JPH0677502B2 - 生鮮食料品の貯蔵方法および装置 - Google Patents

生鮮食料品の貯蔵方法および装置

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JPH0677502B2
JPH0677502B2 JP24740186A JP24740186A JPH0677502B2 JP H0677502 B2 JPH0677502 B2 JP H0677502B2 JP 24740186 A JP24740186 A JP 24740186A JP 24740186 A JP24740186 A JP 24740186A JP H0677502 B2 JPH0677502 B2 JP H0677502B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生鮮食料品の貯蔵に関し、特に蒸散作用の激し
い農産物の低温高湿度貯蔵方法および装置に関するもの
である。
蒸散作用の激しい農産物とは、例えば、低温にしても蒸
散作用が激しく起こるものとしては、サクランボ、ブド
ウ(米国産)、イチゴ、アスパラガス、ホウレンソウ、
ナスキュウリ、マッシュルーム、タケノコ、クリ、等が
あり、また、カビが繁殖しやすいものとして、クリ、サ
ツマイモ、モモ、等があり、換気の必要なものとしてス
ダチ、カボス、等がある。
〔従来の技術〕
一般的に、貯蔵中の生鮮食料品、特に農産物にとっては
カビあるいは腐敗が大きな問題となる。そのために、こ
れらの食料品を貯蔵するには、低温で貯蔵するのが一般
的である。さらに蒸散の激しい食料品にとっては低温度
でかつ高湿度の雰囲気中で貯蔵することも一般に知られ
ている。
例えば、本発明者等によって、温州みかんの貯蔵法に関
する報告がなされている。「農産食品の貯蔵法に関する
研究」、農業機械学会誌、第30巻第4号(P252〜256,26
3)、第34巻第1号(P71〜79)、第37巻第1号(P66〜6
9)参照。
蒸散の激しい産物は、冷蔵貯蔵庫中でも蒸散を続け、産
物の重量が減少する、いわいる目減り現象をおこす。そ
のために冷蔵貯蔵庫内の環境を高湿度にすることによっ
て蒸散を抑制し、目減りを押えることが行なわれてい
る。しかしながら、蒸散の激しい産物にとっては単に冷
蔵貯蔵庫内の環境を高湿度とするだけでは貯蔵産物の表
面に結露状態を作り出し、かえってカビの発生を助長す
ることになり、カビ果撤去率も考慮すると貯蔵期間およ
び貯蔵効率には一定の限界があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって、本発明は腐敗および蒸散が問題とされる食
料品の貯蔵において、低温高湿度の貯蔵であるにも拘ら
ず、貯蔵産物の表面に結露状態を作り出さないように
し、それによってカビの発生を極力低下させ、長期間の
間貯蔵したとしても目減りも少なくカビ果撤去率も少な
い貯蔵方法を得ようとするものである。
例えば、第16図に従来一般的に行なわれている低温高湿
度冷蔵倉庫の概略見取り図を示す。
この低温高湿度冷蔵倉庫は点線で示された冷蔵貯蔵室10
0内にユニットクーラー110と、超音波加湿装置120とを
設け、該冷蔵貯蔵室の側壁には換気扇130(換気扇を設
けていない場合もあり、また設けていても特殊の換気扇
を設けているものではない)と、出入りの為のドア140
が設けられている。
貯蔵産物は貯蔵棚150、150内に適当に積み重ねられて貯
蔵されている。
このような低温高湿度冷蔵倉庫においては、冷蔵貯蔵す
る前工程として、「予冷」が一般的に行なわれている。
予冷とは貯蔵産物の低温貯蔵に先だって、比較的短時間
に目的の温度にまで貯蔵産物を冷却し鮮度の保持を効果
的にするものである。この予冷には、普通予冷、冷水予
冷、真空予冷、差圧予冷等が行なわれているが、ここで
詳細に説明することは省略する。
このような低温高湿度冷蔵倉庫では、低温高湿度に維持
された貯蔵庫内を換気する場合には、外気の導入による
熱負荷の増大と内部空気状態の急激な変化とが予想され
る。このような従来の冷蔵倉庫において、実際に貯蔵産
物(本発明者の実験装置に於いては入荷後、燻蒸された
クリ果実を予冷した後に実験に用いた)を貯蔵した場合
の具体的な実験結果を第18図にグラフで示す。
この具体例では冷蔵庫内の温度は0℃、湿度は80〜90%
に設定して貯蔵した例である。この詳細については後に
おいても説明する。
該グラフの表示については、クリ果実表面温度が−△−
△−で、庫内空気温度が−○−○−で、露点温度が−●
−●−で示されており、左側の温度(℃)軸で数値が与
えられている。
また、湿度については、計算値が−○−○−で、湿度実
測値が−●−●−、絶対湿度が−△−△−で示されてお
り、右側の相対湿度軸、絶対湿度軸で数値が与えられて
いる。
これに依って明かなように、クリ果実表面温度(−△−
△−)、庫内空気温度(−○−○−)および露点温度
(−●−●−)が庫内空気の換気に伴い波を打って変化
しており、特に、クリ果実表面温度(−△−△−)と露
点温度(−●−●−)との関係が逆転する時間があり、
その時間内ではクリ果実表面温度よりも露点温度が高く
なり、それによってクリ果実表面に結露する可能性が高
くなっていることが理解できる。
一旦、クリ果実表面に結露が生じると、庫内の湿度が高
いために蒸発しにくく、それがカビの発生を助長するこ
とになる。
したがって、本発明では従来のこうした欠点を解決し、
低温高湿度の貯蔵であるにも拘らず、貯蔵産物の表面温
度、庫内空気温度および露点温度を、庫内空気の換気に
よっても従来例のごとく波を打って変化せずフラットな
状態を維持し、貯蔵産物の表面に結露状態を作り出さな
いようにした生鮮食料品の貯蔵方法および装置を提供す
ることを主たる目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
従来、低温高湿度環境での産物の貯蔵においては、高湿
度そのものが貯蔵産物のガビの発生あるいは腐敗発生の
原因であるかのごとき考え方も見受けられたが、本発明
者等は、低温高湿度の貯蔵においては、貯蔵庫内の高湿
度そのものが貯蔵産物のカビ果発生の原因となるもので
はなく、貯蔵産物表面に生ずる結露がその発生原因であ
るという考え方を基にして本発明をするに至った。
つまり低温高湿度を維持し、しかも貯蔵産物の表面に結
露状態を生起させないように庫内の空気状態(産物貯蔵
環境)を管理することによって貯蔵産物を長期間冷蔵貯
蔵することを可能としたものである。
本発明においては、低温高湿度の貯蔵であるにも拘ら
ず、貯蔵産物の表面に結露状態を作り出さないようにす
るために、外部環境に対して温度影響を受けないように
外部環境から断熱的に隔離された産物貯蔵帯域を形成
し、同じく外部環境に対して温度影響を受けないように
外部影響から断熱的に隔離された緩衝スペースを産物貯
蔵帯域とは別に形成し、産物貯蔵帯域内には被貯蔵産物
を貯蔵するための貯蔵手段を設けたものであって、緩衝
スペース内の環境は空気冷却手段および加湿手段によっ
て適当な温度と湿度を保持し、外部環境と緩衝スペース
との間および緩衝スペースと産物貯蔵帯域との間で相互
に換気をしながら、被貯蔵産物の貯蔵を行なうようにし
たことを特徴とするものであり、また外部環境からの温
度影響を受けないようにするために、外部環境内に緩衝
スペースによって外周を実質的に包囲された産物貯蔵帯
域を形成し、産物貯蔵帯域内には被貯蔵産物を貯蔵する
ための貯蔵手段を設け、緩衝スペース内の環境は空気冷
却手段および加湿手段によって適当な温度と湿度を保持
し、外部環境と緩衝スペースとの間および緩衝スペース
と産物貯蔵帯域との間で相互に換気をしながら、被貯蔵
産物の貯蔵を行なうようにすることもできる。
さらに外部環境と緩衝スペースとの間および緩衝スペー
スと産物貯蔵帯域との間での相互の換気が、前者におい
ては温度のみの熱交換を行ないながら換気が行なわれ、
後者においては温度に加えて湿度も交換しながら換気が
行なわれるようにすることによってさらに効果が期待さ
れる。
また本発明は、低温高湿度の貯蔵であるにも拘らず、貯
蔵産物の表面温度、庫内空気温度および露点温度を、庫
内空気の換気によっても波を打って変化せずフラットな
状態を維持し、常に被貯蔵産物の表面温度を露点温度よ
りも高く維持することによって該貯蔵産物の表面に結露
状態を作り出さないようにしたものである。
本発明の装置は外側ハウジング内にそれよりも体積の小
さる内側ハウジングを設け、それによって該内側ハウジ
ング外周を実質的に包囲する緩衝スペースを形成し、外
側ハウジングには外部環境と緩衝スペースとの間を相互
に換気するための熱交換形の換気装置を設け、内側ハウ
ジングには該緩衝スペースと内側ハウジング内部との間
を相互に換気するための熱交換形の換気装置を設け、さ
らに緩衝スペース内の適当な位置に空気冷却装置および
加湿装置を配置し、内側ハウジング内には被貯蔵産物を
貯蔵するめの貯蔵棚を設けることによって構成される。
さらに、外部環境と緩衝スペースとの間および緩衝スペ
ースと産物貯蔵帯域との間での相互の換気が、前者にお
いては温度のみの交換を行ないながら換気をする顕熱形
の換気装置によって行なわれ、後者においては温度に加
えて湿度も交換しながら換気をする全熱形の換気装置に
よって行なわれるようにすることによってさらに効果が
期待される。
〔作用〕
本発明は以上に述べたように外部環境から温度の影響を
受けないように断熱的に設けられた産物貯蔵帯域および
緩衝スペースを設けるか、あるいは外部環境内に緩衝ス
ペースによって外周を実質的に包囲された産物貯蔵帯域
を形成し、該産物貯蔵帯域内には被貯蔵産物を貯蔵する
ための貯蔵手段を設けるかしたものであって、該緩衝ス
ペース内の環境は空気冷却手段および加湿手段によって
適当な温度と湿度を保持し、該外部環境と緩衝スペース
との間および該緩衝スペースと産物貯蔵帯域との間で相
互に換気をしながら、被貯蔵産物の貯蔵を行なうように
し、さらに該外部環境と緩衝スペースとの間および緩衝
スペースと産物貯蔵帯域との間での相互の換気が、前者
においては温度のみの交換をしながら換気する顕熱交換
形の換気装置によって行なわれ、後者においては温度に
加えて湿度も交換する全熱形の換気装置によって行なわ
れるようにしたことを基本的な作用とするものである。
従って、外部環境が貯蔵産物に適さない環境、例えば高
温低湿度であっても緩衝スペースが存在することによっ
て、貯蔵産物に必要な換気をしたとしても熱負荷の急激
な変化が緩衝され貯蔵室内の温度あるいは湿度が波を打
って変化せずに、フラットな状態を維持するという作用
も達成することができるものである。
〔実施例〕
本発明の装置の基本構成を第1図に沿って説明する。第
1図に示す貯蔵装置では外側ハウジング1と内側ハウジ
ング2の間には外部環境と産物貯蔵帯域との間に断熱適
な隔離を達成するために緩衝スペース3が構成され、こ
の緩衝スペース3内には空気冷却装置4加湿装置5とが
設けられている。内外のハウジングの適当な位置には、
それぞれ空気調和形の換気装置6および7が設けられて
いる。さらに内側ハウジング2内には貯蔵すべき生鮮食
料品の貯蔵棚8が設けられている。
この場合、外側ハウジング1に設けられた換気装置6は
顕熱交換形の換気装置であり、内側ハウジング2に設け
られた換気装置7は全熱交換形の換気装置であって、こ
れらの換気装置は同時吸排気が出来るタイプであるのが
望ましい。
この熱交換形換気装置は、第6図に概略図を示すが、換
気装置全体が50で示されている。この換気装置50は、本
体ケース51内に設けられたモータ(図示なし)から延び
た回転軸52に対して固定され回転可能に支承された熱交
換エレメント53を設け、この熱交換エレメント53の前後
をそれぞれ全フィルター54および後フィルター55によっ
て挟み、さらにその前方をパネル56によってカバーした
ものである。また、57はパネル止メネジ、58および59は
熱交換エレメント53を回転軸52に固定するための蝶ナッ
トおよびワッシャー、60は該換気装置の作動のためのス
イッチである。
この熱交換形換気装置は本発明においては詳細を説明し
ないが、温度差あるいは湿度差のある内部環境と外部環
境との間での吸気と排気によって換気を行なう際にそれ
ぞれの気流(吸気流と排気流)が回転している熱交換エ
レメント53を介して温度交換あるいは湿度交換を達成す
る。この様な熱交換形の換気装置は作動していない場合
には自然換気をしないために、換気装置非作動時の産物
貯蔵帯域内の環境を維持するのに良好である。
しかしながら、この自然換気をさらに完全に防止するに
は、特に、外側ハウジング1設けられた換気装置6の外
側部にカバー、あるいは特別のシャッターを設けること
ができる(当業者であれば容易に実施できるので図示せ
ず)。
換気装置6は顕熱形の換気装置であり、温度変換のみを
行ないながら換気をするタイプものである。換気装置7
は全熱形の換気装置であり温度に加えて湿度をも交換し
ながら換気をするタイプのものである。
このような換気装置とするためには熱交換エレメントの
材質を選択する必要がある。
つまり顕熱形の換気装置6の熱交換エレメントは漏れに
くい材質が適当である。従って、この表面には結露する
ことのないように、和紙等のように漏れ易い材質ではな
くて、薄い板状に形成されたアルミ金属製のものあるい
は塩化ビニール製のもの等を用いるのが望ましい。これ
によって、湿度の交換はなく温度のみの交換をしながら
換気を行なうことができる。
これとは逆に、全熱形の換気装置7の熱交換エレメント
は漏れ易く、しかも乾き易い材質が望ましい。つまり、
湿度の高い側ではその湿分を吸収し湿度の低い側でその
捕捉した湿分を放出する必要がある。これによって、温
度に加えて湿度の交換をも同時に行ないながら換気を達
成することができる。
本発明者の実験装置においては、外側ハウジング1に設
けられた顕熱形の換気装置6は塩化ビニール製のエレメ
ント、内側ハウジング2に設けられた全熱形の換気装置
7はアルミ金属製のエレメントを用いた。
さらには、このアルミ金属製エレメントの表面にシリカ
系吸湿剤を塗布あるいは蒸着することによって、より良
好な効果が期待できる。
以上の様な熱交換エレメントを選択することにより、エ
レメント表面へ結露状態の発生が抑制され、その結果、
水滴の産物貯蔵帯域内への飛散も防止される。
緩衝スペース3内に設けられた加湿装置5から出される
水分粒子はあまりに大きいと問題であり3μ以下の水分
粒子径となる超音波加湿装置であるのが望ましい。
空気冷却装置4はユニット径クーラーと称されているも
のでよい。
第2図および第3図は、それぞれ、第1図に示した貯蔵
装置の基本構成を具体化した装置の概略見取り図であ
り、添付数字は第1図のものと同一の各要素に対応して
用いられている。
これらの具体例においては人の出入りあるいは産物の出
し入れのためのドア9、10が設けられている。さらに、
外側ハウジング1と内側ハウジング2との低部において
も緩衝スペース3を形成するために、内側ハウジング2
の下部にすのこ状の保持部材11…11を配置している。
尚、12は導風板を示している。この導風板の作用につい
ては後述する。
該内側ハウジング2の下部には緩衝スペースを設けない
ことも可能であるが、産物貯蔵帯域内の空間が外部環境
から温度の影響を受けないようにするためには本実施例
に図示のごとく、内側ハウジング2が外側ハウジング1
内で空中に浮いている状態であるのが望ましい。
従って、図示はしていないが内側ハウジング2を外側ハ
ウジング1の天井部分から吊り下げることも可能であ
る。また、外側ハウジング1の少なくとも底面部分を断
熱材20等で形成することにより同様の効果を得ることも
できる(第7図)。
内側ハウジング2の内容積(産物貯蔵帯域)は貯蔵すべ
き産物の量により決定されるものであるが、できるだけ
大きい方が望ましい。また、緩衝スペース3の内容積
(Vs)と内側ハウジング2の内容積(Vo)との関係は時
間当たりの換気回数によっても相違するが、本発明者が
実際に用いた実験設備においては、Vs/Voの関係が、 11.5/9.9=1.16と、 6.3/6.7=0.94 であったが、いずれも望ましい結果を得た。
この関係は貯蔵産物によっても相違するし、換気装置の
運転状況によっても相違するものと考えられるが、緩衝
スペース3の役割である外部環境から産物貯蔵帯域への
換気による内部の空気状態(温度、湿度)の急激な変動
を産物貯蔵帯域におよぼさないという効果が十分に達成
される程度の容積であれば良い。
結論として言えることは、産物貯蔵帯域に対する換気が
2〜4回程度となるように制御するのが好ましい。
本発明者の実験において、緩衝スペース3と内側ハウジ
ング2内の産物貯蔵空間との間の全熱交換形の換気装置
7を40V以上(換気回数2回/時間、以上)で作動させ
た場合、内側ハウジング2内の産物貯蔵空間内に好まし
くない湿度変動をきたした。そこで、その換気装置7の
最低電圧を40Vにし、給気口にフィルターを設けた。そ
の結果、換気回数は1時間当たり2回以下になったと考
えられ、上記の好ましくない湿度変動もみられなかっ
た。
この換気装置の運転調節はボルトスライダーなどの調節
手段によって風量制御することにより達成される。本発
明者の実験装置に於いては、電圧を0,40,60,80100Vの範
囲で調節して実験した。
本発明者の実験装置に於ける換気量の計算は以下の考え
かたにより算出されている。これ等の冷却貯蔵庫の自然
換気量ならびに強制換気量は炭酸ガス濃度法により測定
した。
実験は濃度99.9%の液化炭酸ガスを冷蔵庫内に充満させ
て(初期濃度3,000PPM程度)換気装置を稼動させた。外
気・緩衝スペースおよび緩衝スペース・貯蔵庫内空間を
換気する各々の換気装置は同電圧出力で換気する同時作
動方式を採用した。当然のことながら、本発明を実施す
る場合には、この同時換気方式を採用せずに適宜のサイ
クルで交互運転することも考えられる。
炭酸ガス濃度の測定および記録は第14図にその具体的実
施例を示す。つまり、本発明の冷蔵貯蔵装置の緩衝スペ
ース3と産物貯蔵帯域内にそれぞれ設けられた炭酸ガス
コントローラ71、72で測定し、記録計73により記録し
た。
換気回数は以下の式で算出した。
n=Q/V =2.303×1/τ ・logω(C1−Co)/(Ct−Co) ここで V:貯蔵室内容積、立方米 τ:経過時間、hr C1:τ=0時のCO2濃度、% Ct:τ時間後のCO2濃度、% Co:外気のCO2濃度、% 第4、5図には、本発明の具体的実施例である冷蔵貯蔵
装置の使用状態に於ける空気の流れ方を示している。さ
らに詳細には第4図は予冷時の状態であり、第5図は貯
蔵時の状態である。
本発明の実施例において、このように同一の装置によっ
て予鈴と貯蔵の両方の用途に適用させるために、具体策
として、貯蔵棚8の後方壁面14の少なくとも一部を取り
外し自在に構成することにより達成した。
つまり、第4図で示す予冷時には貯蔵棚8の後方壁面14
を取り外し、棚段13の入口部分以外は全て密閉し、空気
冷却装置4を運転して冷気を作り、該冷気を図示の のごとく貯蔵棚8内を貫通して流し貯蔵棚8内の複数の
棚段13上に置かれた貯蔵産物を短時間に予鈴する。
このとき、導風板12は空気冷却装置4から吹き出された
冷気を加圧し加速しながら加湿装置5に向けて流す働き
をしている。これによって、加湿装置5から出ている微
細な水分粒子がより均一に冷気流内に拡散混合されるも
のである。
また、棚段13の出口を出てきた冷気の排気を速やかに行
なうために棚段13の出口に対向して邪魔板15を設けてい
る。この邪魔板15は下流の排気口16に近ずくに従って通
路面積が狭くなるように傾斜させることも可能である。
さらに、冷気流の動圧を小さくするために、棚段13の冷
気流入口より上流側に空間18を形成することも出来る
(第8図)。
この予冷時には、換気装置7は運転させていないが、換
気装置6は貯蔵産物によっては運転することも可能であ
る。
予冷が終了すると、産物の貯蔵に移るのであるが、この
時には第5図で示すように、外部環境の空気は換気装置
6によって緩衝スペース3内に換気導入されてから、こ
の緩衝スペース3の作用によって急激な温度、湿度の変
動を和らげられ、さらに換気装置7を介して産物貯蔵帯
域内に換気導入される。
このために前記貯蔵棚8の後方壁面14を取り付け、前記
邪魔板15の下流部に設けられた排気口16を適宜閉鎖して
空気冷却装置4からの冷気が直接に貯蔵棚8内に導入さ
れないようにし、全熱交換形の換気装置7によって緩衝
スペース3内の冷気を、温度変換と湿度交換を行ないな
がら換気導入するように構成している。
この際、第10図に示すように邪魔板15の中央部19を外し
て左右に設けられた棚段13の側方部より冷気が導入され
るように構成してもよいし、第9図に示すように貯蔵棚
8の上面17および邪魔板15を取り外して内側ハウジング
2内の産物貯蔵空間の換気を邪魔しないように構成する
ことも出来る。
本発明の効果を具体的な実験によって実証するために、
本発明者等は以下のような実験を行なった。実験のフロ
ーチャートは第11図に示す通りである。
実験の概要 実験装置の概要は、第2図、第3図に示したものを用
い、対比のために第16図に示す従来形の普通冷蔵庫を用
いた。実験に使用した貯蔵産物はクリ果実を用いた。
クリ果実は農協に入荷、燻発されたものを約2時間かけ
て運搬し、到着直後予冷を行なった。予冷方式は真空冷
却、冷水冷却(散水式)、差圧通風冷却により行なっ
た。
この他、対照区として普通冷蔵庫内で行なう緩慢冷却区
を設けた。
いずれも品温が約2℃になった時点で冷蔵を開始した。
冷蔵区は予冷直後に包装区と無包装区に分け、本発明方
式の冷蔵貯蔵庫2室と、普通冷蔵貯蔵庫2室で冷蔵し
た。クリ果実はトレイに詰めて蚕棚式に冷蔵した。
この蚕棚式の貯蔵棚8は第15−a図に示すように、棚枠
部材75…75によって概略直方体に構成された棚枠内に複
数の棚段13を設け、この各棚段上にはそれぞれトレイ76
…76が引出式に挿入されている。さらに、この貯蔵棚8
は下部に移動を容易にする為に適当数のキャスター77…
77を設けることもできる。
ここにおいて包装とは、トレイ76にクリ果実を積めた上
から自己粘着性軟質塩化ビニールフィルム78(略称:PVC
フィルム)でカバーしたものである(第15−b図)。こ
の包装の他の方法としては、第15−c図に示すように、
棚枠部材75、75に対して引出式に挿入されたトレー76、
76の側壁に案内溝79、79が形成されており、この案内溝
79、79に対してはPVCフィルム保持枠80が差し込み自在
となるように構成されている。
さらに別の方法として、第15−e図に示すようにクリ果
実を直接PVCフィルムで包装する方法、あるいは第15−
f図に示すようにトレイ内に高枠部材81を配置し、その
上からPVCフィルムを包装する方法も考えられる。
この様にPVCフィルムで包装する理由は、貯蔵産物に対
して冷気流を直接当てないためである。冷気流が貯蔵産
物に直接当たると、蒸散が助長されて目減りを速めてし
まう。しかしながら完全に密封状態にすると内部に有毒
ガスが過度に溜まってしまい、逆に障害(例えば、CO2
障害)となる。従って、該フィルムには貯蔵産物に対し
ての直接の冷気流は阻止し、内部の空気状態は良好に維
持し、しかも適当な通気性、特に有毒ガスに対しての通
気性が要求される。この要求を満足するものの一つがPV
Cフィルムである。
一般的に、PVCフィルムの炭酸ガス透過度は218〜848cc/
m2・h・atomである。
この様にPVCフィルムによって包装することによって、
クリ果実に直接冷気流が当たることがなく、クリ果実か
らの蒸散を、より効果的に抑制することができる。ま
た、適度にCO2ガスを逃がすのでCO2障害を起こすことも
ない。
CA(Controlled Atomos−phere)貯蔵に関する研究報告
のいくつかは、クリ果実を超期間冷蔵する際の最適ガス
組成を 酸素:炭酸ガス=3%:6% としている。
また、PVCフィルムで包装すれば、普通冷蔵倉庫でもか
なり品質保持期間が長くなる。ところが、PVCフィルム
を用いてそれぞれのトレイを包装するには手間がかか
り、大規模貯蔵の場合には実用的でない。
このような事から、以上で説明したような簡単で時間の
かからないPVCフィルム包装手段が考えられた。このよ
うにPVCフィルム内の環境条件を装置化できれば、本発
明の冷蔵方式に加えてPVCフィルムでの包装手段を併用
する事によってさらに良好な効果が期待できるものであ
る。
表1および表2に実験に供した各冷蔵区の緒元および冷
蔵条件を示す。
ここにおいて、外部環境との換気操作は全実験区とも外
部環境側に設けられた換気装置に被せた自然換気を防止
するためのカバー(図示なし)を取り外して、表2に示
された設定電圧で所定回数の換気を行なうこととし、換
気終了後は再び被せる方法を採用した。この際の換気時
間は1回15分とした。また本発明による方式の内側に設
けられた全熱形の換気装置は、最初の内は断続運転をし
ていたが、一時期から連続運転に変更して貯蔵を継続し
た。
貯蔵中の品質判定は目減り(第24図)、カビ果撤去率
(第25図)、力学的特性(第26図および第27図)、官能
検査(表3および表4)の項目について行ない、それぞ
れの結果はそれぞれの図および法に示す通りであった。
実験結果 I基礎実験 1)換気量 第17図に各冷蔵貯蔵庫(本発明方式の場合は産物貯蔵帯
域を示す)について換気装置の設定電圧と換気回数との
関係を示す。
設定電圧OV(換気装置非作動状態)では、外部環境側に
設けられた換気装置を稼動させない状態で、それに被せ
た自然換気を防止するためのカバーを取り外した場合の
間隙換気量を示している。
産物貯蔵中の強制換気の調節はこれらの基礎実験の結果
を基に出力電圧を設定して行なった。それらは、表2に
まとめて表示されている。
2)クリ果実表面の結露 第18図および第19図には、強制換気をしない場合の、従
来の各冷蔵貯蔵庫内の温度、湿度変化および本発明の方
式の冷蔵貯蔵庫内のそれぞれの変化を示す。
これによると、従来の普通冷蔵貯蔵庫ではクリ果実表面
温度が周囲空気の露点温度より小さくなる期間がみられ
る(第18図)。この期間は肉眼では観測できなかった
が、クリ果実表面に結露していることが考えられる。
これに対して、本発明の冷蔵貯蔵庫ではクリ果実表面温
度は常に露点温度よりも高く、しかもフラットに変動し
ており(第19図)、クリ果実表面に結露しない効果が認
められた。
3)強制換気時の温度、湿度変化 第20図から第23図に、強制換気時における各実験区の冷
蔵貯蔵庫内の温度および湿度変動を示す。
本発明の産物貯蔵帯域内の空気の温度および湿度は第19
図に示す傾向とほぼ同じでクリ果実表面に結露が発生す
るおそれのある期間はみられなかった(第21図および第
23図)。ここにおいて第21図は、本発明方式1区(C
室)での実験結果であり、第23図は、本発明方式2区
(E室)での実験結果である。
これに対して、第20図には従来の普通冷蔵1区(B室)
での実験結果を示し、第22図には従来の普通冷蔵2区
(D室)での実験結果を示している。これらによると、
第18図に示したものと同様にクリ果実表面の温度と、露
点温度とが激しく変動し、クリ果実表面温度が周囲空気
の露点温度より小さくなる期間がみられ、クリ果実表面
に結露する可能性が大きい。
以上の結果からも分かるように、今回の実験において設
定した本発明方式の換気量および換気時間は(表1およ
び表2)、産物貯蔵時の温度および湿度を不安定にさせ
ることはなかった。
II予冷、冷蔵実験 1)目減り 第24図に今回の実験の全冷蔵区の目減り状態を示す。
各プロット点は全予冷区の平均値である。本発明方式に
よる冷蔵区での目減りは普通冷蔵区に比べ緩慢で、特に
E室は100日後でも十分に商品価値があった。
さらにその後の追加データ(第24図の追加部分参照)に
よれば、120日後でも目減りは少なく商品価値があるこ
とが示されている。
また、包装区においては350日後においても市場での商
品価値に評価を受けている。
2)腐敗果率 第25図にカビ果撤去量を示す。本発明方式による冷蔵区
のカビ果撤去量は普通冷蔵区に比べ少なく、特にE室で
は冷蔵80日後で歩留り80%近くを保つことができた。
さらにその後の追加データ(第25図の追加部分参照)に
よれば、250日後でも歩留り80%近くを保つことが示さ
れている。
3)硬度指標 第26図および第27図(剥皮果)にクリ果実の硬度の変化
を示す。これらによっても本発明の方式による貯蔵は従
来方式によるものよりも硬度の減少スピードが遅いこと
が分かる。
4)官能(食味)検査 表3および表4に、無包装区および包装区での官能検査
の結果を示す。これは冷蔵方法と包装による貯蔵と無包
装による貯蔵の相違によっての差がでるが、全体的には
本発明の実施例によるものが最良であるとの結果がでて
いる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、産物貯蔵帯域内の
環境を低温高湿度に保っても貯蔵産物の表面に結露を生
じることがなく、超期間の冷蔵貯蔵が可能とされるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な構成を示した概念図であり、
第2図および第3図は本発明の基本的構成を具備した冷
蔵貯蔵装置の見取り図であり、第4図および第5図は本
発明の基本的構成を具備した冷蔵貯蔵装置の使用状態を
示す断面図であり、第6図は本発明に用いられる換気装
置の分解斜視図であり、第7図は本発明の別の実施例を
示す概略図であり、第8図は予冷時の気流の流れを示
し、第9図は冷蔵貯蔵時の気流の流れを示し、第10図は
予冷時の上方から見た気流を示す断面図であり、第11図
は予冷、冷蔵貯蔵実験のフローチャートであり、第12図
および第13図は本発明の別の基本的な概念図であり、第
14図は実験設備における各種測定機の配置図であり、第
15−a図は貯蔵棚にトレーを乗せた際の詳細図であり、
第15−b図はトレーにPVCフィルムを被せた包装状態の
斜視図であり、第15−cから15−f図はそのPCVフィル
ム包装の別の実施例であり、第16図は従来の低温高湿度
冷蔵貯蔵庫を示す斜視図であり、第17図は換気装置設定
電圧と換気回数の関係を示し、第18図は強制換気をしな
い場合の従来方式でのクリ果実温度等の変動を示し、第
19図は強制換気をしない場合の本発明方式でのクリ果実
温度等の変動を示し、第20図から第23図は強制換気をし
た場合のそれぞれの実験区でのクリ果実温度等の変動を
示し、第24図は各実験区での目減り率の変化を示し、第
25図は各実験区でのカビ果撤去率の変化を示し、第26図
は各実験区での硬度指標の変化を示し、第27図は各実験
区での剥皮果の硬度指標の変化を示している。 1:外側ハウジング、2:内側ハウジング、 3:緩衝スペース、4:空気冷却装置、 5:加湿装置、6:顕熱交換形換気装置、 7:全熱交換形換気装置、8:貯蔵棚、
フロントページの続き (72)発明者 山本 保夫 東京都新宿区下落合4丁目25番18号 ウェ ットマスター株式会社内 (72)発明者 田中 靖佶 東京都新宿区下落合4丁目25番18号 ウェ ットマスター株式会社内 (72)発明者 島元 一郎 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所習志野工場内 (72)発明者 小林 和男 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所習志野工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部環境に対して温度影響を受けないよう
    に該外部環境から断熱的に隔離された産物貯蔵帯域を形
    成し、同じく外部環境に対して温度影響を受けないよう
    に該外部環境から断熱的に隔離された緩衝スペースを該
    産物貯蔵帯域とは別に形成し、該産物貯蔵帯域内には被
    貯蔵産物を貯蔵するための貯蔵手段を設けたものであっ
    て、該緩衝スペース内の環境は空気冷却手段および加湿
    手段によって適当な温度と湿度を保持し、該外部環境と
    緩衝スペースとの間および該緩衝スペースと産物貯蔵帯
    域との間で相互に換気をしながら、被貯蔵産物の貯蔵を
    行なうようにしたことを特徴とする生鮮食料品の貯蔵方
    法。
  2. 【請求項2】外部環境と緩衝スペースとの間および緩衝
    スペースと産物貯蔵帯域との間での相互の換気が、前者
    においては温度のみの交換を行ないながら換気をし、後
    者においては温度に加えて湿度も交換しながら換気が行
    なわれるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の生鮮食料品の貯蔵方法。
  3. 【請求項3】緩衝スペース内に設けられた加湿手段から
    放出される水分粒子が3μ以下の超音波加湿手段である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の生鮮食
    料品の貯蔵方法。
  4. 【請求項4】外部環境に対して温度影響を受けないよう
    に該外部環境から断熱的に隔離された産物貯蔵庫と、同
    じく外部環境に対して温度影響を受けないように該外部
    環境から断熱的に隔離された緩衝スペースとを設け、該
    産物貯蔵庫内には被貯蔵産物を貯蔵するための貯蔵手段
    を設け、該緩衝スペース内には空気冷却装置および加湿
    装置を配設し、該外部環境と緩衝スペースとの間および
    該緩衝スペースと産物貯蔵庫との間で相互に換気をする
    ための換気装置を各々設けたことを特徴とする生鮮食料
    品の貯蔵装置。
  5. 【請求項5】外部環境と緩衝スペースとの間および緩衝
    スペースと産物貯蔵庫との間での相互の換気が、前者に
    おいては顕熱交換形の換気装置によって行なわれ、後者
    においては全熱形の換気装置によって行なわれるように
    したことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の生
    鮮食料品の貯蔵装置。
  6. 【請求項6】緩衝スペース内に設けられた加湿装置が超
    音波加湿装置であることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項に記載の生鮮食料品の貯蔵装置。
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