JPH06329839A - スチールコード接着用ゴム組成物 - Google Patents
スチールコード接着用ゴム組成物Info
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- JPH06329839A JPH06329839A JP5123876A JP12387693A JPH06329839A JP H06329839 A JPH06329839 A JP H06329839A JP 5123876 A JP5123876 A JP 5123876A JP 12387693 A JP12387693 A JP 12387693A JP H06329839 A JPH06329839 A JP H06329839A
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- rubber
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 天然ゴムと合成ポリイソプレンとからなる群
から選ばれた少くとも一種が50重量%以上含むゴム成
分100重量部に対して、有機酸金属塩とホウ酸金属塩
とからなる群から選ばれた少くとも一種の接着向上剤
0.1〜15重量部を含むゴム組成物であって、該接着
向上剤の金属分重量比Co/Niが90/10〜55/
45であることを特徴とするスチールコード接着用ゴム
組成物。 【効果】 本発明のスチールコード接着用ゴム組成物
は、スチールコード材との初期接着性、耐水接着性、耐
破壊性が良好であり、かつ、耐熱老化接着性が優れてい
る。したがって、本発明のゴム組成物はタイヤのベルト
やカーカスのスチール被覆用に好適に用いられる。その
他、コンベルト、ホースなどのスチール被覆用にも用い
ることができる。
から選ばれた少くとも一種が50重量%以上含むゴム成
分100重量部に対して、有機酸金属塩とホウ酸金属塩
とからなる群から選ばれた少くとも一種の接着向上剤
0.1〜15重量部を含むゴム組成物であって、該接着
向上剤の金属分重量比Co/Niが90/10〜55/
45であることを特徴とするスチールコード接着用ゴム
組成物。 【効果】 本発明のスチールコード接着用ゴム組成物
は、スチールコード材との初期接着性、耐水接着性、耐
破壊性が良好であり、かつ、耐熱老化接着性が優れてい
る。したがって、本発明のゴム組成物はタイヤのベルト
やカーカスのスチール被覆用に好適に用いられる。その
他、コンベルト、ホースなどのスチール被覆用にも用い
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスチールコードとの接着
性が良好なゴム組成物に関するものであり、詳しくは特
に熱老化条件下で放置後のスチールコードとゴム組成物
との接着性、および熱老化条件下で放置後のゴム物性が
良好なスチールコード接着用ゴム組成物に関するもので
ある。
性が良好なゴム組成物に関するものであり、詳しくは特
に熱老化条件下で放置後のスチールコードとゴム組成物
との接着性、および熱老化条件下で放置後のゴム物性が
良好なスチールコード接着用ゴム組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からスチールコードとゴムとの接着
を改善する方法は多数提案されている。改善へのアプロ
ーチは二つあり、一つはスチールコードに黄銅、亜鉛、
あるいは青銅などのメッキを施す、いわゆるスチールコ
ード面からの改善であり、もう一つはゴムの組成の面か
ら改善である。有機酸金属塩、特に有機酸コバルト塩を
配合することにより、ゴムとスチールコードとの接着性
が向上することはよく知られている。しかし、スチール
コードを補強材とするゴム製品の多様化、高性能化によ
り初期接着だけでなく、種々の条件下での接着性が要求
されている。スチールコードをベルトやカーカスに用い
たタイヤを例にとると、初期接着が高いことは勿論のこ
と、高速走行に起因する発熱による劣化に対する抵抗
性、また熱老化に耐えうる接着性、タイヤ製造時及び保
管時の吸湿による接着低下に対する抵抗性などが要求さ
れる。
を改善する方法は多数提案されている。改善へのアプロ
ーチは二つあり、一つはスチールコードに黄銅、亜鉛、
あるいは青銅などのメッキを施す、いわゆるスチールコ
ード面からの改善であり、もう一つはゴムの組成の面か
ら改善である。有機酸金属塩、特に有機酸コバルト塩を
配合することにより、ゴムとスチールコードとの接着性
が向上することはよく知られている。しかし、スチール
コードを補強材とするゴム製品の多様化、高性能化によ
り初期接着だけでなく、種々の条件下での接着性が要求
されている。スチールコードをベルトやカーカスに用い
たタイヤを例にとると、初期接着が高いことは勿論のこ
と、高速走行に起因する発熱による劣化に対する抵抗
性、また熱老化に耐えうる接着性、タイヤ製造時及び保
管時の吸湿による接着低下に対する抵抗性などが要求さ
れる。
【0003】これらの要求に応えるため、接着向上剤と
して特定の有機酸金属塩を開示した多数の特許がある。
これらの例として、特に有機酸コバルト塩として、米国
特許第1919718号には酢酸塩や低分子量脂肪酸塩
特にステアリン酸コバルトが、米国特許第291235
5号にはオレイン酸コバルトおよびクエン酸コバルト
が、英国特許第1169366号にはリノレイン酸コバ
ルト、樹脂酸コバルトなどが、米国特許第407666
8号ではナフテン酸、オクチル酸、トール酸などのコバ
ルト塩が、日本特開昭60−15444および日本特開
昭60−158230にはホウ酸コバルト類が、日本特
開昭60−199643にはチオ硫酸エステルの金属塩
などが開示されている。しかし、いずれも特定の接着性
は良好なものの、前述の初期接着性(アンダー加硫、オ
ーバー加硫も含む)、熱老化に耐えうる接着性、耐水接
着性、耐破壊物性のすべてにバランスのとれたゴム組成
物は得られていない。また、当業者間で接着向上剤とし
て最も業績があってバランスのとれた有機酸のコバルト
塩についても、昨今の高性能化を要望される状況におい
て、高速走行に起因する発熱による劣化に対する抵抗
性、また熱老化に耐えうる接着性の向上が求められてい
る。
して特定の有機酸金属塩を開示した多数の特許がある。
これらの例として、特に有機酸コバルト塩として、米国
特許第1919718号には酢酸塩や低分子量脂肪酸塩
特にステアリン酸コバルトが、米国特許第291235
5号にはオレイン酸コバルトおよびクエン酸コバルト
が、英国特許第1169366号にはリノレイン酸コバ
ルト、樹脂酸コバルトなどが、米国特許第407666
8号ではナフテン酸、オクチル酸、トール酸などのコバ
ルト塩が、日本特開昭60−15444および日本特開
昭60−158230にはホウ酸コバルト類が、日本特
開昭60−199643にはチオ硫酸エステルの金属塩
などが開示されている。しかし、いずれも特定の接着性
は良好なものの、前述の初期接着性(アンダー加硫、オ
ーバー加硫も含む)、熱老化に耐えうる接着性、耐水接
着性、耐破壊物性のすべてにバランスのとれたゴム組成
物は得られていない。また、当業者間で接着向上剤とし
て最も業績があってバランスのとれた有機酸のコバルト
塩についても、昨今の高性能化を要望される状況におい
て、高速走行に起因する発熱による劣化に対する抵抗
性、また熱老化に耐えうる接着性の向上が求められてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
に鑑み、従来のホウ酸コバルト塩を添加したゴム組成物
に比べてスチールコード材との初期接着、耐水接着及び
耐破壊性が良好で、かつ熱老化に耐えうる接着性(耐熱
老化接着性という)が優れたゴム組成物を提供すること
を目的とする。
に鑑み、従来のホウ酸コバルト塩を添加したゴム組成物
に比べてスチールコード材との初期接着、耐水接着及び
耐破壊性が良好で、かつ熱老化に耐えうる接着性(耐熱
老化接着性という)が優れたゴム組成物を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を検討の結果、ゴム成分と接着向上剤とを含むゴム組成
物であって、接着向上剤の金属分のCoとNiを特定比
率にすることにより、スチールコードとの接着性、特に
耐水性と耐熱老化性をもつ接着性を有するゴム組成物を
得ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、
を検討の結果、ゴム成分と接着向上剤とを含むゴム組成
物であって、接着向上剤の金属分のCoとNiを特定比
率にすることにより、スチールコードとの接着性、特に
耐水性と耐熱老化性をもつ接着性を有するゴム組成物を
得ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわ
ち、
【0006】本発明のスチールコード接着用ゴム組成物
は、天然ゴムと合成ポリイソプレンとからなる群から選
ばれた少くとも一種が50重量%以上含むゴム成分10
0重量部に対して、有機酸金属塩とホウ酸金属塩とから
なる群から選ばれた少くと一種の接着向上剤0.1〜1
5重量部を含むゴム組成物であって、該接着向上剤の金
属分重量比Co/Niが90/10〜55/45である
ことを特徴とする。好ましい態様としては前記接着向上
剤が一般式
は、天然ゴムと合成ポリイソプレンとからなる群から選
ばれた少くとも一種が50重量%以上含むゴム成分10
0重量部に対して、有機酸金属塩とホウ酸金属塩とから
なる群から選ばれた少くと一種の接着向上剤0.1〜1
5重量部を含むゴム組成物であって、該接着向上剤の金
属分重量比Co/Niが90/10〜55/45である
ことを特徴とする。好ましい態様としては前記接着向上
剤が一般式
【化2】 (ここで、MはCoおよびNiを示し、X,YおよびZ
は炭素数7〜11のモノカルボン酸の酸基を示す)で示
されるホウ酸金属類である。
は炭素数7〜11のモノカルボン酸の酸基を示す)で示
されるホウ酸金属類である。
【0007】本発明の組成物に用いられるゴム成分とし
ては、天然ゴム、合成ポリイソプレン、もしくは天然ゴ
ムと合成ポリイソプレンとの混合ゴムが50重量%以
上、好ましくは70重量%以上含み、スチレン‐ブタジ
エンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチル
ゴムおよびエチレン‐プロピレンゴムなどの合成ゴム群
から選ばれた少くとも一種の合成ゴムが50重量%未
満、好ましくは30重量%未満からなるゴム成分である
が、好ましくは天然ゴム、合成ポリイソプレン、天然ゴ
ムと合成ポリイソプレンの混合ゴムである。
ては、天然ゴム、合成ポリイソプレン、もしくは天然ゴ
ムと合成ポリイソプレンとの混合ゴムが50重量%以
上、好ましくは70重量%以上含み、スチレン‐ブタジ
エンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチル
ゴムおよびエチレン‐プロピレンゴムなどの合成ゴム群
から選ばれた少くとも一種の合成ゴムが50重量%未
満、好ましくは30重量%未満からなるゴム成分である
が、好ましくは天然ゴム、合成ポリイソプレン、天然ゴ
ムと合成ポリイソプレンの混合ゴムである。
【0008】本発明の組成物に用いられる接着向上剤の
一つの有機酸金属塩としては、バーサチック酸金属塩、
ナフテン酸金属塩、ステアリン酸金属塩、オレイン酸金
属塩、リシノール酸金属塩、リノール酸金属塩、リノレ
イン酸金属塩、脱水ひまし油酸金属塩、樹脂酸金属塩、
ヒドロキシステアリン酸金属塩、アビエチン酸金属塩、
カブリル酸金属塩、2‐エチルヘキサン酸金属塩、オク
チル酸金属塩、安息香酸金属塩、ビバリン酸金属塩など
があげられる。
一つの有機酸金属塩としては、バーサチック酸金属塩、
ナフテン酸金属塩、ステアリン酸金属塩、オレイン酸金
属塩、リシノール酸金属塩、リノール酸金属塩、リノレ
イン酸金属塩、脱水ひまし油酸金属塩、樹脂酸金属塩、
ヒドロキシステアリン酸金属塩、アビエチン酸金属塩、
カブリル酸金属塩、2‐エチルヘキサン酸金属塩、オク
チル酸金属塩、安息香酸金属塩、ビバリン酸金属塩など
があげられる。
【0009】また、接着向上剤としてのホウ酸金属類と
しては、前記一般式(1)で表される化合物である。こ
の一般式(1)における酸基の炭素数7〜11のモノカ
ルボン酸の具体例としては、n‐ヘプタン酸、2,2‐
ジメチルペンタン酸、2‐エチルペンタン酸、4,4‐
ジメチルペンタン酸、n‐オクタン酸、2,2‐ジメチ
ルヘキサン酸、2‐エチルヘキサン酸、4,4‐ジメチ
ルヘキサン酸、2,4,4‐トリメチルペンタン酸、n
‐ノナン酸、2,2‐ジメチルヘプタン酸、6,6‐ジ
メチルヘプタン酸、3,5,5‐トリメチルヘキサン
酸、n‐デカン酸、2,2‐ジメチルオクタン酸、7,
7‐ジメチルオクタン酸、n‐ウンデカン酸、「ベルサ
テイツク」10〔(商標)、主としてネオデカン酸であ
り、かつ英国で Shell International Company Limited
により販売されている合成混合物。〕などがあげられ
る。
しては、前記一般式(1)で表される化合物である。こ
の一般式(1)における酸基の炭素数7〜11のモノカ
ルボン酸の具体例としては、n‐ヘプタン酸、2,2‐
ジメチルペンタン酸、2‐エチルペンタン酸、4,4‐
ジメチルペンタン酸、n‐オクタン酸、2,2‐ジメチ
ルヘキサン酸、2‐エチルヘキサン酸、4,4‐ジメチ
ルヘキサン酸、2,4,4‐トリメチルペンタン酸、n
‐ノナン酸、2,2‐ジメチルヘプタン酸、6,6‐ジ
メチルヘプタン酸、3,5,5‐トリメチルヘキサン
酸、n‐デカン酸、2,2‐ジメチルオクタン酸、7,
7‐ジメチルオクタン酸、n‐ウンデカン酸、「ベルサ
テイツク」10〔(商標)、主としてネオデカン酸であ
り、かつ英国で Shell International Company Limited
により販売されている合成混合物。〕などがあげられ
る。
【0010】本発明の組成物に用いる接着向上剤中の金
属はCoおよびNiであって、その重量比率(Co/N
i)が90/10〜55/45、好ましくは75/25
〜60/40である。Coの比率が55以下だと初期接
着性が悪く、Co比率が90以上だと耐熱老化接着性が
悪い。
属はCoおよびNiであって、その重量比率(Co/N
i)が90/10〜55/45、好ましくは75/25
〜60/40である。Coの比率が55以下だと初期接
着性が悪く、Co比率が90以上だと耐熱老化接着性が
悪い。
【0011】本発明の組成物に用いる接着向上剤の含有
量は、組成物中のゴム成分100重量部に対して0.1
〜15重量部、好ましくは0.2〜10重量部、より好
ましくは0.25〜5重量部であり、組成物中のゴム成
分100重量部に対するCo含有量で表すと、0.05
〜1.0重量部好ましくは0.1〜0.8重量部、更に
好ましくは0.2〜0.65重量部である。接着向上剤
がCo含有量として0.05重量部以下でも1.0重量
部以上でも接着性が悪くなる。
量は、組成物中のゴム成分100重量部に対して0.1
〜15重量部、好ましくは0.2〜10重量部、より好
ましくは0.25〜5重量部であり、組成物中のゴム成
分100重量部に対するCo含有量で表すと、0.05
〜1.0重量部好ましくは0.1〜0.8重量部、更に
好ましくは0.2〜0.65重量部である。接着向上剤
がCo含有量として0.05重量部以下でも1.0重量
部以上でも接着性が悪くなる。
【0012】本発明の組成物において、上記のゴム成分
接着向上剤の他に通常ゴム配合剤とし使用される配合
剤、例えばカーボンブラック、プロセスオイル、加硫
剤、加硫促進剤、老化防止剤などを適宜配合することが
できる。
接着向上剤の他に通常ゴム配合剤とし使用される配合
剤、例えばカーボンブラック、プロセスオイル、加硫
剤、加硫促進剤、老化防止剤などを適宜配合することが
できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明する。実施例、比較例で得られたゴム組成物
の物性はつぎの方法で測定した。 (I)引張試験(100%モジュラスおよび切断時の伸
び) 引張試験はJIS−K−6301に準拠して行った。ゴ
ム組成物160℃20分間加硫した試験サンプルを作製
後測定した初期測定値と、熱老化条件下(80℃×24
時間のギアーオーブン中)に試験サンプルを放置後測定
した熱老化後測定値とを求めた。
詳細に説明する。実施例、比較例で得られたゴム組成物
の物性はつぎの方法で測定した。 (I)引張試験(100%モジュラスおよび切断時の伸
び) 引張試験はJIS−K−6301に準拠して行った。ゴ
ム組成物160℃20分間加硫した試験サンプルを作製
後測定した初期測定値と、熱老化条件下(80℃×24
時間のギアーオーブン中)に試験サンプルを放置後測定
した熱老化後測定値とを求めた。
【0014】(II)接着試験 黄銅メッキスチールコード(1×5構造、素線径0.2
5mm)を12.5mm間隔で平行に並べ、該スチールコー
ドの両側からゴム組成物をコーティングして、埋め込み
幅12.5mmにしたサンプル(ASTMサンプル)を作
製し、所定条件で加硫後、下記の接着性をASTM−D
−2229に準拠してスチールコードを引抜きその時の
引抜き力を測定した。表1における接着性の値は、比較
例1(接着向上剤の金属がCoのみ)の値を100とし
て指数表示した。 ア.初期接着性:ASTMサンプルの適正加硫(160
℃、20分間)後および過加硫(160℃、40分間)
後の測定を行った。 イ.未加硫耐水接着性:ASTMサンプルを温度30
℃、相対湿度86%の恒温恒湿槽に48時間放置後、1
60℃、20分間加硫して後、測定した。 ウ.加硫後耐水接着性:ASTMサンプルを160℃、
20分間加硫後、温度70℃、相対湿度96%の恒温恒
湿槽に96時間放置後測定した。 エ.耐熱老化接着性:ASTMサンプルを160℃、2
0分間加硫後、熱老化条件として温度100℃×120
時間ギアーオーブン中で放置した後測定した。
5mm)を12.5mm間隔で平行に並べ、該スチールコー
ドの両側からゴム組成物をコーティングして、埋め込み
幅12.5mmにしたサンプル(ASTMサンプル)を作
製し、所定条件で加硫後、下記の接着性をASTM−D
−2229に準拠してスチールコードを引抜きその時の
引抜き力を測定した。表1における接着性の値は、比較
例1(接着向上剤の金属がCoのみ)の値を100とし
て指数表示した。 ア.初期接着性:ASTMサンプルの適正加硫(160
℃、20分間)後および過加硫(160℃、40分間)
後の測定を行った。 イ.未加硫耐水接着性:ASTMサンプルを温度30
℃、相対湿度86%の恒温恒湿槽に48時間放置後、1
60℃、20分間加硫して後、測定した。 ウ.加硫後耐水接着性:ASTMサンプルを160℃、
20分間加硫後、温度70℃、相対湿度96%の恒温恒
湿槽に96時間放置後測定した。 エ.耐熱老化接着性:ASTMサンプルを160℃、2
0分間加硫後、熱老化条件として温度100℃×120
時間ギアーオーブン中で放置した後測定した。
【0015】実施例、比較例に用いる接着向上剤をつぎ
のようにして調製した。 a)接着向上剤A(実施例1、比較例4,5で使用) 水酸化コバルト(2モル)と水酸化ニッケル(1モル)
をバーサチック酸(3モル)、酢酸(3モル)の混合物
に溶解した。混合物を190℃で4時間加熱することに
より反応中に生成する水を除去した。このようにして生
成した混合酸石鹸をオルトホウ酸n‐ブチル(1モル)
と反応させ、置換された酢酸を、反応混合物を235
℃、6時間の条件で加熱することにより酢酸ブチルとし
て留去した。冷却すると、生成物は暗青色の硬い実質的
に非粘着性固体からなるものが得られた。 b)接着向上剤B(実施例2で使用) 水酸化コバルト(2.25モル)と水酸化ニッケル
(0.75モル)をバーサチック酸(3モル)、酢酸
(3モル)の混合物に溶解した。混合物を190℃で4
時間加熱することにより反応中に生成する水を除去し
た。このようにして生成した混合酸石鹸をオルトホウ酸
n‐ブチル(1モル)と反応させ、置換された酢酸を、
反応混合物を235℃、6時間の条件で加熱することに
より酢酸ブチルとして留去した。冷却すると、生成物は
暗青色の硬い実質的に非粘着性固体からなるものが得ら
れた。
のようにして調製した。 a)接着向上剤A(実施例1、比較例4,5で使用) 水酸化コバルト(2モル)と水酸化ニッケル(1モル)
をバーサチック酸(3モル)、酢酸(3モル)の混合物
に溶解した。混合物を190℃で4時間加熱することに
より反応中に生成する水を除去した。このようにして生
成した混合酸石鹸をオルトホウ酸n‐ブチル(1モル)
と反応させ、置換された酢酸を、反応混合物を235
℃、6時間の条件で加熱することにより酢酸ブチルとし
て留去した。冷却すると、生成物は暗青色の硬い実質的
に非粘着性固体からなるものが得られた。 b)接着向上剤B(実施例2で使用) 水酸化コバルト(2.25モル)と水酸化ニッケル
(0.75モル)をバーサチック酸(3モル)、酢酸
(3モル)の混合物に溶解した。混合物を190℃で4
時間加熱することにより反応中に生成する水を除去し
た。このようにして生成した混合酸石鹸をオルトホウ酸
n‐ブチル(1モル)と反応させ、置換された酢酸を、
反応混合物を235℃、6時間の条件で加熱することに
より酢酸ブチルとして留去した。冷却すると、生成物は
暗青色の硬い実質的に非粘着性固体からなるものが得ら
れた。
【0016】c)接着向上剤C(比較例1で使用) 水酸化コバルト(3モル)をバーサチック酸(3モ
ル)、酢酸(3モル)の混合物に溶解した。混合物を1
90℃で4時間加熱することにより反応中に生成する水
を除去した。このようにして生成した混合酸石鹸をオル
トホウ酸n‐ブチル(1モル)と反応させ、置換された
酢酸を、反応混合物を235℃、6時間の条件で加熱す
ることにより酢酸ブチルとして留去した。冷却すると、
生成物は暗青色の硬い実質的に非粘着性固体からなるも
のが得られた。 d)接着向上剤D(比較例2で使用) 水酸化コバルト(2.8モル)と水酸化ニッケル(0.
2モル)をバーサチック酸(3モル)、酢酸(3モル)
の混合物に溶解した。混合物を190℃で4時間加熱す
ることにより反応中に生成する水を除去した。このよう
にして生成した混合酸石鹸をオルトホウ酸n‐ブチル
(1モル)と反応させ、置換された酢酸を、反応混合物
を235℃、6時間の条件で加熱することにより酢酸ブ
チルとして留去した。冷却すると、生成物は暗青色の硬
い実質的に非粘着性固体からなるものが得られた。 e)接着向上剤E(比較例3で使用) 水酸化コバルト(1モル)と水酸化ニッケル(2モル)
をバーサチック酸(3モル)、酢酸(3モル)の混合物
に溶解した。混合物を190℃で4時間加熱することに
より反応中に生成する水を除去した。このようにして生
成した混合酸石鹸をオルトホウ酸n‐ブチル(1モル)
と反応させ、置換された酢酸を、反応混合物を235
℃、6時間の条件で加熱することにより酢酸ブチルとし
て留去した。冷却すると、生成物は暗青色の硬い実質的
に非粘着性固体からなるものが得られた。
ル)、酢酸(3モル)の混合物に溶解した。混合物を1
90℃で4時間加熱することにより反応中に生成する水
を除去した。このようにして生成した混合酸石鹸をオル
トホウ酸n‐ブチル(1モル)と反応させ、置換された
酢酸を、反応混合物を235℃、6時間の条件で加熱す
ることにより酢酸ブチルとして留去した。冷却すると、
生成物は暗青色の硬い実質的に非粘着性固体からなるも
のが得られた。 d)接着向上剤D(比較例2で使用) 水酸化コバルト(2.8モル)と水酸化ニッケル(0.
2モル)をバーサチック酸(3モル)、酢酸(3モル)
の混合物に溶解した。混合物を190℃で4時間加熱す
ることにより反応中に生成する水を除去した。このよう
にして生成した混合酸石鹸をオルトホウ酸n‐ブチル
(1モル)と反応させ、置換された酢酸を、反応混合物
を235℃、6時間の条件で加熱することにより酢酸ブ
チルとして留去した。冷却すると、生成物は暗青色の硬
い実質的に非粘着性固体からなるものが得られた。 e)接着向上剤E(比較例3で使用) 水酸化コバルト(1モル)と水酸化ニッケル(2モル)
をバーサチック酸(3モル)、酢酸(3モル)の混合物
に溶解した。混合物を190℃で4時間加熱することに
より反応中に生成する水を除去した。このようにして生
成した混合酸石鹸をオルトホウ酸n‐ブチル(1モル)
と反応させ、置換された酢酸を、反応混合物を235
℃、6時間の条件で加熱することにより酢酸ブチルとし
て留去した。冷却すると、生成物は暗青色の硬い実質的
に非粘着性固体からなるものが得られた。
【0017】実施例1 天然ゴム100重量部、酸化亜鉛10重量部、老化防止
剤2重量部、HAFカーボンブラック55重量部、接着
向上剤Aの0.4重量部をバンバリー型インターナルミ
キサーで混合して、マスターバッチを得た。得られたマ
スターバッチに硫黄6重量部、加硫促進剤DZの0.7
重量部をオープンロール上で添加混練し、スチールコー
ド接着用ゴム組成物を得た。物性評価を表1に示す。
剤2重量部、HAFカーボンブラック55重量部、接着
向上剤Aの0.4重量部をバンバリー型インターナルミ
キサーで混合して、マスターバッチを得た。得られたマ
スターバッチに硫黄6重量部、加硫促進剤DZの0.7
重量部をオープンロール上で添加混練し、スチールコー
ド接着用ゴム組成物を得た。物性評価を表1に示す。
【0018】実施例2、比較例1〜5 表1に示すように接着向上剤の種類をかえる以外は実施
例1と同様に行なった。
例1と同様に行なった。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明のスチールコード接着用ゴム組成
物は、スチールコード材との初期接着性、耐水接着性、
耐破壊性が良好であり、かつ、熱老化に耐えうる接着性
が優れている。したがって、本発明のゴム組成物はタイ
ヤのベルトやカーカスのスチール被覆用に好適に用いら
れる。その他、コンベルト、ホースなどのスチール被覆
用にも用いることができる。
物は、スチールコード材との初期接着性、耐水接着性、
耐破壊性が良好であり、かつ、熱老化に耐えうる接着性
が優れている。したがって、本発明のゴム組成物はタイ
ヤのベルトやカーカスのスチール被覆用に好適に用いら
れる。その他、コンベルト、ホースなどのスチール被覆
用にも用いることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 天然ゴムと合成ポリイソプレンとからな
る群から選ばれた少くとも一種が50重量%以上含むゴ
ム成分100重量部に対して、有機酸金属塩とホウ酸金
属塩とからなる群から選ばれた少くとも一種の接着向上
剤0.1〜15重量部を含むゴム組成物であって、該接
着向上剤の金属分重量比Co/Niが90/10〜55
/45であることを特徴とするスチールコード接着用ゴ
ム組成物。 - 【請求項2】 接着向上剤が一般式 【化1】 (ここで、MはCoおよびNiを示し、X,YおよびZ
は炭素数7〜11のモノカルボン酸の酸基を示す)で示
されるホウ酸金属類であることからなる請求項1記載の
スチールコード接着用ゴム組成物。
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---|---|---|---|
JP12387693A JP3323279B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | スチールコード接着用ゴム組成物 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12387693A JP3323279B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | スチールコード接着用ゴム組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3323279B2 JP3323279B2 (ja) | 2002-09-09 |
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ID=14871563
Family Applications (1)
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JP12387693A Expired - Fee Related JP3323279B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | スチールコード接着用ゴム組成物 |
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---|---|
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