JPH08314854A - データ転送システムおよびこれに関連する装置 - Google Patents

データ転送システムおよびこれに関連する装置

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JPH08314854A
JPH08314854A JP7118314A JP11831495A JPH08314854A JP H08314854 A JPH08314854 A JP H08314854A JP 7118314 A JP7118314 A JP 7118314A JP 11831495 A JP11831495 A JP 11831495A JP H08314854 A JPH08314854 A JP H08314854A
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bus
conversion adapter
write access
address
bus conversion
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Koichi Okazawa
宏一 岡澤
Hideki Osaka
英樹 大坂
Kenichi Saito
賢一 斎藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】PCIバス等のスプリット転送機能を有しない
入出力バスのDMAあるいはI/O間転送をおこなう場
合において、バス仕様の互換性を維持しつつ、データ転
送の効率化を図る。 【構成】プロセッサがデータ転送の動作を指令して、バ
スに接続されるI/Oデバイスまたはバス変換アダプタ
からライトアクセスを出し、そのライトアクセスを受け
て、バスに接続されるバス接続コントローラが主記憶に
あるデータを読みだす。そして、このバス接続コントロ
ーラが、ライトアクセスを出して、I/Oデバイスまた
はバス変換アダプタに読みだしたデータを転送する。ま
た、このような動作をI/Oデバイスまたはバス変換ア
ダプタ間でもおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ転送システムお
よびこれに関連する装置に係り、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーション、オフィスコンピュータ等の情
報処理装置に用いられるデータ転送システムであって、
特に、スプリット転送機能を有しないバスを介して各モ
ジュールがデータのやり取りをおこなう際に、バスの利
用効率を向上させるデータ転送システムおよびこれに関
連する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の情報処理装
置においては、従来からデータ転送の一手法として、い
わゆるダイレクトメモリアクセス(Direct Memory Acce
ss、以下、「DMA」と略記する)がおこなわれている。
【0003】このDMAは、例えば、I/Oデバイスバ
ス変換アダプタが、システムバスのバスマスタとなっ
て、これらI/Oデバイスまたはバス変換アダプタがメ
インCPUの設定に従って、主記憶に対してリードある
いはライトアクセスをおこなうことによって、I/Oデ
バイスまたはバス変換アダプタと主記憶の間のデータ転
送をおこなう手法である。ここで、システムバスは、例
えば、PCIバス(Peripheral Component Interconnec
t Bus)等であり、I/Oデバイスとしては、このシステ
ムバスに接続されたディスク制御部あるいはネットワー
ク制御部が考えられる。また、バス変換アダプタとは、
EISAバス等の下位バスを接続するデバイスである。
【0004】このようなDMAに関する技術として、例
えば、特開平5−173936号公報(従来技術1)に
記載されている。
【0005】また近年では、上記DMAの手法を複数の
I/Oデバイスまたはバス変換アダプタ間に適用して、
I/Oデバイスまたはバス変換アダプタ間で直接データ
の転送をおこなうI/O間転送の手法も用いられてい
る。
【0006】このようなDMAの手法を複数のI/Oデ
バイスまたはバス変換アダプタ間に適用した技術に関
し、PCIバス等のスプリット転送機能を有しない拡張
バスでのI/O間転送の手法については、例えば、特開
平6−131295号公報(従来技術2)に記載されて
いる。
【0007】なお、「スプリット転送」とは、リードア
クセスをアドレスの転送であるリクエストと、データの
転送であるリターンの2回のアクセスに分割しておこな
う転送手法であり、リクエストとリターンの2回のアク
セスの間に、バス上で他のアクセスをおこなうようにし
てバスの使用効率を高める手法である。
【0008】また、本発明の適用対象とするバスは、P
CIバス等のスプリット転送機能を有しないバスである
が、このPCIバス等のスプリット転送機能を有しない
入出力バスを単数あるいは複数有するシステムについて
は、「PCIが入出力バスの新たな業界標準に」;日経
エレクトロニクス1994年6月6日号(no.60
9)第67頁−第96頁に記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術1は、主
記憶とI/Oデバイス間で直接データ転送をするDMA
に関する技術であり、従来技術2は、スプリット転送機
能を有しない拡張バスが複数あって、それらの拡張バス
につながっているI/Oデバイス間で、データ転送をお
こなう技術について述べている。
【0010】ところで、近年情報処理装置においては、
ビデオデータ等の大量データ処理の増大に伴い、システ
ムバス等を用いた情報処理装置内のデータ転送の高速化
が大きな課題となっている。しかし、パーソナルコンピ
ュータ等では、互換性維持のため、PCIバス等のシス
テムバスそのものの改変による高速化には制約があり、
バス仕様の互換性を維持した形でもって、データ転送の
効率化を図る必要が生じてきている。
【0011】しかしながら、上記従来技術1のDMAあ
るいは、従来技術2のI/O間転送では、バスマスタで
あるI/Oデバイスまたはバス変換アダプタから見てリ
ードアクセスとライトアクセスの両方がおこなわれてい
る。このとき、PCIバス等のスプリット転送機能を有
しないシステムバスではリードアクセスはライトアクセ
スに比べてデータ転送効率が悪いという問題点があっ
た。これはスプリット転送機能を有しないシステムバス
では、リードアクセス時にシステムバス上にアドレスが
出力されてからデータが出力されるまでの間、バスが不
必要に占有されるという理由による。
【0012】また、PCIバス等のスプリット転送機能
を有しない入出力バスを複数有するシステムでのI/O
間転送では、上記従来技術2でも述べられているように
複数の拡張バスからのリードアクセスが競合した場合に
デッドロックを起こす可能性が指摘されている。上記従
来技術2では、リードアクセスを同時に複数の拡張バス
で発生させないようにすることで対策している。
【0013】また、転送リトライ機能を有するバスでは
同時に発生したリードアクセスをリトライすることで対
策できるが、いずれの場合もリードアクセスが抑制され
るためデータ転送効率が悪くなるという問題点があっ
た。
【0014】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、PCIバス等の
スプリット転送機能を有しない入出力バスのDMAある
いはI/O間転送をおこなう場合において、デッドロッ
クを起こす可能性をなくし、かつ、バス仕様の互換性を
維持しつつ、データ転送の効率化を図る手段を与えるこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ転送システムに係る発明の第一の構
成は、バスによって各モジュールが結合されデータ転送
をおこなうデータ転送システムにおいて、前記バスに接
続されるI/Oデバイスまたはバス変換アダプタと、前
記バスに接続されるバス接続コントローラとを有し、前
記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタからの前記バ
スへのライトアクセスを出し、そのライトアクセスを受
けて、前記バス接続コントローラからの前記バスへのラ
イトアクセスを出して、前記I/Oデバイスまたはバス
変換アダプタが所定のデータを受け取るようにしたもの
である。
【0016】より詳しくは、上記データ転送システムに
おいて、前記バス接続コントローラに、プロセッサと主
記憶が接続され、このプロセッサがデータ転送の動作を
指令し、前記バス接続コントローラが、前記I/Oデバ
イスまたはバス変換アダプタからの前記バスへのライト
アクセスを受けたときに、そのバス接続コントローラ
が、前記主記憶にあるデータを読みだして、前記バスへ
のライトアクセスによって、その受け取ったデータを前
記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタに転送するよ
うにしたものである。
【0017】また詳しくは、上記データ転送システムに
おいて、前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタか
らのライトアクセスによって出されるデータ中に、前記
バス接続コントローラの出すライトアクセスの送出先を
示すアドレス、または、そのようなアドレスを生成する
ための情報を含むようにしたものである。
【0018】さらに詳しくは、上記データ転送システム
において、前記バスがスプリット転送機能を有しないよ
うにしたものである。
【0019】また別に詳しくは、上記データ転送システ
ムにおいて、前記バス接続コントローラが、シーケンサ
手段と、アドレス設定手段と、キュー手段とを備え、前
記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタが、シーケン
サ手段と、少なくとも2個のアドレスを設定することの
できるアドレス設定手段と、モード設定手段とを備え、
前記バス接続コントローラ内のアドレス設定手段には、
前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタからのライ
トアクセスを識別するためのアドレスを設定し、前記バ
ス接続コントローラ内のキュー設定手段には、前記I/
Oデバイスまたはバス変換アダプタからのライトアクセ
スがあったという事象をキューイングし、一方、前記I
/Oデバイスまたはバス変換アダプタ内のアドレス設定
手段には、このI/Oデバイスまたはバス変換アダプタ
がライトアクセスをするためのアドレスと、前記バス接
続コントローラの出すライトアクセスの送出先を示すア
ドレスとを設定し、かつ、前記I/Oデバイスまたはバ
ス変換アダプタ内のモード設定手段には、上記記載の前
記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタからのライト
アクセス、バス接続コントローラからのライトアクセス
によって、前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタ
にデータを転送する動作をおこなうかおこなわないかの
モードを設定するようにしたものである。
【0020】次に、上記目的を達成するために、本発明
のデータ転送システムに係る発明の第二の構成は、バス
によって各モジュールが結合されデータ転送をおこなう
データ転送システムにおいて、バスに接続される第一の
I/Oデバイスまたはバス変換アダプタと、バスに接続
される第二のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタと
を有し、前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダ
プタから、それに接続されているバスへのライトアクセ
スを出し、そのライトアクセスを受けて、前記第二のI
/Oデバイスまたはバス変換アダプタは、それに接続さ
れているバスへのライトアクセスを出して、前記第一の
I/Oデバイスまたはバス変換アダプタが所定のデータ
を受け取るようにしたものである。
【0021】より詳しくは、上記データ転送システムに
おいて、前記第一のバスに接続されたバスと前記第二の
バスに接続されたバスとが異なったものであるようにし
たものである。
【0022】さらに詳しくは、上記データ転送システム
において、前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換ア
ダプタからのライトアクセスによって出されるデータ中
に、前記第二のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタ
の送出先を示すアドレス、または、そのようなアドレス
を生成するための情報を含むようにしたものである。
【0023】また詳しくは、上記データ転送システムに
おいて、前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダ
プタに接続されたバスおよび前記第二のI/Oデバイス
またはバス変換アダプタに接続されたバスがスプリット
転送機能を有しないようにしたものである。
【0024】また別に詳しくは、前記第二のI/Oデバ
イスまたはバス変換アダプタが、シーケンサ手段と、ア
ドレス設定手段とを備え、前記第一のI/Oデバイスま
たはバス変換アダプタが、シーケンサ手段と、少なくと
も2個のアドレスを設定することのできるアドレス設定
手段と、モード設定手段とを備え、前記第二のI/Oデ
バイスまたはバス変換アダプタ内のアドレス設定手段に
は、前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタ
からのライトアクセスを識別するためのアドレスを設定
し、一方、前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換ア
ダプタ内のアドレス設定手段には、この第一のI/Oデ
バイスまたはバス変換アダプタがライトアクセスをする
ためのアドレスと、前記第二のI/Oデバイスまたはバ
ス変換アダプタの出すライトアクセスの送出先を示すア
ドレスとを設定し、かつ、前記第一のI/Oデバイスま
たはバス変換アダプタ内のモード設定手段には、上記記
載の前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタ
からのライトアクセス、第二のI/Oデバイスまたはバ
ス変換アダプタからのライトアクセスによって、前記第
一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタにデータを
転送する動作をおこなうかおこなわないかのモードを設
定するようにしたものである。
【0025】次に、本発明のI/Oデバイスまたはバス
変換アダプタに係る発明の構成は、上記データ転送シス
テムの第一の構成および第二の構成として記載された前
記バスへのライトアクセスを出して、所定のデータを受
け取る動作をおこなう前記I/Oデバイスまたはバス変
換アダプタであって、その内部に、シーケンサ手段と、
少なくとも2個のアドレスを設定することのできるアド
レス設定手段と、モード設定手段とを備え、前記内部の
アドレス設定手段には、このI/Oデバイスまたはバス
変換アダプタがライトアクセスをするためのアドレス
と、第一の構成に記載のバス接続コントローラまたは第
二の構成に記載の前記第二のI/Oデバイスまたはバス
変換アダプタの出すライトアクセスの送出先を示すアド
レスとを設定し、かつ、前記内部のモード設定手段に
は、第一の構成および第二の構成に記載の前記I/Oデ
バイスまたはバス変換アダプタからのライトアクセス、
第一の構成に記載のバス接続コントローラまたは第二の
構成に記載の第二のI/Oデバイスまたはバス変換アダ
プタからのライトアクセスによって、前記I/Oデバイ
スまたはバス変換アダプタにデータを転送する動作をお
こなうかおこなわないかのモードを設定するようにした
ものである。
【0026】より詳しくは、上記I/Oデバイスまたは
バス変換アダプタにおいて、前記I/Oデバイスまたは
バス変換アダプタ出されるライトアクセスを、第一の構
成に記載のバス接続コントローラまたは第二の構成に記
載の第二のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタから
のライトアクセスとは無関係に、連続して出すことが可
能なようにしたものである。
【0027】次に、本発明のバス接続コントローラに係
る発明の構成は、第一の構成のデータ転送システム記載
の動作をおこなうバス接続コントローラであって、その
内部に、シーケンサ手段と、アドレス設定手段と、キュ
ー手段とを備え、前記アドレス設定手段には、前記I/
Oデバイスまたはバス変換アダプタからのライトアクセ
スを識別するためのアドレスを設定し、前記キュー設定
手段には、前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタ
からのライトアクセスがあったという事象をキューイン
グするようにしたものである。
【0028】
【作用】本発明によれば、上記I/Oデバイスまたはバ
ス変換アダプタは、DMAリードアクセスまたはI/O
間転送をおこなう場合に、その動作をおこなうモードが
設定されていれば、リードアクセスを出す代わりに、読
みだすべきデータのアドレス、格納場所のアドレスを含
む所定の形式のライトアクセスを出すようにする。
【0029】そして、それを受けたI/Oデバイスまた
はバス変換アダプタは、一方のライトアクセスを出した
I/Oデバイスまたはバス変換アダプタへ、読みだすべ
きデータのアドレスに対応する主記憶またはI/Oデバ
イスのデータを、格納場所のアドレスに書き込むライト
アクセスをおこなう。
【0030】このようにすれば、各モジュールをつない
でるバスには、リードアクセスが一回される代わりに、
ライトアクセスが二回されることになる。したがって、
スプリット転送機能を有しないバスを使っている場合で
あっても、リードアクセスのときに、不必要にバスが占
有されるという欠点を回避できて、バスの使用効率を高
め、データ転送効率を高めることができる。
【0031】また、このプロトコルを利用すれば、複数
のバスを利用してデータ転送をおこなう場合であって
も、デッドロックをおこすこともない。
【0032】さらに、バス仕様を従来のものと同じもの
を用いることができるため、従来のバスと互換性を保っ
たままシステムを構築することができる。
【0033】また本発明では、もともと複数のI/Oデ
バイスまたはバス変換アダプタが交互にバスマスタとな
ることで、システムバス上で複数のリードアクセスを代
替するライトアクセスを並行しておこなうことができる
が、さらに、1個のI/Oデバイスまたはバス変換アダ
プタについても、データを受け取るのを待つことなし
に、連続的に、リードアクセスを代替するライトアクセ
スを並行しておこなうことができるので、個々のI/O
デバイスまたはバス変換アダプタから見たシステムバス
の使用効率も高めることができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明に係る各実施例を、図1ないし
図6を用いて説明する。 〔実施例1〕以下、本発明に係る第一の実施例を、図1
ないし図3、図5および図6を用いて説明する。先ず、
図1を用いて本発明の第一の実施例に係るデータ転送シ
ステムのシステム構成について説明する。図1は、本発
明の第一の実施例に係るデータ転送システムのハードウ
ェア構成を示すシステム構成図である。
【0035】本実施例では、DMA転送によって、主記
憶102に記憶されたデータをI/Oデバイス104に
転送しようとするものである。
【0036】メインCPU101と主記憶102は、プ
ロセッサバス103によって、バス接続コントローラ1
05に接続されていて、この三者の間でデータの授受が
可能になっている。
【0037】また、このバス接続コントローラ105と
I/Oデバイス104は、システムバス106によっ
て、接続されていて両者の間でデータの授受が可能であ
る。ここで、I/Oデバイス104は、バスマスタ機能
を有するものとする。システムバス106は、例えば、
スプリット転送機能を有しないPCIバス等のシステム
バスであるとする。
【0038】また、バス接続コントローラ103は、リ
クエストアドレス設定レジスタ131、リクエストキュ
ー132を有している。
【0039】一方、I/Oデバイス104は、モード設
定レジスタ141、リクエストアドレス設定レジスタ1
42、リターンアドレス設定レジスタ143を有してい
る。
【0040】そして、これらのリクエストアドレス設定
レジスタ131、モード設定レジスタ141、リクエス
トアドレス設定レジスタ142、リターンアドレス設定
レジスタ143には、システムバス106上のアドレス
が与えられ、システムバス106を介してアクセスする
ことができる。
【0041】モード設定レジスタ141は、フラグレジ
スタであり、本発明に係るデータ転送方法によるDMA
転送をおこなう場合には「ON」、おこなわない場合に
は、「OFF」を設定することと約束する。また、デフ
ォルトでは、「OFF」に設定するものとする。
【0042】なお、本実施例では、DMAの対象として
I/Oデバイス104を考えるが、バス接続アダプタで
も同様の動作が可能である。
【0043】本発明に係るデータ転送では、バス接続コ
ントローラ103内にあるリクエストアドレス設定レジ
スタ131、リクエストキュー132、および、I/O
デバイス104内にあるモード設定レジスタ141、リ
クエストアドレス設定レジスタ142、リターンアドレ
ス設定レジスタ143を用いて特殊な動作をさせるわけ
であるが、それ以外の本発明に係るデータ転送方法の以
外の機能については、従来技術と全く同様のものとして
よい。
【0044】また、図1には示されていないが、バス接
続コントローラ103およびI/Oデバイス104は、
従来技術と全く同様にデータ転送動作の制御をおこなう
シーケンサを有しているものとする。
【0045】次に、上記図1に加えて、図2、図5およ
び図6を用いて本実施例に係るデータ転送システムの動
作について説明する。先ず、メインCPU101は、バ
ス接続コントローラ103内のリクエストアドレス設定
レジスタ131とI/Oデバイス104内のリクエスト
アドレス設定レジスタ142に、リクエストアドレスを
設定する。
【0046】このリクエストアドレスは、I/Oデバイ
ス104からバス接続コントローラ103に対して、リ
クエストを出して、バス接続コントローラ103内のリ
クエストキュー132へアクセスするために用いられ
る。
【0047】また、メインCPU101は、I/Oデバ
イス104内のリターンアドレス設定レジスタ143
に、リターンアドレスを設定する。このリターンアドレ
スは、バス接続コントローラ103が、主記憶102の
データをI/Oデバイス104に送る際の、格納場所の
アドレスである。そして、モード設定レジスタ141を
変更して、「ON」に設定する。以上で、初期設定は、
完了である。
【0048】さて、このモード設定レジスタ141の値
によって、データ転送システムの動作が異なる。モード
設定レジスタ141の値が、「OFF」になっている場
合は、通常の動作をするものとする。すなわち、I/O
デバイス106が、メインCPU101から、DMAリ
ードアクセスを指令された場合、システムは、従来技術
と全く同様にDMAリードアクセスをおこなう。
【0049】したがって、モード設定レジスタ141の
値が、「OFF」のときは、I/Oデバイス106は、
本発明に係る方法が実施されていないシステム上でも、
従来のインターフェースと互換性を保った形で動作する
ことができる。
【0050】モード設定レジスタ141が、「ON」に
なっている場合には、本発明のデータ転送方法の動作を
するものとする。
【0051】このとき、I/Oデバイス104が、メイ
ンCPU101から、DMAリードアクセスを指令され
たとき、リードアクセスの代わりにリクエストアドレス
設定レジスタ142に設定されているリクエストアドレ
スへのライトアクセスをおこなうのである。
【0052】ここで、図2を用いてこのときのI/Oデ
バイス104から発せられるアクセスフォーマットを説
明する。図2は、リクエスト時のライトアクセスのアク
セスフォーマットを示す模式図である。
【0053】このアクセスフォーマットは、ライトアク
セスのフォーマットとして、先頭にアドレス1語、その
後にデータ2語の形式で構成されている。
【0054】このフォーマットでは、先ずアドレスとし
て、I/Oデバイス104内のリクエストアドレス設定
レジスタ142に設定されているリクエストアドレス
(QA)が出力され、続いてデータとして、リードアド
レス(DA)と、リターンアドレス設定レジスタ143
に設定されているリターンアドレス(TA)が出力され
る。ここで、リードアドレス(DA)は、リードアクセ
スする主記憶のアドレスを示すものであるバス接続コン
トローラ103は、システムバス106を介して、上記
アクセスフォーマットによるライトアクセスが発せられ
ると、リクエストアドレス(QA)のアドレスとリクエ
ストアドレス設定レジスタ131に格納されたアドレス
が一致するときは、これを本発明による「リードアクセ
ス代替ライトアクセス」(I/Oデバイス104からみ
て、ライトアクセスであるが、その実は、リードアクセ
スを目的とする。以下、本発明のデータ転送方法のアク
セス手順をこのように言うことにする)と判断してデー
タを受け取る。
【0055】プロセッサバス105は、このリクエスト
を受け、データとして送られてきたリードアドレス(D
A)でのリードアクセスを発行し、また、リクエストキ
ュー132にリターンアドレス(TA)を格納する。
【0056】ここで、リクエストキュー132が飽和し
ている場合(キューが満杯で入らない場合)には、リト
ライ応答を返す等の手段によってリクエストを拒絶す
る。
【0057】そして、このリードアドレス(DA)のリ
ードアクセスによって、主記憶102からデータがバス
接続コントローラ103に送られる。
【0058】次に、バス接続コントローラ103は、シ
ステムバス106のバスマスタとなり、リクエストキュ
ー132に格納したリターンアドレス(TA)をアドレ
スとして、主記憶102から送られたデータを、その後
に付けた形式で、ライトアクセスをおこなう。
【0059】また、主記憶102でのECCエラー(Er
ror Checking Code Error)あるいはバスパリティエラー
等のエラーが発生した場合には、リターンアドレス(T
A)に、エラーコードなどを付した形式で、ライトアク
セスをおこなう等の手段によって、I/Oデバイス10
4にエラーを通知する。
【0060】I/Oデバイス104は、システムバス1
06を介して、その内部のリターンアドレス設定レジス
タ143に設定されているリターンアドレス(TA)が
ライトアクセスされると、これを本発明によるリードア
クセス代替ライトアクセスと判断して、リードデータア
ドレス(DA)に対応する主記憶102のデータを受け
取る。
【0061】以上により、システムバス106上に発せ
られる1回のリードアクセスが2回のライトアクセスで
代替されることになる。この場合、2回のライトアクセ
スは、システムバス106上で、通常のライトアクセス
に見えるので、通常のライトアクセスとのインタフェー
スの互換性を保つことができる。
【0062】また、I/Oデバイス104内のシーケン
サでは、リードアドレス(DA)を出力して、それに対
応するデータを受け取る動作するだけなので、通常の手
順では、システムバス106へのリードアクセスを発す
るところを、本発明による方法のライトアクセスに変換
するだけで良い。したがって、それ以外の機能を実現す
るときは、従来技術と全く同様に動作させるのみで良
い。
【0063】次に、上記のシステムとしてのデータ転送
方法の手順を踏まえて、図5および図6を用いて、シス
テムの主要な役割を担うI/Oデバイス104とバス接
続コントローラ103のシーケンサのシーケンス動作を
説明する。図5は、本発明に係るデータ転送システムの
DMA転送をおこなうときのI/Oデバイス104内に
あるシーケンサのシーケンス動作を示すフローチャート
である。図6は、本発明に係るデータ転送システムのD
MA転送をおこなうときのバス接続コントローラ103
内にあるシーケンサのシーケンス動作を示すフローチャ
ートである。
【0064】図5に示されるように、I/Oデバイス1
04内のシーケンサは、リードアクセスが開始される
と、先ずモード設定レジスタ141のモード設定が「O
N」になっているかどうかを確認する(S501)。
【0065】モード設定が「OFF」になっている場合
には、通常のリードアクセスのシーケンス動作をおこな
う(S504)。
【0066】モード設定が「ON」になっている場合に
は、本発明のデータ転送方法によるリードアクセス代替
ライトアクセスのシーケンス動作に入る。
【0067】このとき、先ず通常のリードアクセスと同
様に、リードデータバッファの確保をおこなう(S50
2)。
【0068】次に、通常のライトアクセスと同様のシー
ケンス動作で、図2によって説明したアクセスフォーマ
ットでのライトアクセスをおこなう(S503)。そし
て、バス接続コントローラ103が、リターンアドレス
(TA)によるライトアクセスがおこなうのを待つ(S
505)。
【0069】バス接続コントローラ103が、リターン
アドレス(TA)によるライトアクセスがおこなって、
これをI/Oデバイス104が検出すると、主記憶10
2から送られてきたデータを、確保していたリードバッ
ファに格納して、リードアクセスを終了する。
【0070】一方、バス接続コントローラ103の方
は、図6に示されるように、上記S503の図2に示す
アクセスフォーマットでのリクエストアドレス(QA)
へのライトアクセスを検出する(S601)。
【0071】このとき、先ず内部のリクエストキュー1
32に空きがあるかどうか確認し(S602)、空きが
なければリトライ応答をおこなう(S605)。
【0072】リクエストキュー132に空きがあれば、
ライトアクセスを受け付け、リターンアドレス(TA)
をリクエストキュー132にエンキューする(S60
3)。そして、通常のリードアクセスと同様のシーケン
ス動作で主記憶102をリードアドレス(DA)の示す
アドレスでリードアクセスする。
【0073】このリードアクセスにより、主記憶からデ
ータを受け取ると(S606)、リターンアドレス(T
A)をリクエストキュー132からデキューし(S60
7)、通常のライトアクセスと同様のシーケンス動作で
リターンアドレス(TA)へのライトアクセスをおこな
う(S608)。
【0074】以上により、本発明では、従来のシーケン
サのインターフェースと互換性を維持した形で、リード
アクセスをライトアクセスで代替して、DMA転送をお
こなうことができる。
【0075】次に、図3を用いて本発明に係るデータ転
送方法のデータタイミングを考察することにより、本発
明の特徴を説明しよう。図3は、DMAをおこなうとき
のデータタイミングを従来技術による方法と本発明によ
る方法とを比較して示したタイミングチャートであり、
(a)が、従来技術によるデータのタイミング、(b)
が、本発明によるデータタイミングを示すものである。
ここでも、システムバスは、PCIバス等のスプリット
転送機能を有しないシステムバスであるとする。
【0076】本実施例では、システムバスはクロック同
期式であり、また、このDMAリードアクセスでは、シ
ステムバス上にアドレスが出力されてからデータが出力
されるまで8クロックサイクルかかるものとしている。
(C10−C2が、8クロック分である。) また、本実施例では、1回のリードアクセスの単位を1
例として4語としている。(C10からC13までのデ
ータ) 図3(a)に示される301は、従来技術によるDMA
リードアクセスを示したアドレスとデータのタイミング
である。
【0077】301ではアドレスとしてリードアドレス
(RA)が、C2で出力されてからデータ(D)が出力
され終わるC13まで、13クロックサイクルの間シス
テムバスが占有されることになる。
【0078】これに対して、図3(b)に示されるよう
に、本発明によるデータ転送によれば、301に相当す
るリードアクセスは、2回のライトアクセス302およ
び303で代替されている。既に説明したように、本発
明のリードアクセス代替ライトアクセスでは、302
で、先ずアドレスとして、リクエストアドレス(QA)
が出力され、続いてデータとしてリードアドレス(R
A)およびリターンアドレス(TA)が出力される。
【0079】そして、ライトアクセス302に対する応
答データは、ライトアクセス303として転送される。
この場合、302のリードアドレス(RA)出力から3
03のデータ出力までが8クロックサイクルになってい
る。
【0080】したがって、本発明によるデータ転送方法
によれば、302と303を合わせて、10クロックサ
イクルの間システムバスが占有される。そして、図3
(b)に示される304のように、302と303の間
にシステムバス上で他の転送をおこなうことができる。
【0081】よって、従来技術によるDMAアクセスと
本発明によるDMAアクセスのデータ転送方法のシステ
ムバスの効率を比較した場合に、約23%(=3/1
3)分本発明の方がシステムバスの使用効率が高いこと
がわかる。
【0082】また、本発明のデータ転送方法によれば、
システムバスを1回のアクセスで占有する時間が、30
1の13クロックサイクルに対して、302の4クロッ
クサイクルおよび303の6クロックサイクルと短くな
るので、アービトレーションによって、平均的に見れ
ば、バスを獲得する待ち時間が短くなるという利点もあ
る。
【0083】なお、I/Oデバイス104で、図5のS
502で確保するリードデータバッファを複数制御でき
るようにし、上記図5で説明しているシーケンス動作を
再入(リエントラント)可能にすれば、図3における3
02および303のアクセスと並行して、304と30
5のタイミングで同様のアクセスをおこなうことによ
り、I/Oデバイス104で複数のリードアクセスを並
行しておこなうことができる。これにより1個のI/O
デバイスが複数のリードアクセスを並行しておこなうこ
とができるので、個々のI/Oデバイスから見たシステ
ムバスの使用効率を高めることができる。
【0084】〔実施例2〕以下、本発明に係る第二の実
施例を、図4を用いて説明する。第一の実施例は、主記
憶とI/Oデバイス間で、DMA転送をおこなう方法に
関するものであった。これに対し、本実施例は、I/O
デバイスとI/Oデバイスとの間でデータ転送をおこな
う方法である。
【0085】先ず、図4を用いて本発明の第二の実施例
に係るデータ転送システムのシステム構成について説明
する。図4は、本発明の第二の実施例に係るデータ転送
システムのハードウェア構成を示すシステム構成図であ
る。
【0086】プロセッサ401は、マルチプロセッサと
して、N個で構成されている。そして、プロセッサ40
1と主記憶402は、プロセッサバスバス407によっ
て、バス接続コントローラ403,404に接続されて
いて、これらの間でデータの授受が可能になっている。
【0087】また、バス接続コントローラ403は、シ
ステムバス408によって、I/Oデバイス405と、
一方のバス接続コントローラ404は、システムバス4
09によって、I/Oデバイス406と、それぞれ接続
されている。
【0088】これらのI/Oデバイスは、I/O間転送
の要求元および要求先となるモジュールである。
【0089】また、本実施例のシステムを構成するシス
テムバスは、このように複数個で構成されており、各々
PCIバス等のスプリット転送機能を有しないものであ
ることを想定している。
【0090】I/Oデバイス405は、モード設定レジ
スタ451、リクエストアドレス設定レジスタ452、
リターンアドレス設定レジスタ453を有している。一
方のI/Oデバイス406の方は、リクエストアドレス
設定レジスタ461を有している。
【0091】本実施例では、これらのI/Oデバイス内
のレジスタを用いて、特殊な動作をさせるが、それ以外
の通常の機能については、従来技術と全く同様のものと
してよい。
【0092】また、図4には示されていないが、I/O
デバイス405および406は、従来技術と全く同様に
データ転送動作の制御をおこなうシーケンサを有してい
るものとする。本実施例では、システムバス408およ
び409には排他的なアドレス空間が与えられており、
アドレスの指定のみで相互アクセスがおこなえるものと
する。
【0093】モード設定レジスタ451、リクエストア
ドレス設定レジスタ452、リターンアドレス設定レジ
スタ453にはシステムバス408上の、また、リクエ
ストアドレス設定レジスタ461にはシステムバス40
9上のアドレスが、それぞれ与えられ、それぞれシステ
ムバス408、システムバス409からアクセスするこ
とができる。
【0094】実施例1と同じように、モード設定レジス
タ451は、フラグレジスタであり、本発明に係るデー
タ転送によるI/O間転送をおこなう場合には「O
N」、おこなわない場合には「OFF」を設定すること
と約束する。
【0095】次に、同じく図4を用いて本実施例に係る
データ転送システムの動作について説明する。先ず、プ
ロセッサ401は、I/Oデバイス406内のリクエス
トアドレス設定レジスタ461とI/Oデバイス405
内のリクエストアドレス設定レジスタ452に、リクエ
ストアドレスを設定する。
【0096】このリクエストアドレスは、I/Oデバイ
ス405からI/Oデバイス406に対して、リクエス
トを出すために用いられる。
【0097】また、プロセッサ401は、I/Oデバイ
ス405内のリターンアドレス設定レジスタ453に、
リターンアドレスを設定する。このリターンアドレス
は、I/Oデバイス406が、保持するデータをI/O
デバイス405に送る際の、格納場所のアドレスであ
る。そして、モード設定レジスタ451を変更して、
「ON」に設定する。以上で、初期設定は、完了であ
る。
【0098】さて、今設定したモード設定レジスタ45
1の値によって、このデータ転送システムの動作が異な
る。モード設定レジスタ451の値が、「OFF」にな
っている場合は、通常の動作をするものとする。すなわ
ち、I/Oデバイス405が、プロセッサ401から、
I/O間転送リードアクセスを指令された場合、システ
ムは、従来技術と全く同様にI/O間転送リードアクセ
スをおこなう。
【0099】したがって、モード設定レジスタ451の
値が、「OFF」のときは、I/Oデバイス405は、
本発明に係る方法が実施されていないシステム上でも、
従来のインターフェースと互換性を保った形で動作する
ことができる。
【0100】モード設定レジスタ451が、「ON」に
なっている場合には、本発明のデータ転送方法の動作を
するものとする。
【0101】このとき、I/Oデバイス405が、プロ
セッサ401から、I/O間転送のリードアクセスを指
令されたとき、リードアクセスの代わりにリクエストア
ドレス設定レジスタ451に設定されているリクエスト
アドレスへのライトアクセスをおこなうのである。
【0102】そして、このときのアクセスフォーマット
は、実施例1で図2を用いて説明したものと同じものを
使うことができる。
【0103】すなわち、先ずアドレスとして、I/Oデ
バイス405内のリクエストアドレス設定レジスタ14
2に設定されているリクエストアドレス(QA)があ
り、その後に、続いてデータとして、リードアドレス
(DA)と、リターンアドレス設定レジスタ143に設
定されているリターンアドレス(TA)からなる形式で
ある。
【0104】ただし、ここでのリードアドレス(DA)
は、リードアクセスするI/Oデバイスのデータ格納場
所のアドレスを示すものであるバス接続コントローラ4
03は、システムバス408を介して、上記アクセスフ
ォーマットによるライトアクセスが発せられると、プロ
セッサバス407からもう一方のバス接続コントローラ
404にこのデータを伝える。
【0105】そして、バス接続コントローラ404は、
システムバス409を介して、I/Oデバイス406に
このデータを伝えていく。
【0106】I/Oデバイス406は、リクエストアド
レス(QA)のアドレスとリクエストアドレス設定レジ
スタ461に格納されたアドレスが一致するときは、こ
れを本発明による「リードアクセス代替ライトアクセ
ス」と判断してデータを受け取る。
【0107】そして、このI/Oデバイス406は、要
請されたリードデータ(RD)のアドレスのデータを、
システムバス409上へ、ヘッダにリターンアドレス
(TA)を付けて、ライトアクセスする。
【0108】このデータは、バス接続コントローラ40
4、プロセッサバス407と言うルートで、バス接続コ
ントローラ403に伝えられる。
【0109】バス接続コントローラ403は、システム
バス408のバスマスタとなり、送られてきたデータで
ライトアクセスをおこなう。
【0110】I/Oデバイス405は、システムバス4
08を介して、その内部のリターンアドレス設定レジス
タ453に設定されているリターンアドレス(TA)が
ライトアクセスされると、これを本発明によるリードア
クセス代替ライトアクセスと判断して、リードデータア
ドレス(DA)に対応するI/Oデバイス406側のデ
ータを受け取る。
【0111】以上により、システムバス408上に発せ
られる1回のリードアクセスが、I/Oデバイス405
とI/Oデバイス406、それぞれ1回づつの2回のラ
イトアクセスで代替されることになる。この場合、2回
のライトアクセスは、システムバス405とシステムバ
ス409上で、通常のライトアクセスに見えるので、通
常のライトアクセスとのインタフェースの互換性を保つ
ことができる。
【0112】また、I/Oデバイス405内のシーケン
サでは、リードアドレス(DA)を出力して、それに対
応するデータを受け取る動作するだけなので、通常の手
順では、システムバス405へのリードアクセスを発す
るところを、本発明による方法のライトアクセスに変換
するだけで良い。したがって、それ以外の機能を実現す
るときは、従来技術と全く同様に動作させるのみで良
い。
【0113】また、以上のI/O間転送の動作では、バ
ス接続コントローラ403および404は、従来技術と
全く同様の動作しかおこなっていない。しかしながら、
このバス接続コントローラとして、実施例1で説明した
本発明によるDMA動作をおこなうバス接続コントロー
ラも適用することもできる。
【0114】また、I/Oデバイス406内には、実施
例1の図1のバス接続コントローラ103内のリクエス
トキュー132と同様のキュー手段を設けられること、
およびI/O間転送の要求元と要求先の両方兼用とする
ことができる機能を有するI/Oデバイスを構成できる
ことも明らかである。
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、PCIバス等のスプリ
ット転送機能を有しない入出力バスのDMAあるいはI
/O間転送をおこなう場合において、デッドロックを起
こす可能性をなくし、かつ、バス仕様の互換性を維持し
つつ、データ転送の効率化を図る手段を与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係るデータ転送システ
ムのハードウェア構成を示すシステム構成図である。
【図2】リクエスト時のライトアクセスのアクセスフォ
ーマットを示す模式図である。
【図3】DMAをおこなうときのデータタイミングを従
来技術による方法と本発明による方法とを比較して示し
たタイミングチャートであり、(a)が、従来技術によ
るデータのタイミング、(b)が、本発明によるデータ
タイミングを示すものである。
【図4】本発明の第二の実施例に係るデータ転送システ
ムのハードウェア構成を示すシステム構成図である。
【図5】本発明に係るデータ転送システムのDMA転送
をおこなうときのI/Oデバイス104内にあるシーケ
ンサのシーケンス動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るデータ転送システムのDMA転送
をおこなうときのバス接続コントローラ103内にある
シーケンサのシーケンス動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101…メインCPU、102…主記憶、103…バス
接続コントローラ、104…I/Oデバイス、105…
プロセッサバス、106…PCIバス等のスプリット転
送機能を有しないシステムバス、131…103内のリ
クエストアドレス設定レジスタ、132…103内のリ
クエストキュー、141…104内のモード設定レジス
タ、142…104内のリクエストアドレス設定レジス
タ、143…104内のリターンアドレス設定レジス
タ、401…マルチプロセッサを構成するN個のプロセ
ッサ、402…主記憶、403,404…バス接続コン
トローラ、405,406…I/Oデバイス、407…
プロセッサバス、408,409…PCIバス等のスプ
リット転送機能を有しないシステムバス、451…40
5内のモード設定レジスタ、452…405内のリクエ
ストアドレス設定レジスタ、453…405内のリター
ンアドレス設定レジスタ、461…406内のリクエス
トアドレス設定レジスタ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスによって各モジュールが結合されデ
    ータ転送をおこなうデータ転送システムにおいて、 前記バスに接続されるI/Oデバイスまたはバス変換ア
    ダプタと、 前記バスに接続されるバス接続コントローラとを有し、 前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタからの前記
    バスへのライトアクセスを出し、 そのライトアクセスを受けて、前記バス接続コントロー
    ラからの前記バスへのライトアクセスを出して、 前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタが所定のデ
    ータを受け取ることを特徴とするデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 前記バス接続コントローラに、プロセッ
    サと主記憶が接続され、 このプロセッサがデータ転送の動作を指令し、 前記バス接続コントローラが、前記I/Oデバイスまた
    はバス変換アダプタからの前記バスへのライトアクセス
    を受けたときに、 そのバス接続コントローラが、前記主記憶にあるデータ
    を読みだして、 前記バスへのライトアクセスによって、その受け取った
    データを前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタに
    転送することを特徴とする請求項1記載のデータ転送シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記I/Oデバイスまたはバス変換アダ
    プタからのライトアクセスによって出されるデータ中
    に、 前記バス接続コントローラの出すライトアクセスの送出
    先を示すアドレス、または、そのようなアドレスを生成
    するための情報を含むことを特徴とする請求項1および
    請求項2記載のいずれかのデータ転送システム。
  4. 【請求項4】 前記バスがスプリット転送機能を有しな
    いことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のいず
    れかのデータ転送システム。
  5. 【請求項5】 前記バス接続コントローラが、 シーケンサ手段と、 アドレス設定手段と、 キュー手段とを備え、 前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタが、 シーケンサ手段と、 少なくとも2個のアドレスを設定することのできるアド
    レス設定手段と、 モード設定手段とを備え、 前記バス接続コントローラ内のアドレス設定手段には、
    前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタからのライ
    トアクセスを識別するためのアドレスを設定し、 前記バス接続コントローラ内のキュー設定手段には、前
    記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタからのライト
    アクセスがあったという事象をキューイングし、 一方、前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタ内の
    アドレス設定手段には、 このI/Oデバイスまたはバス変換アダプタがライトア
    クセスをするためのアドレスと、前記バス接続コントロ
    ーラの出すライトアクセスの送出先を示すアドレスとを
    設定し、 かつ、前記I/Oデバイスまたはバス変換アダプタ内の
    モード設定手段には、 請求項1記載の前記I/Oデバイスまたはバス変換アダ
    プタからのライトアクセス、バス接続コントローラから
    のライトアクセスによって、前記I/Oデバイスまたは
    バス変換アダプタにデータを転送する動作をおこなうか
    おこなわないかのモードを設定することを特徴とする請
    求項1ないし請求項4記載のいずれかのデータ転送シス
    テム。
  6. 【請求項6】 バスによって各モジュールが結合されデ
    ータ転送をおこなうデータ転送システムにおいて、 バスに接続される第一のI/Oデバイスまたはバス変換
    アダプタと、 バスに接続される第二のI/Oデバイスまたはバス変換
    アダプタとを有し、 前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタか
    ら、それに接続されているバスへのライトアクセスを出
    し、 そのライトアクセスを受けて、前記第二のI/Oデバイ
    スまたはバス変換アダプタは、それに接続されているバ
    スへのライトアクセスを出して、 前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタが所
    定のデータを受け取ることを特徴とするデータ転送シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記第一のバスに接続されたバスと前記
    第二のバスに接続されたバスとが異なったものであるこ
    とを特徴とする請求項6記載のデータ転送システム。
  8. 【請求項8】 前記第一のI/Oデバイスまたはバス変
    換アダプタからのライトアクセスによって出されるデー
    タ中に、 前記第二のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタの送
    出先を示すアドレス、または、そのようなアドレスを生
    成するための情報を含むことを特徴とする請求項6およ
    び請求項7記載のいずれかのデータ転送システム。
  9. 【請求項9】 前記第一のI/Oデバイスまたはバス変
    換アダプタに接続されたバスおよび前記第二のI/Oデ
    バイスまたはバス変換アダプタに接続されたバスがスプ
    リット転送機能を有しないことを特徴とする請求項6な
    いし請求項8記載のいずれかのデータ転送システム。
  10. 【請求項10】 前記第二のI/Oデバイスまたはバス
    変換アダプタが、 シーケンサ手段と、 アドレス設定手段とを備え、 前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタが、 シーケンサ手段と、 少なくとも2個のアドレスを設定することのできるアド
    レス設定手段と、 モード設定手段とを備え、 前記第二のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタ内の
    アドレス設定手段には、前記第一のI/Oデバイスまた
    はバス変換アダプタからのライトアクセスを識別するた
    めのアドレスを設定し、 一方、前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプ
    タ内のアドレス設定手段には、この第一のI/Oデバイ
    スまたはバス変換アダプタがライトアクセスをするため
    のアドレスと、前記第二のI/Oデバイスまたはバス変
    換アダプタの出すライトアクセスの送出先を示すアドレ
    スとを設定し、 かつ、前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプ
    タ内のモード設定手段には、 請求項6記載の前記第一のI/Oデバイスまたはバス変
    換アダプタからのライトアクセス、第二のI/Oデバイ
    スまたはバス変換アダプタからのライトアクセスによっ
    て、前記第一のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタ
    にデータを転送する動作をおこなうかおこなわないかの
    モードを設定することを特徴とする請求項6ないし請求
    項9記載のいずれかのデータ転送システム。
  11. 【請求項11】 請求項1または請求項6記載の前記バ
    スへのライトアクセスを出して、所定のデータを受け取
    る動作をおこなう前記I/Oデバイスまたはバス変換ア
    ダプタであって、 その内部に、 シーケンサ手段と、 少なくとも2個のアドレスを設定することのできるアド
    レス設定手段と、 モード設定手段とを備え、 前記内部のアドレス設定手段には、このI/Oデバイス
    またはバス変換アダプタがライトアクセスをするための
    アドレスと、請求項1記載のバス接続コントローラまた
    は請求項6記載の前記第二のI/Oデバイスまたはバス
    変換アダプタの出すライトアクセスの送出先を示すアド
    レスとを設定し、 かつ、前記内部のモード設定手段には、 請求項1記載および請求項6記載の前記I/Oデバイス
    またはバス変換アダプタからのライトアクセス、請求項
    1記載のバス接続コントローラまたは請求項6記載の第
    二のI/Oデバイスまたはバス変換アダプタからのライ
    トアクセスによって、前記I/Oデバイスまたはバス変
    換アダプタにデータを転送する動作をおこなうかおこな
    わないかのモードを設定することを特徴とするI/Oデ
    バイスまたはバス変換アダプタ。
  12. 【請求項12】 前記I/Oデバイスまたはバス変換ア
    ダプタ出されるライトアクセスを、請求項1記載のバス
    接続コントローラまたは請求項6記載の第二のI/Oデ
    バイスまたはバス変換アダプタからのライトアクセスと
    は無関係に、連続して出すことが可能なことを特徴とす
    る請求項11記載のI/Oデバイスまたはバス変換アダ
    プタ。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の動作をおこなうバス接
    続コントローラであって、 その内部に、 シーケンサ手段と、 アドレス設定手段と、 キュー手段とを備え、 前記アドレス設定手段には、前記I/Oデバイスまたは
    バス変換アダプタからのライトアクセスを識別するため
    のアドレスを設定し、 前記キュー設定手段には、前記I/Oデバイスまたはバ
    ス変換アダプタからのライトアクセスがあったという事
    象をキューイングすることを特徴とするバス接続コント
    ローラ。
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