JPS59105668A

JPS59105668A - 定着装置

Info

Publication number: JPS59105668A
Application number: JP21540082A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Kurotaka; 重夫黒高
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1982-12-10
Filing date: 1982-12-10
Publication date: 1984-06-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、複写機における、ローラ間の圧接解除機構を
倫えた熱ローラ定着装置、詳し、くけ定着装置全構成す
る定着ローラ支持手段と加圧ローラ支持手段とを別個・
独立に構成して支持手段の一方に、そのローラの回転軸
に対し直角方向の軸の周りに揺動・係止を可能とする手
段？：施すことにより、両ローラ間を圧接および離隔・
分離することができる定着装置に関する。

従来技術）軍機の定着装置内に詰った転写紙の除去処理全行うた
め、定着装置を構成するローラ間の圧接解除、またはロ
ーラ手動回転ノブを設けたものは従来公知である。

′＝また、剥離爪が排紙ガイド、排紙ローラと一体とな
って定着ローラから後退し、ジャム紙の除去処理を行う
もの（たとえばｑ′！ｊ開昭５７−６６４６２号公報参
照）、さらに、却雑なジャム紙の除去処理あるいはメン
テナンス（部品交換１清掃）のため、定着装置を器械本
体から取外して、ジャム紙の除去、メンテナンスを容易
にする構造としたもの（たとえば特開昭５７−６７５号
分報参照）等々ＩｆＣＪ：Ｉ）、ジャム紙の除去あるｂ
はメンテナンスの容易化が図られてきた。

しかしなから、ローラ間の圧カ倣除またはローラ手動回
転ノブを設けた方式は、ジャム紙の除去の際、定着ロー
ラに転写紙上の未定着トナーが定着不良となって、付着
する。また、複雑なジャムの除去が困難で、その為のス
ペースが無い欠点がある。

さらに、剥離爪が排紙カイト、排紙ローラと一体となっ
て定着ローラから後退する方式の場合は上記、定着ロー
ラの汚れ防止の解決はでき々い。

定着ローラ通過後のジャムについては、ジャム紙除去の
スペースは確保できたが、たとえば定着ローラ前でジャ
ムした転写紙の除去とか、ローラに巻付いたジャム紙の
除去を考えるとスペースは未だ充分とは云え々い。

目　　　　　的本発明装置は、上述従来装置における欠点に鑑みて創出
されたものであって、定着装置ケ構成する定着ローラ支
持手段と加圧ローラ支持手段とを別個・独立に構成して
、定着ローラを加圧ローラに対し相互にその回転軸間距
離を離隔せしめることにより、ジャム紙除去の際のスペ
ースを充分に大きく与え、未定着画像が定着ローラ周面
に接触しないようにして定着ローラの汚れるの全防ぎ、
また、ジャム紙の除去を容易にする。さらに、メンテナ
ンスの容易化のため、定着ローラ支持手段全器械から簡
単に取外せる構成として、定着ローラ、加圧ローラの清
掃、交換、さらには剥離爪。

クリーニング１１５１および温度検知部材等々の交換が
簡単にできる定着装置を提供しようとするものである。

本発明装置が採用した定着ローラ支持手段と加圧ローラ
支持手段とを各々独立・別個に構成し、手動解除手段に
より定着ローラ支持手段をその回転軸に直角方向の軸の
周りに揺動可能にして、加圧ローラ支持手段より離隔せ
しめ、また脱着可能にした方式は、この種７ｙ写機にお
ける定着装置として新規技術であって、これによって、
前記、従来装置で説明し７た欠点をことごとく解決する
ことができた。

構　　成本発明装置は、複写機におけるローラ定着装置で漆って
、前記定着装置を構成する定着Ｉ３−ラ支持手段と加圧
ローラ支持手段とを各別体に形成し、前記各手段にはそ
れぞれその支承するローラの回転軸方向一端部に、相互
に係脱自在で、かつ保合時には前記ローラ回転軸に苅し
直角方向軸の周シに支持手段が揺動可能な引掛け・係止
部拐を、また、ローラ回転軸方向他端部には相互に係脱
機構を設けたものよりなｐｌその詳細は以下に述べる本
発明装置の一実施例（によって明らかにする。

実施例１第１゜図は、本発明装置の正面略図であって、１は、定
着ローラ、２は、定着ローラ内に配置されたヒータ、３
は、ヒータの長手方向両端を支えるヒータ支持部制、４
は、定着ローラ周面に接近して設置され、定着ローラの
表面温度を検知し、ヒータの通電を制御してローラ表面
温度が所定湿度を維持するようにコントロールする検知
部材、通常ザーミスタなどが使用される。５け、クリー
ニング部材で、定着ロー２周面に接触して設すられ、同
周面に付着したトナーを拭をるもので、フェルト等の熱
伝導率の低い材料からな９、断熱効果を有する。６は、
定着完了後のトナー像を有する転写紙を定着ローラ１か
ら剥離・誘導する剥離爪で定着ローラ周面にその先端が
接して設けられている。７け、定着ローラ軸受８を弁し
て定着ローラをその両端で支持する定着ローラ支持側板
で、熱伝導率の１戊いプラスチック等の断熱利で形成さ
れる。９け、定着ローラ支持側板を両端で固定し、その
断面形状が定着ローラの周縁を囲み、かつ転写紙の搬送
ガイドケ兼用するヌテー、１０は、定着したトナー像葡
有する転写紙を器械本体外へ排出する十排紙ローラ、１
１は、定着ローラの一端に耶付けられ、本体からの駆動
力を伝達するギヤ、１２け、上記各部制により構成され
た定着ローラ支持手段を囲む定着カバーである。

また、１．３は、定着ローラ１に接離可能に支承され、
通常は定着ローラに圧接して配置される加圧ローラ、１
４は、加圧ローラ１３の両端を軸受１５と共に支持する
加圧レバーで、その一端は後記加圧ローラ支持側板に軸
支され、他端は加圧用スプリング１６に支えられて下か
ら押上げられ、加圧レバー、軸受１５を介して、加圧ロ
ーラ１３を定着ローラ１に押圧する。１７は、加圧スプ
リング１６の直上で前記加圧レバーの他端上側に位置し
て軸支され　た圧解除部材で、カム形状ｔなし、通常は
加圧レバー１４に対して非接触状態にある（このときス
プリング１６の働きで加圧レバー１４を介して加圧ロー
ラ１３を定着ローラ１に圧接している）が、これを軸支
部の周りに９０°、図で時計方向に回転すると、その状
態でカムが加圧レバー１４の他端部を下方に押下げて加
圧スプリング１６を圧縮すると共に、加圧ローラ１３を
定着ローラから離し、両ローラ間の圧を解除する。

１８は、前記上排紙ローラ１０に対応接角申して配置さ
れた下排紙ローラ、１９は、下排紙ローラ１８の一端に
を付た同ローラ駆動ギヤ、２０は、加圧ローラ１３の一
端に取付けられ、下排紙ロー２１８にその回転を伝達す
る加圧ローラギヤで、２１は、ギヤ１９および２０の間
を継ぐ中間ギヤである。

前記、定着ローラ１の一端に取付けられ本体からの駆動
力λを伝達する駆動ギヤ１１によシ、定着ローラ１は時
計方向に回転するが、これに圧接する加圧ローラ１３は
反時計方向に回転するので、その一端に敞付けたギヤ２
０、中間ギヤ２１およびギヤ１９を介して、下排紙ロー
ラ１８は反時計方向し、転写紙は定着ローラを通過した
後排紙ローラにより、本体外へわト出される。

２２は、本体に固定され、上記部拐１３乃至２１を支承
する加圧ローラ支持側板で、前記、定着ローラ支持側板
７と同様に熱伝導率の低いプラスチックなどの断熱制料
で形成されている。々お、前記定着ローラ支持手段に対
し、部拐１３乃至２２から構成される手段を加圧ローラ
支持手段とする。

そのほか、２３は、上ハウジング、２４は、下・・ウジ
ング、３３は転写紙を定着装置に導くためのガイド板、
３４は、定着ローラ部材と排紙ｏ　−ラとの間の転写紙
を案内するガイド板である。第２図を参照して、同図は
第１図示の装置の側面１２１を示すもので、第１図の場
合と同一符号を付した部利は同図で説明したとおシもの
である。

２３および２４は十ハウジングおよび下ノ・ウジングで
複写機の箱体の一部を構成し、両者は器械の後部、図示
のもので右端の接触点を支点として時計方向に回動可能
に係止され、前側からみて上ハウジングが開閉可能に保
持されている。

２５け、器械本体の後端部で、定着ローラ支持手段と加
圧ローラ支持手段＆ｆｆｉ互に回動可能に結合するため
の定着ローラ支持側板７の一部を延長して形成した引掛
は部材で、上向き半円形の受部を備えるもの、２６は、
引掛は部材を前記のとおり係止するため加圧ローラ支持
側板２２に設けた係止部相、２７は、器械本体の前部に
おいて定着ローラ支持手段に軸着し、定着ローラと加圧
ローラとの圧を維持するための引掛部材で、での−・端
に係止部材２８と係止する鍵形を成形し、他端には解除
レバー２８全備える。係止部材２８は加圧ローラ支持側
板２２に固定され、前記引掛は部材と係合することによ
り、定着ローラ支持手段と加圧ローラ支持手段は器械本
体の両端で、加圧状態全維持して結合可能となる。

通常は、この状態で定着装置としての機能が果されてい
るが、ジャム紙除去作業の必要が生じたときは、第３図
を参照して、捷ず、前記、圧解除部材１７に９０°時計
方向に回転し、カムの形状により加圧レバー１４を介し
て加圧スプリング１６を圧縮し、定着ローラ１．加圧ロ
ーラ１３間の圧を解除する。この際、圧解除は器械前部
のみとすることにより、手動による圧解除に大きな操作
力を必要としなか。

次に、引掛は部材２７の延長上に設けた解除レバー２９
を押す（第４図参照）と、上述の片側解除手段が解放さ
れ、定着ローラ１が加圧ローラ１３に７Ｊ　して、引掛
は部材２５．係止部制２６を支点として、器械後部に設
けた加圧スプリング１６に基く加圧力により僅かに離間
し、引掛は部材２７は係止部材２８から外される。した
がって、前記部１’　Ｉ乃至１１により構成される定着
ローラ支持手段は部材２５．２６ｉ支点としてローラ軸
に対し直角方４向の軸の周シに手動で回動させることが
でき、これによって定着ローラ支持手段を加圧ローラ支
持手段に苅して離間させ、ジャム紙除去作業を容易に行
うことができる。

次に、定着装置を通常の状態に戻すには、前記定着ロー
ラ支持手段の一端（器械後部）を支点として、他端（器
械前部）を加圧ローラ支持手段に再セントする。この際
、両ローラ支持側板に設けた凹凸形状が揚上ノド時の相
互位置案内として働き、引掛は部材２７はバネ部材３ｏ
の弾力により、係止部材２８に係止される。その後、圧
解除部材１７を第３図で反時計方向に９０°回転してカ
ムを加圧スプリング１６の圧縮状態から解放し、両ロー
ラ間を加圧状態に戻す。

圧解除部材１７は、その延長上に圧解除ノブ３１が設け
てあり、部材１７が加圧スプリング１６の圧縮を解除し
た状態即ち常態において、圧解除ノブ１３け上述解除Ｉ
ツバ−２９の下側近接位置を占め、圧解除部材１７全回
動してスプリング１６を圧縮し、その解除ノブ３１が解
除レバー２９の下側位置から離れて、解除レバー２９の
操作が自由にならない限９、解除レバー即ち、引掛は部
＠２７を係止部材２８から外すことができないような構
成としである。

これによって、解除レバー２９が、両ローラの間に加圧
状態が存在している限り、部材２８から外れることのな
いよう、誤操作防止対策とする。

また、両ローラ間の圧幌除のため、解除ノブ３１を第３
図で時計方向に９００回転した才までは、ノブ３１がハ
ウジング２３の縁につがえて上ハウジング２３が下ハウ
ジング２４に再セットできない配置とし、圧解除操作ミ
ヌの発生を防止して因る（第５図参照）。

次に、必要に応じてメンテナンス（部品交換・清掃）ケ
するときけ、前記一連の解除操作により定着ローラ支持
手段ケ加圧ローラ支持手段から手動換作により離間した
後、器械本体の後部の定着ローラ支持手段と加圧ローラ
支持手段とを回動可能に結合する定着ローラ支持側板の
延長引掛は部材２５を係止部月２６から外して、前記部
材１乃至１１で構成する定着ローラ支持手段を加圧ロー
ラ支持・１段からを外すことができる。

第２図を参照して、バネ部材３２は回動可能に結合する
部、ｌ’２５．２６’（ｌｒ上から抑えて保持する加圧
ローラ１３け、ガイド板３３．３４に取外すことによっ
て、軸受１５からその１１取出すことができる。

定着ローラ１は、ヒータ２を取外してから軸受８を外せ
ば容易に取外せる。また、剥離爪６．クリーニング部材
５．湿度検知部材４等々も定着カバー１２ケ外すことな
く簡単に耶出せる。

効　　果以上のとおりであるから本発明装置は、ジャム紙の除去
が定着ロー２１を加圧ローラ１３に対して相互に回転軸
間を離間せしぬる手動解除手段を施すことにより、定着
ローラを未定着トナーで汚すことなく、容易かつ速かに
できる。

また、定着ローラを回転可能に支持する定着ローラ支持
手段が加圧ローラ支持手段と別個・独立に構成され、上
記手動解除手段により定着ローラ支持手段が複写機本体
から容易に殿外すことができるので、メンテナンス（部
品交換、清掃）が簡単である。

。　４、図面の簡単な説明第１図は、本発明装置の正面略図、第２図は、同装置の
要部側面図、第３図は第１図と同じ正面図であって、両
ローラ間の加圧状態を解除する部材を操作し、定着ロー
ラ、加圧ローラ周面を離間させたところを示す。第４図
および第５図は、本発明装置の側面ｌネ１の一部であっ
て、第４図は、解除１／バ一’ｔｆＰ作して、引掛は部
材を係止部材から外した状態、第５図は、圧解除部材を
操作した場合Ｖておける解除ノブの位置を示す図である
。

１・・定着ローラ、２・・・ヒータ、４・・・温度検知
部材、７・・定着ローラ支持側板、８・・・定着ローラ
軸受、１０・・上排紙ローラ、１１・・駆動ギヤ、１３
・・・加圧ローラ、１４・・・加圧レバー、１５・・・
加圧ローラ軸受、１６・・・加圧スプリング、１７・・
・圧解除部イ」、１８・・・下排紙ローラ、１９・・・
駆動ギヤ、２０・・・加圧ローラギヤ、２１・・・中間
ギヤ、２５゜２７　・引掛は部材、２６．２８・・・係
止部材、２９・・・解除レバー、３０．３２・・・バネ
部材、３１・・・解除ノブ。

代理人　弁理士　今　　　　誠

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　回転軸を互に平行に設けて、相互の周面ケ圧
接して回転するよう軸支された定着ローラと加圧ローラ
とからなる定着装置において、ローラを各別に支持する
定着ローラ支持手段と加圧ローラ支持手段とが、互に別
個・独立に構成されて成ることを特徴とする複写機の定
着装置。
（２）定着ローラ支持手段と加圧ローラ支持手段とが、
ローラ１．ｃ＋１転軸力向一端側で、前記軸と直角方向
の軸の周りに互に回動可能に、かつ係脱可能に係合し、
前記支持手段の他端側には、相互に係脱自在な引掛け・
係止部材ｋｍして成ることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の定着装置。
（３）定着ローラ支持手段に軸支される定着ローラ周面
に灼して、加圧ローラ孕圧接し、または圧接を解除する
ための加圧レバーおよび圧解除手段を、加圧ローラ支持
手段に設けて成る特許請求の範囲第２項記載の定着装置
。
（４）ローラ支持手段における相互に係脱自在な引掛け
・係止部材は、圧解除手段を操作し、て定着ローラに対
する加圧ローラの圧接力を解除し、たときのみ離脱操作
が可能であシ、また、圧解除手段を操作して加圧ローラ
の圧接力を解除した状態では、ハウジングを閉釧するこ
とかできないよう構成して成る特許請求の範囲第３項記
載の定着装置。