うことができるような精密寸法で行われる
ことが必要となる。しかし、もし各部品のサイズ及び高
体積の標準化によってそれが問題とはならないのであれ
ば、その方法は、ジグ又はダイの中の有効な空間の全て
を使って、部品をスパッタリングする効率を最大にす
る。部品の間にマスクがないからである。
方法は、クロースパック方法である。この技術では、ス
パッタ端末は、複数のバリスタを特別に形成された金属
ジグまたはダイ内へ装着することによって形成される。
該ジグまたはダイは、各バリスタの側を緊密に保護し、
これによって金属蒸着中に各バリスタの側面上にスパッ
タされた物質の膜が形成されることが防止される。実際
には、特定本体近傍の包囲セラミック本体によって該本
体の側面に対するマスクが得られる。この方法では、本
体の製造及びダイのローデイングが、単一操作で大量の
バリスタを扱うことができるような精密寸法で行われる
ことが必要となる。しかし、もし各部品のサイズ及び高
体積の標準化によってそれが問題とはならないのであれ
ば、その方法は、ジグ又はダイの中の有効な空間の全て
を使って、部品をスパッタリングする効率を最大にす
る。部品の間にマスクがないからである。
【0049】本発明の一態様によれば、クロースパック
方法の高製造効率を組み合わせる好適な方法が得られ
る。更に、もし望まれるのであれば、好適な方法は、追
加バリスタを処理するためのダイ内における有用領域の
損失を回避しつつ、前述した弾性マスキング方法と同様
のランド形成を行うことができる。後述するように、本
発明方法は、バリスタのみならず、他の電気部品に対す
る端末形成にも使用可能である。しかし、簡略化のた
め、本発明方法は、バリスタに対する端末のスパッタリ
ングを例にとって説明する。
方法の高製造効率を組み合わせる好適な方法が得られ
る。更に、もし望まれるのであれば、好適な方法は、追
加バリスタを処理するためのダイ内における有用領域の
損失を回避しつつ、前述した弾性マスキング方法と同様
のランド形成を行うことができる。後述するように、本
発明方法は、バリスタのみならず、他の電気部品に対す
る端末形成にも使用可能である。しかし、簡略化のた
め、本発明方法は、バリスタに対する端末のスパッタリ
ングを例にとって説明する。
【0050】図10に示すように、本発明の好適な方法
は、可動フレーム42を含むバリスタローデイング装置
40を提供する。フレーム42、ボトムプレート73及
びローデイング完了後に固定される閉止バー75(図1
1)は、スパッタリング処理中にバリスタ44を保持す
る作用を果たす。前述の方法同様、フレーム42は方形
または直角形状である。しかしながら、前述の方法とは
異なり、フレーム42の寸法がローデイングシーケンス
中に変化する。
は、可動フレーム42を含むバリスタローデイング装置
40を提供する。フレーム42、ボトムプレート73及
びローデイング完了後に固定される閉止バー75(図1
1)は、スパッタリング処理中にバリスタ44を保持す
る作用を果たす。前述の方法同様、フレーム42は方形
または直角形状である。しかしながら、前述の方法とは
異なり、フレーム42の寸法がローデイングシーケンス
中に変化する。
【0051】図11は、フレーム42が、2個の保持バ
ー46、48、可動バー64及び閉止バー75から構成
されることを示す。保持バー46、48は互いに平行で
ある。摺動バー64及び閉止バー75もまた、互いに平
行である。各保持バー46、48の一端がストップバー
52に接続されている。プレートが完全装荷されてフレ
ーム42の3側型「固定」部が形成された時に、可動バ
ー64がこの部分で係止する。閉止バー75は、フレー
ム42の「第4側」である。フレーム42の2個の保持
バー46、48はローデイング及びスパッタリング処理
中は固定状態に置かれ、他方可動バー64はローデイン
グシーケンス中、プッシュバー50の各プッシュ毎に増
分的に移動する。
ー46、48、可動バー64及び閉止バー75から構成
されることを示す。保持バー46、48は互いに平行で
ある。摺動バー64及び閉止バー75もまた、互いに平
行である。各保持バー46、48の一端がストップバー
52に接続されている。プレートが完全装荷されてフレ
ーム42の3側型「固定」部が形成された時に、可動バ
ー64がこの部分で係止する。閉止バー75は、フレー
ム42の「第4側」である。フレーム42の2個の保持
バー46、48はローデイング及びスパッタリング処理
中は固定状態に置かれ、他方可動バー64はローデイン
グシーケンス中、プッシュバー50の各プッシュ毎に増
分的に移動する。
【0052】図10に示すように、バリスタ44のロー
は所定長さにわたってフレーム42内部へ装荷される。
各ローはローデイング処理中に、ストップバー52及び
プッシュバー50と平行になり、且つ保持バー46、4
8によってその端部54、56が閉止されるように指向
される。ストップバー52は、次に説明するようにフレ
ーム42内へ装荷可能な全てのローを閉止する作用を果
たす。
は所定長さにわたってフレーム42内部へ装荷される。
各ローはローデイング処理中に、ストップバー52及び
プッシュバー50と平行になり、且つ保持バー46、4
8によってその端部54、56が閉止されるように指向
される。ストップバー52は、次に説明するようにフレ
ーム42内へ装荷可能な全てのローを閉止する作用を果
たす。
【0053】図8に示すように、バリスタ44はフレー
ム42に対してトラバースするようにパックされ、これ
によって端末が形成される端部58のみが露出される。
バリスタ44はブロック形状であり、「コラム面」に沿
ってその近傍バリスタ44に対する「マスク」として機
能する。スペーシングストリップ60は、バリスタ44
の「ロー面」をマスクする。図8の実施例において、本
発明方法によれば、バリスタ44の各ローがスペーシン
グストリップ60によって近接ローから分離される。
ム42に対してトラバースするようにパックされ、これ
によって端末が形成される端部58のみが露出される。
バリスタ44はブロック形状であり、「コラム面」に沿
ってその近傍バリスタ44に対する「マスク」として機
能する。スペーシングストリップ60は、バリスタ44
の「ロー面」をマスクする。図8の実施例において、本
発明方法によれば、バリスタ44の各ローがスペーシン
グストリップ60によって近接ローから分離される。
【0054】次に作用を説明する。バリスタ44は次の
ような方法でスパッタリングを受けるため、フレーム4
2内に装荷される(図10)。まず、フレーム42上方
に配置されたスペーシングローダ62がフレーム42の
「開放部」の前部へ直角形状スペーシングストリップ6
0を挿入する。これにより、ストリップ60はフレーム
42内に配置されプッシュバー50と平行な摺動バー6
4に対して係止する。ストリップ60の各端は、初期に
は各保持バー46、48内のフィードインスロット6
6、68内に保持される。その後、ストリップ60は保
持バー46、48(図9)内の溝70内に保持される。
このようにして、最初は、ストリップ60が摺動バー6
4に対して係止することとなる。
ような方法でスパッタリングを受けるため、フレーム4
2内に装荷される(図10)。まず、フレーム42上方
に配置されたスペーシングローダ62がフレーム42の
「開放部」の前部へ直角形状スペーシングストリップ6
0を挿入する。これにより、ストリップ60はフレーム
42内に配置されプッシュバー50と平行な摺動バー6
4に対して係止する。ストリップ60の各端は、初期に
は各保持バー46、48内のフィードインスロット6
6、68内に保持される。その後、ストリップ60は保
持バー46、48(図9)内の溝70内に保持される。
このようにして、最初は、ストリップ60が摺動バー6
4に対して係止することとなる。
【0055】フレーム42上に配置されたバリスタフィ
ーダ(不図示)は、バリスタ44のローをストリップ6
0の次のフレーム42内へ送る。ロー位置決め装置72
は、バリスタローを互いに緊密にパックし(右から左
へ)、これによってロー内に「ギャップ」はなくなる。
次に、プッシュバー50がバリスタ44、ストリップ6
0及び摺動バー64のローを「単一」ユニットとして増
分距離(即ち、一ロー幅)をフレーム42内へ押し入れ
る。このようにして、ローデイング処理中、バリスタ4
4のローは、平行保持バー46、48、プッシュバー5
0及び摺動バー64によってその端部で共にユニットと
して保持される。各バリスタ44のローがフレーム42
内へ押入れられた後、プッシュバー50はフレームから
出るように移動し、スペースローダ62は、挿入された
ばかりのバリスタ44のローの次の他のストリップ60
を挿入する。
ーダ(不図示)は、バリスタ44のローをストリップ6
0の次のフレーム42内へ送る。ロー位置決め装置72
は、バリスタローを互いに緊密にパックし(右から左
へ)、これによってロー内に「ギャップ」はなくなる。
次に、プッシュバー50がバリスタ44、ストリップ6
0及び摺動バー64のローを「単一」ユニットとして増
分距離(即ち、一ロー幅)をフレーム42内へ押し入れ
る。このようにして、ローデイング処理中、バリスタ4
4のローは、平行保持バー46、48、プッシュバー5
0及び摺動バー64によってその端部で共にユニットと
して保持される。各バリスタ44のローがフレーム42
内へ押入れられた後、プッシュバー50はフレームから
出るように移動し、スペースローダ62は、挿入された
ばかりのバリスタ44のローの次の他のストリップ60
を挿入する。
【0056】その後、全フレーム42がバリスタ44で
満たされるまで、即ち摺動バー64がストップバー52
と当接してそれ以上進めなくなるまで、処理が繰り返さ
れる。一旦フレーム42が充填されると、閉止バー75
及びリテーナ74が固定される(図11)。結果として
得られるアセンブリは、その後バリスタ44の端末をス
パッタリングするために適切なワークスペースへ搬送さ
れる。
満たされるまで、即ち摺動バー64がストップバー52
と当接してそれ以上進めなくなるまで、処理が繰り返さ
れる。一旦フレーム42が充填されると、閉止バー75
及びリテーナ74が固定される(図11)。結果として
得られるアセンブリは、その後バリスタ44の端末をス
パッタリングするために適切なワークスペースへ搬送さ
れる。
【0057】一の実施例において、スペーシングストリ
ップ60は直角形状であり、バリスタ44の端部−端部
寸法またはバリスタ44の長さに等しい幅を有する。ス
ペーシングストリップ60が剛性プラスチックで形成さ
れた時に、良好な結果が得られた。しかしながら、同様
またはそれ以上の剛性をもつ他の物質例えば金属等も、
適切である。他の実施例では、スペーシングストリップ
は省略され、これによって真正のクロースパック構成が
達成される。
ップ60は直角形状であり、バリスタ44の端部−端部
寸法またはバリスタ44の長さに等しい幅を有する。ス
ペーシングストリップ60が剛性プラスチックで形成さ
れた時に、良好な結果が得られた。しかしながら、同様
またはそれ以上の剛性をもつ他の物質例えば金属等も、
適切である。他の実施例では、スペーシングストリップ
は省略され、これによって真正のクロースパック構成が
達成される。
【0058】更に他の実施例では、スペーシングストリ
ップ60は、バリスタ44の長さよりも若干小さい幅を
有する。この実施例では、バリスタの端面を超えて伸長
する端末が形成でき、これによっていわゆる「ランド」
が形成される(図12)。このように、端部はスペーシ
ング物質をわずかに超えて突出させることがオプション
として可能であり、或いはスペーシング物質と面一とす
ることができる。
ップ60は、バリスタ44の長さよりも若干小さい幅を
有する。この実施例では、バリスタの端面を超えて伸長
する端末が形成でき、これによっていわゆる「ランド」
が形成される(図12)。このように、端部はスペーシ
ング物質をわずかに超えて突出させることがオプション
として可能であり、或いはスペーシング物質と面一とす
ることができる。
【0059】一の好適なスパッタリング処理を以下に述
べる。ローデイングに先立ち、各バリスタが従来のフレ
オンタイプ還元化合物を用いてクリーンされ、810℃
で約1時間にわたってエッチングされる。上述したロー
ドされ前コーテイングされた固定具は、スパッタリング
装置のターゲット下方の同じものを通過させることによ
ってスパッタコーテイングされる。オプションとして、
しかし好適には、ニューヨーク州オレンジバーグ所在の
マテリアルズ リサーチ コーポレーションにより製造
されたSERIES 900 SPUTTERING
DEVICEとして知られるようなシステム等のインラ
イン スパッタリングシステムを使用することが可能で
ある。
べる。ローデイングに先立ち、各バリスタが従来のフレ
オンタイプ還元化合物を用いてクリーンされ、810℃
で約1時間にわたってエッチングされる。上述したロー
ドされ前コーテイングされた固定具は、スパッタリング
装置のターゲット下方の同じものを通過させることによ
ってスパッタコーテイングされる。オプションとして、
しかし好適には、ニューヨーク州オレンジバーグ所在の
マテリアルズ リサーチ コーポレーションにより製造
されたSERIES 900 SPUTTERING
DEVICEとして知られるようなシステム等のインラ
イン スパッタリングシステムを使用することが可能で
ある。
【0060】インラインスパッタリングシステムは、異
なる構成のターゲット領域下方で固定具を漸進的に導入
できる点で好適であり、これによって第1スパッタ堆積
物質層は露出面上に直接形成され、その後第2層が形成
される。また、必要に応じてその後に第3層を形成する
こともできる。望ましくは、薄型クロミウム層(0.0
1から0.1μm)を接合のために適用することができ
る。その後、薄型層ニッケルまたはニッケルバナジウム
層(0.1から2μm)及び最終銀またはすず層(1か
ら15μm)が形成される。ニッケル層により、電気接
続がバリスタの各端末へ半田付けされた時に銀層の浸出
に対してバリヤが形成される。
なる構成のターゲット領域下方で固定具を漸進的に導入
できる点で好適であり、これによって第1スパッタ堆積
物質層は露出面上に直接形成され、その後第2層が形成
される。また、必要に応じてその後に第3層を形成する
こともできる。望ましくは、薄型クロミウム層(0.0
1から0.1μm)を接合のために適用することができ
る。その後、薄型層ニッケルまたはニッケルバナジウム
層(0.1から2μm)及び最終銀またはすず層(1か
ら15μm)が形成される。ニッケル層により、電気接
続がバリスタの各端末へ半田付けされた時に銀層の浸出
に対してバリヤが形成される。
【0061】スパッタリング処理を完了するために、ア
センブリは50×10-5torr未満の圧力へポンプさ
れた真空ロードロック内に配置され、その後主スパッタ
リング室内へ導入される。
センブリは50×10-5torr未満の圧力へポンプさ
れた真空ロードロック内に配置され、その後主スパッタ
リング室内へ導入される。
【0062】スパッタリングは、4.2キロワットのパ
ワーレベル、そしてターゲット領域に対して毎秒約mm
の走査速度で実施される。スパッタリングは、10×1
0-5torrの圧力でアルゴンガス環境下で行われるこ
とが望ましい。クロミウム基板が高接合層として使用さ
れる場合には、厚さは0.04から0.08μmである
ことが好適である。厚さ0.4から1.0μmのニッケ
ルコーテイングが最適であることが見いだされた。銀ま
たはパラジウムオーバコーテイングが使用される場合に
は、1ミクロンの厚さのコーテイングで十分であること
が見いだされた。
ワーレベル、そしてターゲット領域に対して毎秒約mm
の走査速度で実施される。スパッタリングは、10×1
0-5torrの圧力でアルゴンガス環境下で行われるこ
とが望ましい。クロミウム基板が高接合層として使用さ
れる場合には、厚さは0.04から0.08μmである
ことが好適である。厚さ0.4から1.0μmのニッケ
ルコーテイングが最適であることが見いだされた。銀ま
たはパラジウムオーバコーテイングが使用される場合に
は、1ミクロンの厚さのコーテイングで十分であること
が見いだされた。
【0063】バリスタ44の第1端のスパッタリングが
行われた後、分離プレート73がフレーム42及びリテ
ーナ74へネジ固定され、アセンブリ全体がフリップオ
ーバされる。トッププレートはその後取り外され、対向
端がスパッタされる。
行われた後、分離プレート73がフレーム42及びリテ
ーナ74へネジ固定され、アセンブリ全体がフリップオ
ーバされる。トッププレートはその後取り外され、対向
端がスパッタされる。
【0064】マスク方法が使用されるとき、マスク17
の表面の前コーテイングはクロミウムターゲット物質を
使用することによって適用することができる。この場
合、コーテイング厚は本質的条件ではないが、初期には
約0.15μmの範囲である。前述したごとく、初期ク
ロミウム前スパッタコーテイングは、バリスタ処理中に
オーバスパッタされ、これによって一連のバリスタスパ
ッタリングサイクルに対して使用された後の厚さは著し
く増大する。
の表面の前コーテイングはクロミウムターゲット物質を
使用することによって適用することができる。この場
合、コーテイング厚は本質的条件ではないが、初期には
約0.15μmの範囲である。前述したごとく、初期ク
ロミウム前スパッタコーテイングは、バリスタ処理中に
オーバスパッタされ、これによって一連のバリスタスパ
ッタリングサイクルに対して使用された後の厚さは著し
く増大する。
【0065】以上、多層型のバリスタの有効端末を形成
する方法を開示した。これによって、複数のバリスタが
同時且つ効果的に処理される。例示的且つ非制限的に、
4インチ×4インチのマスクが、弾性フレーム内での1
300個を超える「1206スタイル」のバリスタ、プ
ラスチックラインフレーム内の5700個のバリスタ、
そしてプラスチックスペーサを使用しない場合には74
00個のバリスタに対して使用できる。
する方法を開示した。これによって、複数のバリスタが
同時且つ効果的に処理される。例示的且つ非制限的に、
4インチ×4インチのマスクが、弾性フレーム内での1
300個を超える「1206スタイル」のバリスタ、プ
ラスチックラインフレーム内の5700個のバリスタ、
そしてプラスチックスペーサを使用しない場合には74
00個のバリスタに対して使用できる。
【0066】上記説明より、当業者であれば、種々の異
なる方法によってバリスタに効果的に端末形成する方法
が開示されたことが理解されよう。各方法は、それぞれ
利点を有し、最後の方法はそれまでの各方法の幾つかの
利点を一の作用で組み合わせるものである。
なる方法によってバリスタに効果的に端末形成する方法
が開示されたことが理解されよう。各方法は、それぞれ
利点を有し、最後の方法はそれまでの各方法の幾つかの
利点を一の作用で組み合わせるものである。
【0067】本発明の各方法は、バリスタのみならず、
他の各種電気部品に対してもスパッタにより端末を形成
するために使用可能であることが明かである。最後に、
当業者であれば、本発明の開示内容を理解したなら、上
記各処理の多くの変更を容易に実施可能である。
他の各種電気部品に対してもスパッタにより端末を形成
するために使用可能であることが明かである。最後に、
当業者であれば、本発明の開示内容を理解したなら、上
記各処理の多くの変更を容易に実施可能である。
【図1】図1aはマスク内へのバリスタのローデイング
処理の初期段階におけるローデイング機構及びマスクの
一部を示す部分断面図であり、図1bは図1aに示した
装置の一部の拡大断面図である。
処理の初期段階におけるローデイング機構及びマスクの
一部を示す部分断面図であり、図1bは図1aに示した
装置の一部の拡大断面図である。
【図2】バリスタがマスク部材内の位置内へ挿入された
後に、アセンブリ部品を装荷する位置を示した図1と同
様の断面図である。
後に、アセンブリ部品を装荷する位置を示した図1と同
様の断面図である。
【図3】スパッタリング装置内へ導入されるジグまたは
フレーム内に挿入されるマスクの部分断面図である。
フレーム内に挿入されるマスクの部分断面図である。
【図4】その一部が内部を示すために破断して示され
た、スパッタリング内へ挿入可能状態にある充填された
ジグまたはフレームアセンブリの縮小斜視図である。
た、スパッタリング内へ挿入可能状態にある充填された
ジグまたはフレームアセンブリの縮小斜視図である。
【図5】スパッタ端末形成されたバリスタの側面図であ
る。
る。
【図6】本発明の一実施例に係るマスク内に取り付けら
れたバリスタの部分断面図である。
れたバリスタの部分断面図である。
【図7】図6に示した実施例に従って形成された端末形
成されたバリスタを示す図である。
成されたバリスタを示す図である。
【図8】フレーム内でスペーシングストリップと交互に
非亜地されたバリスタのローの好適な構成を示す部分斜
視図である。スペーシングストリップは、バリスタのロ
ー面をマスクしている。近接バリスタは、そのロー内の
近接バリスタのコラム面をマスクする。
非亜地されたバリスタのローの好適な構成を示す部分斜
視図である。スペーシングストリップは、バリスタのロ
ー面をマスクしている。近接バリスタは、そのロー内の
近接バリスタのコラム面をマスクする。
【図9】保持バーの部分拡大断面図である。
【図10】スパッタリング処理中にその場所でバリスタ
を保持するためのフレームを含むローデイング装置の平
面図である。
を保持するためのフレームを含むローデイング装置の平
面図である。
【図11】フレーム、プレート及びリテーナを示した完
全装荷プレート(不図示のプレートの中央部にバリスタ
が存在)の平面図である。
全装荷プレート(不図示のプレートの中央部にバリスタ
が存在)の平面図である。
【図12】スパッタされた端部及び2側型ランドを有す
るスパッタされたバリスタの斜視図である。
るスパッタされたバリスタの斜視図である。
11,12 フレーム部 13 ベース部 14 包囲側壁部 17 マスク 19 バリスタ 22 装荷プレート 18,23 孔部 33,34 金属層
Claims (36)
- 【請求項1】 電圧依存型非線形抵抗を有するバリスタ
において、 本体と、 本体の離隔領域を除いて本体内部に配置された複数の電
極と、 離隔領域に配置された複数のスパッタ端末と、 を含むことを特徴とするバリスタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のバリスタにおいて、ス
パッタ端末の素材はニッケルを含有することを特徴とす
るバリスタ。 - 【請求項3】 請求項1に記載のバリスタにおいて、ス
パッタされた端末の素材は、クロム、ニッケル、パラジ
ウム、銀、すず、バナジウム、及びこれらの組み合わせ
から成る群から選択されることを特徴とするバリスタ。 - 【請求項4】 請求項1に記載のバリスタにおいて、更
に、複数のセラミック層と、該セラミック層近傍に配置
された電極層と、を含み、各スパッタされた端末は少な
くとも一の電極層の一端に接続されていることを特徴と
するバリスタ。 - 【請求項5】 請求項4に記載のバリスタにおいて、ス
パッタされた端末の素材は、クロム、ニッケル、パラジ
ウム、銀、すず、バナジウム、及びこれらの組み合わ
せ、から成る群から選択されることを特徴とするバリス
タ。 - 【請求項6】 請求項1に記載のバリスタにおいて、ス
パッタされた端末の素材は、厚さ約0.01 − 0.
1ミクロンのクロム層、厚さ約0.1−2ミクロンのニ
ッケルまたはニッケルバナジウム層、厚さ約1−15ミ
クロンの銀またはすず層、及びこれらの組み合わせ、か
ら成る群から選択されることを特徴とするバリスタ。 - 【請求項7】 電圧依存型非線形抵抗を示し、複数の隔
離された面を有するセラミック物質と、 対向端部を有する複数の内部電極であって、各電極の一
端は少なくとも一の隔離面へ伸長している内部電極と、 少なくとも一の隔離面に適用されたスパッタされた端末
と、 を含むことを特徴とするバリスタ。 - 【請求項8】 請求項7に記載のバリスタにおいて、ス
パッタされた端末の素材は、ニッケルバリヤを含むこと
を特徴とするバリスタ。 - 【請求項9】 請求項7に記載のバリスタにおいて、ス
パッタされた端末の素材は、クロム、ニッケル、パラジ
ウム、銀、すず、バナジウム、およびこれらの組み合わ
せから成る群から選択されることを特徴とするバリス
タ。 - 【請求項10】 請求項7に記載のバリスタにおいて、
バリスタはブロック状に形成され、互いに平行で近接し
た複数のセラミック層及び電極層を含み、隔離面は端面
を含むことを特徴とするバリスタ。 - 【請求項11】 請求項7に記載のバリスタにおいて、
スパッタされた端末の素材は、クロム、ニッケル、パラ
ジウム、銀、すず、バナジウム、及びこれらの組み合わ
せから成る群から選択されることを特徴とするバリス
タ。 - 【請求項12】 請求項7に記載のバリスタにおいて、
スパッタされた端末の素材は、厚さ約0.01−0.1
ミクロンのクロム層、厚さ約0.1−2ミクロンのニッ
ケルまたはニッケルバナジウム層、厚さ約1−15ミク
ロンの銀またはすず層、から成る群から選択されること
を特徴とするバリスタ。 - 【請求項13】 請求項10に記載のバリスタにおい
て、スパッタされた端末の少なくとも一は、少なくとも
一の端面を超えて少なくとも一方向へ突出したランドを
含むことを特徴とするバリスタ。 - 【請求項14】 電圧依存性を示す複数のセラミック層
と、 セラミック層間に配置された複数の内部電極であって、
該内部電極は2個の端部を有し、第1内部電極の一端は
本体の第1外部位置へ向けて伸長し、第1内部電極の対
向端は本体内に配置され、第2内部電極の一端は第1外
部位置から離れた第2外部位置へ伸長し、第2内部電極
の対向端は本体内に存在し、 シャッタ端末は第1及び第2外部位置に配置されている
ことを特徴とするバリスタ体。 - 【請求項15】 請求項13に記載のバリスタにおい
て、内部電極及びセラミック物質は、平行で交互の近接
層を形成することを特徴とするバリスタ。 - 【請求項16】 方形または直角形フレームを有する装
荷装置内の電気部品に対して端末をスパッタ形成する方
法において、 フレーム内に部品の第1列を装荷するステップと、 部品の第1列近傍に隔離ストリップを装荷するステップ
と、 隔離ストリップ近傍の第2部品列を装荷するステップ
と、 部品の露出面上に端末をスパッタ形成するステップと、 を含むことを特徴とする端末スパッタ形成方法。 - 【請求項17】 2個の対向列面と、端末のスパッタ形
成中にマスクされる2個の対向行面と、そして露出され
る対向した2個の端面と、を有するブロック状電気部品
に対して端末をスパッタ形成する方法において、 複数の部品を列で装荷するステップと、 列面近傍に配置された隔離ストリップによって列の列面
をマスクするステップと、 列内の少なくとも一の部品の行面を該一の部品近傍の部
品によってマスクするステップと、 端面上に端末を形成するステップと、 を含むことを特徴とする端末スパッタ形成方法。 - 【請求項18】 請求項17に記載の方法において、列
面は、隔離ストリップ幅よりも長く、これによって列面
の露出部に沿ってランドを形成可能であることを特徴と
する端末スパッタ形成方法。 - 【請求項19】 ブロック形状で、隔離端面及び該端面
間に伸長した側面を有する電気部品上に端末をスパッタ
形成する方法において、 バリスタを緊密包囲するようにジグ内に複数の電気部品
を装着し、これによって端末のスパッタ形成中に側面上
のスパッタ物質の形成を回避するステップと、 隔離した端面上に端末をスパッタ形成するステップと、 を含むことを特徴とする端末スパッタ形成方法。 - 【請求項20】 スパッタ物質が装着される2個の隔離
面と、スパッタ物質が形成されない残存面と、を諷する
バリスタ上に端末をスパッタ形成する方法において、 バリスタの残存面をシールドするステップと、 隔離面の少なくとも一上にスパッタ物質を適用するステ
ップと、 を含むことを特徴とする端末スパッタ形成方法。 - 【請求項21】 請求項20に記載の方法において、前
記シールデイングステップは、孔部を有するマスク内に
バリスタを埋設するステップを含み、マスクは、残存面
上にスパッタ物質が形成されるのを防止するようにバリ
スタを密着包囲することを特徴とする端末スパッタ形成
方法。 - 【請求項22】 請求項21に記載の方法において、各
バリスタはマスクの上下面をそれぞれわずかに超えて突
出し、これによって端末ランドが形成されることを特徴
とする端末スパッタ形成方法。 - 【請求項23】 請求項20に記載の方法において、シ
ールデイングステップは、残存面上にスパッタ物質が形
成されるのを防止するためにバリスタを密接包囲するジ
グ内にバリスタをパッキングするステップを含み、ジグ
または包囲バリスタはバリスタの残存部をシールドする
ことを特徴とする端末スパッタ形成方法。 - 【請求項24】 スパッタ処理中に多数の電気部品を所
定位置に保持する装置において、 2個の平行保持バー、可動バー及びストップバーを含
み、各部品を所望位置に保持するフレームを含み、 ストップバーは、2個の対向端を含み、ストップバーの
各端部は各保持バーの一端に接続され、ストップバー及
び保持バーはフレームの3側型固定部を形成し、可動バ
ーは電気部品装荷中に移動する4側部を形成することを
特徴とする電気部品保持装置。 - 【請求項25】 請求項24に記載の装置において、更
に、部品をフレーム内へ押し入れるプッシュバーを含む
ことを特徴とする電気部品保持装置。 - 【請求項26】 請求項24に記載の装置において、更
に、可動バー近傍の部品列を位置決めすると共に近接部
品間にギャップが生じないように該列全体をパックする
列位置決め装置を含むことを特徴とする電気部品保持装
置。 - 【請求項27】 請求項24に記載の装置において、可
動バーは、各部品列が可動バー近傍に位置決めされた
後、フレームの3側部内へ増分的に移動することを特徴
とする電気部品保持装置。 - 【請求項28】 請求項24に記載の装置において、部
品の近接列間に隔離ストリップを装荷するための隔離ロ
ーダを含むことを特徴とする電気部品保持装置。 - 【請求項29】 請求項24に記載の装置において、保
持面を形成すると共に、ローダの搬送中に部品を所定位
置に保持する底部プレートを含むことを特徴とする電気
部品保持装置。 - 【請求項30】 請求項24に記載の装置において、2
端を有する閉止バーを含み、該閉止バーは、各部品装荷
後に、各保持バーの一端に固定されることを特徴とする
電気部品保持装置。 - 【請求項31】 2個の保持バー、可動バー、及びスト
ップバーを有するフレームを含み、 各保持バーは互いに平行であり、 可動バーとストップバーとは互いに平行であり、 各保持バーの一端がストップバーに接続され、これによ
ってフレームの3側型固定部が形成され、 可動バーは、プレートが完全に装荷された時にストップ
バーに対して係止する第4可動側部を形成する、 装置内に電気部品を装荷する方法において、 フレームの3側型部の前方に、隔離ストリップを可動バ
ーに対して平行となるよう挿入するステップと、 部品の列をストリップの隣のフレーム内へ供給するステ
ップと、 ストリップ、部品列、及び可動バーを一緒にフレーム内
へ押し入れるステップと、 を含むことを特徴とする電気部品装荷方法。 - 【請求項32】 請求項31に記載の方法において、更
に、 プッシュバー、平行保持バー及び可動バーを用いて、各
部品の列全体を保持するステップを含むことを特徴とす
る電気部品装荷方法。 - 【請求項33】 請求項31に記載の方法において、更
に、 ストリップ、部品列、及び可動バーを一緒にフレーム内
へ押し入れた後、部品列に隣接した他のストリップを挿
入するステップを含むことを特徴とする電気部品装荷方
法。 - 【請求項34】 請求項31に記載の方法において、更
に、 部品列をストリップに隣接したフレーム内へ供給する前
に、各部品列全体を緊密パックするステップを含むこと
を特徴とする電気部品装荷方法。 - 【請求項35】 請求項32に記載の方法において、更
に、 プッシュバーを往復移動させ、各部品を受け入れると共
にフレーム内へ押し入れるステップを含むことを特徴と
する電気部品装荷方法。 - 【請求項36】 請求項31に記載の方法において、更
に、 少なくとも一の部品列でフレームを充填し、これによっ
て摺動バーがストップバーと当接してそれ以上進まない
ようにするステップを含むことを特徴とする電気部品装
荷方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US89065492A | 1992-05-28 | 1992-05-28 | |
US890654 | 1992-05-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636905A true JPH0636905A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=25396960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5127321A Pending JPH0636905A (ja) | 1992-05-28 | 1993-05-28 | スパッタ端末を有するバリスタ及びスパッタ端末をバリスタ等へ適用する方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5527443A (ja) |
EP (1) | EP0572151A3 (ja) |
JP (1) | JPH0636905A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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SE527949C2 (sv) * | 2004-12-22 | 2006-07-18 | Abb Research Ltd | Metod att framställa en varistor |
US20060172062A1 (en) * | 2005-01-28 | 2006-08-03 | Mu-Yuan Chen | Method for manufacturing a plating seed layer of electronic elements |
US10204737B2 (en) | 2014-06-11 | 2019-02-12 | Avx Corporation | Low noise capacitors |
Family Cites Families (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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