JPH0636315A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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Publication number
JPH0636315A
JPH0636315A JP20724492A JP20724492A JPH0636315A JP H0636315 A JPH0636315 A JP H0636315A JP 20724492 A JP20724492 A JP 20724492A JP 20724492 A JP20724492 A JP 20724492A JP H0636315 A JPH0636315 A JP H0636315A
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JP
Japan
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signal
correction
speaker
focus
tracking
Prior art date
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Pending
Application number
JP20724492A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hori
宏治 堀
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP20724492A priority Critical patent/JPH0636315A/ja
Publication of JPH0636315A publication Critical patent/JPH0636315A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピーカの振動によりサーボが乱れるのを防
止する。 【構成】 スピーカ7に供給される信号から、補正フィ
ルタ14,15により補正信号を生成する。この補正信
号を、減算器8,11において、それぞれフォーカスエ
ラー信号およびトラッキングエラー信号から減算する。
補正フィルタ14,15の補正特性は、スピーカ7の振
動が振動媒体16を介してピックアップ3に伝達される
特性に対応して設定されている。従って、減算器8,1
1から、フォーカスサーボ回路9またはトラッキングサ
ーボ回路12にそれぞれ供給されるフォーカスエラー信
号またはトラッキングエラー信号から、スピーカ7の振
動に起因する振動成分を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンパクトディ
スクプレーヤが内蔵されたポータブルのラジオカセット
テーププレーヤなどに用いて好適なディスク再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンパクトディスクプレーヤが一
体化されたポータブルのラジオカセットテーププレーヤ
が普及しつつある。この装置によれば、AMあるいはF
M放送を受信したり、その受信信号をカセットテープに
記録し、再生することができる。また、コンパクトディ
スクプレーヤを再生したり、その再生信号をカセットテ
ープにダビングすることが可能である。しかもポータブ
ルとするため、装置全体の形状が小型化されており、必
要に応じて所定の位置に移動して使用することが可能と
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような装置は、で
きるだけ持ち運びに便利になるように、装置全体の形状
が小型化されている。その結果、受信信号あるいは再生
信号を放音するスピーカが、コンパクトディスクプレー
ヤのピックアップの比較的近傍に配置されていることが
多く、スピーカの振動が筐体や空気を介してピックアッ
プに伝達され、フォーカスサーボやトラッキングサーボ
が乱され、最悪の場合、サーボが外れてしまうことがあ
った。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、スピーカの振動によるサーボの乱れを抑制
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク再生装
置は、コンパクトディスク1を駆動する駆動手段として
のスピンドルモータ2と、コンパクトディスク1に記録
されている音声情報を再生する再生手段としてのピック
アップ3と、ピックアップ3により再生された音声情報
を放音する放音手段としてのスピーカ7と、ピックアッ
プ3の再生位置を所定の位置に制御する制御手段として
のフォーカスサーボ回路9およびトラッキングサーボ回
路12と、スピーカ7による振動を補正する補正信号を
生成し、フォーカスサーボ回路9およびトラッキングサ
ーボ回路12に供給する補正手段としての補正フィルタ
14および15とを備えることを特徴とする。
【0006】この補正信号は、スピーカ7に供給する信
号から生成するようにすることができる。
【0007】
【作用】上記構成のディスク再生装置においては、補正
フィルタ14,15によりスピーカ7に起因する振動を
補正する補正信号が生成され、フォーカスサーボ回路9
およびトラッキングサーボ回路12に供給される。従っ
て、スピーカ7の放音に起因してサーボが乱れることが
抑制される。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のディスク再生装置を応用し
たポータブルタイプのコンパクトディスクプレーヤの一
実施例の構成を示すブロック図である。コンパクトディ
スク1は、スピンドルモータ2により回転され、ピック
アップ3により音声データが再生されるようになされて
いる。ピックアップ3は、コンパクトディスク1に照射
するレーザ光を発生する発光部21と、コンパクトディ
スク1からの反射光を受光する受光部22とを有してい
る。またピックアップ3には、ピックアップ3をフォー
カス方向に駆動するフォーカスコイル23と、トラッキ
ング方向に駆動するトラッキングコイル24とが設けら
れている。
【0009】受光部22が出力するRF信号は、信号処
理回路4に供給され、PCM音声データからアナログ音
声信号に復調、変換されるようになされている。信号処
理回路4より出力された音声信号は、アンプ5を介して
スピーカ7に供給されるようになされている。アンプ5
には音量調整器6が設けられており、これを調整するこ
とにより、スピーカ7より出力される音量を調整するこ
とができるようになされている。
【0010】また、受光部22が出力するフォーカスエ
ラー信号は、減算器8を介してフォーカスサーボ回路9
に供給されている。フォーカスサーボ回路9は、入力さ
れたフォーカスエラー信号に対応して、ドライバ10を
介してフォーカスコイル23を駆動するようになされて
いる。また、受光部22が出力するトラッキングエラー
信号は、減算器11を介してトラッキングサーボ回路1
2に供給されている。トラッキングサーボ回路12は、
入力されたトラッキングエラー信号に対応して、ドライ
バ13を介してトラッキングコイル24を駆動するよう
になされている。
【0011】補正フィルタ14は、アンプ5の出力を補
正して補正信号を生成し、減算器8に出力している。減
算器8は、受光部22から入力されるフォーカスエラー
信号から補正フィルタ14より供給される補正信号を減
算して、フォーカスサーボ回路9に供給するようになさ
れている。同様に、補正フィルタ15は、アンプ5の出
力から補正信号を生成し、減算器11に供給している。
減算器11は、受光部22より供給されるトラッキング
エラー信号から補正フィルタ15より供給される補正信
号を減算し、トラッキングサーボ回路12に供給するよ
うになされている。
【0012】次に、その動作について、図2の波形図を
参照して説明する。再生動作時、スピンドルモータ2に
よりコンパクトディスク1が所定の速度で回転される。
このとき発光部21は、コンパクトディスク1にレーザ
光を照射し、受光部22は、コンパクトディスク1から
の反射光を受光する。受光部22は、例えば非点収差法
によるフォーカスエラー信号を生成し、減算器8に出力
する。また、例えばプッシュプル法によるトラッキング
エラー信号を生成し、減算器11に出力する。
【0013】フォーカスサーボ回路9は、減算器8より
供給されるフォーカスエラー信号を処理し、ドライバ1
0に出力する。ドライバ10は、フォーカスサーボ回路
9より供給される信号に対応して、フォーカスコイル2
3を駆動する。これにより、ピックアップ3がフォーカ
ス方向に駆動される。また、トラッキングサーボ回路1
2は、減算器11より供給されるトラッキングエラー信
号を処理し、ドライバ13に出力する。ドライバ13
は、トラッキングサーボ回路12より供給される信号に
対応して、トラッキングコイル24を駆動する。これに
より、ピックアップ3がトラッキング方向に駆動され
る。
【0014】以上のようにして、フォーカスサーボとト
ラッキングサーボが実行され、受光部22は、コンパク
トディスク1に記録されている音声データに対応したR
F信号を出力する。
【0015】信号処理回路4は、受光部22が出力する
RF信号を復調、処理し、アナログ音声信号に変換す
る。このアナログ音声信号は、アンプ5により増幅さ
れ、スピーカ7に供給されて放音される。
【0016】スピーカ7が放音すると、これに起因する
振動が、例えば筐体や空気などよりなる振動媒体16を
介してピックアップ3に伝達される。これにより、ピッ
クアップ3がフォーカス方向あるいはトラッキング方向
に振動される。その結果、受光部22が減算器8と11
に出力するフォーカスエラー信号とトラッキングエラー
信号に、図2(b)または(c)に示す振動成分が発生
する。
【0017】一方、補正フィルタ14は、アンプ5がス
ピーカ7に供給する図2(a)に示す音声信号の入力を
受け、これを補正して、図2(d)に示す補正信号を生
成する。同様にして、補正フィルタ15は、アンプ5よ
りスピーカ7に供給される音声信号から、図2(e)に
示す補正信号を生成する。補正フィルタ14,15にお
ける特性は、スピーカ7が振動媒体16を介してピック
アップ3に伝達されるフォーカス方向とトラッキング方
向の振動の特性に対応して設定されている。
【0018】スピーカ7が発生する振動は、アンプ5よ
り供給される音声信号(図2(a))に対応して発生す
るものである。従って、このスピーカ7に供給される音
声信号(図2(a))を、振動媒体16により振動特性
に対応して補正することにより生成される補正信号(図
2(d),(e))は、受光部22が振動媒体16から
伝達される振動に起因して発生する振動成分(図2
(b),(c))と同一のものとすることができる。
【0019】そこで、受光部22が出力するフォーカス
エラー信号から、補正フィルタ14が出力する補正信号
を減算(逆極性で加算)することにより、スピーカ7の
振動によるフォーカス方向の振動成分を相殺することが
できる(フォーカス方向の振動を抑制するように、ピッ
クアップ3が駆動される)。同様にして、受光部22が
出力するトラッキングエラー信号から、補正フィルタ1
5が出力する補正信号を減算することにより、スピーカ
7の振動に起因するトラッキング方向の振動成分を相殺
することができる(トラッキング方向の振動を抑制する
ように、ピックアップ3が駆動される)。従って、フォ
ーカスサーボとトラッキングサーボが正しく行われるこ
とになる。
【0020】補正信号は、振動媒体16の振動を検出し
て生成することも可能であるが、そのようにすると、振
動を検出するための回路が必要となり、構成が複雑にな
る。そこで、上記実施例のように、スピーカ7に供給さ
れる信号から生成するのが好ましい。
【0021】以上、本発明をポータブルタイプのコンパ
クトディスクプレーヤに応用した場合を例として説明し
たが、本発明は例えばビデオディスクプレーヤなどに応
用することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の如く本発明のディスク再生装置に
よれば、放音手段による振動を補正する補正信号を生成
し、これを制御手段に供給するようにしたので、放音手
段の放音に起因する振動により、再生手段の再生位置が
乱れるようなことが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置を応用したコンパク
トディスクプレーヤの一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の実施例の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
1 コンパクトディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 7 スピーカ 9 フォーカスサーボ回路 12 トラッキングサーボ回路 14,15 補正フィルタ 16 振動媒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを駆動する駆動手段と、 前記ディスクに記録されている音声情報を再生する再生
    手段と、 前記再生手段により再生された前記音声情報を放音する
    放音手段と、 前記再生手段の再生位置を所定の位置に制御する制御手
    段と、 前記放音手段による振動を補正する補正信号を生成し、
    前記制御手段に供給する補正手段とを備えることを特徴
    とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は、前記放音手段に供給さ
    れる信号から前記補正信号を生成することを特徴とする
    請求項1に記載のディスク再生装置。
JP20724492A 1992-07-10 1992-07-10 ディスク再生装置 Pending JPH0636315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20724492A JPH0636315A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20724492A JPH0636315A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 ディスク再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0636315A true JPH0636315A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16536602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20724492A Pending JPH0636315A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636315A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8159775B2 (en) * 2007-07-27 2012-04-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Vibration identification and attenuation system and method
US9372101B2 (en) 2013-10-02 2016-06-21 Fanuc Corporation Transmissive optical encoder having optical waveguide

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8159775B2 (en) * 2007-07-27 2012-04-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Vibration identification and attenuation system and method
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010416