JPH0633923B2 - 冷却又は凍結装置 - Google Patents
冷却又は凍結装置Info
- Publication number
- JPH0633923B2 JPH0633923B2 JP24043889A JP24043889A JPH0633923B2 JP H0633923 B2 JPH0633923 B2 JP H0633923B2 JP 24043889 A JP24043889 A JP 24043889A JP 24043889 A JP24043889 A JP 24043889A JP H0633923 B2 JPH0633923 B2 JP H0633923B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net conveyor
- cooling
- freezing
- net
- cold air
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- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属製のネットコンベヤ上で食品等を移送しな
がら連続的に冷却又は凍結させる冷却又は凍結装置に関
するものである。
がら連続的に冷却又は凍結させる冷却又は凍結装置に関
するものである。
(従来の技術) 金属製のネットコンベヤ上で食品等を移送しながら連続
的に冷却又は凍結させる冷却又は凍結装置には各種のも
のがあるが、この種の冷却又は凍結装置においては、冷
却又は凍結対象物(以下処理対象物という)を載置搬送
するネットコンベヤが冷却又は凍結室内を水平に往復通
過するとともに、ネットコンベヤの下面に、該コンベヤ
の弛みを防止すべく多数本のネット摺接レールを、コン
ベヤの進行方向に沿って平行に又は直角に架設し、前記
ネットコンベヤの下方に凍結ユニットと送風機からなる
冷気循環装置を配設して、該冷気循環装置からの冷気を
ネットコンベヤ移動空間を通して循環させるようになっ
ており、また内部洗浄、内部点検をするための点検用扉
を天井部に設け、該扉を開いて噴射洗浄を実施し、また
覗き点検するようになっている。
的に冷却又は凍結させる冷却又は凍結装置には各種のも
のがあるが、この種の冷却又は凍結装置においては、冷
却又は凍結対象物(以下処理対象物という)を載置搬送
するネットコンベヤが冷却又は凍結室内を水平に往復通
過するとともに、ネットコンベヤの下面に、該コンベヤ
の弛みを防止すべく多数本のネット摺接レールを、コン
ベヤの進行方向に沿って平行に又は直角に架設し、前記
ネットコンベヤの下方に凍結ユニットと送風機からなる
冷気循環装置を配設して、該冷気循環装置からの冷気を
ネットコンベヤ移動空間を通して循環させるようになっ
ており、また内部洗浄、内部点検をするための点検用扉
を天井部に設け、該扉を開いて噴射洗浄を実施し、また
覗き点検するようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが前記従来の冷却又は凍結装置においては、ネッ
トコンベヤが通過する冷却又は凍結室内の巾方向空間
が、冷気循環装置等の設置のための空間の確保等から全
体に広くなっているため、冷気循環空間が広くなり、こ
れがため冷却ロスが多くなり、処理対象物を有効且つ平
均的に冷却又は凍結することができず、また必要以上の
冷却能力を有する冷気循環装置を設置使用しなければな
らない不経済があった。
トコンベヤが通過する冷却又は凍結室内の巾方向空間
が、冷気循環装置等の設置のための空間の確保等から全
体に広くなっているため、冷気循環空間が広くなり、こ
れがため冷却ロスが多くなり、処理対象物を有効且つ平
均的に冷却又は凍結することができず、また必要以上の
冷却能力を有する冷気循環装置を設置使用しなければな
らない不経済があった。
また、ネットコンベヤの下面に、該コンベヤの弛を防止
すべく多数本のネット摺接レールを、コンベヤの進行方
向に沿って平行に又は直角に架設しているが、前記従来
の冷却又は凍結装置のうち、ネット摺接レールをコンベ
ヤの進行方向と平行に架設したものは、ネットコンベヤ
との摺接位置が一定となることからネットコンベヤの特
定位置の摩耗が激しくて耐久性に劣る。
すべく多数本のネット摺接レールを、コンベヤの進行方
向に沿って平行に又は直角に架設しているが、前記従来
の冷却又は凍結装置のうち、ネット摺接レールをコンベ
ヤの進行方向と平行に架設したものは、ネットコンベヤ
との摺接位置が一定となることからネットコンベヤの特
定位置の摩耗が激しくて耐久性に劣る。
またネット摺接レールをコンベヤの進行方向と直角に架
設したものは、ネットコンベヤの摩耗は平均化される
も、ネット摺接レールを間隔を狭くして多数架設しなけ
ればならないので、ネットコンベヤとの摺接面が広くな
って全体的な摩耗が激しくなるだけでなく、大なる駆動
力を必要とし、また凍結室内の冷気の流動を大きく阻害
し、冷却又は凍結効果を低下させる。
設したものは、ネットコンベヤの摩耗は平均化される
も、ネット摺接レールを間隔を狭くして多数架設しなけ
ればならないので、ネットコンベヤとの摺接面が広くな
って全体的な摩耗が激しくなるだけでなく、大なる駆動
力を必要とし、また凍結室内の冷気の流動を大きく阻害
し、冷却又は凍結効果を低下させる。
さらにネットコンベヤの温度変化による変形より、凍結
室内においてネットコンベヤが蛇行し、フレームとの摺
接、ネットコンベヤ上の処理対象物に偏寄等の位置変動
を生じさせ、平均的な冷却又は凍結を阻害する欠点もあ
る。
室内においてネットコンベヤが蛇行し、フレームとの摺
接、ネットコンベヤ上の処理対象物に偏寄等の位置変動
を生じさせ、平均的な冷却又は凍結を阻害する欠点もあ
る。
さらにまた、従来の冷却又は凍結装置は、天井部に点検
用扉を設け、該扉を開いて点検、噴射洗浄をしている
が、各部の点検、洗浄が確実に実施できない不都合と、
天井部に上って作業をしなければならないので、点検、
洗浄の作業性が悪いものであった。
用扉を設け、該扉を開いて点検、噴射洗浄をしている
が、各部の点検、洗浄が確実に実施できない不都合と、
天井部に上って作業をしなければならないので、点検、
洗浄の作業性が悪いものであった。
本発明は前記従来の欠点に鑑みてなされたものであっ
て、ネットコンベヤの摩耗を平均化するとともに、該コ
ンベヤの蛇行を阻止し、また冷気の拡散循環の回避によ
り冷却所要空間を形成して冷気の有効循環を確保し、効
果的且つ平均的に処理対象物を冷却又は凍結することが
でき、さらに、装置内部の点検、洗浄を確実且つ容易に
して、それぞれの作業性の向上と装置の衛生的使用がで
きるところの冷却凍結装置を提供することを目的として
いる。
て、ネットコンベヤの摩耗を平均化するとともに、該コ
ンベヤの蛇行を阻止し、また冷気の拡散循環の回避によ
り冷却所要空間を形成して冷気の有効循環を確保し、効
果的且つ平均的に処理対象物を冷却又は凍結することが
でき、さらに、装置内部の点検、洗浄を確実且つ容易に
して、それぞれの作業性の向上と装置の衛生的使用がで
きるところの冷却凍結装置を提供することを目的として
いる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、冷却又は凍結対象物を載置搬送する金属製の
ネットコンベヤが断熱壁で囲まれた冷却又は凍結室内を
水平に往復通過するとともに、前記ネットコンベヤの下
方に凍結ユニットと送風機からなる冷気循環装置をネッ
トコンベヤの進行方向直角に設けた中央仕切壁の前後に
配設して、該冷気循環装置からの冷気をのネットコンベ
ヤ移動空間を通して循環させるようにした冷却又は凍結
装置において、前記のネットコンベヤの下面に、複数本
のネット摺接レールを、前記ネットコンベヤの中心進行
方向に沿って巾狭となる間隔で、しかも進行方向中心線
に対し対称的に架設支持し、また前記のネットコンベヤ
が移動する冷気循環空間に、ネットコンベヤの巾より僅
かに巾広の間隔で内側仕切壁を立設形成して二重構造と
するとともに、ネットコンベヤの移動方向前後直角で、
前記中央仕切壁に対峙し、前記凍結ユニットが介在した
状態で冷気ガイド用仕切壁を設け、また前記冷却又は凍
結室の断熱壁側面及び内側仕切壁の適宜箇所に、内部点
検若しくは内部洗浄用の点検用扉を設けたことを特徴と
する冷却及び凍結装置を要旨とするものである。
ネットコンベヤが断熱壁で囲まれた冷却又は凍結室内を
水平に往復通過するとともに、前記ネットコンベヤの下
方に凍結ユニットと送風機からなる冷気循環装置をネッ
トコンベヤの進行方向直角に設けた中央仕切壁の前後に
配設して、該冷気循環装置からの冷気をのネットコンベ
ヤ移動空間を通して循環させるようにした冷却又は凍結
装置において、前記のネットコンベヤの下面に、複数本
のネット摺接レールを、前記ネットコンベヤの中心進行
方向に沿って巾狭となる間隔で、しかも進行方向中心線
に対し対称的に架設支持し、また前記のネットコンベヤ
が移動する冷気循環空間に、ネットコンベヤの巾より僅
かに巾広の間隔で内側仕切壁を立設形成して二重構造と
するとともに、ネットコンベヤの移動方向前後直角で、
前記中央仕切壁に対峙し、前記凍結ユニットが介在した
状態で冷気ガイド用仕切壁を設け、また前記冷却又は凍
結室の断熱壁側面及び内側仕切壁の適宜箇所に、内部点
検若しくは内部洗浄用の点検用扉を設けたことを特徴と
する冷却及び凍結装置を要旨とするものである。
(実施例) 次に本発明に係る冷却又は凍結装置の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図は本発明を実施した冷却又は凍結装置の略図的断
面図、第2図は第1図のA−A線における断面図、第3
図は第1図のB−B線における詳細断面図である。
面図、第2図は第1図のA−A線における断面図、第3
図は第1図のB−B線における詳細断面図である。
図中1はステンレス製のネットコンベヤであって、スリ
ップを防止すべく表面にゴムライニングを施した駆動ド
ラム2a(駆動源は図示省略)と、従動ドラム2bに張
架されており、矢印方向に回動するようになっており、
該ネットコンベヤ1の往復移動のそれぞれの下面には、
摺接状態で架設されたネット摺接レール3が、フレーム
に架設支持された横杆(図示せず)に固定され、且つネ
ットコンベヤ1の中心進行方向に沿って巾狭となる間隔
で、しかも進行方向中心線に対し対称的に配設固定され
ている。
ップを防止すべく表面にゴムライニングを施した駆動ド
ラム2a(駆動源は図示省略)と、従動ドラム2bに張
架されており、矢印方向に回動するようになっており、
該ネットコンベヤ1の往復移動のそれぞれの下面には、
摺接状態で架設されたネット摺接レール3が、フレーム
に架設支持された横杆(図示せず)に固定され、且つネ
ットコンベヤ1の中心進行方向に沿って巾狭となる間隔
で、しかも進行方向中心線に対し対称的に配設固定され
ている。
4は断熱壁5によって形成された冷却又は凍結室であっ
て、前記ステンレス製のネットコンベヤ1が水平方向に
貫通し、該ネットコンベヤ1の底部であって、後記冷気
循環装置9上にはドレンパン6が水平に架設され、その
下方に凍結ユニット7と送風機8からなる冷気循環装置
9が吐出口を対向させて配設され、送風機8により吸引
吐出させた冷気を中央仕切壁10によって遮り、ネット
コンベヤ1の下方からルーバー11によって整流しつつ
移動空間内へ導き、該空間を通過させて、吐出口の反対
側である冷気ガイド用仕切壁12aを介して吸引側へ流
通させ、これを凍結ユニット7で冷却して再び吐出する
ようになっている。
て、前記ステンレス製のネットコンベヤ1が水平方向に
貫通し、該ネットコンベヤ1の底部であって、後記冷気
循環装置9上にはドレンパン6が水平に架設され、その
下方に凍結ユニット7と送風機8からなる冷気循環装置
9が吐出口を対向させて配設され、送風機8により吸引
吐出させた冷気を中央仕切壁10によって遮り、ネット
コンベヤ1の下方からルーバー11によって整流しつつ
移動空間内へ導き、該空間を通過させて、吐出口の反対
側である冷気ガイド用仕切壁12aを介して吸引側へ流
通させ、これを凍結ユニット7で冷却して再び吐出する
ようになっている。
12は内側仕切壁であって、ネットコンベヤ1の移動空
間の左右に、ネットコンベヤ1の巾より僅かに広い間隔
に対設したものであり、全体が二重構造となっている。
間の左右に、ネットコンベヤ1の巾より僅かに広い間隔
に対設したものであり、全体が二重構造となっている。
13は外部点検用扉であって、ネットコンベヤ1の移動
始端部、凍結室4部、冷気循環装置9の吸引吐出部、ネ
ットコンベヤ1の移動終端部の各断熱壁5の側面に開閉
自在に設けられており、各部の点検と洗浄をするための
ものである。
始端部、凍結室4部、冷気循環装置9の吸引吐出部、ネ
ットコンベヤ1の移動終端部の各断熱壁5の側面に開閉
自在に設けられており、各部の点検と洗浄をするための
ものである。
14は前記外部点検用扉13に対応して内側仕切壁12
に設けた内部点検用扉であり、内側仕切壁に囲まれたネ
ットコンベヤ1の移動空間内を点検するもの、15はコ
ンベヤ間仕切壁、また二重構造となった凍結室4部の天
井には、凍結対象物の移送及び凍結状態を確認するため
の覗検窓16が開閉自在に設けられている。
に設けた内部点検用扉であり、内側仕切壁に囲まれたネ
ットコンベヤ1の移動空間内を点検するもの、15はコ
ンベヤ間仕切壁、また二重構造となった凍結室4部の天
井には、凍結対象物の移送及び凍結状態を確認するため
の覗検窓16が開閉自在に設けられている。
尚、図中17はコンベヤ洗浄槽であって、ネットコンベ
ヤ1の移動始端部下方に設けられておりネットコンベヤ
1自体を洗浄するようになっている。
ヤ1の移動始端部下方に設けられておりネットコンベヤ
1自体を洗浄するようになっている。
また第3図中の20は処理対象物規制部材であって、ネ
ットコンベヤ1の上面に近接した状態で供給口18から
取出口19までの内側仕切壁8に固定されており、処理
対象物の脱落やせり上りを防止する。
ットコンベヤ1の上面に近接した状態で供給口18から
取出口19までの内側仕切壁8に固定されており、処理
対象物の脱落やせり上りを防止する。
上記構成した実施例に係る冷却又は凍結装置は、一般的
な従来の冷却又は凍結装置と同様、処理対象物を供給口
18において、ネットコンベヤ1上に自動的に整列供給
載置する。
な従来の冷却又は凍結装置と同様、処理対象物を供給口
18において、ネットコンベヤ1上に自動的に整列供給
載置する。
供給された処理対象物は、ネットコンベヤ1により凍結
室4内から対設された内側仕切壁12間を通過する際
に、冷気循環装置9により循環する冷気によって効果的
に冷却又は凍結され、取出口19から冷却又は凍結品と
して取出されるのである。
室4内から対設された内側仕切壁12間を通過する際
に、冷気循環装置9により循環する冷気によって効果的
に冷却又は凍結され、取出口19から冷却又は凍結品と
して取出されるのである。
(発明の作用効果) 以上のように、処理対象物を載置搬送するネットコンベ
ヤが冷却又は凍結室内を水平に往復通過するとともに、
前記ネットコンベヤの下方に凍結ユニットと送風機から
なる冷気循環装置を配設して、冷気循環装置からの冷気
をネットコンベヤ移動空間を通して循環させるようにし
た冷気凍結装置において、前記ネットコンベヤが移動す
る冷気循環空間に、ネットコンベヤ巾より僅かに巾広の
間隔で内側仕切壁を立設形成して二重構造とするととも
に、ネットコンベヤの移動方向前後直角で、前記中央仕
切壁に対峙し、前記凍結ユニットが介在した状態で冷気
ガイド用仕切壁を設けたから、冷気循環装置からの冷気
が、対設された内側仕切壁間をロス無く効果的に通過し
て、ネットベルト上の処理対象物を有効且つ平均的に冷
却又は凍結することができるようになり、またこのよう
な冷却又は凍結効果の向上によって、必要最小限の冷却
凍結能力を有する冷気循環装置の設置使用を可能とし、
従来の如き不経済が解消される。
ヤが冷却又は凍結室内を水平に往復通過するとともに、
前記ネットコンベヤの下方に凍結ユニットと送風機から
なる冷気循環装置を配設して、冷気循環装置からの冷気
をネットコンベヤ移動空間を通して循環させるようにし
た冷気凍結装置において、前記ネットコンベヤが移動す
る冷気循環空間に、ネットコンベヤ巾より僅かに巾広の
間隔で内側仕切壁を立設形成して二重構造とするととも
に、ネットコンベヤの移動方向前後直角で、前記中央仕
切壁に対峙し、前記凍結ユニットが介在した状態で冷気
ガイド用仕切壁を設けたから、冷気循環装置からの冷気
が、対設された内側仕切壁間をロス無く効果的に通過し
て、ネットベルト上の処理対象物を有効且つ平均的に冷
却又は凍結することができるようになり、またこのよう
な冷却又は凍結効果の向上によって、必要最小限の冷却
凍結能力を有する冷気循環装置の設置使用を可能とし、
従来の如き不経済が解消される。
また、ネットコンベヤの下面に、複数本のネット摺接レ
ールを、前記ネットコンベヤの中心進行方向に沿って巾
狭となる間隔で、しかも進行方向中心線に対し対称的に
架設支持したから、ネットコンベヤは、コンベヤ巾方向
に斜めとなったネット摺接レールと摺接するようにな
り、ネットコンベヤに結露する水滴をかき落しその凍結
を防止するとともに、ネットコンベヤを進行方向中心に
向う斜めのネット摺接レールで支持することから、少な
いネット摺接レールで接触面積少なく巾全体に接触する
ようになり、ネットコンベヤの摺接摩耗を少なく平均的
とし、しかも駆動力も軽減することができる。
ールを、前記ネットコンベヤの中心進行方向に沿って巾
狭となる間隔で、しかも進行方向中心線に対し対称的に
架設支持したから、ネットコンベヤは、コンベヤ巾方向
に斜めとなったネット摺接レールと摺接するようにな
り、ネットコンベヤに結露する水滴をかき落しその凍結
を防止するとともに、ネットコンベヤを進行方向中心に
向う斜めのネット摺接レールで支持することから、少な
いネット摺接レールで接触面積少なく巾全体に接触する
ようになり、ネットコンベヤの摺接摩耗を少なく平均的
とし、しかも駆動力も軽減することができる。
しかも少ないネット摺接レールによってネットコンベヤ
を支持することができるので、凍結室内の冷気の流動を
阻害することが少なく、冷却又は凍結効果を良好とす
る。
を支持することができるので、凍結室内の冷気の流動を
阻害することが少なく、冷却又は凍結効果を良好とす
る。
特にネットコンベヤは、温度変化により変形し凍結室内
において蛇行を生じるが、本発明においては、ネット摺
接レールを、ネットコンベヤの中心進行方向に沿って巾
狭となる間隔で、しかも進行方向中心線に対し対称的に
架設支持したから、前記変形が進行方向中心方向へ集中
されるようになって、凍結室内でのネットコンベヤの蛇
行を阻止規制するようになり、フレームとの摺接を防止
するとともに、ネットコンベヤ上の処理対象物の偏寄等
の位置変動を阻止し、平均的な冷却凍結が達成される。
において蛇行を生じるが、本発明においては、ネット摺
接レールを、ネットコンベヤの中心進行方向に沿って巾
狭となる間隔で、しかも進行方向中心線に対し対称的に
架設支持したから、前記変形が進行方向中心方向へ集中
されるようになって、凍結室内でのネットコンベヤの蛇
行を阻止規制するようになり、フレームとの摺接を防止
するとともに、ネットコンベヤ上の処理対象物の偏寄等
の位置変動を阻止し、平均的な冷却凍結が達成される。
さらに凍結室の断熱壁側面及び内側仕切壁の適宜箇所に
内部点検若しくは内部洗浄用の点検用扉を設けたから、
装置内部の点検、洗浄を確実且つ容易にしてそれぞれの
作業性の向上と冷却凍結装置の衛生的使用を達成するこ
とができる。
内部点検若しくは内部洗浄用の点検用扉を設けたから、
装置内部の点検、洗浄を確実且つ容易にしてそれぞれの
作業性の向上と冷却凍結装置の衛生的使用を達成するこ
とができる。
また実施例に示したように、凍結機と送風機からなる冷
気循環装置を、吐出口を対向させて配設した場合、送風
機により吸引吐出させた冷気は、ネットコンベヤの下方
からルーバーによって整流しつつ移動空間内へ導かれ、
該空間を通過して、吐出口の反対側である吸引側へ流通
し、これを凍結ユニットで冷却して再び吸引吐出するよ
うになるから、処理対象物の全周面に冷気が接触してそ
の冷却効率が向上し、能力の小さい冷気循環装置でもっ
て、確実に処理対象物を連続的に冷却又は凍結して搬出
できる冷却又は凍結装置を提供することができる。
気循環装置を、吐出口を対向させて配設した場合、送風
機により吸引吐出させた冷気は、ネットコンベヤの下方
からルーバーによって整流しつつ移動空間内へ導かれ、
該空間を通過して、吐出口の反対側である吸引側へ流通
し、これを凍結ユニットで冷却して再び吸引吐出するよ
うになるから、処理対象物の全周面に冷気が接触してそ
の冷却効率が向上し、能力の小さい冷気循環装置でもっ
て、確実に処理対象物を連続的に冷却又は凍結して搬出
できる冷却又は凍結装置を提供することができる。
第1図は本発明を実施した冷却凍結装置の略図的断面
図、第2図は第1図のA−A線における断面図、第3図
は第1図のB−B線における詳細断面図である。 1……ネットコンベヤ、2a……駆動ドラム 2b……従動ドラム、3……ネット摺接レール 4……凍結室、5……断熱壁 6……ドレンパン、7……凍結ユニット 8……送風機、9……冷気循環装置 10……中央仕切壁、11……ルーバー 12……内側仕切壁 12a……冷気ガイド用仕切壁 13……外部点検用扉 14……内部点検用扉
図、第2図は第1図のA−A線における断面図、第3図
は第1図のB−B線における詳細断面図である。 1……ネットコンベヤ、2a……駆動ドラム 2b……従動ドラム、3……ネット摺接レール 4……凍結室、5……断熱壁 6……ドレンパン、7……凍結ユニット 8……送風機、9……冷気循環装置 10……中央仕切壁、11……ルーバー 12……内側仕切壁 12a……冷気ガイド用仕切壁 13……外部点検用扉 14……内部点検用扉
Claims (2)
- 【請求項1】冷却又は凍結対象物を載置搬送する金属製
のネットコンベヤ(1)が断熱壁(5)で囲まれた冷却
又は凍結室(4)内を水平に往復通過するとともに、前
記ネットコンベヤ(1)の下方に凍結ユニット(7)と
送風機(8)からなる冷気循環装置(9)をネットコン
ベア(1)の進行方向直角に設けた中央仕切壁(10)の前
後に配設して、該冷気循環装置(9)からの冷気をのネ
ットコンベヤ移動空間を通して循環させるようにした冷
却又は凍結装置において、前記のネットコンベヤ(1)
の下面に、複数本のネット摺接レール(3)を、前記ネ
ットコンベヤ(1)の中心進行方向に沿って巾狭となる
間隔で、しかも進行方向中心線に対し対称的に架設支持
し、また前記のネットコンベヤ(1)が移動する冷気循
環空間に、ネットコンベヤ(1)の巾より僅かに巾広の
間隔で内側仕切壁(12)を立設形成して二重構造とすると
ともに、ネットコンベヤ(1)の移動方向前後直角で、
前記中央仕切壁(10)に対峙し、前記凍結ユニット(7)
が介在した状態で冷気ガイド用仕切壁(12a)を設け、ま
た前記冷却又は凍結室(4)の断熱壁(5)側面及び内
側仕切壁(12)の適宜箇所に、内部点検若しくは内部洗浄
用の点検用扉を設けたことを特徴とする冷却凍結装置。 - 【請求項2】冷気循環装置からの冷気をネットコンベヤ
移動空間を通して循環させる手段が、ネットコンベヤ
(1)の移動方向と直角に設けた中央仕切壁(10)の両側
に、冷気を吸引吐出する送風機(8)の吐出口を対向さ
せた状態で凍結ユニット(7)を配設し、前記吐出口の
上方に設けたルーバー(11)により、二重構成となった冷
却又は凍結室(4)内に、冷気を整流案内して循環させ
る手段である請求項1記載の冷却又は凍結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24043889A JPH0633923B2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 | 冷却又は凍結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24043889A JPH0633923B2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 | 冷却又は凍結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03102165A JPH03102165A (ja) | 1991-04-26 |
JPH0633923B2 true JPH0633923B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=17059495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24043889A Expired - Lifetime JPH0633923B2 (ja) | 1989-09-16 | 1989-09-16 | 冷却又は凍結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633923B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021139608A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-16 | フードテクノエンジニアリング株式会社 | 貝類むき身の急速個別冷凍機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4524305B2 (ja) * | 2007-11-13 | 2010-08-18 | 株式会社東洋製作所 | 連続急速冷却凍結装置 |
-
1989
- 1989-09-16 JP JP24043889A patent/JPH0633923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021139608A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-16 | フードテクノエンジニアリング株式会社 | 貝類むき身の急速個別冷凍機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03102165A (ja) | 1991-04-26 |
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