JPH06337837A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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Publication number
JPH06337837A
JPH06337837A JP12916093A JP12916093A JPH06337837A JP H06337837 A JPH06337837 A JP H06337837A JP 12916093 A JP12916093 A JP 12916093A JP 12916093 A JP12916093 A JP 12916093A JP H06337837 A JPH06337837 A JP H06337837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
data
data transfer
main memory
peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP12916093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ito
憲一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP12916093A priority Critical patent/JPH06337837A/ja
Publication of JPH06337837A publication Critical patent/JPH06337837A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主メモリアクセストラヒックの軽減、システ
ムスループットの向上を可能にするデータ処理装置を提
供する。 【構成】 データ転送ルート制御部3は、CPU1から
制御線6を経由で送られてくる入出力動作制御情報を保
持する制御情報保持部31、該入出力動作制御情報にも
とづき切替SW33の切替動作を制御するルート切替制
御部32、CPU1や主メモリ2や周辺制御部4、5の
間のデータ転送ルートを切替える切替SW33からな
る。このデータ転送ルート制御部3の切替SW33を介
して、CPU1と主メモリ2間のデータ転送中に、同時
に周辺装置7、8間のデータ転送が周辺制御部A4と周
辺制御部B5の制御下で実行可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中央処理装置(CPU)
と主メモリと周辺装置を制御する複数の周辺制御部から
なるデータ処理装置に関し、詳しくは、中央処理装置
(CPU)、主メモリ、周辺制御部間のデータ転送制御
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、データ処理装置において、周辺装
置とのデータの入出力は主メモリを経由して行われてい
た。すなわち、周辺装置から読み出したデータは主メモ
リに格納され、周辺装置に書き出すデータは予め主メモ
リに格納されていた。この周辺装置と主メモリ間のデー
タ転送動作中は、CPUの主メモリアクセスは待たされ
るため、周辺装置とのデータ入出力のトラヒックが高く
なると、CPUの稼働率が低下し、システムスループッ
トの低下を招くことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】周辺装置のデータをC
PU上のプログラムが参照・変更する場合あるいはCP
U上のプログラムが生成・変更したデータを周辺装置に
格納する場合には、周辺装置と主メモリ間のデータ転送
は当然必要になるが、ある周辺装置から入力したデータ
を何ら加工せずそのまま他の周辺装置に出力したい場合
は主メモリを経由する必然性はない。例えばイメージリ
ーダからデータを入力し、それをディスクに格納するケ
ースあるいはディスク上のイメージデータをそのままフ
ァクシミリに出力するケース等では、主メモリを経由す
る必然性がなく、主メモリを経由するのはシステムのオ
ーバヘッドになる。特にイメージデータ等の大量のデー
タを扱う場合、システムスループットの低下は大とな
る。
【0004】本発明は、主メモリアクセストラヒックの
軽減、システムスループットの向上を可能にするデータ
処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、中央処理装置と主メモリと周辺装置を制
御する複数の周辺制御部とからなるデータ処理装置にお
いて、中央処理装置と主メモリ間、周辺制御部と主メモ
リ間、及び複数の周辺制御部間で各々データ転送を行う
手段と、中央処理装置からの指示にもとづき、これらの
データ転送ルートを選択・設定する手段を設けて、中央
処理装置と主メモリ間のデータ転送中に同時に複数の周
辺制御部間のデータ転送を実行可能とするようにしたこ
とである。
【0006】
【作用】本発明では、中央処理装置(CPU)、主メモ
リ、複数の周辺制御部間のデータ転送ルートをCPUか
らの指定にもとづき各々選択・設定することにより、主
メモリを経由せずに複数の周辺制御部間で直接データ転
送を行い、同時にCPUと主メモリ間のデータ転送が実
行可能になり、主メモリアクセストラヒックの軽減、シ
ステムスループットの向上を図ることができる。また、
データ転送ルートの切替により、周辺制御部と主メモリ
のデータ転送も可能であり、周辺装置のデータをCPU
で参照・変更するケース、CPUが生成・変更したデー
タを周辺装置に出力するケースにも対処できる。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例を説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例のデータ処理装
置の構成図を示す。図において、CPU1と主メモリ2
はデータ転送ルート制御部3に接続され、同時に周辺制
御部A4と周辺制御部B5もデータ転送ルート制御部3
に接続される。周辺制御部A4の下には複数台の周辺装
置7が接続され、同様に周辺制御部B5の下にも複数台
の周辺装置8が接続されている。
【0009】データ転送ルート制御部3は、制御線6を
経由してCPU1から送られてくる制御情報にもとづ
き、CPU1、主メモリ2、周辺制御部A4、周辺制御
部B5の間のデータ転送ルートの選択・設定を行うもの
で、制御情報保持部31、ルート切替制御部32、切替
スイッチ(SW)33により構成されている。制御情報
保持部31は、制御線6を経由してCPU1から送られ
てくる入出力動作に関する制御情報を保持する。ルート
切替制御部32は、制御情報保持部31の制御情報にも
とづき切替SW33の切替動作を制御する。切替SW3
3はCPU1、主メモリ2、周辺制御部A4、周辺制御
部B5の間のデータ転送ルートを切替えるためのスイッ
チである。
【0010】周辺制御部A4は周辺装置7とのデータ転
送制御を行うもので、データ転送制御部A41、データ
バッファA42により構成されている。データ転送制御
部A41は、制御線6を経由してCPU1から送られて
くる周辺装置7とのデータ転送等に関する制御情報を実
行する。データバッファA42は、周辺装置7に書き込
むデータまたは周辺装置7から読み出すデータを一時的
に貯える。
【0011】周辺制御部B5は周辺装置8とのデータ転
送制御を行うもので、データ転送制御部B51、データ
バッファB52により構成されている。データ転送制御
部B51は、制御線6を経由してCPU1から送られて
くる周辺装置8とのデータ転送等に関する制御情報を実
行する。データバッファB52は、周辺装置8に書き込
むデータまたは周辺装置8から読み出すデータを一時的
に貯える。
【0012】図2はデータ転送ルート制御部3内の切替
SW33の切替動作を説明したものであり、切替SW3
3は、状態(イ)、(ロ)、(ハ)の3つの状態を採り
得ることを示している。ここで、状態(イ)では、CP
U1と主メモリ2が接続され、同時に周辺制御部A4と
周辺制御部B5が接続される。状態(ロ)では、周辺制
御部A4と主メモリ2が接続される。状態(ハ)では、
周辺制御部B5と主メモリ2が接続される。
【0013】図3は、データ転送動作の種別と、これに
対応するデータの転送元(ソース)、転送先(シン
ク)、切替SW33の状態を示す。データ転送動作の種
別は、全部でNo.1〜8の8種類あり、No.1、2がC
PU1と主メモリ2間の動作、No.3、4が周辺制御部
A4と主メモリ2間の動作、No.5、6が周辺制御部B
5と主メモリ2間の動作、No.7、8が周辺制御部A4
と周辺制御部B5間の動作である。No.1、2、7、8
では、切替SW33は状態(イ)に設定され、No.3、
4では、切替SW33は状態(ロ)に設定され、No.
5、6では、切替SW33は状態(ハ)に設定される。
【0014】図4は、データ転送ルート制御部3の動作
フローを示したもので、以下、これに基づいてデータ転
送ルート制御部3の動作を詳述する。
【0015】データ処理装置に電源が投入されると(ス
テップ101)、データ転送ルート制御部3は、初期状
態として切替SW33を状態(イ)に設定する(ステッ
プ102)。これにより、CPU1と主メモリ2が接続
状態となり、CPU命令の実行が可能となる。
【0016】CPU命令の中に入出力命令が発生する
と、CPU1は、制御線6を経由して入出力動作開始の
制御情報をデータ転送ルート制御部3、周辺制御部A4
及び/又は周辺制御部B5に送出する。データ転送ルー
ト制御部3は、この制御情報を受け、制御情報保持部3
1に格納する(ステップ103)。次に、ルート切替制
御部32は、制御情報保持部31に格納された制御情報
を調べ、入出力動作を判定する(ステップ104)。こ
の判定結果により、以下のように入出力動作が分かれ
る。
【0017】まず、入出力動作種別が周辺制御部A4と
周辺制御部B5間のデータ転送であれば(図3のNo.
7、8のケース)、ルート切替制御部32は切替SW3
3を状態(イ)のままとする(ステップ105)。一
方、周辺制御部A4と周辺制御部B5は、制御線6を経
由してCPU1から送られてくる制御情報をデータ転送
制御部部A41、データ転送制御部部B51に取り込
み、入出力動作を実行する。周辺制御部A4から周辺制
御部B5へのデータ転送の場合、周辺制御部A4は自周
辺制御部A4下の指定された周辺装置7からデータをデ
ータバッファA42に読み込み、これをSW33を介し
て周辺制御部B5のデータバッファB52に転送する。
周辺制御部B5は、データバッファB52のデータを自
周辺制御部B5下の指定された周辺装置8に書き込む。
周辺制御部B5から周辺制御部A4へのデータ転送の場
合は、上記の逆の動作を行う。すなわち、読み込み/書
き込みを行う周辺装置間の速度差を、データバッファA
42、データバッファB52により吸収する。
【0018】この間、CPU1は主メモリ2を用いて他
のCPU命令を実行する。すなわち、CPU1−主メモ
リ2間のデータ転送動作と周辺制御部A4−周辺制御部
B5間のデータ転送動作は同時に実行可能である(図3
のNo.1、2とNo.7、8)。周辺制御部A4−周辺制
御部B5間のデータ転送動作が完了すると、周辺制御部
A4、周辺制御部B5からの通知により、CPU1はデ
ータ転送ルート制御部3に転送動作完了を通知する(ス
テップ106)。
【0019】次に、入出力動作種別が周辺制御部A4と
主メモリ2間のデータ転送の場合(図3のNo.3、4の
ケース)、ルート切替制御部32は切替SW33を状態
(ロ)に変更する(ステップ107)。一方、周辺制御
部A4は、周辺装置7と主メモリ2間のデータ転送をデ
ータバッファA42、SW33を経由して実行する。デ
ータ転送が完了すると、周辺制御部A4からの通知によ
り、CPU1はデータ転送動作の完了を知り、制御線6
を経由してデータ転送ルート制御部3に転送動作完了を
通知する(ステップ108)。データ転送ルート制御部
3のルート切替制御部32は、これをうけて切替SW3
3を状態(イ)に戻す(ステップ109)。
【0020】次に、入出力動作種別が周辺制御部A4と
主メモリ2間のデータ転送の場合(図3のNo.5、6の
ケース)、ルート切替制御部32は切替SW33を状態
(ハ)に変更する(ステップ110)。次に、周辺制御
部B5は、周辺装置8と主メモリ2間のデータ転送をデ
ータバッファB52、SW33を経由して実行する。デ
ータ転送が完了すると、周辺制御部B5からの通知によ
り、CPU1はデータ転送動作の完了を知り、制御線6
を経由してデータ転送ルート制御部3に転送動作完了を
通知する(ステップ111)。データ転送ルート制御部
3のルート切替制御部32は、これをうけて切替SW3
3を状態(イ)に戻す(ステップ109)。
【0021】図1の実施例では、周辺制御部の数は2の
場合を示しているが、さらに周辺制御部の数の増加させ
る場合も本実施例をもとに容易に構成可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理装置は、CPUと主メモリ間、周辺制御部と主メモリ
間、複数の周辺制御部間で各々データ転送を行う手段を
有し、かつ、これらのデータ転送のルートをCPUから
の指示により容易に選択・設定する手段を有しており、
CPU−主メモリ間のデータ転送と複数の周辺制御部の
データ転送を同時に実行可能である。これにより、主メ
モリアクセストラヒックの軽減、システムスループット
の向上を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのデータ処理
装置の構成図である。
【図2】図1における切替SWの切替動作の説明図であ
る。
【図3】データ転送動作の種別とこれに対応するデータ
のソース、シンク先、切替SWの状態を示す図である。
【図4】図1におけるデータ転送ルート制御部の動作フ
ローを示す図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 主メモリ 3 データ転送ルート制御部 4、5 周辺制御部 6 制御線 7、8 周辺装置 31 制御情報保持部 32 ルート切替制御部 33 切替SW 41、51 データ転送制御部 42、52 データバッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と主メモリと周辺装置を制
    御する複数の周辺制御部とからなるデータ処理装置にお
    いて、中央処理装置と主メモリ間、周辺制御部と主メモ
    リ間、及び複数の周辺制御部間で各々データ転送を行う
    手段と、中央処理装置からの指示にもとづき、前記各デ
    ータ転送のルートを選択・設定する手段を有することを
    特徴とするデータ処理装置。
JP12916093A 1993-05-31 1993-05-31 データ処理装置 Pending JPH06337837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12916093A JPH06337837A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12916093A JPH06337837A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06337837A true JPH06337837A (ja) 1994-12-06

Family

ID=15002634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12916093A Pending JPH06337837A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 データ処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06337837A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217511A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Canon Inc 共有バス制御装置及びその制御方法

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JP2009217511A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Canon Inc 共有バス制御装置及びその制御方法

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