JP3086042B2 - 用紙パツクごと挿入可能な画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

用紙パツクごと挿入可能な画像形成装置の給紙装置

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JP3086042B2
JP3086042B2 JP04007697A JP769792A JP3086042B2 JP 3086042 B2 JP3086042 B2 JP 3086042B2 JP 04007697 A JP04007697 A JP 04007697A JP 769792 A JP769792 A JP 769792A JP 3086042 B2 JP3086042 B2 JP 3086042B2
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宜伸 加賀美
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、フアクシミリ
等の画像形成装置の給紙装置に係り、特に用紙パツクご
と本体内に装填された用紙を給紙する給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に広く普及している複写機等の画像
形成装置の給紙装置にあつては、用紙補給は全て人手に
よつて行われている。
【0003】通常、用紙補給動作は、 1.カセツト(トレイ)の給紙装置からの引出し(抜取
り) 2.カセツト上カバーを外す 3.用紙パツクの包装を開封 4.カセツト内の用紙押さえ部材(コーナ爪)の持ち上
げ 5.パツクより取り出した用紙を揃える 6.用紙のカセツトへの装着 7.用紙押さえ部材を装着された用紙上に載せる 8.カセツト(トレイ)を給紙装置に装着 等の各工程よりなつている。
【0004】しかしながら、このような給紙装置におい
ては上述したように、多数の用紙補給動作工程が必要と
なり、特に大量に用紙を使用するユーザにとつてはその
作業は極めて煩わしく、しかも時間を要するものとなつ
ていた。
【0005】そのため、用紙を所定数量まとめて包装し
たものをそのまま給紙装置本体に装填し、装置内部の機
構により開封し給紙する給紙装置が既に提案されてい
る。
【0006】例えば、特開昭63−203534号公報
には、包装シートで所定枚数ごとに重ねて包装された枚
葉紙束を多段に積載し、その一段分を前進させながらカ
ツタで包装シートの左右側面を切断し、該切断された包
装シートの上面および下面を吸着して開封し、開封され
た枚葉紙束を挟持して搬送台上に乗載し、その後該枚葉
紙束を搬送台の移動によつて載置位置まで搬送して積み
重ねる包装シートの開封積み重ね方法および装置が提案
されている。
【0007】また、特開昭60−97145号公報に
は、用紙の包装材をボール紙、樹脂等の腰の強い材料で
箱状に構成し、給送用ローラおよび分離爪等が当たる部
分を該箱状部材より切り離した後に画像形成装置本体の
給紙位置に装着することにより、該箱状部材を給紙用の
カセツトとして使用する技術が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の内前者においては、カツタで包装シートを切断
し、該切断された包装シートの上面および下面を吸着し
て開封しているが、上記方法によると包装されている用
紙までもがカツタによつて切断される恐れがある。これ
は、複写装置等の画像形成装置に使用する用紙にとつて
は致命的な欠陥である。しかも包装シートの開封に吸引
機構を使用しているため、装置の大型化を招く結果とな
り、騒音の面でも問題を有している。
【0009】また、上記装置においては、開封された用
紙束を挟持して搬送台上に乗載し、その後、該用紙束を
搬送台の移動によつて積載位置まで搬送して積み重ねて
いるが、開封後の用紙束を挟持、搬送することは用紙束
の積載状態を乱し、場合によつては用紙束がばらばらと
なつてしまう恐れがある。
【0010】また、後者においては、用紙の包装材(箱
状部材)を、給紙のカセツトとして使用するため、ボー
ル紙、樹脂等の腰の強い材料で構成する必要があるが、
上記の材料は一般に高価であり、数百枚の用紙を収納す
るに過ぎない複写装置等に使用する用紙収納部材として
はコストがかさみ、汎用的ではないという欠点を有して
いる。
【0011】また、上記箱状部材は先端部分切取り用の
ミシン目を有しているが、用紙を長期間保存する場合に
は用紙がミシン目を通じて外気にさらされて吸湿してし
まい、画像形成に悪影響を及ぼす場合もある。
【0012】また、上記箱状部材は、装置本体への装脱
性という点から、必然的に装置外へその一部分が突出す
ることとなる。これは、最近の複写装置等における省ス
ペース化という要求に反するものである。
【0013】本発明は上記従来装置の欠点を解消し、用
紙補給動作を著しく簡略化することができる用紙パツク
ごと挿入可能な画像形成装置の給紙装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、給紙装置本
体と、該給紙装置本体内の一側面に設けられた用紙パツ
ク挿入口と、該用紙パツク挿入口より挿入された用紙パ
ツクを上記給紙装置本体内の所定位置に搬送する用紙パ
ツク搬送手段と、該所定位置に搬送された用紙パツクの
包装シートを除去する包装シート除去手段と、上記用紙
パツク挿入口より挿入された用紙パツクの挿入方向下流
側端部に当接する位置に、搬送方向下流側に対して倒れ
ることが可能に配設され、かつ付勢手段によつて直立状
態方向に付勢されている可倒式部材と、該可倒式部材が
用紙パツク搬送方向下流側に倒れている状態を検知する
検知手段と、上記用紙パツク搬送手段による用紙パツク
搬送開始からの経過時間を計測する計測手段と、該計測
手段による用紙パック搬送手段による用紙パック搬送開
始からの経過時間計測時に、上記検知手段によつて上記
可倒式部材が用紙パツク搬送方向下流側に倒れている状
態が検知された場合は、上記搬送手段の駆動を停止する
制御手段とを備えた第1の手段により達成される。
【0015】また上記目的は、第1の手段において、上
記可倒式部材は、上記所定位置に搬送された用紙パツク
をさらに給紙位置に搬送し、用紙パツクの位置決めおよ
び方向補正を行うための第2搬送手段を兼用しており、
かつ、上記制御手段は、上記用紙パツク搬送手段による
用紙パツクの搬送開始後に上記検知手段によつて上記可
倒式部材の直立状態への復帰が検知された場合、上記用
紙パツク搬送手段を停止して上記第2搬送手段による用
紙パツクの給紙位置への搬送、用紙パツクの位置決めお
よび方向補正を行う第2の手段により達成される。
【0016】
【作用】本発明においては、ユーザが挿入した用紙パツ
クを給紙装置本体内の給紙位置に用紙パツク搬送手段に
よつて自動的に装着した後、包装シート除去手段によつ
て該用紙パツクの包装シートを自動的に除去する。
【0017】より具体的には、第1の手段においては、
用紙パツク挿入・搬送方向の手前側に位置するサイドフ
エンスを搬送方向奥側に可倒式に配設し、用紙パツク搬
送手段による搬送開始から経過時間を経過してもサイド
フエンスが起き上がらない場合、即ち、用紙パツク後端
がサイドフエンス位置を抜けない場合は用紙パツク搬送
手段による搬送異常状態が発生したと見做し、用紙パツ
ク搬送手段の停止、異常状態報知を行うようにし、ユー
ザに対して用紙パツクのセツト状態確認、用紙パツク再
セツト等を促す。
【0018】この場合、経過時間とは、最大サイズの用
紙パツクを搬送するのに十分な時間(特に、搬送開始時
点で用紙パツクサイズが不明の場合)、あるいは用紙パ
ツクサイズごとに異なる時間(搬送開始時点で用紙パツ
クサイズが判明している場合)、さらには、搬送開始基
準位置を用紙パツクサイズに関わらず後端から一定距離
の位置に設定した場合には、その一定距離を搬送するの
に十分な時間(搬送に要する時間はそのサイズでも一定
となるため)である。
【0019】なお、搬送開始基準位置としては、例えば
用紙パツクが半分以上挿入された位置が挙げられる。こ
れは、用紙パツクが自重によつて抜け落ちることを防止
するためには、搬送ローラによる搬送開始タイミング
を、操作者によつて用紙パツクが半分以上挿入された後
とする必要があるためである。但し、何らかの抜け落ち
防止策(押さえ手段を設ける等)が採用されている場合
にはこの限りでない。
【0020】また第2の手段においては、上記搬送異常
状態を検知するフエンスが、搬送された用紙パツクの給
紙位置への位置決め、方向補正等を行う第2搬送手段を
兼用するように構成する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0022】図1は本発明の実施例に係る画像形成装置
の構成図であり、周知の構成の複写機本体Aと、本発明
に係る全自動の給紙装置Bから構成されている。
【0023】給紙装置Bにおいて、1は用紙のパツクを
収納するごみ箱、2は用紙パツクを開封するパツク開封
装置、3は入口ガイド板、4は後述する搬送ローラの駆
動モータ、5は駆動モータ4の駆動軸、6は用紙を積載
するトレイ、7はトレイ6上の用紙の側端を規制するた
めに、紙サイズに合わせて複数個設けられたサイドフエ
ンス、8は用紙を幅方向に搬送する搬送ローラ、9は用
紙を複写機本体に向けて給紙する給紙ローラ、10は用
紙後端を規制するバツクフエンスである。
【0024】図2は給紙装置の斜視図であり、手前側
(複写機前面側)には用紙挿入口11,12,13がそ
れぞれA5用、A4用、A3用として設けてあり、図3
に示す用紙パツク20を、各用紙挿入口11,12,1
3の右側を基準位置にし、かつ、舌片21の部分を左側
にしてこの用紙挿入口11,12,13の該当個所に挿
入する。この際、図4ないし図7に示す各用紙挿入口の
扉31,32,33は、用紙パツク20のガイドを行う
ようになつている。例えば、A4サイズの用紙パツク2
0を用紙挿入口12に挿入する場合、A3用の挿入口1
3の扉33は開かないので、用紙パツク20が横方向に
ずれないようにガイドすることができる。さらに図5に
示すように、扉(扉31を例示)はばね34により用紙
パツク20の挿入後は自動的に元の位置に戻るようにな
つている。
【0025】この実施例ではA5,A4,A3用の用紙
挿入口を設けているが、図7に示すように、分割位置を
増やすことでB列にも対応することができる。また、図
8、図9に示すように、扉(扉31で示す)のスライド
溝35にスライド型のガイド片36を設け、このガイド
片36を用紙サイズに合わせて左右に移動させて、用紙
端部をガイドするようにしてもよい。なお、図2におい
て、14aはパツク開封装置駆動モータ、14bはバツ
クフエンス駆動モータ、15はこのモータ軸に取り付け
られたスクリユ(雄ねじ)である。
【0026】図10は用紙パツク検知機構の一例を示す
斜視図であり、用紙挿入口(用紙挿入口11を示す)の
右側基準位置には、例えば、バーコードリーダ40が設
けてあり、用紙パツク20の一側面に設けたバーコード
41を読み取ることにより、用紙パツク20の進入を検
知するようになつている。
【0027】図11は搬送ローラ部の斜視図、図12は
用紙パツクの進入と搬送ローラの回動の様子を示す説明
図である。
【0028】搬送ローラ8は通常、用紙パツク20の進
入の妨げにならないように用紙挿入口より上方に位置し
ている。図において、51は駆動軸5と一体に回転する
駆動ギヤ、52は駆動軸5の回りに回動するアーム、5
3はアーム52の先端に取り付けられ、駆動ギヤ51と
かみ合う遊星ギヤ、54は用紙パツク20をスムーズに
搬送するために設けられた低摩擦部材からなる従動ロー
ラである。なお、ローラでなく、板状の例えばテフロン
シートでもよい。
【0029】図12に示すように、駆動ギヤ51を反時
計回り方向に回転すると、遊星ギヤ53と同軸的に設け
た搬送ローラ8はアーム52と共に反時計回り方向に回
転し、上方(破線で示す)位置となり、用紙パツク20
の進入を妨げないようにし、一方、駆動ギヤ51を時計
回り方向に回転すると、搬送ローラ8も時計回り方向に
回転して用紙パツク20の上面に落下するようになつて
いる。そして、この駆動ギヤ51の回転によつて搬送ロ
ーラ8が反時計回り方向に回転し用紙パツクを矢印方向
に搬送する。
【0030】図13は搬送ローラ8の疑似負荷部材の一
例を示す構成図、図14は同、他の例を示す構成図、図
15は図14に示す疑似負荷部材の縦断面図である。
【0031】摩擦力によつて疑似負荷を加える場合は、
図13に示すように、遊星ギヤ53に対してコルクやフ
エルトなどの摩擦部材55を、コイルばね56により付
勢して遊星ギヤ53の側面に摩擦力を発生させ、負荷を
与える。
【0032】また、ダンパを用いて疑似負荷を作り出す
場合は、図14に示すように、遊星ギヤ53の回転部分
にダンパ57を、固定用ねじ58によつてアーム52に
取り付ける構成を採用する。ダンパ57には例えば、油
圧ダンパやパウダトルクリミツタ等が用いられる。
【0033】図15に油圧ダンパの構成を示す。図中6
0は遊星ローラに直結される回転軸であり、その端部に
羽車が形成される。61は液体の漏れを防ぐシール部
材、62はカバーで、その内部には粘性を持つたオイル
63が充填されている。
【0034】図12に示すように、搬送ローラ8が用紙
パツク20に接触すると、疑似負荷部材が滑り出す。こ
れによりこれまで駆動ギヤ51と共に回転していた搬送
ローラ8は自転を開始し、用紙パツク20はさらに機構
内部へと搬送される。この時、用紙パツク20のバーコ
ードラベル等により専用パツク以外のパツクを識別でき
るようにしておくと、専用パツク以外のパツクが挿入さ
れた場合に搬送ローラ8を逆転させることでこの用紙パ
ツクを排出することができる。
【0035】図16はサイドフエンスの移動機構の斜視
図、図17はサイドフエンスが倒れた状態を示す斜視図
である。
【0036】図16に示すように、サイドフエンス駆動
モータ70(のギヤ部)に、手前側のサイドフエンス7
aのラツク71および奥側のサイドフエンス7bのラツ
ク72がかみ合うことで、フエンス駆動モータ70を回
転させると、両サイドフエンス7a,7bは互いに近づ
く方向および離れる方向に移動する。
【0037】また、用紙パツク20が本体内に進入する
と、図17に示すように、手前側のサイドフエンス7a
が用紙パツク20に押されて奥側に倒れ、パツクの進入
を容易にする。ところで、サイドフエンス7およびバツ
クフエンス10は、紙有無センサにより紙無しが検知さ
れると退避位置(最大サイズ)に移動する。搬送ローラ
8はサイドフエンス7の奥側に位置しており、一方、サ
イドフエンス7aは可倒式、かつ、ばねにより復元可能
にできているので、用紙パツク20の最終端がサイドフ
エンス7aを越えると、サイドフエンス7aは元位置に
起き上がる。サイドフエンス7aが起き上がつた後は、
サイドフエンス7をサイドフエンス駆動モータ70で用
紙パツク20の搬送基準位置である中央に動かす。
【0038】サイドフエンス7による位置合わせが終了
した後、バツクフエンス10により前後方向の位置合わ
せを行う。この場合はサイドフエンス移動時に紙サイズ
が判つているので、このデータに基づきバツクフエンス
10の移動量を決定する。
【0039】図18はバツクフエンス移動機構の斜視
図、図19はバツクフエンスとパツク開封装置近傍の斜
視図である。
【0040】バツクフエンス10とパツク開封装置2に
はスクリユ15に螺合する雌ねじが切つてあるため、駆
動モータ14を回転させることで両者を移動させること
ができる。図18において、80は軸受である。
【0041】図20はバツクフエンスと用紙パツク収納
部底面との位置関係を示す側面図、図21は同、正面図
である。
【0042】バツクフエンス10は用紙パツク20を開
封する際の紙押さえを兼用しているので、バツクフエン
ス10の下端と用紙パツク収納部底面(用紙載置面)8
1との間には、用紙パツク20の舌片21が通過できる
ように隙間83が設けてある。さらに、隙間83から、
開封された用紙が用紙パツク20の包装シート20A,
20Bと共に出てこないように、マイラ等の柔軟な材料
を用いてバツクフエンス10の下部にバリア82を設け
ている。
【0043】再度図19に戻り、バツクフエンス10が
停止している状態において、舌片21がバツクフエンス
10の後側に突き出ている。バツクフエンス10が移動
するのと同時に、パツク開封装置2が移動して来て舌片
21の上にゴム被覆のマグネツトローラ90を乗せて止
まる。91はマグネツトローラ90を駆動する駆動軸、
92は駆動モータ、93はウオームギヤである。
【0044】パツク開封装置2は主としてマグネツトロ
ーラ90と駆動軸91よりなり、パツク開封方向に駆動
する時は、食い込み勝手となるように設定してある。従
つて、パツク開封時の要求トルクが強くなると、マグネ
ツトローラ90の舌片21に対する加圧力も増加し、結
果として搬送力が増す構成となつている。このマグネツ
トローラ90は複数に分割した構造のものでもよい。ロ
ーラ部には入口ガイド板3が設けてある上に、舌片21
をくわえ込む方向からは逃げ勝手となつており、舌片2
1がマグネツトローラ90に接触すると、このローラは
持ち上げられるので舌片21の進入を容易にする(図3
4参照)。
【0045】ここで用紙パツク20について述べてお
く。
【0046】図22は用紙パツクの包装シートの展開
図、図23は用紙パツクの開封工程の模式図、図24
(a),(b)は接着部分の説明図、図25(a)〜
(c)、および図26(a)〜(c)は包装工程の説明
図であり、1枚の包装シート20A,20Bは強度の異
なる2つのシート材からなり、強度の大きい方の包装シ
ート20A部分は各板部20a,20b,20c,20
d,20e,20f,20g,20h、ならびに包装シ
ート20A部分と一体的な舌片21とから構成されてい
る。この舌片21は折れ曲がつたりしないように、マイ
ラ等で補強してある。包装に際しては、図25(a)に
示すように左上を基準に右回りに巻き、図25(b)に
示すように一周したところを基準となる端部と接着する
〔図24(a)参照〕。その後、図25(c)に示すよ
うに反対(左回り)に巻き、舌片21が基準の対角位置
になつたところで巻き終わりとなり、図24(b)に示
すように接着する。最後に図26(a),(b),
(c)に示すように側面を内側に折り込んで接着してあ
る。
【0047】開封に際しては、舌片21を引つ張ること
によつて、図23(a),(b)に示すようにまず基準
位置の接着部を剥がし、さらに引つ張ることで強度の異
なる2つの包装シート20A,20Bをその境界位置で
切断して開封する。図3ならびに図23の(a)〜
(d)にはその様子を示してある。
【0048】図27は舌片の長さ算出のための説明図で
あり、舌片21の長さはマグネツトローラ90とバツク
フエンス10の関係より決定される。
【0049】即ち、L1;マグネツトローラ90の中心
からバツクフエンス10までの距離、L2;バツクフエ
ンス10の厚み、L3;舌片21の長さとした時、L3
≧L1+L2の条件により、バツクフエンス10が用紙
パツク20の後端に突き当つた時、舌片21がマグネツ
トローラ90の下にあり、これにより舌片21を確実に
引つ張ることができる。
【0050】図28は全体制御ブロツク図であり、本発
明の各種の制御を行うプログラムがROM100、RA
M101、CPU102により実行される。CPU10
2はバス103を通じて、S1,S2 からなるセンサ
群104からの情報を得て、M1,M2 からなるモー
タ群105等の制御を行う。センサとしては紙有無検知
センサや紙パツク検知センサ等がある。また、モータと
しては用紙パツク20の搬送モータやパツク開封装置移
動モータ等がある。106はI/Oポート、107はモ
ータ電流検知回路、108はモータ駆動回路である。
【0051】図29ないし図31に基づいて扉のロツク
機構について説明する。
【0052】図29、図30はその一例を示す斜視図お
よび正面図、図31は他の例を示す正面図である。
【0053】図31に示すペーパエンド検知用フイラー
110が下降して、ペーパエンドが検知された時のみ、
ソレノイド111をオンして扉ロツク部材112を退避
させ、扉(扉31を代表して示す)を開閉可能にする
(図29、図30の例)。また、図31の例において
は、同様に、扉ロツクフイラー113を開閉する。
【0054】これは給紙カセツトについても言える。即
ち、図32に示すように、ソレノイド111の先端の扉
ロツク部材112が給紙カセツト120の側壁に出没自
在となつており、給紙カセツト120内がペーパエンド
の時のみ、この給紙カセツト120を取り出すことがで
きるようになつている。
【0055】図33は全体制御(用紙パツク自動開封制
御)のフローチヤートであり、まず給紙カセツト120
内に用紙があるかどうかの判断を行い(S1)、ある場
合は扉31〜33をロツクし、用紙パツク20が進入で
きないようにする。あるいは用紙パツク20が挿入され
ても搬送制御を行わない。
【0056】給紙カセツト120内に用紙がなくなる
と、まず、用紙パツク20の挿入に備えて準備動作に入
る。即ち、バツクフエンス10およびサイドフエンス7
を退避位置まで移動し、底板6を下降する。なお、この
間は未だ扉31〜33のロツク状態を保持し、用紙パツ
ク20を挿入できないようにしておく。
【0057】ここで、バツクフエンス10の退避位置は
給紙カセツト120(またはトレイ6)引き出し部分よ
り外側、かつ、サイドフエンス7の退避位置は最大用紙
サイズよりも外側である。
【0058】挿入準備が完了すると、扉31〜33のロ
ツクを解除し、挿入された用紙パツク20をトレイ6あ
るいは給紙カセツト120内へ搬送して用紙サイズの検
出を行うパツク搬送制御サブルーチン(S3)を実行す
る。搬送エラーがなければ(S4でNO)、パツク開封
制御サブルーチン(S5)を実行し、さらにペーパセツ
トサブルーチン(S6)を実行する。
【0059】ここでパツク開封動作についてさらに述べ
る。
【0060】図19に示すマグネツトローラ90と駆動
軸91の位置関係を示したものが図34である。同図
(a)に示すように、駆動軸91はマグネツトローラ9
0の上流に位置し、用紙パツク収納部底面(用紙載置
面)81と駆動軸91の下端間の距離Lはマグネツトロ
ーラ90の直径2rより小さく、かつ、半径rより大き
い。言い換えると、駆動軸91の下端は2rとrの間に
位置している(つまり、r≦L<2r)。同図(b)に
示すように、マグネツトローラ90の下方に舌片21が
来た時、マグネツトローラ90を回転させずにこのマグ
ネツトローラ90により舌片21を引つ張る。この時、
バツクフエンス10は用紙パツク20をセツトした位置
に固定しておき、同図(c)に示すように、マグネツト
ローラ90を回転させてパツクをa方向に引つ張つた時
に用紙を堰き止める役目をする。用紙を止めたままパツ
クを引つ張ることでパツクを開封する(図3参照)。
【0061】パツク開封装置2は用紙を開封しながら移
動してごみ箱1まで到達する。なお、マグネツトローラ
90に対向する用紙載置面81はテフロンシートなどの
低摩擦部材により構成される。
【0062】次に用紙パツク20の搬送制御について説
明する。
【0063】図35、図36はパツク搬送制御サブルー
チンのフローチヤートである。
【0064】用紙パツク20が挿入されると(S11で
YES)、パツク搬送開始(基準)位置まで挿入された
かどうかを判断する(S12)。この“搬送開始基準位
置”の具体例としては、用紙パツク20が半分以上挿入
された位置とする。つまり、用紙パツク20が自重によ
つて抜け落ちることを防止するためには、搬送ローラ8
による搬送開始タイミングを、操作者によつて用紙パツ
ク20が半分以上挿入された後とする必要がある。但
し、何らかの抜け落ち防止策(押さえ手段を設ける等)
が採られている場合にはこの限りでない。用紙パツク2
0の挿入は例えば図10のように用紙挿入口近傍に設置
した反射型センサ40により検出する。搬送開始位置に
ついては用紙パツク20にマーキングし、反射型センサ
40で判断する方法などが考えられる。また、このマー
キングは後述するサイズ検知用マークとも兼用できる。
搬送開始位置を判断するマーキングの位置は、用紙パツ
ク20が搬送ローラ8に到達し、確実に搬送ローラ8で
搬送が可能になる位置とする。さらに、このマーキング
の位置を上記条件の下でサイズによらず挿入方向後端か
ら一定距離にすることで、操作者が紙サイズによらず常
に一定位置まで挿入したところで用紙パツク20の搬送
が開始されるので操作ミスを防止できる。
【0065】さらに、挿入時間を判断し(S13)、用
紙パツク20の挿入が不十分な場合、即ち搬送エラーが
発生した場合(S14)、操作者に再セツトを促す。そ
の方法としては、用紙パツク先端からマーキングまでの
挿入時間を検出したり、扉部材31〜33の開放時間を
検出することで判断できる。
【0066】また、このマーキングが検出できなかつた
り、所定のパターンでなかつたりした場合には専用パツ
クではないか、もしくは用紙パツク20の挿入方向を間
違えているという判断も可能であり、この時も搬送を開
始せずに再挿入の指示をする。
【0067】用紙パツク20が搬送可能位置まで到達す
ると、その旨を表示またはブザーでの合図等を行い、操
作者に手を放すように促す(S14)。その後、搬送ロ
ーラ8を回転し搬送を開始する(S16)。この時、操
作者が手を放すのに十分な時間だけ搬送開始を遅延する
ことで(S15)操作ミスを防止することができる。さ
らに、この時、紙サイズの検知を行う。例えば、用紙パ
ツク20に紙サイズに応じてバーコード41(図10)
などのマーキングをし、それを用紙パツク挿入口に設置
した反射型センサ40等で読み取る方法、給紙可能位置
のマーキングから用紙パツク20の後端が該反射型セン
サ40を抜けるまでの時間をカウントして長さを測定す
る方法、さらには前述した扉31〜33での紙サイズ
(紙幅)検出との組み合わせでサイズを判定する方法等
が考えられる。
【0068】また、この紙サイズを検出した時点でこれ
まで使用していた紙サイズと同じ場合はそのまま制御を
続行し、異なる場合には搬送を停止して注意を促すこと
で操作の間違いを検出できる。もしこの段階で操作者が
間違いに気付けばスイツチ操作等により搬送ローラ8を
逆転し、用紙パツク20を元に戻す。
【0069】用紙パツク20がサイドフエンス7よりも
内側に搬送されると、手前側サイドフエンス7aが起き
上がる。この起き上がりをセンサで検出し、搬送ローラ
8の駆動を停止する(S17)。この時、搬送ローラ8
経過時間を経過してもサイドフエンス7の起き上がり
を検出できなければ、用紙パツク20が正常に搬送され
なかつたと判断し、搬送ローラ8の駆動を停止し搬送エ
ラーとして表示を行う。 その後の用紙パツク20の搬
送は、両サイドフエンス7a,7bを内側に移動するこ
とで行い(S18)、用紙パツク20を中央にセツトす
る。この時、サイドフエンス7は予め検出したサイズに
従つて移動量を決定され停止させられる(S19)。も
しこの時点でサイズが判定していなければ、後述するモ
ータ電流検知により移動を停止し、もしくは、奥側サイ
ドフエンス7bにセンサを設置し、用紙パツク20が接
触したことを検出することで移動を停止する。さらに、
このセンサを用紙の給紙方向に複数設置することで、用
紙パツク20がスキユーして搬送されていても確実にサ
イドフエンス7で補正することができる。その後、搬送
確認を行い(S20)、搬送されない場合は経過時間を
経過後(S21)、搬送エラー表示を行う。この経過
間は、最大サイズの用紙パツク20を搬送するのに十分
な時間(特に、搬送開始時点で用紙パツクサイズが不明
の場合)、あるいは、用紙パツクサイズごとに異なる時
間(搬送開始時点で用紙パツクサイズが判明している場
合)、あるいは搬送開始基準位置を用紙パツクサイズに
関わらず後端から一定距離の位置に設定した場合には、
その一定距離を搬送するのに十分な時間(搬送に要する
時間はそのサイズでも一定となるため)である。
【0070】用紙パツク搬送時の不送りに関する検出方
法としては、パツク挿入口扉31,32,33の開閉検
出手段を備え、パツク挿入時に扉31が開いたことを検
出し、挿入に十分な時間経過後、パツクの搬送を開始す
る。そして、パツク搬送後、経過時間を経過しても前記
開閉検出手段が閉じたと判断しない場合、搬送エラーと
する。
【0071】次に、用紙パツク20の開封制御について
説明する。
【0072】図37はパツク開封制御サブルーチンのフ
ローチヤートである。
【0073】パツクの開封制御の開始時にまず給紙トレ
イ6(あるいは給紙カセツト120)のロツクを行う
(S31)。これは開封動作中に用紙パツク20が引き
出されて開封動作に支障を来すのを防止するためであ
る。ロツク方法としては、図32のようにソレノイド1
11を使用することで実現できる。図32において給紙
カセツト120のロツク解除をする場合は、ソレノイド
111をオンしてロツク部材112を退避させ、給紙カ
セツト120の着脱を可能とする。ロツク時はソレノイ
ド111をオフすることでロツク部材112が給紙カセ
ツト120側に突出するため、給紙カセツト120のロ
ツクが行われる。その後、バツクフエンス駆動モータ1
4bおよびパツク開封装置駆動モータ14aを正転し
(S32)、用紙パツク20に近づける。そしてサイズ
に対応した位置に停止させる(S33)。この時、パツ
ク開封装置2には用紙パツク20の舌片21がくわえら
れている。
【0074】次にパツク開封装置駆動モータ14aのみ
逆転し(S34)、舌片21をくわえたまま後退させ、
ごみ箱1の手前で停止させる(S35)。さらに、マグ
ネツトローラ90の回転を開始し(S36)、用紙パツ
ク20の開封を行う。なお、この時、例えば用紙パツク
20が専用パツクではなく舌片21がなかつた場合、用
紙パツク20の挿入方向が逆で舌片21がなかつた場
合、舌片21を挟み損ねた場合等の検出を行う。
【0075】以上のような状況では、マグネツトローラ
90と用紙載置面81間の摩擦によりパツク開封装置駆
動モータ14aのモータ電流が増大するため、モータ電
流を検出することでエラー判断可能である。この場合、
再度パツク開封装置2を用紙パツク20に押し当てて開
封動作を繰り返す。複数回繰り返してもなおエラーであ
れば、開封動作を停止し、エラー表示を行う(S37で
NO、S38でYES、S39)。
【0076】用紙パツク20の開封が完了すると(S3
7でYES)マグネツトローラ90の回転を停止する。
なお、パツク開封装置2はそのまま後方に止まる。用紙
パツク開封完了の検知手段として例えば、マグネツトロ
ーラ90に駆動を伝達するモータ電流の検出により実現
できる。マグネツトローラ90は開封された用紙パツク
20の搬送中は低トルクで回転しており電流値は小さ
い。逆に用紙パツク20が全て引き抜かれるとマグネツ
トローラ90と用紙載置面81との摩擦によりモータ電
流が増大する。従つてこの電流値の差から用紙パツク開
封完了が検知される訳である。
【0077】なお、前述の入口センサ40で用紙サイズ
を測定しない場合は、サイドフエンス7およびバツクフ
エンス10でもサイズの測定が可能である。例えば、サ
イドフエンス7を移動し、用紙パツク20の端部に到達
させるとそれ以上サイドフエンス7の移動ができなくな
り、サイドフエンス7に駆動を伝達するモータ70の電
流が上昇する。従つてサイドフエンス7の移動開始から
電流上昇までの時間を計数することによりサイズの測定
が可能となる。
【0078】さらに、用紙パツク20の端部検出は電流
検出の他、奥側サイドフエンス7bにセンサを設置して
も検出可能である。また、サイドフエンス7の移動量は
時間を計数する他にサイドフエンス駆動モータ70にエ
ンコーダを設置して回転数を計数することでも可能であ
る。バツクフエンス10も同様の制御を行うことでサイ
ズの検出に利用可能である。
【0079】サイドフエンス7およびバツクフエンス1
0でサイズを測定した場合も入口センサ40でサイズを
測定した場合と同様にこれまで使用していた紙サイズと
同じ場合はそのまま制御を続行し、異なる場合は、一旦
表示等で注意を促し、操作者に動作の実行か、用紙パツ
ク20の入れ直しをするかの選択を可能にし、操作ミス
による用紙パツク20の開封を防止する。
【0080】以上、パツク開封の動作中は「動作中」等
の表示を行い、操作者に状況が把握できるようにする。
また、動作終了についても「動作終了」の表示またはブ
ザー等によりこれを知らせる。なお、開封動作中も給紙
カセツト120の選択、コピー枚数の設定、ソータ使用
等、各モードの設定を可能にし、開封動作終了後は自動
的にコピー動作を行う。
【0081】給紙トレイ6(給紙カセツト120)内に
紙が残つている時に開封後の用紙を継ぎ足す場合、操作
スイツチ等を押すことによつて底板を下降させ、バツク
フエンス10を後方へ移動する。バツクフエンス10が
完全に後方へ移動するまで例えば給紙カセツト120の
ロツクを行い、引き出せない状態にしておく。バツクフ
エンス10の退避完了後、ロツクを解除する。
【0082】給紙トレイ6(給紙カセツト120)が引
き出され用紙の継ぎ足しが行われた後、例えば給紙カセ
ツト120がセツトされると再び給紙カセツト120の
ロツクを行い、バツクフエンス10を前方に移動し、用
紙に突き当たつた時点で停止する。その後、底板を上昇
させ給紙準備完了となる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが挿入した用紙
パツクを給紙装置本体内の給紙位置に用紙パツク搬送手
段によつて自動的に装着した後、包装シート除去手段に
よつて該用紙パツクの包装シートを自動的に除去するこ
とができる。
【0084】より具体的には、請求項1ないし4記載の
発明によれば、用紙パツク挿入・搬送方向の手前側に位
置するサイドフエンスを搬送方向奥側に可倒式に配設
し、用紙パツク搬送手段による搬送開始から経過時間を
経過してもサイドフエンスが起き上がらない場合、即
ち、用紙パツク後端がサイドフエンス位置を抜けない場
合は用紙パツク搬送手段による搬送異常状態が発生した
と見做し、用紙パツク搬送手段の停止、異常状態報知を
行うようにし、ユーザに対して用紙パツクのセツト状態
確認、用紙パツク再セツト等を促すことで、また請求項
5記載の発明によれば、上記搬送異常状態を検知するフ
エンスが、搬送された用紙パツクの給紙位置への位置決
め、方向補正等を行う第2搬送手段を兼用するように構
成することで、操作性の向上を可能とし、用紙補給性を
著しく向上させ得る画像形成装置における給紙装置を提
供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る複写機全体の構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る給紙装置の斜視図であ
る。
【図3】用紙パツクおよびその開封過程を示す斜視図で
ある。
【図4】用紙挿入口の扉の斜視図である。
【図5】用紙挿入口の扉の拡大斜視図である。
【図6】用紙挿入口の扉の上面図である。
【図7】用紙挿入口に用紙パツクを挿入する状態を示す
斜視図である。
【図8】扉の他の例を示す斜視図である。
【図9】扉の他の例を示す上面図である。
【図10】用紙パツク検知機構の一例を示す斜視図であ
る。
【図11】搬送ローラ部の斜視図である。
【図12】用紙パツクの進入と搬送ローラの回動の様子
を示す説明図である。
【図13】搬送ローラの疑似負荷部材の一例を示す構成
図である。
【図14】搬送ローラの疑似負荷部材の他の例を示す構
成図である。
【図15】図14に示す疑似負荷部材の縦断面図であ
る。
【図16】サイドフエンスの移動機構を示す斜視図であ
る。
【図17】サイドフエンスが倒れた状態の斜視図であ
る。
【図18】バツクフエンス移動機構の斜視図である。
【図19】バツクフエンスとパツク開封装置部の斜視図
である。
【図20】バツクフエンスと用紙パツク収納部底面との
位置関係を示す側面図である。
【図21】バツクフエンスと用紙パツク収納部底面との
位置関係を示す正面図である。
【図22】用紙パツクの包装シートの展開図である。
【図23】用紙パツクの開封過程の模式図である。
【図24】接着部分の説明図である。
【図25】用紙パツクの包装過程の説明図である。
【図26】用紙パツクの包装過程の説明図である。
【図27】舌片の長さ算出の説明図である。
【図28】全体制御ブロツク図である。
【図29】扉のロツク機構の一例を示す斜視図である。
【図30】扉のロツク機構の一例を示す正面図である。
【図31】扉のロツク機構の他の例を示す斜視図であ
る。
【図32】給紙カセツトのロツク機構を示す斜視図であ
る。
【図33】全体制御のフローチヤートである。
【図34】パツク開封装置におけるマグネツトローラと
駆動軸の位置関係を示す説明図である。
【図35】パツク搬送制御サブルーチンのフローチヤー
トである。
【図36】パツク搬送制御サブルーチンのフローチヤー
トである。
【図37】パツク開封制御サブルーチンのフローチヤー
トである。
【符号の説明】
1 ごみ箱 2 パツク開封装置 4 駆動モータ 6 トレイ 7 サイドフエンス 8 搬送ローラ 9 給紙ローラ 10 バツクフエンス 11,12,13 用紙挿入口 14a パツク開封装置駆動モータ 14b バツクフエンス駆動モータ 20 用紙パツク 20A,20B 包装用シート 21 舌片 31,32,33 扉 36 ガイド片 51 駆動ギヤ 53 遊星ギヤ 54 従動ローラ 70 サイドフエンス駆動モータ 81 収納部底面(用紙載置面) 82 バリア 83 隙間 90 マグネツトローラ 100 ROM 101 RAM 102 CPU 103 バス 104 センサ群 105 モータ群 110 ペーパエンドフイラー 111 ソレノイド 112 扉ロツク部材 113 ドアロツクフイラー 120 給紙カセツト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀美 宜伸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 椎名 将 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 林 圭介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平1−105939(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙装置本体と、該給紙装置本体内の一
    側面に設けられた用紙パツク挿入口と、該用紙パツク挿
    入口より挿入された用紙パツクを上記給紙装置本体内の
    所定位置に搬送する用紙パツク搬送手段と、該所定位置
    に搬送された用紙パツクの包装シートを除去する包装シ
    ート除去手段と、上記用紙パツク挿入口より挿入された
    用紙パツクの挿入方向下流側端部に当接する位置に、搬
    送方向下流側に対して倒れることが可能に配設され、か
    つ付勢手段によつて直立状態方向に付勢されている可倒
    式部材と、該可倒式部材が用紙パツク搬送方向下流側に
    倒れている状態を検知する検知手段と、上記用紙パツク
    搬送手段による用紙パツク搬送開始からの経過時間を計
    測する計測手段と、該計測手段による用紙パック搬送手
    段による用紙パック搬送開始からの経過時間計測時に、
    上記検知手段によつて上記可倒式部材が用紙パツク搬送
    方向下流側に倒れている状態が検知された場合は、上記
    搬送手段の駆動を停止する制御手段とを備えたことを特
    徴とする用紙パツクごと挿入可能な画像形成装置の給紙
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、上記経過時間と
    は、最大サイズの用紙パツクを搬送するのに十分な時間
    であることを特徴とする用紙パツクごと挿入可能な画像
    形成装置の給紙装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、上記経過時間
    は、用紙パツクサイズごとに異なる時間であることを特
    徴とする用紙パツクごと挿入可能な画像形成装置の給紙
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、上記経過時間と
    は、搬送開始基準位置を用紙パツクサイズに関わらず後
    端から一定距離の位置に設定した場合には、その一定距
    離を搬送するのに十分な時間であることを特徴とする用
    紙パツクごと挿入可能な画像形成装置の給紙装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、上記可倒式部材
    は、上記所定位置に搬送された用紙パツクをさらに給紙
    位置に搬送し、用紙パツクの位置決めおよび方向補正を
    行うための第2搬送手段を兼用しており、かつ、上記制
    御手段は、上記用紙パツク搬送手段による用紙パツクの
    搬送開始後に上記検知手段によつて上記可倒式部材の直
    立状態への復帰が検知された場合、上記用紙パツク搬送
    手段を停止して上記第2搬送手段による用紙パツクの給
    紙位置への搬送、用紙パツクの位置決めおよび方向補正
    を行うことを特徴とする用紙パツクごと挿入可能な画像
    形成装置の給紙装置。
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