JPH0622858Y2 - 加圧用定着ロ−ラの取付構造 - Google Patents

加圧用定着ロ−ラの取付構造

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JPH0622858Y2
JPH0622858Y2 JP3053887U JP3053887U JPH0622858Y2 JP H0622858 Y2 JPH0622858 Y2 JP H0622858Y2 JP 3053887 U JP3053887 U JP 3053887U JP 3053887 U JP3053887 U JP 3053887U JP H0622858 Y2 JPH0622858 Y2 JP H0622858Y2
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Japan
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fixing roller
shaft
pressure fixing
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JP3053887U
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JPS63137375U (ja
Inventor
孝 前川
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三田工業株式会社
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、トナー像を複写紙に定着するための定着ロー
ラ対の一方を構成し、且つ複写紙の巻き付きを防止する
剥離爪が摺接される加圧用定着ローラの複写機本体への
取付構造に関するものである。
従来技術 上記定着ローラ対を有する定着ユニットは、第3図及び
第4図に示す如く、トナー像が転写された複写紙に熱を
加えるための熱ローラ(他方の定着ローラ)7が、軸受
8にて回転自在に支持されており、この熱ローラ7の下
方には、熱ローラ7とで複写紙を挟持し、この複写紙を
加圧するための加圧用定着ローラ9が配備されている。
上記熱ローラ7及び加圧用定着ローラ9の複写紙搬送方
向(矢印6)上流側であって、側板3,3の両側部に
は、熱ローラ7と加圧用定着ローラ9との間に複写紙を
案内するためのガイド板4がピン5にて揺動可能に支持
されており、このガイド板4の先端部4は、この先端
部4の両端部が上記軸受8の下面と当接することで、
熱ローラ7と加圧用定着ローラ9との間付近に位置決め
されている。
上記加圧用定着ローラ9の複写紙搬送方向下流側には、
加圧用定着ローラ9への複写紙の巻き付きを防止するた
めの剥離爪15が配備されており、剥離爪15の先端部
15は、加圧用定着ローラ9の外周面に常時摺接され
ている。
上記加圧用定着ローラ9の斜め下方には、この加圧用定
着ローラ9の表面の汚れを除去するためのクリーニング
ローラ17が配備されており、このクリーニングローラ
17は、上記加圧用定着ローラ9の外周面と接触し、軸
17にて回転自在に支持されている。
そして、上記剥離爪15の複写紙搬送方向下流側には、
定着後の複写紙を複写紙の本体外部へ排出するための排
紙ユニット12が配備されている。
この場合における上記加圧用定着ローラ9の複写機本体
への従来の取付構造Aでは、第3図,第5図及び第6図
に示す如く、加圧用定着ローラ9を回転自在に支承する
軸10(第6図参照)の両端部にこの軸10を支持する
支持部材14のガイド板14の支持孔14に嵌入さ
れる嵌入部10が形成されており、この嵌入部10
の外形寸法hは、軸10の外径寸法dより小径に加工さ
れている。上記軸10上であって、上記嵌入部10
ら矢印24方向にずれた位置には、図示せぬE型止め輪
の嵌入用の溝10がそれぞれ刻設されている。尚、こ
の場合、上記溝10,10の間隔寸法Tは、上記支
持部材14の幅寸法tよりも僅かに大きく設定されてい
る。
上記軸10を保持するための支持部材14は、板状のガ
イド板14,14を連結板14にて一体的に連結
して形成されており、このガイド板14の一端部に
は、上記軸10を支持するための支持孔14が穿設さ
れており、この支持孔14には、軸10の嵌入部10
を嵌入するための開口部14が刻設されている。こ
の場合、支持孔14の内径寸法Dは、上記軸10の外
形寸法dより僅かに大径に、そして開口部14の幅寸
法Hは、上記内径寸法Dより小さく、上記軸10の嵌入
部10の外形寸法hより僅かに大きく形成されてい
る。
更に、ガイド板14の端部には、軸10を支持部材1
4に固定するためのビス11が、支持孔14に貫通し
て螺着されている。
従って、上記加圧用定着ローラ9を支持部材14に装着
する場合には、ガイド板14の開口部14から軸1
0の嵌入部10を嵌入し、この軸10の軸芯に沿って
支持部材14を矢印24方向へずらせる。そして、軸1
0の溝10,10の間に位置決めした後、この溝1
にE型止め輪を嵌入し、更に、上記ビス11を締め
込むことにより、支持部材14に、加圧用定着ローラ9
を支持する軸10が固定される。
上記ガイド板14のほぼ中央部には、前記剥離爪15
に固着されたピン16を固定するための取付孔14
穿設されており、上記ガイド板14の他端部には、装
着用の開口部14を有する取付孔14が穿設されて
いる。
そして、この取付孔14に、前記排紙ユニット12を
構成する排出下ローラ13を回転自在に支持するための
軸13を装着することにより、上記支持部材14に支
持された軸10の加圧用定着ローラ9及び剥離爪15
が、複写機本体に一体的に保持される。
そして、上記剥離爪15の先端部15と加圧用定着ロ
ーラ9との間に複写紙が入り込んだ場合には、熱ローラ
7を上方へ取り除いた後、支持部材14のガイド板14
から加圧用定着ローラ9と共に軸10を取り外すこと
により、複写紙の除去作業が行われる。
従来技術の問題点 ところが、上記取付構造Aにおいては、ガイド板14
から軸10を取り外す場合には、まずガイド板14
ビス11を緩めると共に、軸10の溝10からE型止
め輪を取り外し、更に、軸10に対して支持部材14を
矢印25方向へずらせることにより、この支持部材14
から上記軸10を分離しなければならず、従って、上記
複写紙の除去作業にはかなりの手間が必要とされる。
考案の目的 本考案は、上記事情に鑑みて創案されたものであり、剥
離爪と加圧用定着ローラとの間に入り込んだ複写紙を除
去する場合、この除去作業を簡便に行うことのできる加
圧用定着ローラの取付構造の提供を目的とするものであ
る。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、トナー像を複写紙に定
着するための定着ローラ対の一方を構成し、且つ複写紙
の巻き付きを防止する剥離爪が摺接される加圧用定着ロ
ーラの複写機本体への取付構造において、複写機本体に
設けられた第1の支持部材に、上記加圧用定着ローラを
回転自在に支承する軸を載支し、上記剥離爪を保持し、
上記軸に対して離接可能に支持された第2の支持部材の
当接部を該軸に当接させると共に、この第2の支持部材
を他方の定着ローラの取付け、取外しに応じて揺動する
付勢手段を介して上記第1の支持部材に向かって押圧す
ることにより、上記加圧用定着ローラを複写機本体に保
持することとした点に係る加圧用定着ローラの取付構造
である。
作用・効果 上記したように構成される加圧用定着ローラの取付構造
においては、付勢手段が、剥離爪を保持している第2の
保持部材を加圧用定着ローラの軸を載支している第1の
支持部材に向かって押圧しているので、第1および第2
の支持部材や軸等の寸法精度のばらつきによる第1およ
び第2の支持部材と軸との間のがたつきが防止され、軸
が第1の支持部材と第2の支持部材の間に良好に固定さ
れる。また、第2の支持部材に保持された剥離爪と加圧
用定着ローラとを分離する場合、まず、他の定着ローラ
を取り外すことにより付勢手段を付勢力を解除し、第2
の支持部材の当接部を上記加圧用定着ローラを回転自在
に支承する軸から離間させることにより、剥離爪と加圧
用定着ローラとは容易に分離される。
従って、この剥離爪と加圧用定着ローラとの間に入り込
んだ複写紙と除去する場合、、この除去作業を極めて簡
単に行うことができるのである。
実施例 以下、添付図面を参照して、本考案を具体化した実施例
につき説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施
例は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術
的範囲を限定する性格のものではない。
ここに第1図は本考案の一実施例に係る取付構造を有す
る加圧用定着ローラを具備した定着ユニットの要部構成
図、第2図は上記取付構造の一部を構成する第2の支持
部材の側面図である。
また、第3図及び第5図に示した前記従来の取付構造A
と共通する要素には同一の符号を使用して説明する。
この実施例に係る加圧用定着ローラの取付構造Bでは、
第1図及び第2図に示す如く、複写機本体に設けられた
第1の支持部材20に、加圧用定着ローラ9を回転自在
に支承する軸21を載支し、剥離爪15を保持し、上記
軸21に対して離接可能に支持された第2の支持部材2
2の係合溝(当接部)22を軸21に当接されると共
に、この第2の支持部材22を熱ローラ(他方の定着ロ
ーラ)7の取り付け、取り外しに応じて揺動する付勢手
段Eを介して上記第1の支持部材20に向かって押圧す
ることにより、上記加圧用定着ローラ9が複写機本体に
保持されている。
上記第1の支持部材20は、図示せぬ複写機本体の可能
に取り付けられており、この第1の支持部材20の上端
部には、上記軸21を支持するための半円形状の切欠溝
20が刻設されている。上記第2の支持部材22は、
板状のガイド板22,22を連結板14にて一体
的に連結することにより形成されており、上記ガイド板
22の一端部には、上記軸21の嵌入用の開口部22
を有する上記係合溝22が刻設されている。上記ガ
イド板22の他端部には、装着用の開口部14を有
する取付孔14が刻設されており、前記排出下ローラ
13の軸13に上方より第2の支持部材22を開口部
14から挿入して装着することにより、上記第2の支
持部材22がこの軸13を中心として、上方向へ揺動
可能に配備される。
上記付勢手段Eでは、側板3にピン5にて上方向へ揺動
可能に支持されたガイド板4の下面両端部に、板バネ2
3がそれぞれ固着されており、この板バネ23の先端部
は、上記第2の支持部材22のガイド板22の上端部
に当接している。そして、この板バネ23は、ガイド板
4の先端部4を下方へ押し付ける熱ローラ7の軸受8
によって下方へ付勢され、第2の支持部材22を第1の
支持部材20に向かって押圧している。
つまり、加圧用定着ローラ9を支持する軸21は、上記
第1の支持部材20と第2の支持部材22とで挟持され
ることにより、熱ローラ7の下方に位置決めされてい
る。
取付構造Bは上記したように構成されているため、剥離
爪15の先端部15と加圧用定着ローラ9の外周面と
の間に複写紙が入り込んだ場合には、熱ローラ7を軸受
8と共に取り外し、ガイド板4を上方へ揺動させること
により、第2の支持部材22のガイド板22の上端部
から板バネ23を離間させる。
そして、上記第2の支持部材22を軸13を中心とし
て上方へ揺動させることにより、ガイド板22の係合
溝22と加圧用定着ローラ9の軸21との係合を解除
する。
その結果、上記剥離爪15の先端部15と加圧用定着
ローラ9の外周面との間には、大きな開口部が形成さ
れ、この加圧用定着ローラ9の外周面に巻き付いた複写
紙を容易に取り除くことができる。
更に、上記加圧用定着ローラ9を軸21と共に上記第1
の支持部材20から取り外すことにより、加圧用定着ロ
ーラ9の斜め下方に配備されているクリーニングローラ
17のメンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る取付構造を有する加圧
用定着ローラを具備した定着ユニットの要部構成図、第
2図は上記取付構造の一部を構成する第2の支持部材の
側面図、第3図は従来の取付構造を有する加圧用定着ロ
ーラを具備した定着ユニットの要部構成図、第4図は第
3図におけるC矢視部平面図、第5図は上記従来の取付
構造の一部を構成する加圧用定着ローラの軸を支持する
ための支持部材の側面図、第6図は上記支持部材を加圧
用定着ローラを支持するための軸に装着する場合の手順
を示す説明図である。 (符号の説明) 9……加圧用定着ローラ、15……剥離爪 20……第1の支持部材、21……軸 22……第2の支持部材 22……係合溝(当接部) B……取付構造、E……付勢手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を複写紙に定着するための定着ロ
    ーラ対の一方を構成し、且つ複写紙の巻き付きを防止す
    る剥離爪が摺接される加圧用定着ローラの複写機本体へ
    の取付構造において、複写機本体に設けられた第1の支
    持部材に、上記加圧用定着ローラを回転自在に支承する
    軸を載支し、上記剥離爪を保持し、上記軸に対して離接
    可能に支持された第2の支持部材の当接部を該軸に当接
    させると共に、この第2の支持部材を他方の定着ローラ
    の取付け、取外しに応じて揺動する付勢手段を介して上
    記第1の支持部材に向かって押圧することにより、上記
    加圧用定着ローラを複写機本体に保持することとした加
    圧用定着ローラの取付構造。
JP3053887U 1987-03-02 1987-03-02 加圧用定着ロ−ラの取付構造 Expired - Lifetime JPH0622858Y2 (ja)

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JPS63137375U JPS63137375U (ja) 1988-09-09
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JP3053887U Expired - Lifetime JPH0622858Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02 加圧用定着ロ−ラの取付構造

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JP5339119B2 (ja) * 2008-07-23 2013-11-13 株式会社リコー 用紙搬送装置及び画像形成装置

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