JP2972286B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JP2972286B2 JP2972286B2 JP2169612A JP16961290A JP2972286B2 JP 2972286 B2 JP2972286 B2 JP 2972286B2 JP 2169612 A JP2169612 A JP 2169612A JP 16961290 A JP16961290 A JP 16961290A JP 2972286 B2 JP2972286 B2 JP 2972286B2
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- Japan
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- roller
- cleaning
- cleaning roller
- fixing device
- shaft
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば画像形成装置の定着装置に係り、詳
しくは、ヒートローラとの間で転写紙上のトナーを定着
させる圧接ローラに接して該圧接ローラの外周面を清浄
にするクリーニングローラを有してなる定着装置に関す
る。
しくは、ヒートローラとの間で転写紙上のトナーを定着
させる圧接ローラに接して該圧接ローラの外周面を清浄
にするクリーニングローラを有してなる定着装置に関す
る。
この種の従来の定着装置を第4図の模式図に示す。
同図において、定着装置1aは、装置本体が上部本体10
aと下部本体11aとに上下2分割され、固定側となる下部
本体11aに対して上部本体10aが開閉自在となっている。
そして、トナーを溶融可能の温度に加熱させるヒートロ
ーラ2が上記上部本体10a側に設けられ、上記ヒートロ
ーラ2との間で転写紙を熱圧接し、トナーを溶融定着さ
せる圧接ローラ3が上記下部本体11a側に設けられてい
る。この圧接ローラ3は上部本体10aが下部本体11aに対
し閉止された時、上記ヒートローラ2と接し、該ヒート
ローラ2を押圧するように構成され、トナーを定着する
際に上記ヒートローラ2と共に回転するようになってい
る。
aと下部本体11aとに上下2分割され、固定側となる下部
本体11aに対して上部本体10aが開閉自在となっている。
そして、トナーを溶融可能の温度に加熱させるヒートロ
ーラ2が上記上部本体10a側に設けられ、上記ヒートロ
ーラ2との間で転写紙を熱圧接し、トナーを溶融定着さ
せる圧接ローラ3が上記下部本体11a側に設けられてい
る。この圧接ローラ3は上部本体10aが下部本体11aに対
し閉止された時、上記ヒートローラ2と接し、該ヒート
ローラ2を押圧するように構成され、トナーを定着する
際に上記ヒートローラ2と共に回転するようになってい
る。
そして、上記下部本体11aには、トナー定着後の圧接
ローラ3の外周面の汚れを清浄化するためのクリーニン
グローラ4が、上記圧接ローラ3の外周面に接して設け
られている。上記クリーニングローラ4は、両端が下部
本体11a側に固設されたコイルバネ16によって、上記圧
接ローラ3の軸7に向けて付勢され、上記圧接ローラ3
の外周面を押圧するようになっている。
ローラ3の外周面の汚れを清浄化するためのクリーニン
グローラ4が、上記圧接ローラ3の外周面に接して設け
られている。上記クリーニングローラ4は、両端が下部
本体11a側に固設されたコイルバネ16によって、上記圧
接ローラ3の軸7に向けて付勢され、上記圧接ローラ3
の外周面を押圧するようになっている。
一方、このような圧接ローラ3とクリーニングローラ
4とを圧接させる機構としては、他に、これらを圧接さ
せた状態のままでそれぞれの軸間距離を一定にするよう
に、上記圧接ローラ3とクリーニングローラ4のそれぞ
れの軸を、例えば所定の継手を介して固定するといった
機構が用いられることもある。
4とを圧接させる機構としては、他に、これらを圧接さ
せた状態のままでそれぞれの軸間距離を一定にするよう
に、上記圧接ローラ3とクリーニングローラ4のそれぞ
れの軸を、例えば所定の継手を介して固定するといった
機構が用いられることもある。
尚、上記したようなクリーニングローラ4は使用して
いる間にその外周面の汚れが飽和すると、上記圧接ロー
ラ3の外周面を清浄化することができなくなるため、こ
れを交換する必要がある。
いる間にその外周面の汚れが飽和すると、上記圧接ロー
ラ3の外周面を清浄化することができなくなるため、こ
れを交換する必要がある。
ところが、上記従来の定着装置1aでは、下部本体11a
内のクリーニングローラ4若しくはその近傍を点検・修
理する際や汚れのひどくなったクリーニングローラ4を
交換するに際して、上記クリーニングローラ4を下部本
体11aから取り外さなければならない。その時には、上
記コイルバネ16をクリーニングローラ4から取り外した
り、ひいてはネジ等をはずして下部本体11aから取り外
す必要があった。そのため、上記したようなメンテナン
スを容易に行うことができなかった。また、上記メンテ
ナンス終了後の組立に際しても、これらの組立に手間が
かかるものであった。
内のクリーニングローラ4若しくはその近傍を点検・修
理する際や汚れのひどくなったクリーニングローラ4を
交換するに際して、上記クリーニングローラ4を下部本
体11aから取り外さなければならない。その時には、上
記コイルバネ16をクリーニングローラ4から取り外した
り、ひいてはネジ等をはずして下部本体11aから取り外
す必要があった。そのため、上記したようなメンテナン
スを容易に行うことができなかった。また、上記メンテ
ナンス終了後の組立に際しても、これらの組立に手間が
かかるものであった。
一方、上記圧接ローラ3とクリーニングローラ4のそ
れぞれの軸が上記所定の継手を介して固定されてなる定
着装置においても、上記したようなメンテナンスの前後
に上記継手を取外し、・組付けしなければならず、好適
なものとは言えなかった。
れぞれの軸が上記所定の継手を介して固定されてなる定
着装置においても、上記したようなメンテナンスの前後
に上記継手を取外し、・組付けしなければならず、好適
なものとは言えなかった。
従って、本発明の目的とするところは、圧接ローラの
外周面を清浄にするクリーニングローラに係るメンテナ
ンスを容易に行うことのできる定着装置を提供すること
にある。
外周面を清浄にするクリーニングローラに係るメンテナ
ンスを容易に行うことのできる定着装置を提供すること
にある。
上記目的を達成するために、本発明が採用する主なる
手段は、その要旨とするところが、ヒートローラとの間
で転写紙上のトナーを定着させる圧接ローラに接して該
圧接ローラの外周面を清浄にするクリーニングローラを
有してなる定着装置において、上記クリーニングローラ
を着脱可能に支持する支持部材を、上記圧接ローラの軸
芯に挿嵌して、上記圧接ローラの軸芯廻りに上記クリー
ニングローラの少なくとも離脱位置とクリーニング位置
との間で回動自在に設け、上記クリーニングローラが上
記クリーニング位置にあるとき上記クリーニングローラ
の軸に当接してこのクリーニングローラを上記圧接ロー
ラに向けて付勢し、上記クリーニングローラがクリーニ
ング位置から離れたとき付勢状態を解除する付勢部材を
備えてなる点に係る定着装置である。
手段は、その要旨とするところが、ヒートローラとの間
で転写紙上のトナーを定着させる圧接ローラに接して該
圧接ローラの外周面を清浄にするクリーニングローラを
有してなる定着装置において、上記クリーニングローラ
を着脱可能に支持する支持部材を、上記圧接ローラの軸
芯に挿嵌して、上記圧接ローラの軸芯廻りに上記クリー
ニングローラの少なくとも離脱位置とクリーニング位置
との間で回動自在に設け、上記クリーニングローラが上
記クリーニング位置にあるとき上記クリーニングローラ
の軸に当接してこのクリーニングローラを上記圧接ロー
ラに向けて付勢し、上記クリーニングローラがクリーニ
ング位置から離れたとき付勢状態を解除する付勢部材を
備えてなる点に係る定着装置である。
本発明によれば、クリーニングローラのメンテナンス
に際して、上記クリーニングローラを着脱可能に支持す
る支持部材を、圧接ローラの軸芯に挿嵌して、上記圧接
ローラの軸芯廻りに上記クリーニングローラの離脱位置
まで回転させることにより、上記クリーニングローラを
支持部材から容易に取り外すことができる。その際、上
記クリーニングローラがクリーニング位置から離れた
時、上記クリーニングローラを圧接ローラに向けて付勢
する付勢状態が解除される。そして、上記クリーニング
ローラに係るメンテナンスが終了した後、当該クリーニ
ングローラを上記支持部材に装着してこのクリーニング
ローラを上記クリーニング位置まで回転移動させるだけ
で、付勢部材がこのクリーニングローラの軸に当接して
当該クリーニングローラを上記圧接ローラに向けて付勢
する。従って、上記クリーニングローラにかかるメンテ
ナンスが極めて容易になる。
に際して、上記クリーニングローラを着脱可能に支持す
る支持部材を、圧接ローラの軸芯に挿嵌して、上記圧接
ローラの軸芯廻りに上記クリーニングローラの離脱位置
まで回転させることにより、上記クリーニングローラを
支持部材から容易に取り外すことができる。その際、上
記クリーニングローラがクリーニング位置から離れた
時、上記クリーニングローラを圧接ローラに向けて付勢
する付勢状態が解除される。そして、上記クリーニング
ローラに係るメンテナンスが終了した後、当該クリーニ
ングローラを上記支持部材に装着してこのクリーニング
ローラを上記クリーニング位置まで回転移動させるだけ
で、付勢部材がこのクリーニングローラの軸に当接して
当該クリーニングローラを上記圧接ローラに向けて付勢
する。従って、上記クリーニングローラにかかるメンテ
ナンスが極めて容易になる。
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例
につき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施
例は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術
的範囲を限定する性格のものではない。
につき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施
例は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術
的範囲を限定する性格のものではない。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る定着装置を
示す外観図、第2図は同定着装置の上部本体が開放され
た状態にある時の上記定着装置の概略構成を示す構成
図、第3図は同定着装置の圧接ローラユニットを部分的
に示す斜視図である。
示す外観図、第2図は同定着装置の上部本体が開放され
た状態にある時の上記定着装置の概略構成を示す構成
図、第3図は同定着装置の圧接ローラユニットを部分的
に示す斜視図である。
また、第4図に示した前記従来の定着装置1aと共通す
る要素には、同一の符号を使用すると共に、その詳細な
説明は省略する。
る要素には、同一の符号を使用すると共に、その詳細な
説明は省略する。
本実施例に係る定着装置1は、第1図に示すように、
その装置本体が上部本体10と下部本体11とに2分割して
構成されている。上記上部本体10は上記下部本体11に対
して、該下部本体11の排出ローラ23側が開閉するように
なっている。尚、上記上部本体10は下部本体11側のフッ
ク(不図示)に係止され、下部本体11に対して閉止され
るが、上記フックを外すための開閉レバー19により上記
上部本体10の係止状態が解除されるように構成されてい
る。そして、上記上部本体10を開放する時に、上部本体
10はその上面の開閉用取手17が把持されて開放される。
尚、上記開閉用取手17は、定着装置1が画像形成装置本
体Aの装着口20に挿入される時に該装着口20の上端縁に
当接しないように、ネジリコイル14により常時横倒しの
状態に付勢されている。そして、上記下部本体11側に
は、定着装置1を上記装着口20に対し出し入れするため
の引き出し用取手18が付設されている。
その装置本体が上部本体10と下部本体11とに2分割して
構成されている。上記上部本体10は上記下部本体11に対
して、該下部本体11の排出ローラ23側が開閉するように
なっている。尚、上記上部本体10は下部本体11側のフッ
ク(不図示)に係止され、下部本体11に対して閉止され
るが、上記フックを外すための開閉レバー19により上記
上部本体10の係止状態が解除されるように構成されてい
る。そして、上記上部本体10を開放する時に、上部本体
10はその上面の開閉用取手17が把持されて開放される。
尚、上記開閉用取手17は、定着装置1が画像形成装置本
体Aの装着口20に挿入される時に該装着口20の上端縁に
当接しないように、ネジリコイル14により常時横倒しの
状態に付勢されている。そして、上記下部本体11側に
は、定着装置1を上記装着口20に対し出し入れするため
の引き出し用取手18が付設されている。
次に、第2図に上記定着装置1の上部本体10が下部本
体11に対して軸13を中心に開放された状態を示す。
体11に対して軸13を中心に開放された状態を示す。
同図において、圧接ローラ3の軸7は、下部本体11側
に軸支された軸25を中心に揺動する圧接ローラ支持板12
に支持されている。上記圧接ローラ3は、上部本体10が
下部本体11に対して閉止された時、上記上部本体10側の
ヒートローラ2と接する位置にある。そこで、上記圧接
ローラ3は、上記圧接ローラ支持板12と、下部本体11側
とに係止されたコイルバネ15によって、上記ヒートロー
ル2を押圧するように構成されている。
に軸支された軸25を中心に揺動する圧接ローラ支持板12
に支持されている。上記圧接ローラ3は、上部本体10が
下部本体11に対して閉止された時、上記上部本体10側の
ヒートローラ2と接する位置にある。そこで、上記圧接
ローラ3は、上記圧接ローラ支持板12と、下部本体11側
とに係止されたコイルバネ15によって、上記ヒートロー
ル2を押圧するように構成されている。
そして、第3図を合わせて参照すると、上記圧接ロー
ラ3の軸7の両端には、クリーニングローラ支持板5が
回動自在に挿嵌されている。このクリーニングローラ支
持板5には、上記圧接ローラ3の軸7に向けて長く切り
欠かれた装着溝6が設けられている。この装着溝6は、
クリーニングローラ4の切欠軸8をその長径方向に向け
て挿脱可能に形成されている。そして、上記クリーニン
グローラ支持板5には、下部本体11側に設けられた分離
爪27により圧接ローラ3から分離された転写紙を後続の
送りローラ22に向けて導くためのガイド板24がビス止め
されている。即ち、上記圧接ローラ3,クリーニングロー
ラ支持板5,クリーニングローラ4及びガイド板24等から
圧接ローラユニット5′が構成される。
ラ3の軸7の両端には、クリーニングローラ支持板5が
回動自在に挿嵌されている。このクリーニングローラ支
持板5には、上記圧接ローラ3の軸7に向けて長く切り
欠かれた装着溝6が設けられている。この装着溝6は、
クリーニングローラ4の切欠軸8をその長径方向に向け
て挿脱可能に形成されている。そして、上記クリーニン
グローラ支持板5には、下部本体11側に設けられた分離
爪27により圧接ローラ3から分離された転写紙を後続の
送りローラ22に向けて導くためのガイド板24がビス止め
されている。即ち、上記圧接ローラ3,クリーニングロー
ラ支持板5,クリーニングローラ4及びガイド板24等から
圧接ローラユニット5′が構成される。
上記クリーニングローラ支持板5を上記圧接ローラ3
の軸7の両端に挿嵌することにより、上記圧接ローラユ
ニット5′内で上記クリーニングローラ支持板5やクリ
ーニングローラ4が占める空間を小さくすることがで
き、また上記クリーニングローラ4と上記圧接ローラ5
との並行性を確保することも構造的に容易となるため上
記クリーニングローラ4の上記圧接ローラ5に対するク
リーニング特性を良好にすることができる。しかも、上
記圧接ローラユニット5′としてユニット化を行うこと
により、組み立て、取り付け、取り外しも容易となる。
の軸7の両端に挿嵌することにより、上記圧接ローラユ
ニット5′内で上記クリーニングローラ支持板5やクリ
ーニングローラ4が占める空間を小さくすることがで
き、また上記クリーニングローラ4と上記圧接ローラ5
との並行性を確保することも構造的に容易となるため上
記クリーニングローラ4の上記圧接ローラ5に対するク
リーニング特性を良好にすることができる。しかも、上
記圧接ローラユニット5′としてユニット化を行うこと
により、組み立て、取り付け、取り外しも容易となる。
そして、上記クリーニングローラ4を圧接ローラ3に
向けて押圧するための板バネ9が下部本体11の底部に固
設されている。尚、第2図及び第3図において、上記圧
接ローラユニット5′のクリーニングローラ支持板5は
下部本体11に設けられた当り部26に支持されると共に、
上記下部本体11上部の係止部材(不図示)によって固定
され、図に示す位置にある。従って、この状態におい
て、クリーニングローラ4は、その軸8が板バネ9によ
り圧接ローラ3の軸7に向けて付勢され、装着溝6内を
同方向に摺動して圧接ローラ3の外周面を押圧してい
る。即ち、各図中の破線で示すクリーニングローラ4の
位置がクリーニング位置である。
向けて押圧するための板バネ9が下部本体11の底部に固
設されている。尚、第2図及び第3図において、上記圧
接ローラユニット5′のクリーニングローラ支持板5は
下部本体11に設けられた当り部26に支持されると共に、
上記下部本体11上部の係止部材(不図示)によって固定
され、図に示す位置にある。従って、この状態におい
て、クリーニングローラ4は、その軸8が板バネ9によ
り圧接ローラ3の軸7に向けて付勢され、装着溝6内を
同方向に摺動して圧接ローラ3の外周面を押圧してい
る。即ち、各図中の破線で示すクリーニングローラ4の
位置がクリーニング位置である。
そこで、上記したように構成される定着装置1におい
て、例えばクリーニングローラ4の汚れがひどくなり、
これを交換する必要が生じた場合には、上記定着装置1
が画像形成装置本体Aの装着口20から引き出され、定着
装置1の上部本体10が開放される(第2図)。
て、例えばクリーニングローラ4の汚れがひどくなり、
これを交換する必要が生じた場合には、上記定着装置1
が画像形成装置本体Aの装着口20から引き出され、定着
装置1の上部本体10が開放される(第2図)。
続いて、圧接ローラユニット5′のガイド板24が引き
上げられると、この圧接ローラユニット5′全体が圧接
ローラ3の軸7を中心に図中矢印R方向に回転する。そ
れに伴って、これまで図中破線で示すクリーニング位置
であったクリーニングローラ4が2点鎖線で示す離脱位
置に向けて回転移動する。そこで、上記クリーニングロ
ーラ4に対する上記軸7方向への板バネ9による付勢力
は次第に減少し、当該クリーニングローラ4が板バネ9
から離れた時上記付勢状態が解除される。従って、上記
クリーニングローラ4はその離脱位置においてクリーニ
ングローラ支持板5の装着溝6から容易に取り出され得
る。
上げられると、この圧接ローラユニット5′全体が圧接
ローラ3の軸7を中心に図中矢印R方向に回転する。そ
れに伴って、これまで図中破線で示すクリーニング位置
であったクリーニングローラ4が2点鎖線で示す離脱位
置に向けて回転移動する。そこで、上記クリーニングロ
ーラ4に対する上記軸7方向への板バネ9による付勢力
は次第に減少し、当該クリーニングローラ4が板バネ9
から離れた時上記付勢状態が解除される。従って、上記
クリーニングローラ4はその離脱位置においてクリーニ
ングローラ支持板5の装着溝6から容易に取り出され得
る。
そして、上記クリーニングローラ支持板5から取り外
された汚れの著しいクリーニングローラ4が清浄なもの
と交換される。そして、この清浄なクリーニングローラ
4がクリーニングローラ支持板5の装着溝6に装着され
た後に、上記圧接ローラユニット5′は矢印Rの反対方
向に回転移動される。そして、クリーニングローラ4は
その切欠軸8が板バネ9に当接した後上記クリーニング
位置にセットされる。この時、上記クリーニングローラ
4はその切欠軸8が板バネ9により付勢され圧接ローラ
3の軸7に向けて装着溝6を摺動する。
された汚れの著しいクリーニングローラ4が清浄なもの
と交換される。そして、この清浄なクリーニングローラ
4がクリーニングローラ支持板5の装着溝6に装着され
た後に、上記圧接ローラユニット5′は矢印Rの反対方
向に回転移動される。そして、クリーニングローラ4は
その切欠軸8が板バネ9に当接した後上記クリーニング
位置にセットされる。この時、上記クリーニングローラ
4はその切欠軸8が板バネ9により付勢され圧接ローラ
3の軸7に向けて装着溝6を摺動する。
上記したように、本実施例に係る装着装置1によれ
ば、クリーニングローラ4の交換や点検・修理に際し
て、圧接ローラユニット5′全体を圧接ローラ3の軸7
廻りに回転させて上記クリーニングローラ4をそのクリ
ーニング位置から離脱位置まで移動させるだけで、上記
クリーニングローラ4を圧接ローラユニット5′から極
めて容易に取り外すことができる。そのため、従来のよ
うにクリーニングローラを支持するバネや所定の継手の
取外し・取付けの手間が省略され、上記クリーニングロ
ーラに係るメンテナンスを容易に行うことができる。
ば、クリーニングローラ4の交換や点検・修理に際し
て、圧接ローラユニット5′全体を圧接ローラ3の軸7
廻りに回転させて上記クリーニングローラ4をそのクリ
ーニング位置から離脱位置まで移動させるだけで、上記
クリーニングローラ4を圧接ローラユニット5′から極
めて容易に取り外すことができる。そのため、従来のよ
うにクリーニングローラを支持するバネや所定の継手の
取外し・取付けの手間が省略され、上記クリーニングロ
ーラに係るメンテナンスを容易に行うことができる。
しかも、上記定着装置1では、上記クリーニングロー
ラ支持板5を上記圧接ローラ3の軸7の両端に挿嵌する
ことにより、上記圧接ローラユニット5′内で上記クリ
ーニングローラ支持板5やクリーニングローラ4が占め
る空間を小さくすることができ、また上記クリーニング
ローラ4と上記圧接ローラ5との並行性を確保すること
も構造的に容易となるため上記クリーニングローラ4の
上記圧接ローラ5に対するクリーニング特性を良好にす
ることができる。しかも、上記圧接ローラユニット5′
としてユニット化を行うことにより、組み立て、取り付
け、取り外しも容易となる。
ラ支持板5を上記圧接ローラ3の軸7の両端に挿嵌する
ことにより、上記圧接ローラユニット5′内で上記クリ
ーニングローラ支持板5やクリーニングローラ4が占め
る空間を小さくすることができ、また上記クリーニング
ローラ4と上記圧接ローラ5との並行性を確保すること
も構造的に容易となるため上記クリーニングローラ4の
上記圧接ローラ5に対するクリーニング特性を良好にす
ることができる。しかも、上記圧接ローラユニット5′
としてユニット化を行うことにより、組み立て、取り付
け、取り外しも容易となる。
尚、上記した実施例において、クリーニングローラ4
は図中(第2図)に示すクリーニング位置と離脱位置と
の間で回転移動するように構成したが、特に、2点鎖線
で示すクリーニングローラ4の離脱位置に関しては、当
該クリーニングローラ4のクリーニングローラ支持板5
に対する着脱動作が支障を来さない位置に設定すれば良
い。
は図中(第2図)に示すクリーニング位置と離脱位置と
の間で回転移動するように構成したが、特に、2点鎖線
で示すクリーニングローラ4の離脱位置に関しては、当
該クリーニングローラ4のクリーニングローラ支持板5
に対する着脱動作が支障を来さない位置に設定すれば良
い。
本発明によれば、ヒートローラとの関で転写紙上のト
ナーを定着させる圧接ローラに接して該圧接ローラの外
周面を清浄にするクリーニングローラを有してなる定着
装置において、上記クリーニングローラを着脱可能に支
持する支持部材を、上記圧接ローラの軸芯に挿嵌して、
上記圧接ローラの軸芯廻りに上記クリーニングローラの
少なくとも離脱位置とクリーニング位置との間で回動自
在に設け、上記クリーニングローラが上記クリーニング
位置にあるとき上記クリーニングローラの軸に当接して
このクリーニングローラを上記圧接ローラに向けて付勢
し、上記クリーニングローラがクリーニング位置から離
れたとき付勢状態を解除する付勢部材を備えてなること
を特徴とする定着装置が提供される。それによって、圧
接ローラに対するクリーニングローラの着脱動作が容易
になされ得る。その結果、上記クリーニングローラにか
かるメンテナンスを容易に行うことができる。
ナーを定着させる圧接ローラに接して該圧接ローラの外
周面を清浄にするクリーニングローラを有してなる定着
装置において、上記クリーニングローラを着脱可能に支
持する支持部材を、上記圧接ローラの軸芯に挿嵌して、
上記圧接ローラの軸芯廻りに上記クリーニングローラの
少なくとも離脱位置とクリーニング位置との間で回動自
在に設け、上記クリーニングローラが上記クリーニング
位置にあるとき上記クリーニングローラの軸に当接して
このクリーニングローラを上記圧接ローラに向けて付勢
し、上記クリーニングローラがクリーニング位置から離
れたとき付勢状態を解除する付勢部材を備えてなること
を特徴とする定着装置が提供される。それによって、圧
接ローラに対するクリーニングローラの着脱動作が容易
になされ得る。その結果、上記クリーニングローラにか
かるメンテナンスを容易に行うことができる。
また、圧接ローラの軸芯に支持部材が挿嵌されるた
め、上記支持部材やクリーニングローラが占める空間を
小さくして装置の小型化を図ることができ、また上記ク
リーニングローラと上記圧接ローラとの並行性を確保す
ることも構造的に容易となるため上記クリーニングロー
ラの上記圧接ローラに対するクリーニング特性を良好す
ることができる。しかも、上記圧接ローラ、支持部材、
クリーニングローラ等を一体的なユニットとして構成し
易くなり、クリーニングローラの着脱のみならず、上記
ユニットとしても、組み立て、取り付け、取り外しが容
易となる。
め、上記支持部材やクリーニングローラが占める空間を
小さくして装置の小型化を図ることができ、また上記ク
リーニングローラと上記圧接ローラとの並行性を確保す
ることも構造的に容易となるため上記クリーニングロー
ラの上記圧接ローラに対するクリーニング特性を良好す
ることができる。しかも、上記圧接ローラ、支持部材、
クリーニングローラ等を一体的なユニットとして構成し
易くなり、クリーニングローラの着脱のみならず、上記
ユニットとしても、組み立て、取り付け、取り外しが容
易となる。
第1図は本発明の一実施例に係る定着装置を示す外観
図、第2図は同定着装置の上部本体が開放された状態に
ある時の上記定着装置の概略構成を示す構成図、第3図
は同定着装置の圧接ローラユニットを部分的に示す斜視
図、第4図は本発明の背景の一例となる従来の定着装置
の概略構成を示す模式図である。 〔符号の説明〕 1,1a……定着装置 2……ヒートローラ 3……圧接ローラ 4……クリーニングローラ 5……クリーニングローラ支持板 5′……圧接ローラユニット 6……装着溝 7……軸 8……切欠軸 9……板バネ
図、第2図は同定着装置の上部本体が開放された状態に
ある時の上記定着装置の概略構成を示す構成図、第3図
は同定着装置の圧接ローラユニットを部分的に示す斜視
図、第4図は本発明の背景の一例となる従来の定着装置
の概略構成を示す模式図である。 〔符号の説明〕 1,1a……定着装置 2……ヒートローラ 3……圧接ローラ 4……クリーニングローラ 5……クリーニングローラ支持板 5′……圧接ローラユニット 6……装着溝 7……軸 8……切欠軸 9……板バネ
Claims (1)
- 【請求項1】ヒートローラとの間で転写紙上のトナーを
定着させる圧接ローラに接して該圧接ローラの外周面を
清浄にするクリーニングローラを有してなる定着装置に
おいて、 上記クリーニングローラを着脱可能に支持する支持部材
を、上記圧接ローラの軸芯に挿嵌して、上記圧接ローラ
の軸芯廻りに上記クリーニングローラの少なくとも離脱
位置とクリーニング位置との間で回動自在に設け、上記
クリーニングローラが上記クリーニング位置にあるとき
上記クリーニングローラの軸に当接してこのクリーニン
グローラを上記圧接ローラに向けて付勢し、上記クリー
ニングローラがクリーニング位置から離れたとき付勢状
態を解除する付勢部材を備えてなることを特徴とする定
着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2169612A JP2972286B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2169612A JP2972286B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457085A JPH0457085A (ja) | 1992-02-24 |
JP2972286B2 true JP2972286B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=15889726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2169612A Expired - Fee Related JP2972286B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2972286B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP2169612A patent/JP2972286B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0457085A (ja) | 1992-02-24 |
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