JPH06255615A - 自動封緘機のジャム解消装置 - Google Patents

自動封緘機のジャム解消装置

Info

Publication number
JPH06255615A
JPH06255615A JP6463593A JP6463593A JPH06255615A JP H06255615 A JPH06255615 A JP H06255615A JP 6463593 A JP6463593 A JP 6463593A JP 6463593 A JP6463593 A JP 6463593A JP H06255615 A JPH06255615 A JP H06255615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
film
drawer
jam
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6463593A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nagaoka
満雄 長岡
Takeshi Nakamura
雄 中村
Tsutomu Tanabe
勉 田辺
Takako Kuwabara
孝子 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
Priority to JP6463593A priority Critical patent/JPH06255615A/ja
Publication of JPH06255615A publication Critical patent/JPH06255615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Special Articles (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上流装置から排出される文書をトレイ上で積
載整合し、そのトレイを移動して文書と封緘用フィルム
を搬送ローラの間に前進挾持させた後、搬送ローラで搬
送して文書をフィルムで被覆するとともに、フィルムの
両サイドを溶着し、文書の後方で溶着切断して封緘する
自動封緘機において、ジャムが発生した場合に、前記ト
レイに邪魔されずに搬送ローラ、ヒートカッタ及びヒー
トローラなどを筐体の外側に容易に引出して迅速にジャ
ムを解消できるようにする。 【構成】 搬送ローラ18、ヒートカッタ19及びヒー
トローラ20又はこれらと排出ローラ21を封緘機の筐
体1に対して押入・引出し自在のドロワ31に配設し、
かつ、封緘用フィルム14をドロワ31に着脱自在に装
填し、搬送ローラ18による繰出し開始から排出ローラ
21による排出終了までの間にジャムが発生した場合
は、これを検出するジャム検出手段を設け、ジャムを検
出した時は、トレイの存在位置を調べ、前進位置にある
場合は、トレイ6を後退させる制御手段204を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上流装置から排出され
る記録紙を又は印刷物(本明細書では、これを文書とい
う)を封緘用フィルムで自動的に封緘する自動封緘機に
関し、特に封緘部においてジャムが発生した場合に、こ
れを解消するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置等の上流装置から排出され
る文書を、前後方向に移動自在に備えたトレイ上で積載
整合し、そのトレイを、フィルム供給部の上下のロール
フィルムの先端を接合してなる封緘用フィルムに向けて
前進させて、そのフィルムと文書とを離間状態の搬送ロ
ーラの間に押し込んでフィルム供給部からフィルムを繰
出し、その搬送ローラを閉じてフィルムと文書の先端を
挾持した状態で前記トレイのみを後退させた後、搬送ロ
ーラを回転させてフィルムで前記文書の上下両面を被覆
しながら同期搬送するとともに、搬送されるフィルムの
両サイドを溶着手段により溶着し、文書の後端部の後方
で溶着切断手段によりフィルムを溶着切断することによ
り、前記文書を封緘して機外に排出し、一方、前記搬送
ローラを離間して、溶着切断手段の上流側のフィルムを
フィルム供給部に備えたテンション機構により初期位置
に復帰させる自動封緘機が、最近提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような自動封緘
機においては、フィルム供給部の上下のロールフィルム
から繰出されるフィルムが、トレイにより前進される文
書を被覆した状態で搬送ローラの間、溶着切断手段の間
及び溶着手段の間を搬送されるため、種々の原因により
フィルム及び/又はフィルムと文書が搬送途中にジャム
する場合がある。
【0004】前記フィルムは、文書の搬送方向に直交す
るように張設され、また搬送ローラ、溶着切断手段、溶
着手段などは、搬送路の上下に対向配置されるので、ジ
ャムが発生した場合は、そのジャムしたフィルム及び文
書の排除が容易でないという問題がある。これを容易に
するためには、これらの搬送ローラ、溶着切断手段、溶
着手段等を封緘機の筐体から外側に引出してからジャム
したフィルム及び文書を排除する必要がある。
【0005】しかしながら、上述のトレイは、この上に
積載された文書の先端を揃えるために、先端に起伏自在
のゲートを有しており、揃えた文書を搬送ローラの間に
前進するときは、トレイの前進によってそのゲートを倒
して前進する。そして、文書及びフィルムの前端を搬送
ローラの間に挾持した後にトレイは後退されるが、直ち
に完全復帰すると、ゲートがばねなどにより復帰起立し
て、整合した文書を乱れさせる原因となるので、文書の
後端がゲートを通過するまではトレイはゲートを復帰起
立させない中間位置までしか後退させないように制御さ
れる。
【0006】ところが、トレイがこの中間位置に存する
間にジャムが発生した場合は、上記トレイが邪魔となっ
て、搬送ローラ、溶着切断手段、溶着手段などを筐体か
ら引出すことができないという問題がある。
【0007】本発明は、上述の背景の元になされたもの
であり、上流装置から排出される文書をトレイ上に積載
整合させ、そのトレイを移動して文書と封緘用フィルム
を搬送ローラの間に前進させた後、搬送ローラで搬送し
てフィルムで文書を封緘する自動封緘機において、ジャ
ムが発生した場合に、前記トレイに邪魔されずに搬送ロ
ーラ、溶着切断手段及び溶着手段又はこれらと排出ロー
ラを筐体の外側に容易に引出して迅速にジャムを解消で
きるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、画像形成装置などの上流装置より排出さ
れる文書をトレイ上に積載整合し、そのトレイをトレイ
移動手段により前進させて、前方に前記トレイの進行方
向を直交遮断するように張設された封緘用フィルムを繰
出すとともに、その文書と前記フィルムの前端を、開い
ている搬送ローラの間に搬入し、その搬送ローラを閉じ
た後、前記トレイを後退させ、前記搬送ローラを回転さ
せて前記フィルムをさらに繰出して、そのフィルムで前
記文書の上下面を被覆するとともに、そのフィルムの両
側端を溶着手段で溶着し、前記文書の後端より後方にお
いて溶着切断手段で溶着切断して封緘物を形成し、排出
ローラで排出する自動封緘機において、前記搬送ロー
ラ、溶着手段及び溶着切断手段又はこれらと排出ローラ
を封緘機本体に対して押入・引出し自在のドロワに配設
し、かつ、前記ドロワに前記封緘用フィルムを着脱自在
に装填し、前記搬送ローラによる繰出し開始から前記排
出ローラによる排出終了までの間にジャムが発生した場
合にこれを検出するジャム検出手段を設け、前記ジャム
検出手段からジャム検出信号を入力した時は、トレイの
存在位置を調べ、前進位置にある場合は、前記トレイ移
動手段に後退指令を与える制御手段を備えたことを特徴
としている。また、封緘機にドロワを引き抜くための扉
を開放したことを検出する開放検知器が設けられ、制御
手段はその開放検知器からの開放検知信号に基づいてト
レイの存在位置を調べ、前進位置にある場合は、トレイ
移動手段に後退指令を与えるものであることを特徴とし
ている。さらに、ドロワを収納位置と引出し位置との間
を移動させるドロワ移動手段が設けられ、制御手段は扉
開放検知器からの開放検知信号に基づき、トレイが前進
されているか否かを調べ、前進位置にあるときはトレイ
移動手段に後退指令を与えた後、後退位置にあるときは
直ちに、前記ドロワ移動手段に引出し位置に移動させる
引出し指令を与えるものであることを特徴としている。
【0009】
【作用】上記の構成により、ジャムが検出されると、そ
のジャム検出信号が制御手段に入力し、制御手段はこれ
に基づき、そのときのトレイの存在位置をトレイ移動手
段の動作シーケンスから調べる。トレイが前進位置にあ
るとき、すなわち、ホームポジションに無いときは、制
御手段はトレイ移動手段に後退指令を与えるため、トレ
イ移動手段はトレイをホームポジジョンまで完全復帰さ
せる。従って、トレイに邪魔されずにドロワを筐体から
引出すことができる。
【0010】筐体にドロワを引出す際に開放される扉を
備え、扉開検知器を設けた場合は、扉を開放したとき
に、開放検知信号に基づいて制御手段はトレイ移動手段
に後退指令を与える。
【0011】ドロワに収納位置と引出し位置の間を移動
させるドロワ移動手段を設けた場合は、扉開放検知信号
に基づき、トレイの現在位置が調べられ、後退位置にあ
るときは、直ちにドロワ移動手段に引出し指令が与えら
れて、ドロワが引出され、また、トレイが前進位置にあ
るときは、先ず、トレイ移動手段に後退指令が与えら
れ、その後にドロワ移動手段に引出し指令が与えられ
る。
【0012】
【実施例】なお、本実施例において、フィルムの左右両
端の溶着手段にヒートローラを、またそのフィルムの所
定長さの溶着切断手段にヒートカッタを用いているが、
これに限定されるものではない。例えば、フィルムの左
右両端の溶着に高周波溶着手段を、また溶着切断に高周
波溶着手段と常温切断手段との組合せを用いることもで
きる。図1はトレイで整合された文書を移動し、上下の
ロールフィルムから繰り出したフィルムで被覆し、左右
両端部を溶着し、前後両端部を溶着切断して封緘する自
動封緘機の概略構成を、主として駆動系を中心として示
した模式図、図2は全体構成の具体例の断面図である。
【0013】図2におけるAは文書を排出する上流装置
である。この上流装置は、例えば、ファクシミリ受信
機、複写機又はプリンタ等のその時点に用紙に記録して
一枚ずつ排出する画像形成装置、あるいは、堆積された
既製文書の中から指定された枚数までを連続的に排出す
る文書繰出し装置である。以下には、代表的に画像形成
装置という場合がある。本発明に係る自動封緘機Bは、
上流装置Aに接続して用いられる。
【0014】さて、自動封緘機Bは、図1に示すよう
に、概括的には、取込部B1、上部排出部B2、整合部
B3、フィルム供給部B4、封緘部B5、及び下部排出
部B6からなっている。
【0015】前記取込部B1は、上流装置Aから排出さ
れる文書Pを封緘機B内に取込むものであり、筐体1の
取込口に近接して設けられた取込ローラ2と、この取込
ローラを所定方向に回転させるモータICMと、取込ロ
ーラの下流側に設けられ、進行方向を切換えるゲート3
と、このゲート3を上位と下位に回動させる駆動部、例
えばソレノイドFLSOLとからなっている。取込部B
1には取込まれる文書の有無を検出するセンサS1が設
けてある。ソレノイドFLSOLは、通常は消磁状態に
あってゲート3を上位側に保持し、励磁されるとゲート
3を下位側に回動させる。また、封緘機に設けてある操
作部(図示せず)の非封緘指令入力スイッチを押した場
合は、即時に励磁されてゲートを下位側に回動させる。
これに対して、非封緘指令入力スイッチを押下しない場
合は、上流装置Aから排出される文書が前記センサS1
により検知されたときに、その文書の前半部程度が取込
みローラ2を通過するまでの間、励磁されてゲート3を
下位側に回動させるようになっている。
【0016】取込ローラ2が取込む文書Pは、ゲート3
が下位側にあるときは上部排出部B2を構成する上排出
ローラ4を介して上排出トレイ5に積載され、上位側に
あるときは下流側の整合部B3に積載されるようになっ
ている。
【0017】取込ローラ2は回転軸方向に隔てられた複
数個のローラを有し、ゲート3は、取込ローラの各ロー
ラの間を回動する複数個の羽根を共通の支軸に連結して
なる櫛歯状のものが用いられている。従って、取込ロー
ラ2により整合部B3側に取込中にゲート3が下位側に
回動されると、取込まれる文書が波状にコルゲートされ
るため、腰が強化されて、文書の飛翔性が向上される。
【0018】整合部B3は、トレイ6、整合ローラ7、
ゲート8、クランパ9、トレイ移動手段10、ステープ
ラ11、及びステープラ移動手段12を有する。
【0019】トレイ6は、取込まれる文書を積載する積
載面と、その積載面の一側で起立する整合基準面となる
側壁を有する。整合ローラ7は、ソレノイドALSOL
によりトレイ6の積載面に対して近接した位置と、離間
された位置との間を移動され、また、モータALMによ
り一定方向に回転される。積載面に近接した整合ローラ
モータALMの回転により、取込ローラ2からトレイ6
上面に飛翔してきた文書を、トレイの側壁に向けて斜め
送りするように設けられている。
【0020】ゲート8は、トレイ6の前端部の下側にお
ける支軸回りに回転して起伏自在に取付けてあり、その
支軸に掛け回したバネ(図示せず)により常に起立方向
に付勢してある。そして、トレイ6がホームポジション
(後退位置)にあるときは、ゲート8が起立して、その
トレイ上面を整合ローラ7により斜め送りされる文書の
先端部を停止させて、全ての文書の先端を整合させる。
【0021】トレイ6の側壁には、トレイ上に一枚の文
書が整合されるたびに、その文書を前後においてトレイ
に挾圧保持するためのクランパ(紙押え手段)9が設け
てある。このクランパは、トレイ上面に対して接離する
押圧片9aと、その押圧片に接離動作をさせるソレノイ
ドPCSOLとからなっている。
【0022】トレイ移動手段10は、トレイ6を前後方
向(図1,2においては左右方向)に往復移動させるも
のであり、可逆モータTRM、前後のプーリ10a,1
0bに掛け回されたベルト10c、トレイ6をベルト1
0cに連結する連結片10d、トレイを所定角度で前後
方向に案内する案内軸10e及びトレイ6をその案内軸
に係合する係合片10fからなっており、モータTRM
が後述される制御部により制御駆動されて、トレイ6を
図2に実線で示す後退位置と、鎖線で示す前進位置との
間で往復移動させるようになっている。
【0023】ステープラ11は、トレイ6の側壁と反対
側に設けられ、そのトレイ上に積載され、整合ローラ7
及びゲート8により整合され、かつ、クランパ9により
押えられた文書Pを、ステープル指令を受けた場合に綴
じるためのものである。その構造自体は既知であるの
で、詳細な図示を省略してある。このステープラ11
も、また、モータSTM,前後のプーリ12a,12
b、ベルト12c、連結片12dからなる別の移動手段
12により前後に移動するようになっている。そして、
ステープラ11は、後退位置にあるトレイ6の前部にホ
ームポジションを有し(図1では、便宜的に後方に移動
して示されている。)、トレイ上で整合された文書の一
側前部を綴じる場合は、ホームポジションで綴じ動作を
し、また、文書の一側中央部及び/又は後部で綴じる場
合は、モータSTMにより後方に所定位置まで移動した
後、綴じ動作を行う。この場合、トレイ移動手段10も
同時にトレイを前進して、ステープラと相対移動するこ
とにより、トレイ上での整合と、綴じ込みに要する時間
の可及的短縮化及び装置の小型化が図られている。
【0024】整合部B2の下流側には、フィルム供給部
B4が設けられている。フィルム供給部B4は、封緘用
フィルム13を装填したフィルムカートリッジ14を有
している。このフィルム13は、第1フィルム軸15a
と第2フィルム軸15bにそれぞれ巻き取られたロール
フィルム13a,13bの先端を接合してなっている。
そして、カートリッジ14は、中央に開口部14aを、
その開口部の上下両側に下流方向に開口するロールフィ
ルム収容部14b,14cを有し、フィルム13は、カ
ートリッジの開口面側から装填され、前記ロールフィル
ム先端の接合部を開口部14aの中心に位置させた状態
で、収容部14b,14cの両端に形成された軸受14
d,14eにフィルム軸15a,15bを支持させて回
転自在に保持されている。
【0025】また、カートリッジ14は、その下端部に
形成してある係合突起14fを、封緘機に取付けられた
マウンタ16の下端部に形成してある係止孔16に係合
させ、かつ、カートリッジ14の上端部に形成してある
係止突起14gを、前記マウンタ16の上端部に形成し
てある係止突起16bに係合して、着脱自在に装着され
る。
【0026】カートリッジ14には、上下のフィルム収
容部14b,14cに対応して複数本の固定ローラ17
aが適宜の間隔をもって配設され、また、マウンタ16
には、図示されていないばねにより下流方向に付勢され
た複数本の可動ローラ17bが前記各固定ローラ17a
の間に遠近移動可能に配置されている。これらの固定ロ
ーラ17a及び可動ローラ17bによりカートリッジ内
のフィルムに緩衝作用と緊張作用を与えるテンション機
構17が構成されている。これにより、フィルム13を
装填したカートリッジ14をマウンタ16に取付ける
と、封緘用フィルム13は、トレイ6の前進移動により
搬送される文書の搬送路を直交遮断するように張設され
る。
【0027】マウンタ16は、後述されるカートリッジ
保持部材35に昇降自在に支持されていて、モータFC
Mにより図2に実線で示されているように、カートリッ
ジの開口部14aの中心がトレイ6による文書搬送路と
合致する位置と、図2に鎖線で示されているように、カ
ートリッジ14が文書搬送路の下方に退避する位置との
間を昇降されるようになっている。
【0028】フィルム供給部B4の下流側には、封緘部
B5が設けてある。この封緘部は、文書をその上下面か
ら被覆したフィルム13を挟持して搬送する搬送ローラ
18と、フィルム13を所定長さ(文書を包み込むに足
る長さ)ごとに熱により溶着切断(ヒートカット)する
ためのヒートカッタ19と、文書を包み込んだフィルム
13の両サイド(左右両端)を溶着(熱シール)するた
めのヒートローラ20とからなる。
【0029】封緘部の下流側に排出部B6を有する。排
出部B6は、前記ヒートカッタ19よるヒートカットと
ヒートローラ20による熱シールにより形成される封緘
物SMを筐体1の外に排出するための排出ローラ21
と、排出される封緘物を堆積する下排出トレイ22とか
らなっている。
【0030】そして、搬送ローラ18、ヒートローラ2
0及び排出ローラ21には、これらを所定方向に回転さ
せるための共通の搬送モータMMが接続され、駆動ロー
ラと従動ローラからなる搬送ローラ18には、これらを
搬送面に対して開閉させるための駆動部、例えばモータ
TAMとカム及びカロフォロワ(いずれも図示せず)が
連結され、ヒートカッタ19には、これを構成する切断
刃19aと台座19bを相互に接近押圧させるための駆
動部、例えばモータHCMとカム及びカロフォロワ(い
ずれも図示せず)が連結され、さらに、ヒートローラ2
0を搬送面に対して接離させるための駆動部、例えばモ
ータHRMとカム及びカムフォロワ(いずれも図示せ
ず)が連結されている。ヒートカッタの切断刃19a内
にはフィルム13を溶融しうる温度で発熱するヒータH
Cが内蔵され、また、ヒートローラ20の加熱ローラ2
0a内にもフィルムを溶着しうる温度に発熱するヒータ
HRが内蔵されている。
【0031】上記自動封緘機Bには、上記取込部B1 の
センサS1の他に、少なくとも2個のセンサS2 ,S3
が設けてある。センサS2 は、フィルムの先端検知と、
フィルムに設けてある後述の切断位置検出用マークの検
出を兼ねるものであり、搬送ローラ18とヒートカッタ
19の間に設けられ、フィルム供給部B4からフィルム
13が搬送ローラ18により繰出され始めたことを検出
することができる。さらに、センサS3 は、搬送された
フィルム及び文書が封緘部B5を通過したことを検出す
るためのものであり、排出ローラ21の至近に設けてあ
る。
【0032】本発明に係る自動封緘機では、図3に示す
ように、上記上流装置Aと、各センサS1 〜S3 とがイ
ンタフェース回路100に、また、それぞれ駆動手段で
あるモータICM,ALM,STM,TRM,FCM,
MM,TAM,DRM,HCM,HRM、ソレノイドF
LSOL,ALSOL,PCSOL、ヒータHC,HR
が、これらをそれぞれ駆動するための駆動回路(図示省
略)を介して、前記インタフェース回路100に接続さ
れ、インタフェース回路は中央演算制御部CPU、記憶
部ROM、RAMからなるマイクロコンピュータ200
に接続してある。CPUは、機能実現手段として、前記
上流装置Aから排出される文書Pを本機内に取込んだ
り、前記取込部B1のゲート3の取込方向を指定する取
込制御手段201、整合ローラ7の回転及び昇降タイミ
ングを制御する整合制御手段202、ステープラ11の
動作及びステープ移動手段12を制御するステープラ制
御手段203、トレイ移動手段10を制御するトレイ制
御手段204、前記搬送ローラ18、ヒートローラ20
及び排出ローラ21に共通の搬送モータMMを制御する
搬送制御手段205、駆動部TAMを介して搬送ローラ
のニップの開閉制御を通してフィルム供給を制御するフ
ィルム供給制御手段206、フィルム供給部を昇降制御
するフィルム供給部の退避制御手段207、ヒートカッ
タ19の開閉駆動部HCMを制御するためのヒートカッ
タ制御手段208、ヒートローラ20の開閉駆動部HR
Mを制御するためのヒートローラ制御手段209、ジャ
ム検出手段210及びフィルム残少検知手段211を有
している。
【0033】ジャム検出手段210は、センサS2 から
のフィルム先端検知信号入力時点から所定時間内にセン
サS3 から封緘物終端検知信号を入力しない時などにジ
ャム発生と判断してジャム検出信号を出力する。
【0034】図4に示すように、前記封緘用フィルム1
3の表側フィルムとして用いられるロールフィルム13
aには、所定長さごとに透明な宛名窓131と、フィル
ムの全幅方向に延びる帯状の透明部分で構成された切断
位置検出用マーク(以下、単にレジマークという)13
2とが設けられ、フィルム13aには、宛名窓131と
レジマーク132の部分を除いて、全長に渡ってこのフ
ィルムで被覆された文書の記録内容が外部から見えない
程度の所定の濃度(光透過度)d1をもって印刷され、
フィルム軸15aに対する巻き始め側の所定の長さにお
ける少なくともセンサS2 対応する側のサイド、換言す
ると、消耗により表面用フィルム13aの残余長さが、
あと数枚の封緘物分の長さになった時の一方サイドに
は、それ以前の濃度d1よりも濃い濃度d2で印刷され
ている。なお、裏側フィルムとして用いられるロールフ
ィルム13bは、その全面が濃度d1で印刷されている
ものが用いられる。
【0035】これにより、搬送ローラ18とヒートカッ
タ19の間におけるフィルムの有無、レジマークの有無
及びフィルム残少の有無により、図5に示すように、セ
ンサS2 の受光素子から明確に異なる出力レベルL1〜
L4が得られる。L1はフィルムのない時、L2はフィ
ルム13aとフィルム13bがあって、フィルム13a
のレジマークを検出した時、L3は表裏のフィルムがあ
って、フィルム13aのレジマークを検出しない時、及
びL4はフィルムが残少となった時のそれぞれの出力レ
ベルである。
【0036】従って、ヒートカッタ制御手段208は、
センサS2 の出力レベルがL2の時にヒートカッタ開閉
用モータHCMを駆動させるようになっている。また、
フィルム残少検知手段211は、センサS2 の出力レベ
ルがL4の時に残少検知信号を出力するようになってい
る。
【0037】また、インタフェース回路100には、さ
らに、後述のようにドロワ31を引出す際に扉(図示せ
ず)に開放検知信号を出力する扉開放検知器S4 と、表
示部300とが接続されている。CPUは、フィルム残
少検知手段210からの残少検知信号に基づき、表示部
300にフィルム残少を表示してオペレータにフィルム
切れを予告する。また、CPUはジャム検出手段210
からのジャム検出信号に基づき表示部300にその旨を
表示させるようになっている。
【0038】続いて、上記の構成による動作を、図6な
いし図14を参照して説明する。今、封緘機が封緘指令
信号を入力した場合の動作のみを説明する。図6は、上
流装置Aから封緘機Bに一枚の文書を取込む時から整合
する時までのタイムチャート、図7は文書綴込み時のタ
イムチャート、図8は封緘部における封緘動作のタイム
チャートである。図9ないし図13は各段階の作動状態
を示す要部断面図である。
【0039】図9は初期状態を示している。トレイ6は
後退位置にあり、搬送ローラ18、ヒートカッタ19を
構成する刃19aと台座19b及びヒートローラ20は
いずれも開放状態にある。始動されると、まず、上流
装置Aからの文書Pの取込、取込んだ文書の整合、
ヒートカッタ19及びヒートローラ20のウォームアッ
プが行われる。
【0040】文書の取込過程においては、取込制御手段
201及び整合制御手段202が稼動して、図6に示す
ように、取込モータICMを回転させ、上流装置から排
出される文書をゲート3により整合部B3方向に取込
む。センサS1 が文書の先端を検知すると、ソレノイド
FLSOLを所定時間励磁させて、ゲート3を下位側に
回動させるので、その文書はコルゲートを形成されなが
らトレイ6上に飛翔して積載される。
【0041】そして、センサS1が文書の先端を検知し
てから所定時間後に整合モータALMを回転させ、整合
の準備をするとともに、センサS1が文書の後端を検知
した後に整合ローラ7をトレイ上面方向に下降させて、
トレイ上に載置された文書を斜め送りして整合させる。
整合ローラの上昇復帰前にクランパ9aを下降させ、整
合された文書をトレイに押える。この文書の取込・整合
は、上流装置Aから所定枚数の文書が排出され尽くすま
で、各文書が排出されるたびに行われる。
【0042】所定枚数の文書の取込整合を終了すると、
図7に示すようにクランパ9aで押えた後、ステープラ
制御手段203が稼動する。ステープラ制御手段203
は、文書に対する綴じ込み指定位置に応じて、文書の一
側の前部のみ、後部のみ又は双方において綴じ込みを行
う。一例を説明すると、前部を綴じる場合は、モータS
TMによりステープラ11を若干後方に移動して停止
し、ステープラ11を駆動させて綴じ込む。後部も綴じ
る場合は、トレイ制御手段204も稼動して、モータT
RMを回転させ始めてトレイ6を前進させ、ステープラ
11とトレイ6の相対移動により所定位置に達したとき
に両者を停止して、ステープラ11を駆動し、後部の綴
じ込みを行う。所定の綴じ込みを終了した後は、モータ
STMを逆転させてステープラをホームシポジションで
ある前方位置に復帰させる。
【0043】また、所定の綴じ込みを終了した時は、図
8に示すようにトレイ制御手段204がトレイモータT
RMを正転させて、トレイ6を前進させて文書の封緘部
方向の搬送を開始する。トレイ6は、その上の文書Pを
クランパにより整合状態に保持したまま、図10に示す
ように、ゲート8を倒しながら前進し、その文書を下流
側のフィルム供給部B4に搬送する。
【0044】トレイ6はその前端部をフィルムカートリ
ッジ14の開口部14aの中心に前進させて、フィルム
13の表面側フィルム13aと裏面側フィルム13bの
接合部を前記開口部の中心に合致させて、テンション機
構17で軽くたぐられて緊張状態で待機しているフィル
ム13を下流方向に押し進め、図10のように、そのフ
ィルム13を繰り出して、そのフィルムで文書の前部の
表裏面を被覆させた状態で、そのフィルムと文書の前部
を離間状態にある搬送ローラ18の間まで移送して、前
進位置で停止する。
【0045】この状態で、フィルム供給制御手段206
が稼動して、開放していた搬送ローラ18を図11に示
すように閉じて、フィルムと文書を挾持すると同時に、
クランパ9を開放させた後、トレイ制御手段204が再
びトレイ6をゲート8が起立しない中間位置まで復帰さ
せる。その後、搬送制御手段205は、トレイの後退開
始とほぼ同時に搬送モータMMを回転させ、搬送ローラ
18を回転させて、フィルムと文書を搬送する。これに
続き、先にウォームアップをしていたヒートローラ制御
手段208がヒートローラ20の加圧ローラ20aと加
熱ローラ20bを閉じて、搬送されてくるフィルムの両
サイドを連続的に熱シールする。
【0046】そして、その搬送される文書Pの後端がゲ
ート8を通過した時点で、図12に示すように、トレイ
6を後退位置まで完全復帰させる。その時点で、ゲート
8は図示しない復帰ばねの作用により復帰し、起立状態
に戻る。これにより、トレイ6上には、次の文書Pの取
込が可能な状態となる。
【0047】センサS2 は、搬送ローラ18により下流
側に搬送されるフィルム13の一方のサイドの光透過度
を検出して、その出力電圧をインタフェース100を介
して制御部200に与えており、制御部はフィルムの有
無、レジマーク132の有無及びフィルム残少の有無を
監視している。
【0048】そして、図8に戻って、センサS2 がフィ
ルムのレジマーク132を検出したことに基づいて先
ず、搬送制御手段205が搬送モータMMの回転を止
め、また、ヒートローラ制御手段209が停止されてい
るフィルムのヒートローラとの接触継続による過熱収縮
を防止するため、ヒートローラ20を開放し、引続き、
ヒートカット制御手段208が、図13に示すように、
ヒートカッタ19の切断刃19aと台座19bを閉じ
て、そのレジマーク132でフィルム13をヒートカッ
トする。
【0049】ヒートカット後に、フィルム供給制御手段
206がそれまで閉じていた搬送ローラ18を開放させ
た後、搬送モータMMを再度回転させるとともに、ヒー
トローラ20を再び閉じて、ヒートカット時点にヒート
カッタとヒートローラとの間のフィルムの両サイドの未
シール部分をシールする。
【0050】これにより、ヒートカッタの下流側に、図
14に示すような、両サイドが熱シール(133)さ
れ、前後がレジマーク132の部分においてヒートカッ
ト(134)され、表面に宛名窓131を有するフィル
ム袋の中に文書Pを封緘した封緘物SMが得られる。封
緘物SMは下部排出部B6の排出ローラ21により下排
出トレイ22に排出される。
【0051】図13に示すように、ヒートカットされた
フィルム13のヒートカッタ19よりも上流側のフィル
ム13aとフィルム13bとは、その先端部がヒートカ
ッタ19で溶着切断されており、フィルム供給部に設け
てあるテンション付与機構17によりバックテンション
が掛けられるので、元位置に復帰する。
【0052】さて、上記フィルム供給部B4、搬送ロー
ラ18、ヒートカッタ19、ヒートローラ20は、図2
に示すように、ドロワ31にユニット化されている。排
出ローラ21を同様にドロワ31に取付けてもよい。
【0053】このドロワ31の前面部及び底面部にはガ
イドコロ32が設けられており、このガイドコロ32
は、図2において鉛直方向に延長するように筐体1側に
設けられたガイドレール33に嵌合されている。そし
て、ドロワ31の手前側には把手34が設けられてお
り、この把手34を引っ張ると、ガイドコロ32がガイ
ドレール33内を転動してドロワ31が手前側に引き出
されるようになっている。
【0054】そして、ドロワ31を手前側に引き出した
状態でカートリッジ14をカートリッジ保持部材35か
ら取り外して、これに新規フィルムを補給したり、又は
搬送ローラ18から排出ローラ21までの間にジャムし
たフィルム及び文書を排除することができるようにな
る。
【0055】ドロワ31には、前記把手33に代えて、
又はこれとともに、筐体1に設けた可逆モータDRM
(図3にのみ図示)の回転軸に固着したピニオン(図示
せず)と、ドロワ31に設けて、ピニオンに噛み合うラ
ック(図示せず)とからなるドロワ移動手段を設けて、
そのモータDRMを所定方向に回転させることにより、
ドロワ314を引出すようにしてもよい。
【0056】ところで、ドロワ31は、上記のように、
フィルム消耗時に補給のために引出される場合と、ジャ
ム発生時にその解消のために引出される場合とがある。
フィルム消耗に関しては、センサS2 の図5の出力レベ
ルL4になった時に制御部200がフィルム消耗と判断
して、表示部300にフィルム消耗の旨を表示させるよ
うになっている。
【0057】そして、CPUは、ドロワ31の引出し側
に扉(図示省略)及び開放検知器S4 が設けてない場合
には、上記のフィルム消耗検知信号又はジャム検出信号
に基づいて、トレイ制御手段204のシーケンス過程よ
り、トレイ6の現在位置を調べる。すなわち、トレイが
前進位置にあるか、中間位置又は後退位置まで復帰され
た状態にあるかを調べ、トレイが前進位置にあるとき
は、トレイ制御手段204がモータTRMに逆転指令を
与えて、トレイをホームポジションまで後退させる。こ
れにより、トレイ6の前端がドロワ31の引出しの障害
とならなくなるので、把手34を持ってドロワ31を引
出すことが可能になる。
【0058】これに対して、ドロワ引出し側に扉が設け
てあり、かつ、扉開放検知器S4 が設けてある場合に
は、表示部300でのフィルム残少表示もしくは消耗表
示又はジャム発生表示に基づいて、フィルム補給のため
に又はジャム解消のために、係員がその扉を開放したと
きは、扉開放検知器S4 からの開放検知信号に基づい
て、トレイ制御手段204がトレイの現在位置を調べ、
前進位置にあるときは、上述と同様に、トレイ6をホー
ムポジションまで復帰させるように構成することができ
る。
【0059】ドロワ31に、前記ドロワ移動手段を設け
た場合は、フィルム残少検知もしくは消耗検知又はジャ
ム検出に基づき、先ず、CPUのトレイ制御手段204
により、トレイ6が前進位置にあるときは、トレイ移動
手段に後退指令を与えてそのトレイを後退させた後、ド
ロワ移動手段を駆動させて、また、トレイが後退位置に
あるときは直ちに前記ドロワ移動手段に駆動させて、ド
ロワ31を引出し位置に自動的に移動させるように制御
系を構成することが可能である。
【0060】なお、フィルム残少検知もしくは消耗検知
又はジャム検出に基づいて、トレイを後退させた後は、
制御部は、各駆動手段ALSOL,PCSOL,TA
M,HCM,HRMが初期状態に戻され、前記搬送ロー
ラ18、ヒートカッタ19及びヒートローラ20が全て
開放されるので、ドロワ31が引出された状態で、ジャ
ムしたフィルムや文書を容易に排除することができる。
【0061】上記フィルム供給部の退避制御手段207
は、上流装置Aから排出される文書をステープラ11で
綴じるだけで、封緘せずに排出トレイ22に送り出すと
きに、非封緘ボタンの押下に基づいて動作し、モータF
CMを駆動して、カートリッジ14を文書搬送路の下方
に移動させる。
【0062】筐体1の下部両隅には、予備のフィルムカ
ートリッジ14Sを収容するための収容部37,38が
設けてあり、カートリッジ保持部材35上に装填された
フィルムカートリッジ14のフィルム13を使い切った
場合は、この収容部37,38に収容されたフィルムカ
ートリッジ14Sを、手前側の開口から取り出してカー
トリッジ保持部材35上に装填し、空になった収容部3
7,38には新たな予備のフィルムカートリッジ14S
が補充されるようになっている。
【0063】また、収容部37,38の底部には、フィ
ルムカートリッジ14Sの収容時の姿勢及び向きをカー
トリッジ保持部材35に対する装着時と同じになるよう
に規制するための規制部材39,40が設けてあり、収
容部36,37から取り出されたフィルムカートリッジ
14Sは、そのままの向きでカートリッジ保持部材35
上に装填されるように、収容部37,38への収容時に
向きが規制されている。なお、収容部41には、空にな
ったフィルムカートリッジ14又は14Sに補給するた
めの予備のロールフィルム13Sを収容することができ
る。予備のロールフィルムは、収容部37,38に収容
しても良い。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ジ
ャム発生が検出されると、そのときにトレイが前進して
いれば、トレイ移動手段によりトレイをホームポジショ
ンに復帰させるようにしたので、前後移動されるトレイ
により封緘用フィルムを繰出す自動封緘機において、ト
レイに邪魔されることなく、ジャムが発生した封緘部を
ドロワにより封緘機外に引出して容易にジャムを解消す
ることができる。
【0065】また、ドロワ引出し側に扉を備えた場合
は、扉開放検知器を設けて、開放検知信号によりトレイ
をホームポジションに復帰させれば、フィルム消耗又は
ジャム発生に基づいて扉を開放するときにも、トレイが
事前に後退位置に復帰しているので、迅速にドロワを引
出して、新規フィルムの補給又はジャムしたフィルムや
文書の排除を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動封緘機の概略構成を
駆動系を中心として示す模式図である。
【図2】同封緘機の具体的構成を示す断面図である。
【図3】同封緘機の制御系を示すブロック図である。
【図4】封緘用フィルムの一例及び検出位置を示す斜視
図である。
【図5】同じく検知原理を説明する説明図である。
【図6】取込部の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図7】ステープラの動作を説明するタイムチャートで
ある。
【図8】封緘部の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図9】本発明に係る封緘機の初期状態を示す要部断面
図である。
【図10】同じくフィルム繰出し工程を示す断面図であ
る。
【図11】フィルム及び文書の挾持工程を示す断面図で
ある。
【図12】トレイの後退工程及びフィルムと文書の搬送
工程を示す断面図である。
【図13】ヒートカットの工程を示す断面図である。
【図14】完成した封緘物の斜視図である。
【符号の説明】
A 上流装置 B 封緘機 B1 取込部 B3 整合部 B4 フィルム供給部 B5 封緘部 13 フィルム 14 フィルムカートリッジ 16 マウンタ 17 テンション付与機構 18 搬送ローラ 19 ヒートカッタ 20 ヒートローラ 21 排出ローラ 22 排出トレイ 31 ドロワ 32 ガイドコロ 33 ガイドロール 24 把手 DRM 引出しモータ(ドロワ移動手段) 35 カートリッジ保持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 孝子 青森県八戸市番町3 株式会社ソフテック 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流装置より排出される文書をトレイ上
    に積載整合し、そのトレイをトレイ移動手段により前進
    させて、前方に前記トレイの進行方向を直交遮断するよ
    うに張設された封緘用フィルムを繰出すとともに、その
    文書と前記フィルムの前端を開いている搬送ローラの間
    に搬入し、その搬送ローラを閉じて前記トレイを後退さ
    せ、前記搬送ローラを回転させて前記フィルムをさらに
    繰出して、そのフィルムで前記文書の上下面を被覆する
    とともに、そのフィルムの両サイドを溶着手段で溶着
    し、前記文書の後端よりも後方において溶着切断手段で
    熱溶着切断して封緘物を形成し、その封緘物を排出ロー
    ラで機外に排出する自動封緘機において、(イ)前記搬
    送ローラ、溶着切断手段及び溶着手段又はこれらと前記
    排出ローラを封緘機の筐体に対して押入・引出し自在の
    ドロワに配設し、かつ、このドロワに前記封緘用フィル
    ムを着脱自在に装填し、(ロ)前記搬送ローラによる繰
    出し開始から前記排出ローラによる排出終了までの間に
    ジャムが発生した場合にこれを検出するジャム検出手段
    を設け、(ハ)前記ジャム検出手段からジャム検出信号
    を入力した時は、トレイの存在位置を調べ、前進位置に
    ある場合は、前記トレイ移動手段に後退指令を与える制
    御手段を備えたことを特徴とする自動封緘機。
  2. 【請求項2】 ドロワを引き抜くための扉を開放したこ
    とを検出する開放検知器が設けられ、制御手段は、前記
    開放検知器からの開放検知信号に基づいてトレイの存在
    位置を調べ、前進位置にある場合は、トレイ移動手段に
    後退指令を与えるものであることを特徴とする請求項1
    記載の自動封緘機。
  3. 【請求項3】 ドロワを収納位置と引出し位置との間を
    移動させるドロワ移動手段が設けられ、制御手段は扉開
    放検知器からの開放検知信号に基づき、トレイが前進さ
    れているか否かを調べ、前進位置にあるときはトレイ移
    動手段に後退指令を与えた後、後退位置にあるときは直
    ちに、前記ドロワ移動手段に引出し位置に移動させる引
    出し指令を与えるものであることを特徴とする請求項1
    記載の自動封緘機。
JP6463593A 1993-03-01 1993-03-01 自動封緘機のジャム解消装置 Pending JPH06255615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6463593A JPH06255615A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 自動封緘機のジャム解消装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6463593A JPH06255615A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 自動封緘機のジャム解消装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06255615A true JPH06255615A (ja) 1994-09-13

Family

ID=13263931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6463593A Pending JPH06255615A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 自動封緘機のジャム解消装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06255615A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06255635A (ja) 自動封緘機の初期化方法
JPH06255615A (ja) 自動封緘機のジャム解消装置
JP3414783B2 (ja) 自動封緘機
JPH07205936A (ja) 自動封緘機
JP4134430B2 (ja) ラミネート装置
JP3847916B2 (ja) 新聞紙のフイルム包装機
JPH06255613A (ja) 自動封緘機
JP3340806B2 (ja) 自動封緘機の封緘用フィルムの初期化方法
JPH06247098A (ja) 自動封緘機
JPH06247099A (ja) 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置
JPH06255627A (ja) 自動封緘機の封緘用フィルムの供給装置
JPH06321219A (ja) 自動封緘機
JP4453861B2 (ja) 包装装置
JPH0665360U (ja) 自動封緘機用フィルムカートリッジ
JPH0667305U (ja) 自動封緘機用フィルムカートリッジ
JPH0717191A (ja) 自動封緘機の初期化方法
JPH06262900A (ja) 自動封緘機
JPH06321412A (ja) 自動封緘機におけるフィルム送給制御方法
JP7072290B1 (ja) 包装装置
JP2810849B2 (ja) ストレッチフィルム包装機におけるフィルム切換え送出装置
JPH06304896A (ja) 封緘用フィルム及び同フィルムの切断位置検出装置
JPH07195299A (ja) 自動封緘機
JPH0834408A (ja) 自動封緘機
JPH0664988U (ja) 自動封緘機
JPH0667307U (ja) 自動封緘機の熱シール装置