JPH06255627A - 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置 - Google Patents

自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置

Info

Publication number
JPH06255627A
JPH06255627A JP5061102A JP6110293A JPH06255627A JP H06255627 A JPH06255627 A JP H06255627A JP 5061102 A JP5061102 A JP 5061102A JP 6110293 A JP6110293 A JP 6110293A JP H06255627 A JPH06255627 A JP H06255627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
tray
document
roller
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5061102A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nagaoka
満雄 長岡
Hajime Kuraoka
一 倉岡
Noriyuki Terasaki
紀行 寺崎
Koji Watanabe
幸治 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
Priority to JP5061102A priority Critical patent/JPH06255627A/ja
Publication of JPH06255627A publication Critical patent/JPH06255627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム及び文書を傷めることなく、連続的
な封緘動作をスムーズに行うことができ、また、フィル
ムカートリッジの構成を簡素化することができる自動封
緘機の封緘用フィルムの供給装置を提供する。 【構成】 フィルム供給部B4に、フィルム繰出し時の
緩衝及びヒートカット時の原位置復帰のためのテンショ
ン機構17を設けた。そのテンション機構は、複数の固
定ローラ17aと、この固定ローラの間に遠近移動自在
に配置された可動ローラ17cと、その可動ローラを固
定ローラから遠ざかる方向に付勢する付勢手段17とで
構成されている。また、フィルム供給部は、マウンタ1
6とフィルムカートリッジ14からなり、マウンタは封
緘機に取付けられ、フィルムカートリッジはマウンタに
着脱自在に装着され、テンション機構17の固定ローラ
17aは前記フィルムカートリッジに取付けられ、可動
ローラ17cはマウンタ16に取付けられて上流方向に
付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上流装置から排出され
る記録紙又は印刷物(本明細書では、これを文書とい
う)を、2本のロールフィルムの先端を接合してなる封
緘用フィルムで被覆し、そのフィルムの周辺を溶着して
文書を自動的に封緘する自動封緘機に関し、特に封緘用
フィルムの供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置等の上流装置から排出され
る文書を、前後方向に移動自在に備えたトレイ上で積載
整合し、そのトレイを、フィルム供給部の上下のロール
フィルムの先端を接合してなる封緘用フィルムに向けて
移送させて、そのフィルムと文書とを離間状態の搬送ロ
ーラの間に押し込んでフィルム供給部からフィルムを繰
出し、その搬送ローラを閉じてフィルムと文書の先端を
挾持した状態で前記トレイのみを後退させた後、搬送ロ
ーラを回転させてフィルムで前記文書の上下両面を被覆
しながら同期搬送するとともに、搬送されるフィルムの
両サイドを溶着手段により溶着し、文書の後端部の後方
で溶着切断手段によりフィルムを溶着切断することによ
り、前記文書を封緘して機外に排出する自動封緘機が、
最近提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような自動封緘機
においては、被封緘物である文書の移送時に、トレイが
フィルム供給部に緊張状態で保持されているフィルムに
激突すると、フィルムの先端接合部が分離する虞があ
る。これは、フィルムの繰出しが確実に行われない原因
となる。また、フィルム先端の分離又は損傷により、封
緘物の体裁が悪くなるという問題がある。さらに、先の
文書の封緘時に溶着切断手段が溶着切断したフィルムの
上流側端部がその溶着切断位置に残存していては、次の
文書移送時に文書先端とフィルム先端との間に間隔があ
り過ぎ、フィルムがたるみをもつことになる。この場合
も、封緘物の体裁が問題になり、また、封緘用フィルム
には宛名窓が所定距離ごとに設けられるから、各文書に
対して等距離ずつの繰出し・搬送が要求されるが、文書
移送時のフィルム繰出し量の均一化の点からも問題であ
るので、溶着切断するたびに、上流側のフィルムを原位
置に復帰させ、緊張させることが要求される。
【0004】一方、文書の表裏両面を被覆するフィルム
は、2本のロールフィルムが用いられる。そして、フィ
ルムは消耗品である。このため、ロールフィルムの取り
扱い性、コストの面等からトレイとの激突を防止し、フ
ィルムを原位置に復帰させるための機構はなるべく簡素
な構造であることが望ましい。こうして、上記激突防止
及び原位置復帰を実現する場合の機構を上記簡素な構造
とするためには、どうすればよいかが課題となる。
【0005】本発明は、上記の背景に基づいてなされた
ものであり、フィルムの先端の分離又は損傷を生じるこ
となく、フィルムの繰出しと溶着切断後の原位置復帰が
確実円滑に行われて、連続的な封緘動作をスムーズに行
うことができ、また、フィルム供給部の構成を簡素化す
ることができる自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、フィルム供給部に、フィルム繰出し時
の緩衝及び溶着切断時の原位置復帰のためのテンション
機構が設けてあり、そのテンション機構は、複数の固定
ローラと、この固定ローラの間に遠近移動自在に配置さ
れた可動ローラと、その可動ローラを固定ローラから遠
ざかる方向に付勢する付勢手段とからなることを特徴と
している。
【0007】また、フィルム供給部は、マウンタとフィ
ルムカートリッジとで構成され、マウンタは封緘機に取
付けられ、フィルムカートリッジは前記マウンタに着脱
自在に装着され、テンション機構の固定ローラは前記フ
ィルムカートリッジに取付けられ、可動ローラは前記マ
ウンタにそれぞれ取付けられて上流方向に付勢されてい
ることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記の構成により、トレイが前方移動終了付近
でフィルムに当った瞬間は、テンション機構がクッショ
ン作用をするため、トレイからフィルムに加わる衝突力
が緩和され、引続くトレイの前進によりフィルムは繰出
される。また、溶着切断時は、溶着切断手段の切断刃と
台座が離間したときに、上流側フィルムにテンション機
構からバックテンションが加わるため、フィルムが原位
置に復帰され、緊張状態で保持される。
【0009】また、封緘機に取付けられたマウンタにフ
ィルムカートリッジを着脱自在に装着し、テンション機
構の構成要素のうち、複数の可動ローラと、その可動ロ
ーラを上流方向に付勢する付勢手段とを前記マウンタ側
に配設し、複数の固定ローラを前記フィルムカートリッ
ジ側に配設した構成としてあるので、装填されたフィル
ムは蛇行状に保持され、また、フィルムカートリッジ側
の構成が簡素化され、フィルムの取扱い及び装着が容易
にできる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例において、フィルムの左右両端の
溶着手段にヒートローラを、またそのフィルムの所定長
さの溶着切断手段にヒートカッタを用いているが、これ
に限定されるものではない。例えば、左右両端の溶着手
段に高周波溶着手段を、また溶着切断手段に高周波溶着
手段と常温切断手段との組合せを用いることもできる。
図1はトレイで整合された文書を移動し、上下のロール
フィルムから繰り出したフィルムで被覆し、左右両方端
部を溶着し、前後両端部を溶着切断して封緘する自動封
緘機の概略構成を、主として駆動系を中心として示した
模式図、図2は全体構成の具体例の断面図である。
【0011】図2におけるAは、文書を排出する上流装
置である。上流装置Aは、例えば、ファクシミリ受信
機、複写機又はプリンタ等のその時点に用紙に記録して
一枚ずつ排出する画像形成装置、あるいは、堆積された
既製文書の中から指定された枚数までを連続的に排出す
る文書繰出し装置である。本発明に係る自動封緘機B
は、この上流装置Aに接続して用いられる。
【0012】さて、自動封緘機Bは、図1に示すよう
に、概括的には、取込部B1、上部排出部B2、整合部
B3、フィルム供給部B4、封緘部B5、及び下部排出
部B6を有している。
【0013】取込部B1は、上流装置Aから排出される
文書Pを封緘機B内に取込むものであり、筐体1の取込
口に近接して設けられた取込ローラ2と、この取込ロー
ラを所定方向に回転させるモータICMと、取込ローラ
の下流側に設けられ、進行方向を切換えるゲート3と、
このゲート3を上位と下位に回動させる駆動部、例えば
ソレノイドFLSOLとからなっている。取込部B1に
は取込まれる文書の有無を検出するセンサS1 が設けて
ある。ソレノイドFLSOLは、通常は消磁状態にあっ
てゲート3を上位側に保持し、励磁されるとゲート3を
下位側に回動させる。また、封緘機に設けてある操作部
(図示せず)の非封緘指令入力スイッチを押した場合
は、即時に励磁されてゲートを下位側に回動させる。こ
れに対して、非封緘指令入力スイッチを押下しない場合
は、上流装置Aから排出される文書が前記センサS1 に
より検知されたときに、その文書の前半部程度が取込み
ローラ2を通過するまでの間、励磁されてゲート3を下
位側に回動させるようになっている。
【0014】取込ローラ2が取込む文書Pは、ゲート3
が下位側にあるときは上部排出部B2を構成する上排出
ローラ4を介して上排出トレイ5に積載され、上位側に
あるときは下流側の整合部B3に積載されるようになっ
ている。
【0015】取込ローラ2は回転軸方向に隔てられた複
数個のローラを有し、ゲート3は、取込ローラの各ロー
ラの間を回動する複数個の羽根を共通の支軸に連結して
なる櫛歯状のものが用いられている。従って、取込ロー
ラ2により整合部B3側に取込中にゲート3が下位側に
回動されると、取込まれる文書が波状にコルゲートされ
るため、腰が強化されて、文書の飛翔性が向上される。
【0016】整合部B3は、トレイ6、整合ローラ7、
ゲート8、クランパ9、トレイ移動手段10、ステープ
ラ11、及びステープラ移動手段12を有する。
【0017】トレイ6は、取込まれる文書を積載する積
載面と、その積載面の一側で起立して文書の幅方向の整
合基準面となる側壁を有する。整合ローラ7は、ソレノ
イドALSOLによりトレイ6の積載面に対して近接し
た位置と、離間された位置との間を移動され、また、モ
ータALMにより一定方向に回転される。積載面に近接
した整合ローラ7は、モータALMの回転により、取込
ローラ2からトレイ6上面に飛翔してきた文書を、トレ
イの側壁に向けて斜め送りするように設けられている。
【0018】ゲート8は、トレイ6の前端部の下側にお
ける支軸回りに回転して起伏自在に取付けてあり、その
支軸に掛け回したバネ(図示せず)により常に起立方向
に付勢してある。そして、トレイ6がホームポジション
(後退位置)にあるときは、ゲート8が起立して、文書
の長手方向の整合基準面となり、そのトレイ上面を整合
ローラ7により斜め送りされる文書の先端部を停止させ
て、全ての文書の先端を整合させる。
【0019】トレイ6の側壁には、トレイ上に一枚の文
書が整合されるたびに、その文書を前後においてトレイ
に挾圧保持するためのクランパ(紙押え手段)9が設け
てある。このクランパは、トレイ上面に対して接離する
押圧片9aと、その押圧片に接離動作をさせるソレノイ
ドPCSOLとからなっている。
【0020】トレイ移動手段10は、トレイ6を前後方
向(図1,2においては左右方向)に往復移動させるも
のであり、可逆モータTRM、前後のプーリ10a,1
0bに掛け回されたベルト10c、トレイ6をベルト1
0cに連結する連結片10d、トレイを所定角度で前後
方向に案内する案内軸10e及びトレイ6をその案内軸
に係合する係合片10fからなっており、モータTRM
が後述される制御部により制御駆動されて、トレイ6を
図2に実線で示す後退位置と、鎖線で示す前進位置との
間で往復移動させるようになっている。
【0021】ステープラ11は、トレイ6の側壁と反対
側に設けられ、そのトレイ上に積載され、整合ローラ7
及びゲート8により整合され、かつ、クランパ9により
押えられた文書Pを、ステープル指令を受けた場合に綴
じるためのものである。その構造自体は既知であるの
で、詳細な図示を省略してある。このステープラ11
も、また、モータSTM,前後のプーリ12a,12
b、ベルト12c、連結片12dからなる別の移動手段
12により前後に移動するようになっている。そして、
ステープラ11は、後退位置にあるトレイ6の前部にホ
ームポジションを有し(図1では、便宜的に後方に移動
して示されている。)、トレイ上で整合された文書の一
側前部を綴じる場合は、ホームポジションで綴じ動作を
し、また、文書の一側中央部及び/又は後部で綴じる場
合は、モータSTMにより後方に所定位置まで移動した
後、綴じ動作を行う。この場合、トレイ移動手段10も
同時にトレイを前進して、ステープラと相対移動するこ
とにより、トレイ上での整合と、綴じ込みに要する時間
の可及的短縮化及び装置の小型化が図られている。
【0022】整合部B2の下流側には、本発明の実施例
に係るフィルム供給部B4が設けられている。フィルム
供給部B4は、封緘用フィルム13を装填したフィルム
カートリッジ14を有している。封緘用フィルム13
は、図3にも示されているように、第1フィルム軸15
aと第2フィルム軸15bにそれぞれ巻き取られたロー
ルフィルム13a,13bの先端を接合13cしてなっ
ている。そして、カートリッジ14は、中央に開口部1
4aを、その開口部の上下両側に下流方向に開口する半
円筒状のロールフィルム収容部14b,14cをそれぞ
れ有して、図4に示すように、フィルム13はカートリ
ッジ14の開口面側から装填され、前記ロールフィルム
先端の接合部13cを開口部14aの中心に位置させた
状態で、収容部14b,14cの両端に形成された軸受
部14d,14eにフィルム軸15a,15bを支持さ
せて回転自在に保持される。
【0023】また、カートリッジ14は、その下端部に
形成してある係合部14fを、図5にも明示されている
ように、封緘機に取付けられたマウンタ16の下端部に
形成してある係被止部16aに係合させ、かつ、カート
リッジ14の上端部に形成してある係止部14gを、前
記マウンタ16の上端部に形成してある被係止部16b
に係合して、着脱自在に装着される。
【0024】カートリッジ14には、図3,4に示すよ
うに、上下のフィルム収容部14b,14cに対応して
複数本の固定ローラ17aが適宜の間隔をもって配設さ
れ、また、マウンタ16には、図4,5に示すように、
フィルムカートリッジの開口部14aに対応する中央の
開口部16cの両側至近に固定ローラ17bを有するほ
か、その両側において、後述される付勢手段170によ
りフィルムカートリッジの固定ローラから離間する方
向、すなわち、上流方向に付勢された複数本の可動ロー
ラ17cが前記各固定ローラ17aの間に遠近移動可能
に配置されている。
【0025】図6は、クッション機構のマウンタ16側
の構成の一部を示す。図4ないし図6に示す、付勢手段
9の一例を説明すると、マウンタ16の左右両側に立設
された側壁171に、搬送路を挟んだ対称位置にフィル
ム13の繰り出し方向を長手方向とする縦長孔172が
所定数(この例では搬送路となる開口部16cを挟んで
それぞれ2個)形成してあり、各縦長孔172には、縦
長孔172内を移動可能な前記可動ローラ17cが嵌合
されている。また、側壁171の外側方には、搬送路を
挟んで対称位置にある複数の可動ローラ17cの端部を
まとめて係止できる幅を有する2つの横長孔173を有
する可動板174が配置されており、この可動板174
の両端は、側壁171に一端を軸支された一対のアーム
175の他端にビス176により軸支されている。
【0026】従って、可動板174とアーム175とで
リンク機構が構成され、可動板174は縦長孔172の
長手方向に可動ローラ17cと共に移動できるようにな
っている。また、両アーム175と側壁171間にはそ
れぞれ、可動板174を上方に付勢するつる巻きばね1
77が設けてある。
【0027】上記固定ローラ17a,17b、可動ロー
ラ17c及び付勢手段によりカートリッジ内のフィルム
に緩衝作用と緊張作用を与えるテンション機構17が構
成されている。これにより、図7に示すように、フィル
ム13を装填したカートリッジ14をマウンタ16に取
付けると、封緘用フィルム13は、図8(a)に示すよ
うにテンション機構の固定ローラと可動ローラとの間に
波状に蛇行して保持され、かつ、開口部14a及び開口
部16cにおいて、トレイ6の前進により移送される文
書の移送路を遮断するように張設される。
【0028】また、マウンタ16の可動ローラ17cの
開口部16aと反対側にも、フィルムカートリッジのロ
ールフィルム13a,13bに最も近い側の固定ローラ
7aに対応する固定ローラ17dが設けてある。これに
より、図6に示すようにフィルムを装填したフィルムカ
ートリッジ14をマウンタに装着した時は、図8に示す
ように、この対向する固定ローラ17aと17dの間に
フィルム13が挾持されて、前進するトレイ6又は後述
される搬送ローラ18から下流方向の力を受けた場合
(図8の(b))は円滑にフィルムを繰り出すが、同図
(a)に示すようにトレイ又は搬送ローラからの力が解
除された時にテンション機構17からフィルム13にか
かるバックテンションによって容易に引き出されること
がないようにしてある。なお、図8の(a)はフィルム
供給の初期状態を示しており、テンション機構17によ
りフィルム弛みが吸収されている。また、(b)は封緘
動作中の状態を示しており、フィルムが緊張されてい
る。
【0029】マウンタ16は、後述されるドロワ31に
固定されたカートリッジ保持部材23に昇降自在に支持
されている。カートリッジ保持部材23は、フィルムカ
ートリッジ14が所定位置と退避位置との間で上下動可
能な長さを持っており、封緘機内の上部から下部まで延
長して、左右両側に対向して開口するガイド溝24を備
えた枠材25を有し、また、マウンタ16は、両側面に
前記ガイド溝24内に嵌合されて転動するガイドコロ2
6を有している。そして、ドロワ31に設けられたモー
タFCMの回転軸とカートリッジ保持部材23の下部と
上部に設けられたプーリ27間にワイヤ28が掛け回さ
れ、そのワイヤに連結片29を介して前記マウンタ16
が連結されている。これにより、モータFCMの回転制
御により、図2に実線で示されているように、カートリ
ッジの開口部14aの中心がトレイ6による文書移送路
と合致する位置(図7もこの時の位置を示している。)
と、図2に鎖線で示されているように、カートリッジ1
4が文書移送路の下方に退避する位置との間を昇降され
るようになっている。
【0030】フィルム供給部B4の下流側には、封緘部
B5が設けてある。この封緘部は、文書をその上下面か
ら被覆したフィルム13を挟持して搬送する搬送ローラ
18と、フィルム13を所定長さ(文書を包み込むに足
る長さ)ごとに溶着切断(ヒートカット)するためのヒ
ートカッタ19と、文書を表裏両面から被覆したフィル
ム13の両サイドを溶着(熱シール)するためのヒート
ローラ20とからなる。
【0031】封緘部の下流側に排出部B6を有する。排
出部B6は、前記ヒートカッタ19よるヒートカットと
ヒートローラ20による熱シールにより形成される封緘
物SMを筐体1の外に排出するための排出ローラ21
と、排出される封緘物を堆積する下排出トレイ22とか
らなっている。
【0032】そして、搬送ローラ18、ヒートローラ2
0及び排出ローラ21には、これらを所定方向に回転さ
せるための共通の搬送モータMMが接続され、駆動ロー
ラと従動ローラからなる搬送ローラ18には、これらを
搬送面に対して開閉させるための駆動部、例えばモータ
TAMとカム及びカロフォロワ(いずれも図示せず)が
連結され、ヒートカッタ19には、これを構成する切断
刃19aと台座19bを相互に接近押圧させるための駆
動部、例えばモータHCMとカム及びカロフォロワ(い
ずれも図示せず)が連結され、さらに、ヒートローラ2
0を搬送面に対して接離させるための駆動部、例えばモ
ータHRMとカム及びカムフォロワ(いずれも図示せ
ず)が連結されている。ヒートカッタの切断刃19a内
にはフィルム13を溶融しうる温度で発熱するヒータH
Cが内蔵され、また、ヒートローラ20の加熱ローラ2
0a内にもフィルムを溶着しうる温度に発熱するヒータ
HRが内蔵されている。
【0033】上記自動封緘機Bには、上記取込部B1 の
センサS1 の他に、少なくとも2個のセンサS2 ,S3
が設けてある。センサS2 は、フィルムの先端検知と、
フィルムに設けてある後述の切断位置検出用マークの検
出を兼ねるものであり、搬送ローラ18とヒートカッタ
19の間に設けられ、フィルム供給部B4からフィルム
13が搬送ローラ18により繰出され始めたことを検出
することができる。さらに、センサS3 は、搬送された
フィルム及び文書が封緘部B5を通過したことを検出す
るためのものであり、排出ローラ21の至近に設けてあ
る。
【0034】本発明に係る自動封緘機では、図9に示す
ように、上記上流装置Aと、各センサS1 〜S3 とがイ
ンタフェース回路100に、また、それぞれ駆動手段で
あるモータICM,ALM,STM,TRM,FCM,
MM,TAM,DRM,HCM,HRM、ソレノイドF
LSOL,ALSOL,PCSOL、ヒータHC,HR
が、これらをそれぞれ駆動するための駆動回路(図示省
略)を介して、前記インタフェース回路100に接続さ
れ、インタフェース回路は中央演算制御部CPU、記憶
部ROM、RAMからなるマイクロコンピュータ200
に接続してある。CPUは、機能実現手段として、前記
取込部B1のゲート3の取込方向を指定する取込制御手
段201、整合ローラ7の回転及び昇降タイミングを制
御する整合制御手段202、ステープラ11の動作及び
ステーラA移動手段12を制御するステープラ制御手段
203、トレイ移動手段10を制御するトレイ制御手段
204、前記搬送ローラ18、ヒートローラ20及び排
出ローラ21に共通の搬送モータMMを制御する搬送制
御手段205、駆動部TAMを介して搬送ローラのニッ
プの開閉制御を通してフィルム供給を制御するフィルム
供給制御手段206、フィルム供給部の退避制御手段2
07、ヒートカッタ19の開閉駆動部HCMを制御する
ためのヒートカッタ制御手段208、ヒートローラ20
の開閉駆動部HRMを制御するためのヒートローラ制御
手段209、ジャム検出手段210及びフィルム残少検
知手段211を有している。
【0035】ジャム検出手段210は、センサS2 から
のフィルム先端検知信号入力時点から所定時間内にセン
サS3 から封緘物終端検知信号を入力しない時にジャム
発生と判断してジャム検出信号を出力する。
【0036】図10に示すように、前記封緘用フィルム
13の表側フィルムとして用いられるロールフィルム1
3aには、所定長さごとに透明な宛名窓131と、フィ
ルムの全幅方向に延びる帯状の透明部分で構成された切
断位置検出用マーク(以下、単にレジマークという)1
32とが設けられ、フィルム13aには、宛名窓131
とレジマーク132の部分を除いて、全長に渡ってこの
フィルムで被覆された文書の記録内容が外部から見えな
い程度の所定の濃度(光透過度)d1をもって印刷さ
れ、フィルム軸15aに対する巻き始め側の所定の長さ
における少なくともセンサS2 に対応する側のサイド、
換言すると、消耗によりフィルム13aの残余長さが、
あと数枚の封緘物分の長さになった時の一方サイドに
は、それ以前の濃度d1よりも濃い濃度d2で印刷され
ている。なお、裏側フィルムとして用いられるロールフ
ィルム13bは、その全面が濃度d1で印刷されている
ものが用いられる。
【0037】これにより、搬送ローラ18とヒートカッ
タ19の間におけるフィルムの有無、レジマークの有無
及びフィルム残少の有無により、図11に示すように、
センサS2 の受光素子から明確に異なる出力レベルL1
〜L4が得られる。L1はフィルムのない時、L2はフ
ィルム13aとフィルム13bがあって、フィルム13
aのレジマークを検出した時、L3は表裏のフィルムが
あって、表側フィルムのレジマークを検出しない時、及
びL4はフィルムが残少となった時のそれぞれの出力レ
ベルである。
【0038】従って、ヒートカッタ制御手段207は、
センサS2 の出力レベルがL2の時にヒートカッタ開閉
用モータHCMを駆動させるようになっている。また、
フィルム残少検知手段210は、センサS2 の出力レベ
ルがL4の時に残少検知信号を出力するようになってい
る。
【0039】また、インタフェース回路100には、さ
らに、後述のようにドロワ31を引出す際に扉を開放し
た時に開放検知信号を出力する扉開放検知器S4 と、表
示部300とが接続されている。CPUは、フィルム残
少検知手段210からの残少検知信号に基づき、表示部
300にフィルム残少を表示してオペレータにフィルム
切れを予告する。また、CPUはジャム検出手段209
からのジャム検出信号に基づき表示部300にその旨を
表示させるようになっている。
【0040】続いて、上記の構成による動作を、図12
ないし図20を参照して説明する。今、封緘機が封緘指
令信号を入力した場合の動作のみを説明する。図12
は、上流装置Aから封緘機Bに一枚の文書を取込む時か
ら整合する時までのタイムチャート、図13は文書綴込
み時のタイムチャート、図14は封緘部における封緘動
作のタイムチャートである。図15ないし図19は各段
階の作動状態を示す要部断面図である。
【0041】図15は初期状態を示している。トレイ6
は後退位置にあり、搬送ローラ18、ヒートカッタ19
を構成する刃19aと台座19b及びヒートローラ20
はいずれも開放状態にある。始動されると、まず、上
流装置Aからの文書Pの取込、取込んだ文書の整合、
ヒートカッタ19及びヒートローラ20のウォームア
ップが行われる。
【0042】文書の取込過程においては、取込制御手段
201及び整合制御手段202が稼動して、図12に示
すように、取込モータICMを回転させ、上流装置から
排出される文書をゲート3により整合部B3方向に取込
む。センサS1 が文書の先端を検知すると、ソレノイド
FLSOLを所定時間励磁させて、ゲート3を下位側に
回動させるので、その文書はコルゲートを形成されなが
らトレイ6上に飛翔して積載される。
【0043】そして、センサS1 が文書の先端を検知し
てから所定時間後に整合モータALMを回転させ、整合
の準備をするとともに、センサS1 が文書の後端を検知
した後に整合ローラ7をトレイ上面方向に下降させて、
トレイ上に積載された文書を斜め送りして整合させる。
整合ローラの上昇復帰前にクランパ9aを下降させ、整
合された文書をトレイに押える。この文書の取込・整合
は、上流装置Aから所定枚数の文書が排出され尽くすま
で、各文書が排出されるたびに行われる。
【0044】所定枚数の文書の取込整合を終了すると、
図13に示すようにクランパ9aで押えた後、ステープ
ラ制御手段203が稼動する。ステープラ制御手段20
3は、文書に対する綴じ込み指定位置に応じて、文書の
一側の前部のみ、後部のみ又は双方において綴じ込みを
行う。一例を説明すると、前部を綴じる場合は、モータ
STMによりステープラ11を若干後方に移動して停止
し、ステープラ11を駆動させて綴じ込む。後部も綴じ
る場合は、トレイ制御手段204も稼動して、モータT
RMを回転させ始めてトレイ6を前進させ、ステープラ
11とトレイ6の相対移動により所定位置に達したとき
に両者を停止して、ステープラ11を駆動し、後部の綴
じ込みを行う。所定の綴じ込みを終了した後は、モータ
STMを逆転させてステープラをホームシポジションで
ある前方位置に復帰させる。
【0045】また、所定の綴じ込みを終了した時は、図
14に示すようにトレイ制御手段204がトレイモータ
TRMを正転させて、トレイ6を前進させて文書の封緘
部方向の搬送を開始する。トレイ6は、その上の文書P
をクランパにより整合状態に保持したまま、図16に示
すように、ゲート8を倒しながら前進し、その文書を下
流側のフィルム供給部B4に搬送する。
【0046】トレイ6はその前端部をフィルムカートリ
ッジ14の開口部14aの中心に前進させて、フィルム
13の表面側フィルム13aと裏面側フィルム13bの
接合部を前記開口部の中心に合致させて、テンション機
構17で軽くたぐられて緊張状態で待機しているフィル
ム13を下流方向に押し進め、図16のように、そのフ
ィルム13を繰り出して、そのフィルムで文書の前部の
表裏面を被覆させた状態で、そのフィルムと文書の前部
を離間状態にある搬送ローラ18の間まで移送して、前
進位置で停止する。
【0047】この状態で、フィルム供給制御手段206
が稼動して、開放していた搬送ローラ18を図17に示
すように閉じて、フィルムと文書を挾持すると同時に、
クランパ9を開放させた後、トレイ制御手段204が再
びトレイ6をゲート8が起立しない中間位置まで復帰さ
せる。その後、搬送制御手段205は、トレイの後退開
始とほぼ同時に搬送モータMMを回転させ、搬送ローラ
18を回転させて、フィルムと文書を搬送する。これに
続き、先にウォームアップをしていたヒートローラ制御
手段209がヒートローラ20の加圧ローラ20aと加
熱ローラ20bを閉じて、搬送されてくるフィルムの両
サイドを連続的に熱シールする。
【0048】そして、その搬送される文書Pの後端がゲ
ート8を通過した時点で、図18に示すように、トレイ
6を後退位置まで完全復帰させる。その時点で、ゲート
8は図示しない復帰ばねの作用により復帰し、起立状態
に戻る。これにより、トレイ6上には、次の文書Pの取
込が可能な状態となる。
【0049】センサS2 は、搬送ローラ18により下流
側に搬送されるフィルム13の一方のサイドの光透過度
を検出して、その出力電圧をインタフェース100を介
して制御部200に与えており、制御部はフィルムの有
無、レジマーク132の有無及びフィルム残少の有無を
監視している。
【0050】そして、図14に戻って、センサS2 がフ
ィルムのレジマーク132を検出したことに基づいて先
ず、搬送制御手段205が搬送モータMMの回転を止
め、また、ヒートローラ制御手段209が停止されてい
るフィルムのヒートローラとの接触継続による過熱収縮
を防止するため、ヒートローラ20を開放し、引続き、
ヒートカット制御手段208が、図13に示すように、
ヒートカッタ19の切断刃19aと台座19bを閉じ
て、そのレジマーク132でフィルム13をヒートカッ
トする。
【0051】ヒートカット後に、フィルム供給制御手段
206がそれまで閉じていた搬送ローラ18を開放させ
た後、搬送モータMMを再度回転させるとともに、ヒー
トローラ20を再び閉じて、ヒートカット時点にヒート
カッタとヒートローラとの間のフィルムの両サイドの未
シール部分をシールする。
【0052】これにより、ヒートカッタの下流側に、図
20に示すような、両サイドが熱シール(133)さ
れ、前後がレジマーク132の部分においてヒートカッ
ト(134)され、表面に宛名窓131を有するフィル
ム袋の中に文書Pを封緘した封緘物SMが得られる。封
緘物SMは下部排出部B6の排出ローラ21により下排
出トレイ22に排出される。
【0053】図19に示すように、ヒートカットされた
フィルム13のヒートカッタ19よりも上流側の表面用
フィルム13aと裏面用フィルム13bとは、その先端
部がヒートカッタ19で熱融着されており、フィルム供
給部に設けてあるテンション付与機構17によりバック
テンションが掛けられるので、元位置に復帰する。
【0054】さて、上記フィルムカートリッジ14、搬
送ローラ18、ヒートカッタ19、ヒートローラ20
は、図2に示すように、ドロワ31にユニット化されて
いる。排出ローラ21を同様にドロワ31に取付けても
よい。
【0055】このドロワ31の前面部及び底面部にはガ
イドコロ32が設けられており、このガイドコロ31
は、図2において鉛直方向に延長するように筐体1側に
設けられたガイドレール33に嵌合されている。そし
て、ドロワ31の手前側には把手34が設けられてお
り、この把手34を引っ張ると、ガイドコロ31がガイ
ドレール33内を転動してドロワ31が手前側に引き出
されるようになっている。
【0056】そして、ドロワ31を手前側に引き出した
状態でカートリッジ14をカートリッジ保持部材23か
ら取り外して、これに新規フィルムを補給したり、又は
搬送ローラ18から排出ローラ21までの間にジャムし
たフィルム及び文書を排除することができるようにな
る。
【0057】ドロワ31には、前記把手34に代えて、
又はこれとともに、筐体1に設けた可逆モータを用いる
ドロワモータDRM(図9にのみ図示)の回転軸に固着
したピニオン(図示せず)と、ドロワ31に設けて、ピ
ニオンに噛み合うラック(図示せず)とからなるドロワ
移動手段を設けて、そのドロワモータを所定方向に回転
させることにより、ドロワ31を引出すようにしてもよ
い。
【0058】ところで、ドロワ31は、フィルム消耗時
に補給のために引出される場合と、ジャム発生時にその
解消のために引出される場合とがある。フィルム消耗に
関しては、センサS2 の図5の出力レベルL4になった
時に制御部200がフィルム消耗と判断して、表示部3
00にフィルム消耗の旨を表示させるようになってい
る。
【0059】なお、筐体1の下部両隅には、予備のフィ
ルムカートリッジ14Sを収容するための収容部37,
38が設けてあり、カートリッジ保持部材23上に装填
されたフィルムカートリッジ14のフィルム13を使い
切った場合は、この収容部37,38に収容されたフィ
ルムカートリッジ14Sを、手前側の開口から取り出し
てカートリッジ保持部材23上に装填し、空になった収
容部37,38には新たな予備のフィルムカートリッジ
14Sが補充されるようになっている。
【0060】また、収容部37,38の底部には、フィ
ルムカートリッジ14Sの収容時の姿勢及び向きをカー
トリッジ保持部材23に対する装着時と同じになるよう
に規制するための規制部材39,40が設けてあり、収
容部36,37から取り出されたフィルムカートリッジ
14Sは、そのままの向きでカートリッジ保持部材23
上に装填されるように、収容部37,38への収容時に
向きが規制されている。なお、収容部41には、空にな
ったフィルムカートリッジ14又は14Sに補給するた
めの予備のロールフィルム13Sを収容することができ
る。予備のロールフィルムは、収容部37,38に収容
しても良い。
【0061】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、フィル
ム供給部にテンション機構を設けたので、文書を載せた
トレイを前進させた際にフィルムが軽快に繰出され、し
かも、トレイがフィルムに突き当った時に衝突力を緩和
することができるので、フィルムの先端接合部を分離さ
せたり、フィルム及び文書を損傷したりすることがな
い。また、ヒートカット後のフィルムをスムーズに原位
置に復帰させることができる。従って、信頼性の高い封
緘動作を連続的に行うことが可能になり、封緘物の体裁
も向上する。
【0062】また、請求項2記載の発明によれば、テン
ション機構の構成要素のうち、固定ローラをフィルムカ
ートリッジ側に設け、可動ローラ及び付勢手段を封緘機
に取付けられるマウンタ側に設けたので、交換品である
フィルムカートリッジの構成を簡素化でき、ロールフィ
ルムの取り扱い性を向上させ、かつ、コストの低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動封緘機の概略構成を
駆動系を中心として示す模式図である。
【図2】同封緘機の具体的構成を示す断面図である。
【図3】封緘用フィルムとフィルムカートリッジの斜視
図である。
【図4】フィルムとフィルムカートリッジとマウンタの
位置関係及び装着関係を示す要部断面図である。
【図5】フィルムカートリッジとマウンタとカートリッ
ジ保持部材を示す分解斜視図である。
【図6】テンション機構の可動ローラの付勢手段の一部
を示す要部分解斜視図である。
【図7】フィルムカートリッジをマウンタに装着した状
態を示す斜視図である。
【図8】初期状態及び封緘動作中のテンション機構の作
用とフィルムの状態を示す断面図である。
【図9】同封緘機の制御系を示すブロック図である。
【図10】封緘用フィルムの一例及び検出位置を示す斜
視図である。
【図11】同じく検知原理を説明する説明図である。
【図12】取込部の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図13】ステープラの動作を説明するタイムチャート
である。
【図14】封緘部の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図15】本発明に係る封緘機の初期状態を示す要部断
面図である。
【図16】同じくフィルム繰出し工程を示す断面図であ
る。
【図17】フィルム及び文書の挾持工程を示す断面図で
ある。
【図18】トレイの後退工程及びフィルムと文書の搬送
工程を示す断面図である。
【図19】ヒートカットの工程を示す断面図である。
【図20】完成した封緘物の斜視図である。
【符号の説明】
A 上流装置 B 封緘機 B1 取込部 B3 整合部 B4 フィルム供給部 B5 封緘部 13 フィルム 13a,13b ロールフィルム 13c 接合部 14 フィルムカートリッジ 14a 開口部 14b,14c フィルム収容部 14d,14e 軸受部 14f,14g 係止手段 15a,15b フィルム軸 16 マウンタ 16a,16b 係止手段 17 テンション機構 17a,17b,17d 固定ローラ(テンション機
構) 17c 可動ローラ(テンション機構) 170(171〜177) 付勢手段(テンション機
構) 18 搬送ローラ 19 ヒートカッタ 20 ヒートローラ 21 排出ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 幸治 神奈川県鎌倉市大船1丁目3番12号 株式 会社朝日機設内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流装置から排出される文書をトレイ上
    に積載整合し、そのトレイを下流側に移動して文書を移
    送させる整合部と、2本のロールフィルムの先端を接合
    してなる封緘用フィルムを前記トレイによる文書の移送
    路末端を遮断するように保持し、前記トレイの下流方向
    移動により前記フィルムを繰出すフィルム供給部と、繰
    出されたフィルムを、そのフィルムで前記文書の表裏面
    を被覆しながら搬送し、そのフィルムの左右両端を溶着
    し、更にそのフィルムを所定長さごとに溶着切断して文
    書を封緘する封緘部とを備えた自動封緘機において、 前記フィルム供給部に、フィルム繰出し時の緩衝及び溶
    着切断時の原位置復帰のためのテンション機構が設けて
    あり、 前記テンション機構は、複数の固定ローラと、この固定
    ローラの間に遠近移動自在に配置された可動ローラと、
    その可動ローラを固定ローラから遠ざかる方向に付勢す
    る付勢手段とからなること、を特徴とする自動封緘機の
    封緘用フィルムの供給装置。
  2. 【請求項2】 フィルム供給部は、マウンタとフィルム
    カートリッジからなり、マウンタは封緘機に取付けら
    れ、フィルムカートリッジは前記マウンタに着脱自在に
    装着され、テンション機構の固定ローラは前記フィルム
    カートリッジに取付けられ、可動ローラは前記マウンタ
    に取付けられて上流方向に付勢されていることを特徴と
    する請求項1記載の自動封緘機の封緘用フィルムの供給
    装置。
JP5061102A 1993-02-24 1993-02-24 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置 Pending JPH06255627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5061102A JPH06255627A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5061102A JPH06255627A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06255627A true JPH06255627A (ja) 1994-09-13

Family

ID=13161393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5061102A Pending JPH06255627A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06255627A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3764694B2 (ja) フィルム包装機
JP4418791B2 (ja) フィルム包装機
JPH06255635A (ja) 自動封緘機の初期化方法
JP3847916B2 (ja) 新聞紙のフイルム包装機
JP3340806B2 (ja) 自動封緘機の封緘用フィルムの初期化方法
JPH06255627A (ja) 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置
JP5101674B2 (ja) 印刷装置
JP4453861B2 (ja) 包装装置
JPH07205936A (ja) 自動封緘機
JPH06321219A (ja) 自動封緘機
JP3414783B2 (ja) 自動封緘機
JPH06247099A (ja) 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置
JPH06262900A (ja) 自動封緘機
JPH06247098A (ja) 自動封緘機
JPH06255613A (ja) 自動封緘機
JPH0717191A (ja) 自動封緘機の初期化方法
JPH0665360U (ja) 自動封緘機用フィルムカートリッジ
JPH06255615A (ja) 自動封緘機のジャム解消装置
JPH0667305U (ja) 自動封緘機用フィルムカートリッジ
JPH06321412A (ja) 自動封緘機におけるフィルム送給制御方法
JPH07195299A (ja) 自動封緘機
JP7072290B1 (ja) 包装装置
JPH0834408A (ja) 自動封緘機
JPH06304896A (ja) 封緘用フィルム及び同フィルムの切断位置検出装置
JPH0664988U (ja) 自動封緘機