JPS625740B2 - - Google Patents

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JPS625740B2
JPS625740B2 JP58007404A JP740483A JPS625740B2 JP S625740 B2 JPS625740 B2 JP S625740B2 JP 58007404 A JP58007404 A JP 58007404A JP 740483 A JP740483 A JP 740483A JP S625740 B2 JPS625740 B2 JP S625740B2
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JP
Japan
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hydraulic oil
hydraulic
oil pipe
main body
pressure
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Expired
Application number
JP58007404A
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JPS59134630A (ja
Inventor
Shinichi Sato
Yoshiaki Saijo
Akihiko No
Ichiro Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP740483A priority Critical patent/JPS59134630A/ja
Publication of JPS59134630A publication Critical patent/JPS59134630A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えばマシニングセンタ用の治具プ
レートに関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 近時、FMS(lexible anufacturing
ystem)が普及しつつある。このFMSの一例とし
て、複数個の自動工作機械を一列に配置し、これ
らの工作機械を各種搬送装置により連結し、これ
ら工作機械及び搬送装置を集中管理する方式が採
用されている。この方式においては、搬送装置へ
の加工物の供給は、工作機械に取付可能な治具プ
レート上の所定位置に加工物をクランプし搬送装
置に送り込むことにより行われている。ところ
で、従来、治具プレート上へ加工物をクランプし
た状態で他の場所へ移動させ作業を行う方法とし
ては、機械的クランプ法、油圧クランプ法等があ
る。このうち機械的クランプ法は、クランプ装置
を載置板にねじで固定するようになつていて、ク
ランプ装置の移載は人手を介して行つている。ま
た、クランプの自動化が困難であるため、FMS
には適合しない。他方、油圧クランプ法は、クラ
ンプ装置の配管等が加工物と干渉する欠点を有し
ている。また、クランプ機能が何らかの原因で低
下した際に異常検出する安全機能をもつていない
ので、安全性及び信頼性の点でFMSに適合しな
いものとなつていた。 〔発明の目的〕 本発明は、上記事情を参酌してなされたもの
で、FMSに適合した治具プレートを提供するこ
とを目的とする。 〔発明の概要〕 治具プレートの本体部分にシリンダ部とこのシ
リンダ部に嵌合され油圧駆動されるピストン部と
を主要構成要素とし外部油圧源との接離が自在な
加圧機構を内蔵させるとともに、上記ピストン部
に着脱自在かつ加工物の寸法・形状に応じて準備
されたクランプ機構を取着し、さらにこのクラン
プ機構による加工物のクランプ状態の良否を示す
クランプ力検出機構を付設することにより、
FMSに適合するフレキシビリテイを付与したも
のである。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の治具プレートを図面を参照し
て、実施例に基づいて詳述する。 第1図は、本実施例の治具プレート1の外観を
示している。この治具プレート1は、主面2a,
2bが長方形をなす金属製板体である本体3と、
この本体3に着脱自在に設けられ本体3の主面2
aに載置された加工物4をクランプするクランプ
機構5と、このクランプ機構5にクランプ力を付
与する加圧機構5a(第2図参照)と、本体3に
埋設されクランプ機構5のクランプ力を検出する
クランプ力検出機構6とから構成されている。第
2図は、クランプ機構5及び加圧機構5aの拡大
断面図である。図において、本体3の主面2aに
は中空円柱状の昇降軸支持体7が固設されてい
る。この昇降軸支持体7の両端部7a,7bに
は、円柱状の昇降軸8が、昇降軸支持体7と同軸
かつ軸方向及び円周方向に摺動自在に支持されて
いる。また、昇降軸8の上端部には、加工物に直
接に接触して押圧する押圧腕9が取付けられてい
る。この押圧腕9と昇降軸支持体7との間には圧
縮ばね10が介挿されている。さらに、昇降軸8
の下端部には、第3図に示すように、係止杆11
が取付けられている。また、この係止杆11を囲
繞するように、上端部が開口した筐体12が装着
されている。この筐体12の内壁と係止杆11の
両端部により形成されている空隙部分には、球体
13,13が弾性体14,14により転動自在に
支持されている。また、係止杆11と昇降軸支持
体7との間には、円環状の鍔部15が設けられて
いる。しかして、昇降軸支持体7の端部7b内側
には、昇降軸8をはさんだ左右対称位置に支持柱
16a,16bが立設されている。これら各支持
柱16a,16bの上端部には、それぞれ案内ピ
ン17a,17bが支持されている。これら各案
内ピン17a,17bの先端部はそれぞれ、昇降
軸8の外周面に刻設された2本の案内溝18a,
18bに嵌入している。これら案内溝18a,1
8bは、昇降軸8が、軸方向に移動するととも
に、90度回転するように、昇降軸8の軸線に対し
て傾斜して設けられている。一方、本体3の主面
2b側には、昇降軸8と同軸に加圧機構5aの一
部をなすシリンダ部19が埋設されている。この
シリンダ部19の上方部分には、昇降軸8と同軸
の円孔20が形成されている。また、シリンダ部
19は、上部が開口した有底円筒状のものであつ
て、上端部側からピストン部21が液密かつ軸方
向に摺動自在に嵌合されている。このピストン部
21の下端部には鍔22が形成されている。一
方、ピストン部21の鍔22以外の部分は、シリ
ンダ部19の上端部に嵌着された円環状のブツシ
ユ23に嵌合している。また、鍔22とシリンダ
部19の底部との間には、圧縮ばね24が介挿さ
れている。そうして、鍔22とブツシユ23との
間には、本体3中に設けられた作動油管路25よ
り供給される作動油26が充填される円環状の空
間が形成されるようになつている。したがつて、
ピストン部21は、その軸方向下方すなわち第2
図矢印27a方向に押し下げられ、圧縮ばね24
による矢印27b方向の付勢力と均衡するように
なつている。さらに、ピストン部21の上端部に
は係止溝28が設けられている。この係止溝28
は、第3図に示すように、中央部の円孔29と、
この円孔29とともにT字状の溝を形成する互に
点対称位置に配設された2個の扇状の溝部30
a,30bと、これら溝部30a,30bに連通
する切欠31a,31bとからなつている。しか
して、これら切欠部31a,31bを通つて前記
昇降軸8の係止杆11を溝部30a,30bに挿
入することができ、さらに昇降軸8をほぼ90度回
動することによりピストン部21と昇降軸8とを
連結することができるようになつている。一方、
作動油管路25は、他のクランプ機構5,5の作
動油管路25,25とともに本体3中に設けられ
た切換弁32に接続されている(第4図参照)。
この切換弁32は、2ポート2位置切換弁であつ
て、逆止弁32aが内蔵され、かつ、パイロツト
圧力として空気圧を用いて弁要素を操作し作動油
26の流れ方向を制御するようにしている。すな
わち、作動空気は、空気源である圧縮機33から
第1図の本体3の側面に突設されている空気圧用
カプラ34に導入され管路35を経て切換弁32
に案内されるようになつている。また、本体3の
側面には、油圧用カプラ36も並設されている。
そうして、油圧用カプラ36に油圧源である油圧
ポンプ37から供給された作動油26は、作動油
管路38を経て切換弁32に供給される。かく
て、シリンダ部19、ピストン部21、圧縮ばね
24、切換弁32、作動油管路25,38、油圧
用カプラ36、空気圧用カプラ34、管路35
は、加圧機構5aを構成している。第5図は、ク
ランプ力検出機構6の断面図である。このクラン
プ力検出機構6は、本体3の下端部に埋設されか
つ下端部が開口する有底円筒状のシリンダ部39
を有している。このシリンダ部39には、ピスト
ン部40が軸方向に摺動自在かつ液密に嵌合され
ている。上記シリンダ部39の下方には、本体3
の側面に開口する陥凹部41が形成されている。
そうして、この陥凹部41には、ピストン部40
の下端部に一体的に連結された連結部42が格納
されている。この連結部42と陥凹部41の底部
には、圧縮ばね43が介挿されている。しかし
て、シリンダ部39の上端部には作動油管路25
が接続され、この作動油管路25を経由してシリ
ンダ部39に供給された作動油26によりピスト
ン部40を下方に押し下げるようになつている。
そして、このピストン部40は、圧縮ばね43に
よる付勢力と油圧とが均衡する位置で静止するよ
うになつている。上記連結部42には、本体3側
面より突出する突片44が突設され、上記ピスト
ン部40と圧縮ばね43との均衡位置すなわちク
ランプ力の大きさを示すように設定されている。
なお、本体3の主面2b側には、位置決め用の盲
孔45………が穿設されている。 つぎに、本実施例の治具プレート1の作動につ
いて述べる。 まず、治具プレート1を、図示せぬ搬送ロボツ
トにより図示せぬセツテイングテーブル上に載置
されている特定の数値制御(NC)工作機械に適
合するNCプレート46上に載置し一体的に連結
させる。すなわち、このNCプレート46には電
磁チヤツクが埋設されこの電磁チヤツクに給電す
ることにより治具プレート1を吸着・保持させ
る。この治具プレート1の位置決めは、NCプレ
ート46上面に突設された位置決めピン47……
…を前記盲孔45………に嵌入させることにより
行う。かくて、NCプレート46と治具プレート
1とが一体化すると、再び前記搬送ロボツトによ
り加工物4を治具プレート1の所定位置に位置決
め・載置する。さらに、同様にして、加工物4の
寸法に適合したクランプ機構5を図示せぬ格納場
所から治具プレート1上にまで搬送する。つぎ
に、これらを矢印27a方向に下降させ昇降軸8
下端部の係止杆11を係止溝28の切欠31a,
31bに挿入する。しかして、昇降軸8側を第3
図矢印48方向に回動させることにより、昇降軸
8とピストン部21とは連結する。このとき、圧
縮ばね10の付勢力により、昇降軸支持体7は、
主面2aに押圧・固定されるとともに、係止杆1
1の両端部に配設されている球体13,13は、
係止溝28の内面に接触する。またこのとき、押
圧腕9の長手方向は、第2図紙面垂直方向位置に
あるように設定されている。つぎに、油圧ポンプ
37に接続された給油ヘツドが自動的に油圧用カ
プラ36に嵌合・装着される。同時に、圧縮ポン
プ33に接続された給気ヘツドが自動的に空気圧
用カプラ34に嵌合・装着される。ついで、この
空気圧用カプラ34を介して切換弁32に空気を
供給しパイロツト圧力を導入する。すると、切換
弁32の弁位置が切換わり、作動油管路38と作
動油管路25とが連通し、油圧が、ピストン部2
1にかかり、矢印27a方向に下降する(このと
き、逆止弁32aにより作動油26の油圧源37
側への逆流は阻止される。)。これにともない、ピ
ストン部21の係止溝28に係合している係止杆
11により、昇降軸8も矢印27a方向に下降す
る。かくて、昇降軸8は下降にともない、案内ピ
ン17a,17bにより案内溝18a,18bに
沿つて案内され、90度回動する。すなわち、昇降
軸8は、90度だけ螺旋運動し、押圧腕9は、加工
物4の上面に当接する。このとき、係止杆11と
ピストン部21の上端部は密接しているが、密接
部分に球体13,13が介在しているので、昇降
軸8の回動は円滑に行われる。しかして、昇降軸
8は90度回動したのちも作動油26による油圧と
圧縮ばね24の付勢力とが均衡するまで下降し、
これにともない加工物4は、さらに大きなクラン
プ力でクランプされる。かくて、加工物4のクラ
ンプが完了すると、切換弁32への空気圧用カプ
ラ34からの空気の供給を停止する。すると、作
動油管路25と作動油管路38との連通が閉止さ
れ、作動油管路25側にては、一定の油圧レベル
に保持される。つぎに、前記給油ヘツド及び前記
給気ヘツドを治具プレート1より離脱させる。か
くて、クランプ機構5により加工物4をクランプ
した状態のNCプレート46と一体になつた治具
プレート1を、例えば無人車にてマシニングセン
タなどのNC工作機械49のNCテーブル50に載
置・固定し、所定の機械加工を行う。ところで、
このNCテーブル50の側部からは、L字状の支
持体51が突設されている。そうして、この支持
体51の内側には、リミツトスイツチ52がクラ
ンプ力検出機構と対向するように取着されてい
る。もし、作動油管路25内の油圧が不十分な場
合、つまり加工物4のクランプ力が不足している
場合は、圧縮ばね43の付勢力の方が油圧より大
きくなるので、クランプ力が正常なときの突片4
4の静止位置より上方で突片44が静止する。そ
こで、クランプ力の許容限位置にリミツトスイツ
チ52を設置しておけば突片44がリミツトスイ
ツチ52に接触し、クランプ力が不足であるとい
う異常検出信号をリミツトスイツチ52から得る
ことができる。したがつて、治具プレート1の加
工物4のクランプ力が加工前又は加工中に何らか
の原因で低下しても、クランプ力検出機構6の突
片44のリミツトスイツチ52への接触によりク
ランプ力の異常低下を自動的に検出できるので、
作業がすこぶる安全なものとなる。しかして、加
工物4の加工が完了すると、NCテーブル50か
らNCプレート46と一体になつた治具プレート
1を再びセツテイングテーブル上に戻す。そうし
て、前記給油ヘツド及び給気ヘツドを、それぞれ
油圧用カプラ36及び空気圧用カプラ34に装着
し、空気圧用カプラ34から切換弁32に空気を
供給してパイロツト圧力を導入する。これによ
り、作動油管38と作動油管路25とを連通さ
せ、作動油管路25内の油圧を減少させる。する
と、ピストン部21は、圧縮ばね24による付勢
力により矢印27b方向に上昇し原位置に復帰す
る。一方、昇降軸8は、圧縮ばね10の付勢力に
よりピストン部21に追従して上昇する。つぎ
に、搬送ロボツトにより昇降軸8側を矢印48と
反対方向に回動したのち矢印27b方向に上昇さ
せ、クランプ機構5を本体3より離脱させ元の格
納場所に戻す。さらに、アンクランプ状態にある
加工物4を搬送ロボツトにより格納倉庫に格納す
る。そうして、再び治具プレート1上に加工前の
新たな加工物4を載置するとともに、この加工物
の寸法に適合したクランプ機構5を装着し、上述
したと同様の手順でNC加工を行う。なお、上述
の説明においては、治具プレート1上に加工物4
とクランプ機構5とをそれぞれ1個ずつ載置する
場合を例示しているが、これに限定することな
く、複数個の加工物4………を各別に対応したク
ランプ機構5………によりクランプするようにし
てもよい。以上のように、本実施例の治具プレー
ト1は、加工物4の寸法・形状に応じた任意数の
クランプ機構5を本体3に着脱自在に装着するよ
うにし、かつクランプ機構5へのクランプ力の付
与を、本体3内部に設けられ外部の油圧源からは
切り離し自在な加圧機構5aにより行うようにし
たものである。したがつて、クランプ力を保持し
た状態で、治具プレート1及び加工物4を搬送、
加工、収納することが可能となり、特に前記
FMSにおける段取・ローデイングステーシヨ
ン、格納倉庫における自動化が容易になる。さら
に、クランプ力検出機構を設置しているので、加
工前あるには加工中にクランプ力の低下が発生し
た場合、加工を中断、調査、再クランプすること
が可能となり、工作機械の稼動率(事故によるダ
ウンタイムの減少)、歩留及び安全性が向上する
とともに、工具等のランニングコストの低減にも
寄与する。さらに、本実施例の治具プレート1
は、本体内部にシリンダ部19とピストン部21
との組合せからなる油圧駆動の加圧機構5aを設
け、上記ピストン部21にクランプされる加工物
に応じたクランプ機構5を係合するようにしてい
るので、専用の治具プレートが不要になる。ま
た、上記シリンダ部19を1個の治具プレート1
に複数個設置すれば、複数個の加工物4………の
同時クランプも容易に行うことができる。さら
に、加圧機構5aは、本体3中に内蔵される構成
となつているので、治具プレート1上面において
他の物体との干渉がなくなり、自動化を助長す
る。 なお、上記実施例においては、油圧の調整は、
油圧用カプラ36を介して油圧ポンプ37より作
動油26を直接に作動油管路38に供給すること
により行つているがこの方式に限定されるもので
はない。たとえば、第6図に示すように、治具プ
レート1の側面に作動油管路38に接続された受
圧シリンダ部55を埋設し、この受圧シリンダ部
55に受圧ピストン部56を摺動自在かつ液密に
嵌合させる。そうして、受圧ピストン部56に受
圧軸57を同軸に連結させ、この受圧軸57の先
端部を治具プレート1の側面から突設させる。こ
の受圧軸57は、加工物のクランプ時において、
油圧モータ35に接合されたシリンダ部58に摺
動自在かつ液密に嵌合されたピストン部59に同
軸に連結された押圧軸60に同軸的に対向配置さ
れる。一方、治具プレート1の側面にはジヤツク
61が埋設され、このジヤツク61に外部のプラ
グ62が挿入され、このプラグ62を介して切換
弁32′の電磁コイルに給電が行われる。する
と、作動油管路25及び作動油管路38が連通す
る。つぎに、油圧モータ35を起動し、押圧軸6
0により受圧軸57を押圧すると、作動油管路2
5に所要の油圧が伝達され、加工物をクランプす
ることができる。この状態でプラグ62からの給
電を停止すれば、油圧は保持され、加工物のクラ
ンプを継続することができる。加工物のクランプ
を解除する場合は、再びプラグ62から切換弁3
2′の電磁コイル63に給電すればよい。かく
て、第6図に示すような加圧機構を用いた場合、
油のリークがほとんどないので、クランプ力を確
実に長期間維持させることができる利点を有す
る。この場合、流路の切換は電磁操作弁により行
つているが、第4図に示すように、空気圧によつ
てもよい。逆に、第2図における切換弁32の操
作を電磁操作により行つてもよい。さらに、上記
実施例において、クランプ力の検出は、突片44
のリミツトスイツチへの接触により行つている
が、突片44の先端に磁性体を取付け、突片44
の位置を磁気センサにより非接触的に検出するよ
うにしてもよい。同様に光電スイツチを利用し
て、突片44位置を非接触的に検出してもよい。
さらにまた、クランプ力の検出は、上記実施例に
おいては、NCテーブル上において行つている
が、前記セツテイングテーブル上において行つて
もよい。この場合、2個の位置検出器をアンロー
デイング位置に対応する上限位置に、ローデイン
グ位置に対応する下限位置に設置しておけば、ロ
ーデイング完了及びアンローデイング完了を自動
的に検知することができる。さらに、本発明の治
具プレートは、上記実施例のようにマシニングセ
ンタ用の治具のみならず、専用加工機(例えば、
パレツト搬送タイプ)の治具にも適用することが
できる。さらにまた、切換弁32,32′の代り
に、油圧又は空気圧により流れを阻止したり解放
したりすることのできる方向制御弁の一種である
いわゆるパイロツト操作逆止め弁を用いてもよ
い。 〔発明の効果〕 以上のように、本発明の治具プレートは、油圧
駆動される加圧機構に加工物の寸法・形状に応じ
たクランプ機構を着脱自在に取着する構成とした
ので、すこぶる汎用性が高く、多種中少量生産に
適合している。また、加圧機構は、油圧源に対し
て容易に接続・分離可能となり、かつクランプ力
を一定に維持できる構造としたので、FMSなど
のような一貫した生産システムの実現を容易化す
る。また、クランプ力検出機構を有していること
により、クランプ異常を迅速に自動検出すること
が可能となるので、生産合理化と作業の安全に寄
与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の治具プレートの全
体構成を示す図、第2図は第1図の治具プレート
のクランプ機構及び加圧機構の要部拡大断面図、
第3図は第2図におけるA−A′線に沿う矢視断
面図、第4図は第1図の治具プレートの加圧機構
の油圧回路系統図、第5図は同じくクランプ力検
出機構の要部断面図、第6図は本発明の他の実施
例における加圧機構の油圧回路系統図である。 1:治具プレート、3:本体、4:加工物、
5:クランプ機構、5a:加圧機構、6:クラン
プ力検出機構、8:昇降軸、9:押圧腕、19:
シリンダ部、21:ピストン部、25,38:作
動油管路、26:作動油、36:油圧用カプラ、
37:油圧ポンプ、39:シリンダ部、40:ピ
ストン部、43:圧縮ばね(弾性体)、44:突
片(油圧検出子)、55:受圧シリンダ部、5
6:受圧ピストン部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記構成を具備することを特徴とする治具プ
    レート。 (イ) 加工物を載置する載置面が形成され且つ独立
    して搬送自在に設けられた板状の本体。 (ロ) 上記本体に埋設されたシリンダ部と、このシ
    リンダ部により上記載置面にほぼ直交する方向
    に進退自在に保持されたピストン部と、上記本
    体中に配設され上記シリンダ部に作動油を供給
    して上記ピストン部を駆動する作動油管路と、
    この作動油管路に接続され上記作動油管路内に
    発生している作動油圧を保持する制御弁とを有
    する加圧機構。 (ハ) 下端部が上記ピストン部に着脱自在且つ追動
    自在に連結され且つ軸線方向が上記載置面に直
    交する昇降軸と、この昇降軸の上端部に取付け
    られた押圧腕とを有し、上記昇降軸の昇降とと
    もに上記押圧腕を円筒カム機構により正逆方向
    に旋回させて上記載置面に載置された加工物の
    クランプ及びこのクランプの解除を行うクラン
    プ機構。 (ニ) 上記作動油管路に接続され且つ上記シリンダ
    部に供給される作動油の圧力を表示する油圧検
    出子を有するクランプ力検出機構。 (ホ) 上記本体に埋設され且つ上記作動油管路に接
    続された受圧シリンダ部と、この受圧シリンダ
    部に軸方向に進退自在に嵌入された受圧ピスト
    ン部と、この受圧ピストン部に同軸に連結され
    且つ先端部が上記本体から露出する受圧軸とを
    有し、上記受圧軸を外力により押圧することに
    より上記作動油管路内に上記作動油圧を発生さ
    せる作動油圧発生機構。
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