JPH0636840B2 - アイロン装置 - Google Patents
アイロン装置Info
- Publication number
- JPH0636840B2 JPH0636840B2 JP58156603A JP15660383A JPH0636840B2 JP H0636840 B2 JPH0636840 B2 JP H0636840B2 JP 58156603 A JP58156603 A JP 58156603A JP 15660383 A JP15660383 A JP 15660383A JP H0636840 B2 JPH0636840 B2 JP H0636840B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- water
- tank
- iron body
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用するアイロン装置に関するもの
である。
である。
従来の例の構成とその問題点 スチーム発生用の水タンクをアイロン本体の外部に設
け、チューブを介してアイロン本体へ送ってスチームを
発生するタイプのアイロン装置は第１図に示すようにタ
ンク１が置台２上に設けられておりタンク１内の水は置
台２に設けられた送水ポンプ３によりチューブ４を介し
てアイロン本体５へ送られる。送られた水はボタン５ａ
により開閉されるコック５ｂを経てヒーターを鋳込んだ
気化室５ｃでスチームとなって噴出穴５ｄより噴出され
る。この様な構成のアイロン装置においてはコック５ｂ
が開いている限り水は送りつづけられる。この為に置台
上にコックを開の状態でアイロンを載置すると噴出され
たスチームはアイロン置台の表面で冷却され露結し、ア
イロン置台の表面をぬらす、露結量が多い場合はアイロ
ン装置周辺をぬらすことになる。またアイロン置台上で
発生するスチームは無駄となり水と電気を有効に利用す
るものではなかった。
け、チューブを介してアイロン本体へ送ってスチームを
発生するタイプのアイロン装置は第１図に示すようにタ
ンク１が置台２上に設けられておりタンク１内の水は置
台２に設けられた送水ポンプ３によりチューブ４を介し
てアイロン本体５へ送られる。送られた水はボタン５ａ
により開閉されるコック５ｂを経てヒーターを鋳込んだ
気化室５ｃでスチームとなって噴出穴５ｄより噴出され
る。この様な構成のアイロン装置においてはコック５ｂ
が開いている限り水は送りつづけられる。この為に置台
上にコックを開の状態でアイロンを載置すると噴出され
たスチームはアイロン置台の表面で冷却され露結し、ア
イロン置台の表面をぬらす、露結量が多い場合はアイロ
ン装置周辺をぬらすことになる。またアイロン置台上で
発生するスチームは無駄となり水と電気を有効に利用す
るものではなかった。
発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、アイロン置台にアイロン本体
を載置したときの無駄なスチームの発生を防ぎスチーム
の露結を防止するとともに水と電気の有効利用をはか
り、さらに、操作性と使い勝手を向上させるものであ
る。
を載置したときの無駄なスチームの発生を防ぎスチーム
の露結を防止するとともに水と電気の有効利用をはか
り、さらに、操作性と使い勝手を向上させるものであ
る。
発明の構成 この目的を達成するために本発明のアイロン装置は、気
化室を有するベースおよび前記気化室への水の供給と停
止を行うスチームボタンを有するアイロン本体と、この
アイロン本体のベースを下向きにして載置するアイロン
載せ部を設けたアイロン置台と、前記アイロン本体と分
離してアイロン置台に着脱自在に設けたタンクと、この
タンク内の水を前記アイロン本体に供給する水管と、前
記アイロン置台に設けられ、かつ、タンク内の水を前記
水管で接続されたアイロン本体へ所定の圧力で強制的に
供給する送水ポンプと、この送水ポンプの電気供給回路
に接続して前記アイロン載せ部に載置したときに前記電
気供給回路を遮断して送水ポンプを停止する感知装置を
具備したものである。
化室を有するベースおよび前記気化室への水の供給と停
止を行うスチームボタンを有するアイロン本体と、この
アイロン本体のベースを下向きにして載置するアイロン
載せ部を設けたアイロン置台と、前記アイロン本体と分
離してアイロン置台に着脱自在に設けたタンクと、この
タンク内の水を前記アイロン本体に供給する水管と、前
記アイロン置台に設けられ、かつ、タンク内の水を前記
水管で接続されたアイロン本体へ所定の圧力で強制的に
供給する送水ポンプと、この送水ポンプの電気供給回路
に接続して前記アイロン載せ部に載置したときに前記電
気供給回路を遮断して送水ポンプを停止する感知装置を
具備したものである。
実施例の説明 以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
る。
第２図において、例えば電磁ポンプのような比較的小型
の送水ポンプ６とタンク７はアイロン置台８の一部に設
置されている。すなわち送水ポンプ６はアイロン置台８
の一端に設けられタンク７はその上部に重ねて設けられ
ており、タンク７はアイロン置台８と送水ポンプ６に着
脱可能に連結してある。９は感知装置で、第３図に示す
ようにスイッチ箱９ａ内に配したリード板９ｂの接点９
ｃを可動子９ｄにより断続させるもので、アイロン置台
のアイロン載せ部８ａ付近に設けられており、アイロン
本体１０がアイロン置台８上に載置されているかどうか
を可動子９ｄの動作により感知する。ケースカバー１１
は、アイロン本体１０等を上方より覆うようにアイロン
置台８に着脱自在に取り付けられている。さらにケース
カバー１１には持ち運び用のハンドル１２、アイロン置
台８の係止突部１３，１４と係合する係止部１５，１６
を有し、係止部１６は突部１４に係脱自在である。１７
はアイロン本体１０へ水と電気を供給するためのコード
であり電源コード１８および水管１９より構成され、電
源コード１８は感知装置９を経て電源プラグ２０に接続
されている。また水管１９は送水ポンプ６を経て水タン
ク７と接続されている。このコード１７は第４図に示す
ように電源コード１８と水管１９を編み上げ、さらにそ
の外側を綿糸２１などで編組して覆い一体構造としてい
る。
の送水ポンプ６とタンク７はアイロン置台８の一部に設
置されている。すなわち送水ポンプ６はアイロン置台８
の一端に設けられタンク７はその上部に重ねて設けられ
ており、タンク７はアイロン置台８と送水ポンプ６に着
脱可能に連結してある。９は感知装置で、第３図に示す
ようにスイッチ箱９ａ内に配したリード板９ｂの接点９
ｃを可動子９ｄにより断続させるもので、アイロン置台
のアイロン載せ部８ａ付近に設けられており、アイロン
本体１０がアイロン置台８上に載置されているかどうか
を可動子９ｄの動作により感知する。ケースカバー１１
は、アイロン本体１０等を上方より覆うようにアイロン
置台８に着脱自在に取り付けられている。さらにケース
カバー１１には持ち運び用のハンドル１２、アイロン置
台８の係止突部１３，１４と係合する係止部１５，１６
を有し、係止部１６は突部１４に係脱自在である。１７
はアイロン本体１０へ水と電気を供給するためのコード
であり電源コード１８および水管１９より構成され、電
源コード１８は感知装置９を経て電源プラグ２０に接続
されている。また水管１９は送水ポンプ６を経て水タン
ク７と接続されている。このコード１７は第４図に示す
ように電源コード１８と水管１９を編み上げ、さらにそ
の外側を綿糸２１などで編組して覆い一体構造としてい
る。
以上のように構成されたアイロン装置において動作を説
明する。タンク７内の水はその下方に連結された送水ホ
ンプ６により水管１９を通ってアイロン本体１０へ送り
込まれヒータを鋳込んだ気化室１０ａに滴下されスチー
ムとなって噴出穴１０ｂから出る。上記タンク７はアイ
ロン本体１０と分離しているためにその大きさは制限さ
れないので従来の家庭用スチームアイロンの数倍以上の
水を入れることが出来、長時間連続してスチームを発生
させることも出来る。アイロン置台８に設けられた感知
装置９は第５図に示すように送水ポンプ６への電気供給
回路に配置されている。そしてアイロン本体１０がアイ
ロン置台８上に置かれれば感知装置９のリード板９ｂが
可動子９ｄにより下方へ押され接点９ｃが破線のように
開き送水ポンプ６は停止する。よってアイロン本体１０
への水の供給は止まり、スチームは噴出しない。アイロ
ン掛け作業中のスチーム噴出の開始や停止はアイロン本
体１０のスチームボタン１０ｃを操作し、水管１９の途
中に設けたコック１０ｄを開閉することによりコントロ
ール出来る。コック１０ｄを開の状態にしてスチームを
噴出させながらアイロン掛け作業中であってもアイロン
置台８上にアイロン本体１０を置けば感知装置９により
スチームは止まり無駄な水と電気の消費を防ぐ。アイロ
ン本体１０の収納時にはケースカバー１１を、アイロン
置台８にアイロン本体１０、タンク７、電源プラグ２０
を載せた状態でかぶせアイロン置台８の係止突部１３と
ケースカバー１１の係止部１５を係止させ、さらにアイ
ロン置台８の係止突部１４とケースカバー１１に取り付
けられた係止部１６とを係止させると、アイロン置台８
とケースカバー１１によって形成された空間内にタンク
７、アイロン本体１０、電源プラグ２０が収納されるの
で、大変持ち運びに便利である。
明する。タンク７内の水はその下方に連結された送水ホ
ンプ６により水管１９を通ってアイロン本体１０へ送り
込まれヒータを鋳込んだ気化室１０ａに滴下されスチー
ムとなって噴出穴１０ｂから出る。上記タンク７はアイ
ロン本体１０と分離しているためにその大きさは制限さ
れないので従来の家庭用スチームアイロンの数倍以上の
水を入れることが出来、長時間連続してスチームを発生
させることも出来る。アイロン置台８に設けられた感知
装置９は第５図に示すように送水ポンプ６への電気供給
回路に配置されている。そしてアイロン本体１０がアイ
ロン置台８上に置かれれば感知装置９のリード板９ｂが
可動子９ｄにより下方へ押され接点９ｃが破線のように
開き送水ポンプ６は停止する。よってアイロン本体１０
への水の供給は止まり、スチームは噴出しない。アイロ
ン掛け作業中のスチーム噴出の開始や停止はアイロン本
体１０のスチームボタン１０ｃを操作し、水管１９の途
中に設けたコック１０ｄを開閉することによりコントロ
ール出来る。コック１０ｄを開の状態にしてスチームを
噴出させながらアイロン掛け作業中であってもアイロン
置台８上にアイロン本体１０を置けば感知装置９により
スチームは止まり無駄な水と電気の消費を防ぐ。アイロ
ン本体１０の収納時にはケースカバー１１を、アイロン
置台８にアイロン本体１０、タンク７、電源プラグ２０
を載せた状態でかぶせアイロン置台８の係止突部１３と
ケースカバー１１の係止部１５を係止させ、さらにアイ
ロン置台８の係止突部１４とケースカバー１１に取り付
けられた係止部１６とを係止させると、アイロン置台８
とケースカバー１１によって形成された空間内にタンク
７、アイロン本体１０、電源プラグ２０が収納されるの
で、大変持ち運びに便利である。
またケースカバー１１を外すときは、係止部１６を第２
図に破線で示したように起こして、ケースカバー１１と
アイロン置台８の固定を解く。さらにケースカバー１１
上面に回動自在に取り付けられたハンドル１２は持ち運
ぶときはケースカバー１１から起こして手で保持し、収
納する場合はケースカバー１１上面に畳むことができ
る。
図に破線で示したように起こして、ケースカバー１１と
アイロン置台８の固定を解く。さらにケースカバー１１
上面に回動自在に取り付けられたハンドル１２は持ち運
ぶときはケースカバー１１から起こして手で保持し、収
納する場合はケースカバー１１上面に畳むことができ
る。
発明の効果 以上のように本発明のアイロン装置は、気化室を有する
ベースおよび前記気化室への水の供給と停止を行うスチ
ームボタンを有するアイロン本体と、このアイロン本体
のベースを下向きにして載置するアイロン載せ部を設け
たアイロン置台と、前記アイロン本体と分離してアイロ
ン置台に着脱自在に設けたタンクと、このタンク内の水
を前記アイロン本体に供給する水管と、前記アイロン置
台に設けられ、かつ、タンク内の水を前記水管で接続さ
れたアイロン本体へ所定の圧力で強制的に供給する送水
ポンプと、この送水ポンプの電気供給回路に接続して前
記アイロン載せ部に載置したときに前記電気供給回路を
遮断して送水ポンプを停止する感知装置を具備したこと
により、アイロンがけ作業中の頻繁なアイロン載せ部へ
のアイロン本体の載置動作のたびに、アイロン本体を自
立状態にする必要がなく、アイロン載せ部への載置動作
を容易にして手や腕にかかる負担を軽減することができ
るとともに、スチームの噴出を停止させるための煩わし
いスチームボタンの操作を解消して、使い勝手を格段に
向上させることができるのに加えて、載置時の無駄なス
チームの噴出と、アイロン載せ部へのスチームの露結を
防止することができるものである。
ベースおよび前記気化室への水の供給と停止を行うスチ
ームボタンを有するアイロン本体と、このアイロン本体
のベースを下向きにして載置するアイロン載せ部を設け
たアイロン置台と、前記アイロン本体と分離してアイロ
ン置台に着脱自在に設けたタンクと、このタンク内の水
を前記アイロン本体に供給する水管と、前記アイロン置
台に設けられ、かつ、タンク内の水を前記水管で接続さ
れたアイロン本体へ所定の圧力で強制的に供給する送水
ポンプと、この送水ポンプの電気供給回路に接続して前
記アイロン載せ部に載置したときに前記電気供給回路を
遮断して送水ポンプを停止する感知装置を具備したこと
により、アイロンがけ作業中の頻繁なアイロン載せ部へ
のアイロン本体の載置動作のたびに、アイロン本体を自
立状態にする必要がなく、アイロン載せ部への載置動作
を容易にして手や腕にかかる負担を軽減することができ
るとともに、スチームの噴出を停止させるための煩わし
いスチームボタンの操作を解消して、使い勝手を格段に
向上させることができるのに加えて、載置時の無駄なス
チームの噴出と、アイロン載せ部へのスチームの露結を
防止することができるものである。
第１図は従来のアイロン装置の断面図、第２図は本発明
の一実施例を示すアイロン装置の断面図、第３図は同感
知装置の断面図、第４図は同装置のコードの断面図、第
５図は同回路図である。 ６……送水ポンプ、７……タンク、８……アイロン置
台、９……感知装置、１０……アイロン本体、１７……
コード。
の一実施例を示すアイロン装置の断面図、第３図は同感
知装置の断面図、第４図は同装置のコードの断面図、第
５図は同回路図である。 ６……送水ポンプ、７……タンク、８……アイロン置
台、９……感知装置、１０……アイロン本体、１７……
コード。
Claims (1)
- 【請求項１】気化室を有するベースおよび前記気化室へ
の水の供給と停止を行うスチームボタンを有するアイロ
ン本体と、このアイロン本体のベースを下向きにして載
置するアイロン載せ部を設けたアイロン置台と、前記ア
イロン本体と分離してアイロン置台に着脱自在に設けた
タンクと、このタンク内の水を前記アイロン本体に供給
する水管と、前記アイロン置台に設けられ、かつ、タン
ク内の水を前記水管で接続されたアイロン本体へ所定の
圧力で強制的に供給する送水ポンプと、この送水ポンプ
の電気供給回路に接続して前記アイロン載せ部に載置し
たときに前記電気供給回路を遮断して送水ポンプを停止
する感知装置を具備したアイロン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58156603A JPH0636840B2 (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | アイロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58156603A JPH0636840B2 (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | アイロン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6048799A JPS6048799A (ja) | 1985-03-16 |
| JPH0636840B2 true JPH0636840B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=15631345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58156603A Expired - Lifetime JPH0636840B2 (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | アイロン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636840B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0729996Y2 (ja) * | 1989-06-13 | 1995-07-12 | 東芝ホームテクノ株式会社 | コードレススチームアイロン |
| US7114274B2 (en) | 2003-07-22 | 2006-10-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ironing apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5812700A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-24 | 松下電器産業株式会社 | アイロン載置台 |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP58156603A patent/JPH0636840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6048799A (ja) | 1985-03-16 |
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