JP3331198B2 - トンネル式冷却冷凍装置 - Google Patents

トンネル式冷却冷凍装置

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JP3331198B2
JP3331198B2 JP32777399A JP32777399A JP3331198B2 JP 3331198 B2 JP3331198 B2 JP 3331198B2 JP 32777399 A JP32777399 A JP 32777399A JP 32777399 A JP32777399 A JP 32777399A JP 3331198 B2 JP3331198 B2 JP 3331198B2
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    • F25D2400/22Cleaning means for refrigerating devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工食品等の食物
や樹脂製品等の物品を連続的に冷却若しくは冷凍するト
ンネル型のトンネル式冷却冷凍装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、食品加工には、冷凍して品質
を維持する冷凍加工が行われており、近年、特に、防腐
剤等を添加しない無添加食品が急増しており、それにと
もない、加工食品の賞味期間を長くするために食品を急
速冷凍する食品加工が行われている。また、従来から、
樹脂製品等の物品を連続的に冷却する熱処理加工が行わ
れている。
【0003】従来、加工食品等の食物や樹脂製品等の物
品を連続的に冷却若しくは冷凍するトンネル式冷却冷凍
装置として、以下のものが開示されている。 a,特許登録第2696248号公報(以下、イ号公報
という)には、入口,出口を両端部に有する断熱トンネ
ル内に、入口と出口とを連絡するネットコンベヤ等の通
風性の搬送手段を設けるとともに、この搬送手段の往路
側に対しその下方部に断熱トンネル内を上下に仕切る仕
切板を並設せしめて、この仕切板の入口及び出口に近い
個所に第1通風口及び第2通風口を開口せしめる一方、
仕切板の下方の断熱トンネル内に冷却器等の熱交換器と
送風機とを内蔵し第1通風口、第2通風口に連通する処
理風チャンバーを形成せしめ、さらに、熱交換器を通っ
た風を搬送手段の往路側に略直角の上向きに交叉流して
往路側の上方で平行に流れた後、再び略直角の下向きに
交叉流して往路側の下方で平行に流れる変向流を両通風
口間に繰り返させるための風案内板を断熱トンネル内の
頂壁及び仕切板の上面に交互配列させて夫々突設した物
品の熱処理装置、が開示されている。 b,特開平9−121827号公報(以下、ロ号公報と
いう)には、断熱壁で囲繞された角筒形の両端開口部を
コンベアの通路となる入口又は出口を開口させた端板で
閉塞し、内部のコンベア3を張設する位置の下方空間
に、空気冷却器と送風機とからなる二基の冷気供給装置
を、中央仕切壁で仕切られた部屋に各別に配設固定する
とともに、冷気供給装置からの冷気を循環させるため
に、側壁内面及び天井壁内面に吐出用ダクトと分配用水
平ダクトを形成し、分配用水平ダクトにはスリットから
なる多数の噴射口をコンベアの面に向けて開口させた構
成として、コンベアの移動方向を横切る方向の冷気循環
経路を形成した、冷凍麺類専用フリーザーのフリーザ本
体、が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のトンネル式冷却冷凍装置は、以下のような課題を有し
ていた。 イ号公報に記載の物品の熱処理装置では、 a.搬送手段のネットコンベヤの復路面が、床面に配置
した歩廊に対し僅かに上方の個所に位置させて、断熱ト
ンネル内に配設されているため、床面にたまったネット
コンベヤから落下したゴミ等の除去作業がし難く、保守
管理性に欠けるとともに、特に、該物品の熱処理装置を
食品加工に使用した場合、衛生性に欠ける。 b.仕切板が、ネットコンベヤの往路側に対し十数cm
程の間隔で下方部に横設されているため、仕切板上にた
まったネットコンベヤから落下したゴミ等の除去がし難
く、保守管理性に欠けるとともに、特に、該物品の熱処
理装置を食品加工に使用した場合、衛生性に欠ける。 c.断熱トンネルの頂壁下面に複数列の風案内板を下向
きに突設させる一方、仕切板の上面に複数列の風案内板
を上向きに突設させているため、断熱トンネル内に突設
された複数の風案内板に汚れが付着し易く衛生性に欠け
るとともに、送風機と熱交換器を挟んだ断熱トンネルの
側壁に点検扉を備えているため、断熱トンネルの上方室
やネットコンベヤの清掃が困難で保守管理性に欠け、衛
生性に欠ける。 d.第2通風口を通り下方室から上方室へ吹き上がった
冷風をネットコンベヤの走行方向と略平行に流しながら
ネットコンベヤ上の物品を冷却しているため、冷風の循
環距離がネットコンベヤの機長に応じて長くなり、冷却
効率に欠ける。 e.搬送手段の往路側が上方室内に配設され、搬送手段
の復路側が熱交換器や送風機等が内蔵された下方室内に
配設されているため、搬送手段の取り外しが困難でメン
テナンス性に欠ける。 f.ネットコンベヤの洗浄時には、ネットコンベヤのベ
ルトを該熱処理装置から取り外す必要が有り、ネットコ
ンベヤの洗浄作業性に欠け衛生性に欠けるとともに、断
熱トンネル内の洗浄が困難で該熱処理装置の衛生性に欠
ける。
【0005】ロ号公報に記載の冷凍麺類専用フリーザー
では、 a.冷気供給装置からの冷気を循環させるために、フリ
ーザー本体の側壁内面及び天井壁内面に吐出用ダクトと
分配用ダクトを備えているため、フリーザー本体が大型
化するとともに、各ダクト内の清掃がし難く保守管理性
に欠ける。 b.ターン側のコンベアの下方にトレー洗浄装置を設け
ているため、コンベアのトレーの洗浄のみしかできず、
フリーザー本体内の洗浄ができずフリーザー本体内の衛
生性に欠け保守管理性に欠ける。
【0006】また、近年では、多発する食中毒を契機と
して、食品の製造・加工現場では衛生管理の徹底のた
め、HACCPに対応した衛生管理が導入されており、
食品を製造・加工する装置の中で、特に内部点検が困難
なトンネル式本体内の洗浄・殺菌・保守点検が容易で衛
生面の信頼性に優れたトンネル式冷却冷凍装置が望まれ
ている。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡単な構造で小型化を図ることができ、また、冷却
効率に優れるとともに、本体内を完全に洗浄することが
でき衛生性に優れ、本体の保守管理性に優れたトンネル
式冷却冷凍装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明におけるトンネル式冷却冷凍装置は、以
下の構成を有している。
【0009】本発明の請求項1に記載のトンネル式冷却
冷凍装置は、トンネル式本体と、前記トンネル式本体の
長手方向の両端の端部壁に開口された搬入口及び搬出口
と、前記トンネル式本体の上部の略中央に設けられた上
部壁と、上端部が前記上部壁の両側部に配設され上方に
開放可能なウィング状の上部側壁と、前記端部壁に配設
され前記上部側壁を上下に開閉する開閉手段と、前記ト
ンネル式本体内に配設され前記搬入口側から前記搬出口
側へ物品を搬送するコンベア等の搬送手段と、前記搬送
手段の下方に配設された冷却手段と、前記トンネル式本
体内に配設された送風手段と、前記冷却手段の少なくと
も一側部に前記搬送手段と略平行に配設された筒状の送
風機カバーと、前記送風機カバー内に配設され前記送風
機カバーの両端に回転自在に軸着された多翼ファンと、
前記多翼ファン配設位置の上方の 前記送風機カバーに開
口された吐出開口部と、前記多翼ファン配設位置の下方
又は側部の前記送風機カバーに開口された吸引開口部
と、を備えた構成を有している。
【0010】これにより、トンネル式本体のウィング状
の上部側壁を、開閉手段により上方に開放できるため、
トンネル式本体の上部側壁の全面を開放でき、トンネル
式本体内の点検や清掃等が容易にできるという作用を有
する。また、冷却手段が搬送手段の下方に配設されてい
るため、トンネル式本体の高さを低くでき該トンネル式
冷却冷凍装置の小型化を図ることができるという作用を
有する。これにより、多翼ファンの回転にともない、冷
却手段により冷却された冷気を送風機カバーの吸引開口
部から吸引し、送風機カバーの吐出開口部から搬送手段
側へ排出することができ、トンネル式本体内の冷気を搬
送手段及び冷却手段を介して循環させることができ、搬
送手段上の物品を冷却できるという作用を有する。ま
た、搬送手段上の物品を冷却した冷気を、冷却手段を介
して送風機カバー内に吸引することができ、トンネル式
本体内の冷却効率を向上できるという作用を有する。特
に、吸引開口部を多翼ファン配設位置の側部に形成した
場合、吸引効率を向上させることができ、トンネル式本
体内の冷却効率を更に向上させることができるという作
用を有する。
【0011】ここで、トンネル式本体の各壁部は、断熱
材が内設された断熱壁で形成される。また、HACCP
に対応するためには、耐アルカリ性の金属、例えばステ
ンレス等で内壁が形成されるのが好ましい。上部側壁の
上端部は、トンネル式本体の上部壁に回動自在に枢着さ
れる。また、枢着部としては、外部に断熱カバーを装着
し、断熱カバーの継目等にパッキンを配設するのが好ま
しい。これにより、該トンネル式冷却冷凍装置の運転時
の枢着部からのトンネル式本体内の冷気漏れや、枢着部
での結露の発生を防止できる。また、上部側壁の下端部
と当接するトンネル式本体の下部側壁の上端部との間に
シリコン製等のパッキンを配設するのが好ましい。これ
により、上部側壁の閉状態時にトンネル式本体内の冷気
が漏れるのを防止できるとともに、洗浄剤による劣化を
防止できる。
【0012】ここで、吸引開口部としては、多翼ファン
配設位置の両側下方の送風機カバーに開口、若しくは、
多翼ファン配設位置の側部でかつ冷却手段側の送風機カ
バー側部に開口するのが好ましい。これにより、トンネ
ル式本体内の空気を効率良くトンネル式本体内で循環さ
せることができ、搬送手段上の物品の冷却効率を向上さ
せることができる。また、吐出開口部から吐出される冷
気を搬送手段側へ調整する風向調整カバーや風向調整
板,ルーバ等の風向調整部を送風機カバーの吐出開口部
側に配設してもよい。これにより、送風機カバーの吐出
開口部から吐出される冷気を確実に搬送手段側へ送るこ
とができ、冷却効率を向上できる。送風機カバー,多翼
ファンを耐アルカリ性金属、特にステンレスで作製する
とHACCPに対応できるので好ましい。
【0013】 開閉手段としては、トンネル式冷却冷凍装
置の端部壁に配設された油圧シリンダーやエアシリンダ
ー,油圧電動併用シリンダー,モーター駆動等が用いら
れる。尚、油圧シリンダーやエアシリンダー,油圧電動
併用シリンダーで上部側壁の開閉を行う場合、上部側壁
の開状態時に油圧シリンダーやエアシリンダー,油圧電
動併用シリンダーに油圧やエアを送り開状態を維持、若
しくは、ストップバルブ(玉形弁)を用いて開状態を維
持するのが好ましい。これにより、上部側壁の開状態を
確実に維持でき安全性を向上できる。搬送手段として
は、トンネル式本体の搬入口から搬出口へ物品を連続的
に搬送でき、かつ、通風可能な搬送帯を有したネットコ
ンベヤ等が好適に用いられる。これにより、物品の上面
及び下面等に冷気を当てて物品の冷却処理ができる。冷
却手段としては、1以上の冷却手段が用いられ、2以上
の冷却手段を並列に配設してもよく、この場合、冷却手
段の取扱性や配設作業性を向上できる。
【0014】 本発明の請求項2に記載のトンネル式冷却
冷凍装置は、請求項1に記載の発明において、前記冷却
手段が、通風可能な通風路を有した熱交換部と、通風可
能な所定間隔を有して配管され前記熱交換部を冷却する
冷媒管と、を備えた構成を有している。
【0015】 これにより、冷媒管内に供給される冷媒に
より冷媒管及び熱交換部を冷却することができるととも
に、熱交換部に接触した空気を冷却でき、トンネル式本
体内の空気を冷却できるという作用を有する。また、熱
交換部が通風可能な通風路を有し、かつ、冷媒管が所定
間隔を有して配管されているため、トンネル式本体内の
空気を、該冷却手段の熱交換部を介してスムーズに循環
させることができるという作用を有する。また、熱交換
部が通風路を有しているとともに、冷媒管が所定間隔で
配設されているため、該冷却手段を洗浄した際に、通風
路や各冷媒管の間から洗浄水が下方へ排出され、熱交換
部内に洗浄水等がたまるのを防止でき、容易に洗浄でき
るという作用を有する。
【0016】 ここで、熱交換部としては、所定間隔で配
設された薄板からなるフィンや、薄板を格子状に配設し
たものやハニカム状に配設したもの等、通風路を有した
任意の形状のものが用いられる。また、熱交換部や冷媒
管としては、HACCPに対応する場合は、耐アルカリ
性金属、特にステンレス製のものが好ましい。これによ
り、CIP(定置洗浄)方式でトンネル式本体内を洗浄
することができ衛生性を向上できる。冷媒としては、ブ
ライン,アンモニア,フロン,エア等が用いられる。
【0017】 本発明の請求項に記載のトンネル式冷却
冷凍装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前
記吐出開口部と前記吸引開口部間でかつ前記多翼ファン
回転方向下流側に、前記吸引開口部側から前記吐出開口
部側へかけて拡開方向に形成された傾斜部、及び/又
は、前記傾斜部又は前記吐出開口部と前記吸引開口部間
でかつ前記多翼ファン回転方向下流側の内側壁に凸設さ
れた空気漏れ抑制部、を備えた構成を有している。
【0018】 これにより、多翼ファンの回転により吐出
開口部側へ送られてきた空気や冷気の内、多翼ファンの
回転に伴って吸引開口部側へ送られる空気や冷気が傾斜
部や空気漏れ抑制部に当たるので、傾斜部や空気漏れ抑
制部と多翼ファンとの間で乱流を発生させることがで
き、多翼ファンの回転に伴い吸引開口部側へ漏れる空気
の量を抑制することができるという作用を有する。ま
た、傾斜部が吸引開口部側から吐出開口部側へかけて拡
開方向に形成されているので、傾斜部と多翼ファンとの
間の空気圧を上げることができ、よって、吐出開口部か
ら吐出される空気の圧力(静圧)を向上させることがで
きるという作用を有する。ここで、空気漏れ抑制部とし
ては、突起状のもの等が用いられる。
【0019】 本発明の請求項に記載のトンネル式冷却
冷凍装置は、請求項1乃至の内いずれか1項に記載の
発明において、前記冷却手段及び前記送風手段と前記ト
ンネル式本体の底部との間に形成された清掃空間を備え
た構成を有している。
【0020】 これにより、トンネル式本体の底部にたま
ったゴミ等の除去作業が容易にできるとともに、冷却手
段や送風手段の保守点検が容易にできるという作用を有
する。
【0021】 ここで、清掃空間としては、冷却手段及び
送風手段とトンネル式本体の底部の間にブラシ等の清掃
道具が入る大きさの空間で形成される。これにより、底
部等の清掃時にブラシ等の清掃道具を用いて清掃するこ
ともできる。
【0022】 本発明の請求項に記載のトンネル式冷却
冷凍装置は、請求項1乃至の内いずれか1項に記載の
発明において、(a)前記搬送手段の上方に配設された
洗浄手段と、前記トンネル式本体の前記底部に形成され
た排水部と、前記排水部に向けて洗浄水等を流す傾斜を
有した前記トンネル式本体の前記底部と、を備え、及び
/又は、(b)前記トンネル式本体の前記搬入口及び前
記搬出口に配設された前記搬入口及び前記搬出口を開閉
自在に閉塞する閉塞体と、を備えた構成を有している。
【0023】 これにより、搬送手段の上方に配設された
洗浄手段により、搬送手段や冷却手段等を含めてトンネ
ル式本体内の全てをCIP(定置洗浄)方式で一度に洗
浄できるという作用を有する。また、トンネル式本体の
底部に排水部を形成した場合、底部にたまったゴミや洗
浄水等を容易に排出できるという作用を有する。更に、
底部が水等を流す傾斜を有している場合、排水部側へ自
然に洗浄水等が流れ底部の洗浄水等を容易に除去するこ
とができるという作用を有する。搬入口及び搬出口を閉
塞する閉塞体を備えた場合、閉塞体で搬入口及び搬出口
を閉塞してトンネル式本体内を密封することにより、ト
ンネル式本体内に洗浄水等を散布して搬送手段や冷却手
段,送風手段,閉塞体等を含めてトンネル式本体内の全
てをCIP方式で容易に洗浄することができるという作
用を有する。
【0024】 ここで、洗浄手段としては、洗浄水等が供
給される洗浄水管や、洗浄水管に接続され洗浄水等をト
ンネル式本体内に噴出する多数の噴出部を有したシャワ
ー洗浄体等をトンネル式本体の上部壁に配設したもの等
が用いられる。閉塞体としては、一端が搬入口及び搬出
口の下方に回動自在に装着されたものや、閉塞体の端部
をトンネル式本体内のコンベア等の搬送手段にスプリン
グ等の弾性部材、若しくは、ガス式や油圧式等のダンパ
で連結して搬送手段をトンネル式本体内に収納した際に
自動的に閉塞体が搬入口及び搬出口を閉塞し、搬入口や
搬出口の開放時には搬送体の下方に閉塞体が固定される
構造を有したもの等、搬入口や搬出口を開閉自在に閉塞
できる形状のものが用いられる。また、搬入口及び搬出
口の開放時には搬送手段の下方に位置し搬送手段上から
落下するゴミ等の受け皿として使用できる。また、閉塞
体で搬入口及び搬出口を閉塞した際に、閉塞体とトンネ
ル式本体との当接部にシリコン製等のパッキン等を配設
するのが好ましい。これにより、トンネル式本体を密封
でき、トンネル式本体内の洗浄時に洗浄水が外部に漏れ
るのを防止できる。
【0025】 本発明の請求項に記載のトンネル式冷却
冷凍装置は、請求項1乃至の内いずれか1項に記載の
発明において、前記搬送手段の少なくとも一端が伸縮自
在で、かつ前記搬送手段が前記トンネル式本体内に収納
可能に形成され、及び/又は前記搬送手段の前記搬入口
及び/又は前記搬出口のエッジが小さく形成された構成
を有している。
【0026】 これにより、該トンネル式冷却冷凍装置の
運転時には搬送手段の端部を伸ばしてトンネル式本体の
搬入口及び/又は搬出口から突出させて使用することが
できるとともに、トンネル式本体内の洗浄時には搬送手
段をトンネル式本体内に収納してCIP方式でトンネル
式本体内の洗浄とともに搬送手段をトンネル式本体内で
洗浄することができるという作用を有する。搬入口及び
/又は搬出口側の従動ローラの径が小さく形成されてい
るので、被搬送物を搬入搬出する際のエッジが小さく被
搬送物の他のベルトコンベア等への乗り移りをスムーズ
に行うことができるという作用を有する。
【0027】 本発明の請求項に記載のトンネル式冷却
冷凍装置は、請求項1乃至の内いずれか1項に記載の
発明において、前記搬送手段が、前記トンネル式本体内
に配設された固定フレームと、前記固定フレームに沿っ
て長手方向に摺動自在でかつ前記搬入口及び/又は前記
搬出口に緩挿される可動フレームと、少なくとも前記可
動フレームの略両端に段違いに軸着された従動ローラ
と、前記固定フレームの所定部に軸着された従動ローラ
と、前記固定フレームに軸着された駆動ローラと、前記
駆動ローラ及び前記従動ローラに張設された網目状の無
端ベルトと、前記固定フレームに配設され前記可動フレ
ームを所定位置で固定する可動フレーム固定部と、を有
したネットコンベアからなる構成を有している。
【0028】 これにより、可動フレームを固定フレーム
に沿って移動させることにより、該ネットコンベアの端
部を伸ばしてトンネル式本体の搬入口又は搬出口から突
出させて可動フレーム固定部で可動フレームを固定する
ことができ、トンネル式本体内への物品の搬入性を向上
できるとともに、物品に応じて該ネットコンベアの機長
を調整できるという作用を有する。また、網目状の無端
ベルトを有しているため、トンネル式本体内の冷気が無
端ベルトの網目部を通過でき、トンネル式本体内の冷気
をスムーズに循環できるという作用を有する。可動フレ
ームを所定位置で固定する可動フレーム固定部を有して
いるため、可動フレームを引き出して該ネットコンベア
の機長を伸ばして使用する際に、可動フレームが無端ベ
ルトの張力により移動するのを防止でき、可動フレーム
を固定することができるという作用を有する。
【0029】 ここで、可動フレーム固定部としては、固
定フレームに貫通された固定螺子と、固定螺子を貫通し
固定螺子の端部をナットに螺合して締めつけ可動フレー
ムと当接させて可動フレームを押止する固定板と、を有
したもの等が用いられる。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) 本発明の実施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置
について、以下図面を用いて説明する。図1は実施の形
態1におけるトンネル式冷却冷凍装置の全体斜視図であ
り、図2は実施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装
置の長手方向の要部断面図であり、図3は図2のX−X
線断面図である。
【0031】 図1において、1は実施の形態1における
トンネル式冷却冷凍装置、2はトンネル式冷却冷凍装置
1のトンネル式本体、2aはトンネル式本体2の脚部、
3はトンネル式本体2の長手方向の両端の端部壁、3a
は物品搬出側の端部壁3に開口された搬出口、4は搬出
口3aを閉塞する開閉自在な閉塞体、5はトンネル式本
体2の上部の略中央に設けられた上部壁、6は上端部が
上部壁5の両側部に配設され上方に開放可能なウィング
状の上部側壁、7は端部壁3に配設され上部側壁6を上
下に開閉する油圧シリンダーからなる開閉手段、8はト
ンネル式本体2の短手方向の略中央に向けて水等を流す
傾斜壁を有した底部、8aは底部8の側部に立設された
下部側壁、9は下部側壁8aの上端面に配設されたシリ
コン製のパッキン、10はトンネル式本体2内に配設さ
れ搬入口から物品搬出側の搬出口3aへ物品を搬送する
搬出口3a側が伸縮自在なコンベア、10aはコンベア
10の網目状の無端ベルト、10bはコンベア10の一
端に配設されコンベア10の長手方向に摺動自在でかつ
搬出口3aに緩挿された可動フレームである。
【0032】 図2において、3bは物品搬入側の端部壁
3に開口された搬入口、4′は搬入口3bを閉塞する開
閉自在な閉塞体、8bはトンネル式本体2の長手方向の
中央側の底部8に形成された排水管(図示せず)等が接
続される排水部、10cはトンネル式本体2内に配設さ
れたコンベア10の固定フレーム、10dは可動フレー
ム10bの両端部に回転自在に軸支され無端ベルト10
aが張設された従動ローラ、10eは固定フレーム10
cに回転自在に軸支され無端ベルト10aが張設される
従動ローラ、11はコンベア10を駆動するコンベア用
駆動部、11aは固定フレーム10cに回転自在に軸支
された駆動ローラ、12はトンネル式本体2の両側部で
コンベア10の下方にコンベア10と略平行に配設され
たシロッコファン,プレートファン,ターボファン等の
遠心式のファンからなる送風手段、13は送風手段12
を駆動する送風駆動部、13aは送風駆動部13を収納
しトンネル式本体2の冷却空間と隔絶された送風駆動部
室、14はトンネル式本体2の上部壁5に配設された洗
浄水等が供給される洗浄水管、15は洗浄水管14に接
続され洗浄水等をトンネル式本体2内に噴出する多数の
噴出部を有したシャワー洗浄体、16は送風手段12と
底部8の間に形成された清掃空間、16aは清掃空間1
6と隔絶され送風手段12を軸支するとともに排水部8
bと連通し外部へ排水する排水室である。尚、閉塞体
4,4′としては、トンネル式冷却冷凍装置1の運転時
には、図1,図2に示すように、開状態とされてコンベ
ア10の下方に位置してコンベア10から落下するゴミ
等を受ける受け皿として使用される。
【0033】 図3において、6aは上部側壁6の下端部
に形成された密封板、6bは密封板6aの外周端部に突
設された押圧部、17はトンネル式本体2の上部壁5に
上部側壁6を回動自在に枢着した枢着部、17aはトン
ネル式本体2の内側の枢着部17に装着された断熱カバ
ー、18は断熱カバー17aの継目に配設されたシリコ
ン製のパッキン、19は送風手段12間のコンベア10
の下方に配設されトンネル式本体2内の空気を冷却する
冷却手段である。尚、上部壁5としては、図3に示すよ
うに、略中央に屈曲部を形成するのが好ましい。これに
より、上部壁5の強度を向上することができる。また、
端部壁3,閉塞体4,4′,上部壁5,上部側壁6,底
部8としては、内部に断熱材を有したものが用いられ
る。
【0034】 以上のように構成された実施の形態1にお
けるトンネル式冷却冷凍装置1の上部側壁6の開閉につ
いて、以下図面を用いて説明する。図4(a)は実施の
形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置の上部側壁の開
閉手段を示す要部平面図であり、図4(b)は上部側壁
の開閉状態を示す開閉手段の要部側面図である。
【0035】 図4(a)において、20は枢着部17に
接続された油圧シリンダーからなる開閉手段7のピスト
ンである。図4(b)において、17bは枢着部17の
端部に形成され開閉手段7のピストン20と連結されて
枢着部17を介して上部側壁6を上下に回動させるくの
字状に形成された連結腕である。
【0036】 上部側壁6を上方へ開放する場合、図4
(b)に示すように、油圧シリンダーからなる開閉手段
7を駆動して開閉手段7のピストン20を縮めて連結腕
17bを矢印a方向に移動させ、上部側壁6を上方へ開
放する。また、上部側壁6を閉じる場合、ピストン20
を伸ばして連結腕17bを矢印b方向に移動させて上部
側壁6を閉じる。ここで、油圧シリンダーからなる開閉
手段7には、上部側壁6を上方へ開放している間油圧が
供給される。これにより、油圧シリンダーからなる開閉
手段7の油圧を確実に維持し、上部側壁6の開放状態を
確実に維持できる。上部側壁6を閉じた場合、図3,図
4(b)に示すように、上部側壁6の下端部の密封板6
aに突設された押圧部6bによりシリコン製のパッキン
9が押圧されるとともに変形して密封板6aと密着し、
上部側壁6と下部側壁8a間が密封される。尚、油圧シ
リンダーの代わりに、エアシリンダーや油圧電動併用シ
リンダー,ギアとギアモータ,チェーンとチェーン駆動
モータ等のモータ駆動等を使用してもよい。
【0037】 次に、実施の形態1におけるトンネル式冷
却冷凍装置1のコンベア10の一端の伸縮について、以
下図面を用いて説明する。図5(a)は実施の形態1に
おけるコンベアの可動フレーム側の短手方向要部端面図
であり、図5(b)は実施の形態1におけるコンベアの
可動フレーム側の長手方向要部断面図である。
【0038】 図5において、10fは固定フレーム10
cに形成された係合レール、11bは固定フレーム10
cの端部に回転自在に軸支された駆動ローラ11aの駆
動軸、11cは駆動軸11bに挿着され無端ベルト10
aを駆動する駆動スプロケット、21は可動フレーム1
0bに回動自在に軸着され係合レール10fに回動自在
に係合された係合ローラ、22は可動フレーム10bを
所定位置で固定する可動フレーム固定部、22aは固定
フレーム10cに貫通された可動フレーム固定部22の
固定螺子、22bは固定螺子22aが貫通し固定螺子2
2aを螺合するナット22cを備え、固定螺子22aを
螺合させながら可動フレーム10bを所定の伸縮長さで
押止する固定板である。尚、ナット22cは、固定板2
2bと一体に形成してもよい。
【0039】 コンベア10の全長を伸ばす場合、可動フ
レーム10bを係合レール10fに沿って所定長さ引き
出した後、固定螺子22aを固定フレーム10cと固定
板22bに貫通させてナット22cに螺合して締めつ
け、固定板22bで可動フレーム10bを押止し固定す
る。また、コンベア10の全長を縮める場合、固定螺子
22aを反対に回転させてナット22cとの螺合を緩め
て可動フレーム10bから固定板22bを離し、可動フ
レーム10bの固定を解除する。尚、可動フレーム10
bの所定部に係合孔を形成し、固定板22bに突起部等
を形成し、突起部等を係合孔に係合させて固定板22b
を可動フレーム10bに当接してもよい。これにより、
固定板22bで可動フレーム10bを固定する際に固定
板22bが移動するのを防止でき固定作業性を向上でき
るとともに、可動フレーム10bをより強固に固定でき
る。
【0040】 次に、実施の形態1におけるトンネル式冷
却冷凍装置1の冷却手段19について、以下図面を用い
て説明する。図6は冷却手段の要部全体斜視図である。
図6において、23はコンベア10の下方に配設された
略直方体形状の冷却手段19の熱交換部、23aは熱交
換部23の枠体、24は枠体23a内に略平行に所定間
隔で多数配設されたステンレス製の薄板からなるフィ
ン、25は隣り合うフィン24の間にフィン24と略平
行に形成された通風路、26はフィン24に略直角に貫
通して配管されたステンレス管からなる冷媒管である。
冷却手段19において、冷媒管26内に冷媒を供給する
と、冷媒管26及びフィン24が冷却され、通風路25
を通過してフィン24に接触する空気が冷却される。
【0041】 次に、実施の形態1におけるトンネル式冷
却冷凍装置1の送風手段12について、以下図面を用い
て説明する。図7(a)は送風手段の要部全体斜視図で
あり、図7(b)は図7(a)のA−A線断面図であ
る。図7において、27は冷却手段19の両側部にコン
ベア10と略平行に配設された略円筒状の送風機カバ
ー、27aは送風機カバー27を固定するとともに送風
機カバー27の長手方向両端部を覆設した軸受板、28
は軸受板27aに軸着され送風駆動部13で駆動される
回転軸、29は中心部が回転軸28に軸着され送風機カ
バー27内に回転自在に配設された多翼ファン、29a
は多翼ファン29の羽根、30は多翼ファン29の配設
位置の上方の送風機カバー27に開口された吐出開口
部、31は吐出開口部30と略対向した多翼ファン29
の配設位置の両側下方の送風機カバー27に開口された
吸引開口部である。送風手段12において、回転軸28
の回転により多翼ファン29を回転すると、吸引開口部
31から冷却手段19により冷却されて流下した冷気若
しくは空気が吸引されて吐出開口部30から吐出され
る。
【0042】 以上のように構成された実施の形態1にお
けるトンネル式冷却冷凍装置の使用状態について、以下
図面を用いて説明する。図8は実施の形態1におけるト
ンネル式冷却冷凍装置の冷却動作を示す図2のX−X線
断面図である。図8において、矢印kはトンネル式本体
2内の冷気の流れを示す。
【0043】 トンネル式冷却冷凍装置1により加工食品
等の物品を冷却又は冷凍する場合、図8に示すように、
油圧シリンダーからなる開閉手段7(図4参照)により
上部側壁6,6を下方に回動させてトンネル式本体2の
両側部を閉塞する。次いで、冷却手段19(図6参照)
の運転が開始され、冷媒管26に冷媒が供給されて熱交
換部23のフィン24が冷却されるとともに、フィン2
4間に形成された通風路25内の空気が冷却される。ま
た、送風手段12(図7参照)の運転が開始されて、回
転軸28の回転が開始され多翼ファン29が回転し、送
風機カバー27の吸引開口部31から熱交換部23の通
風路25で冷却された冷気及びトンネル式本体2内の空
気が吸引され、吐出開口部30からコンベア10の上側
へ吐出される。送風手段12の多翼ファン29により送
風機カバー27の吐出開口部30から吐出された冷気及
び空気は、網目状の無端ベルト10aを有したコンベア
10の上方から下方へ通過して、再度冷却手段19の熱
交換部23の通風路25を通過して冷却され、送風手段
12の送風機カバー27の吸引開口部31から再度吸引
されて、図8の矢印kで示すように、トンネル式本体2
内を循環する。
【0044】 トンネル式本体2の天井が低くかつ天井中
央部が若干高く形成されているので、送風手段12から
の冷気を速やかに循環させることができる。トンネル式
本体2内の冷気や空気の循環により、トンネル式本体2
内の空気が所定温度に冷却された冷気となりトンネル式
本体2内が所定温度に冷却されると、コンベア10の運
転が開始されてトンネル式本体2の搬入口3b側から無
端ベルト10a上に加工食品等の物品が供給される。コ
ンベア10の無端ベルト10a上に供給された物品はト
ンネル式本体2内に搬送され、図8の矢印kで示すよう
に循環する冷気が物品の上面に当たり、搬出口3aへ搬
送される間に物品が冷却又は冷凍される。送風手段12
がトンネル式本体2の長さ方向に平行に配設されかつ吐
出開口部30が所定間隔をあけて開口されているので、
吐出力が強く、吐出された冷気は強制的に循環されると
ともに、搬出口3aと搬入口3bの開口面積が小さいの
で、トンネル式本体2内を一気に冷却することができ
る。
【0045】 次に、トンネル式本体2内の洗浄動作につ
いて、以下図面を用いて説明する。図9(a)は実施の
形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置の搬出口側の閉
塞体の開状態を示す要部断面図であり、図9(b)は実
施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置の搬出口側
の閉塞体の閉状態を示す要部断面図であり、図10は実
施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置の搬入口側
の閉塞体の閉状態を示す要部断面図である。
【0046】 図9において、4aは閉塞体4,4′を搬
出口3a,搬入口3bの下方の端部壁3に回動自在に装
着した蝶番等からなる回動支持部、4bは閉塞体4,
4′の外周縁部に配設され閉塞体4,4′と端部壁3を
密封するシリコン製のパッキン、32は一端部が閉塞体
4に他端部がコンベア10の一端部の可動フレーム10
bに接続されコンベア10の端部の伸縮とともに閉塞体
4を自動的に開閉するスプリング等の弾性部材である。
図10において、4′aは閉塞体4′の略中央に凸状に
形成されコンベア10の端部を覆設する覆設部である。
【0047】 トンネル式本体2内の洗浄動作を開始する
に当たって、コンベア10の搬出口3a側の端部の可動
フレーム固定部22の固定螺子22aを緩めて固定板2
2bを可動フレーム10bから離した後、トンネル式本
体2内に可動フレーム10bを押し込み収納する。コン
ベア10の搬出口3a側の可動フレーム10bの収納に
ともない、閉塞体4は弾性部材32により端部壁3側へ
引き寄せられ、図9(b)に示すように、搬出口3aが
閉塞される。また、トンネル式本体2の搬入口3b側の
閉塞体4′を、図10に示すように、上方へ回動して搬
入口3bを閉塞する。ここで、閉塞体4,4′は、シリ
コン製のパッキン4bを介して端部壁3に当接され、搬
出口3a,搬入口3bが密封される。
【0048】 次に、洗浄水管14(図2,図3参照)に
洗浄水を供給すると、シャワー洗浄体15の噴出部から
トンネル式本体2内に洗浄水が散布され、トンネル式本
体2内のコンベア10,閉塞体4,4′,送風手段1
2,冷却手段19等がCIP(定置洗浄)方式で洗浄さ
れる。トンネル式本体2内を洗浄した洗浄水等は、冷却
手段19の熱交換部23の通風路25等を洗浄しながら
トンネル式本体2の底部8にたまり、底部8の傾斜壁に
より排水部8bへ流されて排水部8bから排水管(図示
せず)等へ排出される。また、上部側壁6を上方へ開放
し、清掃空間16から清掃具等を挿入してトンネル式本
体2の底部8を清掃してもよい。
【0049】 以上のように実施の形態1におけるトンネ
ル式冷却冷凍装置は構成されているので、以下の作用を
有する。 (1)トンネル式本体の上部両側壁が、枢着部によりト
ンネル式本体の上部壁の両側部に回動自在に枢着されて
いるため、枢着部を中心に上部側壁を上下に回動するこ
とができ、上部側壁を上方へ開放することによりトンネ
ル式本体の側部を完全に開放でき、トンネル式本体内の
コンベアや送風手段,冷却手段等の保守管理が容易にで
きHACCPに対応した衛生管理が容易にできる。 (2)枢着部のトンネル式本体の内側に断熱カバーを有
し、また、断熱カバーの継目にシリコン製のパッキンを
備えているため、上部側壁を下方に回動させてトンネル
式本体の側壁を閉じた際に、断熱カバーによりパッキン
を挟持して継目からの冷気漏れを防止できるとともに、
枢着部での結露を防止できる。 (3)上部側壁の下端部に密封板と押圧部を有し、底部
の下部側壁の上部にシリコン製のパッキンを配設してい
るため、上部側壁を閉じた際に、密封板に突設された押
圧部によりシリコン製のパッキン等のシール部材を押圧
することができ、シール部材を変形させて密封板とシー
ル部材を密着させることができ、上部側壁と下部側壁間
を密封できる。 (4)上部側壁を油圧シリンダーで開閉するとともに、
上部側壁の開放時に油圧を供給しているため、油圧シリ
ンダーの油圧を確実に維持して上部側壁の開放状態を確
実に維持できるとともに、トンネル本体内の清掃や冷却
手段,送風手段のメンテナンス特性を大幅に向上でき
る。 (5)冷却手段が、複数のフィンと通風路からなる熱交
換部と、フィンを冷却する冷媒管を有しているため、冷
媒管に冷媒を供給することによりフィンを冷却すること
ができるとともに、通風路を通過する空気を冷却するこ
とができ、また、通風路を有しているため、冷却手段を
洗浄水で洗浄した際にも、洗浄水等が通風路を洗浄しな
がらトンネル式本体の底部に落下し、冷却手段の熱交換
部等に洗浄水がたまるのを防止でき、衛生性を向上でき
る。 (6)冷却手段のフィンや冷媒管等が、ステンレス製等
の耐アルカリ性金属で形成されているため、CIP(定
置洗浄)方式でトンネル式本体内をすべて洗浄すること
ができ衛生性を向上でき、HACCPに対応した衛生管
理性を向上できる。 (7)送風手段が、冷却手段の両側部に配設された送風
機カバーと、送風機カバーに開口された吐出開口部と吸
引開口部と、送風機カバー内の吐出開口部の位置に配設
された多翼ファンを有しているため、多翼ファンを駆動
することにより、冷却手段で冷却された冷気やトンネル
式本体内の空気を吸引開口部から吸引して吐出開口部か
ら吐出し、搬送手段のコンベアや冷却手段の熱交換部を
通過させながらトンネル式冷却冷凍装置内を循環させる
ことができる。また、冷気が強制循環されるので極めて
短時間に装置内を冷却することができ、冷凍も被冷凍物
の芯まで短時間で冷凍でき、装置全体を非常にコンパク
ト化できる。更に、吸引開口部がトンネル式本体の底部
に向けて開口されており、また、吐出開口部と位置をず
らして開口されているので、冷気の該トンネル式本体の
底部への滞留を防ぎ、冷却効率を高めることができる。 (8)コンベアの一端に可動フレームを有し伸縮自在に
形成されているとともに、閉塞体をスプリング等の弾性
部材でコンベアの一端の可動フレームに連結しているた
め、コンベアの一端をトンネル式本体内に収納すること
ができるとともに、コンベアの端部の伸縮とともに閉塞
体を自動的に開閉させることができる。 (9)トンネル式本体の搬入口と搬出口に閉塞体を有し
ているため、洗浄時に閉塞体により搬入口と搬出口を閉
塞することができるとともに、閉塞体と端部壁の間にシ
リコン製のパッキンを介しているため、搬入口と搬出口
を完全に密封できる。従って、洗浄液の漏洩を防止でき
安全性を向上できる。 (10)閉塞体が搬入口及び搬出口の下方に回動自在に
装着されコンベアの下方に位置しているため、搬入口及
び搬出口の開放時にコンベアからのゴミ等の落下物の受
け皿として使用できるとともに、閉塞体で搬入口及び搬
出口を閉塞してトンネル式本体内を洗浄した際に、受け
皿として使用した閉塞体を洗浄することができる。 (11)トンネル式本体の上部壁に配設された洗浄水管
と、洗浄水管に接続されたシャワー洗浄体を備えている
ため、上部側壁を閉じ、コンベアをトンネル式本体内に
収納して閉塞体で搬入口と搬出口を閉塞し、シャワー洗
浄体で洗浄水を散布するだけで、トンネル式本体内のコ
ンベア,冷却手段,送風手段等の全てをCIP方式で確
実に洗浄することができる。 (12)トンネル式本体の底部に排水部を有し、底部が
排水部に向けて水等を流す傾斜を有しているため、底部
にたまったゴミ等を排水部側へ自然に流して排出するこ
とができるとともに、冷却手段及び送風手段とトンネル
式本体の底部との間に清掃空間を有しているため、清掃
空間に清掃具等を挿入して底部を清掃することができ、
該トンネル式冷却冷凍装置の保守管理が容易にできる。
【0050】 (実施の形態2) 本発明の実施の形態2におけるトンネル式冷却冷凍装置
について、以下図面を用いて説明する。
【0051】 図11(a)は実施の形態2におけるトン
ネル式冷却冷凍装置の送風手段の要部全体斜視図であ
り、図11(b)は図11(a)のB−B線断面図であ
り、図12は実施の形態2におけるトンネル式冷却冷凍
装置の冷却動作を示すトンネル式冷却冷凍装置の短手方
向の要部断面図である。尚、実施の形態1と同様のもの
には同一の符号を付して説明を省略する。図中、1′は
実施の形態2におけるトンネル式冷却冷凍装置、27′
は冷却手段19の両側部にコンベア10と略平行に配設
された筒状の送風機カバー、30′は多翼ファン29の
配設位置の上方の送風機カバー27′に開口された吐出
開口部、31′は吐出開口部30′と略直角で多翼ファ
ン29の配設位置の側部でかつ冷却手段19側の送風機
カバー27′側部に開口された吸引開口部、33aは吐
出開口部30′と吸引開口部31′間でかつ多翼ファン
29の回転方向(図中矢印x)下流側(図中C)の送風
機カバー27′に吸引開口部31′側から吐出開口部3
0′側にかけて拡開方向に形成された傾斜部、33bは
傾斜部33aに延設され吸引開口部31′側にかけて拡
開して形成された送風機カバー27′の吸引開口部側傾
斜部、33b′は傾斜部33aに延設され吐出開口部3
0′側にかけて拡開して形成された送風機カバー27′
の吐出開口部側傾斜部、33cは吸引開口部31′側で
多翼ファン29の回転方向下流側(図中D)の送風機カ
バー27′と多翼ファン29との間を幅狭に形成した吸
引部壁、33dは吸引部壁33cから吸引開口部31′
側にかけて拡開して形成された送風機カバー27′の吸
引部傾斜壁、34は傾斜部33aに凸設された突起状の
空気漏れ抑制部である。ここで、図11中、矢印Kは多
翼ファン29の回転により吸引開口部31′から吐出開
口部30′側へ送られる空気や冷気を示し、矢印x′は
多翼ファン29の回転により吐出開口部30′側へ送ら
れる空気や冷気(矢印K)の内、多翼ファン29の回転
に伴い傾斜部33a側(図中C側)へ送られる空気や冷
気の流れを示す。また、図12中、矢印k′はトンネル
式本体2内の冷気の流れを示す。
【0052】 送風手段12において、吸引開口部31′
から吸引された空気や冷気(矢印K)は、多翼ファン2
9の回転とともに多翼ファン29の回転方向(矢印x)
側へ送られて、多翼ファン29と吸引部壁33cの間
(図中D)から吐出開口部30′側へ送られる。ここ
で、吸引開口部側傾斜部33bにより、多翼ファン29
と送風機カバー27′との間に空気の吹き溜まり部(図
中E)が形成されているので、多翼ファン29の回転に
よる空気や冷気の吸引効率を向上できる。また、吸引開
口部31′の吸引部傾斜壁33d側から吸引された空気
や冷気(矢印K)は、吸引部傾斜壁33dの傾斜及び多
翼ファン29の回転方向(矢印x)に沿って、多翼ファ
ン29と吸引部壁33cの間(図中D)から吐出開口部
30′側へ送られる。ここで、吸引部壁33cにより、
図11(b)中、Dで示す位置が幅狭に形成されている
ため、吸引開口部31′から吸引される空気や冷気の吸
引力が上がるとともに、Dで示す位置で断熱圧縮された
後、吐出開口部30′側で断熱膨張されるので空気の温
度を下げることができる。更に、多翼ファン29の回転
により吐出開口部30′側へ送られた空気や冷気の内、
多翼ファン29の回転に伴い傾斜部33a側(図中C
側)に送られた空気や冷気(矢印x′)は、傾斜部33
a及び空気漏れ抑制部34に衝突するので、図11
(b)中、Cで示す位置で乱流が発生するとともに、C
で示す位置の圧力が上がる。その結果、傾斜部33aと
多翼ファン29の間から吸引開口部31′側へ漏れる空
気や冷気の量が抑制されるとともに、矢印x′で示す空
気や冷気も吐出開口部30′側へ送られ、また、吐出開
口部30′から吐出される空気や冷気の静圧が上がる。
また、吐出開口部側傾斜部33b′が、吐出開口部3
0′側にかけて拡開して形成されているので、空気や冷
気の吐出効率を向上できる。
【0053】 以上のように構成された実施の形態2にお
けるトンネル式冷却冷凍装置1′の送風手段12では、
冷却手段19(図6参照)の熱交換部23の通風路25
で冷却された冷気及びトンネル式本体2内の空気が、多
翼ファン29の回転により冷却手段19側に開口された
吸引開口部31′から吸引され、吐出開口部30′から
コンベア10の上側へ吐出されて、図12の矢印k′で
示すように、トンネル式本体2内で循環される。尚、実
施の形態2におけるトンネル式冷却冷凍装置1′のその
他の使用状態は、実施の形態1のトンネル式冷却冷凍装
置1と同様なので、説明を省略する。
【0054】 以上のように実施の形態2におけるトンネ
ル式冷却冷凍装置は構成されているので、実施の形態1
に記載の作用に加えて、以下の作用を有する。 (1)送風手段の送風機カバーの、多翼ファン配設位置
の側部でかつ冷却手段側の側部に吸引開口部を開口して
いるので、冷却手段の通風路で冷却された冷気やトンネ
ル式本体内の空気を効率良く送風機カバー内に吸引する
ことができ、冷却効率を向上できる。 (2)多翼ファンの回転により、吸引開口部から吸引さ
れ吐出開口部側へ送られる空気や冷気の内、多翼ファン
の回転に伴い傾斜部側へ送られた空気や冷気が、傾斜部
や空気漏れ抑制部に当たるため、傾斜部や空気漏れ抑制
部と多翼ファンとの間で乱流を発生させることができ、
その結果、吸引開口部側へ漏れる空気や冷気の量を抑制
することができ、冷却効率を向上できる。 (3)傾斜部が、吸引開口部側から吐出開口部側へかけ
て拡開方向に形成されているので、多翼ファンと傾斜部
との間の空気圧を上げることができ、その結果、吐出開
口部から吐出される空気や冷気の静圧を向上させること
ができ、該トンネル式冷却冷凍装置の冷却効率を向上で
きる。 (4)送風機カバーの吸引開口部側に、多翼ファン側か
ら吸引開口部側にかけて拡開方向に傾斜して形成された
吸引開口部側傾斜部や吸引部傾斜壁を備えているので、
吸引開口部から吸引された空気や冷気を多翼ファンの回
転に沿って、多翼ファンと吸引部壁との間から吐出開口
部側へスムーズに送ることができるとともに吸引効率を
向上でき、冷却効率を向上できる。 (5)送風機カバーに、吸引開口部側で多翼ファンの回
転方向下流側の送風機カバーと多翼ファンとの間を幅狭
に形成した吸引部壁を備えているので、吸引開口部から
吸引され吸引部壁と多翼ファンとの間へ送られる空気や
冷気の吸引力を向上することができるとともに、断熱圧
縮した後に断熱膨張されるので空気の温度を下げること
ができ、該トンネル式冷却冷凍装置の冷却効率を向上で
きる。
【0055】 (実施の形態3) 本発明の実施の形態3におけるトンネル式冷却冷凍装置
について、以下図面を用いて説明する。図13は実施の
形態3におけるトンネル式冷却冷凍装置のネットコンベ
アの要部斜視図であり、図14は実施の形態3における
トンネル式冷却冷凍装置のネットコンベアを示す長手方
向の要部断面図であり、図15は実施の形態3における
トンネル式冷却冷凍装置の短手方向の要部断面図であ
る。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付
して説明を省略する。
【0056】 図13,図14において、40はトンネル
式本体2内に配設された搬送手段のネットコンベア、4
1はトンネル式本体2内に配設された固定フレーム、4
1aは固定フレーム41の内側に形成された係合レー
ル、42は固定フレーム41の両端部に配設され係合レ
ール41aに沿って長手方向に摺動自在でかつ搬出口3
a,搬入口3bに緩挿される可動フレーム、43aは可
動フレーム42の端部に回転自在に軸支された従動ロー
ラ、43bは可動フレーム42の他端部に回転自在に軸
支された従動ローラ、44は可動フレーム42に回転自
在に軸着され係合レール41aに係合された係合ロー
ラ、45は固定フレーム41の端部に軸着された駆動ロ
ーラ、45aは固定フレーム41の端部に回転自在に軸
支された駆動ローラ45の駆動軸、45bは駆動軸45
aに挿着された駆動スプロケット、46は固定フレーム
41に回転自在に軸支された従動ローラ、47は従動ロ
ーラ43a,43b,46,駆動スプロケット45bに
張設され駆動スプロケット45bで駆動される網目状の
無端ベルトである。
【0057】 図15において、27bは送風手段12の
送風機カバー27の所定部に配設され吐出開口部30か
ら吐出される冷気や空気の吐出方向を調整する風向調整
カバー,風向調整板若しくはルーバからなる風向調整
部、48は実施の形態3のトンネル式冷却冷凍装置であ
る。
【0058】 以上のように構成された実施の形態3にお
けるトンネル式冷却冷凍装置の搬送手段のネットコンベ
アについて説明する。搬送手段のネットコンベア40に
おいて、可動フレーム42を両端部側へ引くことによ
り、係合レール41aに係合された係合ローラ44が回
転し係合レール41aに沿って可動フレーム42が移動
して引き出され、ネットコンベア40の機長が伸ばされ
る。また、可動フレーム42を押すと係合レール41a
に沿って可動フレーム42が移動し、ネットコンベア4
0の機長が縮められる。尚、可動フレーム42を引き出
してネットコンベア40の機長を伸ばした際、図14に
示すように、可動フレーム42の移動に伴い従動ローラ
43b,46間の無端ベルト47の距離が短くなり、ま
た、ネットコンベア40の機長を縮めた際、可動フレー
ム42の移動に伴い従動ローラ43b,46間の無端ベ
ルト47の距離が長くなる。
【0059】 トンネル式冷却冷凍装置48の運転時に
は、図14に示すように、可動フレーム42を搬出口3
a,搬入口3bから所定長さ引き出して従動ローラ43
aをトンネル式本体2の外部へ突出させ、実施の形態1
と同様に、可動フレーム固定部22の固定板22bを可
動フレーム42に当接させて固定螺子22aをナット2
2cに螺合して固定板22bで可動フレーム42を押止
し可動フレーム42を固定した後、実施の形態1と同様
に運転される。また、トンネル式冷却冷凍装置48の運
転終了後、トンネル式本体2の洗浄時には、固定螺子2
2aとナット22cとの螺合を緩めて固定板22bを可
動フレーム42から離した後、可動フレーム42をトン
ネル式本体2側へ移動させてトンネル式本体2内に収納
し、実施の形態1と同様に洗浄が行われる。
【0060】 以上のように、実施の形態3におけるトン
ネル式冷却冷凍装置は構成されているので、実施の形態
1に記載の作用に加えて、以下の作用を有する。 (1)搬送手段のネットコンベアの両端部に伸縮自在な
可動フレームを有しているため、該トンネル式冷却冷凍
装置の使用目的に応じてネットコンベアの機長を任意に
変更できる。 (2)ネットコンベアの両端部に伸縮自在な可動フレー
ムを有しているため、トンネル式本体内の洗浄時にネッ
トコンベアを完全にトンネル式本体内に収納することが
でき、CIP方式でトンネル式本体内の洗浄とともに、
トンネルフーザ本体内でネットコンベアを洗浄すること
ができる。 (3)送風手段の送風機カバーに風向調整カバーや風向
調整板,ルーバ等からなる風向調整部を有しているた
め、吐出開口部から吐出される冷気や空気の吐出方向を
調整でき、確実にネットコンベアに冷気を当てることが
でき、該トンネル式冷却冷凍装置の冷却効率を高め、省
エネルギー化を図ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明におけるトンネル式
冷却冷凍装置によれば、以下の優れた効果を実現でき
る。請求項1に記載の発明によれば、 (1)トンネル式本体のウィング状の上部側壁を、開閉
手段により上方に開放できるため、トンネル式本体の上
部側壁の全面を開放でき、トンネル式本体内の点検や清
掃等が容易にでき保守管理性に優れHACCPに対応し
た衛生管理性に優れるとともに、トンネル式本体内に配
設される搬送手段等の設置作業性を向上できる。 (2)冷却手段が搬送手段の下方に配設されているた
め、トンネル式本体の高さを低くでき該トンネル式冷却
冷凍装置の小型化を図ることができ使用性を向上でき
る。 (3)上部側壁の開閉手段として、トンネル式冷却冷凍
装置の端部壁に配設された油圧シリンダーを用いた場
合、上部側壁の開状態時に油圧シリンダーに油圧を送り
開状態を維持することにより、上部側壁の開状態を確実
に維持でき安全性を向上できる。(4)多翼ファンの回転にともない、冷却手段により冷
却された冷気を送風機 カバーの吸引開口部から吸引し、
送風機カバーの吐出開口部から搬送手段側へ排出するこ
とができ、トンネル式本体内の冷気を搬送手段と冷却手
段を介して循環させることができ、搬送手段上の物品の
冷却効率に優れる。 (5)搬送手段上の物品を冷却した冷気を、再度冷却手
段を介して送風機カバー内に吸引してトンネル式本体内
で循環させることができ、トンネル式本体内の冷却効率
に優れる。 (6)送風機カバーの吐出開口部側に、搬送手段側へ向
けて風向調整カバーや風向調整板,ルーバ等からなる風
向調整部を配設した場合、送風機カバーの吐出開口部か
ら吐出される冷気を確実に搬送手段側へ送ることがで
き、搬送手段上の物品の冷却効率を向上できる。
【0062】 請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、 ()冷媒管内に冷媒を供給することにより冷媒管及び
熱交換部を冷却することができるとともに、熱交換部の
通風路を通過した空気を冷却でき簡単な構造でトンネル
式本体内の空気を冷却できる。 ()熱交換部が通風可能な通風路を有し、かつ、冷媒
管が所定間隔を有して配管されているため、トンネル式
本体内の空気を該冷却手段の熱交換部を介してスムーズ
に循環させることができ、トンネル式本体内の空気の冷
却効率に優れる。 ()熱交換部が通風路を有しているとともに、冷媒管
が所定間隔で配設されているため、該冷却手段を洗浄し
た際に、通風路や各冷媒管の間から洗浄水が下方へ排出
され容易に洗浄でき洗浄作業性に優れ、また、熱交換部
に洗浄水がたまるのを防止でき衛生性に優れHACCP
に対応した衛生管理性に優れる。 (10)熱交換部や冷媒管として、ステンレス製のもの
を用いた場合、CIP方式でトンネル式本体内を洗浄す
ることができ衛生性を向上でき、HACCPに対応した
衛生管理性を向上できる。
【0063】 請求項に記載の発明によれば、請求項
又は2の効果に加えて、 (11)多翼ファンの回転により、吐出開口部側へ送ら
れる空気や冷気の内、多翼ファンの回転に伴い傾斜部側
から吸引開口部側へ送られる空気や冷気が、傾斜部や空
気漏れ抑制部に当たるので、傾斜部や空気漏れ抑制部と
多翼ファンとの間で乱流を発生させることができ、多翼
ファンの回転に伴い吸引開口部側へ漏れる空気や冷気の
量を抑制することができ、吐出開口部側の空気や冷気の
吐出圧力を向上させることができる。 (12)傾斜部が、吸引開口部側から吐出開口部側へか
けて拡開方向に形成されているので、多翼ファンと傾斜
部との間の空気圧を上げることができ、吐出開口部から
吐出される空気や冷気の静圧を向上させることができ、
その結果、該トンネル式冷却冷凍装置の冷却効率を更に
向上させることができる。
【0064】 請求項に記載の発明によれば、請求項1
乃至の効果に加えて、 (13)トンネル式本体の底部にたまったゴミ等の除去
作業が容易にでき清掃作業性に優れるとともに、冷却手
段や送風手段の保守点検が容易にでき保守管理性に優れ
HACCPに対応した衛生管理性に優れる。
【0065】 請求項に記載の発明によれば、請求項1
乃至の効果に加えて、 (14)搬送手段の上方に洗浄手段を配設することによ
り、搬送手段や冷却手段等を含めてトンネル式本体内を
CIP方式で確実に洗浄でき衛生性に優れる。 (15)トンネル式本体の底部に排水部を形成した場
合、底部にたまったゴミや洗浄水等を容易に排出でき洗
浄作業性に優れる。 (16)底部に水等を流す傾斜を形成した場合、排水部
側へ自然に洗浄水等が流れ底部の洗浄水等を容易に除去
することができ洗浄作業性に優れる。 (17)搬入口及び搬出口を閉塞する閉塞体を備えた場
合、トンネル式本体内に散水して搬送手段や冷却手段,
閉塞体等を含めてトンネル式本体内の全てをCIP方式
で容易に洗浄することができ洗浄作業性に優れるととも
に衛生性に優れHACCPに対応した衛生管理性に優れ
る。 (18)一端が搬入口及び搬出口の下方に回動自在に装
着された閉塞体を備えた場合、搬入口及び搬出口の開放
時には搬送手段の下方に閉塞体が位置するため、搬送手
段上から落下するゴミ等の受皿として使用できる。 (19)該トンネル式冷却冷凍装置の運転終了後に、搬
入口及び搬出口を閉塞体で閉塞して洗浄手段でトンネル
式本体内をCIP方式で容易に洗浄することができ、H
ACCPに対応した衛生管理性に優れる。
【0066】 請求項に記載の発明によれば、請求項1
乃至の効果に加えて、 (20)該トンネル式冷却冷凍装置の運転時には搬送手
段の端部を伸ばしてトンネル式本体の搬入口及び/又は
搬出口から突出させて使用することができ、該トンネル
式冷却冷凍装置の用途に応じて搬送手段を調整でき使用
性や利便性に優れる。 (21)トンネル式本体内の洗浄時には搬送手段をトン
ネル式本体内に収納してトンネル式本体内で洗浄するこ
とができCIP方式で容易に洗浄でき洗浄作業性に優れ
るとともに、HACCPに対応した衛生管理性に優れ
る。 (22)搬入口及び/又は搬出口側の従動ローラの径が
小さく形成されているので、被搬送物を搬入搬出する際
のエッジが小さく被搬送物の他のベルトコンベア等への
乗り移りをスムーズに行うことができる。
【0067】 請求項に記載の発明によれば、請求項1
乃至の効果に加えて、 (23)可動フレームを移動させることにより、該ネッ
トコンベアの端部を伸ばしてトンネル式本体の搬入口又
は搬出口から突出させることができ、トンネル式本体内
への物品の搬入性を向上できるとともに、該トンネル式
冷却冷凍装置の用途に応じて該ネットコンベアの機長を
変更することができ使用性や利便性に優れる。 (24)可動フレームを所定位置で固定する可動フレー
ム固定部を有しているため、可動フレームを引き出して
該ネットコンベアの機長を伸ばして使用する際に、可動
フレームが無端ベルトの張力により移動するのを防止で
き可動フレームを確実に固定することができる。 (25)網目状の無端ベルトを有しているため、トンネ
ル式本体内の冷気が無端ベルトの網目部を通過でき、ト
ンネル式本体内の冷気をスムーズに循環できるととも
に、無端ベルト上の物品の上面や下面から冷気を当てて
物品を冷却することができ冷却効率に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置
の全体斜視図
【図2】実施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置
の長手方向の要部断面図
【図3】図2のX−X線断面図
【図4】(a)実施の形態1におけるトンネル式冷却冷
凍装置の上部側壁の開閉手段を示す要部平面図 (b)上部側壁の開閉状態を示す開閉手段の要部側面図
【図5】(a)実施の形態1におけるコンベアの可動フ
レーム側の短手方向要部端面図 (b)実施の形態1におけるコンベアの可動フレーム側
の長手方向要部断面図
【図6】冷却手段の要部全体斜視図
【図7】(a)送風手段の要部全体斜視図 (b)図7(a)のA−A線断面図
【図8】実施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置
の冷却動作を示す図2のX−X線断面図
【図9】(a)実施の形態1におけるトンネル式冷却冷
凍装置の搬出口側の閉塞体の開状態を示す要部断面図 (b)実施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装置の
搬出口側の閉塞体の閉状態を示す要部断面図
【図10】実施の形態1におけるトンネル式冷却冷凍装
置の搬入口側の閉塞体の閉状態を示す要部断面図
【図11】(a)実施の形態2におけるトンネル式冷却
冷凍装置の送風手段の要部全体斜視図 (b)図11(a)のB−B線断面図
【図12】実施の形態2におけるトンネル式冷却冷凍装
置の冷却動作を示すトンネル式冷却冷凍装置の短手方向
の要部断面図
【図13】実施の形態3におけるトンネル式冷却冷凍装
置のネットコンベアの要部斜視図
【図14】実施の形態3におけるトンネル式冷却冷凍装
置のネットコンベアを示す長手方向の要部断面図
【図15】実施の形態3におけるトンネル式冷却冷凍装
置の短手方向の要部断面図
【符号の説明】
1,1′,48 トンネル式冷却冷凍装置 2 トンネル式本体 2a 脚部 3 端部壁 3a 搬出口 3b 搬入口 4,4′ 閉塞体 4a 回動支持部 4′a 覆設部 4b,9,18 パッキン 5 上部壁 6 上部側壁 6a 密封板 6b 押圧部 7 開閉手段 8 底部 8a 下部側壁 8b 排水部 10 コンベア 10a,47 無端ベルト 10b,42 可動フレーム 10c,41 固定フレーム 10d,10e,43a,43b,46 従動ローラ 10f,41a 係合レール 11 コンベア用駆動部 11a,45 駆動ローラ 11b,45a 駆動軸 11c,45b 駆動スプロケット 12 送風手段 13 送風駆動部 13a 送風駆動部室 14 洗浄水管 15 シャワー洗浄体 16 清掃空間 16a 排水室 17 枢着部 17a 断熱カバー 17b 連結腕 19 冷却手段 20 ピストン 21,44 係合ローラ 22 可動フレーム固定部 22a 固定螺子 22b 固定板 22c ナット 23 熱交換部 23a 枠体 24 フィン 25 通風路 26 冷媒管 27,27′ 送風機カバー 27a 軸受板 27b 風向調整部 28 回転軸 29 多翼ファン 29a 羽根 30,30′ 吐出開口部 31,31′ 吸引開口部 32 弾性部材 33a 傾斜部 33b 吸引開口部側傾斜部 33b′ 吐出開口部側傾斜部 33c 吸引部壁 33d 吸引部傾斜壁 34 空気漏れ抑制部 40 ネットコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大内田 芳照 福岡県福岡市南区清水三丁目13番3号 青井冷凍工業株式会社内 審査官 長崎 洋一 (56)参考文献 特開 平10−185396(JP,A) 特開 平10−160319(JP,A) 特開 昭61−285360(JP,A) 特開 平10−132439(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 13/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル式本体と、前記トンネル式本体
    の長手方向の両端の端部壁に開口された搬入口及び搬出
    口と、前記トンネル式本体の上部の略中央に設けられた
    上部壁と、上端部が前記上部壁の両側部に配設され上方
    に開放可能なウィング状の上部側壁と、前記端部壁に配
    設され前記上部側壁を上下に開閉する開閉手段と、前記
    トンネル式本体内に配設され前記搬入口側から前記搬出
    口側へ物品を搬送するコンベア等の搬送手段と、前記搬
    送手段の下方に配設された冷却手段と、前記トンネル式
    本体内に配設された送風手段と、前記冷却手段の少なく
    とも一側部に前記搬送手段と略平行に配設された筒状の
    送風機カバーと、前記送風機カバー内に配設され前記送
    風機カバーの両端に回転自在に軸着された多翼ファン
    と、前記多翼ファン配設位置の上方の前記送風機カバー
    に開口された吐出開口部と、前記多翼ファン配設位置の
    下方又は側部の前記送風機カバーに開口された吸引開口
    部と、を備えていることを特徴とするトンネル式冷却冷
    凍装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却手段が、通風可能な通風路を有
    した熱交換部と、通風可能な所定間隔を有して配管され
    前記熱交換部を冷却する冷媒管と、を備えていることを
    特徴とする請求項1に記載のトンネル式冷却冷凍装置。
  3. 【請求項3】 前記吐出開口部と前記吸引開口部間でか
    つ前記多翼ファン回転方向下流側に、前記吸引開口部側
    から前記吐出開口部側へかけて拡開方向に形成された傾
    斜部、及び/又は、前記傾斜部又は前記吐出開口部と前
    記吸引開口部間でかつ前記多翼ファン回転方向下流側の
    内側壁に凸設された空気漏れ抑制部、を備えていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のトンネル式冷却冷
    凍装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却手段及び前記送風手段と前記ト
    ンネル式本体の底部との間に形成された清掃空間を備え
    ていることを特徴とする請求項1乃至の内いずれか1
    項に記載のトンネル式冷却冷凍装置。
  5. 【請求項5】 (a)前記搬送手段の上方に配設された
    洗浄手段と、前記トンネル式本体の前記底部に形成され
    た排水部と、前記排水部に向けて洗浄水等を流す傾斜を
    有した前記トンネル式本体の前記底部と、を備え、及び
    /又は、 (b)前記トンネル式本体の前記搬入口及び前記搬出口
    に配設された前記搬入口及び前記搬出口を開閉自在に閉
    塞する閉塞体と、 を備えていることを特徴とする請求項1乃至の内いず
    れか1項に記載のトンネル式冷却冷凍装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段の少なくとも一端が伸縮自
    在で、かつ前記搬送手段が前記トンネル式本体内に収納
    可能に形成され、及び/又は前記搬送手段の前記搬入口
    及び/又は前記搬出口のエッジが小さく形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至の内いずれか1項に記
    載のトンネル式冷却冷凍装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段が、前記トンネル式本体内
    に配設された固定フレームと、前記固定フレームに沿っ
    て長手方向に摺動自在でかつ前記搬入口及び/又は前記
    搬出口に緩挿される可動フレームと、少なくとも前記可
    動フレームの略両端に段違いに軸着された従動ローラ
    と、前記固定フレームの所定部に軸着された従動ローラ
    と、前記固定フレームに軸着された駆動ローラと、前記
    駆動ローラ及び前記従動ローラに張設された網目状の無
    端ベルトと、前記固定フレームに配設され前記可動フレ
    ームを所定位置で固定する可動フレーム固定部と、を有
    したネットコンベアからなることを特徴とする請求項1
    乃至の内いずれか1項に記載のトンネル式冷却冷凍装
    置。
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