JPS605338Y2 - 食品用冷却装置 - Google Patents

食品用冷却装置

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JPS605338Y2
JPS605338Y2 JP1979161016U JP16101679U JPS605338Y2 JP S605338 Y2 JPS605338 Y2 JP S605338Y2 JP 1979161016 U JP1979161016 U JP 1979161016U JP 16101679 U JP16101679 U JP 16101679U JP S605338 Y2 JPS605338 Y2 JP S605338Y2
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JP
Japan
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conveyor
food
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stage
exit
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JP1979161016U
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JPS5676994U (ja
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仙作 勝又
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばさつま揚の様な各種食品類を所定温度に
冷却する食品用冷却装置に関する。
油で揚げたさつま揚の様な揚げ食品を包装機によってシ
ール包装する場合には、揚げ食品を所定温度(例えば5
°C前後)に冷却した後に包装しないと、温度によって
食品の痛みが早くなってしまう。
そこで従来は食品を油から上げたらこれを冷蔵庫で所定
温度迄冷却し、然る後包装を行なっていたが、揚げた食
品を冷蔵庫に入れたり出したりする作業が非常に面倒で
あった。
また食品の澤やゴミ類が冷蔵庫内に付着すると雑菌が繁
殖するので、食品衛生上冷蔵庫内を頻繁に掃除する必要
があるが、この掃除が非常に面倒であると共に、庫内を
完全に掃除するには手が入らない場所とか各種電気系統
が存在する関係上殆ど不可能に近く、加えて、手の届か
ない部分の掃除はいちいち冷蔵庫のパネル板等を取外さ
なくてはならないといった煩しさがあり、従って、今迄
は不完全な衛生状態の冷蔵庫で食品の冷却を行なってい
るのが現状である。
而して本考案は上述の点に鑑み、冷蔵庫に対する食品の
搬入と搬出を全てコンベヤによって自動的に行なうこと
ができると共に、冷蔵室の内部、特にコンベヤの掃除を
パネル板等を外すことなく加圧蒸気又は加圧洗滌水によ
って隅々迄きれいに洗滌でき、更に洗滌時に洗滌用水に
よって周囲を汚したりコンベヤ用の駆動モータを痛めな
いように配慮した食品用冷却装置を提供せんとするもの
で、以下に本考案の実施例を添附した図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
第1図並びに第2図に於いて、1は全体をステンレス等
の金属材料によって構成した大型の冷蔵室で、天井部分
には例えばクーラーの様な冷却器2・・・が取付けられ
、−側壁の上部には食品の搬入口3が、また他側壁の下
部には排出口4が夫々開口されている。
5は冷蔵室1の一側壁に設けた人が出入りする開閉扉で
、6は該室1の底部に設けたドレン用の排出穴を示す。
7は油で揚げた食品をそのまま前記搬入口3より冷蔵室
1の内部に送り込む搬入コンベヤで、図示のコンベヤ7
は食品を搬入口3の位置迄持上げる立上り部7aを備え
ている。
次に、図面上8で全体的に示したのは前記冷蔵室1の内
部に設置されている後述するコンベヤ支持枠に架設した
多段式コンベヤ装置で、コンベヤ支持枠に架設された該
コンベヤ装置8と冷蔵室1の内壁面との間、即ちコンベ
ヤ装置のまわりには少なくとも人が歩き回れる程度のス
ペースSがあけられている。
また図示の実施例では冷蔵室1内にコンベヤ装置8を1
台設置しているが、第2図の仮想線に示す位置8′にも
う1台のコンベヤ装置8を並べて設置する場合もあり、
更に冷蔵室1を大きく形成することによって、3台或は
それ以上のコンベヤ装置を並べて設置する場合も考えら
れる。
この場合、前記搬入口3及び搬出口4は設置されるコン
ベヤ装置8の台数に応じて増設されることは勿論である
前述した多段式コンベヤ装置8は、搬入コンベヤ7によ
って搬入口3より送り込まれた食品を冷蔵室1の内部に
於いて何度か折返し段階的に搬送した後、前記搬出口4
より冷蔵室1の外部に搬出することができるものであっ
て、図面では5段のコンベヤ8a〜8eによって構成さ
れている。
そして第1段目と第3段目及び第5段目の各コンベヤ8
a、8c、8eは夫々第1図矢印に示す如く食品を右方
向に搬送腰また第2段目と第4段目の各コンベヤ8b、
8dは、前記第1段目と第3段目のコンベヤ8a、8c
によって図面上右方向に搬送された食品を受けて左方向
に搬送する構造になっている。
更に最下段の第5段目コンベヤ8eの先端は、前記搬出
口4より冷蔵室1の外部に突出し、前記各コンベヤ8a
〜8cによって左右方向に折返し搬送された食品を、冷
蔵室1の外に設けたバケット1′或は包装機(図示せず
)に送り込める仕組に戒っている。
また各コンベヤ8a〜8eは例えば第3図に示す如く多
数本のワイヤー状金属棒8″・・・を並べて連結形成し
た無端ワイヤバーベルトコンベヤによって構成されてい
る。
9は上述した多段式コンベヤ装置8を架設するために縦
横多数の金属製のパイプによって櫓状に組立てられたコ
ンベヤ支持枠で、支持枠9の両側には前記各コンベヤ8
a〜8eの両端を掛渡す駆動スプロケット9a〜9eと
、被動スプロケット9a′〜9e’が上下に間隔をあけ
て取付けられ、またこれ等各スプロケットを取付けた各
支持軸1゜は、第3図の如く全て金属メタル10a、1
0aによって前記パイプ製の支持枠9に夫々回転自在に
取付けられている。
金属製のパイプによって組立てた前記コンベヤ支持枠9
の内部は、全ての部分が連通状態に組立てられており、
また各パイプの面には多数の噴出穴9′・・・が穿設さ
れている。
10は該パイプ製支持枠9に連設した供給パイプで、1
1は排出パイプを示す。
冷蔵室1の外に導出した供給パイプ10の先端には三方
切換弁12を介して加圧蒸気供給タンク13、加圧加熱
洗滌水供給タンク14及び加圧洗滌水供給タンク15が
連結され、該切換弁12を切換ることによって加圧した
蒸気、熱湯或は水のいずれかを支持枠9内に送って各噴
出穴9′・・・より噴出して、多段式コンベヤ装置8の
全体と冷蔵室1の内部を洗滌することができる。
次に、16・・・は前記各コンベヤ8a〜8eのベルト
面(バー面)を掃除するためにコンベヤ支持枠9の両側
部に回転自在に取付けた回転ブラシで、これ等各回転ブ
ラシ16・・・と各コンベヤ8a〜8eを駆動する駆動
スプロケット9a〜9eとは、冷蔵室1の外部に設置し
たモータ17によって公知の運動手段、例えばスプロケ
ット及びチェノ等を介して運動回転される。
尚、第1図並びに第2図に於いて18と19は冷蔵室1
の搬入口3と搬出口4の部分に設けたエアーカーテン発
生器を示し、また第3図に於いて10a′は支持軸10
′に取付けた回転スプロケットを示す。
本考案は以上述べた如き構成であるから、冷却器2によ
って冷却された冷蔵室1内に搬入口3よす搬入コンベヤ
7で搬入された揚げたでの食品は、多段式コンベヤ8に
よって下方に向けて折返し段階的に搬送されている最中
に包装に適した温度に冷却され、最終的には搬出口4よ
り冷蔵室1の外部に排出される。
搬送中に各コンベヤ8a〜8eの面に付着する食品の滓
とがゴミの類は、回転ブラシ16・・・によつて夫々き
れいに掃除することができる。
しかし、このブラシ16が届かないコンベヤ面とかコン
ベヤ支持枠9、或は回転ブラシ16及び各コンベヤ8a
〜8eを駆動するスプロケットやチェ7等、更には回転
ブラシ16自体に付着した滓並びにゴミはそのまま堆積
してしまうので、この滓等を除去するには食品の冷却搬
送を中止し、然る後、各コンベヤ8a〜8eを空運転し
ながら供給パイプ10より冷蔵室1内に設けたコンベヤ
支持枠9に加圧蒸気又は加圧した加熱洗滌水を供給すれ
ば、コンベヤ支持枠9の各噴出穴9′より冷蔵室1内に
蒸気又は加熱洗滌水が噴出して上記滓等を除去すること
ができる。
蒸気及び加熱洗滌水に゛よる洗滌が済んだら、最後に水
道水の様な加圧洗滌水を噴出すればこれで洗滌は完了し
、洗滌によって生じたドレンは排出穴6より冷蔵室1の
外に排出される。
本考案の冷却装置は以上述べた如く食品を包装に適した
温度に自動的に冷却することができ、また食品搬送中は
回転ブラシがコンベヤに付着した滓とかゴミの類を自動
的に掃除することができ、更に該回転ブラシによって掃
除することのできない部分に付着した滓等は、コンベヤ
支持枠の噴出穴より噴出される加圧蒸気又は加圧洗滌水
によってきれいに洗い落すことができるので、常に冷蔵
室及びコンベヤ装置を清潔に保って、食品の冷却を衛生
的に行なうことができると共に、特に本考案では多段式
コンベヤ装置を支持するコンベヤ支持枠を噴出穴を穿設
した金属パイプで造り、これに供給パイプを接続してコ
ンベヤ支持枠自身を洗滌用蒸気又は水の噴出管と威して
いるため、これに架設した多段式コンベヤ装置と支持枠
自体の洗滌を完壁に行なうことができ、加えて、冷蔵室
内に別途噴出管を配管する必要も無いから、冷却装置全
体の構成を簡略化できるといった経済的な利点も備えて
いる。
また本考案では食品を搬送する多段式コンベヤ装置をそ
のまま大型冷蔵室の内部に設置している関係上、洗滌用
の蒸気又は水が飛散してまわりを汚す心配が全く無く、
コンベヤ装置の洗滌と同時に冷蔵室の内部も合せて洗滌
できる利点を備えている。
加えて、冷蔵室には人が出入りできる開閉扉が設けてあ
り、更に多段式コンベヤ装置はまわりに人が歩き回れる
程度のスペースをあけて冷蔵室内に設置されている関係
上、洗滌によっても除去できない細部の掃除とか各所の
故障修理等を、いちいち冷蔵室のパネル板を外すことな
く冷蔵室内に直接人が入って簡単に且つ確実に行なうこ
とができるので、衛生の管理と機械の保守が頗る簡単に
なる利点を備えている。
また上記コンベヤ装置及び回転ブラシを駆動するモータ
を冷蔵室の外に設置しているため、洗滌によってモータ
とか関連電気系統を痛める心配が全く無く、モータの修
理及び交換も容易に行なえるといった利点も備えるもの
であって、各種揚げ食品等の冷却に用いて淘に好適なも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は装置全
体の一部破断正面図、第2図は第1図へ−A線の断面図
、第3図はコンベヤの平面図、第4図は洗滌装置部分の
ブロック図である。 1・・・・・・冷蔵室、2・・・・・・冷却器、3・・
・・・・搬入口、4・・・・・・搬出口、5・・・・・
・開閉扉、6・・・・・・ドレン用排出穴、7・・・・
・・搬入コンベヤ、訃・・・・・多段式コンベヤ装置、
S・・・・・・スペース、9・曲・金属パイプ製のコン
ベヤ支持枠、9′・・・・・・噴出穴、10・・・・・
・供給パイプ、16・・・・・・回転ブラシ、17・・
曲モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却器と食品の搬入口及び搬出口を設け、且つ、−側に
    は人が出入りする開閉扉を設け、また、底部にはドレン
    用の排出穴を設けた大型冷蔵室の内部に、多数の噴出穴
    を穿設した金属パイプ製のコンベヤ支持枠をまわりに少
    なくとも人が歩き回れる程度のスペースをあけて設ける
    一方、このコンベヤ支持枠には、前記搬入口より搬入コ
    ンベヤを用いて送り込まれた食品を何度か折返して段階
    的に搬送した後、前記搬出口より搬出することができる
    多段式コンベヤ装置と、この多段式コンベヤ装置の各コ
    ンベヤ面を掃除する回転ブラシとを架設すると共に、上
    記金属パイプ製コンベヤ支持枠には加圧蒸気又は加圧洗
    滌水用の供給パイプを接続して、上記噴出穴より蒸気又
    は洗滌水を噴出自在と威し、また、上記冷蔵室の外部に
    は、上記多段式コンベヤ装置と回転ブラシを駆動するモ
    ータを設置したことを特徴とする食品用冷却装置。
JP1979161016U 1979-11-20 1979-11-20 食品用冷却装置 Expired JPS605338Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979161016U JPS605338Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 食品用冷却装置

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JP1979161016U JPS605338Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 食品用冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5676994U JPS5676994U (ja) 1981-06-23
JPS605338Y2 true JPS605338Y2 (ja) 1985-02-19

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ID=29672141

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JP1979161016U Expired JPS605338Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 食品用冷却装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138471U (ja) * 1984-08-09 1986-03-11 三菱電機株式会社 食品凍結装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0615482U (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 喜義 佐藤 製麺装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565736Y2 (ja) * 1977-04-15 1981-02-06
JPS5517112Y2 (ja) * 1977-06-01 1980-04-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0615482U (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 喜義 佐藤 製麺装置

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JPS5676994U (ja) 1981-06-23

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