JPH0634428U - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0634428U
JPH0634428U JP7900392U JP7900392U JPH0634428U JP H0634428 U JPH0634428 U JP H0634428U JP 7900392 U JP7900392 U JP 7900392U JP 7900392 U JP7900392 U JP 7900392U JP H0634428 U JPH0634428 U JP H0634428U
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JP
Japan
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auger
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tank
machine
feed chain
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JP7900392U
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中 俊 雄 山
田 正 明 織
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セイレイ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンバインの重心バランスを改善すると共
に、グレンタンク18の容量アップを図る。 【構成】 脱穀部4のフィードチェンと反対側にグレン
タンク18を備えたコンバインにおいて、グレンタンク
18後端下部からフィードチェン側に向けて横送りオー
ガ20を備え、フィードチェン側機側に該横送りオーガ
20に連設、前方へ延出する上下・左右動可能な排出オ
ーガ21を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、穀稈を連続的に刈取って脱穀して収穫した穀粒を一時的に貯留する グレンタンクを備えたコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、脱穀部の左側にフィードチェンを張架するコンバインにあっては、グレ ンタンクは脱穀部の右側に搭載されると共に、該タンクの穀粒は縦送りオーガと 該縦送りオーガ上端に上下及び左右に回動自在に連設する排出オーガで排出され る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術は、排出オーガが脱穀部上面側にあるため、機体の重心位置が高 くなると共に、排出オーガを機体右側で支えているため、機体の左右バランスが 悪くなり、またグレンタンクの後方に縦送りオーガがあるため、タンクを後方に 拡大することができず、上方に拡大すると機体の重心位置をより高くすることに なり、右側に拡大すると機体の左右バランスをより悪くすることになり、タンク 容量の増大を容易に図り難い問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、脱穀部のフィードチェンと反対側にグレンタンクを備えた コンバインにおいて、グレンタンク後端下部からフィードチェン側に向けて横送 りオーガを備え、フィードチェン側機側に該横送りオーガに連設、前方へ延出す る上下・左右動可能な排出オーガを設けるもので、排出オーガをグレンタンクと 反対側のフィードチェン側機側に設けるから、機体の左右バランスを改善し得る と共に、機体底部に排出オーガ及び横送りオーガなどの重量物が位置し(格納) 機体を低重心に改善し得、またグレンタンクの後部にオーガを立設させないから 、該タンクを後方に拡大して機体の重心バランスを悪化させることなくタンク容 量を増大し得るものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はグレンタンク部の平面 説明図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図、図4は同背面図であ り、図中(1)は左右に走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3 )は前記トラックフレーム(1)上に架設する機台、(4)はフィードチェン( 5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)などを上部に内蔵し、唐箕(8 )及び揺動選別盤(9)などを下部に内蔵している脱穀部、(10)は刈刃(1 1)及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、(12)は排藁チェン(13)終端 を臨ませる排藁処理部、(14)は運転席(15)及び運転操作部(16)を備 える運転台、(17)は運転台(14)後部に配備してエンジンを内設するエン ジン部、(18)は前記エンジン部(17)の後方で前記脱穀部(4)の右側に 配設して脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(19)を介して溜めるグレンタンク 、(20)(21)は前記タンク(16)内の穀粒を外側に取出す横送りオーガ 及び排出オーガであり、連続的に刈取り・脱穀部作業を行うように構成している 。
【0006】 前記横送りオーガ(20)は機体後端底部となる脱穀部(4)の後端で揺動選 別盤(8)の下部に横架し、前記グレンタンク(18)底部の後送りオーガ(2 2)後端に横送りオーガ(20)の右端を穀粒受継ケース(23)を介して連設 させ、また横送りオーガ(20)の左端に前記排出オーガ(21)の後端を関節 継手(24)(25)を介して上下及び左右に回動自在に連設して、機体左外側 で機体後端から前方に排出オーガ(21)を延出させると共に、排出オーガ(2 1)中間をホルダ(26)を介して機台(3)に支持させ、前記グレンタンク( 18)と反対側のフィードチェン(5)側機側底部となる脱穀部(4)左外側で フィードチェンカバー(26)下方に排出オーガ(21)を格納支持させ、グレ ンタンク(18)に穀粒を充填時に機体の左右バランスが崩れるのを防止すると 共に、機体の上下重心位置を低くし、またグレンタンク(18)を脱穀部(4) の後端まで形成可能に構成している。
【0007】 また、前記機台(3)は左右のシャーシフレーム(28)(28)を複数の横 パイプ(29)…で一体連結して形成するもので、これらシャーシフレーム(2 8)(28)及び横パイプ(29)…に比べて高剛性の前記横送りオーガ(20 )のオーガ筒(30)を前記シャーシフレーム(28)(28)の後端で該シャ ーシフレーム(28)(28)と一体構成とし(横送りオーガ筒をシャーシフレ ームとする)、オーガ筒(30)をシャーシフレーム(28)(28)の横メン バーとして用い、横パイプ(29)の本数を減少させて機台(3)の構成を簡潔 にし、軽量化を図りながら機台(3)の強度向上を図ると共に、例えばあぜ越え 時に機体後部が下がって地面に接触する状態、所謂尻もち時或いは後進時に機体 後部を保護するバンパーとしてオーガ筒(30)を作用させるように構成してい る。
【0008】 また、一対の大小歯車(31)(32)を介して横送りオーガ(20)側の関 節継手(24)を該オーガ軸回り(水平軸回り)に回転させて排出オーガ(21 )を上下に回動させる電動モータ(33)と、一対の大小歯車(34)(35) を介して排出オーガ(21)側の関節継手(25)をこの内部に垂直に設ける受 継ぎオーガ(36)のオーガ軸回り(垂直軸回り)に回転させて排出オーガ(2 1)を左右に回動させる電動モータ(37)とを備え、運転操作部(16)に設 ける操作レバー(図示省略)などの遠隔操作によって前記各モータ(33)(3 7)を作動制御し、排出オーガ(21)のオーガ筒(38)先端の穀粒排出口( 39)を上下・左右に移動させてトラック荷台などにグレンタンク(18)の穀 粒を積込むように構成している。
【0009】 また、図5及び図6に示す如く、前記後送りオーガ(22)後端に前記横送り オーガ(20)の右端を関節継手(38)(39)を介して上下及び左右に回動 自在に連設すると共に、一対の大小歯車(40)(41)を介して後送りオーガ (22)側の関節継手(38)を該オーガ軸回り(水平軸回り)に回転させて横 送りオーガ(20)を上下に回動させる電動モータ(42)と、一対の大小歯車 (43)(44)を介して横送りオーガ(20)側の関節継手(39)をこの内 部に垂直に設ける受継ぎオーガ(45)のオーガ軸回り(垂直軸回り)に回転さ せて横送りオーガ(20)を左右に回動させる電動モータ(46)とを備え、横 送りオーガ(20)も上下及び左右に回動させることにより、穀粒の積込み方向 の自由度を大きく拡げることができるものである。
【0010】 尚、上記の如く横送りオーガ(20)も上下及び左右に回動させる場合は、横 送りオーガ(20)はシャーシフレーム(28)(28)と一体構成とせず、横 送りオーガ(20)をホルダ(47)を介して機台(3)に支持させるものであ る。
【0011】
【考案の効果】
以上実施例から明らかなように本考案は、脱穀部(4)のフィードチェン(5 )と反対側にグレンタンク(18)を備えたコンバインにおいて、グレンタンク (18)後端下部からフィードチェン(5)側に向けて横送りオーガ(20)を 備え、フィードチェン(5)側機側に該横送りオーガ(20)に連設、前方へ延 出する上下・左右動可能な排出オーガ(21)を設けるもので、排出オーガ(2 1)をグレンタンク(18)と反対側のフィードチェン(5)側機側に設けるか ら、機体の左右バランスを改善できると共に、また機体底部に排出オーガ(21 )及び横送りオーガ(20)などの重量物が位置し(格納)機体を低重心に改善 でき、グレンタンク(18)の後部にオーガを立設させないから、該タンク(1 8)を後方に拡大して機体の重心バランスを悪化させることなくタンク(18) 容量を増大できるものである。
【0012】 従って、機体の重心バランスが良好となり、特に湿田性能が著しく向上すると 共に、低重心で機体の転倒角が大きくなり、走行安全性が保たれ、またグレンタ ンク(18)の容量アップにより、連続作業時間を延長できて作業能率が向上す る、などの顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】グレンタンク部の平面説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】コンバインの全体背面図。
【図5】横排出オーガの回動構造を示す背面説明図。
【図6】横排出オーガの回動構造を示す平面説明図。
【符号の説明】
(4) 脱穀部 (5) フィードチェン (18) グレンタンク (20) 横送りオーガ (21) 排出オーガ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀部のフィードチェンと反対側にグレ
    ンタンクを備えたコンバインにおいて、グレンタンク後
    端下部からフィードチェン側に向けて横送りオーガを備
    え、フィードチェン側機側に該横送りオーガに連設、前
    方へ延出する上下・左右動可能な排出オーガを設けるこ
    とを特徴とするコンバイン。
JP1992079003U 1992-10-19 1992-10-19 コンバイン Expired - Lifetime JP2578686Y2 (ja)

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JP1992079003U JP2578686Y2 (ja) 1992-10-19 1992-10-19 コンバイン

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JPH0634428U true JPH0634428U (ja) 1994-05-10
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959733A (ja) * 1982-09-30 1984-04-05 Nitto Electric Ind Co Ltd 液状活性物質含有膜及びその製造方法
JPS619560U (ja) * 1984-06-25 1986-01-21 トヨタ自動車株式会社 燃料インジエクタ取付構造

Patent Citations (2)

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