JPH06239473A - 用紙パック装填用給紙装置 - Google Patents

用紙パック装填用給紙装置

Info

Publication number
JPH06239473A
JPH06239473A JP5026918A JP2691893A JPH06239473A JP H06239473 A JPH06239473 A JP H06239473A JP 5026918 A JP5026918 A JP 5026918A JP 2691893 A JP2691893 A JP 2691893A JP H06239473 A JPH06239473 A JP H06239473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
pack
sheet
roller
paper pack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5026918A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamakawa
健志 山川
Yoshinobu Kagami
宜伸 加賀美
Hiroshi Mori
弘 森
Tomohito Shimizu
智人 清水
Susumu Shiina
将 椎名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5026918A priority Critical patent/JPH06239473A/ja
Publication of JPH06239473A publication Critical patent/JPH06239473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙補給動作を簡略化し、包装シートを円
滑、かつ、速やかに剥離することができ、内部の用紙を
破損したり、騒音を発したり、包装シートの剥離不能を
起こすことがなく、用紙パックの使用料が高価にならな
い用紙パック装填用給紙装置を提供する。 【構成】 用紙挿入口から給紙装置内に挿入された用紙
パック20を搬送ローラーが中央位置まで搬送した後、
後端規制ローラー10が用紙パックを押さえた状態で、
パック開封駆動ローラー2a、パック開封従動ローラー
2bがその間に挿入された用紙パック20を包装する包
装シートの舌片21を銜えて引っ張って用紙パック20
を開封する際に、剥離された包装シートに後端規制ロー
ラー10が連れ回ることにより、パック開封駆動ローラ
ー2aと後端規制ローラー10の間の摩擦力が増大しな
いようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ等
の画像形成装置の用紙パック装填用給紙装置に係り、特
に、本体内に用紙パックごと装填された用紙パックの包
装シートが自動的に除去されて露出した用紙を一枚ずつ
給紙することができる用紙パック装填用給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に広く普及している複写機等の画像
形成装置の給紙装置にあっては、用紙補給操作は全て人
手によって行われている。即ち、通常は給紙装置の用紙
補給操作は次に示すような各作業工程よりなっている。 1.給紙カセット(トレイ)を給紙装置から引き出す
(抜き取る) 2.給紙カセット上カバーを外す 3.用紙パックの包装を開封する 4.用紙パックより取り出した用紙を揃える 5.給紙カセット内の用紙押さえ部材(コーナー爪)を
持ち上げる 6.用紙をカセットへ装着する 7.装着された用紙上に用紙押さえ部材を載せる 8.給紙カセット(トレイ)を給紙装置に装着する このように、給紙装置においては、上述したような多数
の用紙補給操作工程が必要となり、特に大量に用紙を使
用する使用者に取ってはその作業は極めて煩わしく、し
かも時間を要するものとなっていた。そのため、用紙を
所定数量まとめて包装した用紙パックをそのまま給紙装
置本体に装填し、装置内部の機構により包装体を開封し
給紙する給紙装置が既に提案されている。例えば、特開
昭63−203534号公報には、包装シートで所定枚
数毎に重ねて包装された枚葉紙束を多段に積載し、その
一段分を前進させながら包装シートの左右側面をカッタ
ーで切断し、切断された包装シートの上面および下面を
真空吸着して包装シートを開封し、開封された枚葉紙束
を挟持して搬送台上に乗載し、その後枚葉紙束を搬送台
の移動によって載置位置まで搬送して積み重ねる包装シ
ートの開封積み重ね方法および装置が提案されている。
また、特開昭60−97145号公報には、用紙の包装
材をボール紙、樹脂等の腰の強い材料で箱状に構成し、
給送用ローラーおよび分離爪等が当たる部分を箱状包装
材より切り離した後に画像形成装置本体の給紙位置に装
着することにより、箱状包装材を給紙用のカセットとし
て使用する技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、前者ではカッターで包装シートを
切断し、切断された包装シートの上面および下面を吸着
して開封する方法を採用しているので、包装されている
用紙までもがカッターによって切断される虞れがある。
このような用紙切断は用紙に画像形成する複写機等の画
像形成装置に取っては致命的な欠陥となる。しかも、包
装シートの開封に吸引機構を使用しているため、装置が
大型化すると共に、機械騒音が発生し、オフィス環境の
面でも問題点を有している。さらに、開封後、開封され
た用紙束を挟持して搬送台上に乗載した後、用紙束を搬
送台の移動によって積載位置まで搬送して積み重ねるの
で、開封された用紙束を挟持、搬送する過程で用紙束の
積載状態が乱れ、場合によっては用紙束がばらばらとな
ってしまう虞れがある。また、後者においては、用紙の
箱状包装材を給紙カセットとして使用するため、包装材
をボール紙、樹脂等の強度が大きい材料で形成する必要
があるが、これらの材料は一般に高価なので、複写機等
に使用する数百枚の用紙を収納し、使用後、破棄される
用紙収納部材としてはコストがかさみ、経済的ではない
という欠点を有している。また、箱状包装材の先端部分
には切取り用のミシン目が設けられるが、用紙を長期間
保存した場合には、ミシン目を通じて外気の湿気が侵入
し、その湿気を用紙が吸湿してしまい、用紙への画像形
成に悪影響を及ぼす場合もある。また、箱状包装材は装
置本体への装脱性を考慮すると、必然的に装置外へその
一部分が突出する構成となるため、最近の複写機等にお
ける省空間化という要求にも反してしまう。本発明は上
記従来技術の欠点を解消し、用紙補給動作を著しく簡略
化し、包装シートを円滑、かつ、速やかに剥離すること
ができ、内部の用紙を破損したり、騒音を発したり、包
装シートの剥離不能を起こすことがなく、用紙パックの
使用料が高価にならない用紙パック装填用給紙装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、包装シートにより少なくとも1周分捲回さ
れ、部分的に接着剤により接着された用紙パックの一端
側に引き出された包装シートの引出し端を挟持して搬送
することにより、包装シートを用紙パックから剥離する
牽引手段と、用紙パックの下流側に位置して、牽引手段
が包装シートを牽引する間、用紙パックを定位置に保持
する回転自在なパック保持ローラーと、牽引手段により
包装シートが剥離されて露出した用紙束の用紙を一枚ず
つ給紙する給紙手段を有したものである。
【0005】
【作用】牽引手段は包装シートの引出し端を挟持して搬
送することにより、包装シートを用紙パックから剥離す
る。パック保持ローラーは用紙パックの下流側に位置し
て、牽引手段が包装シートを牽引する間、用紙パックを
定位置に保持すると共に、包装シートに接して連れ回
る。給紙手段は牽引手段により包装シートが剥離されて
露出した用紙束の用紙を一枚ずつ給紙する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る複写機の概略を示す
構成図である。複写機は原稿の画像を読み取って、給紙
された用紙に静電写真プロセスに従って画像形成する周
知の構成の画像形成部Aと、用紙パックを装填して全自
動給紙可能な給紙部Bから構成されている。画像形成部
Aの構成および動作は従来のものと変わらないので説明
を省略し、給紙部Bの構成および動作のみを説明する。
図1において、1は開封された用紙パックの包装シート
を収納する塵箱、2a,2bは用紙パックの包装シート
を剥離するパック開封駆動ローラーとパック開封従動ロ
ーラー、3は入口ガイド板、4は後述する搬送ローラー
の駆動モーター、5は駆動モーター4の駆動軸、6は用
紙が積載される給紙トレイ、7は用紙の紙サイズに合わ
せて複数個設けられ、給紙トレイ6上の用紙の側端を規
制するサイドフェンス、8は用紙を幅方向に搬送する搬
送ローラー、9は用紙を画像形成部Aに向けて給紙する
給紙ローラー、10はパック開封動作初期時以外は回転
自在に支持され、用紙パックの用紙後端を規制する後端
規制ローラーである。
【0007】図2は複写機の右手前側から見た給紙部B
の斜視図である。複写機の手前側(前面側)には用紙パ
ックの用紙挿入口11,12,13がそれぞれA5サイ
ズ用、A4サイズ用、A3サイズ用として設けてある。
この用紙挿入口11,12,13の該当個所に、各用紙
挿入口11,12,13の右端を基準位置にし、かつ、
用紙パックの舌片21を左側にして、図3に開封工程を
斜視図で示す用紙パック20を挿入する。なお、図2に
おいて、14はパック開封駆動ローラー2aを駆動する
パック開封駆動モーターである。用紙挿入口11,1
2,13には、それぞれ用紙挿入口11,12,13に
対応して、図4ないし図6に斜視図または断面図で示す
扉31,32,33が設けられていて、扉31,32,
33は各用紙挿入口(11,12,13)に挿入された
用紙パック20を給紙部Bの本体内に案内する。例え
ば、A4サイズの用紙パック20を用紙挿入口12に挿
入する場合、扉31,32のみが開放可能であり、A3
サイズ用の挿入口13の扉33は開かないので、用紙パ
ック20が後方向にずれないように案内することができ
る。さらに、図5の斜視図に扉31の支持部を例示して
示すように、用紙パック20の挿入後はばね34の付勢
力により、扉31,32,33は自動的に元の垂直向き
に戻るようになっている。本実施例ではA5,A4,A
3の各紙サイズ用の用紙挿入口11,12,13に対応
して扉31,32,33を設けているが、図7の斜視図
に示すように、用紙挿入口の分割位置を増やすことでB
系列の用紙にも対応するようにすることもできる。ある
いは、図8の斜視図、図9の縦断面図に示すように、例
えば、扉31の中央部左右方向に摺動溝35を設け、こ
の摺動溝35に案内片36を嵌入させ、案内片36を用
紙サイズに合わせて左右に移動させることにより、用紙
パック20の用紙端部を規制するようにしても良い。図
10は用紙挿入口11近傍に設けられた用紙パック検知
機構の用紙パック20の種類検知動作を示す斜視図であ
る。用紙挿入口11の右側基準位置近傍には反射型セン
サー40が設けてあり、これが用紙挿入口11に進入し
た用紙パック20の一側面に設けられたバーコード41
を読み取ることにより、用紙パック20の種類を検知す
るようになっている。
【0008】図11は搬送ローラー8の駆動機構の斜視
図、図12は進入した用紙パック20に対する搬送ロー
ラー8の圧接の様子を示す説明図である。これらの図に
おいて、51は駆動軸5と一体に回転する駆動ギヤ、5
2は駆動軸5の回りに回動可能なアーム、53はアーム
52の先端に取り付けられ、駆動ギヤ51と噛み合う遊
星ギヤ、54は搬送ローラー8の対向位置に設けられ、
用紙パック20をスムーズに搬送するために低摩擦部材
で形成された従動ローラーである。搬送ローラー8は用
紙補充時、用紙パック20の進入の妨げにならないよう
に用紙進入路より上方に位置するようになっている。な
お、従動ローラー54はローラーでなく、板状の部材、
例えば、テフロン(商品名)シートのようなものであっ
ても良い。図12に示すように、駆動ギヤ51を反時計
回り方向に回転させると、遊星ギヤ53と同軸的に設け
られた搬送ローラー8はアーム52と共に反時計回り方
向に回動して破線で示す上方位置となり、用紙パック2
0の進入を妨げないようにし、一方、駆動ギヤ51を時
計回り方向に回転させると、搬送ローラー8も時計回り
方向に回動して用紙パック20の上面に落下するように
なっている。そして、この駆動ギヤ51の時計回り方向
の回転によって、搬送ローラー8が反時計回り方向に回
転し、接触する用紙パック20を矢印(右)方向に搬送
する。
【0009】図13は搬送ローラー8の疑似負荷機構を
示す構成図、図14は同、変形例を示す構成図、図15
は該変形例のダンパーの縦断面図である。図13に示す
ように、コイルばね56により、コルクやフェルト等で
形成された摩擦部材55を遊星ギヤ53に対して圧接さ
せて遊星ギヤ53の側面に摺動摩擦力を発生させ、搬送
ローラー8に負荷を与える。また、図14に示すよう
に、変形例においては、固定用ねじ58によってダンパ
ー57をアーム52に取り付け、遊星ギヤ53の回転軸
をダンパー57に接続することにより疑似負荷を作る。
ダンパー57には油圧ダンパーが用いられているが、例
えば、パウダートルクリミッター等の疑似負荷生成機構
を用いても良い。ダンパー57(油圧ダンパー)の構成
を示す図15において、60は遊星ギヤ53に直結され
た回転軸、63はオイル、61は内部のオイル63の漏
れを防ぐシール部材、62はカバーである。カバー62
の内部には粘性を持ったオイル63が充填されていて、
その内部で、回転軸60の一端に形成された羽車が回転
するようになっている。図12に示すように、搬送ロー
ラー8が用紙パック20に接触すると、疑似負荷機構が
回転し始める。これにより、それまで駆動ギヤ51に連
れ回っていた搬送ローラー8が搬送を開始し、用紙パッ
ク20をさらに装置内部へと搬送する。この時、用紙パ
ック20のバーコード41により専用パック以外の用紙
パックを識別できるようになっているので、専用パック
以外の用紙パックが挿入された場合に搬送ローラー8を
逆転させてこの用紙パックを排出することができる。
【0010】図16はサイドフェンスの移動機構の斜視
図、図17はサイドフェンスが倒れた状態を示す斜視図
である。図16に示すように、サイドフェンス駆動モー
ター70のギヤ部に、手前側のサイドフェンス7aのラ
ック71および奥側のサイドフェンス7bのラック72
が噛み合っている。フェンス駆動モーター70を回転さ
せると、両サイドフェンス7a,7bは互いに近づく方
向または離れる方向に移動する。用紙パック20が本体
内に進入すると、図17に示すように、手前側のサイド
フェンス7aが用紙パック20に押されて奥側に倒れ、
用紙パック20の進入を容易にする。また、サイドフェ
ンス7aが倒伏したことを検知すると、後述するよう
に、パック開封駆動ローラー2aは上方へ移動して、パ
ック開封従動ローラー2bから離間し、その間に間隙を
形成する。そこで、本体内に進入した用紙パック20の
舌片21がパック開封駆動ローラー2aとパック開封従
動ローラー2bの間に形成された間隙内に進入するよう
になっている。サイドフェンス7aは可倒式で、かつ、
ばねの復元力により起立可能になっているので、用紙パ
ック20の最終端がサイドフェンス7aを越えると、サ
イドフェンス7aは元の位置に起き上がる。サイドフェ
ンス7aが起き上がった後は、フェンス駆動モーター7
0を駆動して、サイドフェンス7を用紙パック20の搬
送基準位置である中央部に移動させる。なお、搬送ロー
ラー8はサイドフェンス7の奥側に位置している。ま
た、紙有無センサーにより紙無しが検知されると、サイ
ドフェンス7は退避位置(最大サイズ)に移動する。
【0011】舌片21の長さはパック開封駆動ローラー
2aと後端規制ローラー10の位置関係により決定され
る。図27は舌片21の長さ算出のための説明図であ
る。L1をパック開封駆動ローラー2aの軸心から後端
規制ローラー10の軸心までの距離、L2を後端規制ロ
ーラー10の半径、L3を舌片21の長さとした時、L
3≧L1+L2の条件を満たすように舌片21の長さを
決定する。これにより、用紙パック20の後端が後端規
制ローラー10に突き当った時、舌片21の端部がパッ
ク開封駆動ローラー2aの下に位置するから、パック開
封駆動ローラー2aが舌片21を確実に摩擦張引するこ
とができる。
【0012】開封機構は主としてパック開封駆動ローラ
ー2a、パック開封従動ローラー2bと駆動軸91で構
成されていて、パック開封駆動ローラー2aと駆動軸9
1は上方向に若干移動可能になっている。用紙パック2
0の装填動作が開始されると、パック開封駆動ローラー
2aは持ち上げられるので舌片21の進入が容易にな
る。パック開封時の要求トルクが強くなると、パック開
封駆動ローラー2aの舌片21に対する加圧力も増加
し、結果として搬送力が増すようになっている。なお、
パック開封駆動ローラー2a、パック開封従動ローラー
2bは複数に分割した構造のものでも良い。
【0013】図21はパック開封動作におけるパック開
封駆動ローラー2a、パック開封従動ローラー2bと駆
動軸91と用紙パック収納部底面の位置関係を示したも
のである。同図(a)に示すように、駆動軸91はパッ
ク開封駆動ローラー2aの上流に位置し、用紙載置面
(用紙パック収納部底面)81と駆動軸91の下端間の
距離Lはパック開封駆動ローラー2aの直径2rより小
さく、かつ、半径rより大きい(r≦L<2r)。言い
換えると、駆動軸91の下端はパック開封駆動ローラー
2aの軸心と上端の間に位置している。次に、用紙パッ
ク20の装填動作が開始されると、同図(b)に示すよ
うに、パック開封駆動ローラー2aとパック開封従動ロ
ーラー2bの間に間隙が形成され、その間に舌片21が
来た時、パック開封駆動ローラー2aを回転させずにこ
のパック開封駆動ローラー2aを下降させる。パック開
封駆動ローラー2aが下降してパック開封従動ローラー
2bと共に舌片21を咥わえ込んだ時、同図(c)に示
すように、パック開封駆動ローラー2aを回転させて舌
片21をC方向に引っ張る。この時、後述するように、
回転を阻止された後端規制ローラー10は牽引される用
紙パック20を堰き止める役目を果たす。用紙パック2
0を止めたまま舌片21を引っ張ることによって用紙パ
ック20を開封する(図3参照)。用紙パック20の包
装シート(20A、20B)は開封され、剥離された
後、移動して塵箱1内に搬入される。図18および図1
9はそれぞれパック開封動作時のパック開封機構を示す
斜視図およびパック開封の様子を示す模式図である。後
述するように、用紙パック20は包装シート20Aによ
って部分的に二重に包装されていて、図19(a)に示
すように、始めに外側の包装シート20Aが剥離される
時は後端規制ローラー10は回転を阻止されている。パ
ック開封駆動ローラー2a、パック開封従動ローラー2
b対の回転搬送により、舌片21に続いて包装シート2
0Aが牽引されて搬送され(矢印a)、やがて、同図
(b)に示すように、外側の包装シート20Aが全て剥
離された時点で、後端規制ローラー10の回転が許容さ
れる。その後、後端規制ローラー10は搬送される包装
シート20Aに接触して連れ回る(矢印b)。これによ
って、開封初期動作時の包装シート20Aの接着剤部分
の剥離時は後端規制ローラー10の回転を阻止して側面
に用紙パック20をしっかり固定し、包装シート20A
の剥離位置が用紙パック20の下面から側面に移った
時、後端規制ローラー10を回転自在にして、後端規制
ローラー10と包装シート20Aとの摩擦力によるパッ
ク開封駆動ローラー2aの負荷の軽減を計っている。こ
のように、本実施例では後端規制ローラー10と包装シ
ート20Aとの過大な摩擦力によるパック開封不能を防
止するようになっている。図20は後端規制ローラー1
0の回転阻止機構を示す模式図である。図において、1
5は支点18を中心に回動自在に支持された回転阻止バ
ー、16は回転阻止バー15の一端に取り付けられた摩
擦部材19が後端規制ローラー10に圧接する向きに回
転阻止バー15を付勢するスプリング、17はスプリン
グ16の付勢力に抗して回転阻止バー15の他端を牽引
するソレノイドである。パック開封動作が開始される
と、スプリング16の付勢力により回転阻止バー15の
一端に取り付けられた摩擦部材19が後端規制ローラー
10に圧接し、包装シート20Aの剥離位置が用紙パッ
ク20の後下端、即ち、図20でD(接着剤部分)で示
す位置まで達した時、ソレノイド17が付勢され、摩擦
部材19の後端規制ローラー10に対する圧接が解除さ
れる。この後は、後端規制ローラー10は用紙パック2
0との当接部(Eで示す位置)で接触する包装シート2
0Aとの摩擦力により連れ回ることになる。
【0014】以下、用紙パック20の包装工程および開
封工程について述べる。図22は用紙パックの包装シー
トの展開図、図23は用紙パックの開封工程を示す模式
図、図24は用紙パックの接着部分を示す部分断面図、
図25及び図26は包装工程を示す斜視図である。1枚
の包装シート20A、20Bは強度の異なる2つのシー
ト材からなっている。強度の大きい方の包装シート20
Aの折り目毎に区分けされた面をそれぞれ20a,20
b,20c,20d,20e,20f,20g,20h
とする。包装シート20Aには包装シート20Aと一体
的な舌片21が添付されている。舌片21は外力により
折れ曲がったりしないように、マイラー等の補強材で補
強されている。用紙パック20の包装に際しては、図2
5に示すように、まず、包装シート20Aの左上隅を基
準に用紙束を右回りに、上面20h、右側面20g、裏
下面20fを用紙束に接触させて巻き(a)、一周した
ところで裏糊代面20dを上面20hの基準位置となる
端部側に接着する(b)(図24(a)参照)。その
後、裏糊代面20dの一端で折り曲げて、表糊代面20
c、表左側面20b、表下面20aの順序で反対回り
(左回り)に巻き、舌片21が基準位置の対角位置に来
たところで巻き終わり(c)、表下面20aの終端部で
再度接着する(図24(b)参照)。次に、図26に示
すように、包装シート20Bを一点鎖線を折り目にし
て、前後のはみ出し部を左右の側面が内側に倒れ込むよ
うに折り曲げる(a)。その後、用紙束の下端縁に沿っ
て下側のはみ出し部を内側に折り曲げる(b)。さら
に、上側のはみ出し部を内側に折り込んで接着する
(c)。開封に際しては図23に示すように、まず、舌
片21を表下面20aに平行に引っ張ることによって上
面20hの基準位置の接着部(裏糊代面20d)を剥が
し(b)、さらに引っ張り続けることにより強度の異な
る2つの包装シート20A,20Bをその境界位置で切
断して(c)、用紙パック20を開封する(d)(図3
参照)。
【0015】図28は複写機全体の制御ブロック図であ
る。CPU102は複写機の各種の制御を行うプログラ
ムが内蔵されたROM100から制御情報を読み出し、
データバス103を通じて、S1,S2 で示されるセ
ンサー群104からの検知情報を得て、RAM101と
情報を遣り取りし、M1,M2 で示されるモーター群
105等の制御を行う。なお、センサー群104として
は紙有無検知センサーや用紙パック検知センサー等があ
る。また、モーター群105としては用紙パック20の
搬送モーターやパック開封装置駆動モーター14等があ
る。106はI/Oポート、107はモーター電流検知
回路、108はモーター駆動回路である。
【0016】図29、図30は扉のロック機構を示す斜
視図および正面図、図31は同じく、その変形例を示す
正面図である。これらの図に基づいて扉のロック機構に
ついて説明する。図示しない用紙払底検知用フィラーが
用紙の払底を検知した時のみ、ソレノイド111が付勢
され、扉ロック部材112が退避位置に退避することに
より、扉31が開閉可能になる。また、図31に示す変
形例においては、同様に、用紙が払底して用紙払底検知
用フィラー110が下降すると、用紙払底検知用フィラ
ー110と同軸上に取り付けられた扉係止片113が反
時計回り方向に回動して扉31を開閉可能にする。な
お、上述の扉のロック機構は給紙カセットのロック機構
としても機能する。即ち、給紙カセット120内の用紙
が払底した時は、図32に示すようにソレノイド111
が付勢されることにより、ソレノイド111の先端の扉
ロック部材112が給紙カセット120の側壁の穿孔内
から退出して給紙カセット120のロックが解除され、
給紙カセット120を取り出すことができるようになっ
ている。つまり、給紙カセット120のロックを解除す
る場合は、ソレノイド111を付勢してロック部材11
2を退避させることにより給紙カセット120の着脱が
可能となり、ロック時はソレノイド111の通電を遮断
することにより、ロック部材112が給紙カセット12
0側面の穿孔内に突出するため、給紙カセット120が
ロックされる。
【0017】図33は用紙パック自動開封制御のフロー
チャートである。まず、給紙カセット120内に用紙が
あるかどうかの判断を行い(S1)、ある場合は扉31
〜33をロックし、用紙パック20が進入できないよう
にする(S2)。給紙カセット120内に用紙が無くな
ると、用紙パック20の挿入に備えて準備動作に入る。
即ち、まず、サイドフェンス7を退避位置まで移動さ
せ、給紙トレイ6を下降させる。なお、サイドフェンス
7の退避位置は最大用紙サイズよりも外側である。ま
た、この間は未だ扉31〜33のロック状態を保持し、
用紙パック20を挿入できないようになっている。挿入
準備が完了すると、パック搬送制御サブルーチンを実行
し(S3)、扉31〜33のロックを解除した後、挿入
された用紙パック20を給紙トレイ6(給紙カセット1
20)内へ搬送して用紙サイズの検出を行う。搬送エラ
ーがなければ(S4でNO)、パック開封制御サブルー
チンを実行し(S5)、さらに、用紙セットのサブルー
チンを実行する(S6)。
【0018】次に、パック開封制御サブルーチンで実行
される用紙パック20の搬送制御について説明する。図
34および図35はパック搬送制御サブルーチンのフロ
ーチャートである。用紙パック20が挿入されると(S
11でYES)、用紙パック20がパック搬送開始基準
位置まで挿入されたかどうかを判断する(S12)。判
断結果がNoならば、さらに、挿入後の経過時間が所定
時間経過したか否かを判断し(S13)、その結果がY
esならば、搬送エラーを表示し(S23)、例えば、
用紙パック20の挿入が不十分な場合、操作者に再挿入
を促す。用紙パック20がパック搬送開始基準位置まで
到達すると、その旨を表示またはブザーで報せて操作者
に用紙パック20の押し込みを中止するように促す(S
14)。次に、所定時間経過した後(S15)、搬送ロ
ーラー8を回転させ、用紙パック20の搬送を開始する
(S16)(図35参照)。これは、操作者が用紙パッ
ク20から手を放すのに十分な時間だけ搬送開始を遅延
することで操作ミスを防止するためである。さらに、こ
の時、紙サイズの検知も同時に行う。用紙パック20が
サイドフェンス7よりも内側に搬送されると、手前側サ
イドフェンス7aが起立する。センサーがサイドフェン
ス7aの起き上がりを検出すると、搬送ローラー8が停
止する(S17)。なお、所定時間経過してもセンサー
がサイドフェンス7aの起き上がりを検出できなけれ
ば、用紙パック20が正常に搬送されなかったと判断
し、搬送ローラー8の駆動を停止させ、搬送エラーの表
示を行う。その後、両サイドフェンス7a,7bを内側
に移動することで用紙パック20を搬送し、用紙パック
20を中央位置にセットする(S18)。予め検出した
紙サイズに従って、この時のサイドフェンス7の移動量
が決定され、サイドフェンス7はその距離だけ移動後、
停止させられる(S19)。もしも、この時点で紙サイ
ズを判定していなければ、後述するモーター電流検知に
より移動を停止させる。なお、奥側サイドフェンス7b
にセンサーを設置し、用紙パック20が接触したことを
検出することで移動を停止するようにしても良い。さら
に、このセンサーを用紙の給紙方向に複数設置すれば、
用紙パック20が斜行して搬送されていても確実にサイ
ドフェンス7で補正することができる。その後、確実に
搬送されたか否かを確認し(S20)、搬送されない場
合は所定時間経過後(S21)、搬送エラー表示を行う
(S22)。
【0019】用紙パック20の挿入は図10に示す用紙
挿入口近傍に設置した反射型センサー40により検出す
る。また、用紙パック20に搬送開始位置情報がマーキ
ングしてあり、このマーキングを反射型センサー40で
読み取り、パック搬送開始基準位置を判定する。このマ
ーキングは後述する紙サイズ検知用マークとも兼用され
る。用紙パック20が自重によって抜け落ちることを防
止するために、パック搬送開始基準位置は用紙パック2
0が搬送ローラー8位置に到達し、確実に搬送ローラー
8で搬送が可能になる位置とする。パック搬送開始基準
位置を上記条件の下で紙サイズに関わらず挿入方向後端
から一定距離にすることで、紙サイズに因らず、操作者
が一定位置まで挿入したところで常に用紙パック20の
搬送が開始されるので、操作者の操作ミスを防止でき
る。なお、ステップS15の時間経過の判定方法は用紙
パック20先端からマーキング検出までの経過時間を検
知しているが、扉31〜33の開放時間を検出するよう
にしても良い。また、マーキングが検出できなかった
り、検出したマーキングが所定のパターンでなかったり
した場合には、用紙パック20が専用パックではない
か、もしくは用紙パック20の挿入方向を間違えている
として、搬送を開始せずに再挿入の指示をするようにし
ても良い。また、紙サイズの検出は用紙パック20に紙
サイズに対応したバーコード41をマーキングし、それ
を用紙パック挿入口に設置した反射型センサー40で読
み取るようにしているが、この外、反射型センサー40
がパック搬送開始基準位置のマーキングを検知してから
用紙パック20の後端を検知するまでの搬送時間を計時
して用紙の長さを測定する方法や扉31〜33での紙サ
イズ(紙幅)検出との組み合わせで紙サイズを判定する
方法等が考えられる。さらに、検出した紙サイズがそれ
まで使用していた用紙の紙サイズと同じ場合は、そのま
ま搬送を続行し、異なる場合には搬送を停止して操作者
に注意を促すことで操作の間違いを検出できる。この段
階で操作者が操作間違いに気付けばスイッチ操作等によ
り搬送ローラー8を逆転させ、用紙パック20を元に戻
すことができる。
【0020】次に、用紙パック20の開封制御について
説明する。図36はパック開封制御サブルーチンのフロ
ーチャートである。パックの開封制御の開始時にまず給
紙トレイ6(あるいは給紙カセット120)のロックを
行う(S31)。これは開封動作中に用紙パック20が
引き出されて開封動作に支障を来すのを防止するためで
ある。次に、パック開封駆動ローラー2aの正回転を開
始させ(S32)、パック開封駆動ローラー2aとパッ
ク開封従動ローラー2bに銜えられている用紙パック2
0の舌片21および包装シート20Aを塵箱1方向に移
動させることにより、用紙パック20の開封を行う。さ
らに、所定時間経過後、ソレノイド17を付勢させ、摩
擦部材19の後端規制ローラー10に対する圧接を解除
する。そして、用紙パック20の開封が終了していなけ
れば(S33でNO)、開封動作後、所定時間が経過し
たか否かを判断することにより、例えば、用紙パック2
0が専用パックでないため、あるいは、用紙パック20
の挿入方向が逆で舌片21がなかった場合、さらに、舌
片21を挟み損ねた場合等のパック開封エラーの検出を
行う(S34)。パック開封エラーが生じた状態では
(S34でYES)、パック開封駆動ローラー2aの舌
片21の牽引によるパック開封装置駆動モーター14の
モーター電流の増大が生じないため、モーター電流を検
出することでパック開封エラー判断が可能になる。この
場合、エラー表示を行い(S35)、再度、パック開封
装置2を用紙パック20に押し当てて開封動作を繰り返
す。複数回繰り返しても、なおパック開封エラーであれ
ば、開封動作を停止する。用紙パック20の開封が完了
すると(S33でYES)、パック開封駆動ローラー2
aの回転を停止させる。用紙パック開封完了の検知手段
としては、パック開封駆動ローラー2aを駆動するパッ
ク開封装置駆動モーター14のモーター電流の減少を検
知することにより用紙パック開封完了を検出できる。即
ち、パック開封駆動ローラー2aは開封された用紙パッ
ク20の包装シート20Aの搬送中はやや高トルクで回
転しているので、モーター電流の電流値は所定の値を保
っているが、用紙パック20の包装シート20A、20
Bが全て引き抜かれると、パック開封装置駆動モーター
14の負荷が無くなるので、パック開封装置駆動モータ
ー14のモーター電流が減少する。従って、この電流値
の差から用紙パック開封完了が検知できるのである。
【0021】なお、前述の入口センサー40で用紙パッ
ク20の用紙サイズを測定しない場合は、サイドフェン
ス7でも用紙サイズの測定が可能である。例えば、サイ
ドフェンス7を移動させてサイドフェンス7が用紙パッ
ク20の端部に到達すると、それ以上サイドフェンス7
が移動できなくなり、サイドフェンス7を駆動するサイ
ドフェンス駆動モーター70の電流値が上昇する。従っ
て、サイドフェンス7の移動開始時からサイドフェンス
駆動モーター70の電流上昇までの時間を計時すること
によっても、用紙サイズの測定が可能となる。さらに、
用紙パック20の端部位置の検出はサイドフェンス駆動
モーター70の電流検出の外、奥側サイドフェンス7b
にセンサーを設置して、用紙パック20の接触を検知し
ても検出可能である。また、サイドフェンス7の移動量
は上述の時間を計時する外に、サイドフェンス駆動モー
ター70にエンコーダーを付設してサイドフェンス駆動
モーター70の回転数を計数することでも、用紙パック
20の端部位置の検出は可能である。サイドフェンス7
で紙サイズを測定した場合も入口センサー40で紙サイ
ズを測定した場合と同様に、これまで使用していた紙サ
イズと同じ場合はそのまま開封動作を続行し、紙サイズ
が異なる場合は一旦、その旨を表示して操作者に注意を
促し、操作者に開封動作を続行すか、用紙パック20の
入れ直しをするかの選択を促し、操作者の操作ミスによ
る用紙パック20の誤開封動作を防止する。
【0022】また、パック開封の動作中は「動作中」等
の表示を行い、操作者に状況が把握でき、さらに、動作
終了についても「動作終了」の表示またはブザー音等に
より動作終了を知らせるようになっている。なお、開封
動作中も給紙カセット120の選択、コピー枚数の設
定、ソーター使用等、各モードの設定が可能であり、開
封動作終了後は自動的にコピー動作を行うようになって
いる。給紙トレイ6(給紙カセット120)内に用紙が
残っている間に開封された用紙を継ぎ足す場合は、該当
の操作スイッチを押下することによって給紙トレイ6の
底板を下降させる。給紙トレイ6の底板が完全に下方へ
移動するまで給紙カセット120はロックされ、引き出
せない状態になっている。給紙トレイ6の底板の下降完
了後、給紙カセット120のロックが解除される。給紙
トレイ6が引き出され用紙の継ぎ足しが行われた後、給
紙カセット120がセットされると再び給紙カセット1
20をロックした後、給紙トレイ6の底板を上昇させて
給紙準備を完了する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、部分的に接着剤により接着された用紙パック
の一端側に引き出された包装シートの引出し端を挟持し
て搬送することにより、包装シートを用紙パックから剥
離する間、用紙パックの下流側に位置する回転自在なパ
ック保持ローラーが用紙パックを定位置に保持するよう
にしたので、内部の用紙を破損したり、騒音を発した
り、包装シートの剥離不能を起こすことが無く、また、
用紙パックの使用料が高価にならず、用紙補給動作を著
しく簡略化し、包装シートを円滑、かつ、速やかに剥離
することができる。請求項2記載の発明によれば、逆方
向に捲回された包装シートの終端部が用紙パックの載置
面側に位置するように載置台上に載置され、包装シート
の引出し端から折り返し部に到る部分が剥離され、用紙
パックの下流側端縁を通過する間、パック保持ローラー
の回転を阻止するようにしたので、包装シートの折り返
し部に付着した接着材を剥離する際に、用紙パックを確
実に保持することができると共に、用紙パックから剥離
して搬送される包装シートにパック保持ローラーが連れ
回るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る複写機全体の概略を示す
構成図である。
【図2】複写機の給紙部の斜視図である。
【図3】用紙パックの開封過程を示す斜視図である。
【図4】用紙挿入口の扉の斜視図である。
【図5】用紙挿入口の扉の支持部を示す斜視図である。
【図6】用紙挿入口の扉の横断面図である。
【図7】用紙挿入口に用紙パックを挿入する状態を示す
斜視図である。
【図8】変形例に係る扉の斜視図である。
【図9】同じく、縦断面図である。
【図10】用紙パック検知機構の用紙パックの種類検知
動作を示す斜視図である。
【図11】搬送ローラーの駆動機構の斜視図である。
【図12】進入した用紙パックと搬送ローラーの圧接の
様子を示す説明図である。
【図13】搬送ローラーの疑似負荷機構を示す構成図で
ある。
【図14】変形例に係る搬送ローラーの疑似負荷機構を
示す構成図である。
【図15】同じく、疑似負荷機構のダンパーの縦断面図
である。
【図16】サイドフェンスの移動機構を示す斜視図であ
る。
【図17】サイドフェンスが倒れた状態の斜視図であ
る。
【図18】パック開封機構を示す斜視図である。
【図19】パック開封の様子を示す模式図である。
【図20】後端規制ローラーの回転阻止機構を示す模式
図である。
【図21】パック開封駆動ローラー、パック開封従動ロ
ーラーと駆動軸と用紙パック収納部底面の位置関係を示
す説明図である。
【図22】用紙パックの包装シートの展開図である。
【図23】用紙パックの開封過程の模式図である。
【図24】用紙パックの接着部分を示す部分断面図であ
る。
【図25】用紙パックの包装過程を示す斜視図である。
【図26】図25に続く包装過程を示す斜視図である。
【図27】舌片の長さ算出の説明図である。
【図28】複写機全体の制御ブロック図である。
【図29】扉のロック機構を示す斜視図である。
【図30】同じく、正面図である。
【図31】変形例に係る扉のロック機構を示す斜視図で
ある。
【図32】給紙カセットのロック機構を示す斜視図であ
る。
【図33】用紙パック自動開封制御のフローチャートで
ある。
【図34】パック搬送制御サブルーチンのフローチャー
トである。
【図35】図34に続くフローチャートである。
【図36】パック開封制御サブルーチンのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 塵箱 2a パック開封駆動ローラー 2b パック開封従動ローラー 4 駆動モーター 6 給紙トレイ 7 サイドフェンス 8 搬送ローラー 9 給紙ローラー 10 後端規制ローラー 11,12,13 用紙挿入口 14 パック開封駆動モーター 20 用紙パック 20A,20B 包装シート 21 舌片 31,32,33 扉 51 駆動ギヤ 53 遊星ギヤ 70 フェンス駆動モーター 81 用紙載置面(用紙パック収納部底面) 100 ROM 101 RAM 102 CPU 104 センサー群 105 モーター群 111 ソレノイド 112 ロック部材 120 給紙カセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 智人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 椎名 将 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤により包装シートで用紙束が包装
    された用紙パックが給紙装置本体内に挿入された時、該
    用紙パックの包装シートを自動的に除去して内部の前記
    用紙束を露出させ、露出した前記用紙束の用紙を一枚ず
    つ給紙するようにした用紙パック装填用給紙装置におい
    て、前記包装シートにより少なくとも1周分捲回され、
    部分的に接着剤により接着された前記用紙パックの一端
    側に引き出された前記包装シートの引出し端を挟持して
    搬送することにより、前記包装シートを前記用紙パック
    から剥離する牽引手段と、前記用紙パックの下流側に位
    置して、前記牽引手段が前記包装シートを牽引する間、
    前記用紙パックを定位置に保持する回転自在なパック保
    持ローラーと、前記牽引手段により前記包装シートが剥
    離されて露出した前記用紙束の用紙を一枚ずつ給紙する
    給紙手段を有したことを特徴とする用紙パック装填用給
    紙装置。
  2. 【請求項2】 付勢手段によって付勢されることにより
    パック保持ローラーの回転を阻止する回転阻止手段を有
    し、用紙パックは接着剤により用紙束が包装シートで1
    周分以上捲回された後、折り返して逆方向に所定の長さ
    捲回されると共に、少なくとも折り返し部が接着剤によ
    り接着されて成り、逆方向に捲回された前記包装シート
    の終端部が前記用紙パックの載置面側に位置するように
    載置台上に載置され、前記回転阻止手段は前記包装シー
    トの引出し端から前記折り返し部に到る部分が牽引手段
    により剥離され、前記用紙パックの下流側端縁を通過す
    る間、前記パック保持ローラーの回転を阻止するように
    前記付勢手段により付勢されるものであることを特徴と
    する請求項1記載の用紙パック装填用給紙装置。
JP5026918A 1993-02-16 1993-02-16 用紙パック装填用給紙装置 Pending JPH06239473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5026918A JPH06239473A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 用紙パック装填用給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5026918A JPH06239473A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 用紙パック装填用給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06239473A true JPH06239473A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12206580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5026918A Pending JPH06239473A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 用紙パック装填用給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06239473A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114013736A (zh) * 2021-12-02 2022-02-08 丽荣鞋业(深圳)有限公司 鞋子包装纸进纸装置
CN114455135A (zh) * 2022-03-29 2022-05-10 南通金石包装印刷有限公司 一种便于包装纸类用的开袋装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114013736A (zh) * 2021-12-02 2022-02-08 丽荣鞋业(深圳)有限公司 鞋子包装纸进纸装置
CN114455135A (zh) * 2022-03-29 2022-05-10 南通金石包装印刷有限公司 一种便于包装纸类用的开袋装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3096786B2 (ja) 挿入された用紙パツクの包装シートを除去可能な画像形成装置の給紙装置
JPH06239473A (ja) 用紙パック装填用給紙装置
JPH06227527A (ja) 用紙パック装填用給紙装置
JPH06239474A (ja) 用紙パック装填用給紙装置
JPH06227688A (ja) 用紙パック装填用給紙装置
JPH06219568A (ja) 用紙パック装填用給紙装置
JPH06227687A (ja) 用紙パック装填用給紙装置
JP3096785B2 (ja) 用紙パツクを搬送する画像形成装置の給紙装置
EP0477776B1 (en) A universal package for use in different kinds of equipment
JP3234831B2 (ja) 用紙パツク方向認識可能な画像形成装置の給紙装置
JP3253337B2 (ja) 用紙パツクごと挿入可能な画像形成装置の給紙装置
JPH05193757A (ja) 画像形成装置のサイズ検知付給紙装置
JP3258691B2 (ja) 専用パツクを認識可能な画像形成装置の給紙装置
JPH05201469A (ja) 用紙パツク
JP3228774B2 (ja) 給紙装置
JPH05193756A (ja) 除去した包装シートの収納状態を検知する画像形成装置の給紙装置
JP3086042B2 (ja) 用紙パツクごと挿入可能な画像形成装置の給紙装置
JPH06179533A (ja) 給紙装置
JPH05193753A (ja) 用紙パツクごと挿入可能な画像形成装置の給紙装置
JPH05197231A (ja) 画像形成装置
JPH05193783A (ja) 画像形成装置の給紙装置
JPH05193751A (ja) 画像形成装置の除去包装シートの収納可能な給紙装置
JPH05193759A (ja) 画像形成装置の大量給紙装置
JP3096783B2 (ja) 用紙パツクの使用を禁止可能な画像形成装置の給紙装置
JPH05193820A (ja) 画像形成装置の大量給紙装置