JPS5850566A - 定着ロ−ラのクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、定着ローラのクリーニング装置に関する。

電子写真複写機の定着装置として広く用いられている熱
ローラ定着装置では、定着時定着ローラの表面にオフセ
ットによりトナーが転着ル、又ローラ表面にはオフセッ
ト防止液が塗布される関係−ヒゴミ等が付着するので、
その都度これを除去することが必要である。従来このク
リーニング装置として一般に用いられている方式は定着
ローラの上方から定着ローラにフェルト等のクリーニン
グパッドを押圧し、定着ローｊの回転により定着ローラ
表面をぬぐい取るものであるが、この方式の従来の装置
においては、クリーニングパッドの清掃交換のためりＩ
Ｊ、ユングバッドを取出す際、定着器筐体にクリーニン
グパッド支持部材ケ取付ける止めネジを取外し上方に取
除くようになってぃる。しかし、この止めネジび取外し
等の作業は定着器が高熱の場合作業が困難で又危険を伴
う。又交換時パッドと定着ローラとが離れる際パッド表
面に付着していたトナーやゴミ等が一部こほれ落ちるこ
とが避けられず、パッドを定着ローラの上方に取り去る
関係上、こぼれ落ちたトナーやゴミトま再び定着ローラ
、あるいは他の送りローラ、記録紙搬送ガイド面等の土
に落ち、定着ローラその他の部分に付着し、装置及び記
録紙表面を汚染する原因となっていた。

この発明は、従来の定着ローラのクリーニング装置の上
述の欠点を除去したクリーニング部材の清掃交換のため
の装置への着脱が容易かつ安全であり、脱着時にクリー
ニング部材に付着していたトナーやゴミ等の落こぼれに
よる装置及び記録紙の汚染を生ずることのないクリーニ
ング装置全提供することを目的とする。

以下、本発明をその実施□例を示す図面にもとすいて詳
細に説明する。

第１図に示す本発明の実施例において、定着ロラ１と加
圧ローラ２とが圧接可能に設けられており、未定着の記
録紙Ｓは用紙搬送ガイド１０に案内されて上記両ローラ
間牙通過する際、記録紙Ｓ土のトナーが加熱、加圧され
記録紙上に定着される。

定着ローラｌの表面をクリーニングするクリーニング部
材としてはフェルト等の材料で作られたクリーニングパ
ッド３と、金属か合成樹脂等の弾性板で作られたクリー
ニングブレード４とが用いられ、こｔＬらのＩＩはクリ
ーニングパッド）７Ｌ／−ム５ａに一体的に取付けられ
てクリーニングユニット５を構成している。クリーニン
グユニット５は、定着器筐体に設けられた支点ａｆ：中
心にある範囲の間回動自在な概ねＬ字形断面を有する支
持部材６の両辺に支承されている。該支持部材６は比較
的弱い引張りばね７によって、常時クリーニングユニッ
ト５のクリーニング部材３，４が定着ローラ１から離間
する方向に付勢されている。

一方、クリーニングユニット５のクリーニング部材３．
４を定着ローラｌに押圧するため定Ｍ器筐体とクリーニ
ングユニット５との間に後述する解除レバー８の作用端
１１を介して抑圧用圧縮ばね９が設けられている。圧縮
ばね９がクリーニングユニット５を押圧する力は前記の
引張りばね７がクリーニングユニット５を定着ローラが
ら離間させる力よりも大きいので、通常時はクリーニン
グユニット５のクリーニング部材３．４は定着ローラ１
に適度の押圧力で圧接している。定着器筐体に設けられ
た支点すに解除レバー８が軸支され、その作用端１１は
前述の如く上から抑圧用圧縮ばね９に押されて下面がク
リーニングユニット７レーム５ａの上面に圧接している
。解除レバー８の他端には把手１２が設けられている。

この装置は以上の如・く構成されているので、解除レバ
ー８の把手１１−矢印の方向に押し下げると、作用端１
１が上り、抑圧用圧縮はね９を押し上げ、ばね９の力が
クリーニングユニット５に及ばなくなる。さらに解除レ
バー８の把手１２を押し下げて解除レバー８を第１図中
に破線で示す位置にもたらすと、支持部材６及び支持部
材に支承されたクリーニングユニット５は、解除ばね７
の張力によって支点ａを中心に時計方向に回動し、その
結果クリーニング部材３．４Ｖｉ定着ローラｌの表面か
ら離間する。この状態でクリーニングユニット５は第２
図ＶＣ示す定着ローラ１の軸に平行な矢印の方向に引き
抜くことが可能となる。この際支持部材６はクリーニン
グユニット５の案内の役目をする。

なお、図には示されていないが、クリーニングユニット
フレーム５ａの取出し用つまみ部を合成樹脂等の断熱性
材料で構成することにより安全かつ容易に取出すことが
できる。

クリーニングユニットを定着装置に装着する際ｉｄこの
逆の操作で容易に行うことができる。

第３図に示す別の実施例ではクリーニングユニット５内
のクリーニングパッド３とクリーニングブレード４の配
置が前記実施例と異るほか、支持部材６を定着ローラ１
から離れる方向に付勢する手段が、解除ばねによらずに
クリーニングユニット５及び支持部材６の自重を利用し
ている。そのためにクリーニングユニット５と支持部材
６とを合せた系の重心位置が支点ａの右側にくるように
、これらの部材の形状、配置が考慮されている。これに
伴って解除レバー８、押圧用圧縮ばねの形状、配置も図
示の如く異っているが、作用及び効果は前の実施例と同
様であるから説明を省略する。

第４図に示す実施例は、第１図に示した実施例ツクリー
ニングパッド３をローラ状に形成し、これによってパッ
ドの定着ローラーに接触する位置を簡単に換えられるよ
うにしたものである。

以上説明した如く、本発明によれば、クリーニングユニ
ツＩｆ解除レバーの操作で一度定沼ローラより離間し、
その後支持部材に沿わせて定着ローラー平行に取出すこ
とが可能となる。この結果、従来の様に高温の定着器筐
体に手を触れる必要がなく安全であり、また止めねじの
取外し等のための工具も不要であり、操作が極めて容易
である。

さらに、クリーニングユニットを取出す際に、まず解除
レバーの操作によってクリーニング部材口 を定着ローラから離間させた後、支持部材に沿わせて定
着ローラの軸と平行に取出すため、りＩＪ−ユング部材
が定着ローラに当って付着したトナーやゴミ等が落ちこ
ほれて装置内を汚染するおそれがない。

上記の各実施例ではクリーニングユニットに設けるクリ
ーニング部材としてクリーニングパッドとクリーニング
ブレードとヲ設けて種々の付着状態で定着ローラの表面
に付着しているトナーやゴミ等がそれに適応したクリー
ニング部材で確実に除去できるようにされている。

しかし、本発明は必らずしもクリーニング部材としてク
リーニングパッドとクリーニングブレードの両方を備え
たものにしか適用できないものではなく、少くともクリ
ーニングパッドだけで構成されたクリーニングユニット
に対しても同様の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図はその実
施例の定着ローラ軸に直角に裁断した面を含む斜視図、
第３図は他の実施例の断面図、第４図は更に他の実施例
の断面図である。 ｌ・・・定着ローラ ３・・・クリーニングパッド（クリーニング部材）４・
・・クリーニングブレード（クリーニング部材１５・・
・クリーニングユニット ５ａ・・・クリーニングユニットフレーム６・・・支持
部材 ７・・・解除バネ（支持部材ケ退避位置へ向うように付
勢する手段） ８・・・抑圧解除レバー ９・・・抑圧圧縮ばね（抑圧手段） ｐ、：１１−・！ １°ｉ′：３図 て１〜２　１＝’′１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　クリーニング部材をフレームに一体的に保持
   して成るクリーニングユニットと、該クリーニングユニ
   ットを支承しそのクリーニング部材が定着ローラに押圧
   される作動位置とクリーニング部材が定着ローラから離
   間した退避位置との間に変位可能な支持部材と、該支持
   部材が前記の退避位置の方に向うように常に付勢する手
   段と、該付勢手段に打勝って上記クリーニングパッド）
   ｋ上記支持部材とともに前記作動位置に保持する抑圧手
   段と、該抑圧手段の押圧力を解除する、手段と含有し、
   該抑圧手段が解除され前記の支持部材が退避位置にある
   場合に前記のクリ、ユングユニットが前記の定着ローラ
   の軸に平方な方向に引出し及び挿入可能であることを特
   徴とする定着ローラのクリーニング装置。
2. （２）　　前記のクリーニングユニットに保持されるク
   リーニング部材がクリーニングパッドとクリーニングブ
   レードとより成ることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載のクリーニング装置。