JP2928186B2 - 屋外床取付構造 - Google Patents
屋外床取付構造Info
- Publication number
- JP2928186B2 JP2928186B2 JP4335697A JP4335697A JP2928186B2 JP 2928186 B2 JP2928186 B2 JP 2928186B2 JP 4335697 A JP4335697 A JP 4335697A JP 4335697 A JP4335697 A JP 4335697A JP 2928186 B2 JP2928186 B2 JP 2928186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- outdoor
- outdoor floor
- support bracket
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の部分平屋
上のバルコニー等における屋外床取付構造に関するもの
である。
上のバルコニー等における屋外床取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のバルコニーにおける屋外床の取付
構造を図19に示す。図19において、50は建物本
体、51は建物の部分平屋、52は部分平屋51上に設
けたバルコニーである。また、53は建物本体50の2
階外壁パネル、54は建物本体50の1階と2階の間に
設けた溝形の梁、55は部分平屋51の1階外壁パネ
ル、56は1階外壁パネル55上に固設した支持金具で
ある。バルコニー52の床は、梁54と支持金具56の
間に架設した床パネル57と、その上に設けた勾配床5
8と、さらにその上に設けた床材59とで構成されてい
る。なお、60は腰壁パネル、61は笠木、62は手摺
である。
構造を図19に示す。図19において、50は建物本
体、51は建物の部分平屋、52は部分平屋51上に設
けたバルコニーである。また、53は建物本体50の2
階外壁パネル、54は建物本体50の1階と2階の間に
設けた溝形の梁、55は部分平屋51の1階外壁パネ
ル、56は1階外壁パネル55上に固設した支持金具で
ある。バルコニー52の床は、梁54と支持金具56の
間に架設した床パネル57と、その上に設けた勾配床5
8と、さらにその上に設けた床材59とで構成されてい
る。なお、60は腰壁パネル、61は笠木、62は手摺
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の屋外床
取付構造では、水勾配を確保するために、水平に設置し
た床パネル57の上に、木製の勾配床58を施工してお
り、施工工数ならびに部材点数が増加するという問題が
あった。さらに、下面に順次高さの異なる桟63を形成
した高さの高い勾配床58を設置する分、バルコニー床
の高さが高くなり、その結果部分平屋51の天井高さが
低くなるという問題もあった。
取付構造では、水勾配を確保するために、水平に設置し
た床パネル57の上に、木製の勾配床58を施工してお
り、施工工数ならびに部材点数が増加するという問題が
あった。さらに、下面に順次高さの異なる桟63を形成
した高さの高い勾配床58を設置する分、バルコニー床
の高さが高くなり、その結果部分平屋51の天井高さが
低くなるという問題もあった。
【0004】この発明の目的は、水勾配を有した屋外床
における施工性の向上ならびに部品点数の削減が図れ、
かつ下階の天井高も高くすることができる屋外床取付構
造を提供することである。
における施工性の向上ならびに部品点数の削減が図れ、
かつ下階の天井高も高くすることができる屋外床取付構
造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の屋外床取付構
造は、建物本体側の上下階間に設けた梁と、下階外壁上
に設けた屋外側床支持金具との間に屋外床パネルを取付
けてなり、屋外側床支持金具の接合孔を梁側の接合孔よ
り下方に設け、屋外床パネルを屋外側に向かって下方傾
斜させたことを特徴とするものである。
造は、建物本体側の上下階間に設けた梁と、下階外壁上
に設けた屋外側床支持金具との間に屋外床パネルを取付
けてなり、屋外側床支持金具の接合孔を梁側の接合孔よ
り下方に設け、屋外床パネルを屋外側に向かって下方傾
斜させたことを特徴とするものである。
【0006】請求項1記載の屋外床取付構造によると、
屋外側床支持金具の接合孔を建物本体の梁側の接合孔よ
り下方に設けたことで、屋外床パネルをこれら接合孔に
接合するだけで、水勾配を有する勾配床の施工ができ
る。さらに、屋外床パネル上に嵩上げ施工する必要がな
いので、屋外床全体の厚みを薄くすることができる。請
求項2の屋外床取付構造は、請求項1において、屋外側
床支持金具の接合孔の上方には接合孔と対の支持孔が形
成され、梁側の接合孔は梁に設けた支持金物に形成され
ていることを特徴とするものである。
屋外側床支持金具の接合孔を建物本体の梁側の接合孔よ
り下方に設けたことで、屋外床パネルをこれら接合孔に
接合するだけで、水勾配を有する勾配床の施工ができ
る。さらに、屋外床パネル上に嵩上げ施工する必要がな
いので、屋外床全体の厚みを薄くすることができる。請
求項2の屋外床取付構造は、請求項1において、屋外側
床支持金具の接合孔の上方には接合孔と対の支持孔が形
成され、梁側の接合孔は梁に設けた支持金物に形成され
ていることを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の屋外床取付構造によると、
請求項1記載の作用に加え、屋外床パネルの屋外側は屋
外側床支持金具の接合孔と支持孔に、建物本体側は梁に
設けた支持金物の接合孔に接合され、屋外側床支持金具
ならびに支持金物の変形によって、下階外壁や梁に影響
を与えることなく、僅かな勾配をもった屋外床パネルの
施工を、容易かつ確実に行うことができる。
請求項1記載の作用に加え、屋外床パネルの屋外側は屋
外側床支持金具の接合孔と支持孔に、建物本体側は梁に
設けた支持金物の接合孔に接合され、屋外側床支持金具
ならびに支持金物の変形によって、下階外壁や梁に影響
を与えることなく、僅かな勾配をもった屋外床パネルの
施工を、容易かつ確実に行うことができる。
【0008】請求項3の屋外床取付構造は、請求項1ま
たは請求項2において、屋外側床支持金具に、上下反転
することにより異なる出寸法の屋外床パネルを同じ勾配
でもって支持可能なように、上下端からそれぞれ異なる
寸法において複数の接合孔を形成したことを特徴とする
ものである。請求項3記載の屋外床取付構造によると、
請求項1または請求項2記載の作用に加え、屋外側床支
持金具を反転することで、異なる出寸法の屋外床パネル
を同じ勾配でもって支持することができる。
たは請求項2において、屋外側床支持金具に、上下反転
することにより異なる出寸法の屋外床パネルを同じ勾配
でもって支持可能なように、上下端からそれぞれ異なる
寸法において複数の接合孔を形成したことを特徴とする
ものである。請求項3記載の屋外床取付構造によると、
請求項1または請求項2記載の作用に加え、屋外側床支
持金具を反転することで、異なる出寸法の屋外床パネル
を同じ勾配でもって支持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図18に基づいて説明する。まず、建物の全体構成
は、図2の建物の伏図に示すように、2階建ての建物本
体10に部分平屋を延設し、その上にバルコニー12を
設置したものである。Lはバルコニー12の屋外床パネ
ルの出寸法であり、例えば1Pまたは2P(1P=90
0mm)とする。また、図3は、バルコニー12の屋外
床パネルの出寸法L′を3Pまたは4Pとした建物の伏
図である。
いし図18に基づいて説明する。まず、建物の全体構成
は、図2の建物の伏図に示すように、2階建ての建物本
体10に部分平屋を延設し、その上にバルコニー12を
設置したものである。Lはバルコニー12の屋外床パネ
ルの出寸法であり、例えば1Pまたは2P(1P=90
0mm)とする。また、図3は、バルコニー12の屋外
床パネルの出寸法L′を3Pまたは4Pとした建物の伏
図である。
【0010】図1はバルコニー部分の断面図であり、図
2の1Pまたは2Pに相当するものである。図1におい
て、10は建物本体、11は建物の部分平屋、12は部
分平屋11上に設けたバルコニーである。また、13は
建物本体10の2階外壁パネル、14は2階出入口、1
5は建物本体10の1階と2階の間に設けた溝形の梁、
16は部分平屋11の1階外壁パネル、17は1階外壁
パネル16上に固設した屋外側床支持金具である。バル
コニー12の床は、梁15と屋外側床支持金具17の間
に架設した屋外床パネル18と、その上に設けた防水シ
ート19と、さらにその上に弾性接着剤を介して設けた
床材(押出し成形セメント板)20とで構成されてい
る。なお、21は腰壁パネル、22は笠木、23は手
摺、24は床パネル18と梁15とを接合する接合金物
である。
2の1Pまたは2Pに相当するものである。図1におい
て、10は建物本体、11は建物の部分平屋、12は部
分平屋11上に設けたバルコニーである。また、13は
建物本体10の2階外壁パネル、14は2階出入口、1
5は建物本体10の1階と2階の間に設けた溝形の梁、
16は部分平屋11の1階外壁パネル、17は1階外壁
パネル16上に固設した屋外側床支持金具である。バル
コニー12の床は、梁15と屋外側床支持金具17の間
に架設した屋外床パネル18と、その上に設けた防水シ
ート19と、さらにその上に弾性接着剤を介して設けた
床材(押出し成形セメント板)20とで構成されてい
る。なお、21は腰壁パネル、22は笠木、23は手
摺、24は床パネル18と梁15とを接合する接合金物
である。
【0011】なお、図4にバルコニー12の側部の断面
図を、図5に図2のV部分の平面図を示す。46はバル
コニー床梁、47は本体10の通し柱である。図6は、
図2のVI部分における梁15と床パネル18の接合状態
を示す断面図、図7はその正面図、図8はその平面図で
ある。梁15は外向き溝形鋼からなり、上フランジに2
階の外壁パネル13を載置してボルト・ナット26にて
固定すると共に、ウェブに建物本体10の2階の床パネ
ル25をボルト・ナット27にて固定してある。また、
支持金物24は、梁15内に溶接した一対の受片28に
固定すると共に、床パネル18を支持している。
図を、図5に図2のV部分の平面図を示す。46はバル
コニー床梁、47は本体10の通し柱である。図6は、
図2のVI部分における梁15と床パネル18の接合状態
を示す断面図、図7はその正面図、図8はその平面図で
ある。梁15は外向き溝形鋼からなり、上フランジに2
階の外壁パネル13を載置してボルト・ナット26にて
固定すると共に、ウェブに建物本体10の2階の床パネ
ル25をボルト・ナット27にて固定してある。また、
支持金物24は、梁15内に溶接した一対の受片28に
固定すると共に、床パネル18を支持している。
【0012】支持金物24は、図9ないし図11に示す
ように、床パネル18を支持固定するL形部材29と、
梁15の受片28に固定する一対の固定片30とを溶接
してなり、L形部材29の縦片29aには一対の接合孔
31ならびにナット32が溶接されており、各固定片3
0には上下に並んで一対のボルト挿通孔33ならびにナ
ット34が溶接されている。
ように、床パネル18を支持固定するL形部材29と、
梁15の受片28に固定する一対の固定片30とを溶接
してなり、L形部材29の縦片29aには一対の接合孔
31ならびにナット32が溶接されており、各固定片3
0には上下に並んで一対のボルト挿通孔33ならびにナ
ット34が溶接されている。
【0013】支持金物24は、図6ないし図8に示すよ
うに、固定片30を受片28にボルト・ナット35にて
固定すると共に、L形部材29の横片29bに床パネル
18を載置し、縦片29aにボルト36にて固定する。
図12は、図2のXII 部分における屋外側床支持金具1
7と床パネル18の接合状態を示す断面図、図13はそ
の正面図、図14はその平面図である。屋外側床支持金
具17は、外壁パネル16上にボルト・ナット39にて
固定され、かつ屋外側床支持金具17には床パネル18
がボルト・ナット40にて固定される。
うに、固定片30を受片28にボルト・ナット35にて
固定すると共に、L形部材29の横片29bに床パネル
18を載置し、縦片29aにボルト36にて固定する。
図12は、図2のXII 部分における屋外側床支持金具1
7と床パネル18の接合状態を示す断面図、図13はそ
の正面図、図14はその平面図である。屋外側床支持金
具17は、外壁パネル16上にボルト・ナット39にて
固定され、かつ屋外側床支持金具17には床パネル18
がボルト・ナット40にて固定される。
【0014】屋外側床支持金具17は、図16ないし図
18に示すように、コ字形金具37内に一対の縦片38
を溶接してなる。コ字形金具37には、左右一対の支持
孔41,44と接合孔42,43が形成されている。支
持孔41,44と接合孔42,43の形成高さは、図1
6に示すように、例えば金具の全高を285mmとする
と、支持孔41は上端より25mmの位置に、支持孔4
4は下端より35mmの位置に、また支持孔41と接合
孔42の間隔ならびに接合孔43と支持孔44の間隔は
共に85mmとする。さらに、コ字形金具37の上下フ
ランジにはボルト挿通孔45が形成されている。
18に示すように、コ字形金具37内に一対の縦片38
を溶接してなる。コ字形金具37には、左右一対の支持
孔41,44と接合孔42,43が形成されている。支
持孔41,44と接合孔42,43の形成高さは、図1
6に示すように、例えば金具の全高を285mmとする
と、支持孔41は上端より25mmの位置に、支持孔4
4は下端より35mmの位置に、また支持孔41と接合
孔42の間隔ならびに接合孔43と支持孔44の間隔は
共に85mmとする。さらに、コ字形金具37の上下フ
ランジにはボルト挿通孔45が形成されている。
【0015】屋外側床支持金具17は、図12に示すよ
うに、支持孔41を上側に配置してなる姿勢と、図15
に示すように、支持孔44を上側に配置してなる姿勢と
で、上下反転して固定可能である。すなわち、床パネル
18の出寸法が1Pの場合は、図12に示すように、支
持孔41を上側にして配置することで、接合孔42が支
持金物24の接合孔31より10mm低い位置になる。
また、床パネル18の出寸法が2Pの場合は、図15に
示すように、屋外側床支持金具17を反転させて支持孔
44を上側にして配置することで、接合孔43が支持金
物24の接合孔31より20mm低い位置になる。床パ
ネル18の両側に形成した接合孔31に対応するボルト
挿通孔(図示せず)と接合孔42(43)に対応するボ
ルト挿通孔(図示せず)が共に床パネル18の同じ高さ
に形成されていることから、床パネル18の両側を梁1
5の接合孔31と屋外側床支持金具17の接合孔42
(43),支持孔41(44)にボルト・ナットにて固
定することで、床パネル18の出寸法が1Pまたは2P
のいずれの場合においても1/90の水勾配となり、床
パネル18を屋外側に向かって下方傾斜させることがで
きる。
うに、支持孔41を上側に配置してなる姿勢と、図15
に示すように、支持孔44を上側に配置してなる姿勢と
で、上下反転して固定可能である。すなわち、床パネル
18の出寸法が1Pの場合は、図12に示すように、支
持孔41を上側にして配置することで、接合孔42が支
持金物24の接合孔31より10mm低い位置になる。
また、床パネル18の出寸法が2Pの場合は、図15に
示すように、屋外側床支持金具17を反転させて支持孔
44を上側にして配置することで、接合孔43が支持金
物24の接合孔31より20mm低い位置になる。床パ
ネル18の両側に形成した接合孔31に対応するボルト
挿通孔(図示せず)と接合孔42(43)に対応するボ
ルト挿通孔(図示せず)が共に床パネル18の同じ高さ
に形成されていることから、床パネル18の両側を梁1
5の接合孔31と屋外側床支持金具17の接合孔42
(43),支持孔41(44)にボルト・ナットにて固
定することで、床パネル18の出寸法が1Pまたは2P
のいずれの場合においても1/90の水勾配となり、床
パネル18を屋外側に向かって下方傾斜させることがで
きる。
【0016】このように構成された屋外床取付構造によ
ると、屋外側床支持金具17の接合孔42(43)を建
物本体10の梁15の支持金物24の接合孔31より下
方に設けたことで、床パネル18をこれら接合孔42
(43),31に接合するだけで、水勾配を有する勾配
床とすることができ、施工性の向上が図れる。しかも、
従来のように別途勾配床が不要となり、部材点数を削減
できる。
ると、屋外側床支持金具17の接合孔42(43)を建
物本体10の梁15の支持金物24の接合孔31より下
方に設けたことで、床パネル18をこれら接合孔42
(43),31に接合するだけで、水勾配を有する勾配
床とすることができ、施工性の向上が図れる。しかも、
従来のように別途勾配床が不要となり、部材点数を削減
できる。
【0017】また、床パネル18上に嵩上げ施工する必
要がないので屋外床全体の厚みを薄くすることができ、
下階の部分平屋11の天井高を高くすることができる。
また、床パネル18の屋外側は屋外側床支持金具17の
接合孔42(43)と支持孔41(44)に接合し、建
物本体10側は梁15に設けた支持金物24の接合孔3
1に接合することで、屋外側床支持金具17ならびに支
持金物24の変形によって、1階外壁パネル16や梁1
5に影響を与えることなく、僅かな勾配をもった床パネ
ル18の施工を、容易かつ確実に行うことができる。
要がないので屋外床全体の厚みを薄くすることができ、
下階の部分平屋11の天井高を高くすることができる。
また、床パネル18の屋外側は屋外側床支持金具17の
接合孔42(43)と支持孔41(44)に接合し、建
物本体10側は梁15に設けた支持金物24の接合孔3
1に接合することで、屋外側床支持金具17ならびに支
持金物24の変形によって、1階外壁パネル16や梁1
5に影響を与えることなく、僅かな勾配をもった床パネ
ル18の施工を、容易かつ確実に行うことができる。
【0018】さらに、屋外側床支持金具17を反転する
ことで、異なる出寸法の床パネル18を同じ勾配でもっ
て支持することができる。このように、屋外側床支持金
具17の共通化が図れ、部品点数の削減が図れる。な
お、図3に示すような、屋外床パネルの出寸法が3Pと
4Pの場合も同様にして、1種類の屋外側床支持金具を
反転させて使用し、屋外床パネルを同じ水勾配に配置す
ることができる。
ことで、異なる出寸法の床パネル18を同じ勾配でもっ
て支持することができる。このように、屋外側床支持金
具17の共通化が図れ、部品点数の削減が図れる。な
お、図3に示すような、屋外床パネルの出寸法が3Pと
4Pの場合も同様にして、1種類の屋外側床支持金具を
反転させて使用し、屋外床パネルを同じ水勾配に配置す
ることができる。
【0019】また、前記実施の形態では、屋外床パネル
が平屋上のバルコニー12の床パネル18に相当するも
のであったが、屋外に設けられた床パネル全般に適用す
ることができる。
が平屋上のバルコニー12の床パネル18に相当するも
のであったが、屋外に設けられた床パネル全般に適用す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の屋外床取付構造による
と、屋外側床支持金具の接合孔を建物本体の梁側の接合
孔より下方に設けたことで、屋外床パネルをこれら接合
孔に接合するだけで、水勾配を有する勾配床とすること
ができ、施工性の向上ならびに部材点数の削減が図れ
る。さらに、屋外床パネル上に嵩上げ施工する必要がな
いので屋外床全体の厚みを薄くすることができ、下階の
天井高を高くすることができる。
と、屋外側床支持金具の接合孔を建物本体の梁側の接合
孔より下方に設けたことで、屋外床パネルをこれら接合
孔に接合するだけで、水勾配を有する勾配床とすること
ができ、施工性の向上ならびに部材点数の削減が図れ
る。さらに、屋外床パネル上に嵩上げ施工する必要がな
いので屋外床全体の厚みを薄くすることができ、下階の
天井高を高くすることができる。
【0021】請求項2記載の屋外床取付構造によると、
請求項1記載の効果に加え、屋外床パネルの屋外側は屋
外側床支持金具の接合孔と支持孔で、建物本体側は梁に
設けた支持金物の接合孔で接合され、屋外側床支持金具
ならびに支持金物の変形によって、下階外壁や梁に影響
を与えることなく、僅かな勾配をもった屋外床パネルの
施工を、容易かつ確実に行うことができる。
請求項1記載の効果に加え、屋外床パネルの屋外側は屋
外側床支持金具の接合孔と支持孔で、建物本体側は梁に
設けた支持金物の接合孔で接合され、屋外側床支持金具
ならびに支持金物の変形によって、下階外壁や梁に影響
を与えることなく、僅かな勾配をもった屋外床パネルの
施工を、容易かつ確実に行うことができる。
【0022】請求項3記載の屋外床取付構造によると、
請求項1または請求項2記載の効果に加え、屋外側床支
持金具を反転することで、異なる出寸法の屋外床パネル
を同じ勾配でもって支持することができ、部品点数の削
減が図れる。
請求項1または請求項2記載の効果に加え、屋外側床支
持金具を反転することで、異なる出寸法の屋外床パネル
を同じ勾配でもって支持することができ、部品点数の削
減が図れる。
【図1】この発明の一実施の形態におけるバルコニーの
断面図である。
断面図である。
【図2】この発明の一実施の形態における建物の伏図で
ある。
ある。
【図3】この発明の一実施の形態における建物の他の例
の伏図である。
の伏図である。
【図4】この発明の一実施の形態におけるバルコニーの
側部の断面図である。
側部の断面図である。
【図5】この発明の一実施の形態におけるバルコニーの
平面図である。
平面図である。
【図6】この発明の一実施の形態における建物本体の梁
部分の施工状態の断面図である。
部分の施工状態の断面図である。
【図7】この発明の一実施の形態における建物本体の梁
部分の施工状態の正面図である。
部分の施工状態の正面図である。
【図8】この発明の一実施の形態における建物本体の梁
部分の施工状態の平面図である。
部分の施工状態の平面図である。
【図9】この発明の一実施の形態における支持金物の側
面図である。
面図である。
【図10】この発明の一実施の形態における支持金物の
平面図である。
平面図である。
【図11】この発明の一実施の形態における支持金物の
正面図である。
正面図である。
【図12】この発明の一実施の形態における屋外側床支
持金具の施工状態の断面図である。
持金具の施工状態の断面図である。
【図13】この発明の一実施の形態における屋外側床支
持金具の施工状態の正面図である。
持金具の施工状態の正面図である。
【図14】この発明の一実施の形態における屋外側床支
持金具の施工状態の平面図である。
持金具の施工状態の平面図である。
【図15】この発明の一実施の形態における屋外側床支
持金具の反転した施工状態の断面図である。
持金具の反転した施工状態の断面図である。
【図16】この発明の一実施の形態における屋外側床支
持金具の正面図である。
持金具の正面図である。
【図17】この発明の一実施の形態における屋外側床支
持金具の側面図である。
持金具の側面図である。
【図18】この発明の一実施の形態における屋外側床支
持金具の平面図である。
持金具の平面図である。
【図19】従来例におけるバルコニーの断面図である。
10 建物本体 11 部分平屋 12 バルコニー 15 梁 17 屋外側床支持金具 18 屋外床パネル 31,42,43 接合孔 41,44 支持孔
Claims (3)
- 【請求項1】 建物本体側の上下階間に設けた梁と、下
階外壁上に設けた屋外側床支持金具との間に屋外床パネ
ルを取付けてなる屋外床取付構造において、 前記屋外側床支持金具の接合孔を前記梁側の接合孔より
下方に設け、前記屋外床パネルを屋外側に向かって下方
傾斜させたことを特徴とする屋外床取付構造。 - 【請求項2】 屋外側床支持金具の接合孔の上方には前
記接合孔と対の支持孔が形成され、梁側の接合孔は梁に
設けた支持金物に形成されていることを特徴とする請求
項1記載の屋外床取付構造。 - 【請求項3】 屋外側床支持金具に、上下反転すること
により異なる出寸法の屋外床パネルを同じ勾配でもって
支持可能なように、上下端からそれぞれ異なる寸法にお
いて複数の接合孔を形成したことを特徴とする請求項1
または請求項2記載の屋外床取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4335697A JP2928186B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 屋外床取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4335697A JP2928186B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 屋外床取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10237942A JPH10237942A (ja) | 1998-09-08 |
JP2928186B2 true JP2928186B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12661582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4335697A Expired - Fee Related JP2928186B2 (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 屋外床取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2928186B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP4335697A patent/JP2928186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10237942A (ja) | 1998-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2928186B2 (ja) | 屋外床取付構造 | |
JP2003027587A (ja) | 住宅のピロティ壁 | |
JPH0612082Y2 (ja) | ベランダコーナー部における梁連結構造 | |
JPH0643299Y2 (ja) | 外壁パネルと小屋架構体と屋根パネルとの接合構造 | |
JP2001107502A (ja) | ユニット式建物の小屋裏構造 | |
JPS6217527Y2 (ja) | ||
JP2003232075A (ja) | 延長庇を有する家屋 | |
JP2958274B2 (ja) | 家屋付属部の構造 | |
JPH0248697B2 (ja) | ||
JP2614021B2 (ja) | 出入口部の屋根パネル支持構造 | |
JPH0326804Y2 (ja) | ||
JPH0637126Y2 (ja) | 廊下構造 | |
JPH0116820Y2 (ja) | ||
JPH0519449Y2 (ja) | ||
JP2892987B2 (ja) | バルコニーの構造 | |
JP2698555B2 (ja) | 壁パネル | |
JP2968724B2 (ja) | コーナ床パネル及びその取付構造 | |
JP2500901B2 (ja) | 家屋の構造体 | |
FI91906C (fi) | Kantava huone-elementtirakenne sekä elementtien yhdistysmenetelmä | |
JPH0913569A (ja) | ポーチの屋根取付構造 | |
JPH07189368A (ja) | ユニット式建物の界壁構造 | |
JPH089894B2 (ja) | 屋根構造 | |
JPH1181442A (ja) | 簡易住宅のベランダ取付構造 | |
JPH06248707A (ja) | 建物ユニットの骨組み構造 | |
JP2003027627A (ja) | 住宅のピロティ壁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990427 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |