JPS58150172A - 円盤状記録媒体の読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は円盤状記録媒体の読取装置に関し、特にＰＣ
Ｍオーディオディスクまたはビデオディスクのような円
−状記録媒体（以下ディスク）から信号を再生するもの
において、円盤状記録媒体に記録された信号を＾速で検
索できるような、円−状記録媒体の読取装置に関する。

周知のように、ＰＣＭオーディスオディスクまたはビデ
オディスクのような円盤状記録媒体（ディスク）におい
ては、オーディオ信＠または映−信号を光学的または溝
の形状によって記録している。このようなディスクを再
生する再生鮪胃は、信号を検出するピックアップの検出
位置がディ・スフの表面に形成されたトラックの中心を
トレースするように、ピックアップの偏位を補正する必
要がある。

１１図は従来の円盤状記録媒体の読取装置のブロック図
であり、特に円盤状記録媒体が光学弐円麺状記録媒体の
場合を示す。次に、第１図の構成とともに、その動作を
説明する。

円盤状記録媒体の読取装置１０は、ピックアップ手段（
以下ピックアップ）１１を含む。ピックアップ１１は、
光１［１１ａｚｓ−７ミラー１１ｂ。

集光レンズ１１Ｇ、−位手段の一例のトラックアクチュ
エータ１１ｄ、光電変換−１１ｅおよびプリアンプ１１
ｆを含む。ピックアップ１１はディスク１２に記録され
た信号を光学的に検出するものである。ディスク１２に
は、−転方向すなわち円周方向に沿ってトラック１２ａ
が形成される。

トラック１２ａには、所望の信号が光学的に読取可能な
態様で記録されている。すなわち、トラック１２ａはデ
ィスク１２上に記録されている情報の信号列となる。

光ｌ１１１ａはたとえば半導体レーザ装置が用いられる
。この光ＩＩＩ　ｌａから出射されたレーザ光は、ハー
フミラ−１１ｂを通りτ集光レンズ１１Ｃで集光され、
ディスク１２のトラック１２ａ上に光スポットを結ぶ。

したがって、レーザ光がディスク１２上で光ビームとな
って照射される。ディスク１２はモータ（図示せず）に
よって回転駆動される。このため、トラック１２ａ上の
光スポットの照射される位置がディスク１２の回転とと
もに変化する。このとき、トラック１２ａ上に記録され
た信号に応じて、トラック１２ａで反射された光ビーム
の反射光の強さが変化する。この変化された反射光は再
び集光レンズ１１０を通ってハーフミラ−１１ｂで９０
度曲げられて光電変換１１１１ｅへ与えられる。充電変
換器１１ｅは反射光の輝度変化に応じてその出力電流を
変化し、その出力をプリアンプ１１ｆに与える。プリア
ンプ１１ｆは光電流の変化を電圧変化として導出し、そ
の出力を信号処１１回路１３およびトラックずれ検出回
路１４に与える。信号処理回路１３は、プリアンプ１１
ｆの出力に所定の信号処理を施して、オーディオ信号ま
たはビデオ信号として再生信号を出力端子１５から導出
する。すなわち、出力−子１５から導出される信号がデ
ィスク１２から読出された再生信号となる。また、信号
処１１回路１３の出力は、信号認識回路１７に与えられ
る。

ところで、ディスク１２は、その中心すなわちモータ（
図示せず）によって回転される回転軸に対するトラック
１２ａの位置が通常傷心している。

このため、ディスク１２の回転によってトラック１２ａ
が半径方向へ移動するのに伴い、ピックアップ１１によ
って検出される位置すなわち光ビームの照射位置（光ス
ポット）を移動させる必要が生じる。この場合、トラッ
ク１２ａ上における光スポットのトラックの中心からの
ずれの―が、トラックずれ検出回路１４によって検出さ
れる。トラックずれ検出回路１４の出力のトラックずれ
量は、加算手段の一例の増幅回路１６の一方入力として
与えられる。増幅回路１６は、後述のキックパルス発生
回路１８から与えられるキックパルスをトラックずれ量
と加算増幅するものであるが、キックパルス発生回路１
８の出力がなければトラックずれ農を増幅して駆動回１
１９に与える。駆動回路１９は、トラックずれ鏝に応じ
てトラックアクチュエータ１１ｄを駆動させて、集光レ
ンズ１１Ｃを移動させ、それによってトラックず量を減
少させるように働く。これによって、光ビームが常にト
ラック１２ａの中心を照射するように補正される。換言
すれば、ピックアップ１１は、信号の再生に応じて、デ
ィスク１２の半径方向に移動される。

ところで、ディスク１２上に記録されている信号を高速
度で検索したい場合がある。第２図は＾速ｒ！１′ｃ（
ｌ＠を検索する場合における従来の読取装置１０の動作
を説明するためのタイムチャートおよび波形図である。

従来、ディスク１２上に記録されている信号を高速度で
検索する場合は、一般的には、ディスク１２の半径方向
に沿って間欠的に信号を読出すことを行なっている。第
２図（ａ　）は各時間におけるピックアップ１１の半径
方向の位置を示す。第２図（ｂ）は高速検索時において
再生すべきトラックＫ１．に２を示す。

次に、第１図および第２図を参照して、高速度でディス
ク１２に記録され゛【いる信号を検索する場合の動作を
述べる。

時刻ｔ１において、ピックアップ１１はｐ１１上にある
ものとする。このとき、集光レンズ１１Ｇはトラックア
クチュエータ１１ｄによって一位されているので、光ス
ポットがトラックに１を照射している。したがって、光
スポットの位置のトラックの信号が再生されている。こ
こで、ピックアップ１１は、光ディスク１２の半径方向
の一定速度ｖ１で送られているので、時刻がｔ　１．　
ｔ　２゜ｔ３と進むにつれて、その位置がｐｌｌ、ｐ１
２゜ｐ１３へと蛮わる。ところが、トラックに１がら必
要な単位情報量を読取るためには、一定時間■０が必要
とされている。したがって、ピックアップ１１の機械的
な位置がＥ）１１．Ｄ　１２．１）１３へと変化しても
、光スポットはトラックに１上に存在しなければならな
い。したがって、この場合における集光レンズ１１ｃの
偏位量は、第２図（ａ　）に示すように、十−から−側
へと変化する。

前述のごとくして、高速度で検索している場合において
、一定時間ＴＯが経過した後、信号認識回路１７は単位
情報−を読取ったことを認識して、キックパルス発生回
路１８に能動化信号を与える。

応じて、キックパルス発生回路１８は、第２図（Ｃ）に
示すように、時刻ｔ３から時刻ｔ４までの期間、換言す
れば一定再生時闇°ｒＯが経過してから次のトラックの
再生開始までの時間だけハイレベルのキックパルスを発
生する。このキックパルスが増幅回路１６に与えられる
。増幅回路１６はトラックずれ検出回路１４の出力とキ
ックパルスとを加算して増幅し、その出力を駆動回路１
９に与える。応じて、駆動回路１９は第２図（ｄ　）に
示す電圧を導出して、トラックアクチュエータｌｉｄに
印加する。これによって、トラックアクチュエータＩｌ
ｄが集光レンズ１１ｃを偏位させる。したがって、集光
レンズ１１ｃの偏位―は時１１１Ｊｔ３〜ｔ４における
第２図（ｅ）に示すごとくなる。

その結果、光スポットが次の高速検索すべきトラックで
あるに２を捉え、単位情報−を再生すべく再生動作を始
める。以後同様にして、時刻ｔ４゜ｔ　５．　ｔ　６と
変化して一定時閣ＴＯが経過する闇において、ピックア
ップ１１の機械的な位置がｐ２１．１）２２，１）２３
へと移り、トラックに２の再生を終了する。

ところで、高速度でディスク１２を検索するためには、
ピックアップ１１をディスク１２の半径方向へ送る速１
１［ｖ　ｉが大きければ大きいほど、高速の検索が可能
となる。しかし、速痘ｖ１は単位情報量を再生するのに
必要な一定時＠ＴＯと信号再生時における集光レンズ１
１０の一位可能最りとによって一義的に決定される。今
、単位情報量を再生するのに必要な一定時一■０を一定
と仮定すれば、速度ｖ１は再生時における集光レンズ１
１Ｃの優位可能ＮＩＬに比例することになる。

ところが、情報再生時におけるトラックアクチュエータ
１１ｄの印加電圧（第２図ｄ参照）は、トラック１２８
の中心から光スポットのずれに基づいて作っているので
、大きなトラックアクチュエータ印加電圧を発生するこ
とができなかった。

なぜならば、大きなトランクアクチュエータ印加電圧を
発生するためには、光スポットとトラックの中心とのず
れを大きくする必要が生じるが、そのようにすれば信号
の劣化を招くためである。したがって、再生時における
集光レンズ１１Ｇの偏位可能量しも小さくなり、集光レ
ンズ１１Ｃの物理的移動量の数分の１程度であった。こ
のため、高速度で検索する場合の速度が相対的に遅く、
ピックアップ１１の検出能力に対して不満足な状態で使
用される結果となっていた。

それゆえに、この発明の目的は、集光レンズの優位可能
−を３大きくでき、より一層高速度で検索できるような
円盤状記録媒体の読取ｔｉｗｆｌ供することであ企。

この発明は、要約すれば、高速検索時において、ピック
アップの位置に応じたオフセット電圧をトラックアクチ
ュエータの印加電圧に加えることによって、集光レンズ
の偏位可能量を拡大したものである。

以下に、図面を参照してこの発明の具体内な実施例につ
いて説明する。

第３図はこの発明の一実施例の円−状記録媒体の読取＠
置のブロック図である。この実施例の読取装置２０が１
１１１図のものと興なる虫は、キックパルス発生回路１
８と増幅回路１６との間にランプ波発生回路２１を設け
たことである。なお、その他の構成は鶏１図と同様であ
るため、向一部分を同一参照符号で示し、その詳細な構
成の説明を省略する。

この実施例の特徴となるランプ波発生回路２１は、一定
振幅でありかつ一定の傾斜を有するランプ波を発生し、
このランプ波を惜＠認識回路１７の出力に応じて動作す
るキックパルス発生回路１８の出力のキックパルスに重
畳して発生し、その出力を増幅回路１６に与えるもので
ある。

第４図は第３図の動作を説明するためのタイムチャート
および各部の波形図である。図において、（ｆ）は時刻
【１〜ｔ１０におけるピックアップ１１の位置ｐｌｏ〜
ｌ）１４．１）２０−１２４を示す。（ｇ）は、ピック
アップ１１の位置に対するトラックに１．に２すなわち
ディスク１２の半径方向の検出位１を示す。＜ｒ＞およ
び（ａ　）から明らかなように、ピックアップ１１の位
置がｐ１０〜ｆｌ１４のときトラックに１を再生し、ピ
ックアップ１１が１ｐ２０〜Ｄ２４のときトラックに２
を再生する。このことは、第２図の場合と同様である。

（ｈ）は、ランプ波発生回路２１によって発生されるラ
ンプ波の波形を示す。（＋）はキックパルス発生回路１
８の出力のキックパルスを示す。（」）はトラックアク
チュエータの印加電圧の波形を示し、特に東線はこの実
施例の場合の電圧波形であり、一点鎖線で示す波形は第
１図の回路の場合の電圧波形である。

次に、第３図および第４図を参照してこの実施例の具体
的な動作を説明する。この実施例における通常の再生動
作および再生動作においてトラックずれが生じた場合の
動作は、第ｉＩ！ｌの実施例の場合と同様であるので、
その説明を省略する。

次に、この実施例の特徴となる動作、すなわちディスク
１２上に記録されている信号を高速度で検索する場合の
動作を述べる。今、時刻ｔ１において、ピックアップ１
１の位置が１１１０の場合は、キックパルス発生回路１
８がその出力をローレベルとする。これに応じて、ラン
プ波発生回路２１は、第４図（ｈ　”）に示すようなラ
ンプ波を発生する。このランプ波の振幅の大きさおよび
スロープの傾斜は、集光レンズ１１Ｃの移動可能饅をＬ
′とすれば、集光レンズ１１Ｃを距１１Ｌ′だけ移動で
きるような電圧Ｅ１１を発生し、電圧Ｅｌから一定時１
ｍＴＯＩに−Ｅｌとなるような傾斜の波形である。した
がうて、ランプ波発生回路２１の出力電圧は、ピックア
ップ１１の位置の変化とともに減少する。すなわち、ラ
ンプ波の最大振幅＆１ｔ２Ｅ庭である。また、ランプ波
の傾斜は、−２Ｅ鉦／Ｔｏである。したがって、ランプ
波は、時刻ｔ１において正の最大値となり、時刻ｔ３に
おいてＯとなり、時刻ｔ５において負の最大値となる。

このランプ波発生回路２１の出力電圧（すなわちオフセ
ット電圧）が増幅回１１１６に与えられる。増幅回路１
６はランプ波発生回路２１の出力電圧とトラックずれ検
出回路１４の出力とを加算して増幅し、その出りを駆動
回路１９に与える。応じて、駆動回路１９は第４図（ｊ
　）の実線で示すような電辻をトラックアクチュエータ
１１ｄに印加する。

上述の説明＃−５明らかなように、この実施例では、ラ
ンプ波を用いてトラックアクチュエータｌｌｄの印加電
圧を変化させるようにしているので、従来のものに比べ
てトラックアクチュエータ１１ｄの印加電圧を大幅に増
加させることができ、集光レンズ１１Ｃの移動量を大幅
に増加できる。したがって、単位情報員を再生するのに
必要な一定時閣ＴＯの期間において、ピックアップ１１
が移動できる量を増加でき、より高速度（ｖ２）で検索
できることになる。

なお、トラックに２を検索する場合においては、同様に
して行なわれるので、第４図の時刻【６〜【１０の期間
の図示のみを示し、その詳細な説明を省略する。

なお、上述の実施例では、集光レンズ１１ｃを移動させ
てトラック追跡動作を行なう形式のものを示したが、偏
向ミラーを用いたもの、またはピックアップ全体を移動
させてトラック追跡動作を行なうものについても適用で
きる。また、この実施例では、円−状記録媒体の一例と
して、光学的円盤状記録媒体を読取る装置の場合を説明
したが、その他の記録態様によって記録されたディスク
を再生または読取る装置にも適用できる。たとえば、円
盤状記録媒体が機械的振動によって信号を記録している
ものである場合は、ピックアップ手段を次のように構成
すればよい。すなわち、トラック上をトレースする針と
、針で検出された振動を電気信号に変換する手段とを含
んで構成すればよい。

以上のように、この発明によれば、高速度で検索する場
合においてピックアップ手段の偏位嚢を予め予測し、そ
の鏝だけ強制的に優位させるためのランプ波を発生し、
そのランプ波をトラック追跡のための回路に与えること
によって、比較的簡単な構成であり、より高速度で検索
を行なえるなどの特有の効果が賽される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の円盤状記録媒体の読取装置のブロック図
である。第２図は高速検索時における第１図の動作を説
明するための波形図である。第３図はこの発明の一実施
例の円盤状記録媒体の読取＠瞳のブロック図である。第
４図はこの実施例の＾速検索動作を説明するための波形
図である。 図において、１１はピックアップ、１１ａは光澱、１１
ｂはハーフミラ−１１１Ｃは集光レンズ、１１ｄはトラ
ックアクチュエータ、１１１３は光電変換器、１１ｆは
プリアンプ、１３は信号処理回路、１４はトラックずれ
検出回路、１６は増幅回路、１７は信号認識回路、１８
はキックパルス発生回路、１９は駆動回路、２１はラン
プ波発生回路を示す。 代理人　葛　舒　信　−（外１名） 萬４図 再生時間　ＴＯＴＯ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　回転方向に沿ってトラックが形成されかつトラ
   ックに信号が記録された円盤状記録媒体から信号を読取
   る読取装置であって、 前記トラック上をトレースして前記信号を検出するピッ
   クアップ手段、 前記ピックアップ手段の検出位置を前記円盤状記録媒体
   の半径方向に一位させるための優位手段、前記ピックア
   ップ手段の検出位置と前記トラックの中心との相対的な
   ずれを検出するトラックずれ検出手段、 前記ピックアップ手段で検出された信号を処理して、必
   ｌＩ―の信号が得られたことを認識する信＠認識手段、 一定振幅でありかつ一定の傾斜を有するランプ波を発生
   し、前配信Ｍｌ！謙手段の出力にランプ波を膳畳して導
   出するランプ波発生手段、前記トラックずれ検出手段の
   出力と前記ランプ波発生手段の出力とを加算する加算手
   段、および前記加算手段の出力に基づいて前記−位手段
   を駆動させる駆動手段を備えた、円−状記録媒体の読取
   装置。
2. （２）　前記円盤状記録媒体は、前記信号を光学的に読
   取可能なように記録し、 前記ピックアップ手段は、 光ビームを発生し、その光ビームで前記トラック上を照
   射する光源と、 前記トラックで反射された光を電気信号に変換する光電
   変換手段とを含み、 前記偏位手段は、前記加算手段の出力に基づいて前記光
   源からの光ビームのｌｌ射位置を優位させる、特許請求
   の範囲第１項記載の円−状記録媒体の読取装置。
3. （３）　前記円盤状記録媒体は、前記信号を振動によっ
   て読取可能なように記録し、 前記ピックアップ手段は、 前記トラック上をトレースする針と、 前記針で検出された信号に応じた振動を電気信号に変換
   する変換手段とを含む、特許請求の範囲第１墳記載の円
   盤状記録媒体の読取装置。