JPH06334117A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH06334117A
JPH06334117A JP5030994A JP5030994A JPH06334117A JP H06334117 A JPH06334117 A JP H06334117A JP 5030994 A JP5030994 A JP 5030994A JP 5030994 A JP5030994 A JP 5030994A JP H06334117 A JPH06334117 A JP H06334117A
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JP
Japan
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insulating film
opening
forming
capacitor
lower electrode
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Withdrawn
Application number
JP5030994A
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English (en)
Inventor
Takehiro Hirai
健裕 平井
Mitsuo Tanaka
光男 田中
Yoshihiko Horikawa
良彦 堀川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容量素子を有する半導体装置の製造方法のマ
スク工程を、容量下部電極のコンタクト領域にオーバー
ハングを生じさせることなく低減する。 【構成】 半導体基板101の上に形成された容量下部
電極105の上に第1の絶縁膜106を形成した後、第
1の絶縁膜106を選択的にエッチングして、容量絶縁
膜を形成する領域に第1の開口部108を形成すると共
に容量下部電極のコンタクトを形成する領域に第2の開
口部109を形成する。容量下部電極105及び第1の
絶縁膜106の上に容量絶縁膜となる第2の絶縁膜11
0を形成した後、第2の絶縁膜110を選択的にエッチ
ングして、第2の絶縁膜110における、第2の開口部
109の底の部分及び第1の絶縁膜上の第2の開口部1
09の周縁部分を除去する。その後、第1の開口部10
8に容量上部電極113を形成すると共に第2の開口部
112に容量下部電極のコンタクト電極114を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に半導体基板上に容量素子を有する半導体装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、半導体基板上に、バイポーラトラ
ンジスタと共に使用される容量素子を有する半導体装置
の従来の製造方法について説明する。
【0003】まず、図8(a)に示すように、P型の半
導体基板201にN+ 型埋込み層202及びN- 型エピ
タキシャル層203を形成した後、N- 型エピタキシャ
ル層203の上に選択酸化法を用いて熱酸化膜204を
形成する。その後、熱酸化膜204をマスクとして、容
量下部電極となるN+ 型拡散層205を形成する。
【0004】次に、図8(b)に示すように、CVD−
SiO2 膜206を形成した後、第1のレジストパター
ン207(フォトマスク名をC1とする。)を用いて、
CVD−SiO2 膜206をエッチングすることにより
容量絶縁膜形成領域208を形成する。
【0005】次に、図8(c)に示すように、容量絶縁
膜となるシリコン窒化膜209を堆積した後、第2のレ
ジストパターン210(フォトマスク名をC2とす
る。)をシリコン窒化膜209の上における容量絶縁膜
形成領域208及びその近傍に形成する。その後、第2
のレジストパターン210をマスクにしてシリコン窒化
膜209をエッチングする。
【0006】次に、図8(d)に示すように、CVD−
SiO2 膜206の上に第3のレジストパターン211
(フォトマスク名をCWとする)を形成し、該第3のレ
ジストパターン211を用いてCVD−SiO2 膜20
6をエッチングすることにより、容量下部電極のコンタ
クト領域212を形成する。
【0007】次に、図8(e)に示すように、第3のレ
ジストパターン211を除去した後、通常のアルミニウ
ム配線工程により、容量上部電極213及び容量下部電
極214を形成すると容量素子が完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような半導体装置の製造方法によると、容量下部電極と
なるN+ 型拡散層205を形成した後で容量下部電極の
コンタクト領域212を形成するまでに、3回のレジス
トパターン形成工程(フォトマスクC1、C2、CWを
使用)が必要になる。このため、半導体装置の製造に要
する工程数が増えると共に製造コストが増加するという
問題を有している。
【0009】そこで、前記の半導体装置の製造方法にお
ける工程数を少なくするために、シリコン窒化膜209
を除去するための第2のレジストパターン210を用い
るエッチング工程を省くことを考慮した。
【0010】以下、この半導体装置の製造方法について
説明する。
【0011】まず、図9(a)に示すように、容量絶縁
膜となるシリコン窒化膜109を堆積した後、第3のレ
ジストパターン211を用いるエッチングによりシリコ
ン窒化膜209及びCVD−SiO2 膜206を除去し
て、容量下部電極のコンタクト領域212を形成する。
【0012】次に、第3のレジストパターン211を除
去した後、アルミニウム配線の形成工程を行なうが、ア
ルミニウムとN+ 型拡散層205との間のコンタクト抵
抗を減らすため、通常、アルミニウムの堆積を行なう前
に、容量下部電極のコンタクト領域212の自然酸化膜
を除去するべくSiO2 膜206のウェットエッチング
を行なう。この場合、図9(b)に示すように、容量下
部電極のコンタクト領域212において、CVD−Si
2 膜206のサイドエッチングが起こり、オーバーハ
ング部215が形成されてしまう。
【0013】次に、図9(c)に示すように、アルミニ
ウムよりなる容量上部電極213及び容量下部電極21
4を堆積すると、オーバーハング部115においては、
アルミニウムのステップカバレッジが極端に悪くなるた
め、この部分に堆積するアルミニウムの量が非常に少な
くなる。このため、図9(c)に示すように、オーバー
ハング部115においてはアルミニウムの断線部116
が発生するという問題を有している。
【0014】前記に鑑み、本発明は、半導体基板上に容
量素子を有する半導体装置の製造方法におけるマスク工
程を、容量下部電極のコンタクト領域におけるオーバー
ハングを生じさせることなく低減することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決する手段】前記の目的を達成するため、請
求項1の発明が講じた解決手段は、半導体装置の製造方
法を、半導体基板の上に容量下部電極を形成する第1の
工程と、前記容量下部電極の上に第1の絶縁膜を形成す
る第2の工程と、前記第1の絶縁膜を選択的にエッチン
グすることにより、前記第1の絶縁膜における容量絶縁
膜を形成する領域を除去して第1の開口部を形成すると
共に、前記第1の絶縁膜における前記容量下部電極のコ
ンタクトを形成する領域を除去して第2の開口部を形成
する第3の工程と、前記容量下部電極及び前記第1の絶
縁膜の上に容量絶縁膜となる第2の絶縁膜を形成する第
4の工程と、前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングす
ることにより、前記第2の絶縁膜における前記第2の開
口部の底の部分及び前記第1の絶縁膜の上の前記第2の
開口部の周縁部分を除去する第5の工程と、前記第1の
開口部に容量上部電極を形成すると共に、前記第2の開
口部に前記容量下部電極のコンタクト電極を形成する第
6の工程とを備えている構成とするものである。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の構成に、前
記第5の工程のエッチングは異方性のエッチングであ
り、前記第5の工程は前記第2の絶縁膜における前記第
2の開口部の周壁部を残存させる工程を有するという構
成を付加するものである。
【0017】請求項3の発明は、請求項1の構成に、前
記第5の工程のエッチングは等方性のエッチングであ
り、前記第5の工程は、前記第2の絶縁膜における前記
第2の開口部の周壁部を除去する工程を有するという構
成を付加するものである。
【0018】請求項4の発明が講じた解決手段は、半導
体装置の製造方法を、半導体基板の上に容量下部電極を
形成する第1の工程と、前記容量下部電極の上に第1の
絶縁膜を形成する第2の工程と、前記第1の絶縁膜を選
択的にエッチングすることにより前記第1の絶縁膜にお
ける容量絶縁膜を形成する領域を除去して第1の開口部
を形成した後に該第1の開口部の底面に容量絶縁膜とな
る第2の絶縁膜を形成すると共に、前記第1の絶縁膜を
選択的にエッチングすることにより前記第1の絶縁膜に
おける前記容量下部電極のコンタクトを形成する領域を
除去して第2の開口部を形成する第3の工程と、前記第
1の開口部に容量上部電極を形成すると共に、前記第2
の開口部に前記容量下部電極のコンタクト電極を形成す
る第4の工程とを備えている構成とするものである。
【0019】請求項5の発明は、請求項4の構成に、前
記第3の工程は、前記第1の絶縁膜を選択的にエッチン
グすることにより、前記第1の絶縁膜における、容量絶
縁膜を形成する領域及び前記容量下部電極のコンタクト
を形成する領域を除去して前記第1の開口部及び第2の
開口部を形成する工程と、前記第1の開口部及び第2の
開口部の底面に容量絶縁膜となる第2の絶縁膜を形成し
た後、前記第2の絶縁膜における前記容量下部電極のコ
ンタクトを形成する領域を除去する工程とを有するとい
う構成を付加するものである。
【0020】請求項6の発明は、請求項5の構成に、前
記第3の工程は、前記第1の絶縁膜を選択的にエッチン
グすることにより、前記第1の絶縁膜における容量絶縁
膜を形成する領域を除去して前記第1の開口部を形成す
る工程と、前記第1の開口部の底面に容量絶縁膜となる
第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜を選
択的にエッチングすることにより、前記第1の絶縁膜に
おける前記容量下部電極のコンタクトを形成する領域を
除去して前記第2の開口部を形成する工程とを有する構
成を付加するものである。
【0021】請求項7の発明が講じた解決手段は、半導
体装置の製造方法を、半導体基板の上に容量下部電極を
形成する第1の工程と、前記容量下部電極の上に容量絶
縁膜となる第1の絶縁膜を形成する第2の工程と、前記
第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成する第3の工程
と、容量絶縁膜を形成する領域に前記第2の絶縁膜が除
去され且つ前記第1の絶縁膜が残存する第1の開口部を
形成すると共に、容量下部電極のコンタクトを形成する
領域に前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜が除去さ
れた第2の開口部を形成する第4の工程と、前記第1の
開口部に容量上部電極を形成すると共に、前記第2の開
口部に前記容量下部電極のコンタクト電極を形成する第
5の工程とを備えている構成とするものである。
【0022】請求項8の発明は、請求項7の構成に、前
記第4の工程は、前記第2の絶縁膜を選択的にエッチン
グすることにより、前記第2の絶縁膜における容量絶縁
膜を形成する領域を除去して第1の開口部を形成すると
共に、前記第2の絶縁膜における前記容量下部電極のコ
ンタクトを形成する領域を除去して第2の開口部を形成
する工程と、前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングす
ることにより、前記第1の絶縁膜における前記第2の開
口部の底の部分を除去する工程とを有する構成を付加す
るものである。
【0023】請求項9の発明は、請求項7の構成に、前
記第4の工程は、前記第2の絶縁膜を選択的にエッチン
グすることにより、容量絶縁膜を形成する領域に前記第
2の絶縁膜が除去され且つ前記第1の絶縁膜が残存する
第1の開口部を形成する工程と、前記第1の絶縁膜及び
前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
り、容量下部電極のコンタクトを形成する領域に前記第
1の絶縁膜及び第2の絶縁膜が除去された第2の開口部
を形成する工程とを有する構成を付加するものである。
【0024】請求項10の発明が講じた解決手段は、半
導体装置の製造方法を、半導体基板の上に容量下部電極
を形成する第1の工程と、前記容量下部電極の上に第1
の絶縁膜及び第2の絶縁膜を形成する第2の工程と、前
記第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を選択的にエッチング
することにより、前記第1及び第2の絶縁膜における容
量絶縁膜を形成する領域を除去して第1の開口部を形成
すると共に、前記第1及び第2の絶縁膜における前記容
量下部電極のコンタクトを形成する領域を除去して第2
の開口部を形成する第3の工程と、前記容量下部電極及
び前記第2の絶縁膜の上に容量絶縁膜となる第3の絶縁
膜を形成する第4の工程と、前記第3の絶縁膜を選択的
にエッチングすることにより、前記第3の絶縁膜におけ
る少なくとも前記第2の開口部の底の部分を除去する第
5の工程と、前記第1の開口部に容量上部電極を形成す
ると共に、前記第2の開口部に前記容量下部電極のコン
タクト電極を形成する第6の工程とを備えている構成と
するものである。
【0025】
【作用】請求項1の構成により、容量下部電極の上に形
成された第1の絶縁膜を選択的にエッチングして該第1
の絶縁膜に容量絶縁膜を形成するための第1の開口部と
容量下部電極のコンタクト領域となる第2の開口部とを
同時に形成する第3の工程と、容量絶縁膜となる第2の
絶縁膜における第2の開口部の底部分と第1の絶縁膜上
の第2の開口部の周縁部分とを除去する第5の工程とを
備えているため、容量下部電極を形成した後で容量下部
電極のコンタクトホールを形成するまでに2回のレジス
トパターンを形成するのみでよい。また、第5の工程に
おいて、第2の絶縁膜における第1の絶縁膜上の第2の
開口部の周縁部分を除去しているため、第2の絶縁部に
おける第2の開口部の周縁部分にオーバーハング部が生
じない。
【0026】請求項2の構成によると、第5の工程の異
方性エッチングにより、第2の絶縁膜における第2の開
口部の周壁を残しつつ、第2の絶縁膜における第2の開
口部の底部分及び第1の絶縁膜上の第2の開口部の周縁
部分を確実に除去することができる。
【0027】請求項3の構成によると、第5の工程の等
方性エッチングにより、第2の絶縁膜における第1の絶
縁膜上の第2の開口部の近傍部を確実に除去することが
できる。
【0028】請求項4の構成により、第1の絶縁膜に容
量絶縁膜を形成するための第1の開口部を形成した後に
該第1の開口部に容量絶縁膜となる第2の絶縁膜を形成
すると共に、第1の絶縁膜に容量下部電極のコンタクト
領域となる第2の開口部を形成する第3の工程を備えて
いるため、容量下部電極を形成した後で容量下部電極の
コンタクトホールを形成するまでに2回のレジストパタ
ーンを形成するのみでよい。また、第3の工程におい
て、第1の絶縁膜上の第2の開口部の周縁部に第2の絶
縁膜を形成する必要がないので、第2の絶縁部における
第2の開口部の周縁部分にオーバーハング部が生じな
い。
【0029】請求項5の構成により、第3の工程は、第
1の絶縁膜に第1の開口部及び第2の開口部を形成した
後、第1の開口部及び第2の開口部の底面に第2の絶縁
膜を形成し、その後、第2の開口部の底面の第2の絶縁
膜を除去する工程であるため、第2の絶縁膜を、第1の
絶縁膜上の第2の開口部の周縁部に形成することなく第
1の開口部の底面に形成することができる。
【0030】請求項6の構成により、第3の工程は、第
1の絶縁膜に第1の開口部を形成した後、第1の開口部
の底面に第2の絶縁膜を形成し、その後、第1の絶縁膜
に第2の開口部を形成するため、第2の絶縁膜を、第1
の絶縁膜における第2の開口部の近傍に形成することな
く第1の開口部の底面に形成することができる。
【0031】請求項7の構成により、容量絶縁膜となる
第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成する第3の工程
と、容量絶縁膜を形成する領域に第2の絶縁膜が除去さ
れ且つ第1の絶縁膜が残存する第1の開口部を形成する
と共に、容量下部電極のコンタクトを形成する領域に第
1の絶縁膜及び第2の絶縁膜が除去された第2の開口部
を形成する第4の工程とを備えているため、容量下部電
極を形成した後で容量下部電極のコンタクトホールを形
成するまでに2回のレジストパターンを形成するのみで
よい。また、容量絶縁膜となる第1の絶縁膜の上に第2
の絶縁膜を形成するため、第2の絶縁膜に第2の開口部
を形成する際に、第1の絶縁膜にオーバーハング部が生
じない。
【0032】請求項8の構成により、第4の工程は、第
2の絶縁膜における容量絶縁膜を形成する領域に第1の
開口部を形成すると共に第2の絶縁膜における容量下部
電極のコンタクトを形成する領域に第2の開口部を形成
し、その後、第1の絶縁膜における第2の開口部の底の
部分を除去する工程であるため、1つのマスクにより第
2の絶縁膜に第1の開口部及び第2の開口部を形成する
ことができる。
【0033】請求項9の構成により、第4の工程は、容
量絶縁膜を形成する領域に第2の絶縁膜が除去される一
方第1の絶縁膜が残存する第1の開口部を形成した後、
容量下部電極のコンタクトを形成する領域に第1の絶縁
膜及び第2の絶縁膜が共に除去された第2の開口部を形
成する工程であるため、第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜
に容量下部電極のコンタクトを形成するため開口部を1
つのマスクにより形成できる。
【0034】請求項10の構成により、容量下部電極の
上に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を形成した後、第1
及び第2の絶縁膜における容量絶縁膜を形成する領域を
除去して第1の開口部を形成すると共に第1及び第2の
絶縁膜における容量下部電極のコンタクトを形成する領
域を除去して第2の開口部を形成し、その後、容量絶縁
膜となる第3の絶縁膜を形成し、その後、該第3の絶縁
膜における少なくとも第2の開口部の底の部分を除去す
るため、容量下部電極を形成した後で容量下部電極のコ
ンタクトホールを形成するまでに2回のレジストパター
ンを形成するのみでよい。また、容量下部電極の上には
第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜が形成されているため、
第2の開口部を形成した後において第1の絶縁膜上にお
ける第2の開口部の周縁部には第2の絶縁膜が存在して
いるので、容量絶縁膜となる第3の絶縁膜における第2
の開口部の底の部分を除去しても、第1の絶縁膜上にお
ける第2の開口部の周縁部には第2の絶縁膜が残存し、
該残存する第2の絶縁膜と第2の開口部の壁部の第3の
絶縁膜とが連続する。
【0035】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の製造方法に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0036】(第1実施例)以下、本発明の第1実施例
に係る半導体装置の製造方法を図1(a)〜(e)に基
づき説明する。
【0037】図1(a)に示すように、比抵抗が例えば
10〜20Ω・cmのP型の半導体基板101に砒素を
60keV、1×1015/cm2 の条件でイオン注入し
た後、該半導体基板101を900℃の温度下において
30分程度の熱処理を行なうことにより、N+ 型埋込み
層102及び比抵抗:1Ω・cm、厚さ:2.5μm程
度のN- 型エピタキシャル層103を形成する。その
後、例えばシリコン窒化膜(図示していない)を用いて
選択酸化を行なうことにより、厚さ600nmの熱酸化
膜104を形成する。その後、熱酸化膜104の上にC
VD−ポリシリコン膜を厚さ400nmに堆積した後、
該CVD−ポリシリコン膜をパターニングする。その
後、該CVD−ポリシリコン膜に砒素を40keV、8
×1015/cm2 の条件でイオン注入した後、900℃
の温度下において30分程度の熱処理を行なうことによ
り、容量素子の下部電極領域となるN+ 型ポリシリコン
膜105を形成する。
【0038】次に、図1(b)に示すように、N+ 型ポ
リシリコン膜105の上に第1の絶縁膜としてのCVD
−SiO2 膜106を厚さ500nmに堆積した後、該
CVD−SiO2 膜106の上に第1のレジストパター
ン107(フォトマスク名をCWとする)を形成する。
その後、第1のレジストパターン107を用いて異方性
のドライエッチングを行なうことによりCVD−SiO
2 膜106を選択的に除去して、CVD−SiO2 膜1
06に、第1の開口部としての容量絶縁膜形成領域10
8及び第2の開口部としての容量下部電極のコンタクト
領域109を形成する。
【0039】次に、図1(c)に示すように、N+ 型ポ
リシリコン膜105及びCVD−SiO2 膜106の上
に、容量絶縁膜となる第2絶縁膜としてのシリコン窒化
膜110を厚さ50nmに堆積した後、該シリコン窒化
膜110を残す領域に第2のレジストパターン111
(フォトマスク名をC2とする)を形成する。
【0040】次に、図1(d)に示すように、第2のレ
ジストパターン111をマスクにしてシリコン窒化膜1
10に対して異方性のドライエッチングを行なうことに
より、シリコン窒化膜110における、第2のレジスト
パターン111の下側部分及び容量下部電極のコンタク
ト領域109の側壁以外の部分を除去する。これによ
り、シリコン窒化膜110よりなる側壁を有する、容量
下部電極のコンタクトホール112が形成される。
【0041】次に、図1(e)に示すように、通常のア
ルミニウム配線工程により、容量上部電極113及び容
量下部電極114を形成すると容量素子が完成する。
尚、この容量素子の形成と共にバイポーラトランジスタ
を従来と同様な方法で形成することもできる。
【0042】以上、説明したように、第1実施例におい
ては、第1のレジストパターン107を用いる異方性エ
ッチングにより容量絶縁膜形成領域108及び容量下部
電極のコンタクト領域109を同時に形成し、第2のレ
ジストパターン111を用いるエッチングにより、容量
下部電極のコンタクト領域109の側壁部にシリコン窒
化膜110を残存させることを特徴としている。
【0043】このため、容量素子の形成過程において、
容量下部電極となるN+ 型ポリシリコン膜105を形成
した後で容量下部電極のコンタクト領域109を形成す
るまでの間において、従来の製造方法では3回のレジス
トパターン形成工程(フォトマスクC1、C2、CWを
使用)を必要としていたのに対して、第1実施例では2
回のレジストパターン形成工程(フォトマスクCW、C
2を使用)で済む。このため、従来に比べて半導体装置
の製造に要する工程を短縮できると共に製造コストを低
減できる。
【0044】また、第1実施例においては、容量下部電
極のコンタクト領域109においては、側壁部にのみシ
リコン窒化膜110が残存するため、CVD−SiO2
膜106に対するエッチング工程の後に、シリコン窒化
膜110にオーバーハング部が生じることがないので、
アルミニウム配線に断線が発生することはない。
【0045】(第2実施例)以下、本発明の第2実施例
に係る半導体装置の製造方法を図2に基づいて説明す
る。
【0046】なお、図1(a)〜(c)に基づき説明し
た第1実施例の各工程は、第2実施例にも適用できるの
で、共通する部分については説明を省略する。
【0047】第1実施例は、図1(c)に示すように、
第2のレジストパターン111をマスクにしてシリコン
窒化膜110に対して異方性のドライエッチングを行な
ったが、第2実施例では、第2のレジストパターン11
1をマスクにしてシリコン窒化膜110に対して等方性
のドライエッチングを行なうことにより、第2のレジス
トパターン111の下側部分以外のシリコン窒化膜11
0を除去する。これにより、図2に示すように、シリコ
ン窒化膜110よりなる側壁が存在しない容量下部電極
のコンタクトホール112が形成できる。
【0048】次に、通常のアルミニウム配線工程によ
り、容量上部電極113及び容量下部電極114を形成
すると容量素子が完成する。また、この容量素子と共に
バイポーラトランジスタを従来と同様な方法で形成する
こともできる。
【0049】以上説明したように、第2実施例は、第1
のレジストパターン107を用いる等方性エッチングに
より容量絶縁膜形成領域108と容量下部電極のコンタ
クト領域109とを同時に形成し、第2のレジストパタ
ーン111を用いるエッチングによりシリコン窒化膜1
10における容量上部電極113以外の領域を除去する
ことが特徴である。
【0050】このため、容量素子の形成過程において、
容量下部電極となるN+ 型ポリシリコン膜105を形成
した後で容量下部電極のコンタクト領域109を形成す
るまでに、従来の製造方法では3回のレジストパターン
形成工程(フォトマスクC1、C2、CWを使用)を必
要としていたのに対して、第2実施例では2回のレジス
トパターン形成工程(フォトマスクCW、C2を使用)
のみでよいことになり、従来に比べて半導体装置の製造
に要する工程数を短縮できると共に製造コストを低減で
きる。
【0051】また、第2実施例においては、容量上部電
極113以外の領域にはシリコン窒化膜110が残存し
ないため、CVD−SiO2 膜106に対するエッチン
グ工程の後にシリコン窒化膜110にオーバーハング部
及び縦方向の突起が生じることがないので、アルミニウ
ム配線に断線が発生することはない。
【0052】(第3実施例)以下、本発明の第3実施例
に係る半導体装置の製造方法を図3(a)〜(e)に基
づき説明する。
【0053】図3(a)に示すように、比抵抗が例えば
10〜20Ω・cmのP型の半導体基板101に砒素を
60keV、1×1015/cm2 の条件でイオン注入し
た後、900℃の温度下で30分程度の熱処理を行なう
ことにより、N+ 型埋込み層102及び比抵抗:1Ω・
cm、厚さ:2.5μm程度のN- 型エピタキシャル層
103を形成する。その後、例えばシリコン窒化膜(図
示しない)を用いて選択酸化を行なうことにより、厚さ
600nmの熱酸化膜104を形成する。その後、熱酸
化膜104の上にCVD−ポリシリコン膜を厚さ400
nmに堆積した後、該CVD−ポリシリコン膜に対して
パターニングを行なう。その後、該CVD−ポリシリコ
ン膜に砒素を40keV、8×1015/cm2 の条件で
イオン注入した後、900℃の温度下において30分程
度の熱処理を行なうことにより、容量素子の下部電極領
域となるN+ 型ポリシリコン膜105を形成する。
【0054】次に、図3(b)に示すように、N+ 型ポ
リシリコン膜105の上にCVD−SiO2 膜106を
厚さ500nmに堆積した後、CVD−SiO2 膜10
6の上に第1のレジストパターン107(フォトマスク
名をCWとする。)を形成する。その後、第1のレジス
トパターン107をマスクとしてCVD−SiO2 膜1
06に対して異方性のドライエッチングを行なうことに
より、CVD−SiO2 膜106を選択的に除去して、
第1の開口部となる容量絶縁膜形成領域108及び第2
の開口部となる容量下部電極のコンタクト領域109を
形成する。
【0055】次に、図3(c)に示すように、第1の開
口部となる容量絶縁膜形成領域108及び第2の開口部
となる容量下部電極のコンタクト領域109の底部に、
熱窒化法によりシリコン窒化膜110を厚さ50nmに
形成した後、シリコン窒化膜110を残す領域つまり容
量絶縁膜形成領域108のみに第2のレジストパターン
111(フォトマスク名をC2とする)を形成する。
【0056】次に、図3(d)に示すように、第2のレ
ジストパターン111をマスクにしてシリコン窒化膜1
10に対してドライエッチングを行なうことにより、第
2の開口となる容量下部電極のコンタクト領域109の
底部のシリコン窒化膜110を除去すると、容量下部電
極のコンタクトホール112が形成される。
【0057】次に、図3(e)に示すように、通常のア
ルミニウム配線工程により、容量上部電極113及び容
量下部電極114を形成すると容量素子が完成する。ま
た、この容量素子の形成と共にバイポーラトランジスタ
を従来と同様な方法で形成することもできる。
【0058】以上説明したように、第3実施例による
と、第1のレジストパターン107を用いる異方性エッ
チングにより容量絶縁膜形成領域108と容量下部電極
のコンタクト領域109とを同時に形成し、第2のレジ
ストパターン111を用いるエッチングによりシリコン
窒化膜110における容量下部電極のコンタクト領域1
09を除去することを特徴としている。
【0059】このため、容量素子の形成工程において、
容量下部電極となるN+ 型ポリシリコン膜105を形成
した後で容量下部電極のコンタクト領域109を形成す
るまでに、従来の製造方法では3回のレジストパターン
形成工程(フォトマスクC1、C2、CWを使用)を必
要としていたのに対して、第3実施例では2回のレジス
トパターン形成工程(フォトマスクCW、C2を使用)
のみでよい。このため、従来に比べて半導体装置の製造
に要する工程数を短縮できると共に製造コストを低減で
きる。
【0060】また、この第3実施例においては、容量上
部電極113以外の領域にはシリコン窒化膜110が残
存しないため、CVD−SiO2 膜に対するエッチング
により、シリコン窒化膜110における容量下部電極の
コンタクト領域109にオーバーハング部及び縦方向の
突起が生じることがないので、アルミニウム配線に断線
が発生することはない。
【0061】(第4実施例)以下、図4(a)〜(e)
に基づき、本発明の第4実施例に係る半導体装置の製造
方法について説明する。
【0062】第3実施例と同様に、N+ 型ポリシリコン
膜105の上にCVD−SiO2 膜106を厚さ500
nmに堆積した後、図4(a)に示すように、CVD−
SiO2 膜106の上に第1のレジストパターン107
を形成する。その後、第1のレジストパターン107を
マスクとしてCVD−SiO2 膜106に対する異方性
のドライエッチングを行なうことにより、CVD−Si
2 膜106を選択的に除去して、第1の開口部となる
容量絶縁膜形成領域108のみを形成する。
【0063】次に、図4(b)に示すように、第1の開
口部となる容量絶縁膜形成領域108の底部に、熱窒化
法によりシリコン窒化膜110を厚さ50nmに形成し
た後、CVD−SiO2 膜106及びシリコン窒化膜1
10の上に、容量下部電極のコンタクト領域109のみ
が開口した第2のレジストパターン111を形成する。
その後、第2のレジストパターン111をマスクとして
CVD−SiO2 膜106に対してドライエッチングを
行なうことにより、容量下部電極のコンタクトホール1
12を形成する。
【0064】次に、図4(c)に示すように、通常のア
ルミニウム配線工程により、容量上部電極113及び容
量下部電極114を形成すると、容量素子が完成する。
【0065】(第5実施例)以下、本発明の第5実施例
に係る半導体装置の製造方法を図5(a)〜(e)に基
づいて説明する。
【0066】図5(a)に示すように、比抵抗が例えば
10〜20Ω・cmのP型の半導体基板101に砒素を
60keV、1×1015/cm2 の条件でイオン注入し
た後、半導体基板101を900℃の温度下において3
0分程度の熱処理を行なうことにより、N+ 型埋込み層
2及び比抵抗:1Ω・cm、厚さ:2.5μm程度のN
- 型エピタキシャル層3を形成する。その後、例えばシ
リコン窒化膜(図示していない)を用いて選択酸化を行
なうことにより、厚さ600nmの熱酸化膜104を形
成する。その後、熱酸化膜104の上にCVD−ポリシ
リコン膜を厚さ400nmに堆積した後、該CVD−ポ
リシリコン膜をパターニングする。その後、該CVD−
ポリシリコン膜に砒素を40keV、8×1015/cm
2 の条件でイオン注入した後、900℃の温度下におい
て30分程度の熱処理を行なうことにより、容量素子の
下部電極領域となるN+ 型ポリシリコン膜105を形成
する。
【0067】次に、図5(b)に示すように、容量絶縁
膜となる第1の絶縁膜としてのシリコン窒化膜110を
厚さ50nmに堆積した後、シリコン窒化膜110の上
に第2の絶縁膜としてのCVD−SiO2 膜106を厚
さ500nmに堆積する。その後、CVD−SiO2
106の上に第1のレジストパターン107(フォトマ
スク名をCWとする。)を形成した後、該第1のレジス
トパターン107をマスクとしてCVD−SiO2 膜1
06に対して異方性のドライエッチングを行なうことに
より、CVD−SiO2 膜106を選択的に除去して、
第1の開口部としての容量絶縁膜形成領域108及び第
2の開口部としての容量下部電極のコンタクト領域10
9にシリコン窒化膜110をそれぞれ露出させる。
【0068】次に、図5(c)に示すように、シリコン
窒化膜110を残す領域に第2のレジストパターン11
1(フォトマスク名をC2とする)を形成する。
【0069】次に、図5(d)に示すように、第2のレ
ジストパターン111をマスクにしてシリコン窒化膜1
10に対してドライエッチングを行なうことにより、シ
リコン窒化膜110における容量下部電極のコンタクト
領域109の底部を除去して、容量下部電極のコンタク
トホール112を形成する。
【0070】次に、図5(e)に示すように、通常のア
ルミニウム配線工程により、容量上部電極113及び容
量下部電極114を形成すると容量素子が完成する。ま
た、この容量素子の形成と共にバイポーラトランジスタ
を従来と同様な方法で形成することもできる。
【0071】以上、説明したように、第5実施例は、第
1のレジストパターン107を用いるエッチングにより
CVD−SiO2 膜106における容量絶縁膜形成領域
108及び容量下部電極のコンタクト領域109をシリ
コン窒化膜110が露出するまで開口し、第2のレジス
トパターン111を用いるエッチングにより容量下部電
極のコンタクト領域109の底部のシリコン窒化膜11
0を除去して容量下部電極のコンタクトホール112を
形成することを特徴とする。
【0072】このため、容量素子の形成過程において、
容量下部電極となるN+ 型ポリシリコン膜105を形成
した後で容量下部電極のコンタクト領域109を形成す
るまでに、従来の製造方法では3回のレジストパターン
形成工程(フォトマスクC1、C2、CWを使用)を必
要としていたのに対して、第5の実施例によると2回の
レジストパターン形成工程(フォトマスクCW、C2を
使用)のみでよいことになり、従来に比べて半導体装置
の製造に要する工程数を短縮できると共に製造コストを
低減できる。
【0073】また、第5実施例においては、容量下部電
極114の領域にはシリコン窒化膜110が残存しない
ため、CVD−SiO2 膜106に対するエッチング工
程により、シリコン窒化膜110における容量下部電極
のコンタクト領域109の部分にはオーバーハング部及
び縦方向の突起が生じないので、アルミニウム配線に断
線が発生することはない。
【0074】(第6実施例)以下、本発明の第6実施例
に係る半導体装置の製造方法を図6(a)〜(c)に基
づいて説明する。
【0075】第5実施例と同様にして、熱酸化膜104
の上にN+ 型ポリシリコン膜105を形成した後、図6
(a)に示すように、該N+ 型ポリシリコン膜105の
上に全面に亘って容量絶縁膜となる第1の絶縁膜として
のシリコン窒化膜110を厚さ50nmに堆積する。そ
の後、シリコン窒化膜110の上に第2の絶縁膜として
のCVD−SiO2 膜106を厚さ500nmに堆積し
た後、該CVD−SiO2 膜106の上に、容量絶縁膜
形成領域108にのみ開口部を有する第1のレジストパ
ターン107を形成する。その後、第1のレジストパタ
ーン107をマスクとしてCVD−SiO2 膜106に
対してエッチングをすることにより、第1開口部として
の容量絶縁膜形成領域108を形成する。
【0076】次に、図6(b)に示すように、容量下部
電極のコンタクト領域109にのみ開口部を有する第2
のレジストパターン111を用いてCVD−SiO2
106に対してエッチングをすることにより、第2の開
口部としての容量下部電極のコンタクトホール112を
形成する。
【0077】次に、図6(c)に示すように、通常のア
ルミニウム配線工程により、容量上部電極113及び容
量下部電極114を形成すると、容量素子が完成する。
また、この容量素子の形成と共にバイポーラトランジス
タを従来と同様な方法で形成することもできる。
【0078】以上、説明したように、第6実施例は、第
1のレジストパターン107を用いるエッチングにより
CVD−SiO2 膜106における容量絶縁膜形成領域
108をシリコン窒化膜110が露出するまで開口し、
第2のレジストパターン111を用いるエッチングによ
り容量下部電極のコンタクト領域109におけるCVD
−SiO2 膜106及びシリコン窒化膜110を除去し
て容量下部電極のコンタクトホール112を形成するこ
とを特徴とする。
【0079】このため、容量素子の形成過程において、
容量下部電極となるN+ 型ポリシリコン膜105を形成
した後で容量下部電極のコンタクトホール112を形成
するまでに、従来の製造方法では3回のレジストパター
ン形成工程(フォトマスクC1、C2、CWを使用)を
必要としていたのに対して、第6実施例によると2回の
レジストパターン形成工程(フォトマスクCW、C2を
使用)のみでよいことになり、従来に比べて半導体装置
の製造に要する工程数を短縮できると共に製造コストを
低減できる。
【0080】また、第6実施例においては、容量下部電
極114の領域にはシリコン窒化膜110が残存しない
ため、CVD−SiO2 膜106に対するエッチング工
程後に、シリコン窒化膜110における容量下部電極の
コンタクト領域109の部分にはオーバーハング部及び
縦方向の突起が生じないので、アルミニウム配線に断線
が発生することはない。
【0081】(第7実施例)以下、本発明の第7実施例
に係る半導体装置の製造方法を図7(a)〜(e)に基
づいて説明する。
【0082】図7(a)に示すように、比抵抗が例えば
10〜20Ω・cmのP型の半導体基板101に砒素を
60keV、1×1015/cm2 の条件でイオン注入し
た後、半導体基板101を900℃の温度下において3
0分程度の熱処理を行なうことにより、N+ 型埋込み層
2及び比抵抗:1Ω・cm、厚さ:2.5μm程度のN
- 型エピタキシャル層103を形成する。その後、例え
ばシリコン窒化膜(図示はしていない)を用いて選択酸
化を行なうことにより、厚さ600nmの熱酸化膜10
4を形成する。その後、熱酸化膜104の上にCVD−
ポリシリコン膜を厚さ400nmに堆積した後、該CV
D−ポリシリコン膜をパターニングする。その後、該C
VD−ポリシリコン膜に対して砒素を40keV、8×
1015/cm2 の条件でイオン注入した後、900℃の
温度下において30分程度の熱処理を行なうことによ
り、容量素子の下部電極域となるN+ 型ポリシリコン膜
105を形成する。
【0083】次に、図7(b)に示すように、N+ 型ポ
リシリコン膜105の上に第1の絶縁膜としてのCVD
−SiO2 膜106を厚さ500nmに堆積した後、該
CVD−SiO2 膜106の上に第2の絶縁膜としての
第1のシリコン窒化膜120を厚さ50nmに堆積す
る。その後、第1のレジストパターン107(フォトマ
スク名をCWとする)をマスクとして異方性のドライエ
ッチングをすることにより、第1のシリコン窒化膜12
0及びCVD−SiO2 膜106を除去して、第1の開
口部としての容量絶縁膜形成領域108及び第2の開口
部としての容量下部電極のコンタクト領域109を形成
する。
【0084】次に、図7(c)に示すように、容量絶縁
膜となる第3の絶縁膜としての第2のシリコン窒化膜1
10を厚さ50nmに堆積した後、該第2のシリコン窒
化膜110を残す領域つまり容量絶縁膜形成領域108
に第2のレジストパターン111(フォトマスク名をC
2とする)を形成する。
【0085】次に、図7(d)に示すように、第2のレ
ジストパターン111をマスクにして第2のシリコン窒
化膜110に対して異方性のドライエッチングを行なう
ことにより、第2の開口部としての容量下部電極のコン
タクトホール112を形成する。この際、CVD−Si
2 膜106の上には、第1のシリコン窒化膜120及
び第2のシリコン窒化膜110が堆積されているため、
トータルで厚さ100nmのシリコン窒化膜が堆積され
ていることになる。このため、異方性のエッチングによ
りコンタクトホール112を形成した際にも、CVD−
SiO2 膜106の上には、第1のシリコン窒化膜12
0が残存する。また、第2のレジストパターン111の
下側及び容量下部電極のコンタクト領域109の側壁に
も第1のシリコン窒化膜110が残存する。
【0086】次に、図7(e)に示すように、通常のア
ルミニウム配線工程により、容量上部電極113及び容
量下部電極114を形成すると容量素子が完成する。ま
た、この容量素子の形成と共にバイポーラトランジスタ
を従来と同様な方法で形成することもできる。
【0087】以上、説明したように、第7実施例は、C
VD−SiO2 膜106上に容量絶縁膜となる第2のシ
リコン窒化膜110を堆積した後、第1のレジストパタ
ーン107を用いるエッチングにより容量絶縁膜形成領
域108及び容量下部電極のコンタクト領域109を同
時に開口し、第2のレジストパターン111を用いるエ
ッチングにより容量下部電極のコンタクト領域の側壁及
びCVD−SiO2 膜106の上に第2のシリコン窒化
膜110を残存させることを特徴とする。
【0088】このため、容量素子の形成工程において、
容量下部電極となるN+ 型ポリシリコン膜105を形成
した後で容量下部電極のコンタクト領域109を形成す
るまでに、従来の製造方法では3回のレジストパターン
形成工程(フォトマスクC1、C2、CWを使用)を必
要としていたのに対して、第7の実施例においては2回
のレジストパターン形成工程(フォトマスクCW、C2
を使用)のみでよい。このため、従来に比べて半導体装
置の製造に要する工程数を短縮できると共に製造コスト
を低減できる。
【0089】また、第7実施例においては、容量下部電
極のコンタクト領域109以外に第1及び第2のシリコ
ン窒化膜120,110が残存するため、CVD−Si
2膜106と容量下部電極のコンタクト領域109の
側壁に残存する第2のシリコン窒化膜110との間に、
シリコン窒化膜のオーバーハングなどによって段差が起
こることは皆無であり、断線や短絡の発生しない微細な
アルミニウム配線を形成できる。
【0090】
【発明の効果】請求項1の発明に係る半導体装置の製造
方法によると、第1の絶縁膜に容量絶縁膜を形成するた
めの第1の開口部と容量下部電極のコンタクト領域とな
る第2の開口部とを同時に形成し、容量絶縁膜となる第
2の絶縁膜における第2の開口部の底部分と第1の絶縁
膜上の第2の開口部の周縁部分とを除去するため、容量
下部電極を形成した後で容量下部電極のコンタクトホー
ルを形成するまでに2回のレジストパターンを形成する
のみでよいので半導体装置の製造プロセス及び製造コス
トを低減できると共に、第2の絶縁膜における第1の絶
縁膜上の第2の開口部の周縁部分を除去しており該第2
の絶縁膜における第2の開口部の周縁部分にオーバーハ
ング部が生じないので第2の開口部の金属配線に断線不
良が発生しない。
【0091】請求項2の発明に係る半導体装置の製造方
法によると、第5の工程は異方性エッチングであるた
め、第2の絶縁膜における第2の開口部の周壁部分を残
して第2の絶縁膜における第2の開口部の底部分及び第
1の絶縁膜上の第2の開口部の周縁部分を除去するプロ
セスを確実に実現できる。
【0092】請求項3の発明に係る半導体装置の製造方
法によると、第5の工程は等方性のエッチングであるた
め、第2の絶縁膜における第2の開口部の近傍に位置す
る部分を確実に除去することができる。
【0093】請求項4の発明に係る半導体装置の製造方
法によると、第1の絶縁膜に容量絶縁膜を形成するため
の第1の開口部を形成した後に該第1の開口部に容量絶
縁膜となる第2の絶縁膜を形成すると共に、第1の絶縁
膜に容量下部電極のコンタクト領域となる第2の開口部
を形成する第3の工程を備えているため、容量下部電極
を形成した後で容量下部電極のコンタクトホールを形成
するまでに2回のレジストパターンを形成するのみでよ
いので半導体装置の製造プロセス及び製造コストを低減
できると共に、第3の工程において、第2の絶縁膜を第
1の絶縁膜上の第2の開口部の周縁部に形成する必要が
ないので、第2の絶縁膜における第2の開口部の周縁部
にオーバーハング部が生じず、第2の開口部の金属配線
に断線不良が発生しない。
【0094】請求項5の発明に係る半導体装置の製造方
法によると、第3の工程は、第1の絶縁膜に第1の開口
部及び第2の開口部を形成した後、第1の開口部及び第
2の開口部の底面に第2の絶縁膜を形成し、その後、第
2の開口部の底面の第2の絶縁膜を除去する工程である
ため、第2の絶縁膜を第1の絶縁膜上の第2の開口部の
周縁部に形成することなく第1の開口部の底面に形成す
るプロセスを確実に実現することができる。
【0095】請求項6の発明に係る半導体装置の製造方
法によると、第3の工程は、第1の絶縁膜に第1の開口
部を形成した後、第1の開口部の底面に第2の絶縁膜を
形成し、その後、第1の絶縁膜に第2の開口部を形成す
る工程であるため、第2の絶縁膜を、第1の絶縁膜にお
ける第2の開口部の近傍に形成することなく第1の開口
部の底面に形成するプロセスを確実に実現できる。
【0096】請求項7の発明に係る半導体装置の製造方
法によると、容量絶縁膜となる第1の絶縁膜の上に第2
の絶縁膜を形成する第3の工程と、容量絶縁膜を形成す
る領域に第2の絶縁膜が除去され且つ第1の絶縁膜が残
存する第1の開口部を形成すると共に、容量下部電極の
コンタクトを形成する領域に第1の絶縁膜及び第2の絶
縁膜が除去された第2の開口部を形成する第4の工程と
を備えているため、容量下部電極を形成した後で容量下
部電極のコンタクトホールを形成するまでに2回のレジ
ストパターンを形成するのみでよいので半導体装置の製
造プロセス及び製造コストを低減できると共に、第2の
絶縁膜に第2の開口部を形成する際に第1の絶縁膜にオ
ーバーハング部が生じないので、第2の開口部の金属配
線に断線不良が発生しない。
【0097】請求項8の発明に係る半導体装置の製造方
法によると、第4の工程は、第2の絶縁膜における容量
絶縁膜を形成する領域に第1の開口部を形成すると共
に、第2の絶縁膜における容量下部電極のコンタクトを
形成する領域を除去して第2の開口部を形成した後、第
1の絶縁膜における第2の開口部の底の部分を除去する
工程であるため、1つのマスクにより第1の開口部及び
第2の開口部を形成することができるので、マスク工程
を確実に低減することができる。
【0098】請求項9の発明に係る半導体装置の製造方
法によると、第4の工程は、容量絶縁膜を形成する領域
に第2の絶縁膜が除去され且つ第1の絶縁膜が残存する
第1の開口部を形成した後、容量下部電極のコンタクト
を形成する領域に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜が除去
された第2の開口部を形成する工程であるため、第1の
絶縁膜及び第2の絶縁膜に容量下部電極のコンタクトを
形成するため開口部を1つのマスクにより形成すること
ができるので、マスク工程を確実に低減することができ
る。
【0099】請求項10の発明に係る半導体装置の製造
方法によると、容量下部電極の上に形成された第1の絶
縁膜及び第2の絶縁膜に第1の開口部及び第2の開口部
を形成した後、容量絶縁膜となる第3の絶縁膜を形成
し、その後、該第3の絶縁膜における第2の開口部の底
の部分を除去するため、容量下部電極を形成した後で容
量下部電極のコンタクト領域を形成するまでに2回のレ
ジストパターンを形成するのみでよいので半導体装置の
製造プロセス及び製造コストを低減できると共に、第1
の絶縁膜上における第2の開口部の周縁部には第2の絶
縁膜が存在しており、容量絶縁膜となる第3の絶縁膜に
おける第2の開口部の底の部分を除去しても、第1の絶
縁膜上における第2の開口部の周縁部に存在する第2の
絶縁膜と第2の開口部の壁部に存在する第3の絶縁膜と
が連続し、第2の開口部にはオーバーハング部が生じな
いので第2の開口部の金属配線に断線不良が発生しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は本発明の第1実施例に係る半
導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造方
法の工程を示す断面図である。
【図3】(a)〜(e)は本発明の第3実施例に係る半
導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図4】(a)〜(c)は本発明の第4実施例に係る半
導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図5】(a)〜(e)は本発明の第5実施例に係る半
導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図6】(a)〜(c)は本発明の第6実施例に係る半
導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図7】(a)〜(e)は本発明の第7実施例に係る半
導体装置の製造方法の各工程を示す断面図である。
【図8】(a)〜(e)は従来の半導体装置の製造方法
の各工程を示す断面図である。
【図9】(a)〜(c)は従来の半導体装置の製造方法
の各工程を示す断面図である。
【符号の説明】
101 半導体基板 102 N+ 型埋込み層 103 N- 型エピタキシャル層 104 熱酸化膜 105 N+ 型ポリシリコン膜 106 CVD−SiO2 膜 107 第1のレジストパターン 108 容量絶縁膜形成領域(第1の開口部) 109 容量下部電極のコンタクト領域(第2の開口
部) 110 シリコン窒化膜 111 第2のレジストパターン 112 容量下部電極のコンタクトホール 113 容量上部電極 114 容量下部電極 120 第1のシリコン窒化膜

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の上に容量下部電極を形成す
    る第1の工程と、 前記容量下部電極の上に第1の絶縁膜を形成する第2の
    工程と、 前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
    り、前記第1の絶縁膜における容量絶縁膜を形成する領
    域を除去して第1の開口部を形成すると共に、前記第1
    の絶縁膜における前記容量下部電極のコンタクトを形成
    する領域を除去して第2の開口部を形成する第3の工程
    と、 前記容量下部電極及び前記第1の絶縁膜の上に容量絶縁
    膜となる第2の絶縁膜を形成する第4の工程と、 前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
    り、前記第2の絶縁膜における、前記第2の開口部の底
    の部分及び前記第1の絶縁膜の上の前記第2の開口部の
    周縁部分を除去する第5の工程と、 前記第1の開口部に容量上部電極を形成すると共に、前
    記第2の開口部に前記容量下部電極のコンタクト電極を
    形成する第6の工程とを備えていることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第5の工程のエッチングは異方性の
    エッチングであり、前記第5の工程は、前記第2の絶縁
    膜における前記第2の開口部の周壁部を残存させる工程
    を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第5の工程のエッチングは等方性の
    エッチングであり、前記第5の工程は、前記第2の絶縁
    膜における前記第2の開口部の周壁部を除去する工程を
    有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の上に容量下部電極を形成す
    る第1の工程と、 前記容量下部電極の上に第1の絶縁膜を形成する第2の
    工程と、 前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングすることにより
    前記第1の絶縁膜における容量絶縁膜を形成する領域を
    除去して第1の開口部を形成した後に該第1の開口部の
    底面に容量絶縁膜となる第2の絶縁膜を形成すると共
    に、前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングすることに
    より前記第1の絶縁膜における前記容量下部電極のコン
    タクトを形成する領域を除去して第2の開口部を形成す
    る第3の工程と、 前記第1の開口部に容量上部電極を形成すると共に、前
    記第2の開口部に前記容量下部電極のコンタクト電極を
    形成する第4の工程とを備えていることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第3の工程は、 前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
    り、前記第1の絶縁膜における、容量絶縁膜を形成する
    領域及び前記容量下部電極のコンタクトを形成する領域
    を除去して前記第1の開口部及び第2の開口部を形成す
    る工程と、 前記第1の開口部及び第2の開口部の底面に容量絶縁膜
    となる第2の絶縁膜を形成した後、前記第2の絶縁膜に
    おける前記容量下部電極のコンタクトを形成する領域を
    除去する工程とを有することを特徴とする請求項4に記
    載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第3の工程は、 前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
    り、前記第1の絶縁膜における容量絶縁膜を形成する領
    域を除去して前記第1の開口部を形成する工程と、 前記第1の開口部の底面に容量絶縁膜となる第2の絶縁
    膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜を選択的にエッ
    チングすることにより、前記第1の絶縁膜における前記
    容量下部電極のコンタクトを形成する領域を除去して前
    記第2の開口部を形成する工程とを有することを特徴と
    する請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板の上に容量下部電極を形成す
    る第1の工程と、 前記容量下部電極の上に容量絶縁膜となる第1の絶縁膜
    を形成する第2の工程と、 前記第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成する第3の
    工程と、 容量絶縁膜を形成する領域に前記第2の絶縁膜が除去さ
    れ且つ前記第1の絶縁膜が残存する第1の開口部を形成
    すると共に、容量下部電極のコンタクトを形成する領域
    に前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜が除去された
    第2の開口部を形成する第4の工程と、 前記第1の開口部に容量上部電極を形成すると共に、前
    記第2の開口部に前記容量下部電極のコンタクト電極を
    形成する第5の工程とを備えていることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第4の工程は、 前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
    り、前記第2の絶縁膜における容量絶縁膜を形成する領
    域を除去して第1の開口部を形成すると共に、前記第2
    の絶縁膜における前記容量下部電極のコンタクトを形成
    する領域を除去して第2の開口部を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
    り、前記第1の絶縁膜における前記第2の開口部の底の
    部分を除去する工程とを有することを特徴とする請求項
    7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第4の工程は、 前記第2の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
    り、容量絶縁膜を形成する領域に前記第2の絶縁膜が除
    去され且つ前記第1の絶縁膜が残存する第1の開口部を
    形成する工程と、 前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜を選択的にエッ
    チングすることにより、容量下部電極のコンタクトを形
    成する領域に前記第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜が除去
    された第2の開口部を形成する工程とを有することを特
    徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板の上に容量下部電極を形成
    する第1の工程と、 前記容量下部電極の上に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜
    を形成する第2の工程と、 前記第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を選択的にエッチン
    グすることにより、前記第1及び第2の絶縁膜における
    容量絶縁膜を形成する領域を除去して第1の開口部を形
    成すると共に、前記第1及び第2の絶縁膜における前記
    容量下部電極のコンタクトを形成する領域を除去して第
    2の開口部を形成する第3の工程と、 前記容量下部電極及び前記第2の絶縁膜の上に容量絶縁
    膜となる第3の絶縁膜を形成する第4の工程と、 前記第3の絶縁膜を選択的にエッチングすることによ
    り、前記第3の絶縁膜における少なくとも前記第2の開
    口部の底の部分を除去する第5の工程と、 前記第1の開口部に容量上部電極を形成すると共に、前
    記第2の開口部に前記容量下部電極のコンタクト電極を
    形成する第6の工程とを備えていることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
JP5030994A 1993-03-26 1994-03-22 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH06334117A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100527868B1 (ko) * 2003-12-23 2005-11-15 동부아남반도체 주식회사 고용량 엠아이엠 캐패시터 및 그 제조방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100527868B1 (ko) * 2003-12-23 2005-11-15 동부아남반도체 주식회사 고용량 엠아이엠 캐패시터 및 그 제조방법

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