JPH06350082A - 入力保護回路およびic - Google Patents

入力保護回路およびic

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JPH06350082A
JPH06350082A JP15604693A JP15604693A JPH06350082A JP H06350082 A JPH06350082 A JP H06350082A JP 15604693 A JP15604693 A JP 15604693A JP 15604693 A JP15604693 A JP 15604693A JP H06350082 A JPH06350082 A JP H06350082A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICの内部回路を異常入力から十分に保護す
ることができ、しかも内部回路についてのレイアウト上
の制約が少ない入力保護回路を実現する。 【構成】 金属配線層が一層でありラインVDD,GN
Dがその層のパターンからなりパッド20がラインVD
D,GND間に配置され内部回路Tr1がラインGND
を挟んでパッド20の反対側に配置されたIC内に設け
られる入力保護回路において、ラインVDDに直結して
設けられパッド20に接続されたダイオードD1と、ラ
インGNDに直結して設けられパッド20に接続された
ダイオードD2と、ラインGNDに直結して設けられた
ダイオードD3と、を備え、パッド20,ダイオードD
1,D3,内部回路Tr1を順に結ぶ配線パターンを介
して内部回路Tr1が入力信号Aを受け、ダイオードD
1,D3間の配線パターンが抵抗値R1を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力保護回路および
ICに関し、詳しくは、ICの一部としてIC内に作り
込まれる入力保護回路およびこれを有するICに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5に、アルミ等の金属配線層が一層の
ICのパターン例を示す。この種のICは工程数が少な
くて短納期で安価なことからASIC等に多用されてい
る。大電流を流す電源ラインVDDと接地ラインGND
は、抵抗の小さい金属配線層のパターンからなる。な
お、電源ラインVDDは右上がりのハッチングで示し、接
地ラインGNDは右下がりのハッチングで示す(その他
の図についても同じ)。金属配線層が一層しかないこと
から、レイアウト上、これらの電源ラインVDDと接地ラ
インGNDは交差させることができないという制約があ
る。また、外部からの入力信号Aを受けるパッド20と
電源ラインVDDと接地ラインGNDとに密着して後述の
保護回路100を設ける必要もある。
【0003】このため、この種のICでは、通常、外部
から電源電圧を受けるパッド30に接続された電源ライ
ンVDDがICの最外周側に配置され、その内側にパッド
20等が配置され、外部で接地されるパッド40に接続
された接地ラインGNDがパッド20等の内側に配置さ
れ、さらにその内側にトランジスタTr1等の内部回路
が配置される。すなわち、外部からの入力信号Aを受け
るパッド20が電源ラインVDDと接地ラインGNDとの
ライン間に配置され、パッド20を経由した後の入力信
号Aを受けるトランジスタTr1が接地ラインGNDを
挟んでパッド20の反対側に配置される。
【0004】図5に、トランジスタTr1の保護回路1
00について回路図を示す。これは、正のサージ電圧を
電源ラインVDDにクランプするための保護ダイオードD
1と、負のサージ電圧を接地ラインGNDにクランプす
るための保護ダイオードD2と、トランジスタTr1の
入力保護抵抗としての抵抗R1とからなる。その機能を
十分に発揮するために、保護ダイオードD1は電源ライ
ンVDDのパターン内に配置して設けられ、保護ダイオー
ドD2は接地ラインGNDのパターン内に配置して設け
られる。
【0005】そして、金属配線層のパターンを交差させ
られないという上述の制約から、ダイオードD1とパッ
ド20とダイオードD2とは、ポリシリコン等の非金属
の配線パターンで接続される。また、パッド20とトラ
ンジスタTr1との間の接続は、やはり同じポリシリコ
ン等で行われるので、パッド20とダイオードD2との
間の配線パターンをダイオードD2からトランジスタT
r1まで延長した形が採られ、内部回路の領域50内に
設けられる。このような入力保護回路によって、外部か
らパッド20に印加されたサージ電圧等の異常入力から
トランジスタTr1が保護される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の入力
保護回路では、入力ラインに並列に設けられた2つの保
護ダイオードと直列に設けられた入力保護抵抗とで、異
常入力から内部回路を保護している。そして、この入力
保護回路で内部回路が保護されるICは、保護ダイオー
ドの電流容量以下の異常入力に対する限り、万全である
ように見える。しかし、実際には、異常入力がその容量
より遥かに小さい値のものであっても内部回路が保護さ
れない場合も多い。実際に使用されているICは、電流
量が極めて僅かな異常入力、例えば静電気の放電によっ
てしばしば破壊される。
【0007】もっとも、静電破壊等に対する耐性を高め
るには、入力保護抵抗の抵抗値を大きくすれば良いこと
が知られている。しかし、入力保護抵抗は信号ラインに
直列に設けられることから、これの値を大きくするとそ
の分だけ内部回路の動作速度が低下してしまう。このた
め、入力保護抵抗の抵抗値を無闇に大きくする訳にもい
かず、内部回路を異常入力から十分に保護することがで
きない。これでは、不都合である。
【0008】また、入力保護抵抗を含む配線パターンは
内部回路の領域内に設けられ、しかも、それに所定の抵
抗値を持たせるために配線パターンは比較的細長いパタ
ーンとなる。このため、内部回路の領域におけるレイア
ウトの自由度が制限されるという不都合もある。この発
明の目的は、このような従来技術の問題点を解決するも
のであって、ICの内部回路を異常入力から十分に保護
することができ、しかも内部回路についてのレイアウト
上の制約が少ない構成の入力保護回路およびこれを有す
るICを実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】図3に、入力保護回路1
00を含むパターンレイアウトの拡大模式図を示す。電
源ラインVDDは右上がりのハッチングで示し、接地ライ
ンGNDは右下がりのハッチングで示す。入力保護回路
について詳しく調べたところ、放電の如く瞬間的に大き
な電圧が掛かる場合は、パッド20とダイオードD1と
の間の配線パターン21についての寄生回路21aの存
在が無視できないことが判明した。寄生回路21aは、
等価的に、抵抗とコンデンサとからなる回路と認めら
れ、異常入力に対して遅延回路的に作用する。同様に、
パッド20とダイオードD2との間の配線パターン22
についての寄生回路22aも、異常入力に対して遅延回
路的に作用する。
【0010】図4に、これらを考慮した入力保護回路1
00の等価回路を示す。これによると、パッド20に対
し外部から正の異常入力があった場合は、ダイオードD
1がパッド20における電圧を電源ラインVDDの電圧に
クランプするはずであるが、寄生回路21aが介在する
ため、パッド20における電圧がダイオードD1のアノ
ードにおける電圧よりも高くなることがある。そして、
この高い電圧が、寄生回路21aと寄生回路22aの特
性の相違等によっては、トランジスタTr1の入力ライ
ンに掛かってしまい、入力保護抵抗R1だけでは降圧し
きれない。
【0011】このため、異常入力が保護ダイオードの容
量より遥かに小さい電流値のものであっても、ICの内
部回路が破壊されることがある。なお、パッド20に対
する外部からの異常入力が負電圧の場合は、寄生回路2
2aが入力保護抵抗R1の保護機能を高めるように作用
するので、この場合はICの内部回路が保護される。こ
の発明は、かかる調査に基づく考察にパターンレイアウ
ト上の便宜をも加味してなされたものである。
【0012】この目的を達成するためのこの発明の入力
保護回路の構成は、金属配線層が一層であり電源ライン
等の第1のラインと接地ライン等の第2のラインが前記
金属配線層のパターンからなり外部からの入力信号を受
けるパッドが前記第1のラインと前記第2のラインとの
ライン間に配置され前記パッドを経由した後の前記入力
信号を受ける内部回路が前記第2のラインを挟んで前記
パッドの反対側に配置されたIC内に設けられ、外部か
ら前記パッドに印加されたサージ電圧等の異常入力から
前記内部回路を保護する入力保護回路において、前記第
1のラインのパターン内に配置して設けられ又は前記第
1のラインに接して設けられ、カソード(又はアノー
ド)が前記第1のラインに直接接続され、アノード(又
はカソード)がポリシリコン等の非金属の第1の配線パ
ターンで前記パッドに接続された第1の保護ダイオード
と、前記第2のラインのパターン内に配置して設けられ
又は前記第2のラインに接して設けられ、アノード(又
はカソード)が前記第2のラインに直接接続され、カソ
ード(又はアノード)がポリシリコン等の非金属の第2
の配線パターンで前記パッドに接続された第2の保護ダ
イオードと、前記第2のラインのパターン内に配置して
設けられ又は前記第2のラインに接して設けられ、アノ
ード(又はカソード)が前記第2のラインに直接接続さ
れ、カソード(又はアノード)がポリシリコン等の非金
属の第3の配線パターンで前記第1のダイオードのアノ
ード(又はカソード)に接続された第3の保護ダイオー
ドと、前記第3の保護ダイオードのカソード(又はアノ
ード)と前記内部回路とを接続する第4の配線パターン
と、を備え、前記内部回路が前記パッドと前記第1の配
線パターンと前記第3の配線パターンと前記第4の配線
パターンとを順に経由した後の前記入力信号を受け、前
記第3の配線パターンが前記内部回路の入力保護抵抗と
しての所定の抵抗値を有するものである。先の目的を達
成するためのこの発明のICの構成は、上記の入力保護
回路を有するものである。
【0013】
【作用】このような構成のこの発明の入力保護回路およ
びICにあっては、異常入力のうち第1,第2の保護ダ
イオードではクランプしきれずに第3の配線パターンに
まで伝えられた分を、第3の保護ダイオードが第2のラ
インにクランプする。しかも、この第3の保護ダイオー
ドは、第2のラインに直結して設けられているので、高
速に動作する。そこで、異常入力から内部回路を確実に
保護することができる。
【0014】また、第1の保護ダイオードを第2のライ
ンに直結して設け、第3の保護ダイオードを第2のライ
ンに直結して設け、さらに第3の配線パターンが第1の
保護ダイオードと第3の保護ダイオードとを接続する。
しかも、第3の配線パターンが入力保護抵抗としての所
定の抵抗値を有する。これにより、入力保護抵抗が第1
のラインと第2のラインとの間に配され、細長い入力保
護抵抗を内部回路の領域に配置する必要がなくなる。そ
こで、第4の配線パターンおよびこれに接続される回路
等について内部回路の領域におけるレイアウトの自由度
が増す。したがって、この発明では、ICの内部回路を
異常入力から十分に保護することができ、しかも内部回
路についてのレイアウト上の制約が少ない。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1に、入力保護回路について
その具体的なレイアウトを示す。これは、パッド20と
内部回路としてのトランジスタTr1との間に設けられ
た1つの入力保護回路である。電源ラインVDDは右上が
りのハッチングで示し、接地ラインGNDは右下がりの
ハッチングで示す。これらの電源ラインVDDと接地ライ
ンGNDは、単一のアルミ配線層のパターンからなる。
【0016】ここで、VDDは第1のラインとしての電源
ライン、GNDは第2のラインとしての接地ライン、2
0は外部からの入力信号Aを受けるパッド、21は非金
属であるポリシリコンの第1の配線パターン、21aは
その寄生回路、22はポリシリコンの第2の配線パター
ン、22aはその寄生回路、31はダイオードD1の領
域、41はダイオードD2の領域、42はダイオードD
3の領域、60はポリシリコンの第3の配線パターン、
61はポリシリコンの第4の配線パターンである。
【0017】この入力保護回路が設けられたICの全体
的なレイアウトについては従来例において既述した。す
なわち、アルミ配線層(金属配線層)が一層であり電源
ラインVDDと接地ラインGNDがアルミ配線層のパター
ンからなりパッド20が電源ラインVDDと接地ラインG
NDとのライン間に配置されパッド20を経由した後の
入力信号Aを受けるトランジスタTr1が接地ラインG
NDを挟んでパッド20の反対側に配置されたものであ
る。
【0018】ダイオードD1は、電源ラインVDDのパタ
ーン内に配置して設けられ、カソードが電源ラインVDD
に直接接続され、アノードが配線パターン21でパッド
20に接続されている。これは、パッド20への正のサ
ージ電圧を電源ラインVDDにクランプするためのもので
ある。ダイオードD2は、接地ラインGNDのパターン
内に配置して設けられ、アノードが接地ラインGNDに
直接接続され、カソードが配線パターン22でパッド2
0に接続されている。これは、パッド20への負のサー
ジ電圧を電源ラインVDDにクランプするためのものであ
る。
【0019】ダイオードD3は、接地ラインGNDのパ
ターン内に配置して設けられ、アノードが接地ラインG
NDに直接接続され、カソードが配線パターン60でダ
イオードD1のアノードに接続されている。これは、パ
ッド20への負のサージ電圧を電源ラインVDDにクラン
プするためのものである。もっとも、ダイオードD3は
ダイオードD2を補足するものである。すなわち、パッ
ド20への負のサージ電圧による異常入力のうちダイオ
ードD2によって電源ラインVDDにクランプしきれなか
った分だけをクランプする。そこで、ダイオードD3の
領域42は、ダイオードD1の領域31やダイオードD
2の領域41に較べて、僅かなもので済む。なお、ダイ
オードD1,D2,D3はラインVDD,GNDに隣接し
て設けてもよい。
【0020】配線パターン60は、細長いパターンとし
て形成され、内部回路の入力保護抵抗R1としての所定
の抵抗値を有する。これにより、入力保護抵抗R1がト
ランジスタTr1と同じ内部領域にではなく電源ライン
VDDと接地ラインGNDとのライン間の領域に配置され
る。なお、配線パターン60が細長いパターンであり且
つダイオードD3の領域42も僅かなものであるから、
これらによって、パッド配置が影響を受けることはな
い。
【0021】配線パターン60はトランジスタTr1に
まで延長され、この延長部分が配線パターン61であ
る。この配線パターン61は入力保護抵抗R1を兼ねる
必要がないので、そのレイアウトおよびこれに接続され
るトランジスタTr1の配置は、もはや入力保護抵抗R
1による制約を受けることはない。これにより、内部回
路のレイアウトの大きな自由度が確保できる。そして、
入力信号Aが、パッド20と配線パターン21と配線パ
ターン60と配線パターン61とを順に経由して、トラ
ンジスタTr1に入力される。
【0022】このような構成の保護回路の動作を説明す
る。図2に、寄生回路21a,22aをも考慮した等価
回路を示す。これは、ダイオードD3を有することの他
に入力保護抵抗R1の一端がダイオードD1のアノード
に接続されている点でも、図4の等価回路と相違する。
パッド20に対し外部から正の異常入力があった場合
は、遅延回路的に作用する寄生回路21aは入力保護抵
抗R1の保護機能を高めるように作用する。そこで、こ
の場合には、ダイオードD1と抵抗R1との接続点の電
圧が電源ラインVDDにクランプされ、ダイオードD1と
抵抗R1とによってトランジスタTr1が十分に保護さ
れる。
【0023】パッド20に対し外部から負の異常入力が
あった場合は、基本的には、ダイオードD2がパッド2
0における電圧を接地ラインGNDの電圧にクランプし
ようとする。しかし、寄生回路22aが介在するため、
パッド20における電圧が接地電圧よりもかなり低くな
ることがある。そして、この負の電圧が、寄生回路21
aと寄生回路22aの特性の相違等によって、入力保護
抵抗R1に伝えられることともなる。
【0024】もっとも、入力保護抵抗R1に伝えられた
異常入力はダイオードD3によって確実に接地ラインG
NDにクランプされる。そこで、トランジスタTr1が
破壊されることはない。したがって、パッド20に対す
る外部からの異常入力が正負いずれの電圧であっても、
トランジスタTr1は確実に保護される。よって、上述
のレイアウトの入力保護回路を有するICは、外部から
パッドに印加されたサージ電圧等の異常入力から内部回
路が確実に保護される。
【0025】以上、第1のラインに供給される電圧が第
2のラインに供給される電圧よりも高い場合を例に説明
してきたが、第1のラインに供給される電圧が第2のラ
インに供給される電圧よりも低い場合もこの発明は有効
である。この場合には、第1,第2,第3の保護ダイオ
ードの極性を反転すればよい。また、第1,第2のライ
ンの何れの方が電源ラインで他方が接地ラインあっても
よいし、あるいはソース,ドレインのラインであっても
よい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明の入力保護回路およびこれを有するICにあって
は、金属配線層が一層であり第1のラインと第2のライ
ンがこの金属配線層のパターンからなりパッドが第1,
第2のライン間に配置され内部回路が第2のラインを挟
んでパッドの反対側に配置されたIC内に設けられる入
力保護回路において、第1のラインに直結して設けられ
パッドに接続された第1の保護ダイオードと、第2のラ
インに直結して設けられパッドに接続された第2の保護
ダイオードと、第2のラインに直結して設けられた第3
の保護ダイオードと、を備え、パッド,第1,第3の保
護ダイオード,内部回路を順に結ぶ配線パターンを介し
て内部回路が入力信号を受け、第1,第3の保護ダイオ
ード間の配線パターンが所定の抵抗値を有する。これに
より、ICの内部回路を異常入力から十分に保護するこ
とができ、しかも内部回路についてのレイアウト上の制
約が少ない構成の入力保護回路を実現することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の構成の入力保護回路の一実
施例について、そのパターンレイアウトの拡大模式図で
ある。
【図2】図2は、その等価回路である。
【図3】図3は、入力保護回路について、従来のパター
ンレイアウトの拡大模式図に、等価回路の記号を付加し
たものである。
【図4】図4は、その等価回路図である。
【図5】図5は、従来の金属配線層が一層のICについ
て、そのパターンレイアウトの模式図である。
【図6】図6は、従来の入力保護回路について、その基
本回路である。
【符号の説明】
10 IC VDD 第1のラインとしての電源ライン GND 第2のラインとしての接地ライン 20 外部からの入力信号Aを受けるパッド 21 ポリシリコンの第1の配線パターン 21a その寄生回路 22 ポリシリコンの第2の配線パターン 22a その寄生回路 30 電源用パッド 31 ダイオードD1の領域 40 接地用パッド 41 ダイオードD2の領域 42 ダイオードD3の領域 60 ポリシリコンの第3の配線パターン 61 ポリシリコンの第4の配線パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属配線層が一層であり電源ライン等の第
    1のラインと接地ライン等の第2のラインが前記金属配
    線層のパターンからなり外部からの入力信号を受けるパ
    ッドが前記第1のラインと前記第2のラインとのライン
    間に配置され前記パッドを経由した後に前記入力信号を
    受ける内部回路が前記第2のラインを挟んで前記パッド
    の反対側に配置されたIC内に設けられ、外部から前記
    パッドに印加されたサージ電圧等の異常入力から前記内
    部回路を保護する入力保護回路において、 前記第1のラインのパターン内に配置して設けられ又は
    前記第1のラインに接して設けられ、カソード(又はア
    ノード)が前記第1のラインに直接接続され、アノード
    (又はカソード)がポリシリコン等の非金属の第1の配
    線パターンで前記パッドに接続された第1の保護ダイオ
    ードと、 前記第2のラインのパターン内に配置して設けられ又は
    前記第2のラインに接して設けられ、アノード(又はカ
    ソード)が前記第2のラインに直接接続され、カソード
    (又はアノード)がポリシリコン等の非金属の第2の配
    線パターンで前記パッドに接続された第2の保護ダイオ
    ードと、 前記第2のラインのパターン内に配置して設けられ又は
    前記第2のラインに接して設けられ、アノード(又はカ
    ソード)が前記第2のラインに直接接続され、カソード
    (又はアノード)がポリシリコン等の非金属の第3の配
    線パターンで前記第1のダイオードのアノード(又はカ
    ソード)に接続された第3の保護ダイオードと、 前記第3の保護ダイオードのカソード(又はアノード)
    と前記内部回路とを接続する第4の配線パターンと、 を備え、前記内部回路が前記パッドと前記第1の配線パ
    ターンと前記第3の配線パターンと前記第4の配線パタ
    ーンとを順に経由した後に前記入力信号を受け、前記第
    3の配線パターンが前記内部回路の入力保護抵抗として
    の所定の抵抗値を有することを特徴とする入力保護回
    路。
  2. 【請求項2】金属配線層が一層であり電源ライン等の第
    1のラインと接地ライン等の第2のラインが前記金属配
    線層のパターンからなり外部からの入力信号を受けるパ
    ッドが前記第1のラインと前記第2のラインとのライン
    間に配置され前記パッドを経由した後に前記入力信号を
    受ける内部回路が前記第2のラインを挟んで前記パッド
    の反対側に配置されたICにおいて、 前記第1のラインのパターン内に配置して設けられ又は
    前記第1のラインに接して設けられカソード(又はアノ
    ード)が前記第1のラインに直接接続されアノード(又
    はカソード)がポリシリコン等の非金属の第1の配線パ
    ターンで前記パッドに接続された第1の保護ダイオード
    と、前記第2のラインのパターン内に配置して設けられ
    又は前記第2のラインに接して設けられアノード(又は
    カソード)が前記第2のラインに直接接続されカソード
    (又はアノード)がポリシリコン等の非金属の第2の配
    線パターンで前記パッドに接続された第2の保護ダイオ
    ードと、前記第2のラインのパターン内に配置して設け
    られ又は前記第2のラインに接して設けられアノード
    (又はカソード)が前記第2のラインに直接接続されカ
    ソード(又はアノード)がポリシリコン等の非金属の第
    3の配線パターンで前記第1のダイオードのアノード
    (又はカソード)に接続された第3の保護ダイオード
    と、前記第3の保護ダイオードのカソード(又はアノー
    ド)と前記内部回路とを接続する第4の配線パターン
    と、を備え、前記内部回路が前記パッドと前記第1の配
    線パターンと前記第3の配線パターンと前記第4の配線
    パターンとを順に経由した後に前記入力信号を受け、前
    記第3の配線パターンが前記内部回路の入力保護抵抗と
    しての所定の抵抗値を有する入力保護回路を有し、 外部から前記パッドに印加されたサージ電圧等の異常入
    力から前記内部回路を保護することを特徴とするIC。
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JP2006049846A (ja) * 2004-07-02 2006-02-16 Rohm Co Ltd 半導体装置
WO2011101943A1 (ja) * 2010-02-22 2011-08-25 パナソニック株式会社 半導体集積回路装置

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