JPH0736376Y2 - 画像形成装置のクリーニング構造 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング構造

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JPH0736376Y2
JPH0736376Y2 JP1987146177U JP14617787U JPH0736376Y2 JP H0736376 Y2 JPH0736376 Y2 JP H0736376Y2 JP 1987146177 U JP1987146177 U JP 1987146177U JP 14617787 U JP14617787 U JP 14617787U JP H0736376 Y2 JPH0736376 Y2 JP H0736376Y2
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JP
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holder
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cleaning
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JP1987146177U
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和也 上平
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三田工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置
のクリーニング構造に関するものである。
(ロ)従来の技術 一般に、静電複写機において、複写プロセスの中のクリ
ーニング機構は、現在、ウレタンゴム等のゴムブレード
のエッジ(稜線)を感光体ドラム表面に圧接することに
より、転写後の残留トナーをかき落すものが主流となっ
ている。このゴムブレードは、複写時には、エッジが常
に感光体ドラムに圧接されていることから、このような
状態が長期間続くと、ゴムブレードのエッジは感光体ド
ラムとの摩擦により摩耗してくるため、ゴムブレードを
定期的に交換する必要がある。
一方、クリーニングブレード取付構造は、取付用ピンに
挿入されたステイがこのピンの軸上に回動可能に取付け
られ、このステイにブレードがねじ止め等により直接固
定されていた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかるに、上記のような構成では、ゴムブレードを交換
する場合、クリーニングユニットを取外したり、これに
隣接して配設された感光体ドラムユニットを含めて取外
す必要があった。このため、ブレード交換時に、いずれ
の場合でも感光体ドラムを損傷する恐れがあり、また、
クリーニングユニットからのトナーが機内に飛散して機
内を汚すという不具合が生じていた。
さらに、ブレードを交換するには必ずステイを支軸から
取外す必要があり、ステイが回動しうる隙間を、ブレー
ドの感光体ドラム表面に対する圧接角を良好にするため
に、そのつどバラツキなく調整する必要があったりし
て、ステイの取付作業に手間を要するという問題があっ
た。
また、ステイにブレードがねじ止め等により直接固定さ
れているため、そのねじがクリーニング中にゆるむなど
してブレードにガタつきが発生する恐れがあった。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用 この考案は、クリーニングボックスと、このクリーニン
グボックス内に回動可能に枢支された支軸と、ブレード
と、このブレードを支軸に取付けるステイと、支軸を回
動付勢し、それによってブレードを感光体ドラムの表面
に圧接させうる支軸回動付勢手段とを備え、ステイが、
支軸と共に回動しうるホルダーと、このホルダーにスラ
イド装・脱着可能に取付けられてブレードを固定するブ
レード固定部材とで構成され、ホルダーには、ブレード
固定部材を遊嵌状にかつスライド装・脱着可能に取付け
るための案内溝が設けられ、この案内溝に、ブレード固
定部材をホルダーに弾性的に圧接させるとともにブレー
ドにかかる負荷を吸収しうる弾性圧接部材が配され、ク
リーニングボックスには、ブレード固定部材をホルダー
にスライド装・脱着するときにそのブレード固定部材と
ブレードとを差出・入しうる開口部が設けられ、かつ、
この開口部を開放可能に閉塞する閉塞板が設けられてな
る画像形成装置のクリーニング構造である。
すなわち、この考案に係る画像形成装置のクリーニング
構造は、ホルダーを支軸と共に回動しうるように構成
し、ブレードを交換可能なブレード固定部材に固定し、
そのブレードが固定されたブレード固定部材を、交換時
に、クリーニングボックスの閉塞板を開放し、開口部を
介して、ホルダーにスライド装・脱着可能に取付けるよ
うにしたものである。そして、ホルダーには、ブレード
固定部材をスライド装・脱着可能に取付けるための案内
溝を設け、かつ、この案内溝にブレード固定部材をホル
ダーに圧接させる圧接部材を配した。以上のように構成
したことによって、ブレードをクリーニングユニットを
取外したり、感光体ドラムを含めて取外すことなくクリ
ーニングボックスの外側から、しかもブレード固定部材
をホルダーから取外すだけで交換でき、かつ、ホルダー
を取外す必要はないので、良好なクリーニングをブレー
ド交換作業を容易にしてできるとともに、感光体ドラム
の損傷および疲労を防止でき、さらにはトナーによる機
内の汚れを回避できる。しかも、上記案内溝はブレード
固定部材を遊嵌状に取付けるためのものであり、この案
内溝に、ブレード固定部材をホルダーに弾性的に圧接さ
せるとともにブレードにかかる負荷を吸収しうる弾性圧
接部材が配されるようにされているので、比較的弱い力
でブレード固定部材をホルダーにスライド装・脱着する
ことができる。さらに、このような弾性圧接部材でブレ
ード固定部材およびブレードをホルダーに弾性的に圧接
しているため、感光体ドラムなどからブレードに負荷が
かかった場合でも、その負荷を弾性圧接部材が吸収し
て、感光体ドラムに対するブレードの圧接角を所定の値
に保つことができ、良好なクリーニングが可能になる。
(ホ)実施例 以下図に示す実施例にもとづいてこの考案を詳述する。
なお、この考案はこれによって限定されるものではな
い。
第1図において、複写機のクリーニング構造は、クリー
ニングボックス1と、このクリーニングボックス1内に
回動可能に枢支された支軸2と、ウレタンゴムのブレー
ド3と、このブレード3を支軸2に取付けるステイ4
と、支軸2を回動付勢し、それによってブレード3を感
光体ドラム5の表面に圧接させうる支軸回動付勢手段と
を備え、ステイ4が、支軸2と共に回動しうるホルダー
4aと、このホルダー4aにスライド装・脱着可能に取付け
られ、ブレード3を固定するブレード固定部材4bとで構
成されており、ブレード3はブレード固定部材4bに接着
により固定されている。
一方、クリーニングボックス1には、ブレード固定部材
4bをホルダー4aにスライド装・脱着するときに、そのブ
レード固定部材4bとブレード3とを差出・入しうる開口
部1aが設けられ、かつこの開口部1aを開放可能に閉塞す
る閉塞板6が設けられている。
更に、クリーニングボックス1には、その後壁1bに開口
部1aが設けられ、支軸2の前後端が前・後壁1c,1bに回
動可能に突出支持されている。そして、支軸回動付勢手
段は、おもり7と、おもり7を取付けるためのおもり取
付板8と、支軸2の一端に取付られたブレードレバー9
と、ブレードレバー9を作動させてブレード3をクリー
ニングボックス1のトナー払い落し用開口1dを介して感
光体ドラム5に圧接させうるクリーニングソレノイド
(図示せず)と、後述する圧接部材としての板バネ11と
からなる。また、ホルダー4aは、これをホルダー取付ピ
ン12に挿入してこのピン軸12a上に、例えば、0.1〜0.2m
m程度の隙間を有して回動可能に取付けられ、さらに、
ホルダー4aにはブレード固定部材4bをスライド装・脱着
可能に取付けるための案内溝10が設けられている。この
案内溝10はブレード固定部材4bを遊嵌状に取付けるため
のものである。そして、この案内溝10には、ブレード固
定部材4bをホルダー4aに弾性的に圧接させるとともにブ
レード3にかかる負荷を吸収しうる弾性圧接部材として
の板バネ11が配されている。すなわち、案内溝10には圧
接部材としての板バネ11(第2図参照)が配されてい
る。この板バネ11は、ブレード3を、ブレード固定部材
4bを介して、感光体ドラム5へ圧接させる方向とは逆の
方向へ付勢するようにするものである。板バネ11を設け
たことにより、ホルダー4aをピン12に挿入してピン軸12
a上に回動可能に取付けておけば、クリーニングソレノ
イドのON時(第2図(a)参照)、ブレード3が感光体
ドラム5に圧接するときに、所定の圧接角αを保持し得
て良好なクリーニングを維持できるとともに、ソレノイ
ドのOFF時(第2図(b)参照)、ブレード3が確実に
感光体ドラム5と非接触状態にされ得る。
而して、感光体ドラム5上の残留トナーを除去するに
は、まず、ソレノイドがONすると、ブレードレバー9は
押下げられ、ホルダー4aを介してブレード3が感光体ド
ラム表面に接触する。この際、所定の圧接角αを維持し
ながらクリーニングされ、これにより良好なクリーニン
グが行なわれる。
次に、ソレノイドをOFFすると、ブレードレバー9は押
上げられてブレード3が感光体ドラム5の表面から離れ
る。この際、ブレード固定部材4bはその下端縁部が板バ
ネ11により圧接方向とは逆の方向に付勢されていること
から、ブレード3は感光体ドラム5に接触することはな
い。
ブレード交換時には、クリーニングボックス1の後壁1b
の閉塞板6を外してブレード固定部材4bをホルダー4aか
ら取外すだけでブレード3を開口部1aからスライド脱着
することができる。次いで、新たなブレード3を開口部
1aから差入れ、ブレード固定部材4bを介して、ホルダー
4aの案内溝10にスライド装着すれば、容易に交換作業が
終了する。
この際、一旦ホルダー4aをピン軸12a上に取付けておけ
ば、ホルダー4aを取外す必要はないのでピン軸12a上の
ホルダー4aが回動しうる隙間にバラツキが発生すること
はなく良好な圧接角αを維持でき、また、ソレノイドは
OFFの状態であり、感光体ドラム5に傷をつけたりする
ことはない。さらに、クリーニングユニットを感光体ド
ラム5を含めて取外すことはないので、トナーが機内に
飛散して機内を汚すことはない。
なお本実施例では、ホルダー取付構造としてホルダー4a
をピン軸12a上に回動可能に取付けたものを示したが、
ホルダー4aを支軸2aに回動可能に固定した構造のもので
も良い。
(ヘ)考案の効果 この考案に係る画像形成装置のクリーニング構造は、ホ
ルダーを支軸と共に回動しうるように構成し、ブレード
を交換可能なブレード固定部材に固定し、そのブレード
が固定されたブレード固定部材を、交換時に、クリーニ
ングボックスの閉塞板を開放し、開口部を介して、ホル
ダーにスライド装・脱着可能に取付けるようにしたもの
である。そして、ホルダーには、ブレード固定部材をス
ライド装・脱着可能に取付けるための案内溝を設け、か
つ、この案内溝にブレード固定部材をホルダーに圧接さ
せる圧接部材を配した。以上のように構成したことによ
って、ブレードをクリーニングユニットを取外したり、
感光体ドラムを含めて取外すことなくクリーニングボッ
クスの外側から、しかもブレード固定部材をホルダーか
ら取外すだけで交換でき、かつ、ホルダーを取外す必要
はないので、良好なクリーニングをブレード交換作業を
容易にしてできる。さらに、案内溝に、ブレード固定部
材をホルダーに弾性的に圧接させるとともにブレードに
かかる負荷を吸収しうる弾性圧接部材が配され、このよ
うな弾性圧接部材でブレード固定部材およびブレードを
ホルダーに弾性的に圧接しているため、感光体ドラムな
どからブレードに負荷がかかった場合でも、その負荷を
弾性圧接部材が吸収して、感光体ドラムに対するブレー
ドの圧接角を所定の値に保つことができ、良好なクリー
ニングが可能になる。しかも、感光体ドラムの損傷およ
び疲労を防止でき、さらにはトナーによる機内の汚れを
回避できる効果がある。加えて、ブレード固定部材をホ
ルダーの案内溝に空間的なゆとりをもってスライド装・
脱着することが可能になる。また、ホルダーの案内溝に
配された圧接部材がブレード固定部材をホルダーに圧接
させることにより、ブレード固定部材が確実にホルダー
に保持されるので、ブレードにガタつきが発生するおそ
れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成説明図、第2図
(a)および(b)はそれぞれ上記実施例におけるクリ
ーニング時および非クリーニング時の状態を示す要部説
明図である。 1……クリーニングボックス、1a……開口部、1b……後
壁、1d……トナー払い落し用開口、2……支軸、3……
クリーニングブレード、4……ステイ、4a……ホルダ
ー、4b……ブレード固定部材、5……感光体ドラム、6
……閉塞板、7……おもり、8……おもり取付板、9…
…ブレードレバー、10……案内溝、11……板バネ、12…
…ホルダー取付ピン、12a……ピン軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリーニングボックスと、このクリーニン
    グボックス内に回動可能に枢支された支軸と、ブレード
    と、このブレードを支軸に取付けるステイと、支軸を回
    動付勢し、それによってブレードを感光体ドラムの表面
    に圧接させうる支軸回動付勢手段とを備え、 ステイが、支軸と共に回動しうるホルダーと、このホル
    ダーにスライド装・脱着可能に取付けられてブレードを
    固定するブレード固定部材とで構成され、 ホルダーには、ブレード固定部材を遊嵌状にかつスライ
    ド装・脱着可能に取付けるための案内溝が設けられ、こ
    の案内溝に、ブレード固定部材をホルダーに弾性的に圧
    接させるとともにブレードにかかる負荷を吸収しうる弾
    性圧接部材が配され、クリーニングボックスには、ブレ
    ード固定部材をホルダーにスライド装・脱着するときに
    そのブレード固定部材とブレードとを差出・入しうる開
    口部が設けられ、かつ、この開口部を開放可能に閉塞す
    る閉塞板が設けられてなる画像形成装置のクリーニング
    構造。
JP1987146177U 1987-09-24 1987-09-24 画像形成装置のクリーニング構造 Expired - Lifetime JPH0736376Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6166383U (ja) * 1984-10-05 1986-05-07
JPS61162880U (ja) * 1985-03-29 1986-10-08

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