JPH08278939A - データ転送方法及びデータ転送装置 - Google Patents

データ転送方法及びデータ転送装置

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JPH08278939A
JPH08278939A JP8144795A JP8144795A JPH08278939A JP H08278939 A JPH08278939 A JP H08278939A JP 8144795 A JP8144795 A JP 8144795A JP 8144795 A JP8144795 A JP 8144795A JP H08278939 A JPH08278939 A JP H08278939A
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JP
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data
buffer memory
transfer
bus
processing unit
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JP8144795A
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Yasumasa Honjo
康正 本城
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MPU・主記憶装置とI/Oとの間のデータ
転送をバッファメモリを介して行なうデータ転送方法及
びデータ転送装置に関し、データを効率的に処理でき、
複数のI/Oの接続が可能となるデータ転送方法及びデ
ータ転送装置を提供することを目的とする。 【構成】 外部バス24の使用を制御する外部LSIバ
ス制御部25にI/OLSI13-1〜13-nからの外部
LSIバス24の使用要求を調停するアービタ25aを
設けることにより複数のI/O LSI13-1〜13-n
の接続を可能とし、データ処理装置12とI/O LS
I13-1〜13-nとの間の転送データを保持するバッフ
ァメモリ22とデータ処理装置12とのデータ転送経路
をデータ処理装置12のMPU14が接続されるMPU
バス20と、主記憶装置15から直接データをDMA転
送する専用のDMAバス21との2系統のバスにより行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ転送方法及びデー
タ転送装置に係り、特に、MPU・主記憶装置とI/O
との間のデータ転送をバッファメモリを介して行なうデ
ータ転送方法及びデータ転送装置に関する。
【0002】近年、複数のI/Oを一つのMPUに接続
し、複数のI/Oを同時に動作させようとする要求があ
る。複数のI/Oを一つのMPUで同時動作させるには
I/Oバッファの必要性が発生する。
【0003】一方、I/Oバッファと主記憶との間はI
/Oの数が増した分、さらに高速なデータ転送を行なう
必要がある。このため、I/Oバッファと主記憶との
間、及びI/Oバッファと複数のI/Oとの間の高速デ
ータ転送が必要となる。
【0004】
【従来の技術】図6に従来のデータ転送装置の一例のブ
ロック構成図を示す。データ転送装置31はデータを処
理するデータ処理装置32とデータ処理装置32で扱う
データを入出力するI/O(入出力)LSI33との間
に設けられ、データ処理装置32とI/O LSI33
との間のデータのDMA転送を行っていた。
【0005】データ処理装置32はデータを処理するM
PU34とMPU34で処理するデータを保持する主記
憶装置35とをDMAコントローラ36を介してMPU
バス37により接続した構成とされていた。データ転送
装置31はデータ処理装置32のMPUバス37により
接続され、I/O LSI33とのデータ転送を制御し
ていた。
【0006】データ転送装置31は転送するデータを保
持するバッファメモリ38を有し、バッファメモリ制御
部39によりバッファメモリ38へのアクセスを制御
し、MPUバス制御部40によりデータ処理装置32と
の接続を制御し、外部LSIバス制御部41によりI/
O LSI33との接続を制御する構成とされていた。
【0007】図7にI/O LSI33からデータ処理
装置32へのデータ転送の動作フローを示す。I/O
LSI33からデータ処理装置32へデータを転送する
場合にはMPU34から図6の(11)の経路でI/O
LSI33に供給されたデータ要求に応じてI/O
LSI33が起動される(ステップS3-1)。
【0008】I/O LSI33はMPU34からのデ
ータ要求に応じて要求されたデータを図6の(12)の
経路でバッファメモリ38にDMA転送し、格納する
(ステップS3-2)。要求データがバッファメモリ38
に格納されると、DMAコントローラ36がバッファメ
モリ38からデータをMPUバス37を介して主記憶装
置35にDMA転送する(ステップS3-3)。
【0009】図8にデータ処理装置32からI/O L
SI33へのデータ転送の動作フローを示す。データ処
理装置32からI/O LSI33へデータを転送する
場合、MPU34から図6の(11)の経路を介してデ
ータ転送要求をI/O LSI33に転送し、I/O
LSI33を起動する(ステップS4-1)。
【0010】次にDMAコントローラ36が主記憶装置
35からバッファメモリ38にMPUバス37を介して
データを転送する(ステップS4-2)。次にI/O L
SI33がバッファメモリ38からデータをI/O L
SI33にDMA転送する(ステップS4-3)。以上の
ように従来のデータ転送装置では主記憶装置35とバッ
ファメモリ38との間のデータ転送はMPUバス37を
介してDMA転送することにより行なわれていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のデー
タ転送装置は1つのI/O装置の接続しか考えられてお
らず、主記憶装置とバッファメモリとのデータ転送はM
PUバスを使用したDMA転送により行なわれていたた
め、複数のI/O装置を接続するとMPUバスの競合が
多く発生し、データ転送速度の低下及びデータ処理効率
の低下を招くので、複数のI/O装置は接続できなかっ
た。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、データを効率的に処理でき複数のI/O装置の接続
が可能となるデータ転送方法及びデータ転送装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。データ処理ユニット1は、データを処理する。主
記憶装置2は、データ処理ユニットで扱うデータを記憶
する。
【0014】データ入出力手段3は、データ処理ユニッ
ト及び該主記憶装置に対してデータを入出力する。デー
タ処理ユニット1及び主記憶装置2と、データ入出力手
段3との間のデータ転送はバッファメモリ4を介して行
なう。このとき、主記憶装置2とバッファメモリ4との
間のデータ転送を専用のバスを用いてDMA転送により
行なう。
【0015】請求項2は、データを処理するデータ処理
ユニットと、該データ処理ユニットで扱うデータを記憶
する主記憶装置と、該データ処理ユニット及び該主記憶
装置に対してデータを入出力するデータ入出力手段とを
有し、該データ処理ユニット及び該主記憶装置と、該デ
ータ入出力手段との間のデータ転送をバッファメモリを
介して行なうデータ転送装置において、前記主記憶装置
と前記バッファメモリとを接続する専用バスラインと、
前記主記憶装置と前記バッファメモリとの間でデータを
前記専用バスラインを用いてDMA転送するDMA転送
手段を有することを特徴とする。
【0016】請求項3は、前記バッファメモリに書き込
むデータを保持するライトバッファを有することを特徴
とする。請求項4は、前記データ入出力手段が複数接続
され、複数のデータ入出力手段のデータ入出力要求を調
停して複数のデータ入出力手段のうち一つのデータ入出
力手段を前記バッファメモリとデータ転送可能とするデ
ータ転送制御手段を有することを特徴とする。
【0017】請求項5は、データを処理するデータ処理
部と、該データ処理部に対してデータを入出力するデー
タ入出力手段とを有し、該データ処理部と、該データ入
出力手段との間のデータ転送をバッファメモリを介して
行なうデータ転送装置において、前記バッファメモリに
書き込むデータを一時保持するライトバッファを有する
ことを特徴とする。
【0018】請求項6は、前記データ入出力手段が複数
接続可能とされ、複数のデータ入出力手段のデータ入出
力要求を調停して複数のデータ入出力手段のうち一のデ
ータ入出力手段を前記バッファメモリとデータ転送可能
とするデータ転送制御手段を有することを特徴とする。
【0019】請求項7は、データを処理するデータ処理
部と、該データ処理部に対してデータを入出力するデー
タ入出力手段を有し、該データ処理部と該データ入出力
手段との間のデータ転送をバッファメモリを介して行な
うデータ転送装置において、前記データ入出力手段が複
数接続可能とされ、複数のデータ入出力手段のデータ入
出力要求を調停して前記複数のデータ入出力手段のうち
一つのデータ入出力手段を前記バッファメモリとデータ
転送可能とするデータ転送制御手段を有することを特徴
とする。
【0020】
【作用】本発明の請求項1によれば、主記憶装置とバッ
ファメモリとの間のデータ転送を専用のバスラインを用
いてDMA転送とすることによりバッファメモリと主記
憶装置との間のデータ転送とデータ入出力手段とデータ
処理ユニットとの間のデータ転送とが競合することがで
きなくなるため、データ転送の遅延を少なくでき、デー
タ転送を高速で行なえる。
【0021】請求項2によれば、DMA転送手段により
主記憶装置とバッファメモリとの間のデータ転送を専用
バスラインを介してDMA転送することができるため、
バッファメモリと主記憶装置とのデータ転送とデータ入
出力手段とデータ処理ユニットとのデータ転送とが競合
することがなくなり、データ転送時の遅延を少なくで
き、データ転送を高速で行なえる。
【0022】請求項3によれば、ライトバッファを設け
ることにより、主記憶装置とバッファメモリ間でDMA
転送を行っているときに、データ処理ユニットからバッ
ファメモリへのデータ転送があったときに、ライトバッ
ファに記憶しておくことにより、データ処理ユニット側
のデータ転送を待機させる必要がなくなるため、効率的
なデータ転送が可能となる。
【0023】請求項4によれば、データ転送制御手段を
設けることにより複数のデータ入出力手段の接続が可能
となり、このとき、DMA転送手段及びライトバッファ
によりデータ転送を効率的に行なえるため、複数のデー
タ入出力手段に対してデータ処理を効率的に行なえる。
【0024】請求項5によれば、バッファメモリに書き
込むデータを保持するライトバッファを設けることによ
りバッファメモリとデータ入出力手段とがデータ転送を
行っているときにデータ処理部からバッファメモリにデ
ータ転送が生じた場合に、データ処理部からのデータを
ライトバッファに書き込んでおき、バッファメモリが空
いたときにライトバッファからバッファメモリにデータ
を転送することにより、データ処理部が待機状態とされ
ることがなくなるため、データ処理部でのデータ処理を
効率的に行なえる。
【0025】請求項6によれば、データ転送制御手段を
設けることにより複数のデータ入出力手段の接続が可能
となり、このとき、ライトバッファを設けることにより
データ処理部でのデータ処理を効率的に行なえるため、
複数のデータ入出力手段からのデータを効率良く処理で
きる。
【0026】請求項7によれば、データ転送制御手段を
設けることにより、複数のデータ入出力手段からのデー
タ入出力要求を調停して一のデータ入出力手段をバッフ
ァメモリとデータ転送可能とすることにより複数のデー
タ入出力手段のデータの処理を一のデータ処理部で順次
行なえる。
【0027】
【実施例】図2に本発明の一実施例のブロック構成図を
示す。本実施例のデータ転送装置11はデータ処理装置
12と、n個の入出力(I/O)LSI13-1〜13-n
との間に接続され、データ処理装置12とn個のI/O
LSI13-1〜13-nとの間のデータ転送を制御す
る。
【0028】データ処理装置12はデータの処理を実行
するMPU14,MPU14で処理すべきデータ及び、
MPU14で処理され、出力すべきデータが格納される
主記憶装置15,主記憶装置15のデータ転送装置11
とのデータDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)転
送を制御するDMAコントローラ16,MPU14での
処理プログラム等が記憶されるROM17,MPU14
の作業領域として使用されるRAM18,MPU14に
対して直接データを入出力する入出力装置19より構成
される。
【0029】MPU14,DMAコントローラ16,R
OM17,RAM18,入出力装置19はMPUバス2
0により互いにデータ転送可能に接続されている。ま
た、主記憶装置15はDMAコントローラ16に接続さ
れ、DMAコントローラ16を介してデータをMPUバ
ス20に転送する。
【0030】さらに、DMAコントローラ16にはデー
タ転送装置11と直接DMA転送を行なうためのDMA
バス21が接続され、主記憶装置15とデータ転送装置
11との間で直接DMA転送が可能な構成とされてい
る。データ転送装置11はデータを保持するバッファメ
モリ22,データの転送を制御するI/Oバッファ制御
部23より構成される。
【0031】バッファメモリ22はDRAM等で構成さ
れ、I/O LSI13-1〜13-nからデータ処理装置
12に供給するデータを保持すると共にデータ処理装置
12からI/O LSI13-1〜13-nに供給するデー
タを保持する。I/Oバッファ制御部23はI/O L
SI13-1〜13-nが接続された外部LSIバス24の
使用を制御する外部LSI制御部25,バッファメモリ
22に対するデータの書き込み、読み出しを制御するメ
モリ制御部26,データ処理装置12のMPUバス20
の使用を制御するMPUバス制御部27,データ処理装
置12のDMAバス21を介してDMAコントローラ1
6と接続され、主記憶装置15とバッファメモリ22と
のMPUバス20を介さない直接的なDMA転送を制御
するDMAバス制御部28より構成される。
【0032】外部LSIバス制御部25は外部バス24
を介してn個のI/O LSI13 -1〜13-nと接続さ
れると共にバッファメモリ制御部26及びMPUバス制
御部27と接続され、内蔵されたアービタ25aにより
I/O LSI13-1〜13 -n,バッファメモリ制御部
26,MPUバス制御部27からの接続要求を調停して
例えば要求順にI/O LSI13-1〜13-n,バッフ
ァメモリ制御部26,MPUバス制御部27に対して外
部バス24の使用許可を与える。
【0033】バッファメモリ制御部26はバッファメモ
リ22,外部LSIバス制御部25,MPUバス制御部
27,DMAバス制御部28と接続されており、各制御
部のバッファメモリ22へのアクセスを制御する。バッ
ファメモリ制御部26にはMPUバス制御部27からの
データを一時保持しておくためのライトバッファ26a
が設けられており、MPUバス制御部27からのデータ
はライトバッファ26aを介してバッファメモリ22に
保持される。
【0034】MPUバス制御部27はMPUバス20,
外部LSIバス制御部25,バッファメモリ制御部26
と接続されており、MPU14からの指示データを外部
LSIバス制御部25を介してI/O LSI13-1
13-nに供給すると共にMPUバス20を介してバッフ
ァメモリ22に対するアクセスを行なう。
【0035】DMAバス制御部28はDMAバス21を
介してDMAコントローラ16と接続されると共にバッ
ファメモリ制御部26に接続され、DMAバス21の使
用を制御して主記憶装置15とバッファメモリ22との
DMA転送を制御する。図3乃至図5に本発明の一実施
例の動作説明図を示す。
【0036】まず、I/O LSI13-1からデータ処
理装置12の主記憶装置15へのデータの転送について
図3,図5と共に説明する。MPU14はI/O LS
I13-1からのデータの要求が発生するとMPUバス2
0を専有してMPUバス制御部27にI/O LSI1
-1へのデータ要求の指示データを転送する。
【0037】MPUバス制御部27はMPU14からの
I/O LSI13-1へのデータ要求指示を受けると外
部LSIバス制御部25に外部バス使用許可を求める。
外部バス制御部25はMPUバス制御部27からの外部
バス使用許可要求とI/OLSI13-1〜13-n及びバ
ッファメモリ制御部26からの外部バス使用許可要求と
の調停を取り、例えば外部バス使用許可要求順に許可を
出す。
【0038】ここで、MPUバス制御部27に対して外
部バス使用許可がおりると、MPUバス制御部27は外
部バス24を介してI/O LSI13-1に対して起動
指示を転送し、I/O LSI13-1を起動させる(ス
テップS1-1,図5経路(1))。
【0039】I/O LSI13-1はMPU14からの
起動指示に応じて起動し、MPU14から要求されたデ
ータを生成し、外部LSIバス制御部25に対して外部
バス24の使用許可要求を発行する。外部LSIバス制
御部25はI/O LSI13-1からの外部バス24の
使用許可要求に対してMPUバス制御部27,バッファ
メモリ制御部26,他のI/O LSI13-2〜13-n
からの外部バス24の使用許可要求との調停を取る。
【0040】外部LSIバス制御部25は例えば、外部
バス24の使用許可要求順に順次使用許可を発行する。
このとき、外部LSIバス制御部25はバッファメモリ
制御部26に対してデータ書き込み要求を発行する。こ
のとき、バッファメモリ制御部26にMPUバス制御部
27及びDMAバス制御部28からのアクセス要求がな
ければ、I/OLSI13-1に対して外部使用許可を発
行する。
【0041】I/O LSI13-1は外部LSIバス制
御部25から外部バス使用許可が発行されるとMPU1
4から要求されたデータを外部バス24を介してバッフ
ァメモリ22にDMA転送する(ステップS1-2,図5
経路(2))。バッファメモリ22にMPU14向けの
データが記憶されると、バッファメモリ制御部26はD
MAバス制御部28にDMAバス21の使用要求を発行
する。
【0042】DMAバス制御部28はバッファメモリ制
御部26からのDMAバス21の使用要求に対してDM
Aバス21が未使用であれば、バッファメモリ制御部2
6に対してDMAバス21の使用許可を発行する。次に
DMAコントローラ16が空きの状態となるとDMAコ
ントローラ16はDMAバス21を介したDMA転送を
発行する。バッファメモリ制御部26はDMAバス制御
部28からのDMAバス21の使用許可に対してバッフ
ァメモリ22からMPU14からの要求データを読み出
す。バッファメモリ22から読み出された要求データは
DMAコントローラ16によりDMAバス21を介して
主記憶装置15にDMA転送され、主記憶装置15に記
憶される(ステップS1-3,図5経路(3))。
【0043】以上により、MPU14からの要求に応じ
たI/O LSI13-1からのデータ処理装置12への
データの転送が完了する。MPU14は要求したデータ
を主記憶装置15から読み出し、必要な処理を実行す
る。次に図4,図5と共にデータ処理装置12からI/
O LSI13-1へのデータの転送について説明する。
【0044】MPU14で処理されたデータは主記憶装
置15に格納される。MPU14はI/O LSI13
-1向けの処理済みデータを主記憶装置15に格納する
と、I/O LSI13-1に対してステップS1-1で説
明したように、データ供給要求指示を転送し、I/O
LSI13-1を起動させる(ステップS2-1,図5経路
(1))。
【0045】次に、MPU14はDMAコントローラ1
6を起動してDMAバス制御部28にDMAバス21の
使用要求を行なう、DMAバス制御部28はDMAコン
トローラ16からDMAバス21の使用要求があると、
バッファメモリ制御部26にバッファメモリ22への書
き込みを要求する。
【0046】バッファメモリ制御部26は他にバッファ
メモリ22へのアクセス要求がなければ、DMAバス制
御部28に書き込み許可を発行する。DMAバス制御部
28はバッファメモリ制御部26から書き込み許可が発
行されると、DMAコントローラ16に対してDMAバ
ス21の使用を許可する。
【0047】DMAバス21の使用が許可されると、D
MAコントローラ16は主記憶装置15からI/O L
SI13-1向けのデータを読み出し、DMAバス21を
介してバッファメモリ22にDMA転送する(ステップ
S2-2,図5経路(3))。I/O LSI13-1はス
テップS2-1で起動されると、外部LSIバス制御部2
5に対して外部バス24の使用を要求する。外部LSI
バス制御部25はI/O LSI13-1からの外部バス
24の使用要求に対して他の使用要求との調停をとっ
て、I/O LSI13-1に対して外部バス24の使用
許可を発行する。このとき、外部LSIバス制御部25
はバッファメモリ26に対してアクセス要求を発行し、
バッファメモリ26に対して他のアクセス要求がなけれ
ば、外部バス24の使用許可をI/O LSI13-1
発行する。
【0048】I/O LSI13-1は外部LSIバス制
御部25からのバス使用許可に対してバッファメモリ2
2に格納されたI/O LSI13-1向けのデータを外
部バス24を介してI/O LSI13-1にDMA転送
する(ステップS2-3,図5経路(2))。
【0049】以上により、データ処理装置12からI/
O LSI13-1へのデータの転送が完了する。本実施
例によれば、外部LSIバス制御部25にアービタ25
aを設け、I/O LSI13-1〜13-nの外部バス2
4の使用要求の調停をとることにより、複数のI/O
LSIの接続が可能となった。
【0050】また、DMAバス21を設け、主記憶装置
15とバッファメモリ22とのDMAデータ転送をMP
Uバス20を使用しないで実現したことにより、MPU
バス20の使用効率を向上させることができ、MPU1
4でのデータ処理を効率的に行なうことができ、したが
って、データ処理及びデータの転送を高速で行なうこと
ができる。
【0051】さらに、ステップS1-2,S1-3,S
-2,S2-3,図5のデータ転送経路(2),(3)で
MPUバス制御部27からバッファメモリ制御部26に
データ書き込み要求があった場合、バッファメモリ制御
部26はMPUバス制御部27からのデータをライトバ
ッファ26aに格納することによりデータ書き込み要求
に対応する。このため、MPUバス制御部27はバッフ
ァメモリ22に対して他の制御部からアクセス要求があ
る場合でもMPUバス20を専有することができるた
め、書き込み要求が許可されるまで待機する必要がなく
なる。したがって、MPUバス20の使用効率を向上さ
せることができ、MPU14によるデータ処理を高速で
行なえる。
【0052】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、主記憶装置とバッファメモリとの間のデータ転送を
専用バスラインを用いてDMA転送とすることによりバ
ッファメモリと主記憶装置との間のデータ転送とデータ
入出力手段とデータ処理ユニットとの間のデータ転送と
が競合することがなくなるため、データ転送の遅延を少
なくでき、データ転送を高速で行なえる等の特長を有す
る。
【0053】請求項2によれば、DMA転送手段により
主記憶装置とバッファメモリとの間のデータ転送を専用
バスラインを介してDMA転送とすることができるた
め、バッファメモリと主記憶装置とのデータ転送とデー
タ入出力手段とデータ処理ユニットとのデータ転送とが
競合することがなくなり、データ転送時の遅延を少なく
でき、データ転送を高速で行なえる等の特徴を有する。
【0054】請求項3によれば、ライトバッファを設け
ることにより、主記憶装置とバッファメモリ間でDMA
転送を行っているときに、データ処理ユニットからバッ
ファメモリへのデータ転送があったときに、ライトバッ
ファに記憶しておくことにより、データ処理ユニット側
のデータ転送を待機させる必要がなくなるため、効率的
なデータ転送が可能となる等の特長を有する。
【0055】請求項4によれば、データ転送制御手段を
設けることにより複数のデータ入出力手段の接続が可能
となり、このとき、DMA転送手段及びライトバッファ
によりデータ転送を効率的に行なえるため、複数のデー
タ入出力手段に対してデータ処理を効率的に行なえる等
の特長を有する。
【0056】請求項5によれば、バッファメモリに書き
込むデータを保持するライトバッファを設けることによ
りバッファメモリとデータ入出力手段とがデータ転送を
行っているときにデータ処理部からバッファメモリにデ
ータ転送が生じた場合に、データ処理部からのデータを
ライトバッファに書き込んでおき、バッファメモリが空
いたときにライトバッファからバッファメモリにデータ
を転送することにより、データ処理部が待機状態とされ
ることがなくなるため、データ処理部でのデータ処理を
効率的に行なえる等の特長を有する。
【0057】請求項6によれば、データ転送制御手段を
設けることにより複数のデータ入出力手段の接続が可能
となり、このとき、ライトバッファを設けることにより
データ処理部でのデータ処理を効率的に行なえるため、
複数のデータ入出力手段からのデータを効率良く処理で
きる等の特長を有する。
【0058】請求項7によれば、データ転送制御手段を
設けることにより、複数のデータ入出力手段からのデー
タ入出力要求を調停して一つのデータ入出力手段をバッ
ファメモリとデータ転送可能とすることにより複数のデ
ータ入出力手段のデータの処理を一つのデータ処理部で
順次行なえる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図5】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図6】従来の一例のブロック構成図である。
【図7】従来の一例の動作説明図である。
【図8】
【符号の説明】
1 データ処理ユニット 2 主記憶装置 3 データ入出力手段 4 バッファメモリ 5 専用バスライン 11 データ転送装置 12 データ処理装置 13-1〜13-n I/O LSI 14 MPU 15 主記憶装置 16 DMAコントローラ 20 MPUバス 21 DMAバス 22 バッファメモリ 23 データ転送制御部 24 外部バス 25 外部LSIバス制御部 26 バッファメモリ制御部 27 MPUバス制御部 28 DMAバス制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図5】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図6】従来の一例のブロック構成図である。
【図7】従来の一例の動作説明図である。
【図8】従来の一例の動作説明図である。
【符号の説明】 1 データ処理ユニット 2 主記憶装置 3 データ入出力手段 4 バッファメモリ 5 専用バスライン 11 データ転送装置 12 データ処理装置 13-1〜13-n I/O LSI 14 MPU 15 主記憶装置 16 DMAコントローラ 20 MPUバス 21 DMAバス 22 バッファメモリ 23 データ転送制御部 24 外部バス 25 外部LSIバス制御部 26 バッファメモリ制御部 27 MPUバス制御部 28 DMAバス制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを処理するデータ処理ユニット
    と、 該データ処理ユニットで扱うデータを記憶する主記憶装
    置と、該データ処理ユニット及び該主記憶装置に対して
    データを入出力するデータ入出力手段とを有し、該デー
    タ処理ユニット及び該主記憶装置と、該データ入出力手
    段との間のデータ転送をバッファメモリを介して行なう
    データ転送方法において、 前記主記憶装置と前記バッファメモリとの間のデータ転
    送を専用のバスを用いてDMA転送することを特徴とす
    るデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 データを処理するデータ処理ユニット
    と、該データ処理ユニットで扱うデータを記憶する主記
    憶装置と、該データ処理ユニット及び該主記憶装置に対
    してデータを入出力するデータ入出力手段とを有し、該
    データ処理ユニット及び該主記憶装置と、該データ入出
    力手段との間のデータ転送をバッファメモリを介して行
    なうデータ転送装置において、 前記主記憶装置と前記バッファメモリとを接続する専用
    バスラインと、 前記主記憶装置と前記バッファメモリとの間でデータを
    前記専用バスラインを用いてDMA転送するDMA転送
    手段を有することを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファメモリに書き込むデータを
    保持するライトバッファを有することを特徴とする請求
    項2記載のデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記データ入出力手段が複数接続され、
    複数のデータ入出力手段のデータ入出力要求を調停して
    複数のデータ入出力手段のうち一つのデータ入出力手段
    を前記バッファメモリとデータ転送可能とするデータ転
    送制御手段を有することを特徴とする請求項2又は3記
    載のデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 データを処理するデータ処理部と、該デ
    ータ処理部に対してデータを入出力するデータ入出力手
    段とを有し、該データ処理部と、該データ入出力手段と
    の間のデータ転送をバッファメモリを介して行なうデー
    タ転送装置において、 前記バッファメモリに書き込むデータを一時保持するラ
    イトバッファを有することを特徴とするデータ転送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記データ入出力手段が複数接続可能と
    され、複数のデータ入出力手段のデータ入出力要求を調
    停して複数のデータ入出力手段のうち一のデータ入出力
    手段を前記バッファメモリとデータ転送可能とするデー
    タ転送制御手段を有することを特徴とする請求項5記載
    のデータ転送装置。
  7. 【請求項7】 データを処理するデータ処理部と、該デ
    ータ処理部に対してデータを入出力するデータ入出力手
    段を有し、該データ処理部と該データ入出力手段との間
    のデータ転送をバッファメモリを介して行なうデータ転
    送装置において、 前記データ入出力手段が複数接続可能とされ、複数のデ
    ータ入出力手段のデータ入出力要求を調停して前記複数
    のデータ入出力手段のうち一つのデータ入出力手段を前
    記バッファメモリとデータ転送可能とするデータ転送制
    御手段を有することを特徴とするデータ転送装置。
JP8144795A 1995-04-06 1995-04-06 データ転送方法及びデータ転送装置 Pending JPH08278939A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6505276B1 (en) * 1998-06-26 2003-01-07 Nec Corporation Processing-function-provided packet-type memory system and method for controlling the same
US6591326B1 (en) 1999-09-28 2003-07-08 Fujitsu Limited Method and information processing apparatus controlling information transfer among a plurality of processors
US8301820B2 (en) 2005-03-31 2012-10-30 Stmicroelectronics Belgium N.V. Direct memory access for advanced high speed bus

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