JPH06337606A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH06337606A
JPH06337606A JP5126655A JP12665593A JPH06337606A JP H06337606 A JPH06337606 A JP H06337606A JP 5126655 A JP5126655 A JP 5126655A JP 12665593 A JP12665593 A JP 12665593A JP H06337606 A JPH06337606 A JP H06337606A
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JP
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rotating body
roller
fixing device
heat roller
pressure
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JP5126655A
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Masahiko Sato
雅彦 佐藤
Yoshiyuki Kimura
祥之 木村
Yuzo Kono
雄三 河野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙詰まりの発生時やメンテナンス時の作業性
の向上を図った定着装置を提供する。 【構成】 内部に熱源を有するヒートローラ3と、この
ヒートローラ3に圧接した加圧ローラ4とを備え、ヒー
トローラ3と加圧ローラ4との間に転写紙を通過させ、
熱と圧力によりトナーを転写紙に定着させる定着装置に
おいて、ヒートローラ3に接触する回転体13と、この
回転体13を支持する支持部材14と、回転体13をヒ
ートローラ3に押圧する加圧機構16とよりなる回転体
ユニット5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PPC、FAX、プリ
ンタ等に用いられる定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内部に熱源を有するヒートローラ
と、このヒートローラに圧接した加圧ローラとを備えた
高速機の定着装置において、それらローラの摩耗の低減
やトナーの離型を促進するためにオイル(離型剤)を塗
布することが行われたり、また、トルクの低減を図るた
めにそれらローラのクリーニングを行う部材として回転
体を用いることが行われている。
【0003】前者のローラにオイルを塗布する例として
は、特開平4−1689号公報に「定着装置」なる名称
で開示されているものがあり、この場合、オイル塗布ロ
ーラを接離させる機構を設けることにより、オイル塗布
量の減少を図っている。また、後者の場合、高CPM
(Copied Per Minute)機は、消費電力が大きい(ヒ
ートローラのワット数も大きなものが必要であり、しか
も、高速であるため機械のトルクも高い)ため省力化は
大きな課題であり、このような意味からもトルク低減の
ために回転体を設けることは有効であると言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高速機において、トナ
ー等の離型剤としては、トナーオフセットの量も多く、
摩耗もしやすいため、接触し続け、しかも、ある程度以
上の加圧をし続ける方が好ましいが、従来の構成におい
てはこのような点を考慮したものとはなっていない。
【0005】また、回転体部材としては、その役割から
オイルを消費しきったり、クリーニング効果が低減する
といった劣化(性能)が発生するものであり、メンテナ
ンスを頻繁に行わなければならず、そのメンテナンス時
間を短縮することはサービスコストや作業性の面を考慮
すると不可欠なことであるが、従来の装置においてはこ
のような点が配慮されているとは言えない。
【0006】さらに、従来の定着装置の構成において
は、回転体はヒートローラに常に接触していないため高
速機には不向きであり、連続使用時(高速機はこのモー
ドが多数を占めている)は転写紙の間隔が狭いため回転
体をヒートローラから離間させる意味がない。しかも、
従来の構成では、部品点数も多く、コスト、組立、サー
ビスといった面で劣っている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、内部に熱源を有するヒートローラと、このヒートロ
ーラに圧接した加圧ローラとを備え、前記ヒートローラ
と前記加圧ローラとの間に転写紙を通過させ、熱と圧力
によりトナーを前記転写紙に定着させる定着装置におい
て、前記ヒートローラに接触する回転体と、この回転体
を支持する支持部材と、前記回転体を前記ヒートローラ
に押圧する加圧機構とよりなる回転体ユニットを設け
た。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、転写紙の通紙方向と直交する着脱方向に
回転体ユニットを保持する係止部材を設けた。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、係止部材に、回転体を押圧した加圧機構
の反力により回転体ユニットの位置決めを行う位置決め
部を設けた。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項2又は3
記載の発明において、係止部材に、その回動中心を回転
体ユニットが離間する力のベクトルの延長線上に位置す
る回動軸を設けた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明においては、回転体ユニッ
トを設けたことにより、頻繁に交換や脱着が行われるオ
イル塗布ユニットやクリーニングユニットの構成を簡素
化し、着脱時の作業性を高め、メンテナンス時間の短縮
化を図ることが可能となる。
【0012】請求項2〜4記載の発明においては、係止
部材を用いて回転体ユニットを確実に保持し、組付け精
度を高めることが可能となる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図4に示すように、定着装置1は、紙詰まりの除去
やメンテナンスを行うために、機械本体2からX方向に
出入れできるようになっている。その定着装置1には、
図1に示すように、内部に熱源を有するヒートローラ3
と、このヒートローラ3に圧接した加圧ローラ4と、回
転体ユニットとしてのオイル塗布ユニット5とが設けら
れている。ヒートローラ3と加圧ローラ4とは、図示し
ない軸受を介して、前側板6と後側板7とに各々支持さ
れている。この場合、前側板6には、オイル塗布ユニッ
ト5を保持するための前側ガイド8と、そのオイル塗布
ユニット5を離間させないための係止部材としてのセッ
トレバー9とが設けられている。一方、後側板7には、
後側ガイド10と、オイル塗布ユニット5の一端に形成
された嵌め込み部11を差し入れるセット穴12とが設
けられている。
【0014】オイル塗布ユニット5は、ヒートローラ3
に接触する回転体としてのオイル塗布ローラ13と、こ
のオイル塗布ローラ13を支持する支持部材としての支
持板14と、スベリ軸受15と、オイル塗布ローラ13
をヒートローラ3に押圧する加圧機構としての加圧部材
16とからなっている。この場合、支持板14の前側
(前側板6側)には、位置決めガイド17と、レバーロ
ック用穴18とが設けられている。レバーロック用穴1
8は、セットレバー9の位置決め部としてのオイル塗布
ユニットストッパ部19に対応している。一方、支持板
14の後側(後側板7側)には、後側板7のセット穴1
2に対応する前述した嵌め込み部11が設けられてい
る。これにより、オイル塗布ユニット5は、前側ガイド
8に位置決めガイド17を沿わせ、オイル塗布ユニット
ストッパ部19をレバーロック用穴18に差し込んで固
定される。
【0015】このような構成において、オイル塗布ユニ
ット5は、図3(a)に示すように、オイル塗布ローラ
13を押圧する加圧部材16の圧力により、常に定着装
置1から離間されるY方向に力がかかっている(なお、
加圧部材16を省き、オイル塗布ローラ13に弾性を持
たせても同様の動作をもたせることができる)。そのY
方向にかかる反力により、オイル塗布ユニットストッパ
部19やセット穴12において、オイル塗布ユニット5
が定着装置1からはずれないような構成となっていると
同時に、オイル塗布ユニット5の位置を確定する役目も
荷なっている。また、オイル塗布ユニット5が定着装置
1にセットされた状態では、後側板7は機械本体2側に
位置しているのに対して、前側板6は引出し方向(X方
向)に示すように、機械本体2から離れる方向に位置し
ているため交換作業等の際に視野にとらえ易く、また、
一旦定着装置1を引出してしまえばその周囲に他の部材
が存在せず扱い易い。
【0016】また、このように前側板6に設けられたセ
ットレバー9をその回動軸としてのレバー軸20を中心
に回動して押し下げることにより、オイル塗布ユニット
5の規制は解除される。図3(b)はそのオイル塗布ユ
ニット5の離間時の様子を示すものであり、加圧部材1
6によるオイル塗布ローラ13の加圧の反力により、オ
イル塗布ユニット5は定着装置1から離間する方向に動
く。しかし、この場合、後側板7側の嵌め込み部11が
セット穴12に差し込まれているため、完全に離間、脱
落することは抑えることができる。
【0017】図2に示すように、オイル塗布ユニット5
はヒートローラ3から離間する方向に力Fを受けている
ため、セットレバー9はオイル塗布ユニット5のセット
時には常にその解除される方向に力Fを受けている。そ
こで、オイル塗布ユニット5が離間される力Fのベクト
ルの延長線上にセットレバー9の回動中心であるレバー
軸20を配置することにより、オイル塗布ユニット5を
確実に保持することができる。なお、レバー軸20を配
置する代わりに、図2に示すように、離間するY方向に
逆らう力を付勢する規制部材21を設けるようにしても
よい。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、内部に熱源を有
するヒートローラと、このヒートローラに圧接した加圧
ローラとを備え、前記ヒートローラと前記加圧ローラと
の間に転写紙を通過させ、熱と圧力によりトナーを前記
転写紙に定着させる定着装置において、前記ヒートロー
ラに接触する回転体と、この回転体を支持する支持部材
と、前記回転体を前記ヒートローラに押圧する加圧機構
とよりなる回転体ユニットを設けたので、頻繁に交換や
脱着が行われるオイル塗布ユニットやクリーニングユニ
ットの構成を簡素化し、着脱時の作業性を高め、メンテ
ナンス時間の短縮化を図ることができるものである。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、転写紙の通紙方向と直交する着脱方向に回
転体ユニットを保持する係止部材を設けたので、回転体
ユニットを確実に保持し、組付け精度を高めることがで
きるものである。
【0020】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、係止部材に、回転体を押圧した加圧機構の
反力により回転体ユニットの位置決めを行う位置決め部
を設けたので、請求項2記載の発明と同様に、組付け精
度を高めることができるものである。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の発明において、係止部材に、その回動中心を回転体
ユニットが離間する力のベクトルの延長線上に位置する
回動軸を設けたので、回転体ユニットを確実に保持する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】定着装置に回転体ユニットを組み込む様子を示
す分解斜視図である。
【図2】回転体ユニットに作用する力の様子を示す側面
図である。
【図3】(a)は回転体ユニットのセット時の様子を示
す側面図、(b)は回転体ユニットのセット解除時の様
子を示す側面図である。
【図4】機械本体から定着装置を引出す際の様子を示す
斜視図である。
【符号の説明】 3 ヒートローラ 4 加圧ローラ 5 回転体ユニット 9 係止部材 13 回転体 14 支持部材 16 加圧機構 19 位置決め部 20 回動軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に熱源を有するヒートローラと、こ
    のヒートローラに圧接した加圧ローラとを備え、前記ヒ
    ートローラと前記加圧ローラとの間に転写紙を通過さ
    せ、熱と圧力によりトナーを前記転写紙に定着させる定
    着装置において、前記ヒートローラに接触する回転体
    と、この回転体を支持する支持部材と、前記回転体を前
    記ヒートローラに押圧する加圧機構とよりなる回転体ユ
    ニットを設けたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 転写紙の通紙方向と直交する着脱方向に
    回転体ユニットを保持する係止部材を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 係止部材は、回転体を押圧した加圧機構
    の反力により回転体ユニットの位置決めを行う位置決め
    部を有することを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 係止部材は、その回動中心を回転体ユニ
    ットが離間する力のベクトルの延長線上に位置する回動
    軸を有することを特徴とする請求項2又は3記載の定着
    装置。
JP12665593A 1993-05-28 1993-05-28 定着装置 Expired - Lifetime JP3187609B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134275A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JP2010134275A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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