JP2021139608A - 貝類むき身の急速個別冷凍機 - Google Patents

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雄二 高尾
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悟 木場
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久 浅沼
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Abstract

【課題】従来の装置では、連続的に搬入される貝類むき身を冷凍しようとすると、数個以上の塊となって凍結されやすく、商品化の際に、これら塊となった貝類むき身からナイフ等を使って貝類むき身1個ずつを分離する必要があって、非常に手間がかかり、またナイフで貝類むき身を痛めてしまい、歩留まりが悪化するという問題点もあった。【解決手段】水切り装置と表面凍結機と本凍結機とを備え、水切り装置では貝類むき身に残存した水分や体液やヌメリを除去し、表面凍結機で貝類むき身の表面を凍結させて塊となることを防止し、かつ通風性サイドガイドと止風ガイドの作用により通風性サイドガイド近傍で貝類むき身が塊となるのを防止して本凍結機に搬入し、本凍結機で急速に凍結して個別ばらばらに冷凍する。【選択図】図1

Description

本発明は貝類むき身の急速個別冷凍機であって、貝類むき身を冷凍する際に複数個が塊となって凍結するのを防止し、貝類むき身を連続的に搬入しても1個1個個別ばらばらに凍結させることができる急速個別冷凍機に関する。
現在、生牡蠣や生ホタテ貝柱に代表される貝類むき身の冷凍には、貝類むき身を直接1個ずつ冷却されたスチールベルトの上に並べて、スチールベルト式冷凍機で凍結する方法や、凹部を有する金属トレイの凹部に貝類のむき身を配置し、バッチ式の冷凍庫で凍結する方法が用いられている。
スチールベルト式冷凍機では、スチールベルトを冷却するのに、凝固点が0℃以下の、いわゆるブライン液を用いる方式と、スチールベルトが通過する際に冷却された空気(アンモニアやフロンを冷却用冷媒として用いる)を吹き付ける方式がある。
さらに、通風できるメッシュベルトコンベヤの上に被凍結品を載置し、下方から冷却空気を吹き上げ、浮遊させた被凍結品を冷風で凍結させる冷却空気吹上式冷凍装置(フローフリーザー)も実用化されている。
特許文献1には、非凍結性コンベヤベルト上に積層することなく被凍結品を載置して運行する被凍結品の表面一次凍結装置とこのコンベヤよりも低速度で運行され積重状態で前記処理の被凍結品を内部まで凍結させる二次凍結装置とを接続して成る二段凍結装置が開示されている。
特許文献2には、装置本体たる冷凍室内にコンベヤを備えた冷却空気吹上式個別冷凍装置において、品物の冷却開始地点から冷凍地点に至るまでの間に、コンベヤキャリアネットを上下に振動させる打撃振動装置を組み込んだことを特徴とする冷却空気吹上式個別冷凍装置が開示されている。
特許文献3には、スチールベルトフリーザを用いた加工食材の凍結装置であって、軟質の加工食材を収納する収納凹部を散在配置したトレイと、該トレイを載置搬送するスチールベルトと、該搬送部を凍結させる冷却衝突噴流冷却部とかなるスチールベルトフリーザを用いた加工食品の凍結装置が開示されている。
特許文献4には、内部に冷凍空間を形成するハウジングと、ハウジングの内部に設けられ、搬送面を形成するベルト体に冷風が吹き抜ける細孔を有するコンベアベルトと、ベルト体の下方から細孔を通して冷風を吹き上げるファンと、コンベアベルトを振動させる振動発生手段とを備えた個別冷凍装置が開示されている。
特開昭52−98248号公報 特開平8−200923号公報 特許第4420369号公報 特開2015−212592号公報
生牡蠣むき身や生ホタテ貝柱のような水分や体液やヌメリを有する貝類むき身を大量に一括して処理し、塊としてではなく1個1個の個体を個々ばらばら凍結できる連続式の急速個別冷凍機が求められている。これは後の加工工程で、例えば牡蠣フライを製造する際には、1個1個を個別に加工する必要があるのに対して、それらが塊になっていれば、分離する作業が必要となり、これが非常に手間で時間と労力を要するからである。また、分離作業中に貝類のむき身を傷めてしまうこともしばしばで歩留まりの低下を招いている。
特許文献1に開示された装置は、非凍結性コンベヤベルトを利用して第一段で表面を凍結させ、さらに2段目ではコンベヤベルトの下側から吹き上げる冷風の力を用いて、被凍結品が塊となることを防止し、1個1個を個別に凍結しようとしたものであるが、被凍結品を非凍結性コンベヤベルトの上に、1個1個積層することなく平面上に載置しなければならないという大きな問題がある。現状では、例えば、生牡蠣のむき身や生ホタテの貝柱は、1時間に500kg以上というような数量を個々ばらばらに冷凍処理することが求められているが、貝類のむき身1個の重量を25gと仮定すると、1時間に2万個以上を処理しなければならず、このような数量を1個1個積層することなくコンベヤベルトの平面上に載置するのは不可能である。複数台の装置を利用するにしても依然として費用と人手と手間を要する。
特許文献2に開示された装置は、冷気の吹き上げと同時にハンマー型の振動機による振動で個別ばらばらに凍結させようとするものであるが、水分や体液やヌメリの多い貝類むき身の凍結にこの装置を適用すると、コンベヤベルトや送風機のファンに着霜して冷却効率が低下し、依然として貝類むき身が塊となりやすいし、コンベヤベルトに固着しやすい。また、コンベヤベルトの中央部を下方から上方に空気が吹き上げ、かつ中央部がハンマーによって持ち上げられることから、コンベヤベルトの端部に被凍結品が移動し、落下を防止するサイドガイドがないとコンベヤベルトから被凍結品が落下してしまう。そして、サイドガイドを設けるとサイドガイドに被凍結品が塊となって固着しやすいという問題のあることがわかった。
特許文献3に開示された装置は、生の加工食材を収納する収納凹部を散在配置したトレイを用いることから、その処理量や処理効率、生産性に問題があって、先に例示したような1時間に500kg以上という数量を冷凍処理するには大きな問題があり、実質上、不可能に近い。
特許文献4に開示された装置は、特許文献2に開示された装置の振動機を改善したものと考えられるが、水分や体液の多い貝類むき身に適用すると短時間のうちに、送風機のファンやコンベアベルトに霜付きが起こり、冷却効率が著しく低下し、貝類むき身が塊となりやすいという課題のあることがわかった。また、コンベアベルトの両端部を囲い壁と遮蔽版で閉じているため、被冷凍品がベルト体から落下することを防止できるものの、被冷凍品が両端部の囲い壁付近に集まりやすく塊となりやすいという課題のあることもわかった。
このように、従来方式の冷凍機の一例では、貝類むき身を、1個ずつ積層することなくコンベヤ上あるいは凹部を有するトレイに、人手で配置しなければならず、人手と時間を要し、非常に手間のかかる作業が必要となることから、生産性が悪いという問題があった。
また、貝類むき身を冷凍機に連続投入する例では、貝類むき身は依然として数個以上の塊となって凍結されやすく、完全に凍結できたとしても、商品化の際には、塊となった貝類むき身からナイフ等を使ってむき身1個ずつを分離する必要があって、非常に手間がかかり、ナイフで貝類むき身を痛めてしまい、歩留まりが悪化するという問題点もあった。
上記従来の課題を解決するために本発明は、貝類むき身の急速個別冷凍機であって、水切り装置と、表面凍結機と、本凍結機とを備え、
前記水切り装置は、搬送面を形成し周回する第一のメッシュベルトコンベヤと、前記第一のメッシュベルトコンベヤの搬送面を打撃振動する第一の振動機とを備え、
前記表面凍結機は、外殻を形成する第一の断熱パネルと、搬送面を形成し前記第一の断熱パネルを縦断し周回する第二のメッシュベルトコンベヤと、前記第一の断熱パネル内に設置された第一の軸流送風機と、該第一の軸流送風機により生成された軸流を冷却し、前記搬送面に載置され搬送される貝類むき身に対して下方から上方に冷風を送風する空気冷却器と、前記第二のメッシュベルトコンベヤの前記搬送面を打撃振動する第二の振動機とを備え、かつ、前記第一の断熱パネル内に、前記搬送面を形成し前記第一の断熱パネルを縦断し周回する第二のメッシュベルトコンベヤの両側端から上方に通気性サイドガイドと該通気性サイドガイドの上方両外端に止風ガイドとが設けられていて、
前記本凍結機は、外殻を形成する第二の断熱パネルと、搬送面を形成し前記第二の断熱パネルを縦断し周回する第三のメッシュベルトコンベヤと、前記第二の断熱パネル内に設置された第二の軸流送風機と、前記第二の軸流送風器により生成された軸流を冷却し、前記搬送面に載置され搬送される貝類むき身に対して下方から上方に冷風を送風する第二の空気冷却器と、前記第三のメッシュベルトコンベヤの前記搬送面を打撃振動する第三の振動機とを備える、
ことを特徴とする貝類むき身の急速個別冷凍機である。
本発明の連続式の貝類むき身の急速個別冷凍機は、必須の構成要素として、水切り装置と、表面凍結機と、本凍結機を備える。ただし、水切り装置に貝類むき身を連続的に搬入する搬入装置をさらに備えているのがよいし、本凍結機で個別ばらばらに凍結された貝類むき身を袋詰めやその他の後工程に搬出するための搬出コンベヤをさらに備えていてもよい。
前記水切り装置は、搬送面を形成し周回する第一のメッシュベルトコンベヤと、前記第一のメッシュベルトコンベヤの搬送面を打撃振動する第一の振動機とを備え、前記搬送面に搬入される貝類むき身に残存する水分や体液やヌメリを振動によって可能な限り除去する機能を有する。貝類むき身には、野菜類とは異なり、水分が多く付着していて、さらにヌメリなど粘液質の成分も含む。これら水分や体液やヌメリが、次工程である表面凍結機に持ち込まれると、軸流送風機のファンに着霜して冷凍性能を劣化させるし、またメッシュベルトコンベヤのメッシュ孔部分にも水分が結氷し冷凍性能を劣化させる。従って、本水切り装置を用いて水分や体液やヌメリを可能な限り除去しておくことは非常に重要である。
水切り装置における第一のメッシュベルトコンベヤは、両端部でスプロケットによって周回運動するようになっている。適度な伸張力を持たせるために、復路には複数個のテンションローラーが設置されている。両端のスプロケット間の長さは1,500mm〜3,000mmが適当で、幅は300mm〜700mm程度が適当である。その場合、0.5〜2m程度が貝類むき身の搬送面となる。
第一のメッシュベルトコンベヤの搬送面を打撃振動する振動機は、周回する第一のメッシュベルトコンベヤの往路と復路の間に配置され、モーターにより回転運動する軸に2〜4個のハンマーが設けられたもので、1回転中にハンマーが搬送面を2〜4回打撃することによって振動を与え続ける仕組みになっている。第一の振動機の数は、1台でも効果は大きいが、互いに重なり合う数量の貝類むき身を処理することから複数台設置するのが望ましい。ハンマーは、太鼓のばち状のもので、UHMWPE(超高分子量ポリエチレン)製など硬い樹脂製とするのがよい。
第一のメッシュベルトコンベヤの材質は、ポリアセタール等の樹脂製でもよいしステンレス等の金属製であってもよいが、強度と防錆性の観点からステンレス製が望ましい。
前記表面凍結機は、前記水切り装置の第一のメッシュベルトコンベヤから搬入される貝類むき身の表面だけを凍結させる凍結機であって、第一の断熱パネルと、搬送面を形成し前記第一の断熱パネルを縦断し周回する第二のメッシュベルトコンベヤと、前記第一の断熱パネル内に設置された第一の軸流送風機と、該第一の軸流送風機により生成された軸流を前記搬送面に載置され搬送される貝類むき身に対して下方から上方に送風する第一の空気冷却器と、前記第二のメッシュベルトコンベヤの前記搬送面を打撃振動する第二の振動機とを備える。
第一の断熱パネルは、壁、天井、床を形成して表面凍結機の外殻を構成し、内部に第一の軸流送風機と第一の空気冷却器と第二の振動機を備える。そして、外殻の前方の壁面と後方の壁面に開口を有し、その開口を通って第一の断熱パネルを縦断し、搬送面を形成する第二のメッシュベルトコンベヤが周回している。第二のメッシュベルトコンベヤの両端部は第一の断熱パネル外にあって、後端部は前工程の構成要素である水切り装置のメッシュベルトコンベヤの前端部と重なり合い、前端部は次工程の構成要素である本凍結機のメッシュベルトコンベヤの後端部と重なり合って、貝類のむき身を受け渡しできるようになっている。
水切り装置と同様に、表面凍結機の第一の断熱パネル内にも、第二のメッシュベルトコンベヤの往路と復路の間に搬送面を打撃振動する第二の振動機が設けられている。第二の振動機は、第一の振動機と同じく、モーターによって回転運動する軸に2〜4個のハンマーが設けられたもので、1回転中にハンマーが搬送面を2〜4回打撃することによって振動を与え続ける仕組みになっている。第二の振動機の数は、1台でも効果は大きいが、互いに重なり合う程度の数量の貝類むき身を上下に飛び跳ねさせて表面を急速凍結処理することから、複数台設置するのが望ましい。第二の振動機の設置位置は、第一の空気冷却器からの冷風が吹き上げる入り口側に設置するのが望ましい。少しでも貝類むき身がメッシュベルトコンベヤに固着することを防止するのに効果的だからである。
第一の空気冷却器は、冷媒が流れるコイル状の配管からなり、コイルの芯部を通過する空気を冷却し冷風を生成する。そして、生成された冷風は第二のメッシュコンベヤの下方から上方に送風され、再び第一の軸流送風機に戻って還流する仕組みになっている。このような空気の流れと第二の振動機による振動の作用で、第二のメッシュベルトコンベヤ上を搬送される貝類むき身はメッシュベルトコンベヤから浮上と落下を繰り返しながら冷却され表面だけが急速に凍結される。表面が凍結された貝類むき身は、表面に水分や体液やヌメリがないことから、1個1個の個体同士は再び固着することがなくなり、塊となることが防止される。
加えて、前記表面凍結機には、前記第一の断熱パネル内に、前記搬送面を形成し前記第一の断熱パネルを縦断し周回する第二のメッシュベルトコンベヤの両側端から上方に通気性サイドガイドと該通気性サイドガイドの上方両外端に止風ガイドとが設けられている。
前記第二のメッシュベルトコンベヤの両側端から上方に設けられるサイドガイドは、第二のメッシュベルトコンベヤから表面が凍結した貝類のむき身が落下するのを防止する機能を有するが、これを通気性とすることにより、サイドガイドの外側から内側に向けて通風する空気の流れを作り出している。これは第二のメッシュベルトコンベヤの下方から上方に向けて空気冷却器からの冷風が流れて軸流送風機に還流するが、その冷風の一部が、第二のメッシュベルトコンベヤの外側を流れて通風性のサイドガイドを通って軸流送風機に戻る経路を作り出したものである。この経路を確実にするために、通風性サイドガイドの上方両外端に止風ガイド(邪魔板)を設け、止風ガイドに当たった冷風が通風性サイドガイドの外側から内側に通るような仕組みになっていて、搬送中の貝類むき身が通風性サイドガイドに塊となって固着することが防止される。
なお、表面凍結機は貝類むき身の表面のみを急速に凍結させることで個々の個体が互いに固着することを防止する機能を有するが、水切り装置から搬送されてきた貝類むき身が表面凍結機の第二のメッシュベルトコンベヤに接触した際に固着するのを防止する意味で、第二のメッシュベルトコンベヤの材質はポリアセタールなどの樹脂製であることが望ましい。樹脂製ではなく金属製にすると、貝類むき身に残存した水分と体液により、金属製メッシュベルトコンベヤに固着してしまう恐れがあるが、樹脂製とすることにより、このような固着を防止することができるからである。これは、金属に比べて樹脂は熱伝導度が小さく表面温度が金属ほど冷却されないからである。特に撥水性樹脂とすることにより、撥水効果と相まって固着防止効果が高まることが期待できる。
また、表面凍結機には、前記第二のメッシュベルトコンベヤの復路で前記第一の断熱パネル外に、前記第二のメッシュベルトコンベヤを洗浄する洗浄用水槽を設けておくことが望ましい。これは、表面凍結機の断熱パネル内で第二のメッシュベルトコンベヤに着霜や結氷が発生し目詰まりを起こしている場合に、これらを除去するためである。また、表面凍結機内で貝類のむき身の破片ができて第二のメッシュベルトコンベヤ上に残存することがあるが、これを除去するのにも効果的である。
このような作用により、それぞれの個体の表面が凍結した貝類むき身は、第二のメッシュベルトコンベヤによって本凍結機の第三のメッシュベルトコンベヤに搬送される。
前記本凍結機は、表面凍結機から搬送される貝類むき身を、搬送面において第三の振動機により打撃振動しつつ、さらに第二の軸流送風機と第二の空気冷却器からの冷風を第三のメッシュベルトコンベヤの下方から吹き上げて上下運動させつつ冷却して、表面だけでなく内部まで凍結させる機能を有する。
本凍結機は、本凍結機の外殻を形成する第二の断熱パネルと、搬送面を形成し前記第二の断熱パネルを縦断し周回する第三のメッシュベルトコンベヤと、前記第二の断熱パネル内に設置された第二の軸流送風機と、該第二の軸流送風機により生成された軸流を前記搬送面に載置され搬送される貝類むき身に対して下方から上方に送風する第二の空気冷却器と、前記第三のメッシュベルトコンベヤの前記搬送面を打撃振動する第三の振動機とを備える。
第二の断熱パネルは、第一の断熱パネルと同じく、壁、天井、床を形成して本凍結機の外殻を構成し、内部に第二の空気冷却器と第二の軸流送風機と第二の振動機を備える。そして、前方の壁面と後方の壁面に開口を有し、その開口から第二の断熱パネルを縦断し、搬送面を形成する第三のメッシュベルトコンベヤが周回している。第三のメッシュベルトコンベヤの両端部は断熱パネル外にあって、後端部は前工程の構成要素である表面凍結機の第二のメッシュベルトコンベヤの前端部と重なり合って、貝類のむき身を受け渡しできるようになっている。第三のメッシュベルトコンベヤの前端部は、個別ばらばらに凍結された貝類むき身の取り出し口であるが、さらに搬送コンベヤを設けて次工程に搬送してもよい。
表面凍結機と同様に、本凍結機の第二の断熱パネル内にも、第三のメッシュベルトの往路と復路の間に搬送面を打撃振動する第三の振動機が設けられている。第三の振動機は、第一、第二の振動機と同じく、モーターによって回転運動する軸に2〜4個のハンマーが設けられたもので、1回転中にハンマーが搬送面を2〜4回打撃することによって振動を与え続ける仕組みになっている。第三の振動機の数は、1台でもよいし複数台設けてもよい。その設置位置は、第二の空気冷却器からの冷風が吹き上げる入り口側に設置するのが望ましい。貝類むき身が万が一メッシュベルトコンベヤに固着してしまうことを防止するのに効果的だからである。
第二の空気冷却器は、冷媒が流れるコイル状の配管からなり、コイルの芯部を通過する空気を冷却し冷風を生成する。そして、生成された冷風は、第三のメッシュコンベヤの下方から上方に送風され、再び第二の軸流送風機に戻って還流する仕組みになっている。このような空気の流れと第三の振動機による振動の中で、第三のメッシュベルトコンベヤ上を搬送される貝類むき身はメッシュベルトコンベヤから浮上と落下を繰り返しながら冷却され、内部まで急速に凍結され冷凍が完了する。なお、本凍結を完全にするために、第三のメッシュベルトコンベヤの搬送速度は、表面凍結機の第二のメッシュベルトコンベヤの搬送速度よりも遅く(約1/2程度に)設定される。
第三のメッシュベルトコンベヤにおいても貝類むき身がコンベヤ外に落下してしまうのを防止するためにサイドガイドを設ける必要があるが、本凍結した貝類むき身はもはや固着することはないので、サイドガイドを通気性にする必要はない。
また、第三のメッシュベルトコンベヤの材質は樹脂製であっても金属製であってもよい。表面凍結機から搬入されたときは既に表面が凍結されているため、第三のメッシュベルトコンベヤが金属製であろうが樹脂製であろうが、もはや固着することがないからである。
また、本凍結機には、表面凍結機とは違って、第二の断熱パネル外に前記第三のメッシュベルトコンベヤを洗浄する洗浄用水槽を設ける必要はない。これは、もはや本凍結機内では第三のメッシュベルトコンベヤに着霜や結氷が発生することはなく、目詰まりを起こすこともないからである。
このようにして、本凍結機の第三のメッシュベルトコンベヤ上で本凍結し冷凍が完了した貝類むき身は、第二の断熱パネル外に搬出される。
本発明によれば、冷凍機への搬入の際に貝類むき身を1個ずつ個別に載置することが不要で、連続して貝類むき身を搬入することが可能となる。水切り装置と表面凍結機を備えていて、先に表面だけを凍結させて貝類むき身が複数個の大きな塊となるのを防止し、その後、本凍結機で凍結させるので、1個ずつ個別ばらばらに凍結した貝類むき身を冷凍して取り出すことができる。表面凍結機には通風性サイドガイドが設けられているので、サイドガイド近傍で貝類むき身が塊となるのを防止できる。処理できる貝類むき身の量は、表面凍結機のメッシュベルトコンベヤと本凍結機のメッシュベルトコンベヤの速度及び凍結機の大きさを調整することにより調整可能で、短時間で多量の貝類むき身の急速個別冷凍を実現することができる。
また、本急速個別冷凍機は、水切り装置と表面凍結機と本凍結機の3つの構成要素に分かれていて、特に表面凍結機と本凍結機では、それぞれ別の断熱パネル内に主要部品が設置され、両凍結機間の断熱パネル外で貝類むき身の受け渡しがなされることから、異常を検知した場合のメンテナンスが行いやすいというメリットも有する。また、表面凍結機の、断熱パネル外に、メッシュベルトコンベヤの洗浄用水槽を備えると、装置全体のメンテナンス頻度を抑えることができるというメリットも有する。
図1は本発明の貝類むき身の急速個別冷凍機の構成を表す図(側面図)である。 図2は本発明に用いる表面凍結機の構成を表す図(正面図)である。 図3は通風性サイドガイドの取り付け状態を示す拡大図である。 図4は通風性サイドガイドの一例を示す図(正面図)である。 図5は搬入装置と水切り装置の接続の一例を示す図である。
以下に図面を用いて本発明を実施するための形態と実施例を説明するが、本発明はそれら実施態様に限定されるものではなく、例えば水切り装置に、別の前工程(例えば開殻工程)を経てきた貝類むき身を直列に搬入できるようにしてもよい。また、本凍結が終わった貝類むき身をすぐに袋詰めしてもよいし、別の加工工程に搬出してもよい。
また、別の実施態様では、表面凍結機の軸流送風機と空気冷却器をそれぞれ複数台用いる構成として処理できる能力を倍増させる構成とすることも可能である。
図1に本発明の貝類むき身の急速個別冷凍機の構成を示す。この急速個別冷凍機1は、水切り装置2、表面凍結機3及び本凍結機4を備えている。
水切り装置2は、一対のスプロケット23により回転するメッシュベルトコンベヤ21に対して、2台直列に配置された、2つのハンマーを有する振動機22により打撃振動を加えるようになっている。この実施形態では、一対のスプロケット23の間隔は1,800mmとした。メッシュベルトコンベヤ21は幅400mmのステンレススチール製で、複数のテンションローラーによりゆるみがないよう伸張力が加えられている。振動機22による打撃振動で、搬送される貝類むき身が跳ねては落下するような振動が加えられ、その間に貝類むき身に付着した水分や体液やヌメリが除去される。
表面凍結機3には、両表面にステンレススチール板を貼った断熱パネル31からなる外殻の前方の壁と後方の壁に開口が設けられ、その開口を通ってメッシュベルトコンベヤ32が周回する。メッシュベルトコンベヤ32の往路と復路に間に、2つのハンマーを有する振動機35が直列に2台設置されている。この実施形態では、メッシュベルトコンベヤ32を回転させる一対のスプロケット38の間隔は3,800mmとした。断熱パネル31の内部には軸流送風機33と空気冷却器34が設置され、仕切り板39で形成された空間内を冷却された空気が循環するようになっている。メッシュベルトコンベヤ32の復路には複数個のテンションローラーが設置され、メッシュベルトコンベヤ32に伸張力を与え、振動機35が打撃振動したときに、搬送される貝類むき身が跳ねては落下するような動きを与え、その間に冷風が貝類むき身の表面を急速に凍結させる。
また、図1に示した実施形態では、断熱パネル31の外部に洗浄用水槽36が設置され、表面凍結機3のメッシュベルトコンベヤ32は、復路において洗浄用水槽36を通過する間に洗浄され、エアジェット37で乾燥され、往路に戻る。
表面凍結機の構成を正面から見たものが図2である。軸流送風機33と空気冷却器34で生成された冷風は、断熱パネル31で形成された床面に沿って、矢印Aのように動き、一部は止風板64によって戻され、メッシュベルトコンベヤ32の方向に、矢印Bのように動き、その後、矢印C及びDのように動いて軸流送風機33に還流する。冷風はメッシュベルトコンベヤ上を搬送される貝類むき身に下方から上方へ吹くことにより貝類むき身を浮上させる。ここで一部の冷風は、矢印B‘のようにメッシュベルトコンベヤの脇を通って、止風ガイド63に当たって向きを変え、通風性サイドガイド62を通って、メッシュベルトコンベヤ上に戻る。この間に通風性サイドガイド方向に押されてきた貝類むき身はメッシュベルトコンベヤの中央方向に押し戻されて、通風性サイドガイド近辺で塊を形成することがないようにされる。なお、図2中では、止風ガイド63は水平に設置されているが、傾斜をつけて、通風性サイドガイド方向への空気の流れを確実にするのがより望ましい。
通風性サイドガイドの取り付け状態の一例を拡大して図3に示す。通風性サイドガイド62は取っ手部材65に設けられたコの字状の枠に固定されている。取っ手部材65には孔が設けられており、止風ガイド63に設けられた突出部にはめ込むことにより固定される。止風ガイド63はフレーム66に固定されている。このように配置することにより空気冷却器34からの冷風Bの一部B‘は止風ガイド63に当たって向きを変え通風性サイドガイド62の方向に流れるのである。
本実施形態における通風性サイドガイド62の正面図を図4に示す。厚みが約15mmのポリアセタール樹脂製であって、凸部と凹部を嵌合して連結した構造になっていて、凹部に略長方形状の隙間が形成され、通風部となる。前記したように通風性サイドガイド62は、取っ手部材65に設けられたコの字状の枠に固定される。このような構造とすることにより、取っ手部材を上方に引き抜くことで、通風性サイドガイドの着脱を容易に行うことができ、洗浄などのメンテナンスも行いやすい。
本凍結機4においては、両表面にステンレススチール板を貼った第二の断熱パネル41の前方及び後方の壁面に開口が設けられていて、その開口を通ってメッシュベルトコンベヤ42が周回している。第二の断熱パネル41の内部には、軸流送風機43と空気冷却器44が設置され、仕切り板47の間に形成された空間を冷風が循環し、貝類むき身を本凍結する。そして、メッシュベルトコンベヤ42の往路と復路の間には振動機45が設置されている。これは貝類むき身が1個1個個別に凍結されることを確実にするためのものである。
本実施例では、図5に示したように、水切り装置2に、搬入装置5を接続して毎分約2.5kg(毎分約100個)の生牡蠣むき身を20分間連続的に投入した。搬入装置5は一対のスプロケット52間を周回するサン付きベルトコンベヤ51を備え、サンとサンの間に、貝類むき身投入かご53から生牡蠣むき身を投入した。
水切り装置のメッシュベルトコンベヤ21はステンレス製で、0.74m/分の速度で連続的に運転し、2台の振動機22では、各300回/分の打撃振動を与えた。このようにして、搬入装置から1分間に約100個程度搬入される生牡蠣むき身の水切りを行い、表面凍結機3に搬入した。
表面凍結機3のメッシュベルトコンベヤ32は、ポリアセタール製とし、0.33m/分の速度で連続的に運転した。断熱パネル31の内部には、軸流送風機33と空気冷却器34を設置し、−40℃の空気を240m/分の送風量でメッシュベルトコンベヤ32の下方から搬送中の生牡蠣むき身に送風した。2台の振動機35では、各300回/分の打撃振動を与えた。表面凍結機3に投入された生牡蠣むき身はメッシュベルトコンベア32で跳ねては落ちるような動きをし、冷風によって表面が凍結され、複数個の生牡蠣むき身が固着した大きな塊となることはなかった。表面凍結機3の両側部に移動した生牡蠣むき身は、ポリアセタール製の通気性サイドガイド62により個別ばらばらのままメッシュベルトコンベヤの中央部に戻され、塊となることはなかった。表面凍結機を出た直後の生牡蠣むき身の表面温度を温度計(佐藤計量器製作所製SK-250WP2-K)で測定したところ、−2℃であった。
表面が凍結した生牡蠣むき身は、表面凍結機3のポリアセタール製メッシュベルトコンベア32から、本凍結機4のメッシュベルトコンベヤ42に搬送された。本凍結機のメッシュベルトコンベヤ42はステンレス製とした。本凍結機4の軸流送風機43及び空気冷却器44からの冷風により、生牡蠣むき身はさらに凍結された。本凍結機のメッシュベルトコンベヤ42の搬送速度は0.16m/分で、軸流送風機と空気冷却器による冷風送風量は240m/分とした。これにより個別ばらばらにされた生牡蠣むき身は、1分間に2.5kgの数量で本凍結機から搬出されてきた。本凍結機から出た直後の生牡蠣むき身の内部温度を温度計(佐藤計量器製作所製SK-250WP2-K)で測定したところ、−10℃であり、冷凍が完了していることがわかった。
1・・・・本発明の貝類むき身の急速個別冷凍機
2・・・・水切り装置
3・・・・表面凍結機
4・・・・本凍結機
5・・・・搬入装置
21・・・第一のメッシュベルトコンベヤ
22・・・第一の振動機
23・・・スプロケット
31・・・第一の断熱パネル
32・・・第二のメッシュベルトコンベヤ
33・・・第一の軸流送風機
34・・・第一の空気冷却器
35・・・第二の振動機
36・・・洗浄用水槽
37・・・エアジェット
38・・・スプロケット
39・・・仕切り板
41・・・第二の断熱パネル
42・・・第三のメッシュベルトコンベヤ
43・・・第二の軸流送風機
44・・・第二の空気冷却器
45・・・第三の振動機
46・・・スプロケット
47・・・仕切り板
51・・・サン付きベルトコンベヤ
52・・・スプロケット
53・・・貝類むき身投入かご
61・・・冷気漏れ調整ダンパー
62・・・通風性サイドガイド
63・・・止風ガイド
64・・・止風板
65・・・取っ手部材
66・・・フレーム

Claims (4)

  1. 貝類むき身の急速個別冷凍機であって、水切り装置と、表面凍結機と、本凍結機とを備え、
    前記水切り装置は、搬送面を形成し周回する第一のメッシュベルトコンベヤと、前記第一のメッシュベルトコンベヤの搬送面を打撃振動する第一の振動機とを備え、
    前記表面凍結機は、外殻を形成する第一の断熱パネルと、搬送面を形成し前記第一の断熱パネルを縦断し周回する第二のメッシュベルトコンベヤと、前記第一の断熱パネル内に設置された第一の軸流送風機と、該第一の軸流送風機により生成された軸流を冷却し、前記搬送面に載置され搬送される貝類むき身に対して下方から上方に冷風を送風する空気冷却器と、前記第二のメッシュベルトコンベヤの前記搬送面を打撃振動する第二の振動機とを備え、かつ、前記第一の断熱パネル内に、前記搬送面を形成し前記第一の断熱パネルを縦断し周回する第二のメッシュベルトコンベヤの両側端から上方に通気性サイドガイドと該通気性サイドガイドの上方両外端に止風ガイドとが設けられていて、
    前記本凍結機は、外殻を形成する第二の断熱パネルと、搬送面を形成し前記第二の断熱パネルを縦断し周回する第三のメッシュベルトコンベヤと、前記第二の断熱パネル内に設置された第二の軸流送風機と、前記第二の軸流送風器により生成された軸流を冷却し、前記搬送面に載置され搬送される貝類むき身に対して下方から上方に冷風を送風する第二の空気冷却器と、前記第三のメッシュベルトコンベヤの前記搬送面を打撃振動する第三の振動機とを備える、
    ことを特徴とする貝類むき身の急速個別冷凍機。
  2. 前記表面凍結機の前記第二のメッシュベルトコンベヤが樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載の貝類むき身の急速個別冷凍機。
  3. 前記表面冷凍機の、前記第一の断熱パネル外にあって、前記第二のメッシュベルトコンベヤの周回経路に第二のメッシュベルトコンベヤ洗浄用水槽を備えることを特徴とする請求項1乃至2に記載の貝類むき身の急速個別冷凍機。
  4. 前記水切り装置の前記第一のメッシュベルトコンベヤの搬送面に、貝類むき身を搬入する搬入装置をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の貝類むき身の急速個別冷凍機。
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