JPH0632039U - 熱印字装置 - Google Patents
熱印字装置Info
- Publication number
- JPH0632039U JPH0632039U JP068977U JP6897792U JPH0632039U JP H0632039 U JPH0632039 U JP H0632039U JP 068977 U JP068977 U JP 068977U JP 6897792 U JP6897792 U JP 6897792U JP H0632039 U JPH0632039 U JP H0632039U
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- JP
- Japan
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- heating
- printing
- roller
- issuing
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱印字部の上流側にカードに加熱を行う予
熱手段を設けることにより、加熱印字ヘッドの熱エネル
ギーの低減を計ることと、加熱印字のスピードアップ化
を計るとともに、カードに鮮明に印字することを目的と
している。 【構成】 カードを発行するカード発行口6と、発行口
6からの発行カードに加熱印字する加熱印字部3とを有
する熱印字装置において、加熱印字部3の上流側に予熱
手段15,18を設けたことを特徴とする熱印字装置。
熱手段を設けることにより、加熱印字ヘッドの熱エネル
ギーの低減を計ることと、加熱印字のスピードアップ化
を計るとともに、カードに鮮明に印字することを目的と
している。 【構成】 カードを発行するカード発行口6と、発行口
6からの発行カードに加熱印字する加熱印字部3とを有
する熱印字装置において、加熱印字部3の上流側に予熱
手段15,18を設けたことを特徴とする熱印字装置。
Description
【0001】
本考案は、カードに熱的に印字を行う熱印字装置に関するものである。
【0002】
例えば、パチンコ遊技場では、景品交換の省力化を図るために磁気カードを利 用することが考えられている。その内容としては、遊技者が獲得した賞球を計算 機に投入すると、賞球数に応じた持ち点その他の必要データを磁気記録すると共 に、熱印字して可視表示した磁気カードを発行するようにし、遊技者がこの磁気 カードを景品交換機に挿入して希望の商品を指定すると、持ち点に応じた数量の 景品が放出されるというものである。景品交換に供したカードはカード記録消去 装置で、記録データを消去し、且つ印字部を消字して、賞球計算機に装填するよ うにしている。このようなカードの一つの方式として、カードの表面または裏面 の適宜の位置に磁性材を有する磁気記録部を形成して磁気カードとするとともに 、適宜の色に着色した背景部とこの背景部の上に貼付られた特殊フィルムとから なる印字部を設けたものが考えられている。この特殊フィルムは120℃程度以 上の熱を集中して加えると白濁し、80〜90℃程度の熱を全体に加えると透明 に戻る公知のフィルムである。
【0003】
しかしながら、上記のような方式のカードに熱的に印字を行う熱印字装置では 、熱印字をする際のカードや雰囲気の温度が一定でないことから、考えられる低 温を基準にして熱エネルギーの量が定められており、従って、常に鮮明に印字す るためには印字時間を長く設定する必要があり、そのため印字速度が遅くなり、 熱エネルギーの消費も多くなるという問題点がある。
【0004】 従って、本考案はかかる問題を解決するために、熱印字を行う前にカードに予 熱を与え熱印字の際のカードの温度を予め上昇させておくことにより、比較的短 い時間で安定した印字を得るようにしたものである。
【0005】
この考案は、カードを発行するカード発行口と、発行口からの発行カードに加 熱印字する加熱印字部とを有する熱印字装置において、加熱印字部の上流側に予 熱手段を設けた構成としている。
【0006】
この考案によれば、カードに記録再生した後カードは予熱手段により予熱を与 えられたのち、加熱印字部で印字される。加熱印字部で印字したカードは必要が あれば記録再生部で磁気記録再生され、カード発行口から機外へ送りだされる。
【0007】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。図1において、カードリ ーダ1はカード発行口6を有し、カードリーダ1内には、カード発行口6から順 に、記録再生部2と、加熱印字部3と、この加熱印字部3のさらに奥に設置され たカード収納カセット5とが配置されている。記録再生部2は、カードの磁気記 録部にデータを記録し、また記録データを再生する磁気ヘッド7を有するととも に、搬送ローラ対10,11と、カード挿入及び発行検出用のセンサS1と、搬 送ローラ対12,13とを有する。
【0008】 加熱印字部3は、駆動モータを用いたカード搬送手段によるカードの搬送を検 出するセンサS2と、搬送ローラ14と、この搬送ローラ14と対をなす加熱ロ ーラ15と、加熱印字ヘッド8と、この加熱印字ヘッド8にカードを押し付ける プラテンローラ16とを有している。加熱ローラ15には、カードを変色させな い程度に加熱ローラ15を加熱するヒータが内蔵されている。加熱ローラ15は 揺動腕等に支持させることにより上下動可能に不動部材上に取付けられていて、 カード発行口からのカードに加熱印字ヘッド8で印字するときにのみ、カードを 加熱するようになっている。加熱印字部3の加熱印字ヘッド8よりも前側(図に おいて左側)はカードを一時的に保留する保留部38になっている。
【0009】 加熱印字ヘッド8の後側には、搬送ローラ17と対をなす加熱ローラ18と、 カード収納カセット5からのカードの取り出しを検出するためのセンサS3とが 配置されている。加熱ローラ18には、カードを変色させない程度に加熱ローラ 18を加熱するヒータが内蔵されている。加熱ローラ18は揺動腕等に支持させ ることにより上下動可能に不動部材上に取付けられていて、カード収納カセット 5からのカードに加熱印字ヘッド8で印字するときにのみ、カードを加熱するよ うになっている。
【0010】 カード収納カセット5はカードを積層状態で収納するもので、前側下部にカー ド取り出し口を有し、この取り出し口から積層されたカードを下から順に送り出 す送り出しローラ20が配置されている。このカセット5はカードリーダ1に対 して着脱自在に設けられている。
【0011】 以上説明した各部を通って、カード発行口6からカセット5のカード取り出し 口までカード搬送路が直線状に形成されているが、加熱印字部3の搬送ローラ1 7の後からリジェクト通路25が分岐している。記録再生部2で記録データの読 み取りが不能であるとか、不正カードであるとか、その他の異常があったときは 、そのカードをリジェクト通路25に導く。リジェクト通路25には搬送ローラ 対21,22と、リジェクトカード検出用センサS4が設けられている。リジェ クト通路25を搬送されたカードはリジェクトボックス23に収容されるように なっている。
【0012】 図2において、カード発行口6から挿入されたカードは記録再生部2の磁気ヘ ッド7で磁気記録データを読み取られる。その後、カードの搬送を検出するセン サS2からの信号によりカードは搬送ローラ14とヒータHを内蔵した加熱ロー ラ15との間を通過し、60〜90℃に加熱され搬送ローラ14とプラテンロー ラ16との間のカード保留部38へと向かう。加熱印字部3の加熱印字ヘッド8 は、軸30を中心に回動可能に支持されたレバーの先端部に設けられている。プ ラテンローラ16上を搬送されるカードの印字部に加熱印字ヘッド8が押しつけ られ、印字しようとするデータ信号に基づいて加熱印字ヘッド8に通電されるこ とにより、上記印字部に印字され、データが可視化されるようになっている。
【0013】 カード搬送路は、搬送ローラ17の直後から、リジェクト通路25に分岐して いる。リジェクト通路25を形成する板バネからなる上側のガイド板39は、通 常はカード搬送路から退避しているが、異常カードをリジェクトしようとすると きは適宜の駆動機構によりガイド板39の上端部がカード搬送路に進出し、搬送 されてくるカードをリジェクト通路25に導くようになっている。リジェクト通 路25には搬送ローラ対21,22と、リジェクトカード検出用センサS4とが 設けられている。
【0014】 カード収納カセット5の下方には、取り出しローラ20が配置されている。カ セット5内にはカード28が積層して収容されている。カセット5はカードリー ダ1に着脱自在であり、カセットをカードリーダ1に装着したとき、取り出しロ ーラ20の一部がカセット5の底部の切欠きからカセット5に進入する。
【0015】 次にカセット5の内部のカードに印字する場合について説明する。外部からの 入力により取り出しローラ20によりカード28は取り出される。カード28の 取り出しを検出するセンサS3からの信号により、カードは搬送ローラ17とヒ ータHを内蔵した加熱ローラ18との間を通過し、60〜90℃に加熱され上述 の如く、プラテンローラ16上を搬送されるカードの印字部に加熱印字ヘッド8 が押しつけられ、印字しようとするデータ信号に基づいて加熱印字ヘッド8に通 電されることにより、上記印字部に印字され、データが可視化されるようになっ ている。
【0016】 第3図は、保留部38でカードを保留した状態からの動作を示す。保留部38 でカードを保留した状態で処理指令が出ると、加熱印字部3の加熱印字ヘッド8 をカードに押し当てて、カードの印字部にデータを印字する。そして、カードを 進入方向と逆向きに搬送して記録再生部2でライトベリファイし、異常が無けれ ばカード発行口6からカードを排出し、カード異常があればカードをリジェクト 通路25に導き、リジェクトボックス23に収容する。
【0017】 以上説明した一連の動作は、各部に設けたセンサS1,S2,S3,S4によ るカードの検出信号に基づき、各搬送ローラを正転または逆転しながら行う。
【0018】 前記一連の動作の初期の段階で、挿入されたカードの記録データを再生した後 、カードを保留部38で一時保留する。この時、確認のために記録データを読み 取らせるだけの目的でカードを挿入する場合もあるから、その場合は保留の次に カードを返却するだけである。従って、保留部38で保留した後は、次の指令が でて始めて次の動作に移るようにする。
【0019】 なお、本考案は、予熱手段として、加熱ローラに限定するものでなく、熱風を カードに吹きつける等の構成としてもよい。
【0020】
以上説明したように、本考案によれば、加熱印字に先だってカードの予熱を行 うことにより、加熱印字時の熱印字ヘッドの熱エネルギーの低減と、印字のスピ ードアップ化を計れるとともに、鮮明にカードに加熱印字することができる。
【図1】本考案の1実施例のカードリーダを概念的に示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】図1の実施例を具体的に示す側面図である。
【図3】本考案の1実施例の動作説明図である。
【符号の説明】 1 カードリーダ 2 記録再生部 3 加熱印字部 5 カード収納カセット 6 カード発行口 7 磁気ヘッド 8 加熱印字ヘッド 11,14,21 搬送ローラ 15,18 加熱ローラ S1,S2,S3,S4 センサ 25 リジェクト通路
Claims (1)
- 【請求項1】カードを発行するカード発行口と、発行口
からの発行カードに加熱印字する加熱印字部とを有する
熱印字装置において、 上記加熱印字部の上流側に予熱手段を設けたことを特徴
とする熱印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP068977U JPH0632039U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 熱印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP068977U JPH0632039U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 熱印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632039U true JPH0632039U (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=13389243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP068977U Pending JPH0632039U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 熱印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632039U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5783479A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-25 | Hitachi Ltd | Thermal printer |
JPS62246749A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 熱転写記録装置 |
JPH03126561A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-29 | Fujitsu Ltd | サーマルプリンタ |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP068977U patent/JPH0632039U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5783479A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-25 | Hitachi Ltd | Thermal printer |
JPS62246749A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 熱転写記録装置 |
JPH03126561A (ja) * | 1989-10-12 | 1991-05-29 | Fujitsu Ltd | サーマルプリンタ |
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