JPH01286017A - 印刷制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ネットワークにより接続された複数のホスト
・コンピュータから送られる文書データをマイクロコン
ピュータで制御し、文書を印刷する印刷制御装置に関す
る。

［従来の技術〕 第４図は従来の印刷制御装置の構成を示すブロック図で
、１はネットワーク等により接続されたホスト・コンピ
ュータで、複数の文書データがこれから印刷制御装置１
１に送られる。２は受信回路、３は受信バッファで、受
信回路２はホスト・コンピュータ１のどのホストからの
文書データも受信可能となっており、受信バッファ３は
受信回路２で受信したホストの文書データを格納するも
のである。６は受信バッファ３に格納された文書データ
を文書単位に格納する文書格納バッファ、７は印刷バッ
ファで、文書格納バッファ６に格納された文書データを
印刷手段１０が実際に印刷するデータに変換したものを
格納する。

第５図は文書格納バッファ６のブロック図で、１３は文
書データを格納するデータバッファ、１４は文書開始ア
ドレステーブルでデータバッファ１３に格納された各文
書データの開始アドレスを格納する。文書データはデー
タバッファ１３内に送信の順序に従って文書Ｂａデータ
より順次格納され、データバッファ１３内が一杯になる
と、図中文書Ｈデータの如く先頭に戻り、印刷済領域に
格納されるというリング形式をとっている。文書開始ア
ドレステーブル１４の文書開始アドレスの格納について
も同じ形式になっている。なお、第５図は最初に送信さ
れた文書Ｂの開始アクレスＢａを文書開始アドレステー
ブル１４にセットした状態を例示している。

第６図は文書格納バッファ６における文書データ操作プ
ログラムのフローチャートで、ステップＳ１でデータバ
ッファ１３内に文書データが有る場合はステップＳ２で
印刷する文書の開始アドレスを文書アドレス格納バッフ
ァ１５にセットし、ステップＳ３．Ｓ４でその文書を印
刷する。１文書の印刷が終るとステップＳ１に戻り、次
の文書データがあれば以下同様の動作を繰り返し、送信
された順序に従って文書全部の印刷が終了するまでこの
動作が繰り返される。なお、日経エレクトロニクス、１
９８７年３月２３日号、Ｐ２Ｏ５〜２２７に上記関連の
技術が開示されている。

１　　　　　　　〔発明”゛解決５１う２す６課題〕従
来の印刷制御装置では、上記の如くホスト・コンピュー
タより送られる複数の文書データを送信の順序に従って
文書格納バッファに格納し、マイクロプロセッサの指令
にもとずき先に送信された文書から順次印刷するように
している。

そのため、例えば文ＩＦＢが１００頁、文書Ｃが１頁と
すると１文書Ｃの１頁を印刷するため異常に長い待ち時
間を要することになる。また、文書Ｂの印刷中に、これ
を中断して文書Ｃの印刷を先行させると、その印刷終了
後文書Ｂの印刷再開のため無駄な時間がかかり、煩わし
い操作が必要となる。

本発明は、ホスト・コンピュータから送られる複数の文
書データについて文書印刷の優先度を判定し、優先度の
高い文書を先に印刷することにより印刷時間の短縮化並
びに印刷め効率化を図ることができる印刷制御装置を提
供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、複数の文書データを二ついて、文書印刷の
優先度を判定する優先度判定手段と、印刷を中断した文
書の印刷再開に必要なデータを格納する優先制御バッフ
ァとを設け、上記優先度判定手段により後から送信され
た文書が先に送信され、印刷中の文書より優先度が高い
と判定されたときは、上記印刷中の文書の印刷を中断し
、上記印刷再開に必要なデータを優先制御バッファに格
納して上記後から送信された文書の印刷を先行させ、該
印刷終了後上記優先制御バッファより上記印刷再開に必
要なデータを取り出し、該データにより上記印刷を中断
した文書の印刷を再開するようにしたことを特徴とする
。

〔作用〕

本発明では、優先度判定手段によりホスト・コンピュー
タから送られる複数の文書データについて文書印刷の優
先度を判定し、先に送信され、印刷中の文書より優先度
の高い文書が後から送信された場合、印刷中の文書の印
刷を中断し、印刷再開に必要なデータを優先制御バッフ
ァに格納して後から送信された文書の印刷を先行させ、
印刷終了後優先制御バッファより上記印刷再開に必要な
データを取り出して自動的に文書の印刷を再開するよう
にしたので印刷時間の短縮化並びに印刷の効率化を図る
ことができる。

また、ホスト・コンピュータからの送信の順序に従って
文書を印刷する非選択モードと、文書印刷の優先度を判
定し、その結果により優先度の高い文書を先に印刷する
ようにした選択モードとをモード切替え手段により切替
えるようにしているので両モードを並用することができ
、従来より一段と融通性のある制御が可能である。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。

第１図は本実施例による印刷制御装置１２の構成を示す
ブロック図で、本実施例は従来装置に文書印刷の優先度
を判定する優先度判定手段４と、印刷を中断した文書の
印刷再開に必要なデータを格納する優先制御バッファ５
と、切替えスイッチ９とを設け、優先度判定手段４によ
り文書印刷の優先度を判定し、その結果にもとずき優先
度の高い文書の印刷を先行させるようにしたもので、切
替えスイッチ９はホスト・コンピュータ１からの送信の
順序に従って文書を印刷する非選択モードと、文書印刷
の優先度を判定し、その結果により優先度の高い文書を
先に印刷する選択モードとを切替えるためのスイッチで
ある。

第２図は優先制御バッファ５および文書格納バッファ６
のブロック図で、以下第１図および第２図について、従
来装置と同じ部品については同じ符号を用いており、同
部分の説明を誉略して説明する。

文書格納バッファ６のデータバッファ１３に格納された
文書データは優先度判定手段４により文書印刷の優先度
が判定される。この判定には文書の頁数、容量等の諸デ
ータを基礎データとし用いることができるが本実施例で
は頁数を用いており、データバッファ１３に格納された
文書データは頁数により優先度０と優先度１の２レベル
に分けられる。優先度が同じ場合は文書の頁数を比較し
、一方の頁数が他方の１７１０以下であれば、前者の方
が優先度が高いと判定する。第２図の例では。

印刷中の文書Ｂは７０頁、後から送信された文書Ｇは３
頁で、優先度判定手段４による判定は文書Ｇの方が優先
度が高いという結果になり、この場合文書Ｂの印刷を中
断し、文書Ｇの開始アドレスＧａを文書アドレス格納バ
ッファ１５にセットすることになる。

優先制御バッファ５は最後に送信された文書データの開
始アドレスＨａと、未印刷文書のうち最初に送信された
文書データの開始アドレスＢａと、印刷を中断した文書
Ｂの印刷再開に必要な書き出し位置、行数、文字種等の
データ並びに印刷再開時に必要な再開アドレスＢｓとを
格納するエリアを有し、最後に送信された文書データの
開始アドレスｌｌａはその後文書データが送信されてく
ると更新され、また未印刷文書のうち最初に送信された
文書データの開始アドレスＢａはその文書の印刷が終了
したときに更新される。そして、文書Ｂの印刷を中断し
たときは、第２図に示す如く文書Ｂの再開アドレスＢｓ
および印刷再開に必要なデータが優先制御バッファ５に
格納される。

第３図は優先制御バッファ５および文書格納バッファ６
における文書データ操作プログラムのフローチャートで
、ステップＴ１で優先モードか非優先モードかをチエツ
クする。非優先モードの場合は第６図に示す手順と同一
の手順により送信の順序に従って文書を印刷する。ステ
ップＴ１で優先モードの場合はステップＴ２で印刷する
文書の有無をチエツクし、無い場合は終了となり、有る
場合はステップＴ３で印刷文書の文書開始アドレスを文
書アドレス格納バッファ１５にセットし、ステップＴ４
で１頁を印刷する。次いで、ステップＴ５で文書アドレ
ス格納バッファ１５にセットした文書より優先度が高い
文書があるか否かをチニックし、無い場合はステップＴ
ｌｌで文書の印刷を最終頁まで続行する。ステップＴ５
で優先度の高い文書があるときは、ステップＴ６でその
文書の開始アドレスを文書アドレス格納バッファ１５に
セットし、ステップＴ７で印刷を中断した文書の再開ア
ドレスおよび印刷再開に必要なデータを優先制御バッフ
ァ５に格納してステップＴ８゜Ｔ９で優先度の高い文書
を印刷する。この印刷が終了するとステップＴＩＯで印
刷を中断した文書の再開アドレスと印刷再開に必要なデ
ータを取り出し、文書アドレス格納バッファ１５に再開
アドレスをセットしてステップＴ４に戻り印刷を再開す
る。そして、上記ステップの動作を繰り返してステップ
Ｔｌｌでセットした文書の印刷が終了するとステップＴ
２に戻り、文書格納バッファ６に格納された゛文書全部
の印刷が終了するまでこの動作が繰り返される。

本実施例によれば、印刷中の文書より優先度が高い文書
があると印刷中の文書の印刷を中断して優先度の高い文
書の印刷を先行させ、印刷を中断した文書については操
作プログラムによって自動的に刷印を再開できるように
したので、印刷時間の短縮化並びに印刷の効率化を図る
ことができる。

また、ホスト・コンピュータからの送信の順序に従って
文書を印刷する非選択モードと１文書印刷の優先度を判
定し、その結果により優先度の高い文書を先に印刷する
選択モードとをモード切替え手段により切替え、これら
を並用できるようにしたので従来より一段と融通性のあ
る制御が可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ホスト・コンピュータから送られる複
数の文書データについて文書印刷の優先度を判定し、優
先度の高い文書を先に印刷することにより印刷時間の短
縮化並びに印刷の効率化を図ることができる印刷制御装
置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による印刷制御装置の構成を
示すブロック図、第２図は優先制御バッファおよび文書
格納バッファのブロック図、第３図は文書データ操作プ
ログラムのフローチャート、第４図は従来の印刷制御装
置の構成を示すブロック図、第５図は文書格納バッファ
のブロック図、第６図は従来の文書データ操作プログラ
ムのフローチャートである。 １・・・ホスト・コンピュータ、３・・・受信バッファ
、４・・・優先度判定手段、５・・・優先制御バッファ
、６・・・文書格納バッファ、８・・・ＭＰＵ、９・・
・切替えスイッチ、１３・・・データバッファ、１４・
・・文書開始アドレステーブル、１５・・・文書アドレ
ス格納バッファ。 享１　図 ＃３房 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホスト・コンピュータから送られる複数の文書デー
   タを送信の順序に従つて文書単位に格納する文書格納バ
   ッファを有し、該文書格納バッファよりマイクロプロセ
   ッサの指令にもとずき上記文書データを取り出して文書
   を印刷するようにした印刷制御装置において、上記文書
   データについて、文書印刷の優先度を判定する優先度判
   定手段と、印刷を中断した文書の印刷再開に必要なデー
   タを格納する優先制御バッファとを設け、上記優先度判
   定手段により後から送信された文書が先に送信され、印
   刷中の文書より優先度が高いと判定されたときは、上記
   印刷中の文書の印刷を中断し、上記印刷再開に必要なデ
   ータを優先制御バッファに格納して上記後から送信され
   た文書の印刷を先行させ、該印刷終了後上記優先制御バ
   ッファより上記印刷再開に必要なデータを取り出し、該
   データにより上記印刷を中断した文書の印刷を再開する
   ようにしたことを特徴とする印刷制御装置。 ２、ホスト・コンピュータから送られる複数の文書デー
   タを送信の順序に従つて文書単位に格納する文書格納バ
   ッファを有し、該文書格納バッファよりマイクロプロセ
   ッサの指令にもとずき上記送信の順序に従つて上記文書
   データを取り出し、文書を印刷するようにした非選択モ
   ードの印刷制御装置と、選択モードにより文書を印刷す
   る特許請求の範囲第１項記載の印刷制御装置と、上記非
   選択モードと上記選択モードとを切替えるモード切替え
   手段とを設けたことを特徴とする印刷制御装置。 ３、文書印刷の優先度を判定するための基礎データとし
   て上記文書の頁数を用いるようにしたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項または第２項記載の印刷制御装置
   。