JPH0529472B2 - - Google Patents

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JPH0529472B2
JPH0529472B2 JP59113333A JP11333384A JPH0529472B2 JP H0529472 B2 JPH0529472 B2 JP H0529472B2 JP 59113333 A JP59113333 A JP 59113333A JP 11333384 A JP11333384 A JP 11333384A JP H0529472 B2 JPH0529472 B2 JP H0529472B2
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Japan
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steam
water tank
iron
opening
handle
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JP59113333A
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Seiichi Nakada
Tooru Hanada
Masao Watanabe
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US06/738,180 priority patent/US4640028A/en
Priority to CA000482830A priority patent/CA1252710A/en
Priority to EP85303877A priority patent/EP0164975B1/en
Publication of JPS60256498A publication Critical patent/JPS60256498A/ja
Publication of JPH0529472B2 publication Critical patent/JPH0529472B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F75/00Hand irons
    • D06F75/34Handles; Handle mountings
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F75/00Hand irons
    • D06F75/08Hand irons internally heated by electricity
    • D06F75/10Hand irons internally heated by electricity with means for supplying steam to the article being ironed
    • D06F75/14Hand irons internally heated by electricity with means for supplying steam to the article being ironed the steam being produced from water in a reservoir carried by the iron
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F75/00Hand irons
    • D06F75/08Hand irons internally heated by electricity
    • D06F75/10Hand irons internally heated by electricity with means for supplying steam to the article being ironed
    • D06F75/14Hand irons internally heated by electricity with means for supplying steam to the article being ironed the steam being produced from water in a reservoir carried by the iron
    • D06F75/18Hand irons internally heated by electricity with means for supplying steam to the article being ironed the steam being produced from water in a reservoir carried by the iron the water being fed slowly, e.g. drop by drop, from the reservoir to a steam generator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Irons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、旅行等携帯に便利な小型のアイロン
で、ハンガー等にかけた衣服のしわ伸ばしを行う
スチーマー機能と、普通のスチームアイロン機能
の両方を兼ね備えたスチームアイロンに関するも
のである。
従来例の構成とその問題点 一般にスチーマーは米国特許3690024号に示さ
れるように、本体に注入し溜められた水を熱源で
沸とうさせて発生させたスチームを噴出口から噴
出させ、ハンガー等にかけた衣服のしわ伸ばしを
行うものであり、アイロン掛けを行う熱板は有し
ていないため、アイロン掛けを行うことは不可能
であつた。上記問題の一解決案として米国特許
3733723号に示されるように、熱板と熱板に設け
られたスチーム噴出孔と、伸縮自在の水タンク
と、この水タンクを縮めて水を熱板に設けた蒸気
発生室に圧送するばねを有したものが考えられ
た。この装置は、蒸気発生室に常に水が供給さ
れ、かつ、熱板を有しているので、スチーマーと
しても、また、スチームアイロンとしても使用で
きるが、水の供給がいわゆる圧送式のため圧送構
造が複雑でかつ小型化に制約があり、携帯型には
適していなかつた。
そこで、水の供給が簡単な滴下式したスチーム
アイロンで、アイロンを立てた状態でもスチーム
を出すことができるアイロンが考えられていた。
その典型的な例としては米国特許第2908092号お
よび同第3986282号に示されるものがある。上記
装置のいづれも、水タンクと水を滴下させるノズ
ルを有し、アイロン掛け時と自立時の両方にスチ
ームを噴出させることができる。しかし、前者の
アイロンは、水を滴下させるノズルが水タンクの
前方に位置しているため、自立状態でスチーマー
として使用した場合は、ノズルより後部の水タン
クに水が残り、水タンク注入された水のほとんど
はスチームとして出せず、何度も注水しなければ
ならず非常に不便であつた。加えて使用時にアイ
ロンを動かした時、水が約半分位になると水タン
ク内で水が動揺し、滴下にとぎれがおこりスチー
ムが途中で止まることがあつた。上記問題を解決
するには後者に示すようにノズル位置を水タンク
後部に配置すればよいわけであるが、この構造に
した場合、必然的に水の蒸気発生室への供給点が
ベースの後方つまりヒータの後部側となつてしま
う。このヒータの後部側という位置はヒータから
ベースが受ける熱量がヒータ前部側に比べて小さ
い。それは前側は普通U型に曲げられて3方をヒ
ータに囲まれているからである。従つて、効率よ
く安定したスチームを発生させるにはスチーム発
生時に奪われる気化熱に充分足る熱を供給せねば
ならず、それにはヒータ全体の容量を大きくしな
ければならないと同時にヒータへの通電時間を長
くしなければならないため、アイロン本体の温度
が上昇し危険であり、また、電力の使用に無駄が
あつた。
次に携帯型スチームアイロンとしては例えば米
国特許第2761228号および第2786287号に示すよう
に、ハンドルをアイロン後部に回動自在に止め、
水タンクをアイロン本体に着脱自在としたものが
一般的であつた。前者の構成においてはハンドル
を下側に回動させても水タンクが大きく突出して
いるため全体がコンパクトにならず、旅行等に携
帯する場合にはどうしても水タンクをアイロン本
体より分離させねばならない。しかし、水タンク
を外して携帯するということは、水タンクの分だ
け形態が大きくなると同時に、二つの部品をまと
める特殊なケース等が必要であつた。これは後者
も同一で、携帯時は水タンクを分離しなければな
らない。
加えて、後者においては、スチームとドライの
切替装置がなく、水タンクに水があるかないかに
より使いわける方式であり、スチームを瞬時に出
したり止めたりすることができず非常に使いづら
いものであつた。そこで前者においては、水タン
クに切替装置を設けてあるが、ハンドルからかな
り離れた位置にあり、アイロン掛けをしながら片
手で切替えることができず、やはり使いづらいも
のであつた。
発明の目的 本発明は、以上のような先行技術のもつ様々な
欠点を完全に解決したスチーマー機能付携帯型ス
チームアイロンを提供するものであり、第1の目
的は、水を蒸気発生室に供給する開口を水タンク
の後底部に設けるとともに、水の供給点をベース
の中央部又は中央部より前方でヒータの内側にす
ることにより、アイロン掛け時、スチーマー時い
づれの場合も水タンク内の水を全てスチームとし
て噴出できるとともに、ヒータの容量が小さく温
度上昇の危険のないスチーマー機能付スチームア
イロンを提供することにある。
第2の目的は、ハンドルに屈曲部を設けアイロ
ン本体への固定部と握部をつなぐことにより、ア
イロン使用時はハンドルを握る空間が充分にとれ
収納時はハンドルを反転してアイロン本体に固定
することによりアイロン本体の全高よりハンドル
が飛出ることがなく、ハンドル本体に装着したま
ま携行できる携帯性に優れたスチームアイロンを
提供することにある。
第3の目的は、開口を開閉する開閉装置の手動
操作部を水タンクの上方に設けた空間部に設け、
かつハンドルの固定部を同近傍に設けることによ
り、アイロン掛け時、スチーマー時のいずれの場
合もハンドルを握つた状態で各々の作業を行いな
がらスチーム釦に指が届き、簡単にスチームの噴
出と停止の操作が行えるスチームアイロンを提供
することにある。
その他の目的、ならびに、効果は、実施例の説
明で明らかとなるが、本発明を簡潔に述べれば、
携帯性を維持しながら、スチームアイロンにスチ
ーマー機能を付加したことである。
発明の構成 上記目的を達成するため本発明は制御手段を前
記水タンクと蒸気発生室を連通させる開口と、こ
の開口の開閉装置で構成し、上記開口を前記水タ
ンクの後底部に設け、この開口より蒸気発生室へ
供給される水の供給点を前記ベースの中央部また
は中央部より前方に位置し、かつ、前記ハンドル
はクランク状の屈曲部を設けて本体の中央部より
前方に着脱自在に取付けられ、さらに、前記開閉
装置の手動操作部を前記水タンクの上方に設けら
れた空間部に配置し、この手動操作部の近傍に前
記ハンドルの固定部を設けたことにより携帯性に
優れたスチーマー機能付のスチームアイロンを得
るものである。
実施例の説明 以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施例
を説明する。
第1図〜第11図において、ベース1は電気加
熱ヒータ2(以後単にヒータと称す)を埋め込ん
だアルミ鋳物で作られており、上記ヒータ2はU
字型に曲げられて作られ、その両端がベース1の
後部に位置している。3はこのヒータ2の端子部
分4に電気的に結合している導電金具である。5
は気化室蓋で、ベース1に閉蓋してベース1とと
もに蒸気発生室を形成している。ヒータ2のU字
型の内側に位置した第1蒸気発生室6内にはベー
ス1の略中央に位置する部分に一段高く設けた水
供給点7があり、ここに水が滴下され、発生した
蒸気は通路を形成する第2蒸気発生室8を通り、
ベース1の第2蒸気発生室8内に設けた複数のス
チーム孔9より外部に噴出する。
10は前記ヒータ2の通電を制御するサーモス
タツトで、ビス11によりベース1に固定してあ
る。12は銅合金よりなるばね体で一端を導電金
具3にビス13で固定するとともに、他端はサー
モスタツト10の端子14から離れる方向に付勢
され、リベツト15でかしめて固定し回路を形成
してある。前記リベツト15は鉛を主成分とする
共晶合金よりなり、その目的は、前記サーモスタ
ツト10による温度制御が不能となつた時、ヒー
タ2に連続して通電されて発火等の危険を防止す
ることである。その動作は、ヒータ2に連続して
通電された時、ベース1の温度が上昇し、それに
つれてリベツト15の温度も上昇する。ベース1
が溶けたり、発火する前にリベツト15が先に溶
けるように溶融温度を設定してあり、リベツト1
5が溶けるとばね体12がサーモスタツト10の
端子14から離れて回路が遮断されヒータ2への
通電を止めることができる。
16はベース1の上方に設けたカバーで、フエ
ノール樹脂等の耐熱性の材料よりなり、スペーサ
ー17を介してビス18でベース1に固定してあ
る。19はカバー16の上方に取りつけた本体部
材でシール材等を塗布してカバー16と気密にビ
ス20,21で固定してあり、水タンク22を構
成している。
23は水タンク22の後端底部に設けられ、水
タンク22内の水を蒸気発生室6へ供給するため
の開口を形成したノズルで、パツキング24,2
5を上下に配し、気化室蓋5とカバー16の間で
挾持してあり、水タンク22と水供給点7とを連
通すると同時に、水や蒸気が外部に洩れないよう
にしてある。26はノズル23を開閉する開閉杆
で、水タンク22の後壁に沿つて設けてある。2
7は開閉杆26をノズル23側に常に付勢するば
ね、28は水タンク22と開閉杆26の貫通穴を
密封するパツキング、29はパツキング28の密
封性を高めるために常に貫通穴側にパツキング2
8を付勢するばね、30は開閉杆26を上下に動
作させるカム部材で、Eリング31,32にて開
閉杆26に止められ、両側部には傾斜面33を有
し、該傾斜面33に対応する傾斜部34と、本体
部材19の側壁より突出した操作部35とを有す
る操作釦36と嵌合し、操作部35を押し込むこ
とにより、カム部材30には上方へ押し上げられ
る力と操作部35の押し込んだ方向の力を受ける
が、操作部35方向には、本体部材19の壁面3
7があるため、ばね27に抗して上方向のみに移
動する。カム部材30が上方に移動すると開閉杆
26も上方に移動し、ノズル23を開くことがで
きる。また、操作釦36の押し込むことを止めれ
ば、ばね27の付勢力により、逆に操作釦36が
本体部材19の外側に飛出るとともに、開閉杆2
6が下がりノズル23を閉じる。また、操作釦3
6には押し込んだ時のロツクが可能のように、段
部38が設けてあり、押し込んだあと開閉杆26
を中心として矢印a方向へ回動させることにより
本体部材19の係止部39に係止して、ノズル2
3を開いたままの状態を保つことができる。
40は水タンク22の注水口41を閉じる注水
口蓋、42は本体部材19の上方に設けられ、前
記操作釦36、およびカム部材30等を包囲して
水タンク22の上方に空間部22aを構成するよ
うにビス43で取りつけられた本体カバーで、本
体部材19とともにアイロン本体44を構成して
いる。
45はアイロン本体44へ着脱自在としたハン
ドルで、固定部46と握部47を平行に設け、両
者間にクランク状の屈曲部48を形成している。
固定部46には、弾性を有する板部49と一体に
設け係止部50よりなるロツク釦51がビス52
で止めてある。前記本体カバー42にはハンドル
45の固定部46を挿入する穴部53と、ハンド
ル45に取りつけたロツク釦51が係止する引掛
孔54が設けてある。前記ハンドル45の握部4
7はベース1下面とほぼ平行に取りつけられ、ア
イロン使用時は屈曲部48によつて握部47は固
定部より上方に位置して握部47の下部空間を充
分にとることができる。また不使用時はハンドル
45を反転させて固定部46を穴部53に挿入す
ることにより、使用時にはアイロン本体の最高位
より高かつた握部47がアイロン本体44より低
くなり大変コンパクトになる。ハンドル45反転
時の固定部46と穴部53の嵌合は圧入としてあ
り、携行時の振動で容易に外れないよう構成して
ある。
55は一端にプラグ56を有した電源コード。
57はヒータ2の通電回路中に直列に接続された
ダイオードで、半波整流を行う。58は前記ダイ
オード57の放熱を行う放熱板で、ダイオード5
7の一端がハンダ付けされ、ビス59でカバー1
6に固定されている。60はステンレス等の弾性
を有する材料で作られたスイツチバネで、ダイオ
ード57の他端とともに導電金具3にビス61で
止められてある。62は外部より操作できるスイ
ツチツマミで、このスイツチツマミ62をスライ
ド操作することにより、スイツチバネ60と放熱
板58各々に設けた接点63を開閉できる。
上記、電源コード55、ヒータ2、ダイオード
57、スイツチバネ60等は第11図に示す回路
図のように電気的に接続されており、前記スイツ
チツマミ61を操作することにより、ヒータ2の
通電回路中にダイオード57を直列に接続して半
波整流を行うか、回路からダイオード57を除去
するようにでき、電気容量の切替、また、使用電
圧の切替が行えるようになつている。
64はカバー16の上面を覆うように設けた後
カバーで、ビス65で取りつけてある。66は後
カバー64にプツシユナツト67で回動自在でか
つ、抜け止めされて設けられたサーモツマミで、
サーモスタツト10と連結されており、このサー
モツマミ66を回すことによつてベース1のかけ
面温度の調節を行うことができる。
以上のように構成した本発明の携帯型スチーム
アイロンについて、その動作を説明する。
まず、アイロンを使用する場合は、ハンドル4
5の握部47が上方となるように、固定部46を
本体カバー40の穴部53に挿入する。この時、
ロツク釦51の係止部51は板部49の弾性によ
り、下方へたわみ穴部53上面にすれながら進
む。引掛孔54の位置まできた時、係止部50は
板部49の弾性で上方へ移動してロツクが完了さ
れる。ここで、ハンドル45の握部47と固定部
46は段違いとなるよう屈曲部48で連結されて
いるため、握部47下方に充分空間が確保でき使
用勝手のよいハンドル構造が得られる。加えて、
ハンドル45の固定部46の挿入位置である本体
カバー16はアイロン本体44の中央部より前方
とし、握部47の位置をアイロン本体44に対し
中央部より後方に配することで、アイロン掛け
時、ベース1に充分プレス力を加えることがで
き、より一層使用勝手のよいものである。また、
ハンドル45をアイロン本体44に確実にロツク
できるため、使用時に抜けてアイロンを床上に落
下させ、器体を破損させたり、人体に危害を与え
るということがなく、非常に安全性が高い。
ドライアイロンとして使用する場合は、サーモ
ツマミ66を回してサーモスタツト10をONさ
せ、ヒータ2に通電し、ベース1の温度が所定温
度に達した時点で、ドライアイロンとして使用で
きる。
そして、スチームアイロン、あるいはスチーマ
ーとしてスチームを噴出させて使用する場合は、
注水口蓋40を開け、注水口41から水タンク2
2へ水を注入する。そして、第4図に示すように
注水蓋40を閉め、指で操作釦36を押し込めば
スチームが噴出し、指を離せば操作釦36は元へ
戻り、スチームの噴出は止まる。スチームの発生
は、操作釦36を押し込むことにより、ノズル2
3にばね27により常に付勢さノズル23を閉じ
ている開閉杆26がばね27の付勢力に抗して上
方へ移動し、ノズル23を開く。ノズル23が開
くことにより、水タンク22内の水がノズル23
を通りベース1の水供給点7に滴下され、第1蒸
気発生室6で気化したスチームは第2蒸気発生室
8を通りスチーム孔9より外部に噴出する。
連続してスチームを出したい時は第8図に示す
ように、操作釦36を押し込んだ後開閉杆26を
中心に矢印a方向へ回動させることにより、段部
38が本体部材19の係止部39に引掛かり、ば
ね27の付勢力に抗して開閉杆26が上方に移動
したノズル23を開いたままの状態を保つことが
でき、水が連続して滴下される。スチームを止め
る時は操作釦36を逆に後方に回動すれば段部3
8の係止が解除され、ばね27の付勢力でカム部
材30が操作釦36をアイロン本体44の外側に
向かつて押し出しながら下方へ移動し、それとと
もに開閉杆26が下がりノズル23を閉じること
ができる。ここで、前記水の供給点7はベース1
のU型に折り曲げたヒータ2の内側でかつベース
1の略中央に位置しているため、ヒータ2から発
生する熱が効率的に供給される。従つて、滴下し
た水の気化が効率的かつ安定して行なわれるた
め、ヒータ2の容量は少なくてよく、電力の使用
に無駄がないと同時に通電時間も短くて済み、ア
イロン各部の温度上昇が低く押さえられ、発煙発
火の危険がなく安全に使用できる。
また、開閉杆26は水タンク22後壁に沿つて
設けてあり、水タンク22後端底部にノズル23
を配してあるため、スチーマーとして使用する場
合はアイロンを立てた状態で使用するわけである
が、この状態において、水タンク22内の水は後
壁に沿い全てスムーズにノズル23へと供給され
る。従つて、注入した水は全て使い切ることがで
きるとともに、使用時に激しく動かしても水の供
給がとぎれ、スチームが止まるということがなく
安定にスチームを噴出させることができる。アイ
ロンとして使用する場合も、スムーズに水がノズ
ル23から供給されるのはいうまでもない。
さらに、前記カム部材30、操作釦36、ばね
27等のノズル23を開閉する装置は水タンク2
2の上部に配置されるとともに、本体カバー40
で包囲するように覆われ、かつ、操作釦36近傍
の本体カバー42にハンドル45の固定部46を
挿入する穴部53が設けてあるため、まず、本体
カバー42内に全ての部品をコンパクトにまとめ
ることができ携帯性に富んでいる。加えて、操作
釦36の操作部35はアイロン本体44の側壁よ
り突出設けてあるため、アイロン本体44の全高
を低く押さえることができ、より一層コンパクト
となつている。
また、操作釦36の操作方向はアイロン本体4
4に向かつて押圧するように構成されており、か
つ、押した時にスチームが出るように構成されて
いるため指に力の入る方向であると同時に、押す
という動作でスチームが出るという現象が起こる
ため、大変わかりやすく使い易い。
そして、前記開閉杆26はとりつけられたカム
部材30を操作釦36により上へ引き上げるよう
に構成してあるため操作釦36を押し込む人の力
が全て開閉杆26を引上げる力に変換されるた
め、開閉杆26が発錆し、ノズル23と付着して
も、ある限度内であれば、人がその付着力に応じ
て操作力を増大して加え、確実にノズル23を開
くことができ、ばね等で引上げる場合に比較し
て、その対応範囲が格段に広くなり、その信頼性
は非常に高い。
次にアイロンの使用後は、サーモツマミ66を
回しヒータ2への通電を切り、ベース1が冷えた
後、本体カバー42の引掛孔54から覗いている
ロツク釦51の係止部50を矢印b方向へ押して
ロツクを解除し、ハンドル45を本体カバー42
から引き抜き、第10図に示すようにハンドル4
5を反転させて握部47を下にして再度本体カバ
ー42の穴部53に挿入する。この時、ハンドル
45のロツク釦51はロツクを解除する操作部も
兼ねた係止部50と弾性を有する板部49と一体
に形成してハンドル45に取りつけられているた
め、構造が簡単であり、かつ、安価でなにより
も、故障がなく信頼性が高い。
またハンドル45の固定部46と握部47はベ
ース1のかけ面とほぼ平行に設けられてあるた
め、反転して収納した場合、握部47は固定部4
6より下方へ位置しアイロン本体44の全高から
飛び出ることはなく、大変コンパクトになり携帯
に便利である。加えて、固定部46と穴部53は
圧入嵌合となるように構成してあるため、次回ア
イロンを使用する時は単に引き抜くだけでよくロ
ツク等を外す必要はなく簡単である。また前記圧
入は、アイロン携行時の振動程度では外れないよ
うに構成してあり、携行時にハンドル45が抜け
てくることはない。
前記実施例においては、1本のヒータを略U字
型に曲げて使用し、水供給点をU字型の内側に設
けたが、第12図に示すようにヒータ101を2
本設け、その間に、水供給点102のある蒸気発
生室103を設けてもよく、1本の場合と同様に
安定したスチームを得ることができる。
また、前記実施例では本体部材19の上部にノ
ズル23の開閉装置を設け、それを覆うようにハ
ンドル45を固定する穴部53を設けた本体カバ
ー40を設けてあるが、第13図および第14図
で示すように、本体201の一部に水タンク20
2を構成し、この水タンク202と本体201間
に設けた空間203にノズル204の開閉装置2
05と、ハンドル206の固定部207の挿入部
208とハンドル206のロツク装置209を設
け、蓋210で閉蓋したものも考えられ、同様
に、アイロン本体の全高を押えられ、コンパクト
で携帯性に優れたものである。
発明の効果 以上説明したように本発明は、特にベースに設
けられた蒸気発生室とこの蒸気発生室の上方に設
けられた水タンクを連通する開口を上記水タンク
の後底部に設けるとともに、この開口より蒸気発
生室へ供給される水の供給点を前記ベースの中央
部または中央部より前方に配することにより、ア
イロンが自立状態でも水タンク内の水を全てスチ
ームとして噴出でき、スチームアイロンかつスチ
ーマー機能を兼ね備えた電気アイロンを提供する
ことができる。加えて、水の供給点をヒータの内
側にすることで、ヒータから発生する熱を効率よ
くスチーム発生に利用できるための電力の小さな
ヒータですみ、省エネが図れるとともに、本体の
温度上昇も少なくてすみ火傷等の危険が防止でき
る。
また、ハンドルは本体に着脱自在とし、かつ、屈
曲部を設けたことにより、使用時はハンドルを握
を空間を十分に確保し収納時には本体の最高位よ
り飛出ることもなく小型化でき、携帯性に優れた
ものとなる。
さらに、開閉装置の操作部は水タンクの上方部
に設けた空間部内に配置し、かつハンドル取付部
の近傍に設けたことにより、ハンドルを握つてア
イロンを立てた状態に維持しながらスチームの噴
出と停止が行なえ、スチーマーとして使用する場
合の使い勝手も簡便に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例アイロンを示した全
体斜視図、第2図は同断面図、第3図はベース部
分の俯瞰図、第4図はノズルの開閉装置部分の断
面図、第5図はサーモスタツト及びリベツト部分
の断面図、第6図は電圧切替スイツチ部分の断面
図、第7図は本体カバー及び後カバーを除いた俯
瞰図、第8図は本体カバーを除いた俯瞰図で、ノ
ズル開閉装置を操作した状態を示す。第9図は操
作釦及びカム部材の分解斜視図、第10図は本発
明の一実施例のアイロンの側面図で、携行時ハン
ドルを収納した状態を示す。第11図は実施例の
回路図、第12図は他の実施例で、ヒータを2本
使用した場合のベース部分の俯瞰図、第13図お
よび第14図は各々他の実施例の要部断面図を示
したものである。 1……ベース、2……ヒータ、6……蒸気発生
室、22……水タンク、22a……空間部、23
……ノズル(開口)、26……開閉杆(開閉装
置)、36……操作釦(手動操作部)、44……本
体、45……ハンドル、48……屈曲部、53…
…穴部(ハンドル取付部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒータによつて加熱されるベースと、このベ
    ースに設けられた蒸気発生室と、この蒸気発生室
    の上方に設けられた水タンクと、この水タンクか
    ら蒸気発生室への水の流通を開始および停止させ
    て蒸気の発生をコントロールするための制御手段
    と、本体と、ハンドルを備え、上記制御手段は、
    前記水タンクと蒸気発生室を連通させる開口と、
    この開口の開閉装置で構成するとともに、前記開
    口を前記水タンクの後底部に設け、この開口より
    蒸気発生室へ供給される水の供給点を前記ベース
    の中央部または中央部より前方に位置し、かつ、
    前記ハンドルはクランク状の屈曲部を設けて本体
    の中央部より前方に着脱自在に取付けられ、さら
    に、前記開閉装置の手動操作部を前記水タンクの
    上方に設けられた空間部に配置し、この手動操作
    部の近傍に前記ハンドルの取付部を設けたスチー
    ムアイロン。
JP59113333A 1984-06-01 1984-06-01 スチ−ムアイロン Granted JPS60256498A (ja)

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JP59113333A JPS60256498A (ja) 1984-06-01 1984-06-01 スチ−ムアイロン
US06/738,180 US4640028A (en) 1984-06-01 1985-05-28 Combination steam iron and steamer
CA000482830A CA1252710A (en) 1984-06-01 1985-05-30 Electric iron
EP85303877A EP0164975B1 (en) 1984-06-01 1985-05-31 Electric iron

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EP0164975A3 (en) 1987-08-19
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