JPH05307451A - 印字出力制御方式 - Google Patents

印字出力制御方式

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JPH05307451A
JPH05307451A JP4137794A JP13779492A JPH05307451A JP H05307451 A JPH05307451 A JP H05307451A JP 4137794 A JP4137794 A JP 4137794A JP 13779492 A JP13779492 A JP 13779492A JP H05307451 A JPH05307451 A JP H05307451A
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JP
Japan
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reception
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print
buffer
data
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Pending
Application number
JP4137794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yamashita
憲一 山下
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Hokuriku Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の受信I/Fが受信した印字データを退
避させることにより複数のコンピュータからの同時受信
を可能にしてコンピュータの解放を早める。 【構成】 各受信I/F1はコンピュータが出力した印
字データを受信してデータ受信制御部2に送る。データ
受信制御部2は送られてきた印字データをカレント受信
I/F情報エリア6の情報に基づいて印字データを受信
バッファ4または退避バッファ5に転送する。印字制御
部3は受信バッファ4に印字データが格納されていると
その印字データを印字出力する。ここで、受信I/F切
換ボタン7が押下されると、印字制御部3は印字出力を
停止し、データ受信制御部2は受信バッファ4に格納さ
れている印字データを退避バッファ5に戻し退避バッフ
ァ5から選択された受信I/F1の印字データを受信バ
ッファ4に転送する。印字制御部3はこの印字データを
印字出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字出力制御方式に関
し、特に複数のコンピュータから送られてきた印字デー
タを複数の受信インターフェース(以下、受信I/Fと
いう)で受信し、印字出力中以外の印字データを退避バ
ッファに退避させる印字出力制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印字出力制御方式では、ある1つ
の受信I/Fで受信した印字データが受信バッファに入
っている間、他の受信I/Fで印字データを受信するこ
とができなかった。したがって、複数の受信I/Fを使
用して印字出力するためには、ある1つの受信I/Fで
受信した印字データの印字出力の終了を待った後に他の
受信I/Fを使用して印字出力するようになっていた。
【0003】また、ある1つの受信I/Fで印字データ
の受信を開始すると、この受信I/Fを優先的に使用す
るようになり、優先的に使用されている受信I/Fの使
用が終了するまで他の受信I/Fを使用できないように
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の印字
出力制御方式では、ある1つの受信I/Fで受信した印
字データが受信バッファに入っている間、他の受信I/
Fで印字データを受信することができなかったので、印
字出力するコンピュータ以外の印字出力待ち状態にある
コンピュータは印字データを送ることができず、コンピ
ュータの解放に非常に時間がかかるという問題点があっ
た。
【0005】また、ある1つの受信I/Fで多量の印字
データを受信しているときには、別の受信I/Fを使用
して少量の印字データを優先的に印字出力させたくて
も、多量の印字データの印字出力が終了しないことには
印字出力できないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、複数の
受信I/Fで受信した印字データを個々に退避バッファ
に退避させることにより、ある1つの受信I/Fで受信
した印字データが受信バッファに入っていたとしても他
の受信I/Fで印字データを受信することを可能にして
印字出力待ち状態にあるコンピュータの解放を早めるよ
うにした印字出力制御方式を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、複数の受信I
/Fで受信して退避させた印字データのうちの任意の印
字データを優先的に印字出力させることを可能にした印
字出力制御方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の印字出力制御方
式は、上位装置から受信した印字データを内部で処理し
て印字出力する印字装置において、複数の受信I/F
と、この受信I/Fが受信した印字データを格納する受
信バッファと、この受信バッファに格納されている印字
データが受信された受信I/Fとは異なる受信I/Fで
受信された印字データを一時退避させる退避バッファ
と、受信した印字データを各受信I/F毎に前記受信バ
ッファあるいは前記退避バッファに格納するデータ受信
制御部と、前記受信バッファに格納された印字データを
印字出力する印字制御部とを有する。
【0009】また、本発明の印字出力制御方式は、上位
装置から受信した印字データを内部で処理して印字出力
する印字装置において、複数の受信I/Fと、この受信
I/Fが受信した印字データを格納する受信バッファ
と、この受信バッファに格納されている印字データが受
信された受信I/Fとは異なる受信I/Fで受信された
印字データを一時退避させる退避バッファと、この退避
バッファに退避された印字データの中から優先的に印字
出力させる印字データを指示する受信インターフェース
切換ボタンと、受信した印字データを各受信I/F毎に
前記受信バッファあるいは前記退避バッファに格納する
とともに前記受信インターフェース切換ボタンの選択押
下により前記受信バッファの印字データを前記退避バッ
ファに退避させ前記退避バッファの優先的に印字出力さ
せる印字データを前記受信バッファに転送するデータ受
信制御部と、前記受信バッファに格納された印字データ
を印字出力する印字制御部とを有する。
【0010】
【作用】本発明の印字出力制御方式では、受信バッファ
が受信I/Fが受信した印字データを格納し、退避バッ
ファが受信バッファに格納されている印字データが受信
された受信I/Fとは異なる受信I/Fで受信された印
字データを一時退避させ、データ受信制御部が受信した
印字データを各受信I/F毎に受信バッファあるいは退
避バッファに格納し、印字制御部が受信バッファに格納
された印字データを印字出力する。
【0011】また、本発明の印字出力制御方式では、受
信バッファが受信I/Fが受信した印字データを格納
し、退避バッファが受信バッファに格納されている印字
データが受信された受信I/Fとは異なる受信I/Fで
受信された印字データを一時退避させ、受信インターフ
ェース切換ボタンが退避バッファに退避された印字デー
タの中から優先的に印字出力させる印字データを指示
し、データ受信制御部が受信した印字データを各受信I
/F毎に受信バッファあるいは退避バッファに格納する
とともに受信インターフェース切換ボタンの選択押下に
より受信バッファの印字データを退避バッファに退避さ
せ退避バッファの優先的に印字出力させる印字データを
受信バッファに転送し、印字制御部が受信バッファに格
納された印字データを印字出力する。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係る印字出力
制御方式が適用された印字装置10の構成を示すブロッ
ク図である。この印字装置10は、複数の受信I/F1
と、複数の受信I/F1と接続されたデータ受信制御部
2と、印字制御部3と、カレント受信インターフェース
情報エリア(以下、カレント受信I/F情報エリアとい
う)6を持つ受信バッファ4と、退避バッファ5と、受
信インターフェース切換ボタン(以下、受信I/F切換
ボタンという)7とから構成されている。
【0014】各受信I/F1は、上位装置であるコンピ
ュータ(図示せず)から印字データを受け取る。
【0015】データ受信制御部2は、受信I/F1で受
信した印字データを受信バッファ4または退避バッファ
5に格納する。また、データ受信制御部2は、受信I/
F切換ボタン7の選択押下により優先的に印字出力させ
たい受信I/F1で受信した印字データと受信バッファ
4に格納されている印字データとを入れ換える。
【0016】印字制御部3は、データ受信制御部2に印
字データの有無を問い合わせ、印字データが受信バッフ
ァ4に有ればその印字データを印字出力する。また、印
字制御部3は、ジョブ終了コマンドを見つけたとき、そ
の旨をデータ受信制御部2に通知する。さらに、印字制
御部3は、受信I/F切換ボタン7の押下により現在印
字出力中の印字データの印字出力を中止する。
【0017】受信バッファ4は、印字出力中の印字デー
タを格納する。
【0018】退避バッファ5は、受信バッファ4に印字
データが格納されているときに他の受信I/F1から送
られてきた印字データを一時的に退避させる。
【0019】カレント受信I/F情報エリア6は、受信
バッファ4に格納されている印字データがどの受信I/
F1から送られてきたのかを示す受信I/F番号を登録
する。
【0020】受信I/F切換ボタン7は、印字出力させ
たい受信I/F1で受信した印字データを優先的に印字
出力させる指示を印字制御部3に渡す。なお、受信I/
F切換ボタン7は、受信I/F1に対応して複数設けら
れている。
【0021】図2は、データ受信制御部2が複数の受信
I/F1から送られてきた印字データを退避バッファ5
に格納する様子を示す図である。退避バッファ5は退避
バッファヘッダ20と複数のデータ格納ブロック24と
からなり、退避バッファヘッダ20は受信I/F1と同
数のヘッダブロック21を持ち、このヘッダブロック2
1は受信I/F1の受信I/F番号が入る受信インター
フェース番号格納エリア(以下、受信I/F番号格納エ
リアという)22とデータ格納ブロック24のデータ格
納ブロック番号が入るデータ格納ブロック指示エリア2
3とからなる。データ格納ブロック24はブロック指示
エリア25と印字データ格納エリア26とからなる。こ
こで、ブロック指示エリア25には、印字データが格納
されたデータ格納ブロック24のデータ格納ブロック番
号が登録されるが、印字データがデータ格納ブロック2
4に収まりきらないときには収まりきらない印字データ
を格納するデータ格納ブロック24のデータ格納ブロッ
ク番号が登録される。印字データ格納エリア26には、
一時的に退避された印字データが格納される。
【0022】図3を参照すると、データ受信制御部2が
受信I/F1から印字データを受けたときにとる処理
は、受信I/F番号カレント受信I/F情報エリア登録
判定ステップA1と、受信I/F番号同一判定ステップ
A2と、受信I/F番号退避バッファヘッダ登録判定ス
テップA3と、受信I/F番号登録ステップA4と、デ
ータ格納ブロック番号登録ステップA5と、空のデータ
格納ブロック番号登録ステップA6と、印字データ格納
ステップA7と、印字データ格納終了判定ステップA8
と、空のブロック指示エリアサーチステップA9と、空
のデータ格納ブロック番号登録ステップA10と、あふ
れた印字データ格納ステップA11と、受信I/F番号
カレント受信I/F情報エリア登録ステップA12と、
印字データ受信バッファ格納ステップA13とからな
る。
【0023】図4を参照すると、受信バッファ4に印字
データが格納された後の印字出力する処理は、印字出力
ステップB1と、ジョブ終了コマンド通知ステップB2
と、ヘッダブロックリセットステップB3と、受信I/
F番号登録判定ステップB4と、印字データ転送ステッ
プB5と、自身のデータ格納ブロック番号登録判定ステ
ップB6と、異なるデータ格納ブロック番号印字データ
転送ステップB7とからなる。
【0024】図5および図6を参照すると、受信I/F
切換ボタン7の押下により優先的に印字出力させたい受
信I/F1の印字データを印字出力させる処理は、受信
I/F番号登録ステップC1と、データ格納ブロック番
号登録ステップC2と、空のデータ格納ブロック番号登
録ステップC3と、印字データ格納ステップC4と、印
字データ格納終了判定ステップC5と、空のブロック指
示エリアサーチステップC6と、空のデータ格納ブロッ
ク番号登録ステップC7と、あふれた印字データ格納ス
テップC8と、受信I/F番号格納エリアサーチステッ
プC9と、印字データ転送ステップC10と、自身のデ
ータ格納ブロック番号登録判定ステップC11と、異な
るデータ格納ブロック番号印字データ転送ステップC1
2と、印字出力ステップC13と、ジョブ終了コマンド
通知ステップC14と、ヘッダブロックリセットステッ
プC15とからなる。
【0025】次に、このように構成された本実施例の印
字出力制御方式の動作について説明する。
【0026】各受信I/F1は、コンピュータが出力し
た印字データを受信してデータ受信制御部2に送る。
【0027】データ受信制御部2は、受信I/F1から
印字データを受けたとき、カレント受信I/F情報エリ
ア6に受信I/F番号が登録されているか否かを調べる
(ステップA1)。
【0028】カレント受信I/F情報エリア6に受信I
/F番号が登録されていない場合、データ受信制御部2
は、印字データを送ってきた受信I/F1の受信I/F
番号をカレント受信I/F情報エリア6に登録するとと
もに(ステップA12)、受信バッファ4に印字データ
を格納する(ステップA13)。
【0029】カレント受信I/F情報エリア6に受信I
/F番号が登録されている場合、データ受信制御部2
は、カレント受信I/F情報エリア6に登録されている
受信I/F番号が印字データを送ってきた受信I/F1
の受信I/F番号と同じであるか否かを調べる(ステッ
プA2)。
【0030】カレント受信I/F情報エリア6に登録さ
れている受信I/F番号が印字データを送ってきた受信
I/F1の受信I/F番号と同じである場合、データ受
信制御部2は、カレント受信I/F情報エリア6に改め
て受信I/F番号を登録するまでもなく受信バッファ4
に印字データを格納する(ステップA13)。
【0031】一方、カレント受信I/F情報エリア6に
登録されている受信I/F番号が印字データを送ってき
た受信I/F1の受信I/F番号と異なる場合、データ
受信制御部2は、退避バッファヘッダ20におけるヘッ
ダブロック21内の受信I/F番号格納エリア22を先
頭から順次サーチし、印字データを送ってきた受信I/
F1の受信I/F番号が退避バッファヘッダ20に登録
されているか否かを調べる(ステップA3)。
【0032】印字データを送ってきた受信I/F1の受
信I/F番号が退避バッファヘッダ20に登録されてい
る場合、データ受信制御部2は、この受信I/F番号が
登録されているヘッダブロック21内のデータ格納ブロ
ック指示エリア23に登録されているデータ格納ブロッ
ク番号の指示するデータ格納ブロック24内の印字デー
タ格納エリア26に印字データを格納し(ステップA
7)、ステップA8以下の処理を行う。
【0033】他方、印字データを送ってきた受信I/F
1の受信I/F番号が退避バッファヘッダ20に登録さ
れていない場合、データ受信制御部2は、退避バッファ
5におけるヘッダブロック21内の受信I/F番号格納
エリア22を先頭から順次サーチしていき、受信I/F
番号が登録されていない空の受信I/F番号格納エリア
22を見つけ出し、印字データを送ってきた受信I/F
1の受信I/F番号をこの空の受信I/F番号格納エリ
ア22に登録する(ステップA4)。
【0034】次に、データ受信制御部2は、データ格納
ブロック24内のブロック指示エリア25を先頭から順
次サーチしていき空のブロック指示エリア25を見つけ
出し、この見つけ出した空のブロック指示エリア25を
含むデータ格納ブロック24のデータ格納ブロック番号
をステップA4において印字データを送ってきた受信I
/F1の受信I/F番号を登録した受信I/F番号格納
エリア22を含むヘッダブロック21内のデータ格納ブ
ロック指示エリア23に登録する(ステップA5)。
【0035】続いて、データ受信制御部2は、ステップ
A5で見つけ出した空のブロック指示エリア25にそれ
自身のデータ格納ブロック番号を登録して空のデータ格
納ブロック24でないことを示す(ステップA6)。
【0036】次に、データ受信制御部2は、ステップA
5において登録された受信I/F番号格納エリア22を
含むヘッダブロック21内のデータ格納ブロック指示エ
リア23に登録されたデータ格納ブロック番号の指示す
るデータ格納ブロック24内の印字データ格納エリア2
6に印字データを格納していくとともに(ステップA
7)、印字データがこの印字データ格納エリア26にす
べて格納し終えたか否かを判断する(ステップA8)。
格納し終えた場合、データ受信制御部2は、処理を終了
する。
【0037】印字データが印字データ格納エリア26に
すべて格納し終えない場合、データ受信制御部2は、デ
ータ格納ブロック24内のブロック指示エリア25をこ
の印字データがあふれたデータ格納ブロック24の次の
データ格納ブロック24内のブロック指示エリア25か
ら順次サーチして空のブロック指示エリア25を見つけ
出し(ステップA9)、見つけ出した空のブロック指示
エリア25を含むデータ格納ブロック24のデータ格納
ブロック番号を印字データがあふれたデータ格納ブロッ
ク24のブロック指示エリア25に登録する(ステップ
A10)。そうすることにより、データ受信制御部2
は、印字データが格納されているデータ格納ブロック2
4の所在を連鎖して特定することが可能となる。なお、
印字データがあふれるまでは、データ格納ブロック24
自身のデータ格納ブロック番号は、ブロック指示エリア
25に格納されたままである。
【0038】続いて、データ受信制御部2は、見つけ出
した空のブロック指示エリア25を含むデータ格納ブロ
ック24内のブロック指示エリア25に自身のデータ格
納ブロック番号を登録した後、格納できなかった印字デ
ータをこの見つけ出したブロック指示エリア25を含む
データ格納ブロック24内の印字データ格納エリア26
に格納していくとともに(ステップA11)、ステップ
A8に制御を戻して印字データが退避バッファ5にすべ
て格納されるまで同様な処理を行う。
【0039】なお、印字制御部3は、データ受信制御部
2が他の受信I/Fで受信した印字データを退避するた
めの処理を行っている間もデータ受信制御部2に受信バ
ッファ4の印字データの有無を問い合わせ、受信バッフ
ァ4に印字データが有ればその印字データの印字出力を
行っている。
【0040】印字制御部3は、データ受信制御部2から
印字データが有る旨の通知を受けると、受信バッファ4
に格納されている印字データの印字出力を開始する(ス
テップB1)。その後、印字制御部3は、印字データに
続いてジョブ終了コマンドを見つけると、ジョブ終了コ
マンドが有った旨をデータ受信制御部2に通知する(ス
テップB2)。
【0041】データ受信制御部2は、印字出力した印字
データが退避バッファ5に一時退避された印字データで
ある場合、この印字データが受信した受信I/F1の受
信I/F番号を登録している退避バッファヘッダ20に
おけるヘッダブロック21内の受信I/F番号格納エリ
ア22およびデータ格納ブロック指示エリア23と、こ
の印字データを格納しているデータ格納ブロック24に
おけるブロック指示エリア25および印字データ格納エ
リア26とをクリアする。なお、印字出力した印字デー
タが退避バッファ5に一時退避された印字データでない
場合、すなわち、印字データが直接受信バッファ4に格
納された場合、データ受信制御部2は、退避バッファ5
のすべてのヘッダブロック21内の受信I/F番号格納
エリア22およびデータ格納ブロック指示エリア23
と、すべてのデータ格納ブロック24内のブロック指示
エリア25および印字データ格納エリア26とがクリア
された状態であるため、これらをあらためてクリアする
必要がない。その後、データ受信制御部2は、このクリ
アした空の受信I/F番号格納エリア22が受信I/F
番号の登録されている他の受信I/F番号格納エリア2
2の前に入らないようにヘッダブロック21をセットし
直す(ステップB3)。こうすることにより、先に入っ
た印字データは、先に印字出力できるようになる。
【0042】データ受信制御部2は、次の印字出力に備
えて退避バッファ5内の印字データを受信バッファ4に
転送するため、退避バッファヘッダ20内の受信I/F
番号格納エリア22を先頭からサーチしていき受信I/
F番号格納エリア22に受信I/F番号が登録されてい
るか否かを調べる(ステップB4)。
【0043】受信I/F番号格納エリア22に受信I/
F番号を発見できなかった場合、退避バッファ5にはも
はや印字データが存在しないので、印字制御部3は、印
字出力を停止する。
【0044】一方、受信I/F番号格納エリア22に受
信I/F番号が登録されている場合、データ受信制御部
2は、受信I/F番号格納エリア22に登録されている
受信I/F番号をカレント受信I/F情報エリア6に登
録し、この受信I/F番号格納エリア22を含むヘッダ
ブロック21内のデータ格納ブロック指示エリア23に
登録されたデータ格納ブロック番号の指示する印字デー
タ格納エリア26に格納された印字データを受信バッフ
ァ4に転送するとともに(ステップB5)、転送した印
字データを格納するデータ格納ブロック24内のブロッ
ク指示エリア25に自身のデータ格納ブロック番号が登
録されているか否かを調べる(ステップB6)。
【0045】転送した印字データを格納するデータ格納
ブロック24内のブロック指示エリア25に自身のデー
タ格納ブロック番号と異なるデータ格納ブロック番号が
登録されている場合(ただし、空のデータ格納番号は除
く)、データ受信制御部2は、この異なるデータ格納ブ
ロック番号に該当するデータ格納ブロック24内の印字
データ格納エリア26に格納されている印字データを受
信バッファ4に転送してステップB6に制御を戻しす
(ステップB7)。
【0046】一方、転送した印字データを格納するデー
タ格納ブロック24内のブロック指示エリア25に自身
のデータ格納ブロック番号が登録されている場合、デー
タ受信制御部2は、印字データがすべて受信バッファ4
に転送されたものとして制御をステップB1に戻し、再
び、印字制御部3が印字出力の処理を行えるようにす
る。
【0047】ところで、印字制御部3が印字出力中にも
かかわらず、この印字出力より優先的に印字出力させた
い印字データが退避バッファ5に格納されている場合、
ユーザは、優先的に印字出力させたい印字データを送っ
てきた受信I/F1の受信I/F番号に該当する受信I
/F切換ボタン7を押下する。
【0048】受信I/F切換ボタン7は、優先的に印字
出力させたい受信I/F1で受信した印字データを印字
出力させる指示を印字制御部3に渡す。
【0049】印字制御部3は、受信バッファ4に格納さ
れている現在出力中の印字データの印字出力を止め、優
先的に印字出力させたい受信I/F1で受信した印字デ
ータと受信バッファ4に格納されている印字データとを
入れ換える指示をデータ受信制御部2に渡す。
【0050】データ受信制御部2は、退避バッファ5に
おけるヘッダブロック21内の受信I/F番号格納エリ
ア22を先頭から順次サーチしていき、受信I/F番号
が登録されていない空の受信I/F番号格納エリア22
を見つけ出し、受信カレントI/F情報エリア6に登録
されている受信I/F番号をこの空の受信I/F番号格
納エリア22に登録する(ステップC1)。その後、デ
ータ受信制御部2は、データ格納ブロック24内のブロ
ック指示エリア25を先頭から順次サーチしていき空の
ブロック指示エリア25を見つけ出し、この見つけ出し
た空のブロック指示エリア25を含むデータ格納ブロッ
ク24のデータ格納ブロック番号をステップC1におい
てカレント受信I/F情報エリア6に登録されている受
信I/F番号を登録した受信I/F番号格納エリア22
を含むヘッダブロック21内のデータ格納ブロック指示
エリア23に登録する(ステップC2)。
【0051】次に、データ受信制御部2は、ステップC
2で見つけ出した空のブロック指示エリア25にそれ自
身のデータ格納ブロック番号を登録して空のデータ格納
ブロック24でないことを示す(ステップC3)。
【0052】続いて、データ受信制御部2は、ステップ
C1において登録された受信I/F番号格納エリア22
を含むヘッダブロック21内のデータ格納ブロック指示
エリア23に登録されたデータ格納ブロック番号の指示
するデータ格納ブロック24内の印字データ格納エリア
26に受信バッファ4に格納されている印字データを格
納していくとともに(ステップC4)、印字データがこ
の印字データ格納エリア26にすべて格納し終えたか否
かを判断する(ステップC5)。格納し終えた場合、処
理は、ステップC9に移行する。
【0053】印字データが印字データ格納エリア26に
すべて格納し終えない場合、データ受信制御部2は、デ
ータ格納ブロック24内のブロック指示エリア25をこ
の印字データがあふれたデータ格納ブロック24の次の
データ格納ブロック24内のブロック指示エリア25か
ら順次サーチして空のブロック指示エリア25を見つけ
出し(ステップC6)、見つけ出した空のブロック指示
エリア25を含むデータ格納ブロック24のデータ格納
ブロック番号を印字データがあふれたデータ格納ブロッ
ク24のブロック指示エリア25に登録する(ステップ
C7)。そうすることにより、データ受信制御部2は、
印字データが格納されているデータ格納ブロック24の
所在を連鎖して特定することが可能となる。なお、印字
データがあふれるまでは、データ格納ブロック24自身
のデータ格納ブロック番号は、ブロック指示エリア25
に格納されたままである。
【0054】次に、データ受信制御部2は、見つけ出し
た空のブロック指示エリア25を含むデータ格納ブロッ
ク24内のブロック指示エリア25に自身のデータ格納
ブロック番号を登録した後、格納できなかった印字デー
タをこの見つけ出したブロック指示エリア25を含むデ
ータ格納ブロック24内の印字データ格納エリア26に
格納していくとともに(ステップC8)、ステップC5
に制御を戻して印字データが退避バッファ5にすべて格
納されるまで同様な処理を行う。
【0055】受信バッファ4の印字データがすべて退避
バッファ5に格納されると、データ受信制御部2は、ヘ
ッダブロック21内の受信I/F番号格納エリア22を
先頭から順次サーチし、受信I/F切換ボタン7により
選択された受信I/F1の受信I/F番号が登録されて
いる受信I/F番号格納エリア22を見つけ出す(ステ
ップC9)。
【0056】次に、データ受信制御部2は、受信I/F
番号格納エリア22に登録された受信I/F番号をカレ
ント受信I/F情報エリア6に登録し、この受信I/F
番号格納エリア22を含むヘッダブロック21内のデー
タ格納ブロック指示エリア23に登録されたデータ格納
ブロック番号の指示する印字データ格納エリア26に格
納された印字データを受信バッファ4に転送するととも
に(ステップC10)、転送した印字データを格納する
データ格納ブロック24内のブロック指示エリア25に
自身のデータ格納ブロック番号が登録されているか否か
を調べる(ステップC11)。
【0057】転送した印字データを格納するデータ格納
ブロック24内のブロック指示エリア25に自身のデー
タ格納ブロック番号と異なるデータ格納ブロック番号が
登録されている場合(ただし、空のデータ格納番号は除
く)、データ受信制御部2は、この異なるデータ格納ブ
ロック番号に該当するデータ格納ブロック24内の印字
データ格納エリア26に格納されている印字データを受
信バッファ4に転送してステップC11に制御を戻す
(ステップC12)。
【0058】一方、転送した印字データを格納するデー
タ格納ブロック24内のブロック指示エリア25に自身
のデータ格納ブロック番号が登録されている場合、デー
タ受信制御部2が受信バッファ4にすべての印字データ
を転送させたことになり、印字データ制御部3は、デー
タ受信制御2に対して印字データの有無を問い合わせて
データ受信制御部2からの印字データが有る旨の通知を
受けると、印字出力を開始する(ステップC13)。そ
の後、印字制御部3は、印字データに続いてジョブ終了
コマンドを見つけると、ジョブ終了コマンドが有った旨
をデータ受信制御部2に通知する(ステップC14)。
【0059】データ受信制御部2は、印字出力した印字
データが退避バッファ5に一時退避された印字データで
ある場合、この印字データが受信した受信I/F1の受
信I/F番号を登録している退避バッファヘッダ20に
おけるヘッダブロック21内の受信I/F番号格納エリ
ア22およびデータ格納ブロック指示エリア23と、こ
の印字データを格納しているデータ格納ブロック24に
おけるブロック指示エリア25および印字データ格納エ
リア26とをクリアする。なお、印字出力した印字デー
タが退避バッファ5に一時退避された印字データでない
場合、すなわち、印字データが直接受信バッファ4に格
納された場合、データ受信制御部2は、退避バッファ5
のすべてのヘッダブロック21内の受信I/F番号格納
エリア22およびデータ格納ブロック指示エリア23
と、すべてのデータ格納ブロック24内のブロック指示
エリア25および印字データ格納エリア26とがクリア
された状態であるため、これらをあらためてクリアする
必要がない。その後、データ受信制御部2は、このクリ
アした空の受信I/F番号格納エリア22が受信I/F
番号の登録されている他の受信I/F番号格納エリア2
2の前に入らないようにヘッダブロック21をセットし
直す(ステップC15)。こうすることにより、先に入
った印字データは、先に印字出力できるようになる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、印字装置
にデータ受信制御部,印字制御部,退避バッファおよび
受信バッファを設けたことにより、ある1つの受信I/
Fからの印字データが受信バッファに入っている間でも
他の受信I/Fから印字データを受信することを可能に
してコンピュータの解放を早くし、ユーザのコンピュー
タ使用効率を上げることができるという効果がある。
【0061】また、印字装置に受信I/F切換ボタンを
設けたことにより、ある1つの受信I/Fからの印字デ
ータを優先的に印字出力させることができるので、現在
印字出力中の印字データを中断させて、他の受信I/F
からの印字データを印字出力することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る印字出力制御方式の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1中のデータ受信制御部が複数の受信I/F
から送られてきた印字データを退避バッファに格納する
様子を示す図である。
【図3】図1中のデータ受信制御部が受信I/Fから印
字データを受けたときにとる処理を示す流れ図である。
【図4】図1中の受信バッファに印字データが格納され
た後の印字出力を示す流れ図である。
【図5】図1中の受信I/F切換ボタンの押下により優
先的に印字出力させたい受信I/Fの印字データを印字
出力させるまでの流れ図のうち、データ受信制御部が印
字データ受信バッファに格納されていた印字データを退
避バッファに格納し終えるまでの処理を示す流れ図であ
る。
【図6】図1中の受信I/F切換ボタンの押下により優
先的に印字出力させたい受信I/Fの印字データを印字
出力させるまでの流れ図のうち、受信バッファの印字デ
ータを退避バッファにすべて格納し終えた後、優先的に
印字出力させたい受信I/Fの印字データを印字出力す
るまでの流れ図である。
【符号の説明】
1 受信I/F 2 データ受信制御部 3 印字制御部 4 受信バッファ 5 退避バッファ 6 カレント受信I/F情報エリア 7 受信I/F切換ボタン 10 印字装置 20 退避バッファヘッダ 21 ヘッダブロック 22 受信I/F番号格納エリア 23 データ格納ブロック指示エリア 24 データ格納ブロック 25 ブロック指示エリア 26 印字データ格納エリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から受信した印字データを内部
    で処理して印字出力する印字装置において、 複数の受信インターフェースと、 この受信インターフェースが受信した印字データを格納
    する受信バッファと、 この受信バッファに格納されている印字データが受信さ
    れた受信インターフェースとは異なる受信インターフェ
    ースで受信された印字データを一時退避させる退避バッ
    ファと、 受信した印字データを各受信インターフェース毎に前記
    受信バッファあるいは前記退避バッファに格納するデー
    タ受信制御部と、 前記受信バッファに格納された印字データを印字出力す
    る印字制御部とを有することを特徴とする印字出力制御
    方式。
  2. 【請求項2】 上位装置から受信した印字データを内部
    で処理して印字出力する印字装置において、 複数の受信インターフェースと、 この受信インターフェースが受信した印字データを格納
    する受信バッファと、 この受信バッファに格納されている印字データが受信さ
    れた受信インターフェースとは異なる受信インターフェ
    ースで受信された印字データを一時退避させる退避バッ
    ファと、 この退避バッファに退避された印字データの中から優先
    的に印字出力させる印字データを指示する受信インター
    フェース切換ボタンと、 受信した印字データを各受信インターフェース毎に前記
    受信バッファあるいは前記退避バッファに格納するとと
    もに前記受信インターフェース切換ボタンの選択押下に
    より前記受信バッファの印字データを前記退避バッファ
    に退避させ前記退避バッファの優先的に印字出力させる
    印字データを前記受信バッファに転送するデータ受信制
    御部と、 前記受信バッファに格納された印字データを印字出力す
    る印字制御部とを有することを特徴とする印字出力制御
    方式。
JP4137794A 1992-04-30 1992-04-30 印字出力制御方式 Pending JPH05307451A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63280000A (ja) * 1987-04-24 1988-11-17 アストロ、エアロスペース、コーポレーション 折畳み式トラス構造体
JPH09286147A (ja) * 1996-04-24 1997-11-04 Nec Field Service Ltd 補助メモリ付きプリンタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63280000A (ja) * 1987-04-24 1988-11-17 アストロ、エアロスペース、コーポレーション 折畳み式トラス構造体
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