JPH0727473Y2 - シ−ト剥離装置 - Google Patents

シ−ト剥離装置

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JPH0727473Y2
JPH0727473Y2 JP1987027669U JP2766987U JPH0727473Y2 JP H0727473 Y2 JPH0727473 Y2 JP H0727473Y2 JP 1987027669 U JP1987027669 U JP 1987027669U JP 2766987 U JP2766987 U JP 2766987U JP H0727473 Y2 JPH0727473 Y2 JP H0727473Y2
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JP
Japan
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claw
peeling
rotating body
support shaft
support
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JP1987027669U
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JPS63135368U (ja
Inventor
千明 萩原
Original Assignee
三田工業株式会社
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は,例えば電子写真複写機の定着装置等におい
て,回転体に密着した転写シート等を回転体から剥離す
るシート剥離装置に関する。
(従来の技術) 例えば,電子写真複写機の定着装置では,トナー像が転
写された転写シートが加熱ローラと加圧ローラとの間を
通過する間に,転写シート上のトナー像が加圧および加
熱溶融されて転写シート上に定着される。
トナー像が定着された転写シートは,回転する加熱ロー
ラあるいは加圧ローラに密着して,加熱ローラあるいは
加圧ローラに巻き付くおそれがある。このため,転写シ
ートを加熱ローラあるいは加圧ローラから剥離するため
に剥離装置が設けられる。
従来,剥離装置は,加熱ローラあるいは加圧ローラと略
平行に配設された支持軸に,剥離爪が所定の間隔をあけ
て外嵌されている。各剥離爪は,その先端が加熱ローラ
あるいは加圧ローラの周面に当接するように,通常,コ
イルスプリングにて付勢されているため,例えば,加熱
ローラに付着したトナーが剥離爪先端に付着するおそれ
がある。また,ローラ周面との当接により,各剥離爪先
端は摩耗あるいは破損するおそれもある。先端にトナー
が付着し,あるいは先端が摩耗もしくは破損した剥離爪
は,ローラ周面から転写シートを確実に剥離させること
ができない。このため,各剥離爪は定期的に,あるいは
必要に応じて取替えられる。
しかしながら,従来のように,多数の剥離爪が一本の支
持軸に外嵌された状態で装着されていると,1つの剥離爪
を交換するために,他の剥離爪も一旦,支持軸から取り
外さなければならない。各剥離爪のローラへの付勢は,
通常,コイルスプリングにより行われているため,剥離
爪の交換に際して,コイルスプリングを剥離爪から,一
旦,はずさなければならない。このように,1つの剥離爪
の取替えにも面倒な作業が要求されるだけでなく,剥離
爪の交換に際して加圧ローラを傷つけないように,細心
の注意を払う必要もあり,その作業は非常に煩わしい。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は,上記従来の問題点を解決するものであり,そ
の目的は,剥離爪の取付けおよび取替えを容易にかつ迅
速に行なえるシート剥離装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のシート剥離装置は,回転する円筒状回転体の表
面に密着して移動するシートを,該回転体より剥離する
シート剥離装置において,前記回転体とは対向配設され
た支持軸と,該支軸軸と前記回転体との間に,該支持軸
とは所定の空間を有するように配設されており,支持軸
配設方向に突出する係合突部を有するとともに,該係合
突部の突出方向に付勢可能なばね性を有する支持板と、
先端が前記回転体に当接し得る爪部,前記支持軸に係合
し得る半円状の係合凹部,および前記支持板の係合突部
に係止し得る係止部を有し,前記爪部先端が前記回転体
に当接し得るように前記支持軸と支持板の係合突部と該
回転体の間で支持されて保持され,かつ前記係合凹部と
前記支持軸との係合,前記係止部と前記係合突部との係
止,該爪部の下面と該支持板の上端面との当接により支
持可能に構成される剥離爪とを具備してなり,そのこと
により上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本考案を実施例について説明する。
本考案のシート剥離装置は,例えば電子写真複写機の定
着装置に装着される。該シート剥離装置は,第1図およ
び第2図に示すように,定着装置20の加圧ローラ21に転
写シートが巻き付くことを防止するために用いられる。
加圧ローラ21は,加熱ローラ22の下方に,該加熱ローラ
22とは加圧接触して順方向(第1図の矢印A方向)に回
転するように配設されている。そして,トナー像が転写
された転写シートは,加熱ローラ22および加圧ローラ21
間に搬送され,両ローラ22および21にてトナー像が転写
シートに加圧される間に,トナーが熱融解されて,転写
シートに定着される。
本考案のシート剥離装置10は,加圧ローラ21の周面に所
定の間隔をあけて当接する複数の剥離爪11と,各剥離爪
11をそれぞれ支持する支持軸12および支持部材13とを有
する。
各支持軸12は,加圧ローラ21の転写シート搬送方向下流
側に,相隣する支持軸12とは所定の間隔をあけて同軸と
なるように配設されている。各支持軸12は,該加圧ロー
ラ21の軸心と平行するように,例えば定着装置20の側壁
23内面に取付けられた各支持具14にてそれぞれ支持され
ている。各支持具14は,加圧ローラ21配設側が開放され
た嵌合部14aを有する平面視コの字状をしている。支持
軸12は嵌合部14a内を挿通している。
支持部材13は,加圧ローラ21の略全域にわたって延びる
長板状をしており,例えば,支持軸12が支持された定着
装置20の側壁23に,その下部が,ねじ止めされている。
該支持部材13の上部は,支持軸12と加圧ローラ21との間
に,各支持軸12とは所定の空間を有するように,略鉛直
に配設されている。該支持部材13は全体が弾性を有する
板ばね状の部材で構成され,該支持部材13における各支
持軸12と対向する部分には,第3図に示すように,所定
の間隔をあけて2本の切込み溝13aおよび13aが上端面よ
り形成されている。両切込み溝13aおよび13aにて挟まれ
た部分は独立したばね作用をする支持板13bとなってい
る。
支持板13bの下部には,支持軸12配設側に突出する係合
突部13cが形成されている。該係合突部13cは,例えば支
持軸12配設側に突出する断面三角形状に支持板13bが折
り込まれている。
剥離爪11は,支持軸12と支持板13bの係合突部13cとによ
り支持される。該剥離爪11は,薄板状をしており,その
上部には爪部11aが配設され,下部には係止部11bが配設
されている。爪部11aは,支持軸12および支持板13bに支
持された場合に,その先端が加圧ローラ21の周面に当接
し得るように,中央本体部11dから若干上方に向かって
延出している。係止部11bは,爪部11aとは同方向に突出
している。該剥離爪11の中央本体部11dにおける,爪部1
1a延出方向とは反対側面には,支持軸12に係合し得る半
円状の係合凹部11cが配設されている。
該剥離爪11における爪部11a,係止部11b,および係合凹部
11cは,係合凹部11cが支持軸12に係合し,係止部11bが
支持板13bの係合突部13cに係止した場合に,爪部11aの
下面が支持板13bの上端面とは若干の間隙を有してその
先端が加圧ローラ21外周面に当接し得るように,それぞ
れの位置,大きさ,形状等が定められ。
このような構成の剥離装置10では,各剥離爪11は支持軸
12および支持板13bの係合突部13cに装着されて使用され
る。各剥離爪11の装着は,各剥離爪11単独で行われ,支
持具14の嵌合部14a内に該剥離爪11の係止部11bを嵌合さ
せ,剥離爪11全体を下方へ移動させることにより行われ
る。剥離爪11の下方への移動により,該剥離爪11の係止
部11b下面は,支持板13bの係合突部13c先端に当接する
が,剥離爪11全体をさらに下方へ押下げると,係止部11
bは支持板13bの係合突部13cを加圧ローラ21配設側へ押
圧する。支持板13bはばね性を有しているため,剥離爪1
1の係止部11bにより支持板13bの係合突部13cが押圧され
ると,該支持板13bは,加圧ローラ21配設側へ押し開け
られ,剥離爪11の係止部11bは,該係合突部13cを乗り越
えて,該係合突部13cの下方に位置される。このような
状態になると,剥離爪11の係合凹部11cは,支持軸12に
係合される。支持軸12に係合された剥離爪11は,爪部11
a先端が,加圧ローラ21の周面に当接した状態となる。
この場合,剥離爪11の係止部11cは,支持板13bの係合突
部13cに当接して係止した状態になると共に,爪部11aの
下面は,支持板13bの上端面とは若干の間隙を有した状
態になている。剥離爪11の係止部11bは,支持板13bの係
合突部13cに当接しているため,該係合突部13cのばね作
用により係合突部13cの突出方向に付勢されて加圧ロー
ラ21より離隔する方向へ押付けられ,剥離爪11は支持軸
12を中心に回動し,爪部11a先端が加圧ローラ21周面に
押付けられる。
このような状態で,剥離爪11は,加熱ローラ22および加
圧ローラ21間を通過した後に,加圧ローラ21に密着して
移動する転写シート先端を,その爪部11a先端により加
圧ローラ21から剥離し,該転写シートが加圧ローラに巻
付くことを防止する。爪部11a先端は,支持板13bの係合
突部13cのばね作用により加圧ローラ21周面に押付けら
れているため,該爪部11aは転写シートを該加圧ローラ2
1から確実に剥離し得る。他方,爪部11aの下面と支持板
13b上端面とは若干の間隙しか有していないために,爪
部11a先端が強く加圧ローラ21に押圧されても,爪部11a
の下面が支持板13bの上端面に当接して該先端の該加圧
ローラ21への食い込みは,支持板13b上端面にて防止さ
れる。
このように使用される各剥離爪11は,その爪部11a先端
にトナーが付着し,あるいは,加圧ローラ21周面との摺
接により該先端が摩耗することにより,転写シートを加
圧ローラ21から確実に剥離させることができないおそれ
がある。このため,各剥離爪11は定期的にあるいは必要
に応じて取り替えられる。この取り替えは,支持板13b
を加圧ローラ21配設側へ若干押し開けた状態で,取り替
えるべき剥離爪11を上方へ引き上げ,該剥離爪11の係合
突部11cを支持軸12からはずすと共に,係止部11bを支持
板13bの係合突部13cとの係止状態をはずす。これにより
剥離爪11は取りはずされ,新たな剥離爪11が,前述した
如く,支持具14の嵌合部14a内へ係止部11bから嵌入され
て,支持軸12および支持板13bに支持される。
以上の作業に際し,爪部11aが取付けられる支持板13b
は,溝13aおよび13aにより支持部材13から独立した形と
なり支持板13bを加圧ローラ21配設側へ押し開けても連
設されている他の支持板13bに装着された剥離爪11にお
ける係止部11cの係合突部13cへの係止状態は解除されな
い。
なお,本考案のシート剥離装置は,上述の実施例のよう
に,定着装置の加圧ローラに配設する構成に限らず,定
着装置の加熱ローラに配設する構成,あるいは加圧ロー
ラと加熱ローラの両者に配設する構成等としてもよい。
(考案の効果) 本考案のシート剥離装置は,従来のようにばね等といっ
しょに取り外す必要がなくなり,各剥離爪が単独にて容
易に取り外すことができ,さらに,爪部の下面と支持板
の上端面との当接により,爪部先端による回転体への食
い込みをも防止することができる。その取替えは,各剥
離爪を上方へ引き上げること,あるいは下方へ押下げる
ことにより行われ,その作業は著しく簡便である。剥離
爪の組付け作業も,剥離爪を下方へ移動させるだけでよ
いために,ロボット等による自動組付けが容易に実現さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の剥離装置を定着装置に装置した状態の
断面図,第2図はその要部平面図,第3図はその斜視図
である。 10……剥離装置,11……剥離爪,11a……爪部,11b……係
止部,11c……係合凹部,12……支持軸,13……支持部材,1
3b……支持板,13c……係合突部,14……支持具,20……定
着装置,21……加圧ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−5285(JP,A) 特開 昭59−157677(JP,A) 特開 昭63−137266(JP,A) 特開 昭61−28984(JP,A) 実開 昭58−38166(JP,U) 実開 昭61−148077(JP,U) 実開 昭62−135157(JP,U) 実開 昭61−24760(JP,U) 特開 昭63−155071(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する円筒状回転体の表面に密接して移
    動するシートを,該回転体より剥離するシート剥離装置
    において, 前記回転体とは対向配置された支持軸と, 該支持軸と前記回転体との間に,支持軸とは所定の空間
    を有するように配設されており,支持軸配設方向に突出
    する係合突部を有するとともに,該係合突部の突出方向
    に付勢可能なばね性を有する支持板と, 先端が前記回転体に当接し得る爪部,前記支持軸に係合
    し得る半円状の係合凹部,および前記支持板の係合突部
    に係止し得る係止部を有し,前記爪部先端が前記回転体
    に当接し得るように前記支持軸と支持板の係合突部と該
    回転体の間で支持されて保持され,かつ前記係合凹部と
    前記支持軸との係合,前記係止部と前記係合突部との係
    止,該爪部の下面と該支持板の上端面との当接により支
    持可能に構成される剥離爪とを具備するシート剥離装
    置。
JP1987027669U 1987-02-26 1987-02-26 シ−ト剥離装置 Expired - Lifetime JPH0727473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987027669U JPH0727473Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26 シ−ト剥離装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135368U JPS63135368U (ja) 1988-09-06
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ID=30829916

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JP1987027669U Expired - Lifetime JPH0727473Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26 シ−ト剥離装置

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Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838166U (ja) * 1981-09-04 1983-03-12 株式会社リコー 定着装置
JPS59157677A (ja) * 1983-02-26 1984-09-07 Ricoh Co Ltd 定着ロ−ラのクリ−ニング装置
JPS61148077U (ja) * 1985-03-07 1986-09-12
JPS625285A (ja) * 1985-06-29 1987-01-12 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH048440Y2 (ja) * 1986-02-17 1992-03-03
JPS63137266A (ja) * 1986-11-29 1988-06-09 Toshiba Corp 剥離装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63135368U (ja) 1988-09-06

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