JP6274753B2 - ハウジングおよび該ハウジング使用の冷却機械 - Google Patents
ハウジングおよび該ハウジング使用の冷却機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6274753B2 JP6274753B2 JP2013118180A JP2013118180A JP6274753B2 JP 6274753 B2 JP6274753 B2 JP 6274753B2 JP 2013118180 A JP2013118180 A JP 2013118180A JP 2013118180 A JP2013118180 A JP 2013118180A JP 6274753 B2 JP6274753 B2 JP 6274753B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- belt conveyor
- housing module
- cold air
- cooling machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims description 65
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 40
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 10
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 claims description 9
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 claims description 9
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 8
- 239000003570 air Substances 0.000 description 111
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 57
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 30
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 14
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 13
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 9
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 7
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 5
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 3
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 244000126211 Hericium coralloides Species 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000012080 ambient air Substances 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000003670 easy-to-clean Effects 0.000 description 1
- 235000013611 frozen food Nutrition 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 235000021485 packed food Nutrition 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
かかる手法によれば、コアンダ効果により被冷却物の表面に沿った層流が形成され、これによって熱伝達率が高められ、被冷却物の冷却、加熱又は乾燥が効果的になされることが知られている。
このために、特許文献1では、ハウジングが、細長い容器の長手方向に平行な軸を中心として互いに関連して回動可能で、夫々一片で形成された下部材、後ろ部材、並びに上部材を有するケースを具備する。
下部材には、細長い容器と、熱交換バッテリーと、ファン集合体とを支持している。
後ろ部材には、熱交換バッテリーと、ファン集合体とを外からアクセス可能なように、上エッジを中心として回動可能で、第1の側壁を形成している。
そして、上部材には、細長い容器を外からアクセス可能なように下部材に対して回動可能で、第2の側壁の少なくとも一部を形成する空気処理容器により達成される。
さらに上述の3つの部材の各々は、断熱材が充填された二重壁構造のプラスチックシエルにより形成され、上部材は、下部材の底で軸を中心として回動可能となっている。この軸の位置は、空気流の循環のための閉じた流路の構成要素相互を接続すると共に、細長い容器への最大アクセスを可能としている。
また、特許文献2では、断熱壁が、断面形状が頂部から底部に至るまで、段差のない形状とし、底面中央部に排水弁が設けられる構造となっている。しかしながら、装置を構成する冷気循環ユニットが断熱壁の内側下部を支持基盤として組み込み固定された支持架台に支持固定された構成としているので、断熱壁の内側下部を支持基盤が、仕切壁によって循環する室内空気の流れを阻害する要因となるおそれがある。
本発明は、以上のような課題を改善するために提案されたものであって、ハウジング、特には冷却機械に用いて好適なハウジング、および冷却機械に関し、ハウジングの素材、構造を考慮することで、冷却機械としての自在な構築、運用、保守点検に供し得る、ハウジングおよび該ハウジング使用の冷却機械を提供することを目的とする。
また、ハウジングの内面は不要な隅角部はなく、洗浄しやすく、衛生性の維持を図ることができる。
また、ハウジングのベルトコンベア下方から底面部間にかけての開放空間は、ベルトコンベアと冷気噴出部とを支えるための支柱部が露出していないため、冷気の循環を妨げることはない。
また、ハウジングのベルトコンベア下方から底面部間にかけての開放空間は、ベルトコンベアと冷気噴出部とを支えるための支柱部が露出していないため、冷気の循環を妨げることはない。
さらに、ハウジングの内面は不要な隅角部はないので洗浄しやすく、異物などの滞留を防止して、衛生性の維持を図ることができる。
冷却機械1は、詳細は後述するが樹脂、グラスファイバ若しくは金属からなるハウジング2内に被冷却物を搬送するベルトコンベア機構3と、被冷却物を冷却若しくは冷凍する冷風を生成する熱交換部4とを収容して構成される。
被冷却物はここでは食品を対象とし、例えば肉類、レトルト食品等の各種食品、包装されたもの、またはそれらの加工途中品も含む。
ハウジング2は筒体状の複数のハウジングモジュール2uを長手方向に任意数連接して構成される。
ハウジング2をFRP及び断熱材で構成したことにより、造形性が自在であり、設計に自由度が増す。すなわち表面が円滑であり、連続的な平面及び曲面で構成され、これまでのような冷却機械のハウジングに比較して、直角状態の隅角部はないので洗浄しやすく、表面に長期に亘る使用によっても異物などの滞留を防止して、衛生性の維持を図ることができる。
すなわちハウジングモジュール入口部2uiには食品の入口開口2inが、ハウジングモジュール出口部2uoには食品の出口開口2outが設けられている。
また、ハウジングモジュール入口部2uiにおける入口開口2in並びにハウジングモジュール出口部2uoにおける出口開口2out近傍のハウジング内壁面が、先細状で且つ連続的な平面及び曲面で構成されている。
出口開口2outおよび入口開口2inに至る蓋部2tを開口させて、入口開口2inおよび出口開口2outを大きく開放することで、ハウジング2の内壁面の洗浄が容易となり、洗浄水を汚れと共に留まることなく底面部2bに流下して排出することができる。
このようにハウジング内空間の清掃や、ベルトコンベア機構3若しくは熱交換部4の点検作業の容易化を図っている。
これにより、熱交換部4で生成され冷却ゾーンで循環される冷気の漏出が減じられ、且つ外部からの異物が冷却ゾーン内に侵入するのを抑制することができる。
またかかる開放空間によって、後述するが熱交換部4から冷気噴出部、ベルトコンベア機構3、予備冷却器40を通じて熱交換部4へ戻る冷気循環路が形成され、冷気の良好な循環を促進させることができる。
ベルトコンベア機構3は、ハウジング2内において、最後尾のハウジングモジュール入口部2uiにおける食品の入口開口2inから、先頭のハウジングモジュールであるハウジングモジュール出口部2uoの出口開口2outに至るように、ハウジング2長手方向に沿って配置されている。
またベルトコンベア機構3のベルトコンベア6は、支持枠体5の梁部5bから垂下される一対の垂下枠5d、5dに直交し、且つ互いに対向するように取り付けられた支持台5e、5eを介し、架け渡された支承部材5rに支承される。
そしてスプロケットホイール9には、図8、9に示すように、隣り合う歯9tの間にベルトコンベア板6nにおける連結部7を受容する、逃げスペースたる凹部9dが形成されている。この場合、凹部9dは、隣り合う歯9tをそれぞれ径方向に貫く、中心軸間の距離の中間に位置する。
以上のような構成によりスプロケットホイール9が回転させられて噛合穴8を介して動力が伝達され、ベルトコンベア板6nをハウジング長手方向に沿って配設された複数の支承部材5r上において順次移送する構成である。
熱交換部4は、ハウジング2の空間部中間で支柱部5p間を連結する梁部5bに支持される(図2、図4参照)。
熱交換部4は、図3、図11に示すように、ハウジング2を構成する複数のハウジングモジュール2uに、それぞれのハウジングモジュール2uの長手方向に沿って、両側部近傍において、ハウジングモジュール2uの両端部間に立設したヘッダ11、11間を互いに平行状に連通連絡する冷媒管群(複数の冷媒管12)からなる一対の熱交換体13を有する。この場合、冷媒管12は、図12に示しているように、管外周面にフィンのない、フィンレスチューブ(裸管)で構成されている。
すなわち、熱交換体13は、冷媒管12の長さ寸法とヘッダ11、11間の間隔がなす、平面を熱交換領域としたもので、長尺な長方形状の枠体fによって、複数の冷媒管12が微小な間隔ごとに互いに平行に支えられ、ヘッダ11、11の一方から、外部冷凍設備からの冷媒(例えば低温CO2液)を導入して複数の冷媒管12を通過させ、他方のヘッダ12から冷媒を回収して再び、外部冷凍設備に冷媒を戻すというものである。
この場合、通気板13rは、複数の冷媒管12を支える枠体fに、図中、縦方向に、4枚、ボルト等で止め付けられている。また通気板13rには、4本の冷媒管12の軸方向に沿って、穴群、すなわち複数の穴hが4列に亘って穿設されている。
以上のような構成により、熱交換体13では、図13に示すように、吸引空気が通気板13rを通過する際に、複数の穴hを通過することにより、通気圧が高められて流速が増し、これによって、吸引空気は噴流となってフィンレスチューブである、複数の冷媒管12に当たる、いわゆる衝突噴流型としている。
ハウジング2内空間、特にハウジング2内空間の幅方向の寸法に対し、誘引ファン14のモータ部14mからファン14fまでの寸法により、二つの誘引ファン14を、ハウジング2内空間の幅方向に、一直線上に配置できなくても、ベルトコンベア6の搬送方向の上流側と下流側とにそれぞれずらすことにより、それぞれの誘引ファン14を、熱交換体13、13にファン14fを向けるように配置することができる。
傾斜ダクト15は、ハウジング2の中央空間側において、一対の熱交換体13、13とそれぞれ対向配置された誘引ファン14のファン14fとの間に、それぞれ互い違いに配置され、熱交換体13からファン14fに至る吸入空間を画成している。
これにより、誘引ファン14は、それぞれハウジング内空気を熱交換体13から傾斜ダクト15を通じてのみ吸引し、複数の穴hを穿設した通気板13rを介して、熱交換体13を構成する複数の冷媒管12間を通気させることで、空気を冷媒管12に噴流として衝突させ、空気と冷媒管12との熱交換作用によって、空気を冷却する構成である。
そして、熱交換体13を通過することで冷却された空気を、誘引ファン14により後述する冷気噴出部に供給して冷気噴出部を介して、ベルトコンベア機構3のベルトコンベア6上の食品に噴射して食品を冷却するようにしている。
すなわち、固定枠体21および可動枠体22には、それぞれ冷気通路を形成する漏斗状断面の一対の壁体23のうちの一方の壁体24と、他方の壁体25が一体に形成される。また、冷気通路における漏斗状断面と交差する方向の両端の開口を遮蔽する第1の端板26aおよび第2の端板26bが設けられている。
固定枠体21の一方の壁体24の助走部24bに対し、可動枠体22の他方の壁体25の助走部25bを近接離間することで、固定枠体21および可動枠体22の一対の壁体23のそれぞれの助走部24b、25b先端側に、開口間隔の調節が可能な先端噴出口27としている。
このために、固定枠体21には、可動枠体22が載置される支持面を有する支持部28が形成され、可動枠体22には、固定枠体21の支持部28の支持面に載置される係止面を有する係止部29が形成されている。
そして、可動枠体22の係止部29に、一対の壁体23の間隔を変更可能な方向に長辺を有する長穴30が形成されると共に、固定枠体21の支持部28に、長穴30に挿通される突部b(以下、ボルトb)が設けられ、一対の壁体23の間隔は、長穴30内におけるボルトbの移動によって調整可能としている。
さらに、可動枠体22の係止部29には、可動枠体22を移動させる操作のための把持部、すなわち把持穴31が設けられている。
予備冷却器40は、食品の冷却によって昇温し、水分が含まれる空気を冷却することで、水分を霜として除去して空気から水分を分離させ、熱交換体13に添設される通気板13rの霜による目詰まりを防止するようにしている。
かかる冷却機械1のハウジング2は、自由に長手方向に連接できるハウジングモジュール構造であるので、ベルトコンベア機構3のベルトコンベア6の構造とも相俟って、処理される食品の量、種類に対応して、ハウジングモジュール2uを複数連接して、全長を調整して、冷却機械1を構築することができる(図1参照)。
連結すべき双方のベルトコンベア板6nの連結枠部材7a、7bを櫛歯状に噛み合わせ、かかる櫛歯状に噛み合わせた連結枠部材7a、7bに連結治具7cを挿設することで、双方のベルトコンベア板6nを連結し、順次、同様の作業により複数枚のベルトコンベア板6n同士を連結して無端状のベルトコンベア6として形成することができる(図7、図5参照)。
ベルトコンベア板6nは、可撓性に富んだ、SUS製の薄板(例えば厚さ0.3mm)であるので、スプロケットホイール9および支持ホイール10に、柔軟に撓ませてセットすることができる。
またかかる開放空間によって、後述するが熱交換部4から冷気噴出部20、ベルトコンベア機構3、予備冷却器40を通じて熱交換部4へ戻る冷気の良好な循環を促進させることができる。
各ハウジングモジュール2nを長手方向に連接したハウジング2において、最後尾のハウジングモジュールであるハウジングモジュール入口部2uiの食品の入口開口2inから食品がハウジング2内に導入されると、食品は、ベルトコンベア機構3により、ハウジングモジュール入口部2uiにおける食品の入口開口2inから、先頭のハウジングモジュール出口部2uoの出口開口2outに至るまで搬送される。
また、ハウジングモジュール出口部2uoの出口開口2outから食品を取り出す際に、出口開口2outに至る蓋部2tを開口することで、食品を容易にベルトコンベア6から取り出すことができる。
その際、ベルトコンベア板6nと隣接するベルトコンベア板6nを連結する連結部7は、スプロケットホイール9における歯9tと歯9tとの間の凹部9dに受容することで、スプロケットホイール9からの回転力を支障なくベルトコンベア板6nに伝達することができる。
誘引ファン14と熱交換体13とには、傾斜ダクト15が介在されるため、誘引ファン14は、それぞれハウジング内空気を熱交換体13から傾斜ダクト15を通じてのみ吸引することができる。
この場合、冷媒管12はフィンレスチューブで、単なるパイプであるため、吸引空気は流速が増した噴流となって冷媒管12に当たるため、吸引空気は冷媒管12表面に沿った層流を形成することが妨げられることなく、コアンダ効果が発揮され、これによって熱伝達率が高められ、熱交換作用が向上する。このため、吸引空気は、好適に冷却されて冷気となる。
冷気噴出部20は、ベルトコンベア6の食品配置面に、食品Fと対面して配置されており、このため、図18に示すように、誘引ファン14からの冷気を確実に食品Fに直交方向から当てることができる。
可動枠体22の位置を変更するために、作業者は、可動枠体22の係止部29の把持穴31を把持して可動枠体22を移動させることができる。
可動枠体22の長穴30を、固定枠体21側のボルトbが相対的に移動する範囲内で、可動枠体22を移動させて、冷気通路である一対の壁体23の間隔を調整することができる。
これにより、助走部24b、25b先端側の先端噴出口26の開口間隔がスリットノズルとして調節され、冷気の噴射圧を調節し、冷却能力を調節することができる。
このように冷却手順が実行されるので、ベルトコンベア6上を搬送される食品Fに対して、所望の冷却処理を行うことができ、冷却、冷凍処理された食品Fは、先頭のハウジングモジュール出口部2uoの出口開口2outに搬送され、取出される。
この際、ハウジング2の下半部の底面部2b側には、ベルトコンベア機構3と冷気噴出部20とを支えるための支柱部5pが露出しておらず、冷気噴出部20が存在していない開放空間となっているため、冷気は、凹面形状の底面部2bに沿って、回り込むように予備冷却器40に向かって上昇していく。
上述したように、本実施形態にかかるハウジング2では、FRP及び断熱材で構成したことにより、これまで以上に造形性が高くなり、自在な形状に設計することができる。
また、ハウジング2の下半部の底面部2b側には、ベルトコンベア機構3と冷気噴出部20とを支えるための支柱部5pが露出していない開放空間となっているため、冷気の循環を妨げることはない。
さらに、ハウジング2内の壁面は、FRP製であり、表面が円滑であり、連続的な平面及び曲面で構成され、これまでのような冷却装置に比較して、直角状態の隅角部はないので洗浄しやすく、表面に長期に亘る使用によっても異物などの滞留を防止して、衛生性の維持を図ることができる。
さらには、ハウジング2は、自由に連結できる筒体状のモジュール構造であるので、ベルトコンベア機構3のベルトコンベア6の構造とも相俟って、処理される食品の量、種類に対応して、ハウジングモジュール2uを連接して全長を調整して、処理装置の規模を変えることができる。
なお、冷却機械においては、冷却の対象としては、食品だけでなく化粧品(例えば口紅)、医薬品も対象とすることができる。
2 ハウジング
2u ハウジングモジュール
2ui ハウジングモジュール入口部
2uo ハウジングモジュール出口部
2in 入口開口
2out出口開口
2t 蓋部
2w 仕切壁
2s 側壁
2b 底面部
3 ベルトコンベア機構
4 熱交換部
5 支持枠体
5p 支柱部
5f 基部枠部
5b 梁部
5d 垂下枠
5r 支承部材
5g 接地調整部材
5e 支持台
6 ベルトコンベア
6n ベルトコンベア板
7 連結部
7a、7b 連結枠部材
7c 連結治具
7p 挿通パイプ
8 噛合穴
9 スプロケットホイール
9t 歯
9d 凹部
10 支持ホイール
11 ヘッダ
12 冷媒管
13 熱交換体
13r 通気板
14 誘引ファン
14m モータ部
14f ファン
15 傾斜ダクト
20 冷気噴出部
21 固定枠体
22 可動枠体
23 一対の壁体
24 一方の壁体
25 他方の壁体
26a 第1の端板
26b 第2の端板
24a、25a 傾斜部
24b、25b 助走部
27 先端噴出口
28 支持部
29 係止部
30 長穴
31 把持穴
40 予備冷却器
f 枠体
b ボルト
ph パンチング穴
F 食品
h 穴
Claims (7)
- 長手方向に配置された筒体状の複数のハウジングモジュールを備えるハウジングであって、
前記複数のハウジングモジュールは、前記ハウジングの両端側に夫々入口開口と出口開口とを有するハウジングモジュール入口部とハウジングモジュール出口部とを含み、
前記ハウジングモジュールは、繊維強化プラスチックと断熱材で、内壁面が連続的な平面及び曲面で構成され、且つ底面部形状が凹面形状に構成されており、
前記ハウジングモジュールは、
鉛直方向に沿って延在するように前記ハウジングモジュールの両側壁部に埋設された一対の支柱部と、
前記長手方向に直交する面内において、水平方向に沿って前記一対の支柱部間にて延在するように前記ハウジングモジュールの底面部に埋設された基部と、
前記長手方向に直交する面内において、前記基部の上方において前記一対の支柱部間にて前記ハウジングモジュールの内部空間を通って水平方向に沿って延在する梁部と、
を含むハウジング。 - 前記ハウジングモジュールは、少なくとも底面部から両側壁内にかけて埋設される支持枠体を具備する、ことを特徴とする請求項1記載のハウジング。
- 被冷却物を搬送するベルトコンベア機構と、該ベルトコンベア機構により搬送する被冷却物を冷却若しくは冷凍する冷風を生成する熱交換部と、が収容されるハウジングを具備する冷却機械であって、
前記ハウジングは、長手方向に配置された筒体状の複数のハウジングモジュールを含み、
該複数のハウジングモジュールは、前記ハウジングの両端側に夫々入口開口と出口開口とを有するハウジングモジュール入口部とハウジングモジュール出口部とを備え、
前記ベルトコンベア機構と熱交換部とは、ハウジングの底面部から両側壁内にかけて埋設された支持枠体の梁部により懸架支持され、
前記ベルトコンベア機構の下方から前記底面部間にかけて開放空間が形成されている、
ことを特徴とする冷却機械。 - 前記ベルトコンベア機構上方から、ベルトコンベア機構により搬送する被冷却物に向けて前記熱交換部で生成される冷風を噴出させる冷気噴出部が、前記支持枠体の梁部に支持されている、ことを特徴とする請求項3に記載の冷却機械。
- 前記ハウジングモジュール入口部または前記ハウジングモジュール出口部は、それぞれ被冷却物の入口開口、出口開口からハウジング長手方向にかけて、開閉可能な蓋部を有する、ことを特徴とする請求項3または4に記載の冷却機械。
- 前記ハウジングモジュール入口部若しくは前記ハウジングモジュール出口部は、それぞれハウジング内の被冷却物の入口開口寄りの導入ゾーンと、出口開口寄りの搬出ゾーンと、冷風を循環させる冷却ゾーンとを仕切る仕切壁を有する、ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の冷却機械。
- 前記ハウジングモジュール入口部における入口開口およびハウジングモジュール出口部における出口開口近傍のハウジング内壁面が、先細状で且つ連続的な平面及び曲面で構成されている、ことを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の冷却機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013118180A JP6274753B2 (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | ハウジングおよび該ハウジング使用の冷却機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013118180A JP6274753B2 (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | ハウジングおよび該ハウジング使用の冷却機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014234970A JP2014234970A (ja) | 2014-12-15 |
JP6274753B2 true JP6274753B2 (ja) | 2018-02-07 |
Family
ID=52137808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013118180A Active JP6274753B2 (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | ハウジングおよび該ハウジング使用の冷却機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6274753B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019022068A1 (ja) * | 2017-07-24 | 2019-01-31 | 株式会社前川製作所 | フリーザ及びフリーザの冷却方法 |
JP7240838B2 (ja) * | 2018-08-31 | 2023-03-16 | 株式会社前川製作所 | 連続冷却装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521497B2 (ja) * | 1972-10-31 | 1977-01-14 | ||
US3841109A (en) * | 1973-02-09 | 1974-10-15 | Chemetron Corp | Chiller apparatus |
GB9402884D0 (en) * | 1994-02-15 | 1994-04-06 | Air Prod & Chem | Tunnel freezer |
JP2929281B2 (ja) * | 1996-10-02 | 1999-08-03 | 三菱電機冷熱設備株式会社 | 冷凍装置 |
JP2002031461A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-31 | Kiyoshi Deguchi | 冷凍・冷蔵装置 |
JP2002039662A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-06 | Kenji Aoi | トンネル式冷却冷凍装置 |
JP3971962B2 (ja) * | 2002-06-10 | 2007-09-05 | 株式会社東洋製作所 | 連続式冷却・凍結装置 |
-
2013
- 2013-06-04 JP JP2013118180A patent/JP6274753B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014234970A (ja) | 2014-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5167549B2 (ja) | 螺旋搬送熱処理装置 | |
ES2533451T3 (es) | Congelador de túnel con flujo mejorado | |
ES2248237T3 (es) | Aparato para enfriar y congelar productos. | |
US20220104522A1 (en) | Apparatus and method for chilling or freezing | |
TW200413680A (en) | Method and apparatus for surface crust freezing of food product | |
JP4471883B2 (ja) | 二重壁式連続冷却システム | |
US20070169630A1 (en) | Thermal processing chamber and conveyor belt for use therein and method of processing product | |
JP6274753B2 (ja) | ハウジングおよび該ハウジング使用の冷却機械 | |
JP6226571B2 (ja) | ベルトコンベア板およびベルトコンベア機構 | |
JP2001120243A (ja) | 食品の連続式急速凍結装置 | |
ES2765660T3 (es) | Método de reducción de la temperatura de los productos | |
JP2010243130A (ja) | 食品の搬送式冷却方法及び装置 | |
GB2055460A (en) | High humidity food chilling system | |
JP6308610B2 (ja) | 冷気噴出部およびそれを用いた冷却機械 | |
JP6218439B2 (ja) | 熱交換体およびそれを用いたベルトコンベア冷却機構並びに冷却機械 | |
JP3331198B2 (ja) | トンネル式冷却冷凍装置 | |
ES2930647T3 (es) | Aparato para enfriar o congelar | |
JP2004045035A (ja) | 食品の凍結方法と装置 | |
JP6813683B2 (ja) | フリーザ及びフリーザの冷却方法 | |
CN217920492U (zh) | 食品运输设备的冷却装置 | |
JP3862646B2 (ja) | 搬送式冷却装置 | |
JP6506622B2 (ja) | 食品の急速冷却装置 | |
JP2004012074A (ja) | 連続式冷却・凍結装置 | |
JP7061847B2 (ja) | 食品冷凍装置および食品冷凍方法 | |
CA2533223C (en) | A thermal processing chamber and conveyor belt for use therein and method of processing product |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170414 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170922 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171025 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20171102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180109 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6274753 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |