JPH0632262Y2 - ローラ式レスト装置 - Google Patents

ローラ式レスト装置

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JPH0632262Y2
JPH0632262Y2 JP15267088U JP15267088U JPH0632262Y2 JP H0632262 Y2 JPH0632262 Y2 JP H0632262Y2 JP 15267088 U JP15267088 U JP 15267088U JP 15267088 U JP15267088 U JP 15267088U JP H0632262 Y2 JPH0632262 Y2 JP H0632262Y2
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JP
Japan
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rest
work
roller
fluid
cylinder
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Application number
JP15267088U
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English (en)
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JPH0274134U (ja
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渡辺  誠
博幸 生田
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Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、軸状ワークに対するローラ式レスト装置に関
するものである。
〈従来の技術〉 従来、クランクシャフトのジャーナル部に溝入れ加工を
行う場合にビビリが発生するため、このビビリ止めとし
てローラ式レスト装置が使用されている。このローラ式
レスト装置は、主軸台と心押台との間に回転可能に支持
されたクランクシャフト等の軸状ワークの軸線を挟んで
ワークの外径に接触する一対のレストローラを、ベース
上に固定した装置本体にワーク軸線と平行な軸線回りに
支持軸で回転可能に軸承した構造である。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記の従来装置では、一対のレストローラの対向間隔が
予め加工すべきワークの外径に対応して固定的に設置さ
れているために、ワークの外径が異なると対応できない
問題があった。
また、異なるワーク外径に対応させるためには、装置本
体を前後方向に移動調整して一対のレストローラの支持
軸間距離を変更する段取り替えの作業が必要であった。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたも
ので、その構成は、一対のレストローラをワーク軸線に
対してそれぞれ進退させるシリンダと、前記レストロー
ラとワークとの接触位置をなす前進端と前記ワークの搬
入出位置をなす前記レストローラの後退端を検出する進
退位置検出手段と、前記シリンダに流体を供給し前記レ
ストローラを前進させる流体供給装置と、この前進時に
前記進退位置検出手段により前記前進位置が検出される
と前記シリンダに前記流体よりも高圧の一定量の流体を
供給するブースタ装置と、前記接触後に前記レストロー
ラの進退を規制するレストローラ規制装置とを備えたも
のである。
〈作用〉 レストローラを進退させるそれぞれのシリンダに流体を
供給し、一対のレストローラを前進させてワークとレス
トローラを当接させ、この当接後、ブースタ装置により
ワークとレストローラとの間に一定の押圧力を発生さ
せ、ワークが旋削時にたわまないようにし、レストロー
ラ規制装置によりレストローラの進退を規制し、切削抵
抗によるレストローラの後退を防止する。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、Wは主軸台30及び図略の
心押台間に回転可能に支持された軸状のワークである。
1はベースであり、このベース1上に前記ワークWの軸
線を挟んで一対の一組とする装置本体2a,2bが固定
されている。
この装置本体2a,2bにはロッド8,11,16が摺
動可能に支持され、このロッド8,16の一方にはそれ
ぞれレストローラ支持台3a,3bが取付けられてい
る。また、レストローラ支持台3aはロッド11により
摺動可能かつ回わり止めするように支持されている。
このレストローラ支持台3a,3bにはレストローラ4
a,4bの支持軸5a,5bがワークWの軸線と平行な
軸線回りで回動可能に軸承されている。
前記レストローラ支持台3aは、操作ロッド6により、
ブラケット7,ロッド8を介して進退可能に連結されて
いる。また前記レストローラ支持台3bも同様に、操作
ロッド9により、ブラケット10,ロッド11を介して
進退可能に連結されている。
12,13は前記操作ロッド6,9の進退を作動するシ
リンダで、このシリンダ内にはピストン14,15が摺
動可能に嵌挿され、このピストン14,15には前記操
作ロッド6,9がそれぞれ連結されている。
16は、前記レストローラ支持台3bがワーク中心軸線
方向に進退できるようにする案内ロッドである。
20a,20bは、レストローラ支持台3a,3bの進
退を規制する規制装置で、シリンダ21,22内にはロ
ッド8,16の移動を規制するためのクランプ用ピスト
ン23,24がロッド8,16の進退方向に直交する方
向に摺動可能に嵌挿されている。また、このクランプ用
ピストン23,24の先端には係合部25,26が形成
され、ロッド8,16に形成された係合部27,28と
噛合可能に構成されている。
40,41は操作ロッド6,9に取付けられたドグ5
2,53を検出してレストローラ4a,4bの後退端を
検出する非接触の近接センサで、また、42,43は操
作ロッド6,9に取付けられたドグ50,51を検出し
てレストローラ4a,4bとワークWが接触した位置
(第1図の状態)を検出する近接センサである。なお、
前記ドグ50〜53の位置は加工前にレストローラ4
a,4bとワークWが接触する位置に予め調整されてい
る。
第3図は前記シリンダ12,13、前記シリンダ21,
22に油圧を供給するための油圧回路を簡略化した図
(なお、この図はレストローラ支持台3a,3bが後退
端にある状態を示す)である。
70,71は、シリンダ12,13のポンプPから供給
される油圧よりも高い圧力の一定量の流体を供給するた
めに設けられたブースタシリンダで、このブースタシリ
ンダ70,71のロッド72,73にはシリンダ12,
13に一定量の油圧が供給されたかどうかを検出するた
めに使用するドグ80〜83が取付けられている。
84〜87はシリンダ12,13に一定量の油圧が供給
されたことを検出する近接センサである。
60,61,63はサーボ弁で、サーボ弁60はポンプ
Pからの油圧をシリンダ12,13に供給しシリンダ1
2,13を作動させるための弁、サーボ弁61はポンプ
Pから供給される油圧によりブースタシリンダ70,7
1を作動させ、増圧された一定量の流体をシリンダ1
2,13に供給してシリンダ12,13を一定量作動さ
せるための弁で、サーボ弁63はポンプPから供給され
る油圧をシリンダ21,22に供給しクランプシリンダ
23,24を作動させるための弁である。
次に上記構成の動作について、第1図の断面側面図、第
3図に示す油圧回路に基づいて説明する。
ワークWを主軸台30と図略の心押台間に搬入する前に
ワークWとレストローラ4a,4bが緩衝しないように
するために、まず作業者により図略のレストローラ後退
ボタンを押す。すると、サーボ弁60がaの位置に位置
決めされ、シリンダ12,13の作動により、レストロ
ーラ支持台4a,4bをワークから遠ざかる方向に後退
させる。
この時の後退位置は後退位置確認用の近接スイッチ4
0,41により検出され、この操作ロッド6,9の後退
により、レストローラ4a,4bは第1図のAに示す位
置に後退され、レストローラ4a,4b間は大きく開口
する。
次にこの状態で、ワークWが主軸台30と図略の心押台
間に搬入された後に、作業者により図略のレストローラ
前進ボタンが押されると、サーボ弁60がbの位置に位
置決めされ、シリンダ12,13の作動により、レスト
ローラ4a,4bをワークWbに近づく方向に移動さ
せ、レストローラ4a,4bの先端の位置が第1図のB
に示す前進端に達すると、近接センサ42,43により
レストローラ4a,4bとワークWとの接触を検出す
る。
この接触が検出されると、サーボ61がcの位置に位置
決めされ、ブースタシリンダ70,71により増圧され
た一定量の流体がシリンダ12,13に供給され、レス
トローラ4a,4bが更に前進し、ワークWを所定量持
ち上げる。
次にブースタシリンダ70,71から一定量の流体がシ
リンダ12,13に供給されたことが近接スイッチ8
4,85により検出されると、サーボ弁63がgの位置
に位置決めされ、ピストン23,24の係合部25,2
6とロッド8,16の係合部27,28が噛合するよう
にクランプ用ピストン23,24が前進し、ロッド8,
16の進退が規制され、レストローラ4a,4bの位置
が固定される。
このように、レストローラ4a,4bがワークWと接触
した後に、レストローラ4a,4bを移動させたときの
油圧よりも高い一定量の流体をブースタシリンダ70,
71よりシリンダ12,13に供給することにより、ワ
ークWの径には無関係にワークWを所定量持ち上げるこ
とができる。
〈考案の効果〉 一対のレストローラを前記ワーク軸線に対して進退可能
にするシリンダをそれぞれ設け、レストローラ前進時に
は流体供給装置により前記シリンダに流体を供給し、前
記レストローラが前進端に達しワークとレストローラが
接触した後には前記一対のシリンダに前記流体よりも高
圧の一定量の流体をブースタ装置により供給し、レスト
ローラ規制装置により前記レストローラの進退を規制す
るようにしたので、ワークの径に拘らずレストローラと
ワークの接触後にワークを所定量持ち上げることがで
き、ワークの径に拘らずワークをレストローラにより支
持できるので、研削によるワークの撓みを確実に防止で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のローラ式レスト装置の断面側面図、第
2図は第1図の断面平面図、第3図はローラ式レスト装
置を駆動するための油圧回路である。 1……ベース、2a,2b……ローラレスト支持台、4
a,4b……レストローラ、6,9……操作シリンダ、
8,11,16……ロッド、12,13,21,22…
…シリンダ、14,15……ピストン、23,24……
クランプシリンダ、25〜28……係合部、40〜43
……近接スイッチ、50〜53……ドグ、60〜63…
…サーボ弁、70,71……ブースタシリンダ、P……
ポンプ、W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸台と心押台との間に回転可能に支持さ
    れた軸状ワークの軸線を挟んでワークの外径に接触する
    一対のレストローラを、ベース上に固定した装置本体に
    ワーク軸線と平行な軸線回りに支持軸で回転可能に軸承
    したレスト装置において、前記一対のレストローラを前
    記ワーク軸線に対してそれぞれ進退させるシリンダと、
    前記レストローラとワークとの接触位置をなす前進端と
    前記ワークの搬入出位置をなす前記レストローラの後退
    端を検出する進退位置検出手段と、前記シリンダに流体
    を供給し前記レストローラを前進させる流体供給装置
    と、この前進時に前記進退位置検出手段により前記前進
    位置が検出されると前記シリンダに前記流体よりも高圧
    の一定量の流体を供給するブースタ装置と、前記接触後
    に前記レストローラの進退を規制するレストローラ規制
    装置とを備えたことを特徴とするローラ式レスト装置。
JP15267088U 1988-11-24 1988-11-24 ローラ式レスト装置 Expired - Lifetime JPH0632262Y2 (ja)

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JP15267088U JPH0632262Y2 (ja) 1988-11-24 1988-11-24 ローラ式レスト装置

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JP15267088U JPH0632262Y2 (ja) 1988-11-24 1988-11-24 ローラ式レスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0274134U JPH0274134U (ja) 1990-06-06
JPH0632262Y2 true JPH0632262Y2 (ja) 1994-08-24

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JP (1) JPH0632262Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9162718B2 (en) 2010-12-14 2015-10-20 Camso Inc. Endless track for traction of a vehicle
US9334001B2 (en) 2010-12-14 2016-05-10 Camso Inc. Drive sprocket, drive lug configuration and track drive arrangement for an endless track vehicle
US9511805B2 (en) 2009-12-11 2016-12-06 Camso Inc. Endless track for propelling a vehicle, with edge-cutting resistance

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9511805B2 (en) 2009-12-11 2016-12-06 Camso Inc. Endless track for propelling a vehicle, with edge-cutting resistance
US9162718B2 (en) 2010-12-14 2015-10-20 Camso Inc. Endless track for traction of a vehicle
US9334001B2 (en) 2010-12-14 2016-05-10 Camso Inc. Drive sprocket, drive lug configuration and track drive arrangement for an endless track vehicle

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JPH0274134U (ja) 1990-06-06

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