JPH09277656A - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置Info
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- JPH09277656A JPH09277656A JP8092488A JP9248896A JPH09277656A JP H09277656 A JPH09277656 A JP H09277656A JP 8092488 A JP8092488 A JP 8092488A JP 9248896 A JP9248896 A JP 9248896A JP H09277656 A JPH09277656 A JP H09277656A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 最小の記憶装置でもマルチエミュレーション
を行うことができる印刷装置を提供する。 【解決手段】 印刷を実行するプリンタエンジン１と、
装置の各種制御を司るコントローラ２とを有し、複数の
ホストにインターフェイス７ａ，７ｂを介して接続さ
れ、当該ホストから転送された画像データにしたがって
印刷を実行する印刷装置において、前記コントローラ１
は複数のプロトコル・エミュレーション部１２ａ，１２
ｂを有するととともに、前記コントローラ１には少なく
とも描画タスク１３、印刷制御タスク１４およびエンジ
ン制御タスク１５を設定するとともに、これらの各タス
クに対応するディスプレイリスト領域をＲＡＭ５内に複
数設定し、マルチエミュレーションを可能にする。
を行うことができる印刷装置を提供する。 【解決手段】 印刷を実行するプリンタエンジン１と、
装置の各種制御を司るコントローラ２とを有し、複数の
ホストにインターフェイス７ａ，７ｂを介して接続さ
れ、当該ホストから転送された画像データにしたがって
印刷を実行する印刷装置において、前記コントローラ１
は複数のプロトコル・エミュレーション部１２ａ，１２
ｂを有するととともに、前記コントローラ１には少なく
とも描画タスク１３、印刷制御タスク１４およびエンジ
ン制御タスク１５を設定するとともに、これらの各タス
クに対応するディスプレイリスト領域をＲＡＭ５内に複
数設定し、マルチエミュレーションを可能にする。
Description
【０００１】
【産業上の技術分野】この発明は、複数の上位装置（ホ
スト）と接続され、当該上位装置と通信しながら印刷す
る機能を有するデジタル複合機、デジタル複写機、ファ
クシミリおよびプリンタなどの印刷装置に関する。
スト）と接続され、当該上位装置と通信しながら印刷す
る機能を有するデジタル複合機、デジタル複写機、ファ
クシミリおよびプリンタなどの印刷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から複数の上位装置、いわゆるホス
トからの画像情報に応じて印刷するように設定された印
刷装置としては、例えば特開平６−１４９４９７号公報
に開示されているような発明が公知である。この発明
は、複数の上位装置を同時に接続可能とする複数の上位
インターフェイスに対応する複数のデータ入力回路部
と、このデータ入力回路部から受信データを読み込んで
印刷データに変換する印刷データ制御部と、この印刷デ
ータ制御部を介して前記各データ入力回路部からの印刷
データがそれぞれ書き込まれる複数のページメモリと、
前記複数のページメモリ上の前記印刷データを印刷機構
部に送信する印刷データ出力回路とを備え、複数の上位
装置が同時に１台のプリンタに印刷データを入力するこ
とが可能となり、複数の上位装置が１台のページプリン
タを共有することができるようになっている。
トからの画像情報に応じて印刷するように設定された印
刷装置としては、例えば特開平６−１４９４９７号公報
に開示されているような発明が公知である。この発明
は、複数の上位装置を同時に接続可能とする複数の上位
インターフェイスに対応する複数のデータ入力回路部
と、このデータ入力回路部から受信データを読み込んで
印刷データに変換する印刷データ制御部と、この印刷デ
ータ制御部を介して前記各データ入力回路部からの印刷
データがそれぞれ書き込まれる複数のページメモリと、
前記複数のページメモリ上の前記印刷データを印刷機構
部に送信する印刷データ出力回路とを備え、複数の上位
装置が同時に１台のプリンタに印刷データを入力するこ
とが可能となり、複数の上位装置が１台のページプリン
タを共有することができるようになっている。
【０００３】なお、この種のプリンタとしては、この他
に、例えば特開平６−１２４１８０号公報、特開平３−
１２５２１９号公報、特開平４−２８６０２０号公報な
どにも開示されている。
に、例えば特開平６−１２４１８０号公報、特開平３−
１２５２１９号公報、特開平４−２８６０２０号公報な
どにも開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の従来
技術では、受信バッファとプロトコル・エミュレーショ
ン部をホストインターフェイスに対応させてそれぞれ用
意し、プロトコル・エミューレーション部は受信バッフ
ァに蓄えられた受信データをプロトコルにしたがってデ
ィスプレイリストに翻訳し、着信した順番に描画印刷を
行うようになっている。このような手順では、先に着信
したデータが何枚も印刷するようなものであれば、後で
着信したデータが１枚しか印刷しないものであっても、
先に受信したデータの印刷が完了しないと、後のデータ
が印刷されることはない。したがって、１枚のプリンタ
アウトが欲しい場合でも、長時間待たされることにな
る。
技術では、受信バッファとプロトコル・エミュレーショ
ン部をホストインターフェイスに対応させてそれぞれ用
意し、プロトコル・エミューレーション部は受信バッフ
ァに蓄えられた受信データをプロトコルにしたがってデ
ィスプレイリストに翻訳し、着信した順番に描画印刷を
行うようになっている。このような手順では、先に着信
したデータが何枚も印刷するようなものであれば、後で
着信したデータが１枚しか印刷しないものであっても、
先に受信したデータの印刷が完了しないと、後のデータ
が印刷されることはない。したがって、１枚のプリンタ
アウトが欲しい場合でも、長時間待たされることにな
る。
【０００５】また、ＵＮＩＸのようなワークステーショ
ン上で複数のエミュレーションプロトコルを並列実行す
ると、すべてのプロトコルでフレームバッファの描画が
発生し、大量の記憶装置を備えていないと処理すること
はできない。
ン上で複数のエミュレーションプロトコルを並列実行す
ると、すべてのプロトコルでフレームバッファの描画が
発生し、大量の記憶装置を備えていないと処理すること
はできない。
【０００６】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たもので、その第１の目的は、最小の記憶装置でもマル
チエミュレーションを行うことができる印刷装置を提供
することにある。
たもので、その第１の目的は、最小の記憶装置でもマル
チエミュレーションを行うことができる印刷装置を提供
することにある。
【０００７】しかし、このように最小の記憶装置でマル
チエミュレーションができるようになったとしても、印
刷に時間がかかっては使用する側からみれば、実質的に
前述の従来例と同様に待ち時間が長くなることもあり得
る。そこで、本発明の第２の目的は、マルチエミュレー
ションに際し、所定の条件が満足されたときには、高速
の印刷が可能な印刷装置を提供することにある。
チエミュレーションができるようになったとしても、印
刷に時間がかかっては使用する側からみれば、実質的に
前述の従来例と同様に待ち時間が長くなることもあり得
る。そこで、本発明の第２の目的は、マルチエミュレー
ションに際し、所定の条件が満足されたときには、高速
の印刷が可能な印刷装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るため、第１の手段は、印刷を実行するプリンタエンジ
ンと、装置の各種制御を司るコントローラとを有し、複
数の上位装置にインターフェイスを介して接続され、当
該上位装置から転送された画像データにしたがって印刷
を実行する印刷装置において、前記コントローラは複数
のプロトコル・エミュレーション部を有するとととも
に、少なくとも描画タスク、印刷制御タスクおよびエン
ジン制御タスクと、これらの各タスクに対応するディス
プレイリスト部を複数設定することによりマルチエミュ
レーションを行うことを特徴としている。
るため、第１の手段は、印刷を実行するプリンタエンジ
ンと、装置の各種制御を司るコントローラとを有し、複
数の上位装置にインターフェイスを介して接続され、当
該上位装置から転送された画像データにしたがって印刷
を実行する印刷装置において、前記コントローラは複数
のプロトコル・エミュレーション部を有するとととも
に、少なくとも描画タスク、印刷制御タスクおよびエン
ジン制御タスクと、これらの各タスクに対応するディス
プレイリスト部を複数設定することによりマルチエミュ
レーションを行うことを特徴としている。
【０００９】第２の手段は、第１の手段において、前記
描画タスクが複数設定されるとともに、前記コントロー
ラ内のメモリにフレームバッファ領域が複数設定可能な
場合には、前記描画タスクを並行して実行することを特
徴としている。
描画タスクが複数設定されるとともに、前記コントロー
ラ内のメモリにフレームバッファ領域が複数設定可能な
場合には、前記描画タスクを並行して実行することを特
徴としている。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【００１１】図１は、印刷装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。同図において、本実施形態に係る印刷装置
は、印刷を実行するプリンタエンジン部１１とこのプリ
ンタエンジン部１１を介して印刷を実行させるコントロ
ーラ部（以下、単に「コントローラ」と称する。）１２
とから基本的に構成されている。
ク図である。同図において、本実施形態に係る印刷装置
は、印刷を実行するプリンタエンジン部１１とこのプリ
ンタエンジン部１１を介して印刷を実行させるコントロ
ーラ部（以下、単に「コントローラ」と称する。）１２
とから基本的に構成されている。
【００１２】コントローラ１２は、データバス１３を介
して接続された中央演算処理装置としてのＣＰＵ１４、
ＲＯＭ１５、ＲＡＭ１６、エンジン制御部１７、第１の
ホストインターフェイス１８ａおよび第２のホストイン
ターフェイス１８ｂ（以下、総括的には符号１８でホス
トインターフェイスを示す。）から概略構成されてい
る。
して接続された中央演算処理装置としてのＣＰＵ１４、
ＲＯＭ１５、ＲＡＭ１６、エンジン制御部１７、第１の
ホストインターフェイス１８ａおよび第２のホストイン
ターフェイス１８ｂ（以下、総括的には符号１８でホス
トインターフェイスを示す。）から概略構成されてい
る。
【００１３】ＣＰＵ１４は、この印刷装置各部および全
体の制御を実行し、ＲＯＭ１５はＣＰＵ１４のプログラ
ムやフォントなど記憶したリード・オンリー・メモリで
あり、ＲＡＭ１６はＣＰＵ１４のデータ領域として機能
し、また、後述の受信バッファ２１、ページ・コントロ
ール・ブロック（以下、「ＰＣＢ」と略記する。）、デ
ィスプレイ・リスト、フレームバッファなどを記憶し、
もしくはそれらを記憶する領域として機能する。また、
エンジン制御部１７はプリンタエンジン部１１を制御す
るとともに、プリンタエンジン部１１との通信やビデオ
データの通信制御を実行する。ホストインターフェイス
１８は、図示しないホストコンピュータ（上位装置、以
下、単に「ホスト」と称する。）との通信を受け持つ。
この実施形態では、ホストインターフェイス１８は第
１、第２の２個（１８ａ，１８ｂ）設けてあるが、接続
されるホストが増加すれば、ホストに対応してホストの
数だけ設けられる。
体の制御を実行し、ＲＯＭ１５はＣＰＵ１４のプログラ
ムやフォントなど記憶したリード・オンリー・メモリで
あり、ＲＡＭ１６はＣＰＵ１４のデータ領域として機能
し、また、後述の受信バッファ２１、ページ・コントロ
ール・ブロック（以下、「ＰＣＢ」と略記する。）、デ
ィスプレイ・リスト、フレームバッファなどを記憶し、
もしくはそれらを記憶する領域として機能する。また、
エンジン制御部１７はプリンタエンジン部１１を制御す
るとともに、プリンタエンジン部１１との通信やビデオ
データの通信制御を実行する。ホストインターフェイス
１８は、図示しないホストコンピュータ（上位装置、以
下、単に「ホスト」と称する。）との通信を受け持つ。
この実施形態では、ホストインターフェイス１８は第
１、第２の２個（１８ａ，１８ｂ）設けてあるが、接続
されるホストが増加すれば、ホストに対応してホストの
数だけ設けられる。
【００１４】図２は前記コントローラ１２のプリンタ・
コントローラ・タスクの一覧を示す図である。このコン
トローラ１２では、マルチタスク用のスケジューラを使
用して複数のタスクが同時に実行される。この実施形態
では５つのタスクが同時に実行されることがわかる（図
３）。なお、フレームバッファ領域が複数とれると複数
の描画も行えるので、同時に６以上のタスクが実行でき
ることになる。
コントローラ・タスクの一覧を示す図である。このコン
トローラ１２では、マルチタスク用のスケジューラを使
用して複数のタスクが同時に実行される。この実施形態
では５つのタスクが同時に実行されることがわかる（図
３）。なお、フレームバッファ領域が複数とれると複数
の描画も行えるので、同時に６以上のタスクが実行でき
ることになる。
【００１５】図２においてプロトコル・エミュレーショ
ン２２は、ホストインターフェイス１８を通して受信バ
ッファ２１に蓄えられた受信データをプロトコルにした
がってディスプレイリストに翻訳するもので、ホストイ
ンターフェイス１８が１８ａ，１８ｂの２個設けられて
いるので、受信バッファおよびプロトコル・エミュレー
ションも第１および第２の受信バッファ２１ａ，２１ｂ
と第１および第２のプロトコル・エミュレーション２２
ａ，２２ｂの２個ずつ設けられ、後述の図５のフローチ
ャートに示すような手順で処理を実行する。
ン２２は、ホストインターフェイス１８を通して受信バ
ッファ２１に蓄えられた受信データをプロトコルにした
がってディスプレイリストに翻訳するもので、ホストイ
ンターフェイス１８が１８ａ，１８ｂの２個設けられて
いるので、受信バッファおよびプロトコル・エミュレー
ションも第１および第２の受信バッファ２１ａ，２１ｂ
と第１および第２のプロトコル・エミュレーション２２
ａ，２２ｂの２個ずつ設けられ、後述の図５のフローチ
ャートに示すような手順で処理を実行する。
【００１６】描画タスク２３はディスプレイ・リストの
内容にしたがってフレームバッファ（フレームバッファ
領域３２）にイメージを描画し、印刷制御タスク２４は
図４に示すＰＣＢ（ページ・コントロール・ブロック）
に記述された内容にしたがって印刷・描画の制御を後述
の図６のフローチャートに示す手順で実行する。また、
エンジン制御タスク２５は、フィード、ビデオデータに
よる作像、排紙処理、エラー処理などのようなプリンタ
エンジン部１１の制御を実行する。なお、フレームバッ
ファ領域３２が複数とれると、例えば描画タスク２３も
図２において符号２３’で示すように複数設定すること
ができる。
内容にしたがってフレームバッファ（フレームバッファ
領域３２）にイメージを描画し、印刷制御タスク２４は
図４に示すＰＣＢ（ページ・コントロール・ブロック）
に記述された内容にしたがって印刷・描画の制御を後述
の図６のフローチャートに示す手順で実行する。また、
エンジン制御タスク２５は、フィード、ビデオデータに
よる作像、排紙処理、エラー処理などのようなプリンタ
エンジン部１１の制御を実行する。なお、フレームバッ
ファ領域３２が複数とれると、例えば描画タスク２３も
図２において符号２３’で示すように複数設定すること
ができる。
【００１７】図３はメモリ仕様を示す図で、ＲＡＭ１６
上でマッピングされる領域の内容を示している。メモリ
領域は、受信バッファ２１、ＰＣＢ３１、ディスプレイ
リスト領域３２およびフレームバッファ領域３３に分け
て設定される。受信バッファ２１は、ホストインターフ
ェイス１８ａ，１８ｂを通してホストから送られてきた
データを蓄積する領域であり、プロトコル・エミュレー
ション２２の数だけ別々に確保される。したがって、こ
の実施形態では、２１ａ，２１ｂの２個所にわたって設
定される。ＰＣＢ（ページ・コントロール・ブロック）
３２は、前にも触れたように図４に示したようなプログ
ラムのデータ構造によって定義される構造体で、そのペ
ージに対応したディスプレイリスト、フレームバッフ
ァ、プロトコル・エミュレーションおよびプリンタエン
ジンなどの内容について記述したデータ領域である。こ
れは複数用意され、必要に応じてプロトコル・エミュレ
ータが取得し、前述のように描画用のディスプレイリス
トを作り終わると印刷制御タスク２４に渡され、その内
容に基づいて描画および印刷が実行され、印刷が終了す
ると開放される。
上でマッピングされる領域の内容を示している。メモリ
領域は、受信バッファ２１、ＰＣＢ３１、ディスプレイ
リスト領域３２およびフレームバッファ領域３３に分け
て設定される。受信バッファ２１は、ホストインターフ
ェイス１８ａ，１８ｂを通してホストから送られてきた
データを蓄積する領域であり、プロトコル・エミュレー
ション２２の数だけ別々に確保される。したがって、こ
の実施形態では、２１ａ，２１ｂの２個所にわたって設
定される。ＰＣＢ（ページ・コントロール・ブロック）
３２は、前にも触れたように図４に示したようなプログ
ラムのデータ構造によって定義される構造体で、そのペ
ージに対応したディスプレイリスト、フレームバッフ
ァ、プロトコル・エミュレーションおよびプリンタエン
ジンなどの内容について記述したデータ領域である。こ
れは複数用意され、必要に応じてプロトコル・エミュレ
ータが取得し、前述のように描画用のディスプレイリス
トを作り終わると印刷制御タスク２４に渡され、その内
容に基づいて描画および印刷が実行され、印刷が終了す
ると開放される。
【００１８】ディスプレイリスト領域３２は、ディスプ
レイリストを記憶する領域であり、この中でディスプレ
イリストを確保する。フレームバッファ領域３３は、Ｐ
ＣＢ３１の内容にしたがって印刷に必要な分だけのフレ
ームバッファを取り出して使用する。フレームバッファ
は実際に印刷されるイメージのメモリであって、プリン
タエンジン部１１にこの記憶しているイメージを１ライ
ンごとにビデオ転送し、当該プリンタエンジン部１１で
そのイメージが作像される。
レイリストを記憶する領域であり、この中でディスプレ
イリストを確保する。フレームバッファ領域３３は、Ｐ
ＣＢ３１の内容にしたがって印刷に必要な分だけのフレ
ームバッファを取り出して使用する。フレームバッファ
は実際に印刷されるイメージのメモリであって、プリン
タエンジン部１１にこの記憶しているイメージを１ライ
ンごとにビデオ転送し、当該プリンタエンジン部１１で
そのイメージが作像される。
【００１９】ここで、プロトコル・エミュレーション２
２の処理手順について図５のフローチャートを参照して
説明すると、このプロトコル・エミュレーション２２
は、まず、ＰＣＢ３１が取得されているかどうか判断し
（ステップ５０１）、ＰＣＢ３１が取得された時点で、
受信バッファ２１に蓄えられている受信データからディ
スプレイ・リストを作成し、ＰＣＢ３１に対応してディ
スプレイ・リスト領域に３２登録して（ステップ５０
２）、ＰＣＢ３１を印刷制御タスク２４に渡す（ステッ
プ５０３）という処理を繰り返す。
２の処理手順について図５のフローチャートを参照して
説明すると、このプロトコル・エミュレーション２２
は、まず、ＰＣＢ３１が取得されているかどうか判断し
（ステップ５０１）、ＰＣＢ３１が取得された時点で、
受信バッファ２１に蓄えられている受信データからディ
スプレイ・リストを作成し、ＰＣＢ３１に対応してディ
スプレイ・リスト領域に３２登録して（ステップ５０
２）、ＰＣＢ３１を印刷制御タスク２４に渡す（ステッ
プ５０３）という処理を繰り返す。
【００２０】さらに、印刷制御タスク２４においては、
図６のフローチャートに示すように、まず、フレームバ
ッファを取得し（ステップ６０１）、さらに、あき描画
タスクを取得した時点で（ステップ６０２）描画を開始
する。この描画はディスプレイ・リストに基づいてフレ
ームバッファに展開される（ステップ６０３）。描画が
終了すると、描画タスク２３を開放し（ステップ６０
４）、印刷処理を実行させる（ステップ６０５）。印刷
を終了すると、フレームバッファ（ステップ６０６）、
ディスプレイリスト（ステップ６０７）およびＰＣＢ
（ステップ６０８）をそれぞれ開放してステップ６０１
に戻る。
図６のフローチャートに示すように、まず、フレームバ
ッファを取得し（ステップ６０１）、さらに、あき描画
タスクを取得した時点で（ステップ６０２）描画を開始
する。この描画はディスプレイ・リストに基づいてフレ
ームバッファに展開される（ステップ６０３）。描画が
終了すると、描画タスク２３を開放し（ステップ６０
４）、印刷処理を実行させる（ステップ６０５）。印刷
を終了すると、フレームバッファ（ステップ６０６）、
ディスプレイリスト（ステップ６０７）およびＰＣＢ
（ステップ６０８）をそれぞれ開放してステップ６０１
に戻る。
【００２１】このように構成すると、ホストからの受信
後、プロトコルにしたがったディスプレイリストの作成
までを各タスクで実行し、各タスクの処理が終了した時
点で順次開放して次のタスクの実行を可能にしているの
で、同時受信があった場合でも最小のメモリで処理する
ことができる。また、フレームバッファ領域が複数取れ
れば描画タスク２３，２３’が並行して行えるので、上
記ディスプレイリストの作成に加えて描画処理まで並行
して実行することが可能になる。
後、プロトコルにしたがったディスプレイリストの作成
までを各タスクで実行し、各タスクの処理が終了した時
点で順次開放して次のタスクの実行を可能にしているの
で、同時受信があった場合でも最小のメモリで処理する
ことができる。また、フレームバッファ領域が複数取れ
れば描画タスク２３，２３’が並行して行えるので、上
記ディスプレイリストの作成に加えて描画処理まで並行
して実行することが可能になる。
【００２２】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、請求
項１記載の発明によれば、コントローラが複数のプロト
コル・エミュレーション部を有するととともに、前記コ
ントローラが少なくとも描画タスク、印刷制御タスクお
よびエンジン制御タスクと、これらの各タスクに対応す
るディスプレイリスト部を複数設定するので、ホストか
らの受信後、プロトコルに従ったディスプレイリストの
作成までの処理を同時受信があった場合でも、最小の記
憶装置で並行して行うことが可能になる。
項１記載の発明によれば、コントローラが複数のプロト
コル・エミュレーション部を有するととともに、前記コ
ントローラが少なくとも描画タスク、印刷制御タスクお
よびエンジン制御タスクと、これらの各タスクに対応す
るディスプレイリスト部を複数設定するので、ホストか
らの受信後、プロトコルに従ったディスプレイリストの
作成までの処理を同時受信があった場合でも、最小の記
憶装置で並行して行うことが可能になる。
【００２３】また、描画タスクが複数設定されるととも
に、コントローラ内のメモリにフレームバッファ領域が
複数設定可能な場合には、前記描画タスクを並行して実
行する請求項２記載の発明によれば、フレームバッファ
領域が複数枚設定できる場合には、請求項１のディスプ
レイリスト作成までの処理に加えて描画処理までを並行
して実行することができ、これによって高速の印刷処理
が可能になる。
に、コントローラ内のメモリにフレームバッファ領域が
複数設定可能な場合には、前記描画タスクを並行して実
行する請求項２記載の発明によれば、フレームバッファ
領域が複数枚設定できる場合には、請求項１のディスプ
レイリスト作成までの処理に加えて描画処理までを並行
して実行することができ、これによって高速の印刷処理
が可能になる。
【図１】本発明の印刷装置のコントローラの概略構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】図１におけるコントローラのタスクの一覧を示
す説明図である。
す説明図である。
【図３】図１におけるＲＡＭのメモリの構成を示す説明
図である。
図である。
【図４】ＰＣＢのプログラムのデータ構造の定義文の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図５】プロトコル・エミュレーションの処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図６】印刷制御タスクの処理手順を示すフローチャー
トである。
トである。
１１ プリンタエンジン部 １２ コントローラ部 １３ データバス １４ ＣＰＵ １５ ＲＯＭ １６ ＲＡＭ １７ エンジン制御部 １８，１８ａ，１８ｂ ホストインターフェイス ２１，２１ａ，２１ｂ 受信バッファ ２２，２２ａ，２２ｂ プロトコル・エミュレーション ２３，２３’ 描画タスク ２４ 印刷制御タスク ２５ エンジン制御タスク ３１ ＰＣＢ ３２ ディスプレイリスト領域 ３３ フレームバッファ領域
Claims (2)
- 【請求項１】 印刷を実行するプリンタエンジンと、装
置の各種制御を司るコントローラとを有し、複数の上位
装置にインターフェイスを介して接続され、当該上位装
置から転送された画像データにしたがって印刷を実行す
る印刷装置において、 前記コントローラは複数のプロトコル・エミュレーショ
ン部を有するととともに、少なくとも描画タスク、印刷
制御タスクおよびエンジン制御タスクと、これらの各タ
スクに対応するディスプレイリスト部を複数設定するこ
とによりマルチエミュレーションを行うことを特徴とす
る印刷装置。 - 【請求項２】 前記描画タスクが複数設定されるととも
に、前記コントローラ内のメモリにフレームバッファ領
域が複数設定可能な場合には、前記描画タスクを並行し
て実行することを特徴とする請求項１記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8092488A JPH09277656A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8092488A JPH09277656A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09277656A true JPH09277656A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14055694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8092488A Pending JPH09277656A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09277656A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2787602A1 (fr) * | 1998-09-30 | 2000-06-23 | Hewlett Packard Co | Utilisation du pipe-line d'impression dans l'execution d'une operation de copie dans un dispositif peripherique a fonctions multiples |
| US6246487B1 (en) * | 1997-04-04 | 2001-06-12 | Fujitsu Limited | Multi-function unit, server and network system having multi-function unit |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP8092488A patent/JPH09277656A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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