JP2800163B2 - 定着ローラのクリーニングローラ装置 - Google Patents

定着ローラのクリーニングローラ装置

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JP2800163B2
JP2800163B2 JP3059324A JP5932491A JP2800163B2 JP 2800163 B2 JP2800163 B2 JP 2800163B2 JP 3059324 A JP3059324 A JP 3059324A JP 5932491 A JP5932491 A JP 5932491A JP 2800163 B2 JP2800163 B2 JP 2800163B2
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roller
cleaning roller
cleaning
bearing
fixing
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裕一 山田
一博 大嶽
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Nissei Electric Co Ltd
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Nissei Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ、ワードプロセッサ等の画像形成装置で用
いられる定着ローラの表面をクリーニングするためのク
リーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、ト
ナー像を用紙に定着する定着ローラが用いられ、その表
面を常に清浄に保っておくために、クリーニング装置が
設けられている。
【0003】かかるクリーニング装置としては、定着ロ
ーラにクリーニングローラを圧着させたものが広く用い
られている。従来の装置では、このクリーニングローラ
が定着ユニット内に組み込まれて固定されていたり、あ
るいは、クリーニングユニットに組み込まれていて、ク
リーニングユニットの着脱によりクリーニングローラを
交換するようにしている(実開昭62−197162
号、実開昭61−140371号、特開昭58−505
66号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の装置
では、前者では、クリーニングローラを交換する場合、
定着ユニットを本体から取り外し、定着ユニットを分解
してクリーニングローラを交換しなければならなかっ
た。
【0005】従って、クリーニングローラの交換には工
具を必要とし、しかも火傷などの恐れがあるため、サー
ビスマンが交換作業を行い、ユーザーが自由に交換をす
ることが出来ないシステムになっていた。また、後者で
は、クリーニングローラを交換する場合、まず、クリー
ニングユニットを本体から取り外し、その後、クリーニ
ングユニットに組み込まれているクリーニングローラを
交換する必要があり、交換作業が繁雑になるという問題
があった。
【0006】近年、複写機等の小型化、パーソナル化が
進み、このようなサービスマンに依存する体制では、対
処できなくなってきた。そこで、ユーザーが安全かつ簡
単に交換できるクリーニングローラ装置が強く要望され
ている。
【0007】本発明の目的は、かかる業界の要望にこた
え、サービスマンによらなくても、ユーザーが安全容易
に交換することのできる定着ローラのクリーニングロー
ラ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく鋭意検討を重ねた結果、クリーニングローラ
を軸方向にスライド可能とすれば、クリーニングローラ
の着脱が極めて容易となり、ユニットを取り外したり、
あるいは、クリーニングユニットを使用したりしなくて
も、安全容易にクリーニングローラの交換を行えること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち本発明は、定着ローラに接触して、回
転可能かつ軸方向にスライド可能にクリーニングローラ
押圧してなるクリーニングローラ装置において、該ク
リーニングローラの一端を軸支する軸受けをフレームに
対して移動可能に取り付けて押圧し、該クリーニングロ
ーラの他端を軸支するハンドル付軸受けを板バネで押圧
し、該軸受けの表面に凹部を形成せしめると共に、該板
バネの先端部を略V字形に屈曲せしめ、該凹部と該板バ
ネ先端部とを係合させて、該クリーニングローラを定着
ローラへ押圧すると共に、単独で着脱自在に係止したこ
とを特徴とする定着ローラのクリーニングローラ装置
び、定着ローラに接触して、回転可能かつ軸方向にスラ
イド可能にクリーニングローラを押圧してなるクリーニ
ングローラ装置において、該クリーニングローラの一端
を軸支する軸受けをフレームに対して移動可能に取り付
けて押圧し、該クリーニングローラの他端をスプリング
で付勢したアームで押圧すると共に、該他端にハンドル
を設け、該クリーニングローラを定着ローラへ押圧する
と共に、単独で着脱自在に係止したことを特徴とする定
着ローラのクリーニングローラ装置である。
【0010】
【実施例】以下、実施例により、本発明を詳細に説明す
る。
【0011】図1及び図2は、本発明のクリーニングロ
ーラ装置の一例を示す概略縦断面図、図2は、そのA−
A線矢視断面図であり、1は定着ユニットカバー、2は
定着ローラ、3はクリーニングローラである。定着ロー
ラ2の内部には、加熱用のハロゲンランプ4が設けられ
ている。また、クリーニングローラ3は、軸の周囲に
フェルトを巻き付けており、場合によっては、軸
フェルトの間に、スポンジ等の弾性体を介在させても
よい。
【0012】クリーニングローラ3は、軸の一方の端
aがクリーニングローラ3よりも大径のハンドル付
軸受け7に回動自在に取り付けられており、他方の端部
bは、図3及び図4に示すように、フレーム8に対し
て移動可能に取り付けられた軸受け9に、回動自在かつ
着脱自在に挿入されている。クリーニングローラ3は、
定着ローラ2との接触摩擦によって自由に回転する。
【0013】定着ユニットカバー1には、板バネ10、
10’が設けられており、一方の板バネ10は、その先
端10aを略V字形に屈曲させている。
【0014】ハンドル付受け7には、図5に示すよう
に、その表面に凹部11が形成されており、略V字形に
屈曲させた板バネ10の先端部10aを係合させること
ができるように構成されている。このように、板バネ1
0の先端部10aと軸受け7の凹部11とを係合させる
ことにより、クリーニングローラ3をバネの力で下方へ
押圧すると共にクリーニングローラ3を着脱自在に係止
することができる。一方、軸受け9は、板バネ10’に
より下方へ押圧されている。
【0015】この場合、クリーニングローラ3は、板バ
ネ10、10’により下方へ押圧されており、直接、定
着ローラ2へ押圧されていないが、図2に示すように、
クリーニングローラ3は定着ローラ2とその斜め上方で
接触しているため、板バネ10、10’による下方への
押圧力の分力で定着ローラ2へ押圧されることになる。
【0016】クリーニングローラ3を交換する場合は、
ハンドル付軸受け7のハンドルを持って、軸方向に沿
い、図1の右方向に引き抜けば、板バネ10の先端部1
0a軸受け7の凹部11との係合が外れ、軸の端部
bが軸受け9から抜けて、クリーニングローラ3を簡
単に取り外すことができる。この場合、軸受け7がクリ
ーニングローラ3よりも大径であるため、引き抜きの際
に、板バネ10がクリーニングローラ3と接触するよう
なことはない。次いで、新しいクリーニングローラ3を
押し込んで、軸の端部bを軸受け9に挿入し、板バ
ネ10の先端部10aと軸受け7の凹部11とを係合さ
せれば、クリーニングローラ3の交換作業は完了する。
【0017】図6及び図7は、本発明の他のクリーニン
グローラ装置を示す斜視図であり、図6は、クリーニン
グローラを装着した状態を、図7は、クリーニングロー
ラを取り外した状態を示す。図6及び図7において、2
1は定着ユニットカバー、22は定着ローラ、23はク
リーニングローラである。クリーニングローラ23の軸
24の一方の端部24aには、ハンドル(つまみ)25
が設けられ、他方の端部24bは、フレーム(図示せ
ず)に対して移動可能に取り付けられた軸受け26に着
脱自在に挿入されている。本実施例の場合は、クリーニ
ングローラ23の軸24と軸受け26とは、相対的に回
動せず、定着ローラ22と連動して歯車等Gを介して軸
受け26を回動させることにより、クリーニングローラ
23を回転させる。
【0018】軸24の一方の端部24aは、軸受け部2
7を有すると共に、スプリング28で付勢されたアーム
29により、支承押圧され、他方の端部24bが挿入さ
れている軸受け26は、板バネ30によって押圧されて
いる。かくして、クリーニングローラ23は、定着ロー
ラ22に押圧されると共に、着脱自在に係止されてい
る。
【0019】クリーニングローラ23を交換する場合
は、アーム29に設けたレバー31を下方へ押してアー
ム29をスプリング28の付勢方向に抗して回動させ
て、軸受け部27を軸24の端部24aから離脱させた
後、ハンドル(つまみ)25を持って、軸方向に沿い、
図6の右方向に引き抜けば、クリーニングローラ23を
容易に取り外すことができる。次いで、この状態(図
に示す状態)で、新しいクリーニングローラ23を押し
込んで、軸24の端部24bを軸受け26に挿入し、レ
バー31への下方押圧力を開放すれば、スプリング28
の付勢力によってアーム29が図6に示す状態に戻り、
軸24の端部24aがアーム29の軸受け部27によっ
て支承される。このようにして、簡単にクリーニングロ
ーラ23の交換作業が完了する。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、定着ユニットを取り外
したり、クリーニングユニットを使用したりするような
ことをしなくても、本体の外側から簡単にクリーニング
ローラを交換することができる。従って、サービスマン
によらなくても、ユーザーが工具を使用せずに簡単にク
リーニングローラの交換を行うことができ、複写機、フ
ァクシミリ等の小型化、パーソナル化に極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーニングローラ装置の一例を示す
概略断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】図1における軸受けの正面図である。
【図4】図3に示した軸受けの側面図である。
【図5】図1におけるハンドル付軸受けの斜視図であ
る。
【図6】本発明の他のクリーニングローラ装置を示す斜
視図である。
【図7】図6に示した装置において、クリーニングロー
ラを取り外した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2、22 定着ローラ 3、23 クリーニングローラ7 ハンドル付軸受け 9、 26、27 軸受け 10、10’、30 板バネ 10a 板バネ先端部 11 凹部25 ハンドル(つまみ) 29 アーム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラに接触して、回転可能かつ軸
    方向にスライド可能にクリーニングローラを押圧してな
    るクリーニングローラ装置において、該クリーニングロ
    ーラの一端を軸支する軸受けをフレームに対して移動可
    能に取り付けて押圧し、該クリーニングローラの他端を
    軸支するハンドル付軸受けを板バネで押圧し、該軸受け
    の表面に凹部を形成せしめると共に、該板バネの先端部
    を略V字形に屈曲せしめ、該凹部と該板バネ先端部とを
    係合させて、該クリーニングローラを定着ローラへ押圧
    すると共に、単独で着脱自在に係止したことを特徴とす
    る定着ローラのクリーニングローラ装置。
  2. 【請求項2】 定着ローラに接触して、回転可能かつ軸
    方向にスライド可能にクリーニングローラを押圧してな
    るクリーニングローラ装置において、該クリーニングロ
    ーラの一端を軸支する軸受けをフレームに対して移動可
    能に取り付けて押圧し、該クリーニングローラの他端を
    スプリングで付勢したアームで押圧すると共に、該他端
    にハンドルを設け、該クリーニングローラを定着ローラ
    へ押圧すると共に、単独で着脱自在に係止したことを特
    徴とする定着ローラのクリーニングローラ装置。
JP3059324A 1991-02-28 1991-02-28 定着ローラのクリーニングローラ装置 Expired - Lifetime JP2800163B2 (ja)

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JPH04274273A JPH04274273A (ja) 1992-09-30
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JPH04342284A (ja) * 1991-05-20 1992-11-27 Sharp Corp 定着装置
JPH05313534A (ja) * 1992-05-13 1993-11-26 Fujitsu Ltd 熱ローラ定着器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5850566A (ja) * 1981-09-22 1983-03-25 Ricoh Co Ltd 定着ロ−ラのクリ−ニング装置
JPS61140371U (ja) * 1985-02-19 1986-08-30
JPS62197162U (ja) * 1986-06-03 1987-12-15

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