JPH09310958A - 無端コンベヤを備えた物品処理装置 - Google Patents
無端コンベヤを備えた物品処理装置Info
- Publication number
- JPH09310958A JPH09310958A JP12744796A JP12744796A JPH09310958A JP H09310958 A JPH09310958 A JP H09310958A JP 12744796 A JP12744796 A JP 12744796A JP 12744796 A JP12744796 A JP 12744796A JP H09310958 A JPH09310958 A JP H09310958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- fan
- air
- housing
- endless conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 循環用ファンの取り付け及び取り外しを容易
に行えるようにすると共に、モータ熱による冷却効率の
低下を防止する。 【解決手段】 物品の処理ハウジング(20)の内部に回
転ドラム(30)を回転自在に配置すると共に、処理ハウ
ジング(20)と回転ドラム(30)との間は搬送通路(1
2)を形成している。搬送通路(12)には、物品を搬送
する無端コンベヤ(11)を設けている。処理ハウジング
(20)の内部には、処理用空気を冷却する冷却用熱交換
器(40)を配置している。回転ドラム(30)の上方に
は、処理用空気を吸い込んで搬送通路(12)に供給する
循環用ファン(50)を配置している。循環用ファン(5
0)は、処理ハウジング(20)に着脱自在に設け、ファ
ン軸(55)の一端にファン本体(51)を処理ハウジング
(20)内に位置するように連結し、ファン軸(55)の他
端にファンモータ(52)を処理ハウジング(20)外に位
置するように連結している。
に行えるようにすると共に、モータ熱による冷却効率の
低下を防止する。 【解決手段】 物品の処理ハウジング(20)の内部に回
転ドラム(30)を回転自在に配置すると共に、処理ハウ
ジング(20)と回転ドラム(30)との間は搬送通路(1
2)を形成している。搬送通路(12)には、物品を搬送
する無端コンベヤ(11)を設けている。処理ハウジング
(20)の内部には、処理用空気を冷却する冷却用熱交換
器(40)を配置している。回転ドラム(30)の上方に
は、処理用空気を吸い込んで搬送通路(12)に供給する
循環用ファン(50)を配置している。循環用ファン(5
0)は、処理ハウジング(20)に着脱自在に設け、ファ
ン軸(55)の一端にファン本体(51)を処理ハウジング
(20)内に位置するように連結し、ファン軸(55)の他
端にファンモータ(52)を処理ハウジング(20)外に位
置するように連結している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無端コンベヤに載置さ
れて移動する物品に凍結等の処理を施す物品処理装置に
関し、特に、循環用ファン構造に係るものである。
れて移動する物品に凍結等の処理を施す物品処理装置に
関し、特に、循環用ファン構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、食品を凍結するための物品処
理装置には、特公平2−43100号公報に開示されて
いるように、螺旋状に旋回移動する無端コンベヤに食品
を載置する一方、この食品に対して処理用空気である冷
却空気を縦方向に流すようにしているものがある。
理装置には、特公平2−43100号公報に開示されて
いるように、螺旋状に旋回移動する無端コンベヤに食品
を載置する一方、この食品に対して処理用空気である冷
却空気を縦方向に流すようにしているものがある。
【0003】具体的に、従来の物品処理装置は、処理ハ
ウジングに物品処理手段と空気処理手段とが収納されて
構成されている。該物品処理手段は、回転自在に支持さ
れた内側隔壁と、該内側隔壁と所定間隔を存する大型の
外側隔壁とを備えると共に、内側隔壁と外側隔壁との間
の搬送通路に無端コンベヤが内側隔壁を螺旋状に巻回し
て収納されている。上記空気処理手段は、クーラとファ
ンとを備え、冷却空気を形成して該冷却空気を搬送通路
に供給するように構成されている。
ウジングに物品処理手段と空気処理手段とが収納されて
構成されている。該物品処理手段は、回転自在に支持さ
れた内側隔壁と、該内側隔壁と所定間隔を存する大型の
外側隔壁とを備えると共に、内側隔壁と外側隔壁との間
の搬送通路に無端コンベヤが内側隔壁を螺旋状に巻回し
て収納されている。上記空気処理手段は、クーラとファ
ンとを備え、冷却空気を形成して該冷却空気を搬送通路
に供給するように構成されている。
【0004】そして、上記食品は、無端コンベヤ上に載
置され、冷却空気が流れる搬送通路を螺旋状に上昇移動
する間に凍結することになる。
置され、冷却空気が流れる搬送通路を螺旋状に上昇移動
する間に凍結することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の物品処
理装置において、空気処理手段には循環用ファンが設け
られているが、処理ハウジングの内部に設置されている
ため、モータ熱によって処理ハウジング内の冷却効率が
低下するという問題があった。
理装置において、空気処理手段には循環用ファンが設け
られているが、処理ハウジングの内部に設置されている
ため、モータ熱によって処理ハウジング内の冷却効率が
低下するという問題があった。
【0006】また、上記循環用ファンの取り付け及び取
り外しが極めて煩わしいという問題があった。つまり、
上記循環用ファンを取り付け及び取り外しする際、処理
ハウジングの内部に入って作業を行う必要があり、メン
テナンス等において、狭い空間での作業が極めて難しい
という問題があった。
り外しが極めて煩わしいという問題があった。つまり、
上記循環用ファンを取り付け及び取り外しする際、処理
ハウジングの内部に入って作業を行う必要があり、メン
テナンス等において、狭い空間での作業が極めて難しい
という問題があった。
【0007】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、循環用ファンの取り付け及び取り外しを容易に行え
るようにすると共に、モータ熱による冷却効率の低下を
防止することを目的とするものである。
で、循環用ファンの取り付け及び取り外しを容易に行え
るようにすると共に、モータ熱による冷却効率の低下を
防止することを目的とするものである。
【0008】
−発明の概要− 本発明は、物品の処理ハウジング(20)の内部に円筒状
の回転ドラム(30)を回転自在に配置すると共に、処理
ハウジング(20)と回転ドラム(30)との間は物品の搬
送通路(12)を形成している。搬送通路(12)には、回
転ドラム(30)を螺旋状に巻回して物品を搬送する無端
コンベヤ(11)を設けている。一方、処理ハウジング
(20)の内部には、物品の処理用空気を冷却する冷却用
熱交換器(40)を配置している。回転ドラム(30)の上
方には、処理用空気を吸い込んで搬送通路(12)に供給
する循環用ファン(50)を配置している。循環用ファン
(50)は、処理ハウジング(20)に着脱自在に固定さ
れ、ファン軸(55)の一端にファン本体(51)を処理ハ
ウジング(20)内に位置するように連結し、ファン軸
(55)の他端にファンモータ(52)を処理ハウジング
(20)外に位置するように連結している。
の回転ドラム(30)を回転自在に配置すると共に、処理
ハウジング(20)と回転ドラム(30)との間は物品の搬
送通路(12)を形成している。搬送通路(12)には、回
転ドラム(30)を螺旋状に巻回して物品を搬送する無端
コンベヤ(11)を設けている。一方、処理ハウジング
(20)の内部には、物品の処理用空気を冷却する冷却用
熱交換器(40)を配置している。回転ドラム(30)の上
方には、処理用空気を吸い込んで搬送通路(12)に供給
する循環用ファン(50)を配置している。循環用ファン
(50)は、処理ハウジング(20)に着脱自在に固定さ
れ、ファン軸(55)の一端にファン本体(51)を処理ハ
ウジング(20)内に位置するように連結し、ファン軸
(55)の他端にファンモータ(52)を処理ハウジング
(20)外に位置するように連結している。
【0009】−発明の特定事項− 具体的に、図1に示すように、請求項1記載の発明が講
じた手段は、先ず、物品の処理ハウジング(20)の内部
に円筒状の回転ドラム(30)が支持手段(60)を介して
回転自在に配置されると共に、該回転ドラム(30)の外
側には処理用空気が流れる物品の搬送通路(12)に形成
されている。そして、該搬送通路(12)には、物品が載
置されて該物品を搬送する無端コンベヤ(11)が回転ド
ラム(30)を螺旋状に巻回して設けられる一方、該無端
コンベヤ(11)の螺旋移動を案内するガイド手段(70)
が設けられている。更に、上記処理ハウジング(20)に
は、物品の処理用空気を所定の空気状態に調整して搬送
通路(12)に供給する空気処理手段(40)が設けられて
いる。加えて、上記処理ハウジング(20)には、空気処
理手段(40)で調整された処理用空気を吸い込んで該処
理用空気を搬送通路(12)に供給する循環用ファン(5
0)が配置され、該循環用ファン(50)は、処理ハウジ
ング(20)内に位置するファン本体(51)と、処理ハウ
ジング(20)外に位置すると共に上記ファン本体(51)
に連結されたファンモータ(52)とを備えている。
じた手段は、先ず、物品の処理ハウジング(20)の内部
に円筒状の回転ドラム(30)が支持手段(60)を介して
回転自在に配置されると共に、該回転ドラム(30)の外
側には処理用空気が流れる物品の搬送通路(12)に形成
されている。そして、該搬送通路(12)には、物品が載
置されて該物品を搬送する無端コンベヤ(11)が回転ド
ラム(30)を螺旋状に巻回して設けられる一方、該無端
コンベヤ(11)の螺旋移動を案内するガイド手段(70)
が設けられている。更に、上記処理ハウジング(20)に
は、物品の処理用空気を所定の空気状態に調整して搬送
通路(12)に供給する空気処理手段(40)が設けられて
いる。加えて、上記処理ハウジング(20)には、空気処
理手段(40)で調整された処理用空気を吸い込んで該処
理用空気を搬送通路(12)に供給する循環用ファン(5
0)が配置され、該循環用ファン(50)は、処理ハウジ
ング(20)内に位置するファン本体(51)と、処理ハウ
ジング(20)外に位置すると共に上記ファン本体(51)
に連結されたファンモータ(52)とを備えている。
【0010】また、請求項2記載の発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、処理ハウジング
(20)には、循環用ファン(50)のファン本体(51)の
外径より大きく設定されたファン開口(2b)が形成され
る一方、循環用ファン(50)は、ファン開口(2b)に挿
入されて処理ハウジング(20)の一部を構成するハウジ
ング板(53)と、該ハウジング板(53)が固定されて処
理ハウジング(20)に着脱自在に固定される取り付け板
(54)とを備えている。そして、該循環用ファン(50)
は、ハウジング板(53)及び取り付け板(54)を貫通す
るファン軸(55)の一端にファン本体(51)が処理ハウ
ジング(20)内に位置するように連結されると共に、フ
ァン軸(55)の他端にファンモータ(52)が処理ハウジ
ング(20)外に位置するように連結されている。
は、上記請求項1記載の発明において、処理ハウジング
(20)には、循環用ファン(50)のファン本体(51)の
外径より大きく設定されたファン開口(2b)が形成され
る一方、循環用ファン(50)は、ファン開口(2b)に挿
入されて処理ハウジング(20)の一部を構成するハウジ
ング板(53)と、該ハウジング板(53)が固定されて処
理ハウジング(20)に着脱自在に固定される取り付け板
(54)とを備えている。そして、該循環用ファン(50)
は、ハウジング板(53)及び取り付け板(54)を貫通す
るファン軸(55)の一端にファン本体(51)が処理ハウ
ジング(20)内に位置するように連結されると共に、フ
ァン軸(55)の他端にファンモータ(52)が処理ハウジ
ング(20)外に位置するように連結されている。
【0011】また、請求項3記載の発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、ファン本体(5
1)は、軸心方向に処理用空気を吸い込む吸込口(5e)
が形成されると共に、軸心と直交する遠心方向で且つ全
周に亘って放射状に処理用空気を吹き出す吹出口(5f)
が形成された遠心ファンで構成されたものである。
は、上記請求項1記載の発明において、ファン本体(5
1)は、軸心方向に処理用空気を吸い込む吸込口(5e)
が形成されると共に、軸心と直交する遠心方向で且つ全
周に亘って放射状に処理用空気を吹き出す吹出口(5f)
が形成された遠心ファンで構成されたものである。
【0012】また、請求項4記載の発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、空気処理手段
(40)が、回転ドラム(30)の内側に配置される一方、
循環用ファン(50)は、回転ドラム(30)の上方に位置
するように処理ハウジング(20)の天井部材(22)に取
り付けられた構成としている。
は、上記請求項1記載の発明において、空気処理手段
(40)が、回転ドラム(30)の内側に配置される一方、
循環用ファン(50)は、回転ドラム(30)の上方に位置
するように処理ハウジング(20)の天井部材(22)に取
り付けられた構成としている。
【0013】また、請求項5記載の発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、空気処理手段
(40)が、処理ハウジング(20)の内部であって、回転
ドラム(30)の側方に配置される一方、循環用ファン
(50)は、空気処理手段(40)の上方に位置するように
処理ハウジング(20)の天井部材(22)に取り付けられ
た構成としている。
は、上記請求項1記載の発明において、空気処理手段
(40)が、処理ハウジング(20)の内部であって、回転
ドラム(30)の側方に配置される一方、循環用ファン
(50)は、空気処理手段(40)の上方に位置するように
処理ハウジング(20)の天井部材(22)に取り付けられ
た構成としている。
【0014】−作用− 上記の発明特定事項により、本発明では、物品の凍結等
の処理を開始すると、例えば、室外機の圧縮機を駆動す
ると共に、循環用ファン(50)を駆動する。この循環用
ファン(50)の駆動によって処理用空気は処理ハウジン
グ(20)の内部を循環する。具体的に、請求項4記載の
発明では、循環用ファン(50)が回転ドラム(30)の上
方に取り付けられていることから、搬送通路(12)を上
部から下方に流れ、該搬送通路(12)の下方から回転ド
ラム(30)の内側に流れる。そして、該回転ドラム(3
0)の内部に空気処理手段(40)が配置されているの
で、この空気処理手段(40)によって冷却等が施され、
所定の空気状態になる。その後、上記処理用空気は循環
用ファン(50)に吸い込まれ、上述の動作を繰り返すこ
とになる。
の処理を開始すると、例えば、室外機の圧縮機を駆動す
ると共に、循環用ファン(50)を駆動する。この循環用
ファン(50)の駆動によって処理用空気は処理ハウジン
グ(20)の内部を循環する。具体的に、請求項4記載の
発明では、循環用ファン(50)が回転ドラム(30)の上
方に取り付けられていることから、搬送通路(12)を上
部から下方に流れ、該搬送通路(12)の下方から回転ド
ラム(30)の内側に流れる。そして、該回転ドラム(3
0)の内部に空気処理手段(40)が配置されているの
で、この空気処理手段(40)によって冷却等が施され、
所定の空気状態になる。その後、上記処理用空気は循環
用ファン(50)に吸い込まれ、上述の動作を繰り返すこ
とになる。
【0015】また、請求項5記載の発明では、循環用フ
ァン(50)が回転ドラム(30)の側方上方に取り付けら
れていることから、処理用空気は、回転ドラム(30)の
側方から搬送通路(12)の上部に流れ、該搬送通路(1
2)を上部から下方に流れ、該搬送通路(12)の下方か
ら回転ドラム(30)の側方の空気処理手段(40)に流れ
る。そして、該処理用空気は、空気処理手段(40)によ
って冷却等が施され、所定の空気状態になり、循環用フ
ァン(50)に吸い込まれ、上述の動作を繰り返すことに
なる。
ァン(50)が回転ドラム(30)の側方上方に取り付けら
れていることから、処理用空気は、回転ドラム(30)の
側方から搬送通路(12)の上部に流れ、該搬送通路(1
2)を上部から下方に流れ、該搬送通路(12)の下方か
ら回転ドラム(30)の側方の空気処理手段(40)に流れ
る。そして、該処理用空気は、空気処理手段(40)によ
って冷却等が施され、所定の空気状態になり、循環用フ
ァン(50)に吸い込まれ、上述の動作を繰り返すことに
なる。
【0016】特に、請求項2記載の発明では、ファンモ
ータ(52)が処理ハウジング(20)の外部に配置されて
いるので、モータ熱が処理ハウジング(20)の内部に伝
わることがなく、その上、請求項3記載の発明では、処
理用空気はファン本体(51)から放射状に吹き出すこと
になる。
ータ(52)が処理ハウジング(20)の外部に配置されて
いるので、モータ熱が処理ハウジング(20)の内部に伝
わることがなく、その上、請求項3記載の発明では、処
理用空気はファン本体(51)から放射状に吹き出すこと
になる。
【0017】一方、支持手段(60)によって回転ドラム
(30)が回転すると、無端コンベヤ(11)は、回転ドラ
ム(30)の回転にほぼ同期して走行移動することにな
る。この無端コンベヤ(11)は、例えば、搬入部から処
理ハウジング(20)の内部に導入して搬送通路(12)に
入る。続いて、上記無端コンベヤ(11)は、搬送通路
(12)をガイド手段(70)に案内されて螺旋状に走行し
て上昇し、その後、上記無端コンベヤ(11)は、搬送通
路(12)の上端まで移動すると、搬送通路(12)から処
理ハウジング(20)を一旦出て搬出部に移動した後、該
搬出部から再び処理ハウジング(20)に導入し、上記搬
入部に戻り、この動作を繰り返すことになる。
(30)が回転すると、無端コンベヤ(11)は、回転ドラ
ム(30)の回転にほぼ同期して走行移動することにな
る。この無端コンベヤ(11)は、例えば、搬入部から処
理ハウジング(20)の内部に導入して搬送通路(12)に
入る。続いて、上記無端コンベヤ(11)は、搬送通路
(12)をガイド手段(70)に案内されて螺旋状に走行し
て上昇し、その後、上記無端コンベヤ(11)は、搬送通
路(12)の上端まで移動すると、搬送通路(12)から処
理ハウジング(20)を一旦出て搬出部に移動した後、該
搬出部から再び処理ハウジング(20)に導入し、上記搬
入部に戻り、この動作を繰り返すことになる。
【0018】上記無端コンベヤ(11)の走行時に、搬入
部において物品が無端コンベヤ(11)に載置され、この
物品が搬送通路(12)を螺旋状に上昇移動する。この移
動時において、処理用空気が搬送通路(12)を流れるの
で、物品が処理用空気に晒されて凍結又は冷却等の処理
が施され、搬出部より搬出され、この動作を順次繰り返
して物品の処理を行うことになる。
部において物品が無端コンベヤ(11)に載置され、この
物品が搬送通路(12)を螺旋状に上昇移動する。この移
動時において、処理用空気が搬送通路(12)を流れるの
で、物品が処理用空気に晒されて凍結又は冷却等の処理
が施され、搬出部より搬出され、この動作を順次繰り返
して物品の処理を行うことになる。
【0019】また、請求項2記載の発明では、上記循環
用ファン(50)を取り付け及び取り外しする場合、該循
環用ファン(50)を処理ハウジング(20)の外部から取
り付け及び取り外しすることになる。
用ファン(50)を取り付け及び取り外しする場合、該循
環用ファン(50)を処理ハウジング(20)の外部から取
り付け及び取り外しすることになる。
【0020】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、循環用フ
ァン(50)のファン本体(51)を処理ハウジング(20)
の内部に、ファンモータ(52)を処理ハウジング(20)
の外部に配置するようにしたために、処理ハウジング
(20)の内部にモータ熱が伝わることがなく、冷却能力
の低下を確実に防止することができる。
ァン(50)のファン本体(51)を処理ハウジング(20)
の内部に、ファンモータ(52)を処理ハウジング(20)
の外部に配置するようにしたために、処理ハウジング
(20)の内部にモータ熱が伝わることがなく、冷却能力
の低下を確実に防止することができる。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、循環
用ファン(50)を処理ハウジング(20)のファン開口
(2b)に着脱自在にしたために、該循環用ファン(50)
を処理ハウジング(20)の外部から取り付け及び取り外
しを行うことができるので、該循環用ファン(50)の取
り付け等の作業の容易化を図ることができる。
用ファン(50)を処理ハウジング(20)のファン開口
(2b)に着脱自在にしたために、該循環用ファン(50)
を処理ハウジング(20)の外部から取り付け及び取り外
しを行うことができるので、該循環用ファン(50)の取
り付け等の作業の容易化を図ることができる。
【0022】また、請求項3記載の発明によれば、ファ
ン本体(51)から処理用空気を放射状に吹き出すように
しているので、該処理用空気が処理ハウジング(20)の
内部空間に均一に流れるようにすることができ、物品の
処理を均一に行うようにすることができる。
ン本体(51)から処理用空気を放射状に吹き出すように
しているので、該処理用空気が処理ハウジング(20)の
内部空間に均一に流れるようにすることができ、物品の
処理を均一に行うようにすることができる。
【0023】また、請求項4記載の発明によれば、回転
ドラム(30)の内部に空気処理手段(40)を配置し、該
回転ドラム(30)の上方に循環用ファン(50)を配置す
るようにしたために、処理用空気が搬送通路(12)を確
実に流れる気流を生成することができ、物品の処理を効
率よく確実に行うことができる。
ドラム(30)の内部に空気処理手段(40)を配置し、該
回転ドラム(30)の上方に循環用ファン(50)を配置す
るようにしたために、処理用空気が搬送通路(12)を確
実に流れる気流を生成することができ、物品の処理を効
率よく確実に行うことができる。
【0024】また、請求項5記載の発明によれば、回転
ドラム(30)の側方に空気処理手段(40)を配置した場
合においても循環用ファン(50)を処理ハウジング(2
0)の外部から取り付け及び取り外しを行うことができ
るので、該循環用ファン(50)の取り付け等の作業の容
易化を図ることができる。
ドラム(30)の側方に空気処理手段(40)を配置した場
合においても循環用ファン(50)を処理ハウジング(2
0)の外部から取り付け及び取り外しを行うことができ
るので、該循環用ファン(50)の取り付け等の作業の容
易化を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0026】図1及び図2に示すように、本実施形態の
物品処理装置(10)は、食品等の各種の物品を凍結処理
又は冷却処理する処理装置であって、処理ハウジング
(20)の内部に、回転ドラム(30)、無端コンベヤ(1
1)及び空気処理手段(40)が設けられると共に、処理
ハウジング(20)の上部に循環用ファン(50)が取り付
けられて構成されている。
物品処理装置(10)は、食品等の各種の物品を凍結処理
又は冷却処理する処理装置であって、処理ハウジング
(20)の内部に、回転ドラム(30)、無端コンベヤ(1
1)及び空気処理手段(40)が設けられると共に、処理
ハウジング(20)の上部に循環用ファン(50)が取り付
けられて構成されている。
【0027】上記回転ドラム(30)は、図5に示すよう
に、上下両端面が開口した円筒体に形成され、支持手段
(60)を介して処理ハウジング(20)に取り付けられ、
該回転ドラム(30)と処理ハウジング(20)との間の空
間が物品の搬送通路(12)に形成されている。
に、上下両端面が開口した円筒体に形成され、支持手段
(60)を介して処理ハウジング(20)に取り付けられ、
該回転ドラム(30)と処理ハウジング(20)との間の空
間が物品の搬送通路(12)に形成されている。
【0028】上記支持手段(60)は、上下方向に延びる
1本の駆動軸(61)に駆動機構(62)が連結されて成
り、該駆動軸(61)の両端は、支持部材(63,64)を介
して基台(13)に支持されている。そして、上記回転ド
ラム(30)の上部開口端は、駆動軸(61)の上部に水平
ステー(31)を介して連結されている。つまり、上記回
転ドラム(30)は、上端部にて駆動軸(61)に回転自在
に片持ち支持され、下端開口は開口状態のままに構成さ
れている。
1本の駆動軸(61)に駆動機構(62)が連結されて成
り、該駆動軸(61)の両端は、支持部材(63,64)を介
して基台(13)に支持されている。そして、上記回転ド
ラム(30)の上部開口端は、駆動軸(61)の上部に水平
ステー(31)を介して連結されている。つまり、上記回
転ドラム(30)は、上端部にて駆動軸(61)に回転自在
に片持ち支持され、下端開口は開口状態のままに構成さ
れている。
【0029】また、上記回転ドラム(30)における下部
開口端の内周面は、図5に示すように、ガイドローラ
(32)が接して回転ドラム(30)の下端部が支持されて
おり、該ガイドローラ(32)は、図示しないが、下部の
支持部材(64)に取り付けられている。
開口端の内周面は、図5に示すように、ガイドローラ
(32)が接して回転ドラム(30)の下端部が支持されて
おり、該ガイドローラ(32)は、図示しないが、下部の
支持部材(64)に取り付けられている。
【0030】尚、上記駆動機構(62)は、モータ(6a)
と、該モータ(6a)を駆動軸(61)に連結するスプロケ
ット(6b,6b)及びチェーン(6c)とにより構成されて
いる。また、上記上部の支持部材(63)は、後述する無
端コンベヤ(11)のガイド手段(70)に連結されたステ
ーで構成される一方、下部の支持部材(64)は、処理ハ
ウジング(20)の基台(13)に取り付けられており、該
下部の支持部材(64)には、駆動機構(62)のモータ
(6a)が設置されている。
と、該モータ(6a)を駆動軸(61)に連結するスプロケ
ット(6b,6b)及びチェーン(6c)とにより構成されて
いる。また、上記上部の支持部材(63)は、後述する無
端コンベヤ(11)のガイド手段(70)に連結されたステ
ーで構成される一方、下部の支持部材(64)は、処理ハ
ウジング(20)の基台(13)に取り付けられており、該
下部の支持部材(64)には、駆動機構(62)のモータ
(6a)が設置されている。
【0031】上記無端コンベヤ(11)は、例えば、図示
しないが、幅方向の伸縮が自在なメッシュ状に形成され
ており、物品の搬入部(14)から搬出部(15)に亘って
設けられている。該無端コンベヤ(11)は、処理ハウジ
ング(20)の下部側方に位置する搬入部(14)から処理
ハウジング(20)の内部に導入し、搬送通路(12)の下
部からガイド手段(70)に沿って回転ドラム(30)を螺
旋状に巻回して搬送通路(12)を上昇し、処理ハウジン
グ(20)の上部側方に位置する搬出部(15)に一旦導出
している。そして、上記無端コンベヤ(11)は、搬出部
(15)から再び処理ハウジング(20)の内部に導入し、
テンションローラ等を介して搬入部(14)に導かれてい
る。
しないが、幅方向の伸縮が自在なメッシュ状に形成され
ており、物品の搬入部(14)から搬出部(15)に亘って
設けられている。該無端コンベヤ(11)は、処理ハウジ
ング(20)の下部側方に位置する搬入部(14)から処理
ハウジング(20)の内部に導入し、搬送通路(12)の下
部からガイド手段(70)に沿って回転ドラム(30)を螺
旋状に巻回して搬送通路(12)を上昇し、処理ハウジン
グ(20)の上部側方に位置する搬出部(15)に一旦導出
している。そして、上記無端コンベヤ(11)は、搬出部
(15)から再び処理ハウジング(20)の内部に導入し、
テンションローラ等を介して搬入部(14)に導かれてい
る。
【0032】上記空気処理手段(40)は、図3及び図4
に示すように、物品の処理用空気を所定の空気状態に冷
却調整して搬送通路(12)に供給するものであって、ク
ーラである冷却用熱交換器(41)を備えている。該冷却
用熱交換器(41)は、回転ドラム(30)の内部に配置さ
れ、図示しないが、圧縮機及び室外熱交換器を備えた室
外機に冷媒配管を介して接続されている。そして、該冷
却用熱交換器(41)は、回転ドラム(30)と所定間隔を
存する円筒状に形成されており、半円状の2つの熱交換
部(42,42)より構成されている。該両熱交換部(42,
42)は、冷媒が流通する複数のパスが半径方向に重畳し
て形成され、上下方向に延びる多数のフィン(43,43,
…)が周方向に並設されている。そして、該各フィン
(43,43,…)のピッチは、内側で小さく、外側で大き
くなるように配置されている。
に示すように、物品の処理用空気を所定の空気状態に冷
却調整して搬送通路(12)に供給するものであって、ク
ーラである冷却用熱交換器(41)を備えている。該冷却
用熱交換器(41)は、回転ドラム(30)の内部に配置さ
れ、図示しないが、圧縮機及び室外熱交換器を備えた室
外機に冷媒配管を介して接続されている。そして、該冷
却用熱交換器(41)は、回転ドラム(30)と所定間隔を
存する円筒状に形成されており、半円状の2つの熱交換
部(42,42)より構成されている。該両熱交換部(42,
42)は、冷媒が流通する複数のパスが半径方向に重畳し
て形成され、上下方向に延びる多数のフィン(43,43,
…)が周方向に並設されている。そして、該各フィン
(43,43,…)のピッチは、内側で小さく、外側で大き
くなるように配置されている。
【0033】上記冷却用熱交換器(41)の上部には、該
冷却用熱交換器(41)の内側上面を閉鎖する上部閉鎖板
(44)が設けられる一方、冷却用熱交換器(41)の下端
と回転ドラム(30)の下端との間は、ドーナツ板状の下
部閉鎖板(45)で閉鎖されている。つまり、上記冷却用
熱交換器(41)の下部内側から処理用空気が冷却用熱交
換器(41)の内部に流れ、該処理用空気が冷却用熱交換
器(41)を横断して冷却され、この処理用空気が冷却用
熱交換器(41)の外側から上方に流れるようになってい
る。
冷却用熱交換器(41)の内側上面を閉鎖する上部閉鎖板
(44)が設けられる一方、冷却用熱交換器(41)の下端
と回転ドラム(30)の下端との間は、ドーナツ板状の下
部閉鎖板(45)で閉鎖されている。つまり、上記冷却用
熱交換器(41)の下部内側から処理用空気が冷却用熱交
換器(41)の内部に流れ、該処理用空気が冷却用熱交換
器(41)を横断して冷却され、この処理用空気が冷却用
熱交換器(41)の外側から上方に流れるようになってい
る。
【0034】上記処理ハウジング(20)は、一体物で形
成された床部材(21)と天井部材(22)と側壁部材(2
3)との3部材を備えると共に、物品の搬入用突出壁部
材(24)と搬出用膨出壁部材(25)とを備えている。そ
して、上記各部材(21〜25)は、外板と内板との間に断
熱材が充填されて形成され、上記処理ハウジング(20)
は、内部空間を低温状態に保持するように構成されてい
る。
成された床部材(21)と天井部材(22)と側壁部材(2
3)との3部材を備えると共に、物品の搬入用突出壁部
材(24)と搬出用膨出壁部材(25)とを備えている。そ
して、上記各部材(21〜25)は、外板と内板との間に断
熱材が充填されて形成され、上記処理ハウジング(20)
は、内部空間を低温状態に保持するように構成されてい
る。
【0035】上記床部材(21)は、基台(13)上に取り
付けられると共に、上面(2a)が中央部に向って低く傾
斜するようにコーン状に形成され、その中央部に排水口
(26)が形成されている。そして、排水口(26)には排
水管(16)が接続されている。
付けられると共に、上面(2a)が中央部に向って低く傾
斜するようにコーン状に形成され、その中央部に排水口
(26)が形成されている。そして、排水口(26)には排
水管(16)が接続されている。
【0036】上記側壁部材(23)は、無端コンベヤ(1
1)の外周端が近接する円筒状に形成されて床部材(2
1)上に設置固定される一方、該側壁部材(23)の上端
には、天井部材(22)が設置固定されている。尚、上記
搬入用突出壁部材(24)は、平面視略コ字状に形成さ
れ、図示しないが、側壁部材(23)の下部のみに突出形
成され、該側壁部材(23)を貫通して搬入部(14)に延
びる無端コンベヤ(11)を覆っている。また、上記搬出
用膨出壁部材(25)は、平面視略コ字状に形成されると
共に、側壁部材(23)の上下両端に亘って形成され、該
側壁部材(23)を貫通して搬出部(15)に延びる無端コ
ンベヤ(11)を覆っている。
1)の外周端が近接する円筒状に形成されて床部材(2
1)上に設置固定される一方、該側壁部材(23)の上端
には、天井部材(22)が設置固定されている。尚、上記
搬入用突出壁部材(24)は、平面視略コ字状に形成さ
れ、図示しないが、側壁部材(23)の下部のみに突出形
成され、該側壁部材(23)を貫通して搬入部(14)に延
びる無端コンベヤ(11)を覆っている。また、上記搬出
用膨出壁部材(25)は、平面視略コ字状に形成されると
共に、側壁部材(23)の上下両端に亘って形成され、該
側壁部材(23)を貫通して搬出部(15)に延びる無端コ
ンベヤ(11)を覆っている。
【0037】上記側壁部材(23)は、5つの開閉扉(2
7,27,…)が形成されると共に、搬出用膨出壁部材(2
5)の側面には、1つの開閉扉(27)が形成されてい
る。該各開閉扉(27,27,…)は、搬送通路(12)に対
面して縦方向に長く形成され、具体的に、回転ドラム
(30)のやや上方位置から回転ドラム(30)のやや下方
位置までの長さに形成されている。
7,27,…)が形成されると共に、搬出用膨出壁部材(2
5)の側面には、1つの開閉扉(27)が形成されてい
る。該各開閉扉(27,27,…)は、搬送通路(12)に対
面して縦方向に長く形成され、具体的に、回転ドラム
(30)のやや上方位置から回転ドラム(30)のやや下方
位置までの長さに形成されている。
【0038】更に、上記側壁部材(23)の5つの開閉扉
(27,27,…)の横幅は、搬出用膨出壁部材(25)を除
いて、各開閉扉(27,27,…)の間隔とほぼ同じに形成
され、各開閉扉(27,27,…)を開放すると、処理ハウ
ジング(20)の内部がほぼ全体に亘って開放される大き
さに形成されている。
(27,27,…)の横幅は、搬出用膨出壁部材(25)を除
いて、各開閉扉(27,27,…)の間隔とほぼ同じに形成
され、各開閉扉(27,27,…)を開放すると、処理ハウ
ジング(20)の内部がほぼ全体に亘って開放される大き
さに形成されている。
【0039】上記ガイド手段(70)は、図8及び図9に
示すように、無端コンベヤ(11)の螺旋移動を案内する
ものであって、縦桟(71)と横桟(72)とスパイラル桟
(73)と摺接片(74)とより構成されている。該縦桟
(71)は、処理ハウジング(20)の側壁部材(23)と無
端コンベヤ(11)との間に位置し、等間隔に配置され、
上部には、上述した上部の支持部材(63)が連結されて
いる。
示すように、無端コンベヤ(11)の螺旋移動を案内する
ものであって、縦桟(71)と横桟(72)とスパイラル桟
(73)と摺接片(74)とより構成されている。該縦桟
(71)は、処理ハウジング(20)の側壁部材(23)と無
端コンベヤ(11)との間に位置し、等間隔に配置され、
上部には、上述した上部の支持部材(63)が連結されて
いる。
【0040】上記横桟(72)は、各縦桟(71)に亘って
取り付けられ、上下に3本設けられる一方、上記スパイ
ラル桟(73)は、外周側と内周側との2つが設けられ、
各縦桟(71)に亘って支持されると共に、無端コンベヤ
(11)の螺旋移動に沿って設けられている。また、上記
摺接片(74)は、スパイラル桟(73)から求心方向に向
って延び、つまり、回転ドラム(30)に向って延び、無
端コンベヤ(11)の下面が摺接して該無端コンベヤ(1
1)を保持するように設けられている。
取り付けられ、上下に3本設けられる一方、上記スパイ
ラル桟(73)は、外周側と内周側との2つが設けられ、
各縦桟(71)に亘って支持されると共に、無端コンベヤ
(11)の螺旋移動に沿って設けられている。また、上記
摺接片(74)は、スパイラル桟(73)から求心方向に向
って延び、つまり、回転ドラム(30)に向って延び、無
端コンベヤ(11)の下面が摺接して該無端コンベヤ(1
1)を保持するように設けられている。
【0041】更に、上記横桟(72)には、該横桟(72)
と処理ハウジング(20)の側壁部材(23)との間隙を仕
切る仕切り板(75)が取り付けられている。つまり、該
仕切り板(75)は、外周端がほぼ側壁部材(23)の内周
面に接するように形成され、側壁部材(23)と無端コン
ベヤ(11)の外周端との間隙を上下方向に仕切り、該間
隙を処理用空気がほぼ流れないようにして該処理用空気
が搬送通路(12)を流れるようにしている。
と処理ハウジング(20)の側壁部材(23)との間隙を仕
切る仕切り板(75)が取り付けられている。つまり、該
仕切り板(75)は、外周端がほぼ側壁部材(23)の内周
面に接するように形成され、側壁部材(23)と無端コン
ベヤ(11)の外周端との間隙を上下方向に仕切り、該間
隙を処理用空気がほぼ流れないようにして該処理用空気
が搬送通路(12)を流れるようにしている。
【0042】上記循環用ファン(50)は、2台設けら
れ、図10〜図13に示すように、処理用空気を循環さ
せるものであって、処理ハウジング(20)の天井部材
(22)に形成されたファン開口(2b)に取り付けられて
いる。該循環用ファン(50)は、処理ハウジング(20)
内に位置するファン本体(51)と、処理ハウジング(2
0)外に位置すると共に上記ファン本体(51)に連結さ
れたファンモータ(52)とを備え、上記処理ハウジング
(20)のファン開口(2b)は、ファン本体(51)の外径
より大きく形成されている。
れ、図10〜図13に示すように、処理用空気を循環さ
せるものであって、処理ハウジング(20)の天井部材
(22)に形成されたファン開口(2b)に取り付けられて
いる。該循環用ファン(50)は、処理ハウジング(20)
内に位置するファン本体(51)と、処理ハウジング(2
0)外に位置すると共に上記ファン本体(51)に連結さ
れたファンモータ(52)とを備え、上記処理ハウジング
(20)のファン開口(2b)は、ファン本体(51)の外径
より大きく形成されている。
【0043】上記循環用ファン(50)は、ファン開口
(2b)に挿入されて処理ハウジング(20)の一部を構成
するハウジング板(53)と、該ハウジング板(53)が固
定されて処理ハウジング(20)に着脱自在に固定される
矩形状の取り付け板(54)とを備えている。そして、上
記ハウジング板(53)及び取り付け板(54)を貫通する
ファン軸(55)の下端には、ファン本体(51)が処理ハ
ウジング(20)内に位置するように連結されると共に、
ファン軸(55)の上端には、ファンモータ(52)が処理
ハウジング(20)外に位置するように連結されている。
(2b)に挿入されて処理ハウジング(20)の一部を構成
するハウジング板(53)と、該ハウジング板(53)が固
定されて処理ハウジング(20)に着脱自在に固定される
矩形状の取り付け板(54)とを備えている。そして、上
記ハウジング板(53)及び取り付け板(54)を貫通する
ファン軸(55)の下端には、ファン本体(51)が処理ハ
ウジング(20)内に位置するように連結されると共に、
ファン軸(55)の上端には、ファンモータ(52)が処理
ハウジング(20)外に位置するように連結されている。
【0044】上記ファン本体(51)は、ファン軸(55)
にハブ(5a)を介して取り付けられた主板(5b)に複数
の羽根(5c,5c,…)が固定されると共に、該羽根(5
c,5c,…)にディフューザ(5d)が取り付けられて構
成されている。そして、該ディフューザ(5d)の中央部
には、処理用空気を軸心方向に吸い込む吸込口(5e)が
形成される一方、羽根(5c,5c,…)の外側は、軸心と
直交する遠心方向で全周に亘って放射状に処理用空気を
吹き出す吹出口(5f)になっており、ファン本体(51)
が遠心型ターボファンを構成している。
にハブ(5a)を介して取り付けられた主板(5b)に複数
の羽根(5c,5c,…)が固定されると共に、該羽根(5
c,5c,…)にディフューザ(5d)が取り付けられて構
成されている。そして、該ディフューザ(5d)の中央部
には、処理用空気を軸心方向に吸い込む吸込口(5e)が
形成される一方、羽根(5c,5c,…)の外側は、軸心と
直交する遠心方向で全周に亘って放射状に処理用空気を
吹き出す吹出口(5f)になっており、ファン本体(51)
が遠心型ターボファンを構成している。
【0045】そして、上記ファン本体(51)は、冷却用
熱交換器(41)で冷却された処理用空気を吸い込んで該
処理用空気を搬送通路(12)に供給すると共に、処理用
空気が搬送通路(12)から回転ドラム(30)内を通るよ
うに循環させている。
熱交換器(41)で冷却された処理用空気を吸い込んで該
処理用空気を搬送通路(12)に供給すると共に、処理用
空気が搬送通路(12)から回転ドラム(30)内を通るよ
うに循環させている。
【0046】尚、上記ファン本体(51)の吸込口(5e)
には、処理用空気を導く導風筒(17)が取り付けられる
と共に、上部の支持部材(63)には、回転ドラム(30)
よりやや小径に形成されて処理用空気をファン本体(5
1)に導く案内筒(18)が回転ドラム(30)の上方に位
置して取り付けられている。
には、処理用空気を導く導風筒(17)が取り付けられる
と共に、上部の支持部材(63)には、回転ドラム(30)
よりやや小径に形成されて処理用空気をファン本体(5
1)に導く案内筒(18)が回転ドラム(30)の上方に位
置して取り付けられている。
【0047】また、2台のファン本体(51)の間には、
該両ファン本体(51)の間を仕切る干渉防止板(19)が
設けられ、該干渉防止板(19)は、2台のファン本体
(51)より吹き出した処理用空気が干渉しないようにし
ている。
該両ファン本体(51)の間を仕切る干渉防止板(19)が
設けられ、該干渉防止板(19)は、2台のファン本体
(51)より吹き出した処理用空気が干渉しないようにし
ている。
【0048】−実施形態1における凍結動作− 次に、上述した物品処理装置(10)における物品の凍結
処理動作について説明する。
処理動作について説明する。
【0049】先ず、物品の凍結処理を開始すると、図示
しない室外機の圧縮機が駆動すると共に、循環用ファン
(50)が駆動する。この循環用ファン(50)の駆動によ
って処理用空気は、ファン本体(51)から放射状に吹き
出し、搬送通路(12)を上部から下方に流れ、該搬送通
路(12)の下方から回転ドラム(30)の内側に流れる。
そして、処理用空気は下部閉鎖板(45)が設けられてい
るために冷却用熱交換器(41)の内側に流入する一方、
上部閉鎖板(44)によって冷却用熱交換器(41)の上部
開口が閉鎖されていることから、処理用空気は冷却用熱
交換器(41)を横断する。
しない室外機の圧縮機が駆動すると共に、循環用ファン
(50)が駆動する。この循環用ファン(50)の駆動によ
って処理用空気は、ファン本体(51)から放射状に吹き
出し、搬送通路(12)を上部から下方に流れ、該搬送通
路(12)の下方から回転ドラム(30)の内側に流れる。
そして、処理用空気は下部閉鎖板(45)が設けられてい
るために冷却用熱交換器(41)の内側に流入する一方、
上部閉鎖板(44)によって冷却用熱交換器(41)の上部
開口が閉鎖されていることから、処理用空気は冷却用熱
交換器(41)を横断する。
【0050】この横断の際、処理用空気は冷却用熱交換
器(41)の冷媒と熱交換して冷却される。続いて、冷却
された処理用空気は、上部閉鎖板(44)によって回転ド
ラム(30)と冷却用熱交換器(41)の間から上方に流
れ、ファン本体(51)に吸い込まれる。そして、上記処
理用空気は上述の動作を繰り返すことになる。
器(41)の冷媒と熱交換して冷却される。続いて、冷却
された処理用空気は、上部閉鎖板(44)によって回転ド
ラム(30)と冷却用熱交換器(41)の間から上方に流
れ、ファン本体(51)に吸い込まれる。そして、上記処
理用空気は上述の動作を繰り返すことになる。
【0051】一方、駆動機構(62)のモータ(6a)によ
って駆動軸(61)が回転すると、回転ドラム(30)が回
転し、無端コンベヤ(11)の内側の側端面が回転ドラム
(30)に圧接しているので、該無端コンベヤ(11)は回
転ドラム(30)の回転にほぼ同期して走行移動すること
になる。この無端コンベヤ(11)は、搬入部(14)から
処理ハウジング(20)の内部に導入して搬送通路(12)
に入る。続いて、上記無端コンベヤ(11)は、搬送通路
(12)をガイド手段(70)の摺接片(74)に案内されて
螺旋状に走行して上昇し、例えば、回転ドラム(30)を
12回巻き回る。その後、上記無端コンベヤ(11)は、
搬送通路(12)の上端まで移動すると、搬送通路(12)
から処理ハウジング(20)を出て搬出部(15)に移動し
た後、該搬出部(15)から再び処理ハウジング(20)に
導入し、上記搬入部(14)に戻り、この動作を繰り返す
ことになる。
って駆動軸(61)が回転すると、回転ドラム(30)が回
転し、無端コンベヤ(11)の内側の側端面が回転ドラム
(30)に圧接しているので、該無端コンベヤ(11)は回
転ドラム(30)の回転にほぼ同期して走行移動すること
になる。この無端コンベヤ(11)は、搬入部(14)から
処理ハウジング(20)の内部に導入して搬送通路(12)
に入る。続いて、上記無端コンベヤ(11)は、搬送通路
(12)をガイド手段(70)の摺接片(74)に案内されて
螺旋状に走行して上昇し、例えば、回転ドラム(30)を
12回巻き回る。その後、上記無端コンベヤ(11)は、
搬送通路(12)の上端まで移動すると、搬送通路(12)
から処理ハウジング(20)を出て搬出部(15)に移動し
た後、該搬出部(15)から再び処理ハウジング(20)に
導入し、上記搬入部(14)に戻り、この動作を繰り返す
ことになる。
【0052】上記無端コンベヤ(11)の走行時に、搬入
部(14)において食品等の物品が無端コンベヤ(11)に
載置され、この物品が搬送通路(12)を螺旋状に上昇移
動する。この移動時において、冷却された低温の処理用
空気が搬送通路(12)を縦方向に流れるので、物品が処
理用空気に晒されて凍結し、搬出部(15)より搬出さ
れ、この動作を順次繰り返して物品の凍結処理を行うこ
とになる。
部(14)において食品等の物品が無端コンベヤ(11)に
載置され、この物品が搬送通路(12)を螺旋状に上昇移
動する。この移動時において、冷却された低温の処理用
空気が搬送通路(12)を縦方向に流れるので、物品が処
理用空気に晒されて凍結し、搬出部(15)より搬出さ
れ、この動作を順次繰り返して物品の凍結処理を行うこ
とになる。
【0053】また、上記物品の凍結処理の際、ガイド手
段(70)の仕切り板(75)が処理ハウジング(20)と無
端コンベヤ(11)との間を区画しているので、処理用空
気が処理ハウジング(20)と無端コンベヤ(11)との間
を流れることなく、搬送通路(12)を確実に流れること
になる。
段(70)の仕切り板(75)が処理ハウジング(20)と無
端コンベヤ(11)との間を区画しているので、処理用空
気が処理ハウジング(20)と無端コンベヤ(11)との間
を流れることなく、搬送通路(12)を確実に流れること
になる。
【0054】一方、上記物品の凍結処理が終了すると、
例えば、一日の作業が終了すると、処理ハウジング(2
0)の内部などを洗浄することになる。その際、6つの
開閉扉(27,27,…)を開放すると、処理ハウジング
(20)の内部がほぼ全体に亘って開放されることにな
る。
例えば、一日の作業が終了すると、処理ハウジング(2
0)の内部などを洗浄することになる。その際、6つの
開閉扉(27,27,…)を開放すると、処理ハウジング
(20)の内部がほぼ全体に亘って開放されることにな
る。
【0055】この開閉扉(27,27,…)を開放した状態
において、作業者が処理ハウジング(20)の外から洗浄
水を処理ハウジング(20)の内部に噴射することにな
る。特に、処理ハウジング(20)に近接して無端コンベ
ヤ(11)が走っているので、無端コンベヤ(11)やガイ
ド手段(70)の細部まで洗浄することができる。
において、作業者が処理ハウジング(20)の外から洗浄
水を処理ハウジング(20)の内部に噴射することにな
る。特に、処理ハウジング(20)に近接して無端コンベ
ヤ(11)が走っているので、無端コンベヤ(11)やガイ
ド手段(70)の細部まで洗浄することができる。
【0056】特に、処理ハウジング(20)の側壁部材
(23)が円筒状に形成されていることから、ごみ溜まり
が少なく、容易に洗浄し得ると共に、洗浄水が、コーン
状に形成された処理ハウジング(20)の床部材(21)に
沿って排水口(26)に流れ、排水管(16)を介して速や
かに排出される。
(23)が円筒状に形成されていることから、ごみ溜まり
が少なく、容易に洗浄し得ると共に、洗浄水が、コーン
状に形成された処理ハウジング(20)の床部材(21)に
沿って排水口(26)に流れ、排水管(16)を介して速や
かに排出される。
【0057】また、上記循環用ファン(50)を取り換え
る場合などにおいては、処理ハウジング(20)のファン
開口(2b)がファン本体(51)より大きく形成されてい
るので、該処理ハウジング(20)の上方より取り付け作
業等を行うことになる。
る場合などにおいては、処理ハウジング(20)のファン
開口(2b)がファン本体(51)より大きく形成されてい
るので、該処理ハウジング(20)の上方より取り付け作
業等を行うことになる。
【0058】−実施形態1の効果−以上のように、本実
施形態1によれば、循環用ファン(50)のファン本体
(51)を処理ハウジング(20)の内部に、ファンモータ
(52)を処理ハウジング(20)の外部に配置するように
したために、処理ハウジング(20)の内部にモータ熱が
伝わることがなく、冷却能力の低下を確実に防止するこ
とができる。
施形態1によれば、循環用ファン(50)のファン本体
(51)を処理ハウジング(20)の内部に、ファンモータ
(52)を処理ハウジング(20)の外部に配置するように
したために、処理ハウジング(20)の内部にモータ熱が
伝わることがなく、冷却能力の低下を確実に防止するこ
とができる。
【0059】また、上記循環用ファン(50)を処理ハウ
ジング(20)のファン開口(2b)に着脱自在にしたため
に、該循環用ファン(50)を処理ハウジング(20)の外
部から取り付け及び取り外しを行うことができるので、
該循環用ファン(50)の取り付け等の作業の容易化を図
ることができる。
ジング(20)のファン開口(2b)に着脱自在にしたため
に、該循環用ファン(50)を処理ハウジング(20)の外
部から取り付け及び取り外しを行うことができるので、
該循環用ファン(50)の取り付け等の作業の容易化を図
ることができる。
【0060】また、上記ファン本体(51)から処理用空
気を放射状に吹き出すようにしているので、該処理用空
気が処理ハウジング(20)の内部空間に均一に流れるよ
うにすることができ、物品の処理を均一に行うようにす
ることができる。
気を放射状に吹き出すようにしているので、該処理用空
気が処理ハウジング(20)の内部空間に均一に流れるよ
うにすることができ、物品の処理を均一に行うようにす
ることができる。
【0061】また、上記回転ドラム(30)の内部に空気
処理手段(40)を配置し、該回転ドラム(30)の上方に
循環用ファン(50)を配置するようにしたために、処理
用空気が搬送通路(12)を確実に流れる気流を生成する
ことができ、物品の処理を効率よく確実に行うことがで
きる。
処理手段(40)を配置し、該回転ドラム(30)の上方に
循環用ファン(50)を配置するようにしたために、処理
用空気が搬送通路(12)を確実に流れる気流を生成する
ことができ、物品の処理を効率よく確実に行うことがで
きる。
【0062】一方また、上記回転ドラム(30)の内部に
空気処理手段(40)の冷却用熱交換器(41)を配置する
ようにしたために、従来、デッドスペースであった回転
ドラム(30)の内部を有効利用することができるので、
処理ハウジング(20)の外形を小さくすることができ、
装置全体の小型化を図ることができる。
空気処理手段(40)の冷却用熱交換器(41)を配置する
ようにしたために、従来、デッドスペースであった回転
ドラム(30)の内部を有効利用することができるので、
処理ハウジング(20)の外形を小さくすることができ、
装置全体の小型化を図ることができる。
【0063】特に、従来のように回転ドラム(30)と空
気処理手段(40)とを隣り合わせて配置していないこと
から、装置全体を極めて小型化することができ、装置全
体の設置スペースを小さくすることができることから、
省スペース化を図ることができる。
気処理手段(40)とを隣り合わせて配置していないこと
から、装置全体を極めて小型化することができ、装置全
体の設置スペースを小さくすることができることから、
省スペース化を図ることができる。
【0064】また、上記処理ハウジング(20)の容積を
従来に比して小さくすることができるので、冷却能力を
小さくすることができることから、処理効率の向上を図
ることができる。
従来に比して小さくすることができるので、冷却能力を
小さくすることができることから、処理効率の向上を図
ることができる。
【0065】また、上記冷却用熱交換器(41)を円筒状
に形成しているので、必要な熱交換面積を確実に確保す
ることができるので、必要能力を確実に発揮させること
ができる。
に形成しているので、必要な熱交換面積を確実に確保す
ることができるので、必要能力を確実に発揮させること
ができる。
【0066】また、上記循環用ファン(50)を回転ドラ
ム(30)の上方に配置しているので、処理用空気の循環
を確実に行わせることができると共に、循環用ファン
(50)を処理ハウジング(20)の内部に配置する場合に
比して処理ハウジング(20)を小型にすることができる
ことから、より小型化を図ることができる。
ム(30)の上方に配置しているので、処理用空気の循環
を確実に行わせることができると共に、循環用ファン
(50)を処理ハウジング(20)の内部に配置する場合に
比して処理ハウジング(20)を小型にすることができる
ことから、より小型化を図ることができる。
【0067】また、上記回転ドラム(30)を片持ち支持
するようにしているので、空気処理手段(40)の冷媒配
管等の導入を行うことができ、回転ドラム(30)の内部
空間の有効利用を可能とすることができる。
するようにしているので、空気処理手段(40)の冷媒配
管等の導入を行うことができ、回転ドラム(30)の内部
空間の有効利用を可能とすることができる。
【0068】また、上記ガイド手段(70)に仕切り板
(75)を設けて処理ハウジング(20)と無端コンベヤ
(11)との間の間隙を上下に区画するようにしたため
に、空気処理手段(40)の処理用空気のショートサーキ
ットを確実に防止することができ、該処理用空気が搬送
通路(12)を確実に流れることから、物品の処理効率の
向上を図ることができる。
(75)を設けて処理ハウジング(20)と無端コンベヤ
(11)との間の間隙を上下に区画するようにしたため
に、空気処理手段(40)の処理用空気のショートサーキ
ットを確実に防止することができ、該処理用空気が搬送
通路(12)を確実に流れることから、物品の処理効率の
向上を図ることができる。
【0069】また、上記冷却用熱交換器(41)のフィン
(43,43,…)の間隔を内側で細かく、外側で荒くする
ようにしているので、該冷却用熱交換器(41)を横断す
る処理用空気の流速が冷却用熱交換器(41)の内側で速
く、外側で遅くすることができ、冷却用熱交換器(41)
の着霜をほぼ均一にすることができることから、デフロ
スト処理を少なくすることができる。
(43,43,…)の間隔を内側で細かく、外側で荒くする
ようにしているので、該冷却用熱交換器(41)を横断す
る処理用空気の流速が冷却用熱交換器(41)の内側で速
く、外側で遅くすることができ、冷却用熱交換器(41)
の着霜をほぼ均一にすることができることから、デフロ
スト処理を少なくすることができる。
【0070】また、上記無端コンベヤ(11)の外周端に
近接して処理ハウジング(20)を形成するように、且つ
開閉扉(27,27,…)を設けるようにしたために、該開
閉扉(27,27,…)の開放によって処理ハウジング(2
0)の内部をほぼ全体に亘って開放することができるの
で、処理ハウジング(20)の外部から処理ハウジング
(20)の内部、つまり、無端コンベヤ(11)等を洗浄す
ることができ、洗浄作業の容易化及び確実化を図ること
ができる。
近接して処理ハウジング(20)を形成するように、且つ
開閉扉(27,27,…)を設けるようにしたために、該開
閉扉(27,27,…)の開放によって処理ハウジング(2
0)の内部をほぼ全体に亘って開放することができるの
で、処理ハウジング(20)の外部から処理ハウジング
(20)の内部、つまり、無端コンベヤ(11)等を洗浄す
ることができ、洗浄作業の容易化及び確実化を図ること
ができる。
【0071】また、上記処理ハウジング(20)の床部材
(21)をコーン状に形成しているために、排水口(26)
へ確実な排水を行うことができると共に、隅角部が少な
いことから、ごみ溜りが少なくなり、洗浄をより容易に
行うことができる。
(21)をコーン状に形成しているために、排水口(26)
へ確実な排水を行うことができると共に、隅角部が少な
いことから、ごみ溜りが少なくなり、洗浄をより容易に
行うことができる。
【0072】また、上記処理ハウジング(20)を一体物
の床部材(21)と天井部材(22)と側壁部材(23)とで
構成したために、組付を容易に行うことができると共
に、継ぎ目部分が少なくすることができるので、ごみ溜
りが少なくなり、洗浄をより容易に行うことができる。
の床部材(21)と天井部材(22)と側壁部材(23)とで
構成したために、組付を容易に行うことができると共
に、継ぎ目部分が少なくすることができるので、ごみ溜
りが少なくなり、洗浄をより容易に行うことができる。
【0073】また、上記ガイド手段(70)を処理ハウジ
ング(20)に近接して設けるようにしたために、ごみ溜
りが生じ易いガイド手段(70)を容易に且つ確実に洗浄
することができる。
ング(20)に近接して設けるようにしたために、ごみ溜
りが生じ易いガイド手段(70)を容易に且つ確実に洗浄
することができる。
【0074】また、上記回転ドラム(30)を片持ち支持
するようにしたために、該回転ドラム(30)の支持構造
が簡素になり、ごみ溜りを回避することができることか
ら、洗浄の手間を少なくすることができる。
するようにしたために、該回転ドラム(30)の支持構造
が簡素になり、ごみ溜りを回避することができることか
ら、洗浄の手間を少なくすることができる。
【0075】また、上記循環用ファン(50)を回転ドラ
ム(30)の上方に配置するようにしたために、処理ハウ
ジング(20)と無端コンベヤ(11)とを近接させること
ができるので、処理ハウジング(20)の外部からの洗浄
作業を確実に実現することができる。
ム(30)の上方に配置するようにしたために、処理ハウ
ジング(20)と無端コンベヤ(11)とを近接させること
ができるので、処理ハウジング(20)の外部からの洗浄
作業を確実に実現することができる。
【0076】−実施形態2− 本実施形態2は、図14及び図15に示すように、高圧
空気を噴射する空気噴射手段(80)を設けたものであ
る。
空気を噴射する空気噴射手段(80)を設けたものであ
る。
【0077】具体的に、上記空気噴射手段(80)は、エ
アポンプ等を有する空気供給源(81)を備えており、該
空気供給源(81)に空気配管(82)が接続され、該空気
配管(82)は、図示しないが、処理ハウジング(20)の
天井部材(22)を貫通して該処理ハウジング(20)の内
部に導入され、駆動軸(61)に連結されている。該駆動
軸(61)は、内部に空気通路(83)が形成されると共
に、2本の分岐管(84,84)が接続されている。
アポンプ等を有する空気供給源(81)を備えており、該
空気供給源(81)に空気配管(82)が接続され、該空気
配管(82)は、図示しないが、処理ハウジング(20)の
天井部材(22)を貫通して該処理ハウジング(20)の内
部に導入され、駆動軸(61)に連結されている。該駆動
軸(61)は、内部に空気通路(83)が形成されると共
に、2本の分岐管(84,84)が接続されている。
【0078】該分岐管(84,84)は、駆動軸(61)より
遠心方向に延びた後、L字状に屈曲して冷却用熱交換器
(41)に沿って下方に延びる縦管部(8a,8a)を備えて
いる。該縦管部(8a,8a)は、冷却用熱交換器(41)の
内面に近接すると共に、複数のノズル(85,85,…)を
備えている。
遠心方向に延びた後、L字状に屈曲して冷却用熱交換器
(41)に沿って下方に延びる縦管部(8a,8a)を備えて
いる。該縦管部(8a,8a)は、冷却用熱交換器(41)の
内面に近接すると共に、複数のノズル(85,85,…)を
備えている。
【0079】したがって、上記空気供給源(81)から高
圧空気を供給すると、該高圧空気は、空気配管(82)か
ら駆動軸(61)を介して分岐管(84,84)に供給され、
縦管部(8a,8a)のノズル(85,85,…)から吹き出
し、冷却用熱交換器(41)の内面から該冷却用熱交換器
(41)に吹き付けられることになる。
圧空気を供給すると、該高圧空気は、空気配管(82)か
ら駆動軸(61)を介して分岐管(84,84)に供給され、
縦管部(8a,8a)のノズル(85,85,…)から吹き出
し、冷却用熱交換器(41)の内面から該冷却用熱交換器
(41)に吹き付けられることになる。
【0080】特に、上記分岐管(84,84)は、駆動軸
(61)の回転に伴って回転することから、高圧空気は冷
却用熱交換器(41)の全周に均一に吹き付けられること
になり、この高圧空気によって冷却用熱交換器(41)の
着霜が吹き飛ばされることになる。
(61)の回転に伴って回転することから、高圧空気は冷
却用熱交換器(41)の全周に均一に吹き付けられること
になり、この高圧空気によって冷却用熱交換器(41)の
着霜が吹き飛ばされることになる。
【0081】以上のように、上記空気噴射手段(80)に
よって冷却用熱交換器(41)の内側から高圧空気を噴射
することができるので、該冷却用熱交換器(41)の着霜
を吹き飛ばすことができ、デフロストをでき得る限り回
避することができる。
よって冷却用熱交換器(41)の内側から高圧空気を噴射
することができるので、該冷却用熱交換器(41)の着霜
を吹き飛ばすことができ、デフロストをでき得る限り回
避することができる。
【0082】−実施形態3− 本実施形態3は、図16及び図17に示すように、上記
実施形態1の処理ハウジング(20)が円筒形に形成され
ていたのに代えて、処理ハウジング(20)を六角形又は
八角形に形成したものである。
実施形態1の処理ハウジング(20)が円筒形に形成され
ていたのに代えて、処理ハウジング(20)を六角形又は
八角形に形成したものである。
【0083】本実施形態3においても、上記実施形態1
と同様に、全体形状の小型化、洗浄性の向上及び循環用
ファン(50)の取り付け作業等の向上を図ることができ
る。尚、上記処理ハウジング(20)は、本実施形態3の
形状に限られず、各種の多角形のものであってもよいこ
とは勿論である。
と同様に、全体形状の小型化、洗浄性の向上及び循環用
ファン(50)の取り付け作業等の向上を図ることができ
る。尚、上記処理ハウジング(20)は、本実施形態3の
形状に限られず、各種の多角形のものであってもよいこ
とは勿論である。
【0084】また、本実施形態3においては、図18及
び図19に示すように、上記実施形態1の冷却用熱交換
器(41)が円筒形に形成されていたのに代えて、冷却用
熱交換器(41)の形状を八角形又は四角形に形成しても
よい。要するに、所定の冷却能力を発揮し得る熱交換器
(41)であればよく、形状は各種のものを採用してもよ
い。
び図19に示すように、上記実施形態1の冷却用熱交換
器(41)が円筒形に形成されていたのに代えて、冷却用
熱交換器(41)の形状を八角形又は四角形に形成しても
よい。要するに、所定の冷却能力を発揮し得る熱交換器
(41)であればよく、形状は各種のものを採用してもよ
い。
【0085】尚また、上記冷却用熱交換器(41)は、筒
状のものに限られず、平面状のものであってもよく、つ
まり、処理用空気が回転ドラム(30)の内部を下方から
上方に流れる際、上記冷却用熱交換器(41)を横断して
冷却されるようにしてもよい。
状のものに限られず、平面状のものであってもよく、つ
まり、処理用空気が回転ドラム(30)の内部を下方から
上方に流れる際、上記冷却用熱交換器(41)を横断して
冷却されるようにしてもよい。
【0086】−実施形態4− 本実施形態4は、図20及び図21に示すように、空気
処理手段(40)を無端コンベヤ(11)の側方に配置する
ようにしたものである。つまり、従来の物品処理装置
(10)と同様に、処理ハウジング(20)が矩形状の箱体
に形成され、該処理ハウジング(20)に物品処理手段
(90)と空気処理手段(40)とが収納されている。
処理手段(40)を無端コンベヤ(11)の側方に配置する
ようにしたものである。つまり、従来の物品処理装置
(10)と同様に、処理ハウジング(20)が矩形状の箱体
に形成され、該処理ハウジング(20)に物品処理手段
(90)と空気処理手段(40)とが収納されている。
【0087】該物品処理手段(90)は、図示しないが、
回転自在に支持された上記実施形態1の回転ドラム(3
0)に相当する内側隔壁と、該内側隔壁と所定間隔を存
する大型の外側隔壁とを備えると共に、内側隔壁と外側
隔壁との間の搬送通路に無端コンベヤ(11)が内側隔壁
を螺旋状に巻回して収納されている。一方、上記空気処
理手段(40)は、冷却用熱交換器(41)を備え、処理用
空気を生成して該処理用空気を搬送通路(12)に供給す
るように構成されている。
回転自在に支持された上記実施形態1の回転ドラム(3
0)に相当する内側隔壁と、該内側隔壁と所定間隔を存
する大型の外側隔壁とを備えると共に、内側隔壁と外側
隔壁との間の搬送通路に無端コンベヤ(11)が内側隔壁
を螺旋状に巻回して収納されている。一方、上記空気処
理手段(40)は、冷却用熱交換器(41)を備え、処理用
空気を生成して該処理用空気を搬送通路(12)に供給す
るように構成されている。
【0088】そして、上記処理ハウジング(20)の天井
部材(22)には、空気処理手段(40)の上方に位置して
循環用ファン(50)が取り付けられている。該循環用フ
ァン(50)は、上記実施形態1と同様に構成され、ファ
ン本体(51)とファンモータ(52)を備えた遠心型ター
ボファンであって、上記処理ハウジング(20)の天井部
材(22)に取り付け及び取り外し自在に設けられてい
る。
部材(22)には、空気処理手段(40)の上方に位置して
循環用ファン(50)が取り付けられている。該循環用フ
ァン(50)は、上記実施形態1と同様に構成され、ファ
ン本体(51)とファンモータ(52)を備えた遠心型ター
ボファンであって、上記処理ハウジング(20)の天井部
材(22)に取り付け及び取り外し自在に設けられてい
る。
【0089】したがって、本実施形態4によれば、上記
実施形態1と同様に処理ハウジング(20)の内部空間に
モータ熱が伝わることがなく、冷却能力の低下を確実に
防止することができる。
実施形態1と同様に処理ハウジング(20)の内部空間に
モータ熱が伝わることがなく、冷却能力の低下を確実に
防止することができる。
【0090】また、上記循環用ファン(50)を処理ハウ
ジング(20)に着脱自在にしたために、該循環用ファン
(50)を処理ハウジング(20)の外部から取り付け及び
取り外しを行うことができるので、該循環用ファン(5
0)の取り付け等の作業の容易化を図ることができる。
ジング(20)に着脱自在にしたために、該循環用ファン
(50)を処理ハウジング(20)の外部から取り付け及び
取り外しを行うことができるので、該循環用ファン(5
0)の取り付け等の作業の容易化を図ることができる。
【0091】
【発明の他の実施の形態】本実施形態においては、食品
の処理を行う物品処理装置(10)について説明したが、
本発明は、物品を加熱処理するものや、食品以外の物品
を処理するものであってもよいことは勿論である。
の処理を行う物品処理装置(10)について説明したが、
本発明は、物品を加熱処理するものや、食品以外の物品
を処理するものであってもよいことは勿論である。
【0092】また、各実施形態における空気処理手段
(40)の冷却用熱交換器(41)は、銅管の他、鉄管など
であってもよく、口径は各種のものを適用してもよい。
(40)の冷却用熱交換器(41)は、銅管の他、鉄管など
であってもよく、口径は各種のものを適用してもよい。
【0093】また、上記仕切り板(75)は、上下に3つ
設けたが、上下に2つ、又は1つ設けるようにしてもよ
い。
設けたが、上下に2つ、又は1つ設けるようにしてもよ
い。
【0094】また、各実施形態において、循環用ファン
(50)は2台設置したが、本発明では、循環用ファン
(50)を1台又は3台以上設置してもよく、要するに、
所定の循環風量の能力を発揮するものであればよい。
(50)は2台設置したが、本発明では、循環用ファン
(50)を1台又は3台以上設置してもよく、要するに、
所定の循環風量の能力を発揮するものであればよい。
【0095】また、実施形態1〜3において、開閉扉
(27)は6つ設けるようにしたが、本発明では、開閉扉
(27)は5つ以下又は7つ以上であってもよく、要する
に、洗浄作業の可能な大きさ及び個数であればよい。
(27)は6つ設けるようにしたが、本発明では、開閉扉
(27)は5つ以下又は7つ以上であってもよく、要する
に、洗浄作業の可能な大きさ及び個数であればよい。
【図1】本発明の実施形態1を示す物品処理装置の断面
正面図である。
正面図である。
【図2】物品処理装置の断面平面図である。
【図3】物品処理装置の要部を示す断面正面図である。
【図4】冷却用熱交換器の平面図である。
【図5】回転ドラムの断面正面図である。
【図6】開閉扉の動作を示す物品処理装置の断面平面図
である。
である。
【図7】物品処理装置の正面図である。
【図8】ガイド手段を示す斜視図である。
【図9】ガイド手段を示す平面図である。
【図10】循環用ファンの斜視図である。
【図11】循環用ファンの断面図である。
【図12】循環用ファンの側面図である。
【図13】循環用ファンの正面図である。
【図14】実施形態2の空気噴射手段を示す断面正面図
である。
である。
【図15】空気噴射手段を示す平面図である。
【図16】実施形態3の他の処理ハウジングを示す平面
図である。
図である。
【図17】実施形態3の他の処理ハウジングを示す平面
図である。
図である。
【図18】実施形態3の他の冷却用熱交換器を示す平面
図である。
図である。
【図19】実施形態3の他の冷却用熱交換器を示す平面
図である。
図である。
【図20】実施形態4の物品処理装置を示す平面図であ
る。
る。
【図21】物品処理装置を示す正面図である。
10 物品処理装置 11 無端コンベヤ 12 搬送通路 20 処理ハウジング 21 床部材 22 天井部材 23 側壁部材 26 排水口 2a ファン開口 30 回転ドラム 40 空気処理手段 41 冷却用熱交換器 50 循環用ファン 51 ファン本体 52 ファンモータ 53 ハウジング板 54 取り付け板 55 ファン軸 5e 吸込口 5f 吹出口 60 支持手段 64 支持部材 70 ガイド手段 71 縦桟 72 横桟 73 スパイラル桟 75 摺接片 80 空気噴射手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川戸 清比己 大阪市北区中津1丁目6番28号 ホーコク ビル ダイキンプラント株式会社内 (72)発明者 大久保 宜英 大阪市北区中津1丁目6番28号 ホーコク ビル ダイキンプラント株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 物品の処理ハウジング(20)の内部に円
筒状の回転ドラム(30)が支持手段(60)を介して回転
自在に配置されると共に、 該回転ドラム(30)の外側には処理用空気が流れる物品
の搬送通路(12)に形成され、 該搬送通路(12)には、物品が載置されて該物品を搬送
する無端コンベヤ(11)が回転ドラム(30)を螺旋状に
巻回して設けられ、 更に、該無端コンベヤ(11)の螺旋移動を案内するガイ
ド手段(70)が設けられ、 上記処理ハウジング(20)には、物品の処理用空気を所
定の空気状態に調整して搬送通路(12)に供給する空気
処理手段(40)が設けられる一方、 上記処理ハウジング(20)には、空気処理手段(40)で
調整された処理用空気を吸い込んで該処理用空気を搬送
通路(12)に供給する循環用ファン(50)が配置され、 該循環用ファン(50)は、処理ハウジング(20)内に位
置するファン本体(51)と、処理ハウジング(20)外に
位置すると共に上記ファン本体(51)に連結されたファ
ンモータ(52)とを備えていることを特徴とする無端コ
ンベヤを備えた物品処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の無端コンベヤを備えた物
品処理装置において、 処理ハウジング(20)には、循環用ファン(50)のファ
ン本体(51)の外径より大きく設定されたファン開口
(2b)が形成される一方、 循環用ファン(50)は、ファン開口(2b)に挿入されて
処理ハウジング(20)の一部を構成するハウジング板
(53)と、該ハウジング板(53)が固定されて処理ハウ
ジング(20)に着脱自在に固定される取り付け板(54)
とを備え、 上記ハウジング板(53)及び取り付け板(54)を貫通す
るファン軸(55)の一端にファン本体(51)が処理ハウ
ジング(20)内に位置するように連結されると共に、フ
ァン軸(55)の他端にファンモータ(52)が処理ハウジ
ング(20)外に位置するように連結されていることを特
徴とする無端コンベヤを備えた物品処理装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の無端コンベヤを備えた物
品処理装置において、 ファン本体(51)は、軸心方向に処理用空気を吸い込む
吸込口(5e)が形成されると共に、 軸心と直交する遠心方向で且つ全周に亘って放射状に処
理用空気を吹き出す吹出口(5f)が形成された遠心ファ
ンで構成されていることを特徴とする無端コンベヤを備
えた物品処理装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の無端コンベヤを備えた物
品処理装置において、 空気処理手段(40)は、回転ドラム(30)の内側に配置
される一方、 循環用ファン(50)は、回転ドラム(30)の上方に位置
するように処理ハウジング(20)の天井部材(22)に取
り付けられていることを特徴とする無端コンベヤを備え
た物品処理装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の無端コンベヤを備えた物
品処理装置において、 空気処理手段(40)は、処理ハウジング(20)の内部で
あって、回転ドラム(30)の側方に配置される一方、 循環用ファン(50)は、空気処理手段(40)の上方に位
置するように処理ハウジング(20)の天井部材(22)に
取り付けられていることを特徴とする無端コンベヤを備
えた物品処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12744796A JPH09310958A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 無端コンベヤを備えた物品処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12744796A JPH09310958A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 無端コンベヤを備えた物品処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09310958A true JPH09310958A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14960159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12744796A Withdrawn JPH09310958A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 無端コンベヤを備えた物品処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09310958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1033263C2 (nl) * | 2007-01-22 | 2008-07-23 | Stork Titan Bv | Behandelingsinrichting voor het met geconditioneerde lucht behandelen van voedselproducten. |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP12744796A patent/JPH09310958A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1033263C2 (nl) * | 2007-01-22 | 2008-07-23 | Stork Titan Bv | Behandelingsinrichting voor het met geconditioneerde lucht behandelen van voedselproducten. |
WO2008091145A3 (en) * | 2007-01-22 | 2009-04-16 | Stork Titan Bv | Treatment device for treating food products with conditioned air |
US9021944B2 (en) | 2007-01-22 | 2015-05-05 | Stork Titan B.V. | Treatment device for treating food products with conditioned air |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0167476B1 (ko) | 종형 열처리 장치 | |
KR101034278B1 (ko) | 식품용 냉각이송장치 | |
JP5486513B2 (ja) | 食品冷却装置 | |
JP2002039662A (ja) | トンネル式冷却冷凍装置 | |
TWI579515B (zh) | Cooling device | |
JPH10189528A (ja) | 基板洗浄装置および基板洗浄方法 | |
DK202270183A1 (en) | Conveyor belt blower | |
US20180106525A1 (en) | Snow and ice removal for impinger | |
JPH09310958A (ja) | 無端コンベヤを備えた物品処理装置 | |
US4584849A (en) | Food freezing tunnel | |
JPH09310956A (ja) | 無端コンベヤを備えた物品処理装置 | |
JPH09310957A (ja) | 無端コンベヤを備えた物品処理装置 | |
JP3331198B2 (ja) | トンネル式冷却冷凍装置 | |
JP2010210109A (ja) | コンベア式冷凍装置 | |
JP5430020B2 (ja) | 米飯冷却装置 | |
JP3971962B2 (ja) | 連続式冷却・凍結装置 | |
JP4875125B2 (ja) | 米飯冷却装置 | |
JPH03102165A (ja) | 冷却又は凍結装置 | |
CN219464740U (zh) | 一种冷却装置 | |
JP2002068436A (ja) | 食品の搬送処理装置 | |
CN115846286B (zh) | 一种键盘定位板清洗生产线 | |
JPS605338Y2 (ja) | 食品用冷却装置 | |
CN116714211B (zh) | 一种pert地暖管材成型机 | |
JP2004197285A (ja) | 帯状物の処理装置 | |
JPH11188308A (ja) | 乾燥炉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |