JPH0635122B2 - 小径木ひき板積層板の製造方法 - Google Patents

小径木ひき板積層板の製造方法

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JPH0635122B2
JPH0635122B2 JP62014380A JP1438087A JPH0635122B2 JP H0635122 B2 JPH0635122 B2 JP H0635122B2 JP 62014380 A JP62014380 A JP 62014380A JP 1438087 A JP1438087 A JP 1438087A JP H0635122 B2 JPH0635122 B2 JP H0635122B2
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TOOMA KK
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TOOMA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は小径木ひき板積層板の製造方法に関し、特
に、ひき板の厚みが2〜4mmの小径木ひき板を積層した
積層板の製造方法に関する。
(従来技術) 従来、合板などに用いられる薄いひき板は、ロータリレ
ースやスライサなどによって製造されていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、そのような機械を用いた製造方法では、
たとえ間伐材などの小径木を材料に用いると、節が多い
ため、腐りやすかった。さらに、従来の機械では、たと
えばクランプなどでワークピースを保持しているが、ク
ランプ近傍のワークピースはこのクランプに保持されて
いるため、切断を行うことができないので、材料にロス
が多かった。しかも、得られたひき板に節による割れ目
などが入ったりするためひき板として用いることができ
ないなどという問題点を有していた。
また、そのままひき板を用いると、腐り易かった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、節の多い小径木
を用いても、2〜4mmの厚さのひき板にして積層板を得
ることができ、かつ、防腐性能の優れた小径木ひき板積
層板の製造方法を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、小径木からワークピースを形成する工程、
および前記ワークピースを吸引保持しながら切断して小
径木ひき板を形成する工程を含み、前記ワークピースを
吸引保持しながら切断して小径木ひき板を形成する工程
は、さらに、前記ワークピースに先行溝を形成する工
程、および前記ワークピースに形成された先行溝に沿っ
て前記ワークピースを切断して小径木ひき板を形成する
工程を含み、さらに、前記小径木ひき板を、その側面を
他の小径木ひき板の側面と接着して、1枚の板状素材を
形成する工程と、複数の前記板状素材を、その主面をも
って接合し、防腐剤を含有した接着剤をもって複数枚積
層接着する工程とを含む、小径木ひき板積層板の製造方
法である。
(作用) ワークピースは吸引保持されるので、切断できない部位
が無くなり、材料にロスが少なくなる。また、ワークピ
ースはその切断面に交差する方向に振れず、切断刃に接
触しない。このため、切断刃にかかる抵抗を小さくする
ことができる。
小径木ひき板積層板を構成する複数の板状素材が、防腐
剤を含有した接着剤をもって積層接着されているので、
防腐の性能を備える。
(発明の効果) この発明によれば、上述したような新規な小径木ひき板
を効率よく製造することができる。
また、複数の板状素材を接合し接着するために用いる接
着剤中に、防腐剤を混入して用いるので、特別な設備・
装置が不要で既存の設備が使え、経済的に積層板を製造
することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例により製造された小径木ひ
き板積層板を示す斜視図である。この小径木ひき板積層
板10は、長方形のひき板12を5枚含み、たとえば1
辺が21.5cmの平面正方形状に形成されてなる板状素
材14を含む。このひき板12は、その厚みをそれぞれ
3mmにされており、たとえば間伐材などの小径木で形成
されているため、多数の節13を含む。このように並列
されたひき板12の側面間には、それぞれ接着剤層16
が形成されており、この接着剤層16によりこれら5枚
のひき板12は幅方向に連続して接続されて、1枚板の
板状素材14を構成している。
次に、この発明に係る小径木ひき板積層板10の製造方
法を詳しく説明する。
まず、たとえば杉、桧の間伐材などの小径木の原木18
を準備し、年輪に直交する方向から切断して角材20a
および20bを形成する。この際、材料のロスを少なく
するために、角材20aおよび20bは原木18の直径
に応じて、できるだけ木材のロスが少ない寸法に形成さ
れる。
このようにして形成された多くの角材20aおよび20
bのうち、横幅のほぼ等しいものを選別する。こうして
選別された横幅の等しい角材の側面に、たとえばウレタ
ン樹脂系の接着剤を塗布し、接着剤層16を形成する。
そして、これらの角材を並列して接着し、ワークピース
Aを作成する。
接着剤としては、ユリヤ・メラミン樹脂系接着剤や水性
高分子イソシアネート系接着剤(水性ビニルウレタン系
接着剤)が代表的であり、防腐剤としては、トリブチル
スズフタレート 化学構造は、 に代表される有機スズ化合物と、ヨード化合物あるいは
有機塩素化合物とを含む防腐剤を添加したものが代表的
である。たとえば、トリブチルスズフタレートを0.5
0kg/m3,ヨードカリを0.9kg/m3、トリブチルスズ
フタレートを0.56kg/m3,ヨードカリを1.0kg/
m3またはトリブチルスズフタレートを0.62kg/m3
用して、防腐剤として、接着剤に混合する。
その他、有機ヨウ素系防腐(徽)剤、たとえば4−クロ
ロフェニル−3−ヨードプロパギルホルマール 化学構造は、 または2,3,3−トリヨードアリルアルコール 化学構造は、 そして、トリハロアリル系防腐(徽)剤、たとえば3−
ブロモ−2,3−ジヨード−2−プロペニルエチルカル
ボナート 化学構造は、 が選択される。
このワークピースAを、たとえば薄引き専用機22に装
着し、角材を並列した方向(第2図において矢印で示し
た方向)から、たとえば3mmの厚さで切断して板状素材
14を形成する。
なお、原木18から形成した1本の角材を接着すること
なくそのままワークピースAとして用い、得られたひき
板12を板状素材として用いることも可能である。
このようなワークピースAを切断する際には、従来のよ
うなロータリエンドレスやスライサを用いることはでき
ず、特別な薄引き専用機22を用いる必要がある。した
がって、以下はこの薄引き専用機22の構造について詳
しく説明する。
第3A図ないし第3D図は、板状素材14の製造に用い
た薄引き専用機22を示し、第3A図はその斜視図であ
り、第3B図はその要部斜視図であり、第3C図はその
側面図であり、第3D図はその要部正面図である。
まず、この薄引き専用機22の全体の構成について説明
する。
この薄引き専用機22は、前後に長い基台23を含む。
基台23には、その長手方向と平行する両側に、それぞ
れ、レール24aおよび24bが設けられる。この2本
のレール24aおよび24b上には、載置手段の一部を
構成する枠体25が、その下部に設けられた多数のロー
ラ(図示せず)によって、このレール24aおよび24
b上を前後に移動可能に載置される。
この枠体25は、直方体形状の主部材26を含み、主部
材26の前後下部には、支持部材27および28が固着
され、支持部材27および28の下部には、上述のロー
ラ(図示せず)が回転自在に取り付けられている。しが
って、この枠体25などは前後に移動することができ
る。
さらに、この枠体25の主部材26の上には、テーブル
部材30および31が、前後に間隔を隔てて、固着され
る。このテーブル部材30および31は、その上にワー
クピースAを載置するためのものである。
また、枠体25の主部材26の前後左端には、枠部材3
2および33が、支持部材27および28の上で、主部
材26の左側に突き出るように、それぞれ、固着されて
いる。
一方、板材吸引保持手段の一部を構成する中空4角柱状
の当接部材34が、枠体25の枠部材32および33上
に、左右方向に変位可能に設けられる。この当接部材3
4は、その右側面に、テーブル部材30および31上の
ワークピースAの左側面を当接させることによって、ワ
ークピースAの左右方向の位置を決めるためのものであ
る。すなわち、第3B図に示すように、当接部材34の
前後端下部には、そこから右側に延びて、凸状部材35
および36が固着され、枠部材32および33の上端に
は、左右に延びて、溝38および40が形成されてい
て、凸状部材35および36が、溝38および40に、
それぞれ、挿入されている。したがって、当接部材34
は、枠部材32および33すなわちテーブル部材30お
よび31に対して、左右方向に変位可能とされる。
さらに、当接部材34には、その右側面中央に、吸引口
50が形成される。この吸引口50は、たとえば5mmの
間隔を隔てて、たとえば2〜2.3mmの幅で櫛歯状に形
成されている。また、当接部材34の後端面には、円孔
52が形成され、この円孔52には、ホース54を介し
て、ブロワー装置ないしは真空ポンプなどの吸引機(図
示せず)が接続されている。したがって、吸引機を作動
させることによって、当接部材34の吸引孔50に吸引
力を発生させることができる。この吸引力によって、テ
ーブル部材30および31上のワークピースAの左側面
が吸引され、したがって、ワークピースAは、当接部材
34に吸引保持される。
一方、テーブル部材30および31上には、当接部材3
4に対向するように、ワークピース吸引保持手段の一部
を構成する中空4角柱状の当接部材60が設けられる。
この場合、テーブル部材30および31の上面には、左
右に延びて、溝62および64が形成され、当接部材6
0の前後下部には、溝62および64に嵌め込み可能な
凸部66および68が形成されていて、これらの凸部6
6および68が、溝62および64に、それぞれ、嵌め
込まれている。したがって、この当接部材60は、左右
方向に変位させることができる。
さらに、第3A図および第3B図に示すように、この当
接部材60を左右方向に変位させるためのシリンダ70
が、そのロッド70aを右側に向けて、テーブル部材3
0および31間で、枠体25の主部材26上に固着され
る。そして、このシリンダ70のロッド70aの先端
は、当接部材60の右側から右方に突出する片部材72
に、固着される。したがって、シリンダ70のロッド7
0aを伸縮させれば、当接部材60は、左右方向に変位
される。この場合、シリンダ70のロッド70aを縮め
れば、当接部材60が左側に変位され、当接部材60の
左側面がテーブル部材30および31上のワークピース
Aの右側面に当接される。したがって、テーブル部材3
0および31上のワークピースAは、当接部材34およ
び60で挟持された形で保持される。
さらに、当接部材60には、当接部材34の吸引孔50
に対向する面に、吸引口50と同様な櫛歯状の吸引孔7
4が形成され、その後部右側面に円孔76が形成されて
いて、この円孔76には、ホース78を介して吸引機
(図示せず)が接続される。
したがって、テーブル部材30および31上のワークピ
ースAは、当接部材34および60によって、その左右
側面が吸引され、ワークピースAは吸引保持される。
次に、この薄引き専用機22の主要な構成要素である、
ワークピースAに先行溝を形成する先行溝形成手段およ
びこれを切断する切断手段について説明する。
先行溝形成手段は、2個のモータ100aおよび102
aを含み、これらのモータ100aおよび102aは、
基台23の中央左上に設けた支持体104aの取り付け
られる。この場合、モータ100aおよび102aは、
その軸が左側に向けられて、上下に並べて、支持体10
4aに固着される。
この支持体104aの下部には、回転自在に設けられた
軸106aと、その真上に回転自在に設けられた軸10
8aとがある。これらの軸106aおよび108aの右
端には、それぞれ、溝切り刃として、たとえば板状の丸
鋸歯109aおよび109bが固着される。
これら丸鋸歯109aおよび109bは、当接部材34
とテーブル部材30および31との間に配置され、ま
た、その主面が当接部材34の右側面と平行になるよう
に配置される。また、丸鋸歯109aおよび109b
は、第3C図に示すように、同一平面上に位置し、その
厚さおよび直径が同一であり、ワークピースAに対して
上下に、かつ、その刃先はワークピースAの厚みのほぼ
半分の間隔を隔てて配置されている。
一方、切断手段は、2個のモータ100bおよび102
bを含み、これらは基台23の中央右上に設けた支持体
104bに取り付けられる。この場合、モータ100b
および102bは、その軸が左側に向けられて、上下に
並べて、支持体104bに固着される。この支持体10
4bの下部には、回転自在に設けられた軸106bと、
その真上に回転自在に設けられた軸108bとがある。
これらの軸106bおよび108bの右端には、それぞ
れ、丸鋸歯109aおよび109bのそれぞれの中心点
を通る前後方向平面と同一平面上の後方に位置する丸鋸
歯110および112を有する。そして、丸鋸歯110
は、軸106aと平行でその後方に位置し、回転自在に
設けられた軸106bに固着されている。また、丸鋸歯
112は、軸108aと平行でその後方に位置し、回転
自在に設けられた軸108bに固着されている。この丸
鋸歯110および112は、その厚さおよび直径が同一
であり、第3C図に示すように、下方の丸鋸歯110の
上端が上方の丸鋸歯112の下端よりやや上方に位置さ
れるように、配置される。このため、ワークピースAは
まず丸鋸歯109aおよび109bで先行溝を形成さ
れ、この先行溝に沿って丸鋸歯110および112で切
断されることになる。これらの丸鋸歯109a,109
b,110および112は、その厚さがたとえば0.5
〜2.8mmに形成されているが、丸鋸歯109aおよび
109bの厚みは丸鋸歯110および112の厚み以下
の厚さに構成される。また、丸鋸歯110および112
の鋸の目は、丸鋸歯109aおよび109bより細かい
ものが用いられてもよい。したがって、先行溝は丸鋸歯
110および112の厚みと同じかそれより僅かにせま
くなる。このため、丸鋸歯110および112は、切断
方向と交差する方向にたわむことなく、切断方向にガイ
ドされ、しかも、鋸の目の細かい丸鋸歯で切断されるた
め、ワークピースAの切断面は平滑になる。
次いでこの状態で、枠体25などを後方または前方に変
位させて、テーブル部材30および31上のワークピー
スAに、丸鋸歯109aおよび109bを横切らせて、
続いて、丸鋸歯110および112を横切らせる。する
と、ワークピースAにまず先行溝が丸鋸歯109aおよ
び109bによって形成され、この先行溝に沿ってワー
クピースAが丸鋸歯110および112によって切断さ
れて、厚さの薄い板状素材14が形成される。
次に、上述のように枠体25などを前後に変位させるた
めの変位手段について説明する。
この変位手段は、基台23の前上部に固着されたモータ
130を含む、このモータ130の軸には、歯車132
が固着される。そして、この歯車132に、チェーン1
34がかけられる。このチェーン134は、その一端が
枠体25の支持部材27の前部に固着され、その後部
が、第3C図に示すように、基台23の後部に回転自在
に設けた歯車136にかけられ、その他端が、枠体25
の支持部材28の後部に固着される。したがって、モー
タ130を正回転あるいは逆回転させれば、チェーン1
34を介して、枠体25などが前方または後方に引つ張
られて、前または後に変位される。
このように、枠体25などを前後に変位させれば、上述
したように、テーブル部材30および31上のワークピ
ースAに、切断手段の丸鋸歯110および112を横切
らせることができる。それによって、ワークピースAを
切断して、厚さの薄い板状素材14を形成することがで
きる。
次に、このようにして成形できた板状素材、すなわち、
小径木ひき板を、その側面をもって他の小径木ひき板の
側面と接着してなる板状体を、複数枚積層接着してなる
積層合板を成形する。この積層合板の接合方法として
は、複数の板状素材の木目を交叉した状態で、接着剤を
各板状素材14の主面に塗布して接着剤層17を形成
し、この接着剤層17面を接合し接着する。
この接着剤としては、前記した防腐剤を混入した接着剤
を用いる。
なお、この実施例では、1本の原木18から横幅の異な
る複数の角材20aおよび20bを形成したが、これは
第4図に示すように、1本の原木18から1つの角材2
0cを形成し、複数の角材20cを接着剤で接着してワ
ークピースAを形成し、これを切断して板状素材14を
形成してもよい。
また、1本の角材を接着することなくワークピースAと
して用い、これを切断して得たひき板12を板状素材1
4として用いてもよい。
また、この実施例の板状素材14は、さらに、木目の向
きをそれぞれ直角にして複数枚を積層した積層板として
もよい。
なお、この実施例では、小径木ひき板積層板10を1辺
21.5cmの正方形状にしたが、これは原木の直径が使
用目的によって、任意に変更してもよいことは勿論であ
る。
「実験例1」 JWPA−3号法にて、2か月抗菌操作による防腐効力
試験を行ったところ、カワラタケに対して別表1に示す
ような結果が得られた。
「実験例2」 JWPA−3号法にて、3か月抗菌操作による防腐効力
試験を行ったところ、別表2のような結果が得られた。
この抗菌操作中の観察結果においては、無処理試片の菌
そうの取りつきがよく、腐朽操作は順調であった。その
中で、処理試片への菌そうの取りつきは、その具合から
判断して、薬剤の効力が有効に作用していることが認め
られた。
なお、この防腐効力試験において用いた防腐剤は、有機
スズ化合物としての「トリブチルスズフタレート」と
「ヨードカリ」とを含む、吉富製薬株式会社製防腐剤
「トミガードP−820」を用いた。
そして、この防腐剤を、接着剤に所定の割合(重量部)
で添加し、この積層板をもって、3プライ積層板を構成
するそれぞれの板状素材間に塗布して接着剤とし、各板
状素材それぞれを積層接着して形成されたものを採用し
た。
そして耐候操作としては、JWPA規格第1号に規定さ
れている、熱と水による薬剤の揮散や変質と溶脱操作を
した。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例により製造された小径木ひ
き板積層板を示す斜視図である。 第2図はこの実施例の製造工程を示す図解図である。 第3A図ないし第3D図はこの発明の一実施例を示し、
第3A図はその斜視図であり、第3B図はその要部斜視
図であり、第3C図はその側面図であり、第3D図はそ
の要部正面図である。 第4図は他の実施例の製造方法を示す図解図である。 図において、10は小径木ひき板積層板、12はひき
板、14は板状素材、16は接着剤層、17は接着剤
層、18は原木、20a,20bおよび20cは角材、
22は薄引き専用機、23は基台、24aおよび24b
はレール、25は枠体、30および31はテーブル部
材、34および60は当接部材、70,80および82
はシリンダ、70a,80aおよび82aはロッド、7
2は片部材、100a,100b,102a,102b
および130はモータ、109a,109b,110お
よび112は丸鋸歯、132および136は歯車、13
4はチェーンを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−41252(JP,A) 特開 昭56−80404(JP,A) 実開 昭50−60894(JP,U) 実開 昭58−110204(JP,U) 特公 昭53−20160(JP,B2) 特公 昭55−43850(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小径木からワークピースを形成する工程、
    および前記ワークピースを吸引保持しながら切断して小
    径木ひき板を形成する工程を含み、前記ワークピースを
    吸引保持しながら切断して小径木ひき板を形成する工程
    は、さらに、前記ワークピースに先行溝を形成する工
    程、および 前記ワークピースに形成された先行溝に沿って前記ワー
    クピースを切断して小径木ひき板を形成する工程を含
    み、さらに、 前記小径木ひき板を、その側面を他の小径木ひき板の側
    面と接着して、1枚の板状素材を形成する工程と、 複数の前記板状素材を、その主面をもって接合し、防腐
    剤を含有した接着剤をもって複数枚積層接着する工程と
    を含む、小径木ひき板積層板の製造方法。
  2. 【請求項2】前記小径木からワークピースを形成する工
    程は、さらに、 前記小径木から角材を形成する工程、 前記角材のうちからほぼ同じ横幅の角材を選別する工
    程、 前記選別された角材の側面に、前記防腐剤を含有した接
    着剤を塗布する工程、および 前記接着剤が塗布された角材どうしを並列して接着しワ
    ークピースを形成する工程を含む、特許請求の範囲第1
    項記載の小径木ひき板積層板の製造方法。
JP62014380A 1987-01-23 1987-01-23 小径木ひき板積層板の製造方法 Expired - Lifetime JPH0635122B2 (ja)

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