JP3138392B2 - 印字装置および方法 - Google Patents

印字装置および方法

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JP3138392B2 JP06233576A JP23357694A JP3138392B2 JP 3138392 B2 JP3138392 B2 JP 3138392B2 JP 06233576 A JP06233576 A JP 06233576A JP 23357694 A JP23357694 A JP 23357694A JP 3138392 B2 JP3138392 B2 JP 3138392B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
ら送られてくるイメージデータを印字する印字装置およ
び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータ(以後、ホス
トと略す)からプリンタへ送られてくるデータは、AS
CIIコードやシフトJIS漢字コードのような文字コ
ードであるか、またはすでに展開されたイメージデータ
である。ホストから送られてくるデータが文字コードの
場合、プリンタは一度受け取った文字コードを印字でき
るデータに直して印字バッファにセットして印字を行
う。イメージデータの場合も一度、印字バッファとは別
の受信バッファやワークバッファで受け取り、その後印
字バッファにセットして印字されていた。ただし、イメ
ージデータの場合には、すでに展開されているため、印
字装置の分解能と一致すればデータを直接印字バッファ
へ転送することも可能であった。
【0003】そして現在では、ホストの性能向上やフォ
ントデータの多様化、GUI(グラフィカルユーザイン
タフェース)の発達などにより、ホストから印字データ
としてイメージデータが送られてくる場合が増えてい
る。
【0004】図5は、従来の印字装置のバッファの構成
を示した図で、データコントローラ(DATA CON
TROL)51で受け取られた印字データ(イメージデ
ータ)は一度ワークバッファ(PWORK)52に受け
取られ、データ加工が必要であれば行われ、不必要であ
ればそのまま印字バッファ(PBUF)53にデータが
送られて印字が行われる。このようにホストから送られ
てくる印字データがイメージデータである場合、印字デ
ータが展開された形態であるイメージデータで送られて
くるため、文字データに比べてデータ量が増し、データ
の受け取り、データの解析、データセットなどのプリン
タ側でのデータ処理時間が増して、結果として印字時間
が長くなっていた。これを解決するために、ホストから
送られてくるイメージデータを直接印字バッファに転送
して、途中でかかっていたデータ処理時間を減らすこと
により印字時間を減らす方法が提案されている。この方
法によれば、イメージデータを直接印字バッファに転送
することによりデータ処理時間を減らして印字時間を短
くすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法ではホストから送られてくるイメージデータが直接印
字バッファに転送されるため、プリンタでのイメージデ
ータの加工を行うことができないという新たな問題が発
生する。すなわち、縮小機能やドラフト印字(データを
間引いた印字)などホストに関わりなくプリンタ側で必
要とされるイメージデータに対するデータ加工処理がで
きなくなるという新たな問題が発生する。このように上
記の方法では、データ転送を高速化するために、データ
の加工ができないという問題が発生してしまう。ここ
で、印字バッファに転送されたデータを加工する方法も
考えられるが、印字バッファにデータをセットするセッ
ト方法によっては加工が完全に行えない場合がある。
【0006】本発明の目的は、イメージデータの高速な
印字とイメージデータの加工とを共に実現することがで
きる印字装置および方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の印字装置は、加工指定ありか否かを判別す
る判別手段と、前記判別手段により加工指定ありと判別
された場合、ホストコンピュータからのイメージデータ
をワークバッファで受信し、受信したイメージデータを
加工し、加工したイメージデータを印字バッファに転送
し、前記判別手段により加工指定なしと判別された場
合、ホストコンピュータからのイメージデータを直接印
字バッファで受信する処理手段と、前記印字バッファの
イメージデータに基づき印字を行う印字手段とを有する
ことを特徴とする。
【0008】また本発明の印字方法は、加工指定ありか
否かを判別する判別ステップと、前記判別ステップによ
り加工指定ありと判別された場合、ホストコンピュータ
からのイメージデータをワークバッファで受信し、受信
したイメージデータを加工し、加工したイメージデータ
を印字バッファに転送し、前記判別ステップにより加工
指定なしと判別された場合、ホストコンピュータからの
イメージデータを直接印字バッファで受信する処理ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、加工指定ありか否かを判別
し、その判別結果に応じて、処理を切替えてデータを受
信することによって、ホストコンピュータからのデータ
をバッファにいったん受信する必要が無くなり、ホスト
コンピュータからのデータを、切替えた処理に応じたバ
ッファで直接受信することによって、データ処理を迅速
に行うことができるようになる。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の構成を示した
ブロック図である。このブロック図は、プリンタの構成
を示したものであり、1はプリンタ制御用のCPU、2
はプリンタ制御用プログラムやプリンタエミュレーショ
ンプログラムや印字フォントを備えたROM、3はホス
トから送られてくるイメージデータや展開された形態の
文字データ等の印字データ(カラーあるいはモノクロ)
を蓄える印字バッファ(PBUF)、4はデータ加工を
必要とするホストからの印字データを一時的に蓄えるワ
ークバッファ(PWORK)、5はホストからのコマン
ドやプリンタ制御用のフラグを蓄えておくRAM、6は
ホストからのデータやコマンドの受け取りや転送先の管
理を行うデータコントローラ(DATA CONTRO
L)、7は印字ヘッド(HEAD)8に印字データを与
える等の印字ヘッド8の制御を行うヘッドコントローラ
(HEAD CONTROL)、9はキャリッジを動か
すモータや紙のフィードを行うモータや給紙を行うモー
タ等のモータ(MOTOR)10の制御を行うモータコ
ントローラ(MOTOR CONTROL)、11はオ
ンライン・オフラインを切り換えるキーやフィードや給
紙を行うキーなどのキー(KEY)12の制御を行うキ
ーコントローラ(KEY CONTROL)、13はオ
ンライン・オフラインを知らせるLEDやデータのあり
なしを示すLED等のLED14を制御するLEDコン
トローラ(LED CONTROL)であり、これらの
ものはBUSを介して結ばれている。
【0013】図2は、本実施例のデータの流れを示した
図である。先ずホスト21からプリンタに対して印字デ
ータが送られる。印字データはデータコントローラ6を
介して受け取られる。そして、加工の必要があればデー
タコントローラ6はワークバッファ4に印字データを転
送する。また、データ加工が不要である場合、データコ
ントローラ6は印字バッファ3に印字データを直接転送
する。このようにデータコントローラ6は、データの加
工の必要性の有無を判断するCPU1の指令に従ってデ
ータ転送先の変更が可能で、通常は加工が不必要と指定
されていて、印字バッファ3へのデータ転送が行われて
いる。従って特に加工が必要とされないような場合、印
字データは直接印字バッファ3に送られるため高速な印
字が可能となる。また、加工が必要とされるような場合
には、ワークバッファ4に一度転送された後このワーク
バッファ4を用いて印字データの加工が行われ、その加
工されたデータが印字バッファ3に送られる。このよう
にして印字データの加工が可能となる。
【0014】以下、フローチャートにしたがって本実施
例の動作を詳細に説明する。
【0015】図3および図4は、縮小印字が指定された
場合のCPU1が処理すべき手順を示したフローチャー
トである。このような縮小印字の指定は、ホスト21ま
たはキー12によってなされる。
【0016】図3は、印字処理全体のフローチャートを
示した図で、まずステップS1でデータセット処理を行
う。データセット処理は、ホスト21から送られてくる
イメージデータを印字バッファ3にセットする処理で、
後に図4のフローチャートを用いて詳しく説明する。次
にステップS2へ進み、印字バッファ3にセットされた
印字データの印字を行い、ホスト21から送られてくる
イメージデータの印字処理が実行される。
【0017】図4は、図3のデータセット処理(ステッ
プS1)の内容を詳細に示したフローチャートで、まず
ステップS10で縮小指定があるかどうかを判定する。
ステップS10で縮小指定がある場合、ステップS11
へ進み、ホスト21から送られてくるデータの転送先を
ワークバッファ4にする。この転送先の指定によりホス
ト21から送られてくるイメージデータはデータコント
ローラ6からワークバッファ4に転送される。次に、ス
テップS12へ進みホスト21からの印字データをワー
クバッファ4で受信する。次に、ステップS13へ進み
データ縮小処理を実行する。データ縮小処理は、ワーク
バッファ4で受信した印字データを指定された縮小率に
従って変更を行う処理である。次に、ステップS14へ
進み、縮小処理されたイメージデータを印字バッファ3
に転送する。またステップS10で縮小指定がない場
合、ステップS15へ進み、データの転送先を印字バッ
ファ3に設定する。次に、ステップS16へ進み、ホス
トからのデータを印字バッファ3で受信する。
【0018】以上の処理により、ホストから送られてく
るイメージデータを縮小指定がある場合には、ワークバ
ッファ4で受信し縮小のデータ加工を行ってから印字バ
ッファ3にセットすることができる。また、縮小指定が
ない場合には印字バッファ3に直ちにイメージデータを
受信することができる。
【0019】このように本実施例によれば、イメージデ
ータに加工が必要かどうかを判定することができ、加工
の必要性がない場合イメージデータを直接印字バッファ
に転送できるため高速にデータ転送ができて印字時間を
短縮することができる。また、加工の必要性がある場合
には、イメージデータの転送先を変更することができる
ため、一度別のバッファに転送し、データの加工を行
い、印字バッファにセットすることができる。これによ
り、イメージデータに対する、データの加工も従来どう
り可能となる。
【0020】以上説明した本実施例では、イメージデー
タを加工する処理として縮小処理を例に説明したが、イ
メージデータを加工する処理であればこの限りではな
く、他の処理としては例えば、強調印字、ドラフト印
字、分解能の変換などが挙げられる。
【0021】また、本実施例は、ソフトによって処理を
行う構成としてあるが、本実施例はハードウェアを用い
て構成することもでき、その場合にはより高速な処理が
可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、加工指
定ありか否かを判別し、その判別結果に応じて、処理を
切替えてデータを受信するので、ホストコンピュータか
らのデータをバッファにいったん受信する必要が無くな
り、ホストコンピュータからのデータを、切替えた処理
に応じたバッファで直接受信することができ、データ処
理を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施例におけるデータの流れを示
す説明図である。
【図3】印字処理全体の手順を示したフローチャートで
ある。
【図4】印字データセット処理の詳細を示したフローチ
ャートである。
【図5】従来例におけるバッファの構成とデータの流れ
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 印字バッファ 4 ワークバッファ 5 RAM 6 データコントローラ 7 ヘッドコントローラ 8 ヘッド 9 モータコントローラ 10 モータ 11 キーコントローラ 12 キー 13 LEDコントローラ 14 LED 21 ホストコンピュータ

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工指定ありか否かを判別する判別手段
    と、 前記判別手段により加工指定ありと判別された場合、ホ
    ストコンピュータからのイメージデータをワークバッフ
    ァで受信し、受信したイメージデータを加工し、加工し
    たイメージデータを印字バッファに転送し、前記判別手
    段により加工指定なしと判別された場合、ホストコンピ
    ュータからのイメージデータを直接印字バッファで受信
    する処理手段と、 前記印字バッファのイメージデータに基づき印字を行う
    印字手段とを有することを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記加工は、縮小加工を含むことを特徴
    とする請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記加工は、強調印字加工を含むことを
    特徴とする請求項1記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記加工は、ドラフト印字加工を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 前記加工は、分解能の変換加工を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  6. 【請求項6】 加工指定ありか否かを判別する判別ステ
    ップと、 前記判別ステップにより加工指定ありと判別された場
    合、ホストコンピュータからのイメージデータをワーク
    バッファで受信し、受信したイメージデータを加工し、
    加工したイメージデータを印字バッファに転送し、前記
    判別ステップにより加工指定なしと判別された場合、ホ
    ストコンピュータからのイメージデータを直接印字バッ
    ファで受信する処理ステップとを有することを特徴とす
    る印字方法。
  7. 【請求項7】 前記加工は、縮小加工を含むことを特徴
    とする請求項6記載の印字方法。
  8. 【請求項8】 前記加工は、強調印字加工を含むことを
    特徴とする請求項6記載の印字方法。
  9. 【請求項9】 前記加工は、ドラフト印字加工を含むこ
    とを特徴とする請求項6記載の印字方法。
  10. 【請求項10】 前記加工は、分解能の変換加工を含む
    ことを特徴とする請求項6記載の印字方法。
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