JPH0635064U - ワイパブレード結合装置 - Google Patents
ワイパブレード結合装置Info
- Publication number
- JPH0635064U JPH0635064U JP7235392U JP7235392U JPH0635064U JP H0635064 U JPH0635064 U JP H0635064U JP 7235392 U JP7235392 U JP 7235392U JP 7235392 U JP7235392 U JP 7235392U JP H0635064 U JPH0635064 U JP H0635064U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- cap member
- wiper blade
- connecting portion
- bearing portion
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具を必要とせずにワイパアームをホルダー
から取り外せるとともに、固定部材の回動用のピンを必
要としないワイパブレード結合装置を提供する。 【構成】 ホルダー20とキャップ部材40とを備えワ
イパブレード結合装置であって、ホルダー20は、軸受
部24から延びた操作板27を備え、キャップ部材40
は、連結部13の両側開口に対向した1対の側板41,
42と、連結部13の先端部13aに当接させる当接部
43と、操作板27に対向した位置に設けられた係止片
48とを備え、両側板41,42に長孔45を設け、ホ
ルダー20の軸受部24を長孔45に挿入し、ホルダー
20を前方へ移動させて軸受部24を長孔45の前端に
位置させた際、係止片48に係合してキャップ部材40
をホルダー20に固定させる係止部27aを操作板27
に設け、キャップ部材40の当接部43を連結部13の
先端部13aに当接させる。
から取り外せるとともに、固定部材の回動用のピンを必
要としないワイパブレード結合装置を提供する。 【構成】 ホルダー20とキャップ部材40とを備えワ
イパブレード結合装置であって、ホルダー20は、軸受
部24から延びた操作板27を備え、キャップ部材40
は、連結部13の両側開口に対向した1対の側板41,
42と、連結部13の先端部13aに当接させる当接部
43と、操作板27に対向した位置に設けられた係止片
48とを備え、両側板41,42に長孔45を設け、ホ
ルダー20の軸受部24を長孔45に挿入し、ホルダー
20を前方へ移動させて軸受部24を長孔45の前端に
位置させた際、係止片48に係合してキャップ部材40
をホルダー20に固定させる係止部27aを操作板27
に設け、キャップ部材40の当接部43を連結部13の
先端部13aに当接させる。
Description
【0001】
この考案は、ワイパアームの先端にU字状に折り曲げて形成した連結部にワイ パブレードを取り付けるワイパブレード結合装置に関する。
【0002】
従来から、ワイパブレード結合装置として図19に示すものが知られている( 実公平3−49081号後方参照)。図19において、1はワイパアームで、そ の先端部はU字状に折り曲げられて連結部2が形成されている。この連結部2内 には支持部材(ホルダー)3が挿入され、この支持部材3はヨーク本体4に取り 付けられた保持部材5に軸6を介して回動可能に保持されている。
【0003】 保持部材3にはピン7が設けられており、このピン7に固定部材8が回動可能 に取り付けられている。この固定部材8の当接部8aが連結部2の先端部2aを押 えて連結部2を支持部材3に固定させている。
【0004】 ワイパアーム1をホルダー3から取り外すには、固定部材8に設けた孔8bに ドライバ等を挿入して該固定部材8を鎖線で示すように回動させた後、連結部2 から支持部材3を抜けばよい。
【0005】
しかしながら、このようなワイパブレード結合装置にあっては、ワイパアーム 1をホルダー3から取り外す際に、ドライバ等で固定部材8に設けた孔8bに挿 入して行なうため、工具が必要となるという問題があった。
【0006】 また、固定部材8を回動させると当接部8aの弾性力により、ピン7に負荷が 加わるので、ピン7の強度を大きくしなければならない等の問題があった。
【0007】 この考案は、上記事情に鑑みて為されたもので、その目的は、工具を必要とせ ずにワイパアームをホルダーから取り外せるとともに、固定部材の回動用のピン を必要としないワイパブレード結合装置を提供することにある。
【0008】
この考案は、上記目的を達成するため、ワイパブレードの軸を回動自在に保持 する軸受部を備えたホルダーと、後部と上面および下面が開口したキャップ部材 とを備え、前記ホルダーの軸受部をワイパアームの先端にU字状に折り曲げて形 成した連結部の内側に挿入させて連結部とともに該ホルダーを前記キャップ部材 に挿入させて前記連結部にホルダーを固定させるワイパブレード結合装置であっ て、 前記ホルダーは、前記軸受部から後方に延びた操作板と、前記連結部の両側開 口から突出した軸受部の両端部分とを備え、 前記キャップ部材は、連結部の両側開口に対向した1対の側板と、 前記連結部の先端部に当接させる当接部と、 前記操作板に対向した位置に設けられた係止片とを備え、 前記両側板に前後方向に延びた長孔を設け、前記ホルダーを前後方向にスライ ド移動可能に前記軸受部の両端部分を前記長孔に挿入し、 前記ホルダーを前方へスライド移動させて前記軸受部の両端部分を長孔の前端 に位置させた際、前記係止片に係合してキャップ部材をホルダーに固定させる係 止部を前記操作板に設け、キャップ部材の当接面を前記連結部の先端部に当接さ せることを特徴とする。
【0009】
この考案は、上記構成により、軸受部の両端部を長孔の前端に位置させて操作 板に設けた係止部を係止片に係合させると、キャップ部材の当接面部が連結部の 先端部に当接してキャップ部材がホルダーに固定される。そして、操作板を操作 して係止部を係止片の係合から解除させ、前記ホルダーを長孔に沿って移動させ てホルダーの軸受部の両端部を長孔の後端に位置させて、ホルダーをキャップ部 材に対して軸受部を支点にして回動させることにより、ワイパアームの連結部を ホルダーの軸受部から抜くことが容易となる。
【0010】
以下に、この考案に係わるワイパブレード結合装置の実施例を図面に基づいて 説明する。
【0011】 図1において、11はワイパブレード12を取り付けたワイパアームで、この ワイパアーム11の先端部は図2に示すようにU字状に折り曲げられた連結部1 13が形成されている。そして、図3に示すように、連結部13にワイパブレー ド結合装置20が装着されており、このワイパブレード結合装置20によってワ イパブレード12がワイパアーム11の連結部13に取り付けられている。
【0012】 ワイパブレード連結装置20は、ホルダー21とキャップ部材40とからなり 、ホルダー21は、図4〜図7に示すように、一対の側板22,23と、この側 板22,23間に横架された軸受部24と、この軸受部24に連続形成された平 坦状の上当接部25および下当接部26と、下当接部26に連続形成された弾性 の操作板27とを有している。側板22,23間の幅は連結部13の幅とほぼ同 一に設定されている。
【0013】 各側板22,23の上部には、外側に突出した突条部31,31が形成され、ま た各側板の下部の前側には外側に突出した突起33,33が形成されている。ま た、操作板27の下面には下方に突出した係止部27aが形成され、軸受部24 の両端部24a,24bは側板22,23から外側へ突出している。
【0014】 キャップ部材40は、図8〜図11に示すように、ホルダー21の側板22, 23の外側に当接する側板41,42と、この側板41,42に連続形成されワイ パアーム11の連結部13の先端部13aに当接する湾曲した当接面43aを有し た当接部43とを備えている。側板41,42には、前後方向に延び相対向した 一対の長孔44,45が形成され、また、側板41,42の内側には長孔44,4 5を挟む上下位置に前後方向に延びた突状部46,47が設けられている。側板 41,42の後端の下部位置には、係止部27aに係合する係止片48が側板41 ,42間に横架した状態に設けられている。
【0015】 そして、図12に示すように、ホルダー20はキャップ部材40内に挿入され て、ホルダー20の軸受部24の両端部24a,24bが長孔44,45内に挿入さ れ、キャップ部材40の側板41,42に設けた突条部46,46の上面46a,4 6aにホルダー20の側板22,23に設けた突条部31,31が当接している。 また、キャップ部材40の側板41,42に設けた突条部47,47の下面47a, 47aにホルダー20の側板22,23に設けた突起33,33が当接している。
【0016】 このホルダー20は、突状部46,47に案内されて長孔44,45に沿ってス ライド移動可能となっている。そして、このホルダー20を後方にスライド移動 させると、図13に示すように、キャップ部材40に対して軸受部24を支点に して回動させることができるようになっている。
【0017】 この状態で、ホルダー20の軸受部24にワイパアーム11の連結部13を取 り付ける。すなわち、図13の鎖線で示すように、連結部13の内側に軸受部2 4を挿入させて、上当接部25および下当接部26を連結部13の内側面に当接 させる。そして、ホルダー20を図12に示す状態にして該ホルダー20を前方 へスライド移動させる。
【0018】 そして、ホルダー20の軸受部24が長孔44,45の前端位置にくると(図 14参照)、ワイパアーム11の連結部13の先端部13aが、図15に示すよ うに、キャップ部材40の当接部43の当接面43aに当接し、ホルダー20の 操作板27に形成された係止部27aがキャップ部材40に設けた係止片48が 係合して、キャップ部材40がホルダー20に固定される。この固定により、ワ イパアーム11の連結部13にホルダー20が固定されることとなる。
【0019】 なお、図16〜図18は図15のA−A線,B−B線,C−C線に沿う断面図で ある。
【0020】 ホルダー20の軸受部24には、図1に示すようにワイパブレード12の軸1 2aが回動自在に保持されており、ワイパアーム11の回転移動とともにワイパ ブレード12が払拭面(図示せず)を払拭していく。
【0021】 ホルダー20の軸受部24からワイパアーム11の連結部13を取り外すには 、ワイパブレード12の開口12bあるいはヨークレバー12cにより形成される 間隙部12dから指を入れて、ホルダー20の操作板27を上に上げ、操作板2 7に形成した係止部27aによる係止片48の係合を解除させる。この後、ホル ダー20を後方へスライド移動させ、図13に示すように、ホルダー20をキャ ップ部材40に対して回動させる。これは、キャップ部材40の上面が開口され ているので図示のように回動が可能である。
【0022】 そして、キャップ部材40の下面が開口されているので、ワイパアーム11の 連結部13を矢印方向に移動させることができ、これにより連結部13をホルダ ー20の軸受部24から抜くことができる。
【0023】 このように、ホルダー20の操作板27を指で上に上げれば、操作板27の係 止部27aによる係合を解除することができるので、ホルダー20の軸受部24 からワイパアーム11の連結部13を取り外すのに工具を必要としない。
【0024】 また、キャップ部材40をワイパブレード12に枢支させていないので、キャ ップ部材40の回動用のピンは必要でない。
【0025】
この考案によれば、工具を必要とせずにワイパアームをホルダーから取り外せ るとともに、キャップ部材の回動用のピンを必要としない。
【図1】この考案に係わるワイパブレード結合装置を適
用したワイパを示した斜視図、
用したワイパを示した斜視図、
【図2】この考案に係わるワイパアームを示した斜視
図、
図、
【図3】ワイパアームの連結部にワイパブレード結合装
置を装着した状態を示した斜視図、
置を装着した状態を示した斜視図、
【図4】ホルダーを示した斜視図、
【図5】ホルダーの側面図、
【図6】ホルダーの背面図、
【図7】ホルダーの平面図、
【図8】キャップ部材を示した斜視図、
【図9】キャップ部材の側面図、
【図10】キャップ部材の平面図
【図11】キャップ部材の背面図、
【図12】キャップ部材にホルダーを挿入させた状態を
示した断面図、
示した断面図、
【図13】ホルダーを回動させた状態を示した断面図、
【図14】ホルダーをキャップ部材に固定した状態を示
したワイパアームの斜視図、
したワイパアームの斜視図、
【図15】ホルダーをキャップ部材に固定した状態を示
した断面図、
した断面図、
【図16】図15のA−A線に沿う断面図、
【図17】図15のB−B線に沿う断面図、
【図18】図15のC−C線に沿う断面図、
【図19】従来のワイパブレード結合装置の構成を示し
た断面図である。
た断面図である。
11 ワイパアーム 13 連結部 13a 先端部 20 ホルダー 24 軸受部 27 操作板 27a 係止部 40 キャップ部材 42 側板 43 当接部 45 長孔 48 係止片
Claims (1)
- 【請求項1】ワイパブレードの軸を回動自在に保持する
軸受部を備えたホルダーと、後部と上面および下面が開
口したキャップ部材とを備え、前記ホルダーの軸受部を
ワイパアームの先端にU字状に折り曲げて形成した連結
部の内側に挿入させて連結部とともに該ホルダーを前記
キャップ部材に挿入させて前記連結部にホルダーを固定
させるワイパブレード結合装置であって、 前記ホルダーは、前記軸受部から後方に延びた操作板
と、前記連結部の両側開口から突出した軸受部の両端部
分とを備え、 前記キャップ部材は、連結部の両側開口に対向した1対
の側板と、 前記連結部の先端部に当接させる当接部と、 前記操作板に対向した位置に設けられた係止片とを備
え、 前記両側板に前後方向に延びた長孔を設け、前記ホルダ
ーを前後方向にスライド移動可能に前記軸受部の両端部
分を前記長孔に挿入し、 前記ホルダーを前方へスライド移動させて前記軸受部の
両端部分を長孔の前端に位置させた際、前記係止片に係
合してキャップ部材をホルダーに固定させる係止部を前
記操作板に設け、キャップ部材の当接部を前記連結部の
先端部に当接させることを特徴とするワイパブレード結
合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235392U JPH0635064U (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | ワイパブレード結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7235392U JPH0635064U (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | ワイパブレード結合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635064U true JPH0635064U (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=13486871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7235392U Pending JPH0635064U (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | ワイパブレード結合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635064U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428240B1 (ko) * | 2002-08-05 | 2004-04-28 | 주식회사 캐프 | 자동차 윈도우 와이퍼 블레이드의 지지 탄성 스페이서 |
JP2007326577A (ja) * | 2000-10-28 | 2007-12-20 | Robert Bosch Gmbh | ワイパアームをワイパブレードに結合させるための装置ならびにワイパブレードもしくはワイパアーム |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP7235392U patent/JPH0635064U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326577A (ja) * | 2000-10-28 | 2007-12-20 | Robert Bosch Gmbh | ワイパアームをワイパブレードに結合させるための装置ならびにワイパブレードもしくはワイパアーム |
JP4571965B2 (ja) * | 2000-10-28 | 2010-10-27 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ワイパアームをワイパブレードに結合させるための装置ならびにワイパブレードもしくはワイパアーム |
KR100428240B1 (ko) * | 2002-08-05 | 2004-04-28 | 주식회사 캐프 | 자동차 윈도우 와이퍼 블레이드의 지지 탄성 스페이서 |
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