JPH06329122A - 封緘用フィルム及び同フィルムの残少検出装置 - Google Patents

封緘用フィルム及び同フィルムの残少検出装置

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JPH06329122A
JPH06329122A JP13646393A JP13646393A JPH06329122A JP H06329122 A JPH06329122 A JP H06329122A JP 13646393 A JP13646393 A JP 13646393A JP 13646393 A JP13646393 A JP 13646393A JP H06329122 A JPH06329122 A JP H06329122A
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JP
Japan
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film
sealed
photosensor
sealing
detection time
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Application number
JP13646393A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nagaoka
満雄 長岡
Hirotomo Aoyama
宏知 青山
Takako Kuwabara
孝子 桑原
Tsutomu Tanabe
勉 田辺
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Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 被封緘物の厚みの大小、エンドマークの一部
欠損、文書のフィルムに対するズレ等の偶発的発生等に
影響されずに、真にフィルムの残りが少なくなった時、
確実にこれを検出して表示し、フィルム補給を促す。 【構成】 2軸のロールフィルム13a,13bの巻戻
し先端を接合した封緘用フィルムへ、搬送される被封緘
物を突き当てるとともに、被封緘物とフィルムとを繰出
し搬送して、被封緘物を被覆したフィルムの両サイドを
溶着する。一方のフィルムに設けられた切断位置決め用
マークを検出して、所定の長さ毎に両フィルムを溶着切
断して被封緘物を封緘する。少なくとも一方のフィルム
の片側に、そのフィルムの終端付近において、所定幅を
もってフィルム残少を識別するためのマーク133を、
所定の長さにわたって設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙や印刷物等の被
封緘物(以下、文書という。)を被覆した表側フィルム
と裏側フィルムからなる封緘用フィルムの両サイドを溶
着し、また、そのフィルムを所定長さごとに溶着切断し
て封緘する自動封緘機で用いる封緘用フィルム及びその
封緘用フィルムの残少検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に概略的に示すように、上流装置A
から排出される文書pを、取込み部B1により整合部B
3のトレイ6上に積載整合し、そのトレイ6を移動し
て、その文書pをフィルム供給部B4に備えた上下の2
軸に支持されたロール状の表側フィルム13aと裏側フ
ィルム13bの巻戻し先端を接合してなる封緘用フィル
ム13を繰り出して、文書pを被覆した状態で搬送手段
18により搬送し、溶着手段20により前記封緘用フィ
ルムの両サイドを溶着し、かつ、そのフィルムに設けた
切断位置決め用マーク(以下、レジマークという)を検
出して、所定長さごとにそのフィルムを溶着切断手段1
9により溶着切断して、文書を封入した封緘物SMを形
成し、これを排出ローラ21により機外の排出トレイ2
2上に排出する自動封緘機が既に提案されている。
【0003】このような自動封緘機においては、封緘回
数が増すに連れて当然フィルム13が消耗するので、消
耗されたときは、新規なロールフィルムの補給が必要で
ある。そして、フィルムの消耗時期の接近を知らないで
いると、突然に消耗したときになって初めてロールフィ
ルムの在庫を調べ、装填していたのでは、その自動封緘
機が接続されているファクシミリ送受信機やプリンタの
ような上流装置の受信記録排出動作や印字動作の停止時
間が長くなるので、種々の不都合が生じる。
【0004】このような不都合を避けるため、例えば、
プリンタにおいてはトナー残少になったときに表示パネ
ルにトナー残少表示を行い、また、ファクシミリ送受信
機においては用紙に残少を目視可能に表示するためのマ
ークを印刷してあるのと同様に、封緘用フィルムに残少
を表示するためのマーク(以下、エンドマークとい
う。)を設けておけば、フィルムが残少状態になったと
きには、封緘物のフィルムの表面にそのマークが露顕さ
れるので、封緘物を受取る際にフィルム残少に気が付い
た者がオペレータに通報し、フィルムの補給を促すこと
が考えられる。この場合は、その通報に基づいて在庫を
確認し、非受信時に余裕をもって補給を行うことができ
る利点がある。
【0005】しかしながら、上記エンドマークで封緘物
を受取りに来た人の目に訴えて、フィルムの補給を促し
ても、必ずしも直ちに補給するとは限らず、また、次に
封緘物を受取に来た人には、エンドマークの露顕開始時
刻が判らないので、真のフィルム残量も判らず、いつ補
給すべきかを判断することができない。従って、消耗時
期の接近予告の効果が少なく、封緘動作の中断時間が長
くなる欠点がある。
【0006】そこで、図2に示すように、封緘用フィル
ムの一方のフィルム13aの透明な宛名窓131 を除いた
部分を一様の濃度d1を有するインキで印刷し、かつ、
所定の長さごとに全幅に渡る透明な細帯状のレジマーク
132 を設け、さらに、フィルムの終端より所定長前の位
置から終端にかけて、前記濃度d1よりも濃い濃度d2
のインキで端縁部を印刷してなるエンドマーク133 を設
けるとともに、他方のフィルム13bは、その全面を濃
度d1のインキで印刷し、他方、自動封緘機には、フィ
ルム13の先端検知器と、前記レジマーク132 及びエン
ドマーク133 の検知器を兼ねるフォトセンサSを設け、
図3に示すように、フォトセンサの出力レベルをフィル
ムなしの場合のレベルL1、フィルムはあるが、レジマ
ークがある場合のレベルL2、フィルムがあるが、レジ
マークが無い場合のレベルL3及びエンドマークがある
場合のレベルL4の4段階に分け、現在の出力レベルが
いずれであるかにより、フィルムの有無及びレジマーク
検出か、エンドマーク検出かを判定し、エンドマーク検
出時にフィルム残少であると判定する方法を、本出願人
は、先の特許出願明細書において提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
フィルム残少検出方法は、次のような問題を孕んでいる
ことが明らかになった。すなわち、 フォトセンサSは、フィルム搬送面を挟んで互いに反
対側に発光素子PHeと、受光素子PHrとを配設し、
かつ、発光素子PHeからの光を拡散フィルタF1 を経
て受光素子PHr方向に放射し、集光フィイルタF2 を
経て受光素子PHrで受けるように構成してある。 文書pを被覆する2枚のフィルム13a,13bは、
その端縁がレジマーク132 部分を除き、遮光性インクで
印刷されており、前記各出力レベルL1〜L4は、フィ
ルムを2枚重ね合わせた状態での出力レベルを設定して
ある。 被封緘物である文書pの厚さは、1〜50枚の範囲で
変化する。従って、 上下のフィルム13a,13bの発光素子PHeと受
光素子PHrに対する距離は、文書pの厚みの大小によ
り異なり、図4に示すように、文書pが薄手の場合は、
エンドマークを有するフィルム13aが受光素子PHe
から離れるので出力レベルが高くなるのに対して、文書
が厚手の場合は、図5に示すように、エンドマークを有
するフィルムが受光素子に近付くので出力レベルが低く
なる。
【0008】上記のように、フィルムが同じくエンドマ
ークを有する場合にも、出力レベルが若干異なるため、
文書のいかなる厚みの場合にもエンドマークを確実に検
出するように出力レベルのスレショルドレベルを設定す
ることが非常に困難である。
【0009】また、エンドマークが印刷されたフィルム
が、ロールフィルムの輸送中に、又は、フィルム供給部
から繰り出される間などに、フィルム同士の接触及びテ
ンションロッドなどとの接触によって、エンドマーク13
3 が一部欠損したり、濃度が薄くされたりする。さら
に、文書がフィルムと共に搬送されるときに、文書がフ
ィルムに対して側方にズレる場合もある。このため、エ
ンドマークがまだ来ていないのに、受光素子はエンドマ
ーク検出時に相当する出力レベルを判定部に与えるた
め、判定部はフィルム残少であると誤判定することとな
り、まだフィルム残量が多いのに、自動封緘機の動作を
中断してしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上記の点に鑑み、被封緘物の厚
みの大小、エンドマークの一部欠損、文書のフィルムに
対するズレ等の偶発的発生等に影響されずに、真にフィ
ルムの残りが少なくなったときに確実にこれを検出して
表示し、フィルム補給を十分前もって促すことができる
ようにした自動封緘機の封緘用フィルム及びフィルム残
少検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、2軸のロールフィルムの巻戻し先端を接
合してなる封緘用フィルムに、搬送される被封緘物を突
き当てるとともに、その被封緘物と前記フィルムとを繰
出し搬送して、前記被封緘物を被覆した前記フィルムの
両サイドを溶着するとともに、一方のフィルムに設けら
れた切断位置決め用マークを検出して、所定の長さ毎に
両フィルムを溶着切断して前記被封緘物を封緘する自動
封緘機の封緘用フィルムにおいて、少なくとも一方のフ
ィルムの一方のサイドに、そのフィルムの終端付近にお
いて所定幅をもってフィルム残少を識別するためのマー
クを所定長さに渡って設けたことを特徴としている。
【0012】また、2軸のロールフィルムの巻戻し先端
を接合してなる封緘用フィルムに、搬送される被封緘物
を突き当てるとともに、その被封緘物と前記フィルムと
を繰出し搬送して、前記被封緘物を被覆した前記フィル
ムの両サイドを溶着するとともに、一方のフィルムに設
けられた切断位置決め用マークを検出して、所定の長さ
毎に両フィルムを溶着切断して前記被封緘物を封緘する
自動封緘機のフィルム残少検出装置において、フォトセ
ンサと、制御部と、判定部とを有し、前記フォトセンサ
は、搬送されるフィルムの一方のサイドに対応して設置
された透過型フォトセンサであり、前記制御部は、前記
フォトセンサが前記フィルムの先端を検知した時点から
第一の検出時間内と、前記フォトセンサが前記フィルム
に設けてある切断位置決め用マークを検知した時点から
第二の検出時間内に、それぞれ前記フォトセンサの受光
信号を前記判定部に取込む制御を行うものであり、前記
判定部は、前記各検出時間内に取込まれた受光信号のレ
ベルを監視し、その受光信号のレベルが所定レベルの場
合にフィルム残少であると仮定し、かつ、前記第一の検
出時間内及びこれに続く第二の検出時間内でのレベル監
視時にともにフィルム残少であると仮定した場合に、真
にフィルム残少であると判定するものであることを特徴
としている。
【0013】さらに、2軸のロールフィルムの巻戻し先
端を接合してなる封緘用フィルムに、搬送される被封緘
物を突き当てるとともに、その被封緘物と前記フィルム
とを繰出し搬送して、前記被封緘物を被覆した前記フィ
ルムの両サイドを溶着するとともに、一方のフィルムに
設けられた切断位置決め用マークを検出して、所定の長
さ毎に両フィルムを溶着切断して前記被封緘物を封緘す
る自動封緘機のフィルム残少検出装置において、第1フ
ォトセンサ及び第2フォトセンサと、制御部と、判定部
とを有し、前記第1フォトセンサ及び第2フォトセンサ
は、搬送されるフィルムの両サイドにそれぞれ対応して
設置された透過型フォトセンサであり、前記制御部は、
前記第1のフォトセンサが前記フィルムの先端を検知し
た時点から第一の検出時間内と、前記第1のフォトセン
サが前記フィルムに設けてある切断位置決め用マークを
検知した時点から第二の検出時間内に、それぞれ前記第
2のフォトセンサの受光信号を前記判定部に取込む制御
を行うものであり、前記判定部は、前記各検出時間内に
取込まれた第2のフォトセンサの受光信号のレベルを監
視し、その受光信号のレベルが所定レベルの場合にフィ
ルム残少であると仮定し、かつ、前記第一の検出時間内
及びこれに続く第二の検出時間内でのレベル監視時にと
もにフィルム残少であると仮定した場合に、真にフィル
ム残少であると判定するものであることを特徴としてい
る。
【0014】
【作用】一方のフィルムの一方のサイドに対応して透過
型のフォトセンサを設けると、フィルムの残量が未だ多
いときはフィルムはエンドマークを有しないので、その
フォトセンサの受光素子の出力レベルは所定のレベルを
維持する。しかし、フィルムの残量が少なくなったとき
には、フィルムの終端付近から終端にかけてエンドマー
クを有するので、フォトセンサの受光素子の出力レベル
を所定のレベルよりも下げる。また、フィルム残少検出
装置では、搬送されるフィルムの一方のサイドに対応し
て設置された透過型フォトセンサが、前記フィルムの先
端を検知すると、制御部はその先端検知時点から第一の
検出時間内と、前記フォトセンサが前記フィルムに設け
てある切断位置決め用マークを検知した時点から第二の
検出時間内に、それぞれ前記フォトセンサの受光信号を
判定部に取込む。判定部は、前記各検出時間内に取込ま
れた受光信号のレベルを監視し、その受光信号のレベル
が所定レベルの場合にフィルム残少であると仮定し、か
つ、前記第一の検出時間内及びこれに続く第二の検出時
間内でのレベル監視時にともにフィルム残少であると仮
定した場合に、真にフィルム残少であると判定する。
【0015】さらに、フィルム残少検出装置において、
第1のフォトセンサ及び第2のフォトセンサを、搬送さ
れるフィルムの両サイドにそれぞれ対応して設置した場
合は、制御部は、第1のフォトセンサが前記フィルムの
先端を検知した時点から第一の検出時間内と、前記第1
のフォトセンサが前記フィルムに設けてある切断位置決
め用マークを検知した時点から第二の検出時間内に、そ
れぞれ第2のフォトセンサの受光信号を判定部に取込
む。判定部は、前記各検出時間内に取込まれた受光信号
のレベルを監視し、その受光信号のレベルが所定レベル
の場合にフィルム残少であると仮定し、かつ、前記第一
の検出時間内及びこれに続く第二の検出時間内でのレベ
ル監視時にともにフィルム残少であると仮定した場合
に、真にフィルム残少であると判定する。
【0016】
【実施例】次に、本発明の係るフィルム残少検出装置を
用いる自動封緘機の構成について説明する。図6は上流
装置から排出される文書をトレイで整合させた後、移動
して、上下のロールフィルムから繰り出したフィルムで
被覆し、フィルムの両サイドを溶着し、文書の直後でフ
ィルムを溶着切断して封緘する自動封緘機の概略構成
を、主として駆動系を中心として示した模式図であり、
図7は自動封緘機の具体的構成の一例を示す断面図であ
る。
【0017】図7の上流装置Aは、例えば、ファクシミ
リ受信機、複写機又はプリンタ等のその時点に用紙に記
録して一枚ずつ排出する画像形成装置、あるいは、堆積
された既製文書の中から指定された枚数までを連続的に
排出する文書繰出し装置であり、自動封緘機Bは上流装
置Aに接続して用いられる。自動封緘機Bは、図6に示
すように、概括的には、取込部B1 、上部排出部B2 、
整合部B3 、フィルム供給部B4 、封緘部B5 、及び下
部排出部B6 からなっている。
【0018】前記取込部B1 は、上流装置Aから排出さ
れる文書Pを封緘機B内に取込むものであり、筐体1の
取込口に近接して設けられた取込ローラ2と、この取込
ローラを所定方向に回転させるモータICMと、取込ロ
ーラの下流側に設けられ、進行方向を切換える切換えゲ
ート3と、この切換えゲート3を上位と下位に回動させ
るソレノイドFLSOLとからなっている。取込部B1
には取込まれる文書の有無を検出するセンサS1が設け
てある。ソレノイドFLSOLは、通常は消磁状態にあ
り、図外の操作部の非封緘指令入力スイッチを押した場
合は、即時に励磁されてゲートを下位側に回動させる
が、非封緘指令入力スイッチを押さない場合は、上流装
置Aから排出される文書が前記センサS1により検知さ
れたときに、その文書の前半部程度が取込みローラ2を
通過するまでの間、励磁されてゲート3を下位側に回動
させる。そして、取込ローラ2により取込まれる文書P
は、ゲート3が下位側にあるときは上部排出部B2 を構
成する上位排出ローラ4を介して上排出トレイ5に載置
され、上位側にあるときは下流側の整合部B3 に取込ま
れる。
【0019】整合部B3 は、トレイ6、整合ローラ7、
ゲート8、クランパ9、トレイ移動手段10、ステープ
ラ11、及びステープラ移動手段12を有する。
【0020】トレイ6は、取込まれる文書を載置する載
置面と、その載置面の一側で起立して文書の幅方向の整
合基準面となる側壁を有する。整合ローラ7は、ソレノ
イドALSOLによりトレイ6の載置面に対して近接し
た位置と、離間された位置との間を移動され、モータA
LMにより一定方向に回転される。載置面に近接した整
合ローラ7はモータALMに回転されて、取込ローラ2
からトレイ6上面に飛翔してきた文書を、トレイの側壁
に向けて斜め送りする。
【0021】ゲート8は、トレイ6の前端部の下側にお
ける支軸回りに回転して起伏自在に取付けてあり、常に
起立方向に付勢してある。そして、トレイ6がホームポ
ジション(後退位置)にあるときは、ゲート8が起立し
て文書の長手方向の整合基準面となり、そのトレイ上面
を整合ローラ7により斜め送りされる文書の先端部を停
止させて、全ての文書の先端を整合させる。
【0022】トレイ6の側壁には、トレイ上に一枚の文
書が整合されるたびに、その文書を前後においてトレイ
に挾圧保持するためのクランパ(紙押え手段)9が設け
てある。このクランパは、トレイ上面に対して接離する
押圧片9aと、その押圧片に接離動作をさせるソレノイ
ドPCSOLとからなっている。
【0023】トレイ移動手段10は、トレイ6を前後方
向(図6,7においては左右方向)に往復移動させるも
のであり、可逆モータTRMと、そのモータの回転運動
をトレイ6の直線往復運動に変換する機構と、トレイを
前後方向に案内する案内部材とを有しておりおり、モー
タTRMが後述される制御部により制御駆動されて、ト
レイ6を図7に実線で示す後退位置と、鎖線で示す前進
位置との間で往復移動させるものである。
【0024】ステープラ11は、トレイ6の側壁と反対
側に設けられ、そのトレイ上に積載され、整合ローラ7
及びゲート8により整合され、かつ、クランパ9により
押えられた文書Pを、ステープル指令を受けた場合に綴
じるためのものである。その構造自体は既知であるの
で、詳細な図示を省略してある。このステープラ11
も、また、モータSTMと、そのモータの回転運動をス
テープラの直線往復運動に変換する機構とを有して、前
後に移動する。そして、ステープラ11は、後退位置に
あるトレイ6の前部にホームポジションを有し(図6で
は、便宜的に後方に移動して示されている。)、トレイ
上で整合された文書の一側前部を綴じる場合は、ホーム
ポジションで綴じ動作をし、また、文書の一側中央部及
び/又は後部で綴じる場合は、モータSTMにより後方
に所定位置まで移動した後、綴じ動作を行う。
【0025】整合部B2 の下流側に設けられているフィ
ルム供給部B4 は、封緘用フィルム13を装填したフィ
ルムカートリッジ14を有している。封緘用フィルム1
3は、上下の2軸に巻き取られたロールフィルムを用い
る表側フィルム13aと、裏側フィルム13bの巻戻し
先端を接合(13c)してなっている。そして、カート
リッジ14は、その上下両側において下流方向に開口す
る収容部に、前記表側フィルム13aと裏側フィルム1
3bを回転自在に保持し、両フィルムの巻戻し先端の接
合部13cをカートリッジの中央の開口部14aに位置
させた状態で待機されてある。
【0026】カートリッジ14内には、各ロールフィル
ムに対して緩衝作用と緊張作用を与えるテンション機構
15が設けてあり、フィルム13を装填したカートリッ
ジ14をフィルム供給部B4に装着すると、封緘用フィ
ルム13は、トレイ6の前進移動により移送される文書
の移送路を直交遮断するように張設される。
【0027】前進するトレイ6又は後述される搬送ロー
ラ16からフィルム13が下流方向の力を受けた場合は
円滑に繰り出されるが、トレイ又は搬送ローラからの力
が解除された時に前記テンション機構15からフィルム
13にかかるバックテンションによって容易に引き出さ
れることがないように、ロールフィルムの軸に所要の摩
擦力が付与されている。
【0028】前記カートリッジ14は、これを支持する
マウンタ16を保持部材23に昇降自在に装着されてお
り、モータFCMの回転制御により前記マウンタ16を
移動させて、カートリッジの中央の開口部の中心がトレ
イ6による文書搬送路と合致してフィルムが文書移送路
を遮断する位置、すなわち封緘位置と、カートリッジが
文書移送路から下方に退避した位置封緘位置との間を昇
降されるようになっている。
【0029】フィルム供給部B4 の下流側に設けてある
封緘部B5 は、文書をその上下面から被覆したフィルム
13を挟持して搬送する搬送ローラ18と、フィルム1
3を所定長(文書を包み込むに足る長さ)ごとに溶着切
断(ヒートカット)するための溶着切断手段であるヒー
トカッタ19と、文書を表裏両面から被覆したフィルム
13の両サイドを溶着(熱シール)するためのヒートロ
ーラ20とを有している。
【0030】封緘部の下流側に排出部B6 を有する。排
出部B6 は、前記ヒートカッタ19よるヒートカットと
ヒートローラ20による熱シールにより形成される封緘
物SMを筐体1の外に排出するための排出ローラ21
と、排出される封緘物を堆積する下排出トレイ22とか
らなっている。
【0031】そして、搬送ローラ18、ヒートローラ2
0及び排出ローラ21には、これらを所定方向に回転さ
せるための共通の搬送モータMMが接続され、搬送ロー
ラ18には、これを構成する駆動ローラと従動ローラの
ニップを開閉させるニップ開閉手段、例えばモータTA
Mとカム及びカロフォロワ(いずれも図示せず)が連結
され、ヒートカッタ19には、これを構成する切断刃1
9aと台座19bを相互に接近押圧させるための駆動手
段、例えばモータHCMとカム及びカロフォロワ(いず
れも図示せず)が連結され、さらに、ヒートローラ20
のニップを開閉させるニップ開閉手段、例えばモータH
RMとカム及びカムフォロワ(いずれも図示せず)が連
結されている。ヒートカッタの切断刃19a内にはフィ
ルム13を溶融しうる温度で発熱するヒータHCが内蔵
され、また、ヒートローラ20の加熱ローラ20a内に
もフィルムを溶着しうる温度に発熱するヒータHRが内
蔵されている。
【0032】上記自動封緘機Bには、上記取込部B1 の
センサS1の他に、少なくとも2個のセンサS2 ,S3
が設けてある。センサS2 は、後述されるように、フォ
トセンサを用いており、フィルムの先端検知と、フィル
ムに設けてある後述の切断位置決め用マーク(以下、レ
ジマークという。)及びフィルムの残少を識別するため
に設けてあるマーク(以下、エンドマークという。)の
検出とを行うためのものであり、搬送ローラ18とヒー
トカッタ19の間に設けられて、フィルム供給部B4 か
らフィルム13が搬送ローラ18により繰出され始めた
ことを検出することができる。さらに、センサS3 は、
搬送されたフィルム及び文書が封緘部B5 から排出され
たことを検出するためのものであり、排出ローラ21の
至近に設けてある。
【0033】自動封緘機は、図8に示すように、上記上
流装置Aと、各センサS1 〜S3 とがインタフェース回
路100に、また、それぞれ駆動手段であるモータIC
M,ALM,STM,TRM,FCM,MM,TAM,
HCM,HRM、ソレノイドFLSOL,ALSOL,
PCSOL、ヒータHC,HRが、これらをそれぞれ駆
動するための駆動回路(図示省略)を介して、前記イン
タフェース回路100に接続され、インタフェース回路
は中央演算制御部CPU、記憶部ROM、RAMからな
るマイクロコンピュータ200に接続してある。CPU
は、機能実現手段として、前記取込部B1 のゲート3の
取込方向を指定する取込制御手段201、整合ローラ7
の昇降タイミング及び回転を制御する整合制御手段20
2、ステープラ11の動作及びステープラ移動手段12
を制御するステープラ制御手段203、トレイ移動手段
10を制御するトレイ制御手段204、前記搬送ローラ
18、ヒートローラ20及び排出ローラ21に共通の搬
送モータMMを制御する搬送制御手段205、モータT
AMによる搬送ローラのニップ開閉制御を通してフィル
ム供給を制御するフィルム供給制御手段206、フィル
ム供給部のカートリッジ移動手段FCMを制御する退避
制御手段207、ヒートカッタ19の開閉駆動部HCM
を制御するためのヒートカッタ制御手段208、ヒート
ローラ20の開閉駆動部HRMを制御するためのヒート
ローラ制御手段209、ジャム検出手段210及びフィ
ルム残少検知手段211を有している。
【0034】ジャム検出手段210は、前記センサS2
からのフィルム先端検知信号入力時点から所定時間内に
センサS3 から封緘物終端検知信号を入力しない時にジ
ャム発生と判断してジャム検出信号を出力する。
【0035】ヒートカッタ制御手段208は、センサS
2 の出力レベルが後述されるように所定値の時にヒート
カッタ開閉用モータHCMを駆動させるようになってい
る。また、フィルム残少検知手段211は、センサS2
の出力レベルが所定値の時に残少検知信号を出力するよ
うになっている。
【0036】また、インタフェース回路100には、表
示部300が接続されている。CPUは、フィルム残少
検知手段211からの残少検知信号に基づき、表示部3
00にフィルム残少を表示してオペレータにフィルム切
れを予告する。また、CPUはジャム検出手段210か
らのジャム検出信号に基づき表示部300にその旨を表
示させるようになっている。
【0037】続いて、上記の構成による動作を、図9な
いし図16を参照して説明する。今、封緘機が封緘指令
信号を入力した場合の動作を説明する。図9は、上流装
置Aから封緘機Bに一枚の文書を取込む時から整合する
時までのタイムチャート、図10は文書綴込み時のタイ
ムチャート、図11は封緘部における封緘動作のタイム
チャートである。図12ないし図16は各段階の作動状
態を示す要部断面図である。
【0038】図12は初期状態を示している。トレイ6
は後退位置にあり、搬送ローラ18、ヒートカッタ19
を構成する刃19aと台座19b及びヒートローラ20
はいずれも開放状態にある。また、通常は封緘モードに
あるので、退避制御手段207はカートリッジ14を封
緘位置に保持している。始動されると、まず、上流装
置Aからの文書Pの取込、取込んだ文書の整合、ヒ
ートカッタ19及びヒートローラ20のウォームアップ
が行われる。
【0039】文書の取込過程においては、取込制御手段
201及び整合制御手段202が稼動して、図9に示す
ように、取込モータICMを回転させ、上流装置から排
出される文書をゲート3により整合部B3 方向に取込
む。センサS1 が文書の先端を検知すると、ソレノイド
FLSOLを所定時間励磁させて、ゲート3を下位側に
回動させるので、その文書はコルゲートを形成されなが
らトレイ6上に飛翔して載置される。
【0040】そして、センサS1が文書の先端を検知し
てから所定時間後に整合モータALMを回転させ、整合
の準備をするとともに、センサS1が文書の後端を検知
した後に整合ローラ7をトレイ上面方向に下降させて、
トレイ上に載置された文書を斜め送りして整合させる。
整合ローラの上昇復帰前にクランパ9aを下降させ、整
合された文書をトレイに押える。この文書の取込・整合
は、上流装置Aから所定枚数の文書が排出され尽くすま
で、各文書が排出されるたびに行われる。
【0041】所定枚数の文書の取込整合を終了すると、
図10に示すようにクランパ9aで押えた後、ステープ
ラ制御手段203が稼動する。ステープラ制御手段20
3は、文書に対する綴じ込み指定位置に応じて、文書の
一側の前部のみ、後部のみ又は双方において綴じ込みを
行う。一例を説明すると、前部を綴じる場合は、モータ
STMによりステープラ11を若干後方に移動して停止
し、ステープラ11を駆動させて綴じ込む。後部も綴じ
る場合は、トレイ制御手段204も稼動して、モータT
RMを回転させ始めてトレイ6を前進させ、ステープラ
11とトレイ6の相対移動により所定位置に達したとき
に両者を停止して、ステープラ11を駆動し、後部の綴
じ込みを行う。所定の綴じ込みを終了した後は、モータ
STMを逆転させてステープラをホームシポジションで
ある前方位置に復帰させる。
【0042】また、所定の綴じ込みを終了した時は、図
11に示すようにトレイ制御手段204がトレイモータ
TRMを正転させて、トレイ6を前進させて文書の封緘
部方向の搬送を開始する。トレイ6は、その上の文書P
をクランパにより整合状態に保持したまま、図13に示
すように、ゲート8を倒しながら前進し、その文書を下
流側のフィルム供給部B4 に搬送する。
【0043】トレイ6はその前端部をフィルムカートリ
ッジ14の開口部14aの中心に前進させて、フィルム
13の表面側フィルム13aと裏面側フィルム13bの
接合部を前記開口部の中心に合致させて、テンション機
構17で軽くたぐられて緊張状態で待機しているフィル
ム13を下流方向に押し進め、図13のように、そのフ
ィルム13を繰り出して、そのフィルムで文書の前部の
表裏面を被覆させた状態で、そのフィルムと文書の前部
を離間状態にある搬送ローラ18の間まで移送して、前
進位置で停止する。
【0044】この状態で、フィルム供給制御手段206
が稼動して、ニップ駆動手段TAMを介して開放してい
た搬送ローラ18を図14に示すように閉じて、フィル
ムと文書を挾持すると同時に、クランパ9を開放させた
後、トレイ制御手段204が再びトレイ6をゲート8が
起立しない中間位置まで復帰させる。その後、搬送制御
手段205は、トレイの後退開始とほぼ同時に搬送モー
タMMを回転させ、搬送ローラ18を回転させて、フィ
ルムと文書を搬送する。これに続き、先にウォームアッ
プをしていたヒートローラ制御手段209がヒートロー
ラ20の加圧ローラ20aと加熱ローラ20bを閉じ
て、搬送されてくるフィルムの両サイドを連続的に熱シ
ールする。
【0045】そして、その搬送される文書Pの後端がゲ
ート8を通過した時点で、図15に示すように、トレイ
6を後退位置まで完全復帰させる。その時点で、ゲート
8は図示しない復帰ばねの作用により復帰し、起立状態
に戻る。これにより、トレイ6上には、次の文書Pの取
込が可能な状態となる。
【0046】センサS2 は、搬送ローラ18により下流
側に搬送されるフィルム13の一方のサイドの光透過度
を検出して、その出力電圧をインタフェース100を介
して制御部200に与えており、制御部はフィルムの有
無、レジマーク132の有無及びフィルム残少の有無を
監視している。
【0047】そして、図11に戻って、センサS2 がフ
ィルムのレジマーク132を検出したことに基づいて先
ず、搬送制御手段205が搬送モータMMの回転を止
め、また、ヒートローラ制御手段209が停止されてい
るフィルムのヒートローラとの接触継続による過熱収縮
を防止するため、ヒートローラ20を開放し、引続き、
ヒートカット制御手段208が、図16に示すように、
ヒートカッタ19の切断刃19aと台座19bを閉じ
て、そのレジマーク132でフィルム13をヒートカッ
トする。
【0048】ヒートカット後に、フィルム供給制御手段
206がニップ駆動手段TAMを介してそれまで閉じて
いた搬送ローラ18を開放させた後、搬送モータMMを
再度回転させるとともに、ヒートローラ20を再び閉じ
て、ヒートカット時点にヒートカッタとヒートローラと
の間のフィルムの両サイドの未シール部分をシールす
る。
【0049】これにより、ヒートカッタ19の下流側
に、図17に示すような、両サイドが熱シール(13
3)され、前後がレジマーク132の部分においてヒー
トカット(134)され、表面に宛名窓131を有する
フィルム袋の中に文書Pを封緘した封緘物SMが得られ
る。封緘物SMは下部排出部B6 の排出ローラ21によ
り下排出トレイ22に排出される。
【0050】図16に示すように、ヒートカットされた
フィルム13のヒートカッタ19よりも上流側の表面側
フィルム13aと裏面用フィルム13bとは、その先端
部がヒートカッタ19で熱融着されており、フィルム供
給部に設けてあるテンション付与機構17によりバック
テンションが掛けられるので、元位置に復帰する。
【0051】上流装置A又は封緘機Bに設けてある非封
緘指令入力スイッチ(図示せず)が、上流装置からの所
定枚数の文書の排出を終了する前に操作されて、制御部
CPUに非封緘指令が入力すると、退避制御手段207
がモータFCMに正転駆動信号を与えて、これを回転さ
せ、マウンタ16を介してカートリッジ14を図7に鎖
線で示す退避位置まで下降させる。
【0052】従って、取込部B1 により整合部B3 に取
込まれて整合された一まとまりの文書は、ステープラ1
1により綴じられた後、トレイ6の前進により搬送ロー
ラ18の間に移送され、搬送ローラが閉じられると同時
に回転されてその文書はヒートカッタ19及び離間状態
のヒートローラ20の間を経て、排出ローラ21により
排出トレイ22上に排出される。なお、非封緘指令が入
力されたときは、ヒートローラは加熱を停止される。
【0053】上記封緘動作の反復によりフィルム13
a,13bが消費され、残少となった場合に、そのフィ
ルム残少を検出して表示部300に表示するに際し、本
発明では、フィルム残少検出を自動的に行い、かつ、エ
ンドマークの一部欠損や文書のずれによる誤検出を防止
するため、前記封緘用フィルム及びフィルム残少検出装
置は、次のように構成されている。すなわち、
【0054】図2に示すように、前記封緘用フィルム1
3の表面側フィルム13aには、所定長さごとに透明な
宛名窓131と、フィルムの全幅方向に延びる帯状の透
明部分で構成されたレジマーク132とが設けられ、フ
ィルム13aの両サイドには、レジマーク132の部分
を除いて、全長に渡ってこのフィルムで被覆された文書
の記録内容が外部から見えない程度の所定の濃度(光透
過度)d1をもって印刷され、フィルム軸に対する巻き
始め側の所定の長さにおける少なくともセンサS2 に対
応する側の一方のサイド、換言すると、消耗により表面
側フィルム13aの残余長さが、あと数枚の封緘物分の
長さになった時の一方サイドには、それ以前の濃度d1
よりも濃い濃度d2を有するインクでエンドマーク13
3が印刷されている。なお、裏面側フィルム13bは、
その全面が濃度d1で印刷されているものが用いられ
る。
【0055】これにより、搬送ローラ18とヒートカッ
タ19の間におけるフィルムの有無、レジマーク132
の有無及びエンドマーク133の有無により、図3に示
すように、センサS2 の受光素子から明確に異なる出力
レベルL1〜L4が得られる。L1はフィルムのない
時、L2は表面側フィルム13aと裏面側フィルム13
bがあって、表面側フィルムのレジマークを検出した
時、L3は表裏のフィルムがあって、表面側フィルムの
レジマークを検出しない時、及びL4はフィルムが残少
となった時、L5はフィルムが残少でレジマークを検出
した時のそれぞれの出力レベルである。なお、レジマー
ク検出とエンドマークの検出を図示の例では、一つのセ
ンサS2で行っているが、別々のセンサを設けて行って
もよい。
【0056】また、フィルム残少検出装置は、図18に
示すように、サンプリング信号作成部401 と、そのサン
プリング信号作成部からサンプリング信号を受けた時に
センサS2の出力レベルをデータとして取込むレベル取
込み部402 と、そのデータを格納する記憶部403 と、セ
ンサS2の発光素子と受光素子の間にフィルム13が無
い場合、フィルムがあって、レジマークがある場合、フ
ィルムがあって、レジマークもエンドマークも無い場
合、フィルムがあって、エンドマークがある場合のそれ
ぞれのセンサS2の出力レベルの基準値L1〜L4を記
憶させた基準レベル記憶部404 と、記憶部403 に格納さ
れたデータレベルを基準レベル記憶部404の基準データ
レベルと比較する比較部405 と、比較されたデータレベ
ルが基準レベルL4以上の回数を計数し、その回数が所
定値になった時に出力する計数部406 と、センサS2が
フィルムの先端を検出した後、すなわち、センサS2か
らの出力レベルがL4以上になった最初の時の比較部40
5 の出力後に、計数部406 の出力によりセットされ、次
回のフィルム搬送制御信号ffに基づいてリセットされ
る第1フラグ407 と、センサS2がレジマークを検出し
た後、すなわち、センサS2からの出力レベルがL2に
なった時の比較部405 の出力後に、前記計数部の出力に
よりセットされ、次回のフィルム搬送制御信号ffに基
づいてリセットされる第2フラグ408 と、前記第1及び
第2フラグ407,408 がともにセットされた時にセットさ
れる第3フラグ410 とを有している。第3フラグ410 が
セットされたことで、真のフィルム残少と判定され、記
憶される。この記憶に基づいて、表示部300にフィル
ム残少表示がされるようになっている。
【0057】そして、制御部200は、図19に示すよ
うに、上記各手段と協同して、エンドマークの検出に基
づいて次のような動作を行う。すなわち、電源を投入さ
れると、まず、取込部B1により上流装置Aから文書の
取込を行う(S1)。取込を完了すると(S2でY)、
メインモータMMを動作して、封緘動作を開始する(S
3)。制御部20は、フィルムの端縁を常時監視してい
るセンサS2の出力レベルを取込み(S4)、記憶部40
3 に格納する(S5)。そして、その取込んだレベルが
L4であるか否かによりレジマーク132を検出したか
否かを判断する(S6)。レジマークを検出するまでセ
ンサS2からの出力レベルの記憶部403 への格納を継続
する。
【0058】そして、レジマーク132を検出すると、
記憶部403 に格納されたレベルデータを隣接するデータ
同志で比較する(S7)。格納されたレベルデータが、
センサS2が真実のエンドマークを正確に検出した場合
のレベル(L4)である場合は、計数部406 により計数
される。計数部406 は、計数値が2以上の整数値(n)
である所定値になったか否かが調べられ(S8)、所定
値になっていない時、すなわち、格納データの比較が完
了していないときは(S9でN)、完了するまでデータ
の比較が繰り返される。換言すると、センサS2がフィ
ルムの先端を検知した後、センサS2からの出力がサン
プリング信号と同期した時点でエンドマーク検出時の出
力レベル(L4)と等しい状態が連続して所定回数
(n)になった場合は、その計数部406 の出力によりエ
ンドマーク認識の第1フラグ407 がセットされる(S1
0)。計数値が所定値にならずに、比較が完了した場合
(S9でN)は、ステップS19にジャンプする。
【0059】第1フラグ407 がセットされた後は、セン
サS2から与えられるデータが引続き記憶部403 に格納
され(S11)、メインモータMMが停止されたか否か
が調べられ(S12)、停止するまでデータの取込みが
継続される。メインモータMMが停止されると、それま
でに継続的に格納されたレベルデータが基準レベルと比
較される(S13)。
【0060】同様に、センサS2からの出力レベルが所
定値(L4)になった場合の回数が計数部406 により計
数され、所定値(n)になったか否かが判定され、所定
値になったときは(S14でY)、エンドマーク認識用
第2フラグ409 がセットされる(S16)。
【0061】制御部200は、上記二つのフラグ407,40
8 がともにセットされているか否かを調べ(S17)、
セットされている場合は、第3フラグ409 をセットして
記憶させ、このセット出力に基づいて操作部の警告ラン
プを点灯させて、フィルム残少表示をさせる(S1
8)。
【0062】好ましくは、フィルム残少検出装置には、
第3フラグ409 がセットされた後に封緘駆動信号により
起動されて、封緘回数を計数するカウンタが設けられて
いる。そして、そのカウンタのカウント値が所定値、す
なわち、エンドマーク開始位置から当該フィルムの終端
までのレジマークの数と等しい値、に達した時に、制御
部200は、その後の封緘動作を中止するようになって
いる。
【0063】従って、フィルム残少表示をした(S1
8)後は、封緘回数を調べ、所定の回数、すなわち、フ
ィルム残少検知時点からまだ封緘することができるフィ
ルムの残り枚数、例えば8枚、と一致したか否かを調べ
(S19)、一致した場合は、自動封緘機の封緘動作を
停止する(S20)。
【0064】ステップS8とS14においてn個エンド
レベルとは、格納されたデータがn個連続して、エンド
マーク検出時の出力レベル(L4)であることを示して
いる。また、ステップS4からS11までは、フィルム
搬送中にエンドマークの有無を検出しており、ステップ
S13以後は、前の文書の封緘を終了してヒートカット
のためにフィルムを停止(S12)している間にエンド
マークを検出していることを意味している。
【0065】そして、フィルム搬送中に第1フラグ407
がセットされたことにより、エンドマークの仮検出とし
て記憶し、続いて、フィルム停止中に第2フラグ408 が
セットされたことにより、真のエンドマーク検出と判断
して、第3フラグ409 がセットされるようになってい
る。上記第1フラグ407 ないし第3フラグ409 が判定部
を構成している。
【0066】図20は、上側のフィルム13aの終端部
付近の一方のサイドに、エンドマーク133が印刷され
た場合に、そのエンドマークの一部に欠損133aがあ
る場合に、上記フィルム残少検出装置がどの様に作用す
るかについて説明する説明図である。
【0067】図20において、(a)はエンドマーク1
33を一方の端縁に印刷されたフィルム13a、(b)
は封緘ごとのセンサS2のフィルムに対する通過領域、
(c)はセンサS2の出力レベルを示すものであり、フ
ィルムの有無、レジマーク132又はエンドマーク13
3の有無により波形が変化する状態を示す。(d)は、
サンプリング信号の出力タイミングを示す。(e)
(f)(g)(h)はそれぞれCPUが取込むデータの
状態と、第1フラグ407 及び第2フラグ408 の動作状態
と、第3フラグ409 の動作を示す。また、(i)は操作
部表示パネルのフィルム残少表示ランプの動作状態を示
す。(c)において、センサS2の出力レベルL4がエ
ンドマーク検出のスレショルドレベルに設定されてお
り、出力レベルがL4よりも大きい時にエンドマークあ
りと判断し、L4よりも小さい時はエンドマークなしと
判断するようにしてある。
【0068】従って、図20(c)に示されているよう
に、フィルム13aの完全無欠のエンドマーク133に
おいてはL4よりも大きいのに対して、欠損箇所133
aにおいてはL4よりも小さい出力レベルとなる。ま
た、エンドマークが現れた以後のレジマーク132にお
いては、L2になるが、上記のように検出時間をフィル
ム先端検知時点から第1の検出時間内と、レジマーク検
出時点から第2の検出時間内に限定してあるので、レジ
マークの出力レベルに影響されて、残少検出を誤ること
が防止される。
【0069】今、自動封緘機において図20(a)に示
されているような、エンドマークが一部欠損部分を有す
るフィルムが用いられている場合のフィルム残少検出装
置の動作を具体的に説明する。上述のように、自動封緘
機では、一纏まり文書の封緘を終了するたびに、フィル
ム13がヒートカットされ、次の封緘動作を開始すると
きは、常に、センサS2には、搬送されるフィルムのレ
ジマークの残り半分を有する先端から通過し始める。そ
して、図20(a)及び(c)にも示されているよう
に、センサS2の出力レベルがL1からL2となったこ
とにより、フィルム13の先端(レジマーク132)が
検出され、フィルム先端の通過後、センサS2に到達す
るフィルムにまだエンドマーク133が現れない間は、
センサS2の出力レベルはL3である。そして、エンド
マーク133がセンサS2に到達すると、その出力レベ
ルがL4になり、連続する3発のサンプリングタイムに
おいてレベルデータ取込み部402 を経て記憶部403 に格
納されるレベルデータがL4となる。そして、L4のレ
ベルの連続回数が所定値(n=2)になった時に計数部
406 から出力して第1フラグ407 がセットされる。次の
サンプリングタイムにおいては、前記欠損部分133a
によりセンサS2の出力レベルはL4を下回るが、既に
第1フラグ407 はセットされた状態を保持される。
【0070】今まで搬送され、センサS2により検出さ
れてきたフィルム13a,13bは、その時一緒に搬送
されてきた文書を被覆し、シールされ、次のレジマーク
132がセンサS2に到達した時、そのフィルムの文書
の後端部直後の切断位置決めがされ、フィルムはさらに
その後も所定距離、すなわち、そのレジマークがヒート
カッタの切断刃と台座による切断位置に到達するまで搬
送される。その間にも、センサS2は出力信号をレベル
データ取込部402 に与えており、そのレジマークが検出
される。そして、そのレジマーク検出以後の出力レベル
がエンドマーク検出時の所定レベルL4以上になった連
続回数が所定値(n=2)になった時に、第2フラグ40
8 がセットされる。従って、第1フラグ407 と第2フラ
グ408 がともにセットされたため、第3フラグ409 がセ
ットされて、自動封緘機の操作部表示ランプが点灯され
て、フィルム残少表示がされる。
【0071】また、このフィルム残少表示の後に、封緘
回数が計数され、その計数値が所定値になった時には、
自動的に封緘動作が中止される。従って、この自動封緘
機の利用者は、その最初の表示を見た後、残余フィルム
が完全になくなるまでの間に、余裕を持って、フィルム
の補給準備及び補給を行うことができる。
【0072】自動封緘機の筐体1の中に、図7に示すよ
うに、予備ロールフィルム13S又はロールフィルムを
装填した予備フィルムカセット14Sを収容しておけ
ば、フィルム残少表示がされた後のフィルム補給をさら
に迅速に行うことができる。
【0073】フィルムのエンドマーク133を図2及び
図20に示すように、レジマークの部分を避けて設けた
場合は、フォトセンサはS2一つで、レジマークの検出
とエンドマークの検出に兼用できる利点がある。しか
し、エンドマークの印刷をレジマークの部分で中止する
ことは、印刷制御が複雑になり、好ましくない。また、
エンドマークの欠損部分の出力レベルがL2に等しくな
った場合は、誤った位置で溶着切断される恐れがある。
従って、図21及び図22に示すように、フィルムの一
方のサイドにエンドマークを連続して印刷するととも
に、レジマーク検出用フォトセンサS2aと、エンドマ
ーク検出用フォトセンサS2bとを各別に設け、センサ
S2aの出力レベルがL2になった時に、レジマークを
検出したものと判断し、センサS2bの出力レベルがL
4の時に、エンドマークを検出したものと判断するよう
にすれば、前記誤判断を防止することができる。
【0074】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、フォ
トセンサからの所定出力レベルが所定回数連続して得ら
れた時に、始めて、真のフィルム残少と判定して残少表
示をするようにしたので、フィルムの印刷不良又は汚損
などでエンドマークに類似する濃度を有する部分がフィ
ルムに生じた場合にも、また、フィルムで被覆される文
書のズレなどによりエンドマーク検出時と同等の出力レ
ベルが一部で生じた場合にも、エンドマークが無いにも
拘らず誤検知することが防止される。また、フィルム先
端検知時点から次のレジマークの検出前と検出後とで、
エンドマークを検出した時に、真のエンドマークの検出
と判定するようにしたので、フィルム残少検出精度が一
層高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】提案されている自動封緘機の概略的構成を示す
斜視図である。
【図2】同自動封緘機で用いられる封緘用フィルムと、
その残少検出原理を説明する斜視図である。
【図3】同残少検出原理の一部を説明するセンサの出力
レベルを示す説明図である。
【図4】文書が薄手の場合のセンサの問題点を説明する
説明図である。
【図5】文書が厚手の場合のセンサの問題点を説明する
説明図である。
【図6】本発明を用いる自動封緘機の概略的構成を示す
模式図である。
【図7】同自動封緘機の具体的構成の一例を示す断面図
である。
【図8】主として制御系統を示すブロック図である。
【図9】自動封緘機の動作の中の文書取込動作のタイム
チャートである。
【図10】同じく、文書綴じ込み動作のタイムチャート
である。
【図11】同じく、封緘動作のタイムチャートである。
【図12】文書整合時の状態を示す断面図である。
【図13】文書送込み時の状態を示す断面図である。
【図14】搬送部のニップ閉状態を示す断面図である。
【図15】フィルム及び文書の搬送・フィルムシール・
トレイ復帰時の状態を示す断面図である。
【図16】ヒートカット時の状態を示す断面図である。
【図17】得られた封緘物の斜視図である。
【図18】フィルム残少検出装置の構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図19】主としてフィルム残少検出のための動作流れ
を示すフローチャートである。
【図20】フィルムのエンドマークと、フォトセンサの
出力レベルと、残少判定の原理を説明するタイムチャー
トである。
【図21】エンドマークの別の印刷態様と、その場合の
フォトセンサの設置例を示す斜視図である。
【図22】図21のフィルムとフォトセンサを用いる場
合の各センサの出力レベルを示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
13a フィルム 132 レジマーク 133 エンジマーク 133a 欠損箇所 S2,S2a,S2b フォトセンサ
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】ステープラ11は、トレイ6の側壁と反対
側に設けられ、そのトレイ上に積載され、整合ローラ7
及びゲート8により整合され、かつ、クランパ9により
押えられた文書Pを、ステープル指令を受けた場合に綴
じるためのものである。その構造自体は既知であるの
で、詳細な図示を省略してある。このステープラ11
も、また、モータSTMと、そのモータの回転運動をス
テープラの直線往復運動に変換する機構とを有して、前
後に移動する。そして、ステープラ11は、後退位置に
あるトレイ6の前部にホームポジションを有し(図6で
は、便宜的に後方に移動して示されている。)、トレイ
上で整合された文書の一側前部を綴じる場合は、ホーム
ポジションにモータSTMにより移動した後、綴じ動作
をし、また、文書の一側中央部及び/又は後部で綴じる
場合は、モータSTMにより後方に所定位置まで移動し
た後、綴じ動作を行う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
フロントページの続き (72)発明者 田辺 勉 青森県八戸市番町3 株式会社ソフテック 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2軸のロールフィルムの巻戻し先端を接合
    してなる封緘用フィルムに、搬送される被封緘物を突き
    当てるとともに、その被封緘物と前記フィルムとを繰出
    し搬送して、前記被封緘物を被覆した前記フィルムの両
    サイドを溶着するとともに、一方のフィルムに設けられ
    た切断位置決め用マークを検出して、所定の長さ毎に両
    フィルムを溶着切断して前記被封緘物を封緘する自動封
    緘機の封緘用フィルムであって、 少なくとも一方のフィルムの一方のサイドに、そのフィ
    ルムの終端付近において所定幅をもってフィルム残少を
    識別するためのマークを所定長さに渡って設けたことを
    特徴とする自動封緘機の封緘用フィルム。
  2. 【請求項2】2軸のロールフィルムの巻戻し先端を接合
    してなる封緘用フィルムに、搬送される被封緘物を突き
    当てるとともに、その被封緘物と前記フィルムとを繰出
    し搬送して、前記被封緘物を被覆した前記フィルムの両
    サイドを溶着するとともに、一方のフィルムに設けられ
    た切断位置決め用マークを検出して、所定の長さ毎に両
    フィルムを溶着切断して前記被封緘物を封緘する自動封
    緘機のフィルム残少検出装置であって、(イ)フォトセ
    ンサと、制御部と、判定部とを有し、(ロ)前記フォト
    センサは、搬送されるフィルムの一方のサイドに対応し
    て設置された透過型フォトセンサであり、(ハ)前記制
    御部は、前記フォトセンサが前記フィルムの先端を検知
    した時点から第一の検出時間内と、前記フォトセンサが
    前記フィルムに設けてある切断位置決め用マークを検知
    した時点から第二の検出時間内に、それぞれ前記フォト
    センサの受光信号を前記判定部に取込む制御を行うもの
    であり、(ニ)前記判定部は、前記各検出時間内に取込
    まれた受光信号のレベルを監視し、その受光信号のレベ
    ルが所定レベルの場合にフィルム残少であると仮定し、
    かつ、前記第一の検出時間内及びこれに続く第二の検出
    時間内でのレベル監視時にともにフィルム残少であると
    仮定した場合に、真にフィルム残少であると判定するも
    のである、ことを特徴とする自動封緘機のフィルム残少
    検出装置。
  3. 【請求項3】2軸のロールフィルムの巻戻し先端を接合
    してなる封緘用フィルムに、搬送される被封緘物を突き
    当てるとともに、その被封緘物と前記フィルムとを繰出
    し搬送して、前記被封緘物を被覆した前記フィルムの両
    サイドを溶着するとともに、一方のフィルムに設けられ
    た切断位置決め用マークを検出して、所定の長さ毎に両
    フィルムを溶着切断して前記被封緘物を封緘する自動封
    緘機のフィルム残少検出装置であって、(イ)第1フォ
    トセンサ及び第2フォトセンサと、制御部と、判定部と
    を有し、(ロ)前記第1フォトセンサ及び第2フォトセ
    ンサは、搬送されるフィルムの両サイドにそれぞれ対応
    して設置された透過型フォトセンサであり、(ハ)前記
    制御部は、前記第1のフォトセンサが前記フィルムの先
    端を検知した時点から第一の検出時間内と、前記第1の
    フォトセンサが前記フィルムに設けてある切断位置決め
    用マークを検知した時点から第二の検出時間内に、それ
    ぞれ前記第2のフォトセンサの受光信号を前記判定部に
    取込む制御を行うものであり、(ニ)前記判定部は、前
    記各検出時間内に取込まれた第2のフォトセンサの受光
    信号のレベルを監視し、その受光信号のレベルが所定レ
    ベルの場合にフィルム残少であると仮定し、かつ、前記
    第一の検出時間内及びこれに続く第二の検出時間内での
    レベル監視時にともにフィルム残少であると仮定した場
    合に、真にフィルム残少であると判定するものである、
    ことを特徴とする自動封緘機のフィルム残少検出装置。
  4. 【請求項4】判定部は、第一の検出時間内及びこれに続
    く第二の検出時間内でのレベル監視時にともにフィルム
    残少であるとした仮定が、複数回連続した場合に、真に
    フィルム残少であると判定するものであることを特徴と
    する請求項2又は3記載の自動封緘機のフィルム残少検
    出装置。
  5. 【請求項5】第一の検出時間は、被封緘物と、これを被
    覆するフィルムとが搬送中の時間であり、第二の検出時
    間は、前記搬送されたフィルムの切断前又は切断中の時
    間であることを特徴とする請求項2,3又は4記載の自
    動封緘機のフィルム残少検出装置。
JP13646393A 1993-05-14 1993-05-14 封緘用フィルム及び同フィルムの残少検出装置 Pending JPH06329122A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109831611A (zh) * 2019-03-22 2019-05-31 司文 一种高速公路隧道监控用辊筒型自清洁镜头护罩

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