JPH0633408B2 - シリコネートを含有するゼオライト懸濁液 - Google Patents

シリコネートを含有するゼオライト懸濁液

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JPH0633408B2
JPH0633408B2 JP2257559A JP25755990A JPH0633408B2 JP H0633408 B2 JPH0633408 B2 JP H0633408B2 JP 2257559 A JP2257559 A JP 2257559A JP 25755990 A JP25755990 A JP 25755990A JP H0633408 B2 JPH0633408 B2 JP H0633408B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、ゼオライト懸濁液に関する。
本発明の懸濁液は、シリコネート及び(又は)シリコネ
ート誘導体を含有することを特徴とする。
これらは、特に洗剤組成物の製造において用いることが
できる。
発明の背景 洗剤中にゼオライトを使用することは周知である。この
使用は、特に洗剤中の燐酸塩の少なくとも一部分をゼオ
ライトによって置換することから発展してきた。実際
に、燐酸塩は水の富栄養化を引き起こしかくして生物学
上の問題を提起することが非難されている。
しかしながら、ゼオライト懸濁液は、それらの極めて異
例な流動学的挙動の故に工業的な取扱いにおいて多くの
困難をもたらしている。
実際に、これらの懸濁液は、膨張挙動を有する。これら
の粘度は極めて高い。それ故に、これらはポンプ送りす
るのが困難であり、このことは、それらの使用例えば噴
霧可能な洗剤スラリーへのそれらの導入を不可能でない
にしても困難にしている。その上、これらの懸濁液は沈
降又はゲル化する傾向を有し、このことは、それらを輸
送又は貯蔵するのを困難にする。それ故に、ここに現実
的な問題がある。
発明の概要 従って、本発明の主な目的は、低粘度で特にポンプ送り
可能なゼオライト懸濁液を得ることを可能にする系を提
供することである。
本発明の他の目的は、安定な懸濁液を得ることを可能に
する系を提供することである。
この目的でもって、本発明に従った懸濁液はゼオライト
を含有し、そしてそれらはシリコネート及び(又は)シ
リコネート誘導体も含有する点で特徴づけられる。
本発明の特定の具体例に従えば、ゼオライト懸濁液は少
なくとも1種の安定剤も含有する。
発明の詳細な記述 シリコネート又はシリコネート誘導体の使用効果は、ゼ
オライト懸濁液の粘度を大きく低下させることである。
また、それは、容易に取り扱うことができそして例えば
少なくとも55%の高い固形分を有する懸濁液を得るこ
とを可能にする。最後に、シリコネートはゼオライトの
交換容量に影響を及ぼさないことが認められた。
本発明の他の特徴及び利益は、以下の説明及び特定の実
施例の記載を通読すれば更によく理解されよう。
本発明の範囲内で使用されるゼオライトは、天然産又は
合成結晶質、無定形又は結晶質/無定形混成ゼオライト
からなる。
もちろん、洗浄水を軟化することができるように十分な
だけカルシウム及び(又は)マグネシウムイオンと迅速
に反応し得るものが優先的に選択される。
一般には、0.1〜10μm有益には0.5〜5μmの
平均第一粒径並びに無水生成物1g当りCaCO100mg
以上好ましくは200mg以上の理論陽イオン交換容量を
有する微粉状ゼオライトが使用される。
A、X又はY型特に4A及び13X型のゼオライトも用
いられる。
本発明の範囲内で用いることができるゼオライトの例と
して、フランス特許第2,225,568 号、同第2、269、575 号
及び同第2,283,220 号の課題である生成物を挙げること
ができる。
特に、本件出願人のフランス特許第2,376,074 号、同第
2,384,716 号、同第2,392,932 号及び同第2,528,722 号
に記載される方法によって得られるゼオライトを挙げる
ことができる。最後に挙げた特許は、特に、溶液1当
りのゼオライトの表面積に関して0.15s-1・・m
-2以上好ましくは0.25s-1・・m-2以上そして有
益には0.4〜4s-1・・m-2の速度定数を有するゼ
オライトについて記載している。これらのゼオライト
は、洗剤中に用いたときに特に価値ある性質を有する。
フランス特許第2,392,932 号は、特に、ケイ酸ナトリウ
ムの溶液をベンチュリの軸に注入すると共にアルミン酸
ナトリウムの溶液を同じベンチュリに同軸方向に注入し
そして得られた混合物を再循環することよりなる方法に
よって得られたゼオライトについて記載している。
特に、式 xNa2O・yAl2O3・zSiO2・wH2O のゼオライトが得られ、これらは、もしy=1、x=
1、z=1.8〜2及びw=0〜5ならば、次の数分布
即ち平均直径に関して95%<10μm、99%<15
μm、50%=2〜6μmに相当する粒度分布を有す
る。
懸濁液は、用途に応じて様々なゼオライト濃度を有する
ことができる。洗剤においては、この濃度は一般には4
0〜51%の間である。
また、懸濁液のpHもそれらの用途に左右される。洗剤
での使用を考慮すると、1重量%の乾燥ゼオライトで表
わされるこのpHは約11である。
本発明の本質的な特徴に例えば、シリコネート及び(又
は)シリコネート誘導体は、上記種類の懸濁液中に使用
される。
シリコネートは、周知の化合物であり、そしてシリコン
酸又はその誘導体の塩である。
特に挙げることができる化合物は、式(I) R-Si(OM)m(OH)3-m (I) 〔式中 Rは、一般には1〜18個の炭素原子を有しそして必要
ならばハロゲン原子又はアミノ、エーテル、エステル、
エポキシ、メルカプト、シアノ若しくは(ポリ)グリコ
ール基によって置換される炭化水素基であり、 mは、0.1〜3の間の整数又は分数であり、そして Mは、アルカリ金属又はアンモニウム若しくはホスホニ
ウム基である〕 に相当するもの及び(又は)それらの縮合生成物であ
る。
好ましくは、Rは、1〜10個の炭素原子特に1〜6個
の炭素原子を有する炭化水素基である。
より具体的に言えば、Rは、アルキル基例えばメチル、
エチル、プロピル、ブチル若しくはイソブチル、アルケ
ニル基例えばビニル、アリール基例えばフェニル若しく
はナフチル、アリールアルキル基例えばベンジル若しく
はフェネチル、アルキルアリール基例えばトリル若しく
はキシリル、又はアルアリール基例えばビフェリル基で
あってよい。
Mについて言えば、特にナトリウム又はカリウム並びに
N+R′4及びP+R′4基(ここで、R′は同種又は異種であ
って、1〜6個の炭素原子を有する炭化水素基である)
を挙げることができる。
特に、アルカリ金属シリコネートが使用される。また、
アルカリ土類金属シリコネートを使用することも可能で
ある。
同様に、アルキルシリコネート、特に例えばナトリウム
又はカリウムメチルシリコネートの如きアルカリ金属ア
ルキルシリコネートが使用される。
また、式IにおいてRがビニル又はフェニル基であるよ
うなシリコネート特にこの種のアルカリ金属シリコネー
トを使用することも可能である。
アルカリ金属又はアルカリ土類金属シリコネートは、た
いてい市場で入手可能な製品であることに留意された
い。
それらは、例えば、ハロゲン原子又はアルコキシ基の如
き3個の加水分解性基を有する対応するシランを加水分
解し、次いで得られた生成物を強無機塩基の溶液中にケ
イ素原子当り少なくとも1当量の塩基が存在するような
割合で溶解させることによって製造することができる
(例えば、米国特許第2,441,422 号及び同第2,441,423
号を参照されたい)。
市場で入手可能なこの種のシリコネートの例は、特に、
本件出願人によって販売される“RHODORSIL SILICONATE
51 T ” (これは、カリウムメチルシリコネートであ
る)である。
先に記載したように、分散剤はシリコネートの誘導体か
らも選択することができる。
ここで、誘導体生成物とは、特に上記の式(I) に相当す
る化合物の縮合生成物又はケイ素化合物若しくは重合体
への少なくとも部分重合から生じるものであると理解さ
れる。
例えば、アルカリ金属アルキルシリコネートは、特に二
酸化炭素又は他の酸性化剤の作用によってポリアルキル
シロキサンに転化させることができることが周知であ
る。
本発明の範囲内では、懸濁液中において2種以上のシリ
コネート又は誘導体を併用することが可能であることが
自明である。
シリコネートは、通常、水溶液の形態で使用される。
シリコネートの使用量は、ゼオライトの比表面積の函数
である。この量は、懸濁液に対して通常0.01〜2重
量%特に0.05〜0.3重量%である。この量は、シ
リコネート又はその誘導体の50%水溶液について言え
る。
先に記載したように、シリコネートの使用効果は、ゼオ
ライト懸濁液をそれらの低粘度によってポンプ送り可能
にし且つ取り扱い可能にすることである。
しかしながら、安定である即ち全く沈降しないか又はご
く僅かしか沈降しない懸濁液を入手可能にすることも有
益になるであろう。この場合には、これらの懸濁液は、
何等困難を伴わずに輸送又は貯蔵することができる。
この目的で本発明の特定の具体例に従えば、懸濁液は、
シリコネートの他に安定剤を含有する。
様々な種類の安定剤を用いることができる。
かくして、アルカリ拾類群からの陽イオンを本発明の範
囲内の安定剤として用いることができる。
本件出願人所有のフランス特許第2,568,790 号を参照さ
れたい。
使用するのが好ましい陽イオンはマグネシウムである。
その上、陽イオンは、ハロゲン化物特に塩化物の形態で
供給することができる。特に、塩化マグネシウム例えば
塩化マグネシウム六水和物が使用される。
陽イオンの使用量は、懸濁液の重量に関して一般には
0.002〜0.5%の間を変動する。
本発明に従って用いることができる他の種類の安定剤と
しては、キトサン及びキチンの如き動物源の天然産多糖
類、カラーゲン、アルギン酸塩、アラビアガム、グアル
ガム、カロブガム、タラガム、カッシアガム及びコンニ
ャクマンナンガムの如き植物源の天然産多糖類、並びに
バクテリア性又はバイオガムの多糖類を挙げることがで
きる。
バイオガムは、微生物の作用下での炭水化物の醗酵によ
って得られる一般には100万以上の高分子量の多糖類
である。
より特定的に言えば、本発明の課題である懸濁液中に用
いることができるバイオガムとしては、キサンタンガ
ム、即ちキサントモナス・ベゴニアエ(Xanthomonas beg
oniae)、キサントモナス・カムペストリス(Xanthomonas
campestris)、キサントモナス・カロタエ(Xanthomonas
carotae)、キサントモナス・ヘデラエ(Xanthomonas he
derae)、キサントモナス・インカナエ(Xanthomonas inc
anae)、キサントモナス・マルバセアラム(Xanthomonas
malvacearum)、キサントモナス・パパベリコラ(Xanthom
onas papavericola)、キサントモナス・ファセオリ(Xan
thomonas phasecoli)、キサントモナス・ピシ(Xanthomo
nas pisi)、キサントモナス・バスキュロラム(Xanthomo
nas vasculorum)、キサントモナス・ベシカトリア(Xant
homonas vesicatoria)、キサントモナス・ビチアンス(X
anthomonas vitians)及びキサントモナス・ペラルゴニ
イ(Xanthomonas pelargonii)の如きキサントモナス属に
属するバクテリア又は菌類の作用下での醗酵によって得
られるものを挙げることができる。
キサンタンガムは、現在市場で入手可能である。
この種の製品の例は、本件出願人によって商品名“RHOD
OPOL”の下に販売されるものである。
挙げることができる他のガムは、プセウドモナス・エロ
デア(Pseudomonas elodea)から得られるゲランガム(gel
lan gum)並びにアルカリゲネス(Alcaligenes)から得ら
るラムサン(Rhamsan)及びウエラン(Welan)ガムである。
また、セルロースを含有する合成又は化学的に変性され
たガムも挙げられる。
かくして、高分子多糖類の群から選択されるもの、特
に、セルロース及び澱粉又はそれらの誘導体を使用する
こともできる。挙げることのできる例は、カルボキシメ
チルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、シアノエチル澱粉及
びカルボキシメチル澱粉である。
先に記載した生成物(多糖類、バイオガム及び変性ガ
ム)は、固体形態で、粉末として又は水溶液として使用
される。
それらは、懸濁液に関して一般には0.001〜2重量
%特に0.01〜0.5重量%の量で使用される。
他の種類の安定剤としては、カルボン酸及びそれらの
塩、特に酢酸、ギ酸、酸、リンゴ酸、クエン酸及び酒
石酸を挙げることができる。
また、NaHCO3、NaCl、Na2CO3、Na2SO4及びピロ燐酸ナト
リウム又はトリポリ燐酸ナトリウムの如きアルカリ金属
塩も挙げることができる。
これらの2種の安定剤では、懸濁液に関する重量%とし
て表わして0.05〜10%の量が使用される。
また、例えば糖分子当り平均約5.8個のアリル基を有
する糖ポリアリルエーテルを約1%の割合で用いて架橋
させた水溶性アクリル酸重合体であって、1,000,
000以上の分子量を有するものを用いることもでき
る。この種の重合体は“カーボポル(Carbopol)”の系列
に見い出すことができ、例えば、 Carbopol 934 、940
及び 941を挙げることができる。この後者の種類の安定
剤では、懸濁液に対する重量%として表わした使用量は
0.001〜2%の間である。
上に述べた安定剤は、それら自身で又は組み合わせて使
用することができることが自明である。
本発明に従ったゼオライト懸濁液の製造は、上記の添加
剤を懸濁液中に導入しそしてそれを混合することによっ
て簡単な態様で行われる。
必要ならば、懸濁液のpHは、適当な中和剤を加えるこ
とによって公知の態様で所望の値に調節することができ
る。
ゼオライトを含有しそして先に記載した系によって安定
化させた懸濁液は、多くの用途において用いることがで
きる。
これらは、ゼオライト及び上記の安定剤を本質上主体と
する懸濁液の形態で使用することができる。この場合に
は、これらは洗剤組成物の製造に用いることができる。
これらは、ゼオライトが用いられる洗剤以外の分野にお
いて例えば製紙工業において用いることができる。
また、本発明は、洗剤組成物、特に、ゼオライト及び本
発明の安定剤を主体とする懸濁液の他に漂白剤、気泡制
御剤、防汚剤、香料、着色剤及び酵素の如き洗剤業界に
おいて知られた他の添加剤もすべて含有する液状洗剤に
も関するものである。
ここで、特定の実施例を提供する。
実施例 初めに、いくつかの定義及び詳細について記載する。
懸濁液の固形分は、850℃で1時間加熱するときの損
失を測定することによって測定された無水ゼオライトの
重量%として与えられている。
表示されるpHは1%の乾燥ゼオライトを含有する水性
懸濁液について与えられ、そしてそれは高アルカリ度p
H電極を使用して測定される。
交換容量は、25℃において1gの無水ゼオライトによ
って交換されるカルシウムの量(CaCOのmgとして表わ
される)によって与えられる。測定は、次の態様で、即
ち、0.4gのゼオライト(無水ゼオライトとして表わ
して)を CaCl2の5×10-3モル/溶液中に導入する
ことによって実施される。混合物は、15分間攪拌され
る。過後、着色指示薬(Eriochrome Black T )の存在
下にEDTAに対する逆滴定によってpH10で測定され
る。
本発明の安定剤/分散剤系はこの容量を妨害しないこと
に注目されたい。
レオロジーに関して、使用したレオメーターは、中央B
測定系を備えた“RHEOMAT 30”であった。この測定は、
速度勾配サイクル(上昇及び下降)を実施することより
なる。試験された速度勾配の範囲は0.0215〜15
7.9s-1の間であり、そしてこれは可動体の0.04
76〜350回転/分の回転速度に相当する。各例に記
載される粘度は、速度勾配の降下の間に得られる測定値
に相当する。
沈降速度は、ゼオライト懸濁液を50又は100ccのメ
スシリンダー中に導入することによって測定される。上
澄液及び沈降物質の容積は、5日毎に測定される。シリ
ンダーは、周囲温度(20℃)下におかれ又はサーモス
タット制御室に置かれる。
用いたゼオライトは、0.5μmの平均一次粒度を有す
る4Aゼオライトである。
例1〜4 結果を以下の表1に示す。
使用したシリコネートは、本件出願人によって商品名
“RHODORSIL SILICONATE 51 T ”の下に販売される式 C
H3Si(OK)の化合物である。
例5〜7 これらの例は、安定剤としてシリコネートの他にマグネ
シウム陽イオンを使用することに関するものである。シ
リコネートは、先の例で用いたものと同じである。
結果を以下の表2に示す。
安定剤の存在は懸濁液の粘度を向上させるけれども、こ
の粘度はなお極めて低いままである。
例8〜11 例8〜9は、安定剤としてキサンタンガムを使用するこ
とに関するものである。同じシリコネートが常に使用さ
れている。
結果を表3に示す。
キサンタンガムの使用量は、例8及び9では懸濁液に対
してそれぞれ0.12重量%及び0.1重量%である。
例10は、安定剤として酸を使用することに関する。
後者は、懸濁液に対して1重量%の量で使用される。シ
リコネートは、例8及び9におけると同じである。
例11は、安定剤として“Carbopol 941”を懸濁液に対
して0.1重量%の量で使用することに関するものであ
る。
例12(比較例) 先の例におけると同じゼオライトの懸濁液を、何等添加
剤を含めずに49.7%の濃度で使用する。pHは1
1.57である。このとき、5s-1で59ポイズの粘度
が観察される。5日間の終りに、3.5%の上澄液及び
60%の沈降物が生じる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:20 3:12)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゼオライトを含有する懸濁液において、シ
    リコネート及び(又は)シリコネート誘導体も含有する
    ことを特徴とする懸濁液。
  2. 【請求項2】有機基としてアルキル、ビニル又はフェニ
    ル基を含有するシリコネートを含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の懸濁液。
  3. 【請求項3】アルカリ金属シリコネート又はアルカリ土
    類金属シリコネートを含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1又は2項記載の懸濁液。
  4. 【請求項4】少なくとも1種の安定剤も含有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1、2又は3項記載の懸濁
    液。
  5. 【請求項5】安定剤がアルカリ土類金属の群からの陽イ
    オンであることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の懸濁液。
  6. 【請求項6】安定剤が動物又は植物源の多糖類及びバイ
    オガムよりなる群から選択されることを特徴とする特許
    請求の範囲第4項記載の懸濁液。
  7. 【請求項7】バイオガムがキサンタンガムであることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項記載の懸濁液。
  8. 【請求項8】安定剤が、高分子多糖類特にセルロース及
    び澱粉又はそれらの誘導体よりなる群から選択されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の懸濁液。
  9. 【請求項9】安定剤が、カルボン酸及びアルカリ金属塩
    の群から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の懸濁液。
  10. 【請求項10】安定剤が、糖ポリアリルエーテルで架橋
    されたアクリル酸の重合体であることを特徴とする特許
    請求の範囲第4項記載の懸濁液。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第1〜10項のいずれか
    一項記載の懸濁液を含有することを特徴とする洗剤組成
    物。
JP2257559A 1989-10-09 1990-09-28 シリコネートを含有するゼオライト懸濁液 Expired - Lifetime JPH0633408B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
FR89-13138 1989-10-09
FR8913138A FR2652819B1 (fr) 1989-10-09 1989-10-09 Suspension de zeolite comprenant un siliconate.

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Publication Number Publication Date
JPH03188196A JPH03188196A (ja) 1991-08-16
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JP (1) JPH0633408B2 (ja)
KR (1) KR910008123A (ja)
AT (1) ATE139560T1 (ja)
BR (1) BR9005013A (ja)
CA (1) CA2027012A1 (ja)
DE (1) DE69027504T2 (ja)
DK (1) DK0422998T3 (ja)
ES (1) ES2087898T3 (ja)
FI (1) FI904947A0 (ja)
FR (1) FR2652819B1 (ja)
GR (1) GR3020637T3 (ja)
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