JPH06250965A - 入出力制御装置 - Google Patents

入出力制御装置

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JPH06250965A
JPH06250965A JP3589993A JP3589993A JPH06250965A JP H06250965 A JPH06250965 A JP H06250965A JP 3589993 A JP3589993 A JP 3589993A JP 3589993 A JP3589993 A JP 3589993A JP H06250965 A JPH06250965 A JP H06250965A
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JP3589993A
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Fumiaki Tahira
文明 田平
Kazuo Nagabori
和雄 長堀
Kenji Fujizono
賢治 藤園
Keiko Yuki
恵子 結城
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は上位装置との間に一つのDMA制御チ
ャネル及び割込み要求信号が割り当てられ,複数の入出
力装置が接続された入出力制御装置に関し,DMA制御
チャネルやIRQ線を増加することなく上位装置からの
コマンドによる複数の入出力装置における処理効率を向
上することを目的とする。 【構成】入出力制御装置に複数個のコマンド及びステー
タスをそれぞれ保持するコマンド保持手段及びステータ
ス保持手段を設ける。上位装置から複数の入出力装置に
対してDMA制御チャネルによるデータ転送を必要とす
るコマンドが連続して発生すると,複数のコマンドをコ
マンド保持手段に複数個保持し,制御部は保持されたコ
マンドを一つずつ対応する入出力装置に対して実行する
制御を行い,入出力制御装置はコマンドを実行する各入
出力装置から上位装置への要求を表すステータスが発生
すると,ステータス保持手段に保持するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上位装置との間に一つの
DMA制御チャネル及び割込み要求信号が割り当てられ
た入出力制御装置に関する。
【0002】入出力装置制御装置は,複数の入出力装置
を制御するが,上位装置との間にDMA制御チャネルと
割込み要求信号が一つだけ備えている場合,多重に入出
力装置を起動してもシリアルな制御になってしまうた
め,処理時間が長くなり,その改善が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図6は従来例の説明図である。図6の
A.において,60は中央制御装置(CC),61はメ
モリ(MM),62はチャネル制御装置,63は入出力
制御装置,64は複数個設けられた入出力装置である。
CC60,チャネル制御装置62は上位装置と称され,
チャネル制御装置62内にDMA制御回路が設けられて
いる。CC60,MM61及びチャネル制御装置62は
入出力制御装置63から見ると上位装置であり,上位装
置から入出力装置に宛てて動作を指示するコマンドが送
信されると,入出力制御装置63はこれを受け取って該
当する一つの入出力装置64に対しコマンドを送り,入
出力動作を実行させる。コマンドには,入出力装置64
が保持するデータを上位装置のメモリにDMA転送させ
るコマンド(READ)や,上位装置のメモリのデータ
を入出力装置64にDMA転送して記憶させるコマンド
(WRITE)がある。
【0004】図6のA.に示す従来例の構成では,入出
力制御装置63と上位装置(特にチャネル制御装置6
2)の間にDMA制御チャネルが一つ設けられ,複数の
入出力装置64はこのDMA制御チャネルを用いて上位
装置との間でDMA転送を行う。また,コマンドを受け
取った入出力装置64は,コマンドによるDMA転送や
内部処理を実行すると,終了したことを表すIRQ(割
込み要求)を発生する。
【0005】入出力制御装置63はこれを受け取って上
位装置に対しIRQの制御線に信号を発生して,上位装
置はこれを検出すると入出力装置64のステータスを読
み取って終了を確認することができる。この場合に使用
するIRQの制御線は入出力制御装置63と上位装置と
の間に1本だけ設けられている。
【0006】図6のB.は従来の入出力制御装置を介し
て上位装置と複数の入出力装置間のDMA転送を伴うコ
マンドの送受とIRQの送受を含む動作シーケンスの例
である。この場合,入出力制御装置(上位装置を含む)
63には,,で示す2つの入出力装置64が接続さ
れているものとする。
【0007】最初に上位装置から発生したリード(RE
AD)を指示するコマンドが入出力制御装置63から
入出力装置へ送られた場合,入出力装置で内部処理
を行って入出力装置内のメモリからデータを読み出
し,DMAチャネルを介して,入出力制御装置63を通
って上位装置へのDMA転送が行われる。転送が終了す
ると,入出力装置から終了状態を通知するためにIR
Q(割込み)が上位装置へ送出される。これにより,上
位装置は入出力装置のステータスを読み取ると,コマ
ンド終了のステータスであることを識別する。これによ
り,上位装置は次のコマンドを入出力装置へ送出す
る。この例では,次のコマンドがライト(WRIT
E)を指示するコマンドであり,上位装置のMM61か
ら取り出したデータがDMA転送により入出力装置へ
転送されて内部のバッファメモリ等へ格納される。この
DMA転送の後,入出力装置は内部処理を行ってコマ
ンド終了を通知するためIRQを上位装置へ送出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したDMAチャネ
ル及びIRQ線が1本しか備えていない従来のシステム
では,複数の入出力装置を制御する場合,DMAの転送
開始時間,IRQの発生時間が不定であるため,どの入
出力装置からの要求かを識別することができず,一つの
コマンドについて処理が終了したら,次のコマンドが送
られてその処理を行うというようにシリアルなコマンド
制御方法にならざるを得ず,処理時間が長くなるという
問題があった。また,DMAチャネル及びIRQ線を各
入出力装置に対応して個別に設けた場合は,システムの
ハードウェア量の増大によりコストが高くなる。
【0009】本発明はDMAチャネルやIRQ線を増加
することなく上位装置からのコマンドによる複数の入出
力装置における処理効率を向上することができる入出力
制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1のA.は構成図,B.は複数コマンドの
概略の動作例である。
【0011】図1のA.において,1は入出力制御装
置,2は複数のコマンドを保持するコマンド保持部,3
は複数のステータスを保持するステータス保持手段,4
は制御部,5は複数個設けられた入出力装置である。
【0012】本発明は上位装置から各入出力装置に対し
て前のコマンドが終了する前に複数個送られてくる複数
のコマンドを個別に保持すると共に,各入出力装置から
上位装置へ通知するよう要求されたステータスを保持
し,これらの保持された複数のコマンド及びステータス
を用いてDMA転送を含むコマンドの多重処理を行うも
のである。
【0013】
【作用】上位装置から入出力装置5の一つを指定したコ
マンドが入出力制御装置1へ入力すると,コマンド保持
部2に格納され,複数のコマンドが連続して入力すると
各コマンドがそれぞれコマンド保持部2内の個別の位置
に保持される。制御部4はコマンド保持部2に保持され
たコマンドについて順次取り出し,対応する入出力装置
5に対しコマンドを供給して実行する制御を行う。この
場合,DMAチャネルが一つであるが,コマンドの種別
によりコマンドを受け取って一定時間の内部処理を行っ
た後でDMA転送を行う場合や,コマンドを受け取って
直ぐにDMA転送が実行される場合がある。従って,複
数の入出力装置5が連続してコマンドを受け取っても,
一つの入出力装置がコマンドを受け取って内部処理をし
ている間に,他の入出力装置はコマンドによるDMA転
送を,割込要求(IRQ)により要求して直ちに転送を
実行することができる。なお,このDMA転送要求は,
割込要求(IRQ)を発生した入出力装置からDMA転
送要求を表すステータスを発生して入出力制御装置1内
のステータス保持手段3に保持されて,これを上位装置
が読み取ることにより識別される。
【0014】図1のB.に示す概略の動作例の場合,入
出力装置5として#1,#2で表す2つの装置に対して
それぞれコマンド,を送出した例である。すなわ
ち,入出力制御装置1は上位装置から2つのコマンド
,を受け取ってコマンド保持部2に格納し,順次各
入出力装置#1,#2に向けてコマンドを送出すると,
入出力装置#1はコマンド(例えば,リード)により
一定の時間を要する内部処理を実行する。他方の入出力
装置#2で受けたコマンド(例えば,ライト)は,比
較的短時間でDMA転送を開始することができる。
【0015】このため,図に示すように,入出力装置#
1によるコマンドの内部処理中に,入出力装置#2に
よるコマンドによるDMA転送が実行され,このDM
A転送の後,入出力装置#1によるDMA転送が実行さ
れ,その間入出力装置#2では内部処理が実行される。
その後,コマンド終了のステータスを通知するためのI
RQ(割込み)が入出力制御装置に対し各入出力装置#
1,#2から送出され,各入出力装置#1,#2から送
られたステータスは入出力制御装置内のステータス保持
手段3に格納され,上位装置から入出力装置を指定して
ステータスを読み取ることにより上位装置は要求内容を
識別する。
【0016】このように,複数個のコマンドが各入出力
装置において多重処理することができる。
【0017】
【実施例】図2は実施例1の構成図,図3は実施例2の
構成図である。図2において,20は入出力制御装置,
21は入出力制御装置20に接続する複数(n個)の各
入出力装置(IO)に対応して個別に設けられたレジス
タ(0用,1用,・・・n用)が複数個設けられたコマ
ンドレジスタ(CMR),22は同じく入出力制御装置
20に接続する複数(n個)の各入出力装置に対応して
個別に設けられたレジスタが複数個設けられたステータ
スレジスタ(STR),23はバス,24はコマンドレ
ジスタ21内のどのレジスタに上位装置からコマンドが
書き込まれているか(処理が実行されていない状態),
コマンドが書き込まれていないかを各ビット位置により
表示するコマンド(CMD)要求表示レジスタ,25は
マイクロプログラムにより制御されて入出力制御の処理
を行うMPU(マイクロプロセッサユニット),26は
ステータスレジスタ22内のどのレジスタに対応する入
出力装置からステータスが書き込まれて上位装置から読
み取られていないか,またはステータスが書き込まれて
いないかを各ビット位置により表示するステータス(S
T)要求表示レジスタ,27は複数(n+1個)の入出
力装置(IO0〜IOn)である。なお,DMA転送制
御は,図示されない上位のチャネル制御装置内のDMA
制御装置により行われ,チャネル制御装置と入出力制御
装置とはDMA転送を行うデータ・アドレスのバス及び
割込み(IRQ)を含む制御線とにより接続され,各入
出力装置27と入出力制御装置20との間は個別のデー
タ・アドレスを含むバスにより接続されている。そし
て,入出力制御装置20と上位装置とのバス,制御線に
よる接続構成(インタフェース)及び各入出力装置との
間の接続構成(インタフェース)は,従来と同じであり
図示省略されている。
【0018】図2の実施例1の動作を説明すると,コマ
ンドレジスタ21は上位装置から入出力装置の番号を指
定したコマンドを受け取ると,MPU25はCMR21
内の指定された番号に対応するレジスタ内にコマンドを
書き込むと共に,CMD要求表示レジスタ24の入出力
装置番号に対応するビット位置に“1”を設定する。
【0019】上位装置からそれぞれ入出力装置を指定す
る複数のコマンドを連続して受け取ると,同様にコマン
ドレジスタ21及びCMD要求表示レジスタ24に書き
込み及び設定が行われる。MPU25は,CMD要求表
示レジスタ24の状態を見て,“1”が設定されている
位置により表す入出力装置番号を識別し,対応するコマ
ンドレジスタ21内のレジスタからコマンドを取り出し
て,該当する入出力装置27にコマンドを供給してコマ
ンドの実行を開始させる,CMD要求表示レジスタ24
の対応するビットを“0”にする。CMD要求表示レジ
スタ24に複数のビットに“1”が立っていると,順次
対応する入出力装置に対しコマンドを供給する。
【0020】各入出力装置27において,受け取ったコ
マンドによる処理を開始し,DMA転送を開始する場合
や,処理が終了するとその都度,上位装置に対してIR
Q(割込み要求を表示する制御線による)を発生すると
共に,IRQを受付けた上位装置がIRQを発生した入
出力装置のステータスを読み取ることができるように,
入出力制御装置20に対し入出力装置27からステータ
ス情報が入力される。MPU25は入出力装置27から
要求されたステータスを受け取ると,ステータスレジス
タ22内の入出力装置27の番号に対応するレジスタに
書き込むと共に,ST要求表示レジスタ26内の入出力
装置27の番号に対応するビットを“1”に設定する。
入出力装置27から発生したIRQが上位装置で受付け
られると,入出力制御装置20に対しステータスの読み
取りを指示する。これを受けてMPU25はステータス
レジスタ22内の指示された入出力装置に対応するレジ
スタを読み出してバス上に出力する。これにより上位装
置は,入出力装置27がIRQを発生した理由を判別す
ることができる。上位装置によりステータスが読み取ら
れると,MPU25はST要求表示レジスタ26内の当
該入出力装置の番号に対応するビットを“0”に設定し
て,要求表示状態を終了させる。
【0021】図3は実施例2の構成図である。この実施
例2は,上記実施例1において,コマンドレジスタ及び
ステータスレジスタが各入出力装置に対応した個別のレ
ジスタにより構成されているのに対し,それぞれをFI
FO(First In First Out) 型メモリ(以下,FIFO
という)により構成し,実施例1に備えられたCMD要
求表示レジスタ24及びST要求表示レジスタ26が設
けられない点に特徴がある。
【0022】図3において,30は入出力制御装置,3
1はコマンドFIFO(CMR−FIFO:コマンドレ
ジスタ),32はステータスFIFO(STR−FIF
O:ステータスレジスタ),33はバス,34はMP
U,35は複数(n+1個)の入出力装置(IO0〜I
On)である。
【0023】この入出力制御装置30と上位装置との間
及び,各入出力装置35との接続は上記実施例1の場合
と同様であり,それぞれとの接続構成(インタフェー
ス)は図示省略されている。
【0024】図3の実施例2の動作において,上記実施
例1と異なる点を中心について説明すると,入出力制御
装置30が上位装置から入出力装置の識別番号(ID)
を指定したコマンドを受け取ると,MPU34はコマン
ドFIFO31の現在の書き込みアドレスで指定された
位置に,コマンドと指示された入出力装置の識別番号
(ID)とを書き込む。複数のコマンドが上位装置から
入力すると,到着順にコマンドFIFO31に順に書き
込みが行われる。MPU34は,コマンドFIFO31
の先頭の読出アドレスから内容を取り出すと,図3にa
で示すように「コマンドとID」が読み出される。この
コマンドをIDで指示された入出力装置35へ出力する
ことにより,該当する入出力装置35ではコマンドの実
行を開始する。MPU34はコマンドFIFO31に格
納された内容を順次先頭から(書き込まれた順に)読み
出して,対応する入出力装置に対し出力する。
【0025】各入出力装置35は,受け取ったコマンド
による処理を開始し,上記実施例1の場合と同様にDM
A転送を開始する場合や,処理が終了するとその都度,
上位装置に対してIRQを発生すると共に,入出力制御
装置30に対し入出力装置35からステータス情報が入
力される。MPU34は入出力装置35から要求された
ステータスを受け取ると,ステータスFIFO32の現
在の書き込み位置にステータスとそのステータスを発生
した入出力装置のIDとを書き込む。
【0026】入出力装置35から発生したIRQが上位
装置で受付けられると,上位装置は入出力制御装置30
に対しステータスの読み取りを指示する。これを受けて
MPU34はステータスFIFO32の現在の先頭の読
み出しアドレスから「ステータス+ID」を読み出して
上位装置へ送る。これによりIRQを要求した理由が上
位装置で判別できる。
【0027】図4は実施例のシステム構成図である。図
4において,40は中央制御装置(CC),41はメモ
リ(MM),42はプロセッサバス,43はチャネル制
御装置(CHC),44はIOバス,45は本発明によ
る入出力制御装置(IOC),46,47は入出力装置
であり,この例では46が複数個設けられたハードディ
スク(HDD0〜HDDn),47がフレキシブルディ
スク装置(FDD)である。
【0028】入出力制御装置45において,45aはコ
マンドレジスタ(CMR),45bはステータスレジス
タ(STR),45cはMPU,45dはRAM,45
eはROM,45fは複数個設けられたハードディスク
装置との間で標準インタフェースの一つであるSCSI
(Small Computer System Interface)により転送制御を
行うSCSIコントローラ(SPC0〜SPCn),4
5gはフレキシブルディスク制御装置(FDC),45
hはCHC43からバスを介してCMR45a,STR
45bにアクセスするインタフェース回路(IF),4
5iはCHC43とIOバス44を介してMM41と入
出力装置(HDD46,FDD47)間でデータをDM
A転送する際にデータを一時格納するバッファメモリ
(BM)である。
【0029】上記図4に示す構成における,動作シーケ
ンスの例を図5に示す。以下に,図5を用いて図4の動
作を説明する。なお,図5に示す2つの入出力装置,
は図4に示す複数のハードディスク装置46及び1個
のFDD47の中の2つの装置,具体的にはHDD0,
HDD1であるものとする。
【0030】中央制御装置40は,2つの入出力装置
,に対してデータのリード(読み出し)及びライト
(書き込み)を指示して,それぞれを宛先とするコマン
ド1,2を発生する(図5のa,c)。これらのコマン
ド1,2は,チャネル制御装置43を介して入出力制御
装置45のコマンドレジスタCMR45aに一旦格納さ
れ,その内容はMPU45cの制御によりコマンドレジ
スタ45aから宛先の入出力装置,に順次供給され
る。入出力装置ではコマンドaにより内部処理が開始
され(図5のb),入出力装置はコマンド2により内
部処理を実行する(同d)。
【0031】入出力装置におけるコマンド2(ライ
ト)に対応する内部処理(DMA転送のための準備等)
が,入出力装置におけるコマンド1(リード)の内部
処理より早く終了するので,入出力装置から上位装置
に対しDMA転送を要求するIRQを出力する(図5の
e)。この場合,DMA転送を要求するステータス情報
が入出力制御装置45に送られ,入出力制御装置45の
ステータスレジスタSTR45bに格納される。IRQ
が中央制御装置40で受け取られると,入出力制御装置
45のステータスレジスタ45bが読み取られて,DM
A要求であることが分かるので,中央制御装置40とチ
ャネル制御装置43内のDMAC(図示しないDMA制
御装置)を設定して起動する(同f)。
【0032】この後,メモリ41から読み出されたデー
タがプロセッサバス42,チャネル制御装置43,IO
バス44及び入出力制御装置45を介してDMA転送さ
れ入出力装置に書き込まれる(図5のg)。入出力装
置と上位装置との間のDMA転送が終了すると,入出
力装置はコマンド終了を通知する終了IRQを発生し
(図5のh),ステータスを入出力制御装置40に設定
する。これにより,チャネル制御装置43はステータス
レジスタ45bを読み取ってコマンド完了を識別する。
【0033】この時,入出力装置はライトを指示する
コマンド2による内部処理を終了してDMA転送を要求
するIRQを発生すると(図5のi),上位装置は入出
力装置によるコマンド1が完了すると,これを受け付
ける,DMACを設定して起動する(図5のj)。これ
により入出力装置はコマンド2により,内部に記憶さ
れたデータを読み出して出力すると,入出力制御装置4
5,IOバス44,チャネル制御装置43及びプロセッ
サバス42を介してデータがDMA転送されてメモリ4
1へ書き込まれる(図5のk)。このDMA転送が終了
すると,終了IRQを発生し(図5のl),ステータス
を入出力制御装置45のステータスレジスタ45bに設
定して,上位装置に通知する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば複数の入出力装置を制御
する入出力制御装置において,DMA制御回路やIRQ
制御回路等の比較的大きな回路を増加することなく,コ
マンドの多重制御が可能となり,総合的な入出力処理時
間を大幅に短縮することができ,処理効率を改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例1の構成図である。
【図3】実施例2の構成図である。
【図4】実施例のシステム構成図である。
【図5】動作シーケンスの例である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 入出力制御装置 2 複数のコマンドを保持するコマンド保持部 3 複数のステータスを保持するステータス保持手
段 4 制御部 5 入出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 結城 恵子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置との間に一つのDMA制御チャ
    ネル及び割込み要求信号が割り当てられ,複数の入出力
    装置が接続された入出力制御装置において,入出力制御
    装置に複数個のコマンド及びステータスをそれぞれ保持
    するコマンド保持部及びステータス保持手段を設け,上
    位装置は,前記複数の入出力装置に対してDMA制御チ
    ャネルによるデータ転送を必要とするコマンドの発生に
    応じて前記入出力制御装置に対し先行するコマンドの完
    了を待つことなく連続して送出し,前記入出力制御装置
    の制御部は,連続して入力する複数のコマンドを前記コ
    マンド保持部に保持し,前記保持されたコマンドを順次
    対応する入出力装置に対して出力し,コマンドを実行す
    る各入出力装置から上位装置への要求に対応するステー
    タスが発生すると発生した個数のステータスを前記ステ
    ータス保持手段に保持することを特徴とする入出力制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記複数のコマンド
    保持部及びステータス保持手段は,それぞれ各入出力制
    御装置に対応する複数個のレジスタを備えたコマンドレ
    ジスタとステータスレジスタにより構成し,前記コマン
    ドレジスタにおけるコマンドの保持状態を表示するコマ
    ンド表示レジスタと,前記ステータスレジスタにおける
    ステータスの保持状態を表示するステータス表示レジス
    タを備え,入出力制御装置の制御部はコマンドを受け取
    ると,コマンドレジスタの中の宛先の入出力装置に対応
    するレジスタにコマンドを格納すると共に前記コマンド
    表示レジスタに対応する表示を行い,ステータスを受け
    取るとステータスレジスタの中の発生元の入出力装置に
    対応するレジスタにステータスを格納すると共に前記ス
    テータス表示レジスタに対応する表示を行うことを特徴
    とする入出力制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において,前記複数のコマンド
    保持部及びステータス保持部は,それぞれ複数個のコマ
    ンド及びステータスを保持するコマンド用FIFO及び
    ステータス用FIFOにより構成し,前記コマンド用F
    IFOに格納する情報は,コマンドと宛先の入出力装置
    の識別情報とで構成され,上位装置から受け取った順に
    格納され,前記ステータス用FIFOに格納する情報
    は,ステータスとステータスの発生元の入出力装置の識
    別情報とで構成され,前記各FIFOに格納されたコマ
    ンド及びステータスは,格納された順に取り出されて実
    行されることを特徴とする入出力制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において,ステータスに
    DMA要求ステータスを設け,この要求により該当入出
    力装置のDMAを起動することを特徴とする入出力制御
    装置。
JP3589993A 1993-02-25 1993-02-25 入出力制御装置 Withdrawn JPH06250965A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5928339A (en) * 1996-10-18 1999-07-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. DMA-transferring stream data apparatus between a memory and ports where a command list includes size and start address of data stored in the memory
JP2005339426A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Fujitsu Ltd データ処理システム及び設定方法
US7370123B2 (en) 2004-10-12 2008-05-06 Nec Electronics Corporation Information processing apparatus

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