JP6777410B2 - 食品熟成用装置 - Google Patents

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本発明は、食品を熟成させる食品熟成装置に関する。
食品を熟成させることで、その旨味成分が増加する等、食品が美味しくなるという効果があり、近年、熟成された食品の需要が高まっている。食品の熟成には、ある程度の熟成期間が必要であり、この熟成期間、食品を最適な温度及び湿度の環境下で保存する必要がある。
これに伴い、食品の熟成用の冷蔵庫の開発が進められている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されるように、一般的な熟成用の冷蔵庫は、単に、収納室内にラックが配置され、そのラック上に各食品が配置される構成である。このように所定の熟成期間、同じ場所に食品を配置する方法の場合、冷蔵庫内に配置する複数の食品の熟成状態を均一にするために各配置場所の条件が同一になるように空調装置等で環境を調整することが好ましい。また、各配置場所の条件を同一にするのが困難であるときには、各食品がその場所に配置される期間を管理し、定期的に配置場所を交換することが好ましい。さらに、各食品を各場所に配置後、その時間経過をそれぞれ管理する必要がある。
特開2007−006820号公報
上述したように、従来の食品の熟成用の冷蔵庫では、複数の熟成状態を均一にするため、冷蔵庫内の温度や湿度を均一に調整したり、食品の配置場所を交換して各食品の環境が均一になるように調整する必要があった。また、熟成用の冷蔵庫内に保存する際、各食品の保存期間を管理する必要があった。すなわち、従来、熟成のために複雑な調整や管理が必要であった。
このように、容易に複数の食品を均一に熟成させることは困難であった。
上記課題に鑑み、本発明は、移動手段を利用して食品をスライド移動することにより、容易に複数の食品を均一な条件で熟成させる食品熟成装置を提供する。
本発明に係る食品熟成装置は、密閉可能であって、食品を収納可能な冷蔵室と、前記冷蔵室内に食品を搬入する搬入口と、前記冷蔵室内から食品を搬出する搬出口と、食品を載置可能であって、前記冷蔵室内において、搬入された食品を、前記搬入口から前記搬出口まで、前記食品を熟成させる所定期間をかけてスライド移動可能な移動手段と、前記冷蔵室内に冷気を供給する空調装置とを備える。
前記移動手段は、前記冷蔵室の床面に配置され、搬入された食品を搬出口の方向にスライドさせるローラー部材である。
前記冷蔵室は、前記移動手段に載置される食品の配置方法を変更させるために開閉可能な第1開閉部を有する。
前記食品を熟成させる所定期間をXとし、前記移動手段は、パレットに載置される食品を、所定の単位時間Y毎にスライド移動させるものであって、前記搬入口から前記搬出口までの長さL1は、前記パレットの長さL2にX/Yを乗算した長さL2・X/Yに応じて求められる。
前記空調装置は、前記冷蔵室内の湿度が所定値より低い場合、冷蔵室内を加湿する加湿器と、前記冷蔵室内の湿度が所定値より高い場合、冷蔵室内を除湿する除湿器とを有する。
前記冷蔵室は、前記冷蔵室内部を目視により確認するための第2開閉部を有する。
前記冷蔵室は、複数のパネルの配列により床面部、底面部及び天井部が形成され、パネルの増減により、サイズの変更が自在である。
本発明によれば、容易に複数の食品を均一な条件で熟成させることができる。
本発明の実施形態に係る食品熟成装置の側面図である。 図1の食品成熟装置の一部拡図である。 図1の食品熟成装置の構造を説明する上面図である。 図1の食品熟成装置の断面図である。 図1の食品熟成装置のローラーコンベアの構造を説明する上面図である。
本発明にかかる食品熟成装置は、肉類、魚類、青果物等の食品を熟成する装置である。熟成とは、肉類、魚類を酵素の作用によって、旨味を出すことの他、青果物の追熟や、発酵食品の発酵後の味をならすことも広く含む。以下、図面を用いて本発明の一実施形態に係る食品熟成装置について説明する。
図1の側面図及び図2の拡大図に示すように、食品成熟装置1は、密閉可能であって、食品Fを収納可能な冷蔵室10と、冷蔵室10内に食品Fを搬入する搬入口11Aと、冷蔵室10内から食品Fを搬出する搬出口11Bと、食品Fを載置可能であって、冷蔵室10内において、搬入された食品Fを、搬入口11Aから搬出口11Bまで、食品Fを熟成させる所定期間をかけてスライド移動可能な移動手段であるローラーコンベア13と、冷蔵室10内に冷気を供給する空調装置15とを備える。
〈冷蔵室〉
冷蔵室10は、熟成させる食品F(例えば、ベーコン)を収納するものであり、この冷蔵室10内は、熟成に適した環境に調整される。食品Fは、この冷蔵室10内を搬入口11Aから搬出口11Bの方向に移動しながら熟成される。
図1は、14日間かけて熟成させる食品Fを対象とした食品熟成装置1の一例である。図1に示す例では、食品Fは、1日毎にその位置が搬入口11Aから搬出口11Bの方向に移動される。具体的には、食品Fは、1日目には、図1中の1日目のエリアに存在するが、2日目には、図1中の左方向の2日目のエリアにスライド移動される。また、食品Fは、14日目のエリアに達するまで、1日毎に左方向にスライド移動される。これにより、食品Fは、14日間冷蔵室10内に存在し、熟成される。
ここで、食品熟成装置1のサイズは限定されず、熟成する食品の大きさや量に応じて決定することができる。図1に示す例では、食品Fは、冷蔵室10内を搬入口11Aから搬出口11Bの方向に直線移動される。したがって、図1に示す冷蔵室10は、長い直方体形状に形成される一例である。
《搬入口、搬出口》
冷蔵室10は、熟成させる食品Fを搬入するための搬入口11Aと、熟成された食品Fを搬出するための搬出口11Bとを有する。搬入口11A及び搬出口11Bは、扉やカーテン等の遮蔽手段111を備え、冷蔵室10内の冷気が逃げず、冷蔵室10内が熟成に適した温度及び湿度に保たれるように遮蔽する。
《パネル》
図3は、冷蔵室10の上面図であり、図4は、冷蔵室10におけるパレット20の進行方向と垂直な方向の断面図である。例えば、図2、図3及び図4に示すように、冷蔵室10の底面部、側面部及び天井部は、複数のパネル12の配列によって形成されてもよい。このように、複数のパネル12を配列して冷蔵室10を形成することで、搬入口11Aから搬出口11Bまでの距離を自在に調節することができる。このパネル12の組み立て方法は限定しないが、例えば、複数のパネル12をビス止めして冷蔵室10を形成することができる。
図1は、食品の熟成期間が14日であり、14日分のエリアを有する例であるが、仮に、熟成期間が10日でよい場合、11日〜14日分のエリアのパネルを除去することで、熟成期間が10日の食品に対応した冷蔵室10を容易に形成することができる。また仮に、熟成期間が20日の場合、15日〜20日分のエリアのパネル12を追加することで、熟成期間が20日分の食品に対応した冷蔵室10を容易に形成することができる。さらに、各エリアに配置する食品Fの量に応じ、パネル12を増減して各エリアの容積も調整することができる。
パネル12の材質は限定されないが、熱伝導率が低いものであることが望ましい。言い換えれば、冷蔵室10内の冷気が冷蔵室10の外に伝熱されず、また、外気の暖熱が冷蔵室10の中に伝熱されないことが好ましい。
《ローラーコンベア》
図5(a)は、移動手段の一例を示す。冷蔵室10は、移動手段として、例えば、複数の円柱形状のローラーが平行に配列されるローラーコンベア13を有する。食品熟成装置1では、食品Fをこのローラーコンベア13上に載置し、搬入口11Aから搬出口11Bまで、移動させることができる。移動手段としてローラーコンベア13を利用する場合、搬入口11Aからローラーコンベア13上に新たに熟成させる食品Fを追加して搬入することで、すでにローラーコンベア13上に配列される食品Fがスライドして搬出口11Bの方向に移動される。これにより、冷蔵室10内での食品Fの移動が容易となる。また、食品Fの位置に応じ、食品Fの熟成の期間を容易に把握することができる。
図5(a)に示す例では、複数のローラーコンベア13が、3列に配列される一例であるが、これに限定されず、搬入口11Aから搬出口11Bまで食品Fをスライド移動させることができれば、ローラーコンベア13は、例えば1列であってもよい。
《パレット》
食品Fは、ローラーコンベア13上に直接載置するのではなく、図5(b)に示すように、パレット20に載置してこのパレット20をローラーコンベア13に載置してもよい。
例えば、1枚のパレット20を1日分のエリアの床面積と合わせ、1日分毎に、食品Fを載置したパレット20を搬入口11Aから搬入することで、各パレット20に載置される食品Fが、1日毎に搬出口11Bの方向にスライド移動され、パレット20毎に食品Fを管理することができる。これにより、食品熟成装置10内での食品Fの管理が容易になる。
具体的には、パレット20が搬入口11Aから搬入されると、このパレット20は、1日目のエリアに配置される。2日目に別の新たなパレット20が搬入口11Aから搬入されると、1日目のエリアに存在したパレット20は、搬入された新たなパレット20により押されて2日目のエリアにスライド移動する。さらに、3日目に新たなパレット20が搬入されると、2日目のエリアに存在したパレット20及び1日目のエリアに存在したパレット20は、新たなパレット20により押されてそれぞれ3日目及び2日目のエリアにスライド移動する。
ここで、図2、図3及び図4に示すように、冷蔵室10をパネル12で容易に構成することが可能であるとき、図1に示すように、搬入口11Aから搬出口11Bまでの距離L1は、パレット20の長さL2と必要なパレット20の枚数に応じて決めることができる。食品Fの熟成期間をXとし、パレット20の長さL2が定まっており、所定の単位時間Y毎にパレット20をスライド移動するとする。このとき、搬入口11Aから搬出口11Bまでの距離L1は、パレット20の長さL2にX/Yを乗算した長さL1・X/Yに応じて定めることができる。
図1に示すように、食品Fの熟成期間が14日であり、パレット20の長さが2mであり、1日毎に1枚のパレット20をスライド移動するとする。この場合、使用するパレット20の枚数は14枚であり、食品Fの移動に利用する所定の単位時間が1日である。このとき、搬入口11Aから搬出口11Bの長さは、2m×14(28m)と、余裕分として搬入口11A付近と搬出口11B付近にそれぞれ1m程度を追加し、30m程度とすることが好ましい。この余裕分を設けることで、搬入口11Aと搬出口11Bの近くエリア、すなわち、1日目のエリアと14日目のエリアの温度が高くなり、食品Fの熟成の精度の低下を防止する。
なお、冷蔵室10を複数のパネル12で構成するものでなく、搬入口11Aから搬出口11Bの長さを変更することが困難である場合、搬入口11Aから搬出口11Bまでの距離を変更するのではなく、搬入口11Aから搬出口11Bまでの距離に応じてパレット20の長さを決定してもよい。
《開閉部》
冷蔵室10は、側面に開閉自在な第1開閉部14を備える。この第1開閉部14は、食品Fを熟成させる際には、通常閉じられているが、食品Fの配置方法を変更するタイミングで、開かれる。具体的には、熟成の工程において個々の食品Fの熟成状態を均一にするために上下を反転させる等の配置方法を変更させる必要がある食品Fの場合、この第1開閉部14を開き、食品Fの上下を変更させる。食品Fがパレット20に載置される場合、パレット20を第1開閉部14から取り出すことで、食品Fの配置方法の変更を容易にすることができる。
食品Fの配置方法の変更には、様々なパターンが考えられる。例えば、一の食品Fの上と下が逆になるように反転(回転)させるパターン、一の食品Fの左右又は前後が逆になるように反転(回転)させるパターン、複数段に重ねられた複数の食品Fの上段と下段を入れ替えるパターン、横に配列される複数の食品の左右又は前後の位置を交換するパターン等が考えられる。
食品Fの熟成の工程において、上下反転等の配置方法の変更タイミングは、食品Fの種類に応じて好ましいタイミングが異なる。したがって、第1開閉部14は、そのタイミングに応じて冷蔵室10に設けられることが好ましい。図1に示す例は、4日目と7日目に食品Fの配置方法を変更するものであり、4日目のエリアと7日目のエリアに第1開閉部14が設けられる。
このとき、長時間、第1開閉部14を開けた状態にすることは食品Fの品質保持のためには好ましくない。したがって、例えば、食品Fの上下の変更に時間がかかる場合、パレット20をローラーコンベア13上に載せた状態で上下を変更させるのではなく、食品Fが載置されるパレット20を第1開閉部14から冷蔵室10の外に取り出し、一度、開閉扉を閉じてからパレット20上の食品Fの上下を反転し、上下の反転が終了した後、開閉扉を開けて冷蔵室10内にパレット20を戻すことが好ましい。
第1開閉部14の構成は限定されず、スライド式に開閉するものであっても、上下又は左右方向に外開きして開閉するものであっても、扉を枠部から取り外すものであってもよいが、食品Fの配置方法の変更に妨げのない状態で開閉可能とすることが好ましい。
また、冷蔵室10は、例えば、図3に示すように、上面に開閉自在な第2開閉部16を備える。この第2開閉部16は、食品Fを熟成させる際には、通常閉じられているが、冷蔵室10内部の様子を目視で確認するタイミングで、開かれる。この第2開閉部16は、1か所だけでなく、複数個所に設けられることが好ましい。また、第2開閉部16の開き方も第1開閉部14と同様に限定されず、スライド式であっても、上下方向に開閉するものであっても、開閉扉を取り外すものであってもよい。なお、図3に示す例では、第2開閉部16は、上面に設けられるが、冷蔵室10内部の状態を点検することができれば、その方法は、限定されない。
《支持部》
冷蔵室10は、図4に示すように、支持部17上に設置されることで、この食品熟成装置1の床面の熱の影響を受けることを防止することができる。図4に示す例では、パネル12の両端部に支持部17が配置される一例であるが、冷蔵室10を支持することができれば、支持部17の位置は限定されない。
〈空調装置〉
食品熟成装置1は、冷蔵室10内を熟成に適した温度及び湿度に調整するための空調装置15を有する。図1に示す例では、冷蔵室10の上部に3台の空調装置15を備える。この空調装置15は、例えば、冷蔵室10内に冷気を供給する冷却装置と、冷蔵室10内を加湿する加湿器と、冷蔵室10内を除湿する除湿器と、加湿器及び除湿器を制御する制御装置とを備える。
冷却装置は、冷蔵室10内を冷却することができればその構成は限定されず、例えば、凝縮器、膨張弁、蒸発器、圧縮器等を備える一般的な冷却装置である。
また、例えば、冷蔵室10内には、冷蔵室10内の温度を計測する温度センサ(図示せず)を備える。冷却装置は、その温度センサで計測される冷蔵室10内の温度に応じて、冷蔵室10内を熟成に適した所定温度(例えば、4℃)に調整する。
加湿器は、冷蔵室10内に水蒸気を発生することができればその構成は限定されないが、加湿により冷蔵室10内の温度が上昇することは好ましくないため、熱が発生しない方式で加湿するものが望ましい。また、冷蔵室10内で保存されるのは食品Fであるため、衛生的な方式で加湿するものが望ましい。
除湿器も、冷蔵室10内の水分を吸湿することができるものであればその構成は限定されないが、除湿により冷蔵室10内の温度が上昇することが好ましくないため、熱が発生しない方式で除湿するものが望ましく、また、衛生的な方式で除湿するものが望ましい。
また、冷蔵室10内には冷蔵室10内の湿度を計測する湿度センサ(図示せず)を備える。制御装置は、その湿度センサで計測される冷蔵室10内の湿度に応じて、冷蔵室10内を熟成に適した所定湿度(例えば、60〜80%)に調整する。
なお、図1は、3台の空調装置15を備える食品熟成装置1の例を示すが、食品熟成装置1の一例は限定されず、冷蔵室10のサイズと空調装置15の性能に応じて決定し、複数の空調装置15を最適な間隔を設けて配置することができる。
上述したように、食品熟成装置1によれば、パレット20に配置する食品Fを冷蔵室10内で単位時間毎にスライドさせるだけで、容易に複数の食品Fを均一の条件で熟成させることができる。
1 食品熟成装置
10 冷蔵室
11A 搬入口
11B 搬出口
111 遮蔽手段
12 パネル
13 ローラーコンベア
14 第1開閉部
15 空調装置
16 第2開閉部
17 支持部
20 パレット
F 食品

Claims (5)

  1. 密閉可能であって、食品を収納可能な冷蔵室と、
    前記冷蔵室内に食品を搬入する搬入口と、
    前記冷蔵室内から食品を搬出する搬出口と、
    食品を載置可能であって、前記冷蔵室内に搬入された食品を、前記搬入口から前記搬出口まで、前記食品を熟成させる所定期間をかけてスライド移動可能な移動手段と、
    前記冷蔵室内に冷気を供給する空調装置と、
    を備え、
    前記食品を熟成させる所定期間をXとし、前記移動手段が、パレットに載置された前記食品を所定の単位時間Y毎にスライド移動させるものであるとき、前記搬入口から前記搬出口までの長さL1が、前記パレットの長さL2に、X/Yを乗算した長さL2・X/Yとして設定され、前記冷蔵室が、前記長さL1を有するサイズとされ、
    前記冷蔵室は、複数のパネルの配列により側面部、底面部及び天井部が形成され、前記パネルの増減により、前記冷蔵室内に搬入される食品毎にサイズの変更が自在であり、
    前記冷蔵室は、当該冷蔵室の前記側面部において、前記搬入された食品の種類に応じて設定された位置に、前記所定期間中に、前記搬入された食品を前記冷蔵室から出し入れ可能なサイズの開閉可能な第1開閉部を有する食品熟成装置。
  2. 密閉可能であって、食品を収納可能な冷蔵室と、
    前記冷蔵室内に食品を搬入する搬入口と、
    前記冷蔵室内から食品を搬出する搬出口と、
    食品を載置可能であって、前記冷蔵室内に搬入された食品を、前記搬入口から前記搬出口まで、前記食品を熟成させる所定期間をかけてスライド移動可能な移動手段と、
    前記冷蔵室内に冷気を供給する空調装置と、
    を備え、
    前記食品を熟成させる所定期間をXとし、前記移動手段が、パレットに載置された前記食品を所定の単位時間Y毎にスライド移動させるものであるとき、前記搬入口から前記搬出口までの長さL1が、前記パレットの長さL2に、X/Yを乗算した長さL2・X/Yとして設定され、前記冷蔵室が、前記長さL1を有するサイズとされ、
    前記冷蔵室は、複数のパネルの配列により側面部、底面部及び天井部が形成され、前記パネルの増減により、前記冷蔵室内に搬入される食品毎にサイズの変更が自在であり、
    前記冷蔵室は、当該冷蔵室の前記側面部において、前記搬入された食品の種類に応じて設定された位置に、前記所定期間中に、前記パレットを前記冷蔵室から出し入れ可能なサイズの開閉可能な第1開閉部を有する食品熟成装置。
  3. 前記移動手段は、前記冷蔵室の床面に配置され、前記搬入された食品を前記搬出口の方向にスライドさせるローラー部材である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の食品熟成装置。
  4. 前記空調装置は、前記冷蔵室内の湿度が所定値より低い場合、前記冷蔵室内を加湿する加湿器と、前記冷蔵室内の湿度が所定値より高い場合、前記冷蔵室内を除湿する除湿器とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の食品熟成装置。
  5. 前記冷蔵室は、前記冷蔵室の上面に、開閉可能な第2開閉部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の食品熟成装置。
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