JPH06322876A - 屋根パネルの支持構造 - Google Patents
屋根パネルの支持構造Info
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- JPH06322876A JPH06322876A JP5136755A JP13675593A JPH06322876A JP H06322876 A JPH06322876 A JP H06322876A JP 5136755 A JP5136755 A JP 5136755A JP 13675593 A JP13675593 A JP 13675593A JP H06322876 A JPH06322876 A JP H06322876A
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- Japan
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- roof
- roof panel
- edge
- ridgeline
- truss
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Abstract
(57)【要約】
【目的】出代の大きい家屋付属部の付属屋根をトラス受
金物に支持される屋根パネルを用いて効率よく形成でき
る。 【構成】家屋本体部Aの外壁面Wと第2の軒先縁Z2と
の間に、主棟線X下方でのびる下弦材3に、主棟線Xの
外端下方で立上がるトラス束材4と、下弦材3の内、外
端から前記トラス束材4上端に夫々のびる斜材5、6と
を有するトラス2を架け渡すとともに、前記トラス束材
4上端に、屋根パネルPを受けしかも主棟線Xの両側で
下に傾く台形片7、7と屋根パネルP上端部分を受ける
三角片9とを一体に有するトラス受金物10を設ける。
金物に支持される屋根パネルを用いて効率よく形成でき
る。 【構成】家屋本体部Aの外壁面Wと第2の軒先縁Z2と
の間に、主棟線X下方でのびる下弦材3に、主棟線Xの
外端下方で立上がるトラス束材4と、下弦材3の内、外
端から前記トラス束材4上端に夫々のびる斜材5、6と
を有するトラス2を架け渡すとともに、前記トラス束材
4上端に、屋根パネルPを受けしかも主棟線Xの両側で
下に傾く台形片7、7と屋根パネルP上端部分を受ける
三角片9とを一体に有するトラス受金物10を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋本体部の外壁面か
らの出代の大きい家屋付属部の付属屋根を屋根パネルを
用いて効率よく形成しうる屋根パネルの支持構造に関す
る。
らの出代の大きい家屋付属部の付属屋根を屋根パネルを
用いて効率よく形成しうる屋根パネルの支持構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複数階
建の家屋本体部に該家屋本体部よりも低階の家屋付属部
を設けた家屋が多用されている。
建の家屋本体部に該家屋本体部よりも低階の家屋付属部
を設けた家屋が多用されている。
【0003】このような家屋付属部の家屋本体部からの
出代は、従来、この家屋付属部を覆う付属屋根を形成す
る屋根パネルの寸法規制などのために制約を受け、例え
ば図8に示すように、8帖の間a、aに床の間、押入れ
などの続き間b、bを有する部屋を形成できないという
問題点があった。
出代は、従来、この家屋付属部を覆う付属屋根を形成す
る屋根パネルの寸法規制などのために制約を受け、例え
ば図8に示すように、8帖の間a、aに床の間、押入れ
などの続き間b、bを有する部屋を形成できないという
問題点があった。
【0004】しかも出代を大きく設定したとしても、付
属屋根形成用の屋根パネルの支持構造が確立されておら
ず、従って、出代の大きい家屋付属部の付属屋根を屋根
パネルを用いて効率的に形成しうる新規な構造の出現が
強く要望されていた。
属屋根形成用の屋根パネルの支持構造が確立されておら
ず、従って、出代の大きい家屋付属部の付属屋根を屋根
パネルを用いて効率的に形成しうる新規な構造の出現が
強く要望されていた。
【0005】本発明は、トラス束材を有するトラスを家
屋本体部の外壁面と家屋付属部の第2の軒先縁との間に
架け渡し、かつ前記トラス束材上端にトラス受金物を設
けることを基本として、出代の大きい家屋付属部の付属
屋根を屋根パネルを用いて効率よく形成でき、前記問題
点を解決しうる屋根パネルの支持構造の提供を目的とし
ている。
屋本体部の外壁面と家屋付属部の第2の軒先縁との間に
架け渡し、かつ前記トラス束材上端にトラス受金物を設
けることを基本として、出代の大きい家屋付属部の付属
屋根を屋根パネルを用いて効率よく形成でき、前記問題
点を解決しうる屋根パネルの支持構造の提供を目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、家屋本体部の
外壁面から張出す低階の家屋付属部の付属屋根を形成す
る屋根パネルを支持する屋根パネルの支持構造であっ
て、前記付属屋根は、家屋本体部の前記外壁面に内端が
位置しかつ外壁面と直角な主棟線と、この主棟線の外端
からハ字にのびる下り棟線とを有し、かつ付属屋根形成
用の屋根パネルは、主棟線に上縁を位置させ下縁が前記
外壁面と直角をなす付属屋根の第1の軒先縁に沿う1対
の矩形の第1の屋根パネル、第1の屋根パネルに隣り合
いかつ前記下り棟線に沿う側縁と前記第1の軒先縁に沿
う下縁とを有する1対の第2の屋根パネル、および下り
棟線間に配され下り棟線に沿う側縁を有しかつ下縁が前
記外壁面と平行な付属屋根の第2の軒先縁に沿う第3の
屋根パネルを含むとともに、前記外壁面と第2の軒先縁
との間に、前記主棟線下方で前記外壁面近傍の内端から
外端が第2の軒先縁近傍までのびる下弦材に、主棟線の
外端下方で立上がるトラス束材と、下弦材の内、外端か
ら前記トラス束材上端に夫々のびる斜材とを有するトラ
スを架け渡すとともに、前記トラス束材上端に、第1の
屋根パネル上縁かつ外端部と第2の屋根パネルの上端部
分とを受けしかも主棟線に沿う上縁の外端に下り棟線に
沿う斜縁を有し主棟線の両側で下に傾く台形片、および
前記斜縁間に設けられ前記第3の屋根パネル上端部分を
受ける三角片を一体に有するトラス受金物を設ける。
外壁面から張出す低階の家屋付属部の付属屋根を形成す
る屋根パネルを支持する屋根パネルの支持構造であっ
て、前記付属屋根は、家屋本体部の前記外壁面に内端が
位置しかつ外壁面と直角な主棟線と、この主棟線の外端
からハ字にのびる下り棟線とを有し、かつ付属屋根形成
用の屋根パネルは、主棟線に上縁を位置させ下縁が前記
外壁面と直角をなす付属屋根の第1の軒先縁に沿う1対
の矩形の第1の屋根パネル、第1の屋根パネルに隣り合
いかつ前記下り棟線に沿う側縁と前記第1の軒先縁に沿
う下縁とを有する1対の第2の屋根パネル、および下り
棟線間に配され下り棟線に沿う側縁を有しかつ下縁が前
記外壁面と平行な付属屋根の第2の軒先縁に沿う第3の
屋根パネルを含むとともに、前記外壁面と第2の軒先縁
との間に、前記主棟線下方で前記外壁面近傍の内端から
外端が第2の軒先縁近傍までのびる下弦材に、主棟線の
外端下方で立上がるトラス束材と、下弦材の内、外端か
ら前記トラス束材上端に夫々のびる斜材とを有するトラ
スを架け渡すとともに、前記トラス束材上端に、第1の
屋根パネル上縁かつ外端部と第2の屋根パネルの上端部
分とを受けしかも主棟線に沿う上縁の外端に下り棟線に
沿う斜縁を有し主棟線の両側で下に傾く台形片、および
前記斜縁間に設けられ前記第3の屋根パネル上端部分を
受ける三角片を一体に有するトラス受金物を設ける。
【0007】
【作用】トラスは、主棟線の外端下方で立上がるトラス
束材を有するとともに、このトラス束材上端に、第1の
屋根パネル上縁かつ外端部と第2の屋根パネルの上端部
分とを受ける台形片、および第3の屋根パネル上端部分
を受ける三角片を一体に有するトラス受金物を設ける。
束材を有するとともに、このトラス束材上端に、第1の
屋根パネル上縁かつ外端部と第2の屋根パネルの上端部
分とを受ける台形片、および第3の屋根パネル上端部分
を受ける三角片を一体に有するトラス受金物を設ける。
【0008】従って、前記第1、第2、第3の屋根パネ
ルをトラス受金物により効率よく支持することができ、
屋根施工を能率化しうるとともに、第1の屋根パネルの
巾だけ家屋付属部の出代を大きくでき、居住空間を増大
させ、かつ設計の自由度を高めうる。
ルをトラス受金物により効率よく支持することができ、
屋根施工を能率化しうるとともに、第1の屋根パネルの
巾だけ家屋付属部の出代を大きくでき、居住空間を増大
させ、かつ設計の自由度を高めうる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において本発明の屋根パネルの支持構造は、家屋
本体部Aの外壁面Wから張出す低階の家屋付属部Bの付
属屋根Rを形成する屋根パネルPを支持する。
る。図において本発明の屋根パネルの支持構造は、家屋
本体部Aの外壁面Wから張出す低階の家屋付属部Bの付
属屋根Rを形成する屋根パネルPを支持する。
【0010】家屋本体部Aは、複数階建の家屋であっ
て、前記外壁面Wに沿って2階床を支持する梁材20が
配されるとともに、この梁材20の一端は、図3に示す
ように、家屋の柱21にボルト止めされかつ他端は端金
具22にボルト止めされる。
て、前記外壁面Wに沿って2階床を支持する梁材20が
配されるとともに、この梁材20の一端は、図3に示す
ように、家屋の柱21にボルト止めされかつ他端は端金
具22にボルト止めされる。
【0011】前記家屋付属Bは、例えば平屋の低階の家
屋であって、前記端金具22を側面上部に固着しかつ前
記梁材20と直角に外方にのびる壁パネルPAと、この
壁パネルPAの外端間を継ぎかつ前記外壁面Wと平行な
壁パネルPBとにより外壁が形成される。
屋であって、前記端金具22を側面上部に固着しかつ前
記梁材20と直角に外方にのびる壁パネルPAと、この
壁パネルPAの外端間を継ぎかつ前記外壁面Wと平行な
壁パネルPBとにより外壁が形成される。
【0012】なお前記壁パネルPAは、家屋本体部Aに
近い巾狭の壁パネルPA1と、その外側に配される壁パ
ネルPA2とからなり、又前記壁パネルPBは、2つの
壁パネルPB1、PB1からなる。
近い巾狭の壁パネルPA1と、その外側に配される壁パ
ネルPA2とからなり、又前記壁パネルPBは、2つの
壁パネルPB1、PB1からなる。
【0013】前記付属屋根Rは、図1に示すように、前
記外壁面Wに内端が位置しかつ外壁面Wと直角しかも水
平な主棟線Xと、この主棟線Xの外端からハ字にのびる
下り棟線Y、Yとを有する。
記外壁面Wに内端が位置しかつ外壁面Wと直角しかも水
平な主棟線Xと、この主棟線Xの外端からハ字にのびる
下り棟線Y、Yとを有する。
【0014】又前記屋根パネルPは、前記主棟線Xに上
縁を位置させかつ下縁が前記外壁面Wと直角をなす付属
屋根Rの第1の軒先縁Z1に沿う一対の矩形の第1の屋
根パネルP1、P1、第1の屋根パネルP1に隣り合い
かつ前記下り棟線Yに沿う側縁と前記第1の軒先縁Z1
に沿う下縁とを有する1対の三角状の第2の屋根パネル
P2、P2、および下り棟線Y、Y間に配され下り棟線
Y、Yに沿う側縁を有しかつ下縁が外壁面Wと平行な付
属屋根Rの第2の軒先縁Z2に沿う第3の屋根パネルP
3を含む。
縁を位置させかつ下縁が前記外壁面Wと直角をなす付属
屋根Rの第1の軒先縁Z1に沿う一対の矩形の第1の屋
根パネルP1、P1、第1の屋根パネルP1に隣り合い
かつ前記下り棟線Yに沿う側縁と前記第1の軒先縁Z1
に沿う下縁とを有する1対の三角状の第2の屋根パネル
P2、P2、および下り棟線Y、Y間に配され下り棟線
Y、Yに沿う側縁を有しかつ下縁が外壁面Wと平行な付
属屋根Rの第2の軒先縁Z2に沿う第3の屋根パネルP
3を含む。
【0015】なお第1、第2、第3の屋根パネルP1、
P2、P3は、図7に示すように、溝形鋼からなる枠材
23…をその溝部を向き合わせて接合した枠組を具える
とともに、該枠組上には野地板(図示せず)が添着され
ている。
P2、P3は、図7に示すように、溝形鋼からなる枠材
23…をその溝部を向き合わせて接合した枠組を具える
とともに、該枠組上には野地板(図示せず)が添着され
ている。
【0016】又前記第3の屋根パネルP3は、前記主棟
線Xの延長線下方で2分割された分割屋根パネルP3
1、P31からなる。なおこの分割屋根パネルP31と
前記第2の屋根パネルP2とを、図1に一点鎖線で示す
ように、夫々前記外壁面Wと直角、あるいは平行な分割
線Dによりさらに分割してもよい。
線Xの延長線下方で2分割された分割屋根パネルP3
1、P31からなる。なおこの分割屋根パネルP31と
前記第2の屋根パネルP2とを、図1に一点鎖線で示す
ように、夫々前記外壁面Wと直角、あるいは平行な分割
線Dによりさらに分割してもよい。
【0017】このような屋根パネルPは、トラス2を用
いて支持される。トラス2は、図3に示すように、前記
主棟線X下方で前記外壁面W近傍の内端から外端が第2
の軒先縁Z2近傍までのびる溝部を上向きとした溝形鋼
からなる下弦材3と、主棟線Xの外端下方で下弦材3か
ら立上がりかつ溝部を外に向けた溝形鋼からなる垂直な
トラス束材4と、下弦材3の内、外端からトラス束材4
上端近傍に夫々のびかつ溝部を下向きとした溝形鋼から
なる斜材5、6とを有する。
いて支持される。トラス2は、図3に示すように、前記
主棟線X下方で前記外壁面W近傍の内端から外端が第2
の軒先縁Z2近傍までのびる溝部を上向きとした溝形鋼
からなる下弦材3と、主棟線Xの外端下方で下弦材3か
ら立上がりかつ溝部を外に向けた溝形鋼からなる垂直な
トラス束材4と、下弦材3の内、外端からトラス束材4
上端近傍に夫々のびかつ溝部を下向きとした溝形鋼から
なる斜材5、6とを有する。
【0018】トラス2の下弦材3内端と斜材5の内端と
は、図4に詳示するように、前記柱21の外面に直角に
取付く1対の側板25、25間で溶接等により固着され
るとともに、下弦材3外端と斜材6外端とは、図5に示
すように、ガゼットプレート26、26で接合されかつ
前記壁パネルPB1、PB1の接合部上面に固定される
屋根受金物29によって支持される。
は、図4に詳示するように、前記柱21の外面に直角に
取付く1対の側板25、25間で溶接等により固着され
るとともに、下弦材3外端と斜材6外端とは、図5に示
すように、ガゼットプレート26、26で接合されかつ
前記壁パネルPB1、PB1の接合部上面に固定される
屋根受金物29によって支持される。
【0019】従って、トラス2は、前記側板25と屋根
受金物29とを介して外壁面Wと第2の軒先縁Z2近傍
との間に架け渡される。
受金物29とを介して外壁面Wと第2の軒先縁Z2近傍
との間に架け渡される。
【0020】前記屋根受金物29は、壁パネルPB1、
PB1の各側面上部にボルト止めされる垂下片30、3
0を有するコ字の連結金具31の上片32と壁パネルP
B1、PB1上面とにボルト止めされる下片29A、こ
の下片29Aの内端から立上がる立片29B、および立
片29Bの上端から外方かつ斜め下にのび前記第3の屋
根パネルP3を載置、ボルト止めする受片29Cからな
る基体を具える。又前記立片29Bの内面には、前記下
弦材3を受ける突片33が設けられるとともに、前記下
片29Aと受片29Cとは垂直な補強片34、34によ
り継がれる。
PB1の各側面上部にボルト止めされる垂下片30、3
0を有するコ字の連結金具31の上片32と壁パネルP
B1、PB1上面とにボルト止めされる下片29A、こ
の下片29Aの内端から立上がる立片29B、および立
片29Bの上端から外方かつ斜め下にのび前記第3の屋
根パネルP3を載置、ボルト止めする受片29Cからな
る基体を具える。又前記立片29Bの内面には、前記下
弦材3を受ける突片33が設けられるとともに、前記下
片29Aと受片29Cとは垂直な補強片34、34によ
り継がれる。
【0021】又前記側板25、25上には、水平な上板
36を介して例えば角鋼管からなる束材37が立設され
るとともに、この束材37上端には、前記主棟線Xに沿
う上縁の両側に前記第1の屋根パネルP1、P1の上縁
かつ内端部を受ける受片39、39を有する受金物40
が取付けられる。
36を介して例えば角鋼管からなる束材37が立設され
るとともに、この束材37上端には、前記主棟線Xに沿
う上縁の両側に前記第1の屋根パネルP1、P1の上縁
かつ内端部を受ける受片39、39を有する受金物40
が取付けられる。
【0022】トラス2の前記トラス束材4上端には、図
6に示すように、前記第1の屋根パネルP1、P1上縁
かつ外端部と第2の屋根パネルP2、P2の上端部分と
を受けかつ前記枠材23をボルト止めするとともに主棟
線Xに沿う上縁7Aの外端に下り棟線Y、Yに沿う斜縁
7B、7Bを有し主棟線Xの両側で下に傾く台形片7、
7、および前記斜縁7B、7B間に設けられ第3の屋根
パネルP3の上端部分を受けかつ枠材23をボルト止め
する三角片9を一体に有するトラス受金物10が取付け
られる。
6に示すように、前記第1の屋根パネルP1、P1上縁
かつ外端部と第2の屋根パネルP2、P2の上端部分と
を受けかつ前記枠材23をボルト止めするとともに主棟
線Xに沿う上縁7Aの外端に下り棟線Y、Yに沿う斜縁
7B、7Bを有し主棟線Xの両側で下に傾く台形片7、
7、および前記斜縁7B、7B間に設けられ第3の屋根
パネルP3の上端部分を受けかつ枠材23をボルト止め
する三角片9を一体に有するトラス受金物10が取付け
られる。
【0023】なお前記斜材6の長手方向略中央部に、下
弦材3に立設されたトラス外束材12の上端部が突出
し、このトラス外束材12上端に第3の屋根パネルP3
を受ける斜めの受金物13を固着している。
弦材3に立設されたトラス外束材12の上端部が突出
し、このトラス外束材12上端に第3の屋根パネルP3
を受ける斜めの受金物13を固着している。
【0024】又前記トラス外束材12の上端近傍と前記
トラス束材4の下端との間には溝形鋼からなる補強用の
斜材14が架け渡され、トラス2の強度を高めている。
トラス束材4の下端との間には溝形鋼からなる補強用の
斜材14が架け渡され、トラス2の強度を高めている。
【0025】さらに前記壁パネルPAとトラス2の下弦
材3との間には、図2に概略的に示しかつ図3に詳細に
示すように、山形状の補助トラス16、16が前記外壁
面Wと平行に架け渡される。この補助トラス16の一端
は、第1、第2の屋根パネルP1、P2を受けかつ前記
屋根受金物29と同構成の屋根受金物41を用いて壁パ
ネルPA上端に固定されるとともに、他端は、下弦材3
下面に固定した受板(図示せず)によって取付けられ
る。
材3との間には、図2に概略的に示しかつ図3に詳細に
示すように、山形状の補助トラス16、16が前記外壁
面Wと平行に架け渡される。この補助トラス16の一端
は、第1、第2の屋根パネルP1、P2を受けかつ前記
屋根受金物29と同構成の屋根受金物41を用いて壁パ
ネルPA上端に固定されるとともに、他端は、下弦材3
下面に固定した受板(図示せず)によって取付けられ
る。
【0026】なお図2において屋根受金物29、41は
簡略化のため直方体状に示し、又前記トラス受金物10
なども省略している。
簡略化のため直方体状に示し、又前記トラス受金物10
なども省略している。
【0027】然して、前記第1の屋根パネルP1は、前
記受片39、台形片7、前記壁パネルPA1と壁パネル
PA2とを跨いで固定された屋根受金物41により支持
され、前記第1の軒先縁Z1と主棟線Xと下り棟線Y、
Yとを形成する。
記受片39、台形片7、前記壁パネルPA1と壁パネル
PA2とを跨いで固定された屋根受金物41により支持
され、前記第1の軒先縁Z1と主棟線Xと下り棟線Y、
Yとを形成する。
【0028】さらに前記第3の屋根パネルP3を、前記
三角片9、受金物13、屋根受金物29によって支持
し、これにより前記第2の軒先縁Z2を形成する。
三角片9、受金物13、屋根受金物29によって支持
し、これにより前記第2の軒先縁Z2を形成する。
【0029】このように前記トラス2を用いて屋根パネ
ルPを支持したため、前記壁パネルPA1の巾だけ家屋
付属部Bの外壁面Wからの出代を大きくでき、居住空間
を増大しうるとともに、前記トラス受金物10は、台形
片7と三角片9とを有するため、第1、第2、第3の屋
根パネルP1、P2、P3の上端部を効率よく支持でき
る。
ルPを支持したため、前記壁パネルPA1の巾だけ家屋
付属部Bの外壁面Wからの出代を大きくでき、居住空間
を増大しうるとともに、前記トラス受金物10は、台形
片7と三角片9とを有するため、第1、第2、第3の屋
根パネルP1、P2、P3の上端部を効率よく支持でき
る。
【0030】
【発明の効果】叙上の如く本発明の屋根パネルの支持構
造は、下弦材とトラス束材と内外の斜材とを有するトラ
スを用いて屋根パネルを支持したため、この屋根パネル
により形成される付属屋根によって出代の大きい家屋付
属部を覆うことができ、居住空間を増大しうるともに、
第1、第2、第3の屋根パネルの各上端部をトラス受金
物により効率よく支持でき、屋根施工を能率化しうる。
造は、下弦材とトラス束材と内外の斜材とを有するトラ
スを用いて屋根パネルを支持したため、この屋根パネル
により形成される付属屋根によって出代の大きい家屋付
属部を覆うことができ、居住空間を増大しうるともに、
第1、第2、第3の屋根パネルの各上端部をトラス受金
物により効率よく支持でき、屋根施工を能率化しうる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】トラスの取付状態を概略的に示す斜視図であ
る。
る。
【図3】その要部を示す部分斜視図である。
【図4】トラスの取付構造を例示する部分斜視図であ
る。
る。
【図5】トラスの取付構造を例示する部分斜視図であ
る。
る。
【図6】トラス受金物を例示する斜視図である。
【図7】屋根パネルの取付状態を示す側面図である。
【図8】家屋付属部の部屋割りの一例を示す平面図であ
る。
る。
2 トラス 3 下弦材 4 トラス束材 5、6 斜材 7 台形片 9 三角片 10 トラス受金物 A 家屋本体部 B 家屋付属部 P 屋根パネル P1 第1の屋根パネル P2 第2の屋根パネル P3 第3の屋根パネル R 付属屋根 W 外壁面 X 主棟線 Y 下り棟線 Z1 第1の軒先縁 Z2 第2の軒先縁
Claims (1)
- 【請求項1】家屋本体部の外壁面から張出す低階の家屋
付属部の付属屋根を形成する屋根パネルを支持する屋根
パネルの支持構造であって、前記付属屋根は、家屋本体
部の前記外壁面に内端が位置しかつ外壁面と直角な主棟
線と、この主棟線の外端からハ字にのびる下り棟線とを
有し、かつ付属屋根形成用の屋根パネルは、主棟線に上
縁を位置させ下縁が前記外壁面と直角をなす付属屋根の
第1の軒先縁に沿う1対の矩形の第1の屋根パネル、第
1の屋根パネルに隣り合いかつ前記下り棟線に沿う側縁
と前記第1の軒先縁に沿う下縁とを有する1対の第2の
屋根パネル、および下り棟線間に配され下り棟線に沿う
側縁を有しかつ下縁が前記外壁面と平行な付属屋根の第
2の軒先縁に沿う第3の屋根パネルを含むとともに、 前記外壁面と第2の軒先縁との間に、前記主棟線下方で
前記外壁面近傍の内端から外端が第2の軒先縁近傍まで
のびる下弦材に、主棟線の外端下方で立上がるトラス束
材と、下弦材の内、外端から前記トラス束材上端に夫々
のびる斜材とを有するトラスを架け渡すとともに、前記
トラス束材上端に、第1の屋根パネル上縁かつ外端部と
第2の屋根パネルの上端部分とを受けしかも主棟線に沿
う上縁の外端に下り棟線に沿う斜縁を有し主棟線の両側
で下に傾く台形片、および前記斜縁間に設けられ前記第
3の屋根パネル上端部分を受ける三角片を一体に有する
トラス受金物を設けたことを特徴とする屋根パネルの支
持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5136755A JPH06322876A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 屋根パネルの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5136755A JPH06322876A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 屋根パネルの支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06322876A true JPH06322876A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15182746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5136755A Pending JPH06322876A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 屋根パネルの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06322876A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110453944A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-11-15 | 中铁建电气化局集团第三工程有限公司 | 轻钢体系装配式房屋 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58199954A (ja) * | 1982-01-10 | 1983-11-21 | ナショナル住宅産業株式会社 | 屋根組構造 |
JPH01315540A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-20 | Natl House Ind Co Ltd | 小屋組 |
JP3082724B2 (ja) * | 1997-11-10 | 2000-08-28 | 日本電気株式会社 | 圧電磁器トランスおよびその製造方法 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP5136755A patent/JPH06322876A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58199954A (ja) * | 1982-01-10 | 1983-11-21 | ナショナル住宅産業株式会社 | 屋根組構造 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110453944A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-11-15 | 中铁建电气化局集团第三工程有限公司 | 轻钢体系装配式房屋 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960723 |