JP2516626Y2 - コンバインの燃料タンク構造 - Google Patents

コンバインの燃料タンク構造

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JP2516626Y2 JP1989075697U JP7569789U JP2516626Y2 JP 2516626 Y2 JP2516626 Y2 JP 2516626Y2 JP 1989075697 U JP1989075697 U JP 1989075697U JP 7569789 U JP7569789 U JP 7569789U JP 2516626 Y2 JP2516626 Y2 JP 2516626Y2
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fuel
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雅也 水本
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバインに搭載される燃料タンク構造に
関する。
〔従来の技術〕
コンバインに搭載される燃料タンクは、刈取収穫作業
等が中断されることなく行われるように大容量のものが
望まれている。ダンクだけを周りの装置との干渉を避け
て独立して配置すればいかなる大きな容量のものにする
ことができるが、機体が大型化する為、一般には、刈取
り前処理装置と脱穀装置との間のデッドスペースを利用
して、周りの他装置との干渉を避けて配置している。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、周りの他の装置との干渉を避ける為に、要求
を満たせるだけの大容量なものにすることができず、そ
こで、周りの他装置との干渉を避けた複雑な形状にして
容量の大型化をはかることが考えられているが、斯かる
場合には、燃料タンクの製作コストが高く付く不都合が
ある。又、小さなサブタンクを設けてメインタンクの容
量の足りない部分を補うことが考えられるが、斯かる場
合にも異なる大きさの2種類の燃料タンクの金型を必要
とし、燃料タンクの製作コストが高く付く不都合があ
る。
本考案は、燃料タンクを工夫して、簡素な形状で容量
の大型化をはかり、製作コストの低減化をはかることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、刈取り
前処理装置の後方に脱穀装置を配備したコンバインに搭
載される燃料タンクを同形、同大の2つの略直方体形状
の燃料タンクから構成し、その一方の燃料タンクに燃料
供給口及び燃料取出し口を設けてメインタンクとなし、
そのメインタンクを脱穀装置の側部に立てて配設し、他
方の燃料タンクをサブタンクとなし、そのサブタンク
を、刈取り前処理装置と脱穀装置との間のスペースに、
且つ、メインタンクの上下面の間に位置するように、サ
ブタンクを横倒れ姿勢で配置し、前記サブタンクの上面
とこれより上方に位置するメインタンク上部との間、及
びサブタンクの下面とこれより下方に位置するメインタ
ンク下部との間にわたって夫々連通パイプを接続した点
にあり、その作用、効果は次の通りである。
〔作用〕
燃料タンクを同形、同大の2つの直方体からなる燃料
タンクから構成し、その一方の燃料タンクを脱穀装置の
側部に立てて配設し、他方の燃料タンクを横倒しにして
刈取り前処理装置と脱穀装置との間のスペースに嵩低く
配設することにより、周りの他装置との干渉を避けて燃
料タンクを配設することができ、しかも要求を満たせる
だけの大きな容量のものにすることができる。そして、
同形、同大の燃料タンクであるから成型用の金型も1つ
で済む。
〔考案の効果〕
上記構成の結果、簡単な形状の1つの成型金型を用い
て燃料タンクを安価に製作でき、しかも、刈取り前処理
装置と脱穀装置との間という限られた狭いスペースに、
要求を満たせるだけの大きな容量の燃料タンク構造を得
ることができた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を全稈投入型のコンバインにつ
いて説明する。
第3図に示す如く、機体前部に、植立茎稈を後方に掻
込むリール(1)、茎稈の株元を切断する刈取装置
(2)、刈取茎稈を中央に寄せ集めるオーガ(3)、寄
せ集めた茎稈の全量を掻き上げ搬送する搬送装置(5)
を備えた刈取り前処理装置(A)を配設し、クローラ走
行装置(6)を備えた機体上に前記脱穀装置(4)を搭
載して全稈投入型のコンバインを構成してある。
前記脱穀装置(4)は、前記搬送装置(5)から搬入
された処理物を、扱室(7)において機体前後方向に沿
う軸芯の周りで駆動回転する扱胴(8)により後方に向
けて移送しながら扱き処理するよう構成するとともに、
扱胴(8)の下方に張設したコンケーブ(9)から漏下
した処理物を下方の選別部(10)で濾過選別するように
構成してある。
前記選別部(10)には、後部に配設した揺動駆動機構
(11)により前後に揺動して処理物を後方に移送しなが
ら選別する揺動選別装置(12)、揺動選別装置(12)か
ら漏下した穀粒を回収する一番物回収部(13)、枝付き
籾等の二番物を回収する二番物回収部(14)、選別風を
供給する唐箕(15)等を備えてある。そして、一番物回
収部(13)により機体横一側まで搬送された穀粒は縦ス
クリューコンベア(16)を介してグレンタンク(17)内
に貯留するように構成するとともに、二番物は揚送装置
(18)を介して選別部(10)の上部始端側に還元するよ
う構成してある。
第2図に示す如く、走行ミッションケース(19)に、
この走行ミッションケース(19)を機体フレーム(20)
の横フレーム(21)に載せることができる水平面(19
a)を形成してあり、走行ミッションケース(19)組付
時に、前記横フレーム(21)に前記走行ミッションケー
ス(19)を載せ付けて、ケース取付ステー(22)を介し
て前記走行ミッションケース(19)を容易に取付けるこ
とができるようにしてある。
そして、第3図及び第1図に示す如く、脱穀装置
(4)の横側部、及び、刈取り前処理装置(A)と脱穀
装置(4)の唐箕(15)との間のスペース、つまり、刈
取り前処理装置(A)の搬送装置(5)と唐箕(15)と
の間の凹入空間(23)に燃料タンク(24)が配設されて
いる。
前記燃料タンク(24)は、同形、同大の2つの直方体
からなる燃料タンクから構成され、一方の燃料タンク
(25)が燃料供給口(26)とエンジンへの燃料取出し口
(27)とを備えたメインタンクであって、そのメインタ
ンク(25)が脱穀装置(4)の横一側方に立てて配設さ
れており、そして、他方の燃料タンク(28)がサブタン
クであって、そのサブタンク(28)が唐箕(15)と搬送
装置(5)との干渉を避けた状態で寝かせて配設されて
いる。
つまり、メインタンク(25)の機体内方側の横側部
に、メインタンク(25)と同様にサブタンク(28)を立
てて配設しようとすれば、そのサブタンク(28)が唐箕
(15)と搬送装置(5)とに挾まれることとなり、それ
を避ける為、前記サブタンク(28)を寝かせて配設して
ある。
そして、このように、メインタンク(25)とサブタン
ク(28)に分割構成することによって、メインタンク
(25)とサブタンク(28)とを一体成形する場合に比し
て、タンク成型金型のコストの低減化をはかってある。
前記サブタンク(28)は、メインタンク(25)の上面
よりも下方に位置する状態で配設され、その上部と下部
とがメインタンク(25)に夫々連通パイプ(29),(2
9)を介して接続され、メインタンク(25)から供給さ
れた燃料がサブタンク(28)内に満杯供給されるように
なっている。又、中央には、メインタンク(25)から一
度に多量の燃料が供給された場合に、それをサブタンク
(28)に素早く流入させる為の太径の連通パイプ(29
A)が接続されている。
前記メインタンク(25)と前記サブタンク(28)と
は、同じ成型金型によって成形され、燃料供給口(26)
やエンジンへの燃料取出し口(27)、並びに、パイプ接
続用の口金(30),(31),(32),(33)を取付ける
為の孔が後から穿設され、その孔に、前記燃料供給口
(26)やエンジンへの燃料取出し口(27)、並びに、パ
イプ接続用の口金(30),(31),(32),(33)が溶
接連結、あるいは、パッキンを挾んでナット締めされて
いる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る移動農機の燃料タンク構造の実施例
を示し、第1図は要部を示す一部破断正面図、第2図は
走行ミッションケースの取付構造を示す側面図、第3図
はコンバイン全体を示す概略側面図である。 (4)……脱穀装置、(23)……スペース、(25)……
メインタンク、(26)……燃料供給口、(27)……燃料
取出し口、(28)……サブタンク、(29)……連通パイ
プ、(A)……刈取り前処理装置。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈取り前処理装置(A)の後方に脱穀装置
    (4)を配備したコンバインに搭載される燃料タンクを
    同形、同大の2つの略直方体形状の燃料タンク(25),
    (28)から構成し、その一方の燃料タンク(25)に燃料
    供給口(26)及び燃料取出し口(27)を設けてメインタ
    ンクとなし、そのメインタンク(25)を脱穀装置(4)
    の側部に立てて配設し、他方の燃料タンク(28)をサブ
    タンクとなし、そのサブタンク(28)を、刈取り前処理
    装置(A)と脱穀装置(4)との間のスペース(23)
    に、且つ、メインタンク(25)の上下面の間に位置する
    ように、サブタンク(28)を横倒れ姿勢で配置し、前記
    サブタンク(28)の上面とこれより上方に位置するメイ
    ンタンク(25)上部との間、及びサブタンク(28)の下
    面とこれより下方に位置するメインタンク(25)下部と
    の間にわたって夫々連通パイプ(29),(29)を接続し
    てあるコンバインの燃料タンク構造。
JP1989075697U 1989-06-28 1989-06-28 コンバインの燃料タンク構造 Expired - Lifetime JP2516626Y2 (ja)

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