JPH06330307A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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Publication number
JPH06330307A
JPH06330307A JP11445893A JP11445893A JPH06330307A JP H06330307 A JPH06330307 A JP H06330307A JP 11445893 A JP11445893 A JP 11445893A JP 11445893 A JP11445893 A JP 11445893A JP H06330307 A JPH06330307 A JP H06330307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
chamber
sputtering
heating
transfer chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP11445893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeji Yoshii
成次 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11445893A priority Critical patent/JPH06330307A/ja
Publication of JPH06330307A publication Critical patent/JPH06330307A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メタルスパッタ装置において、搬送室にウエ
ハ加熱機構を設けて、スパッタ直前にウエハ表面水分を
除去し高品質のメタルスパッタ膜を形成する。 【構成】 搬送室2に移送されたウエハは、搬送アーム
7に取り付けられた加熱機構11によりウエハ表面が2
00℃〜300℃に加熱される。この加熱処理によりウ
エハ表面に付着していた水分は完全に蒸発除去され、ウ
エハ表面が安定化される。前のウエハがスパッタ堆積さ
れている間に次のウエハが加熱処理されるのでプロセス
の増加にもかかわらず、スパッタ待ちの時間を利用して
ランプ加熱するので時間の増加要因にもならない。ま
た、ハロゲンランプの光による加熱なので搬送室内の他
の部品に与える悪影響も無い。メタル堆積膜の不均一な
膜形成がなくなり、パターニング不良が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高膜質、高均質の半導体
配線用スパッタ薄膜を提供する半導体製造装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、メタルスパッタ装置は配線材料の
膜形成に不可欠の装置として広く利用されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
メタルスパッタ装置の一例について説明する。
【0004】図4は従来のメタルスパッタ装置の各室の
配置を示すものである。図4において、1はロードロッ
ク室である。2は搬送室で、ウエハをロードロック室か
ら移載室に搬送したり、移載室3とのあいだで次のウエ
ハと入れ替えたりする。4、5はスパッタ室であり、4
はTi系膜堆積用のスパッタ室、5はAl系膜堆積用のスパ
ッタ室で、以上の2つのスパッタ室での処理を組み合わ
せることによって積層構造の配線膜を形成する。
【0005】以上のように構成されたメタルスパッタ装
置について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、ウエハをウエハカセット6に並べロ
ードロック室1に置く.ロードロック室1は真空ポンプ
により真空状態に引かれる。次に1枚め処理ウエハ1枚
がウエハ搬送アーム7によってロードロック室1内ウエ
ハカセット6から取り出される。ウエハカセット6から
取り出されたウエハは搬送室2内を移動して移載室3に
運ばれる。移載室3でウエハは膜形成に必要な膜堆積の
ため所望のスパッタ室4、5に移送される。スパッタ室
4、5内でウエハ表面にスパッタされた堆積膜が形成さ
れる。
【0007】このあいだに、ウエハ搬送アーム11はロ
ードロック室1で次のウエハの取りだしを開始する。ウ
エハ搬送アーム11は次の2枚めウエハを載せて搬送室
2内で前記1枚めウエハが膜形成処理終了するために待
機する。1枚目ウエハ9が所望の膜構成になるようにウ
エハが移載室とスパッタ室間を往復し膜形成が終了した
後、搬送室内アーム7上で待機中の2枚目ウエハ10と
交換作業を行ない、1枚目ウエハ9は搬送アーム7で搬
送室2を経由してロードロック室1に戻る。
【0008】2枚目ウエハ10は1枚目ウエハ9と同様
のプロセスで膜形成される。以上必要ウエハ枚数だけ繰
り返すことによって配線膜を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、スパッタ室4、5にウエハが搬送される
際に、前工程の洗浄で吸着した水分が完全に除去されず
にウエハ表面に残っているので、ロードロック室1から
次の搬送室2、移載室3、さらにスパッタ室4、5に移
送されても、完全に水分が除去できないままウエハ表面
に配線材料がスパッタ堆積されて、微細な粒成長等の不
均一な膜堆積を生じ、あとのパターニングで不良になる
という問題点を有していた。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、ウエハ処理量
を落とさずに、微細な粒成長等の不均一な膜堆積を防止
し、均質な膜形成を可能にし、パターニング不良を防ぐ
メタルスパッタ装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のメタルスパッタ装置は、搬送チャンバ内に
ウエハ加熱機構を設ける。特にランプ加熱形式の加熱機
構を設けるという構成を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、前洗浄工程で
ウエハ表面に付着した水分をウエハ加熱機構によって加
熱、除去し、均一、安定な膜質のメタル堆積膜を形成可
能とする。
【0013】特に、加熱除去後、ウエハの移動は真空チ
ャンバ内に限られるため新たな汚染の生じる恐れが無
い。従って、従来のように洗浄工程から残存水分による
汚染の影響が少なくなり、安定に均一な膜質のメタル配
線膜を形成可能とする。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例のメタルスパッタ装置
について、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の実施例におけるメタルスパ
ッタ装置のチャンバ構成を示すものである。図1におい
て、1はロードロック室、2は搬送チャンバ、3は移載
室、4、5はスパッタ室であり4はTi系膜堆積用のスパ
ッタ室で、5はAl系膜堆積用のスパッタ室である。11
は搬送系に設けたウエハ加熱機構である。前記2種類の
スパッタ室での処理を組み合わせることによって、積層
構造の配線膜を形成する。
【0016】以上のように構成されたメタルスパッタ装
置について、以下図1及び図2を用いてその動作を説明
する。ウエハカセットに並べられたウエハはロードロッ
ク室1に置かれる。ウエハは1枚づつウエハ搬送アーム
7によって取り出され、搬送室2内に移送される。搬送
室2に移送されたウエハは搬送室2に接して設けられた
加熱機構によりウエハ表面が200℃〜300℃に加熱
される。この加熱処理によりウエハ表面に付着していた
水分は蒸発除去され、ウエハ表面が安定化される。
【0017】さらにウエハは移載室3に運ばれる。移載
室3に移送されたウエハはアームによってスパッタ室
4、5に移される。このあいだに、搬送アーム7は2枚
目のウエハをロードロック室1に迎えに行く。搬送アー
ム7に載った2枚目ウエハは搬送室2に運ばれそこで1
枚目ウエハの膜形成終了まで待つ。この間に、搬送室2
上部に設けたハロゲンランプ12から照射された照射光
13により2枚めウエハ10表面が加熱される。この加
熱処理でウエハ上水分は完全に除去される。
【0018】1枚目ウエハ9はTi系チャンバ内でTiN膜
が堆積された後、移載アーム8によりウエハを移載室3
に移しさらにAl系スパッタ室5に移送され膜堆積され
る。膜堆積後、移載室に取り出された1枚めウエハ9は
搬送室2で加熱処理を終了して待機中の2枚目ウエハ1
0と置き換えられ、1枚目ウエハは搬送アーム7でロー
ドロック室1まで戻る。この間に、2枚目ウエハ10は
膜形成のためスパッタ室と移載室を往復しており、搬送
アーム7には3枚目ウエハが載せられて、搬送室内で加
熱処理を受けた後、2枚目ウエハの膜形成過程が終了す
るのを待つ。
【0019】以上のように本実施例によれば、搬送室内
にウエハ加熱機構を設けることによって、膜堆積直前に
ウエハ表面を加熱、水分除去可能となり安定的にまた均
質な膜形成が可能となる。またプロセスの増加にもかか
わらず、スパッタ膜堆積待ちの時間を利用してランプ加
熱するので時間の増加要因にもならない。また、ランプ
の光による加熱なので搬送チャンバ内の部品に与える悪
影響も無い。
【0020】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。搬送アーム7内に設けたヒータ
によりウエハ表面が200℃〜300℃に加熱される。
図3は本発明の第2の実施例を示すメタルスパッタ装置
のウエハ搬送室の構成図である。搬送室に移送されたウ
エハは搬送アーム内に設けられた加熱用ヒータによりウ
エハ表面が200℃〜300℃に加熱される。この加熱
処理によりウエハ表面に付着していた水分は蒸発除去さ
れ、ウエハ表面が安定化される。第1の実施例と同様に
前のウエハがスパッタ堆積されている間に次のウエハが
加熱処理されるのでプロセスの増加にもかかわらず、ス
パッタ待ちの時間を利用して加熱するので時間の増加要
因にもならない。
【0021】同図において、2は搬送室、7は搬送アー
ムで、10は2枚めウエハである。以上は図2の構成と
同様なものである。
【0022】図2と異なるのはウエハ加熱機構15をウ
エハ搬送アーム内部に設けた点である。
【0023】以上のように構成されたメタルスパッタ装
置について、その動作は第1の実施例と全く同様に、ス
パッタ待機時に加熱処理でき、処理枚数を落とさずに安
定的にまた均質な膜形成が可能となる。
【0024】以上のように、第2の実施例においてウエ
ハ加熱機構を搬送アーム内部に設けることにより、搬送
室の大掛かりな改造を行なうことなく加熱処理できる。
【0025】なお、第1の実施例において、スパッタ室
はTi系スパッタ室、Al系スパッタ室としたが、他のメタ
ルのスパッタ室としてもよいし、スパッタ室の数が何室
あってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は、搬送室にウエ
ハ加熱機構を設け、スパッタ待機時に加熱処理をするこ
とにより、ウエハ処理量を落とすことなく、安定、高品
質のメタル配線膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるメタルスパッタ
装置の構成図
【図2】同実施例における動作説明のための搬送室の構
成図
【図3】本発明の第2の実施例におけるの搬送室の構成
【図4】従来のメタルスパッタ装置の構成図
【符号の説明】
1 ロードロック室 2 搬送室 3 移載室 4 Ti系スパッタ室 5 Al系スパッタ室 6 ウエハカセット 7 搬送アーム 8 移載アーム 9 1枚めウエハ 10 2枚めウエハ 11 ランプ加熱機構 12 ハロゲンランプ 13 照射光 14 光透過ガラス 15 加熱ヒータ 16 温度制御器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロードロック室と搬送室と移載室とスパッ
    タ室とを含む半導体製造装置において、前記搬送室にウ
    エハ表面加熱機構を設けたことを特徴とする半導体製造
    装置。
  2. 【請求項2】搬送室でスパッタ待機時にウエハ表面を加
    熱することを特徴とする請求項1記載の半導体製造装
    置。
JP11445893A 1993-05-17 1993-05-17 半導体製造装置 Pending JPH06330307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11445893A JPH06330307A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11445893A JPH06330307A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 半導体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06330307A true JPH06330307A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14638243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11445893A Pending JPH06330307A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 半導体製造装置

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JP (1) JPH06330307A (ja)

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