JP2000215329A - 発券機の一括排出装置 - Google Patents

発券機の一括排出装置

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JP2000215329A JP11015536A JP1553699A JP2000215329A JP 2000215329 A JP2000215329 A JP 2000215329A JP 11015536 A JP11015536 A JP 11015536A JP 1553699 A JP1553699 A JP 1553699A JP 2000215329 A JP2000215329 A JP 2000215329A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造の簡略化により、小型コンパクト化とコス
トダウンを図るとともに、円滑かつ安定した動作を確保
する。 【解決手段】上下に変位する可動ベルト搬送機構4及び
この可動ベルト搬送機構4の下方に配した固定ベルト搬
送機構5を有するベルト搬送部3と、可動ベルト搬送機
構4と固定ベルト搬送機構5間に斜め下方から券体T
f,T…を進入させる券体進入機構部6と、搬送される
券体T…(Tf)をベルト搬送部3上で係止する係止位
置Ps又は係止解除位置Prに変位するストッパ機構部
7と、長い券体Tfの処理時と短い券体T…の処理時
に、ストッパ機構部7とベルト搬送部3を制御する制御
部8を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長さの異なる複数の
券体を蓄積し、発券口から一括して排出する発券機の一
括排出装置に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】一般に、乗車券等の券体を発行す
る発券機は、特開平8−87676号公報等で知られて
いる。
【0003】ところで、列車の乗車券を発行する乗車券
用発券機では、大きさ(長さ)の異なる乗車券の発行,
誤発行や清算に伴う乗車券の回収,複数枚の乗車券を一
緒に排出する一括発行等の各種機能が要求される。
【0004】しかし、従来の発券機の場合、特に、長さ
の異なる複数の券体を蓄積し、発券口から一括して排出
する一括排出機能を設けることは容易でなく、結局、こ
のような一括排出機能の搭載を見送ったり、或いは搭載
する場合であっても、構造が複雑となり、発券機の大型
化及びコストアップを招くとともに、円滑かつ安定した
動作を十分に確保できない問題があった。
【0005】本発明は、このような従来技術に存在する
課題を解決したものであり、長さの異なる複数の券体の
一括排出機能を設ける場合であっても、構造の簡略化に
より、小型コンパクト化とコストダウンを図れるととも
に、円滑かつ安定した動作を確保できる発券機の一括排
出装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明
は、長さの異なる複数の券体Tf,T…を蓄積し、発券
口2から一括して排出する発券機Mの一括排出装置1を
構成するに際して、上下に変位する可動ベルト搬送機構
4及びこの可動ベルト搬送機構4の下方に配した固定ベ
ルト搬送機構5を有するベルト搬送部3と、可動ベルト
搬送機構4と固定ベルト搬送機構5間に斜め下方から券
体Tf,T…を進入させる券体進入機構部6と、搬送さ
れる券体T…(Tf)をベルト搬送部3上で係止する係
止位置Ps又は係止解除位置Prに変位するストッパ機
構部7と、長い券体Tfの処理時に、ストッパ機構部7
を係止解除位置Prに変位させ、長い券体Tfを係止位
置Psよりも下流方向へ搬送した後、一定距離Lr後退
させるとともに、短い券体T…の処理時に、ストッパ機
構部7を係止位置Psに変位させ、かつ可動ベルト搬送
機構4を上方へ変位させ、ストッパ機構部7に設定数の
券体T…(Tf)が係止したなら、可動ベルト搬送機構
4を下方へ変位させ、かつストッパ機構部7を係止解除
位置Prに変位させ、ベルト搬送部3により蓄積した複
数の券体Tf,T…を一括して排出する制御を行う制御
部8を備えることを特徴とする。
【0007】この場合、好適な実施の形態により、可動
ベルト搬送機構4は、上流側後部を回動支点4cにして
下流側が上下にスイングする。また、搬送される券体T
fをストッパ機構部7の係止位置Psよりも下流側で係
止する係止位置Qs又は係止解除位置Qrに変位する第
二ストッパ機構部9を設け、制御部8により、長い券体
Tfの処理時に、第二ストッパ機構部9を係止位置Qs
に変位させるとともに、蓄積した複数の券体T…(T
f)の排出時に、第二ストッパ機構部9を係止解除位置
Qrに変位させる制御を行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0009】まず、本発明を明確にするため、本実施例
に係る一括排出装置1を備える発券機Mの概要につい
て、図2を参照して説明する。
【0010】51は矩形状のシャーシ部材であり、この
シャーシ部材51の一方の対角線方向Da、具体的に
は、シャーシ部材51の後下部から前上部に至る空間に
は、券体を搬送して当該券体に対する処理を行う券体処
理部52を配設する。そして、券体処理部52の搬送方
向下流側に、本実施例に係る一括排出装置1を配設する
とともに、さらに、一括排出装置1の搬送方向下流側に
発券口2を設ける。
【0011】一方、シャーシ部材51の他方の対角線方
向Db、具体的には、券体処理部52の両側に位置する
シャーシ部材51の後上部と前下部には、ロール紙収容
部53p,53qを設け、各ロール紙収容部53p,5
3qにそれぞれ着脱式のロール紙Rp,Rqをセットで
きるように構成する。この場合、ロール紙Rp,Rqは
種類を同一にすれば一方が予備ロールとなり、種類を異
ならせれば券体の種類に応じて選択的に使用できる。
【0012】また、券体処理部52の搬送方向上流側、
即ち、シャーシ部材51の後下端には、当該券体処理部
52の券体入口部に対して、各ロール紙Rp,Rqから
繰り出す連続した券体用紙Rpt,Rqtを導入する導
入部54を設ける。導入部54は、反対方向両側二方向
から進入する各券体用紙Rpt,Rqtに対して構成し
た一対の導入機構55p,55qを備え、各導入機構5
5p,55qはローラ機構及びガイド機構を有する。こ
の導入機構55pと55qは対称となる。
【0013】他方、券体処理部52は、シャーシ部材5
1の後下部に配した印字ヘッド(サーマルヘッド)とプ
ラテンからなる印字部56、印字された券体用紙Rp
t,Rqtを設定寸法にカッティングするカッティング
部57、カッティングされた短い券体の方向変換を行う
券体方向変換機構部58、搬送方向上流側に配した書込
ヘッド(磁気ヘッド)60及び搬送方向下流側に配した
読取ヘッド(磁気ヘッド)61を備える磁気処理部5
9、この磁気処理部59を通過した券体に対する出力処
理を行う出力処理部62を備える。なお、出力処理部6
2には、券体に穴を明けるパンチ処理部や異常券体を回
収する券体回収部等が含まれる。
【0014】これにより、券体用紙Rpt(Rqtも同
じ)は印字部56に送られることにより、券体用紙Rp
tの表面に印字が行われるとともに、印字された券体用
紙Rptは、次段のカッティング部57に送られ、設定
寸法にカッティングされる。そして、カッティングされ
た券体は券体方向変換機構部58に供給される。券体方
向変換機構部58では、券体用紙Rptの紙幅より短い
間隔でカッティングされる小型の券体は、90゜方向変
換されるとともに、券体用紙Rptの紙幅より長い間隔
でカッティングされる大型の券体は、方向変換されるこ
となくそのまま通過する。さらに、券体方向変換機構部
58内を搬送された券体は、磁気処理部59に供給され
る。磁気処理部59では、書込ヘッド60により券体の
裏面に設けた磁気記録面に情報を磁気的に書込むととも
に、読取ヘッド61は書込ヘッド60により券体に書込
まれた情報を読取ることにより、誤りがないか否かをチ
ェックする。この際、誤りを検出した場合には券体を逆
送し、書込ヘッド60により再書込みを行う。そして、
磁気処理部59を通過した券体は、出力処理部62,一
括排出装置1を通って発券口2に至り、券体の先端一部
は発券口2から外部に露出する。
【0015】次に、本実施例に係る一括排出装置1の構
成について、図1及び図2を参照して具体的に説明す
る。
【0016】図1中、2は上述した発券口であり、この
発券口2の手前にベルト搬送部3を配設する。ベルト搬
送部3は、上下に変位する可動ベルト搬送機構4及びこ
の可動ベルト搬送機構4の下方に配した固定ベルト搬送
機構5を備える。可動ベルト搬送機構4は略水平に配し
たスイングアーム11を備え、このスイングアーム11
に、下流側から、第一ローラ12,第二ローラ13,第
三ローラ14,第四ローラ15,第五ローラ16を取付
け、第一ローラ12と第五ローラ16間に無端平ベルト
17を架け渡すとともに、第五ローラ16を回転駆動す
る回転駆動部19を備えて構成する。この場合、無端平
ベルト17は比較的細い複数の平ベルト部材の組み合わ
せからなり、各平ベルト部材は軸方向に所定間隔をおい
て架け渡される。また、スイングアーム11の上流側端
部は駆動軸18を支点に回動可能に支持され、このスイ
ングアーム11の下流側は昇降駆動部20により上下に
スイングする。したがって、駆動軸18は可動ベルト搬
送機構4における上流側端部の回動支点4cとなる。な
お、可動ベルト搬送機構4は弾性支持され、下方へ変位
した際は固定ベルト搬送機構5に圧接する。
【0017】一方、固定ベルト搬送機構5はシャーシ部
材51上に配設する。固定ベルト搬送機構5は、下流側
から、第一ローラ21,第二ローラ22,第三ローラ2
3,第四ローラ24,第五ローラ25を有し、第一ロー
ラ21と第五ローラ25間に無端平ベルト26を架け渡
すとともに、第五ローラ25を回転駆動する回転駆動部
28を備えて構成する。この場合、無端平ベルト26は
比較的細い複数の平ベルト部材の組み合わせからなり、
各平ベルト部材は軸方向に所定間隔をおいて架け渡され
る。また、第一ローラ21〜第四ローラ24は略水平に
配するとともに、第五ローラ25は第四ローラ24に対
して所定高さ低い位置に配する。これにより、固定ベル
ト搬送機構5の上面後部は後下がりに傾斜する。さら
に、可動ベルト搬送機構4の第二ローラ13は固定ベル
ト搬送機構5の第四ローラ24よりも若干下流側に位置
させ、可動ベルト搬送機構4と固定ベルト搬送機構5間
に券体Tf,T…が挟まれた際には、当該券体Tf,T
…の後部が上方へ跳ね上がるようにする。なお、固定ベ
ルト搬送機構5の第一ローラ21〜第四ローラ24間の
長さは可動ベルト搬送機構4の1/3程度に設定する。
【0018】他方、仮想線で示す符号6は、可動ベルト
搬送機構4と固定ベルト搬送機構5間に、斜め下方から
券体Tf,T…を進入させる券体進入機構部であり、図
2に示した券体処理部52の下流側端部(上端)に対応
する。また、29は発券口2から挿入された券体の厚さ
を検出する検出用ローラであり、第一ローラ12の下流
側に配することによりスイングアーム11と一体に変位
する。さらに、30は可動ベルト搬送機構4の後部下方
に配した補助ベルト搬送機構を示す。
【0019】一方、7はストッパ機構部(第一ストッパ
機構部)であり、支軸32により回動自在に支持される
ストッパプレート7sを有するとともに、このストッパ
プレート7sを回動変位させる変位駆動部33を有す
る。これにより、ストッパプレート7sの先端部は、変
位駆動部33によって、搬送される券体T…(Tf)を
ベルト搬送部3上で係止する係止位置Ps(図6参照)
又は係止解除位置Pr(図1参照)に選択的に変位せし
められる。なお、係止位置Psにおけるストッパプレー
ト7sの先端部は、固定ベルト搬送機構5及び可動ベル
ト搬送機構4の各平ベルト部材間における中央の隙間に
下から進入する。
【0020】また、9は第二ストッパ機構部であり、支
軸32により回動自在に支持されるストッパプレート9
sを有するとともに、このストッパプレート9sを回動
変位させる変位駆動部34を有する。これにより、スト
ッパプレート9sの先端部は、変位駆動部34によっ
て、搬送される券体Tfに対して係止位置Qs(図1参
照)又は係止解除位置Qr(図7参照)に選択的に変位
せしめられる。この場合、係止位置Qsは係止位置Ps
よりも下流側に設定、即ち、係止位置Qsにおけるスト
ッパプレート9sの先端部は、係止位置Psにおけるス
トッパプレート7sの先端部よりも下流側に位置するよ
うに設定する。なお、係止位置Qsにおけるストッパプ
レート9sの先端部は、固定ベルト搬送機構5の各平ベ
ルト部材間における中央の隙間に下から進入する。
【0021】8はコンピュータ機能を備える制御部であ
り、各種入力及び予め設定された制御プラグラムに従っ
て、回転駆動部19,28、昇降駆動部20、変位駆動
部33,34を駆動制御する。
【0022】次に、本実施例に係る一括排出装置1の動
作について、図1,図4〜図7を参照しつつ図3に示す
フローチャートに従って説明する。
【0023】実施例は、回数乗車券の表紙(長い券体)
Tfと複数の回数乗車券(短い券体)T…を一括して排
出する場合を例示する。なお、一括排出装置1の動作
は、基本的に、回転駆動部19,28、昇降駆動部20
及び変位駆動部33,34を、制御部8により駆動制御
することにより実行される。
【0024】まず、通常時は、図1に示す状態、即ち、
第一ストッパ機構部7は下降した係止解除位置Prにあ
るとともに、第二ストッパ機構部9は上昇した係止位置
Qsにあり、さらに、スイングアーム11は下方に変位
した状態となっている(ステップS1)。
【0025】最初に、長い券体(表紙)Tfが搬送処理
される(ステップS2)。この場合、搬送された長い券
体Tfは、券体進入機構部6から可動ベルト搬送機構4
と固定ベルト搬送機構5間に送られる。ベルト搬送部3
は前進モードで作動し、長い券体Tfはベルト搬送部3
により下流方向へ送られるとともに、第一ストッパ機構
部7の係止位置Psを通過し、上昇しているストッパプ
レート9sに係止して停止する。この状態を図4に示
す。この際、長い券体Tfの後部は第二ローラ13と第
四ローラ24に挟まれるため、上流側は上方へ跳ね上が
る。なお、長い券体Tfが第二ストッパ機構部9に係止
したか否かは、光センサ等により検出できる。
【0026】そして、ベルト搬送部3を後退モードで作
動させ、長い券体Tfを一定距離Lrだけ後退させる
(ステップS3)。この状態を図5に示す。この場合、
長い券体Tfは水平方向に後退し、後部は可動ベルト搬
送機構4と補助ベルト搬送機構30間に挟まれる。これ
により、長い券体Tfの前端は、第一ストッパ機構部7
を係止位置Psに変位させた際のストッパプレート7s
の先端部よりも若干上流側に位置する。長い券体Tfの
後退が終了したなら、図5に示すように第一ストッパ機
構部7を係止位置Psに変位させるとともに、図6に示
すように可動ベルト搬送機構4を上方へ変位させる(ス
テップS4)。
【0027】次いで、短い券体(回数乗車券)Tが搬送
処理される(ステップS5)。この場合、搬送された短
い券体Tは、券体進入機構部6から、長い券体Tfと固
定ベルト搬送機構5間に送られる。これにより、短い券
体Tは固定ベルト搬送機構5により下流方向へ送られる
とともに、長い券体Tfもこの短い券体Tによって下流
方向へ送られ、短い券体Tと長い券体Tfは、上昇して
いるストッパプレート7sに係止し、可動ベルト搬送機
構4と固定ベルト搬送機構5間に蓄積される。同様に、
短い券体Tを順次搬送すれば、先に蓄積された短い券体
T…の下に順次積層される(ステップS6)。この状態
を図6に示す。
【0028】そして、短い券体T…を設定枚数搬送した
なら、可動ベルト搬送機構4を下方へ変位させるととも
に、第一ストッパ機構部7及び第二ストッパ機構部9を
それぞれ係止解除位置Pr及びQrに変位させる(ステ
ップS7)。この後、ベルト搬送部3を前進モードで作
動させれば、蓄積した複数の券体Tf,T…は一括して
発券口2から排出される(ステップS8)。この状態を
図7に示す。
【0029】よって、このような本実施例に係る一括排
出装置1によれば、発券機Mに、長さの異なる複数の券
体Tf,T…の一括排出機能を設ける場合であっても、
基本的に、可動ベルト搬送機構4及び固定ベルト搬送機
構5の駆動制御により実施可能となり、構造の簡略化に
より発券機M全体の小型コンパクト化とコストダウンを
図れるとともに、円滑かつ安定した動作を十分に確保す
ることができる。
【0030】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,数量等において、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができ
る。例えば、可動ベルト搬送機構4は上流側端部を回動
支点4cにして下流側が上下にスイングする構成を採用
したが、上下に平行移動する形式であってもよい。ま
た、第二ストッパ機構部9は必ずしも設けることを要せ
ず、長い券体Tfに対する搬送処理はベルト搬送部3の
駆動制御のみで行ってもよい。
【0031】
【発明の効果】このように、本発明に係る発券機の一括
排出装置は、上下に変位する可動ベルト搬送機構及びこ
の可動ベルト搬送機構の下方に配した固定ベルト搬送機
構を有するベルト搬送部と、可動ベルト搬送機構と固定
ベルト搬送機構間に斜め下方から券体を進入させる券体
進入機構部と、搬送される券体をベルト搬送部上で係止
する係止位置又は係止解除位置に変位するストッパ機構
部と、長い券体の処理時と短い券体の処理時に、ストッ
パ機構部とベルト搬送部を制御する制御部を備えるた
め、長さの異なる複数の券体の一括排出機能を設ける場
合であっても、構造の簡略化により、小型コンパクト化
とコストダウンを図れるとともに、円滑かつ安定した動
作を十分に確保できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る一括排出装置の側
面から見た一部断面構成図、
【図2】同一括排出装置を備える発券機の側面から見た
内部構成図、
【図3】同一括排出装置の動作を順を追って示すフロー
チャート、
【図4】同一括排出装置の動作状態を示す模式図、
【図5】同一括排出装置の他の動作状態を示す模式図、
【図6】同一括排出装置の他の動作状態を示す模式図、
【図7】同一括排出装置の他の動作状態を示す模式図、
【符号の説明】
1 一括排出装置 2 発券口 3 ベルト搬送部 4 可動ベルト搬送機構 4c 回動支点 5 固定ベルト搬送機構 6 券体進入機構部 7 ストッパ機構部 8 制御部 9 第二ストッパ機構部 Tf 長い券体 T… 短い券体 M 発券機 Ps 係止位置 Pr 係止解除位置 Lr 一定距離 Qs 係止位置 Qr 係止解除位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さの異なる複数の券体を蓄積し、発券
    口から一括して排出する発券機の一括排出装置におい
    て、上下に変位する可動ベルト搬送機構及びこの可動ベ
    ルト搬送機構の下方に配した固定ベルト搬送機構を有す
    るベルト搬送部と、前記可動ベルト搬送機構と前記固定
    ベルト搬送機構間に斜め下方から券体を進入させる券体
    進入機構部と、搬送される券体を前記ベルト搬送部上で
    係止する係止位置又は係止解除位置に変位するストッパ
    機構部と、長い券体の処理時に、前記ストッパ機構部を
    前記係止解除位置に変位させ、長い券体を前記係止位置
    よりも下流方向へ搬送した後、一定距離後退させるとと
    もに、短い券体の処理時に、前記ストッパ機構部を前記
    係止位置に変位させ、かつ前記可動ベルト搬送機構を上
    方へ変位させ、前記ストッパ機構部に設定数の券体が係
    止したなら、前記可動ベルト搬送機構を下方へ変位さ
    せ、かつ前記ストッパ機構部を係止解除位置に変位さ
    せ、前記ベルト搬送部により蓄積した複数の券体を一括
    して排出する制御を行う制御部を備えることを特徴とす
    る発券機の一括排出装置。
  2. 【請求項2】 前記可動ベルト搬送機構は、上流側端部
    を回動支点にして下流側が上下にスイングすることを特
    徴とする請求項1記載の発券機の一括排出装置。
  3. 【請求項3】 搬送される券体を前記ストッパ機構部の
    係止位置よりも下流側で係止する係止位置又は係止解除
    位置に変位する第二ストッパ機構部を備え、前記制御部
    により、長い券体の処理時に、前記第二ストッパ機構部
    を係止位置に変位させるとともに、蓄積した複数の券体
    の排出時に、前記第二ストッパ機構部を係止解除位置に
    変位させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の
    発券機の一括排出装置。
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